JP2005058301A - ゴム紐を有する靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、子供用及びジュニア用靴、サンダルにおいて、足の甲部を緊締するために用いるゴム紐の両端末の縫着方法に関し、足当たりをなくし緊締の締まり具合を一定にする方法を提供するものである。
【解決手段】 本発明の履物は、靴ゴム紐を緊締手段として持つ履物において、1本の靴ゴム紐の両端末が、紐通し等の挟短幅の布帛又は編物布に覆われて1箇所で縫着固定され、ループを擬似形成してエンドレス状になっている緊締手段を持つことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の履物は、靴ゴム紐を緊締手段として持つ履物において、1本の靴ゴム紐の両端末が、紐通し等の挟短幅の布帛又は編物布に覆われて1箇所で縫着固定され、ループを擬似形成してエンドレス状になっている緊締手段を持つことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、子供用及びジュニア用靴、サンダルにおいて、足の甲部を緊締するために用いるゴム紐の両端末の縫着方法に関するものである。
従来から足の甲部を緊締するために、甲被の前開口部に用いられる緊締は数多くの方法がある。靴紐、面ファスナー付きバンド、前ゴム、ゴムバンド等がある。
中でも靴紐で緊締する場合は、紐を結ぶという面倒な作業を要するため、大人は別として、不器用で紐を結べない子供もいる。
中でも靴紐で緊締する場合は、紐を結ぶという面倒な作業を要するため、大人は別として、不器用で紐を結べない子供もいる。
そこで、甲部の飾りを兼ねてゴム紐を甲被に縫着し、紐結び作業を無くした靴が多く販売されている。
ゴム紐を通常の靴紐と同様に、靴のつま先部より前甲部に設けられた紐通しに通して、それぞれのゴム紐の端末を甲部の甲被裏面の2箇所でそれぞれ縫着固定している。
ゴム紐の縫着固定の方法は、靴紐の名残りでつま先部の紐通しから順に履き口方向に向かってゴム紐を通し最後はゴム紐の両端末を左右の甲被裏布と履き口表布との間等に挿入して縫着している(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−57112号公報
ゴム紐は通常丸ゴム紐が使用され、直径も3〜4mmある。ゴム紐の縫着部分が履き口近傍の甲部付近となることが多く、靴舌を設けていても丸ゴム紐がかなり大きいため、その部分は硬い足当たりを感じることがある。
又、ゴム紐を甲被裏布と履き口表布との間に任意に挿入するため挿入長さが管理できず長かったり、短くなったりして、緊締の締まり具合の程度も一定でない。
又、ゴム紐を甲被裏布と履き口表布との間に任意に挿入するため挿入長さが管理できず長かったり、短くなったりして、緊締の締まり具合の程度も一定でない。
本発明の課題解決手段は、靴ゴム紐を緊締手段として持つ履物において、1本の靴ゴム紐の両端末が、紐通し等の挟短幅の布帛又は編物布に覆われて1箇所で縫着固定され、ループを擬似形成してエンドレス状になっている緊締手段を持つ履物。
ゴム紐の端末縫着位置は、従来の最も強く緊締する甲部より低い位置にある舌テープ又は紐通しのゴム紐ループ形成内に設け、最も強く緊締する場所を避け、ゴム紐の端末縫着部分に強い力が掛からないようにする。このような位置に端末縫着部分を設けることにより足当たり感が無く履き心地が良好となる。
又、ゴム紐の縫着が狭幅の布帛又は織物布内部で行われる為、ゴム紐長さを一定長さに管理することが可能となり、緊締の締り具合が一定となる。
又、ゴム紐の縫着が狭幅の布帛又は織物布内部で行われる為、ゴム紐長さを一定長さに管理することが可能となり、緊締の締り具合が一定となる。
更に、エンドレス状に1箇所で縫着固定されることにより、従来の2箇所の縫着作業が軽減される。
又、デザイン上からもゴム紐がエンドレスのループを形成する事となり、優れた外観を呈し、製品の訴求力が高まる。
靴ゴム紐を緊締手段として持つ履物において、従来の最も強く緊締する甲部より低い位置にある、ゴム紐ループ形成内に存在する挟幅の舌テープや、紐通し部品を成す挟幅の布帛または編物でゴム紐の両端末が覆われた状態で縫着されるので縫代が明確に認識され、ゴム紐の長さが管理され、緊締の締まり具合が一定となる。
又、本発明によるゴム紐の緊締手段は、単独で用いても良いが、履き口部分に面ファスナー付きバンドやゴムバンド等とを併用して用いてもかまわない。
又、本発明によるゴム紐の緊締手段は、単独で用いても良いが、履き口部分に面ファスナー付きバンドやゴムバンド等とを併用して用いてもかまわない。
本発明に付き図面を用いて説明する。
図1は従来の甲ベルトを有する紐通し7個所の子供靴におけるゴム紐10緊締の状態図である。
例えば、ゴム紐10は一定長さの、直径3mmのゴム紐10を使用し、先ず一方のゴム紐10端末をNo1の紐通しに通し、次ぎにNo2の紐通しに通し、次ぎにNo6の紐通しに通し、次ぎにNo4の紐通しに通し、他方のゴム紐10端末をNo7、次いでNo3の紐通しに通し、次ぎにNo5の紐通しに通し、それぞれの端末を甲被裏布と履き口表布との間に縫着する。
図1は従来の甲ベルトを有する紐通し7個所の子供靴におけるゴム紐10緊締の状態図である。
例えば、ゴム紐10は一定長さの、直径3mmのゴム紐10を使用し、先ず一方のゴム紐10端末をNo1の紐通しに通し、次ぎにNo2の紐通しに通し、次ぎにNo6の紐通しに通し、次ぎにNo4の紐通しに通し、他方のゴム紐10端末をNo7、次いでNo3の紐通しに通し、次ぎにNo5の紐通しに通し、それぞれの端末を甲被裏布と履き口表布との間に縫着する。
図2は本発明の実施例であり、紐通し7箇所を有するジュニア靴におけるゴム紐10縫着の実施例である。ゴム紐10は一定長さの、直径4mmのゴム紐10を使用した。先ず一方のゴム紐10端末をNo1の紐通しに通し、次ぎにNo2、No6、No4の紐通しに通し、他方のゴム紐10端末をNo7、次いでNo3、No5の紐通しに通し、それぞれの端末をゴム紐10ループ形成内にある舌中央縦長に位置する14mm幅の舌テープ8と舌9との間に縫着した。
図2の実施例では、ゴム紐10の両端末をゴム紐10ループ形成内にある舌中央縦長に位置する舌テープ8と舌9との間で縫着したが、舌テープ8は必ずしも必要とはせず、デザイン的に随意設けられる。
図2の実施例では、ゴム紐10の両端末をゴム紐10ループ形成内にある舌中央縦長に位置する舌テープ8と舌9との間で縫着したが、舌テープ8は必ずしも必要とはせず、デザイン的に随意設けられる。
図3は紐通し7箇所を有するジュニア靴におけるゴム紐10縫着の他の実施例である。ゴム紐10は一定長さの、直径4mmのゴム紐10を使用した。先ず一方のゴム紐10端末をNo1の紐通しに通し、次ぎにNo2の紐通しに通し、他方のゴム紐10端末をNo7、次いでNo3、No5、No4、No6、No2の紐通しに通し、それぞれの端末をゴム紐10ループ形成内にあるNo2の紐通し内に縫着した。
また、ゴム紐10は丸ゴム紐でなく、平ゴム紐も使用される。
また、ゴム紐10は丸ゴム紐でなく、平ゴム紐も使用される。
又、ゴム紐10の両端末は、舌中央縦長に位置する14mm幅の舌テープ8と舌9との間に縫着せずに、ゴム紐10ループ形成内にある各紐通しの1箇所の内部でゴム紐10の両端末を縫着しても良い。
本発明は、1本の靴ゴム紐の両端末が、ループを形成し、挟幅の布帛又は編物に覆われて1箇所で縫着固定され、エンドレス状になっている緊締手段としたことにより、
ゴム紐の端末縫着位置を従来の最も強く緊締する甲部より低い位置のゴム紐ループ形成内に設け、足当たり感を無くし、
又、ゴム紐ループ形成内に存在する挟幅の舌テープや、紐通し部品を成す挟幅の布帛または編物でゴム紐の両端末が覆われた状態で縫着されるので縫代が明確に認識され、ゴム紐の長さが管理され、緊締の締まり具合が一定となり、
更に、エンドレス状に1箇所で縫着固定されることにより、従来の2箇所の縫着作業が軽減される。
又、ゴム紐ループ形成内に存在する挟幅の舌テープや、紐通し部品を成す挟幅の布帛または編物でゴム紐の両端末が覆われた状態で縫着されるので縫代が明確に認識され、ゴム紐の長さが管理され、緊締の締まり具合が一定となり、
更に、エンドレス状に1箇所で縫着固定されることにより、従来の2箇所の縫着作業が軽減される。
デザイン上からもゴム紐がエンドレスのループを形成する事により、優れた外観を呈し、製品の訴求力が高まる。
1 紐通しNo1
2 紐通しNo2
3 紐通しNo3
4 紐通しNo4
5 紐通しNo5
6 紐通しNo6
7 紐通しNo7
8 舌テープ
9 舌
10 ゴム紐
2 紐通しNo2
3 紐通しNo3
4 紐通しNo4
5 紐通しNo5
6 紐通しNo6
7 紐通しNo7
8 舌テープ
9 舌
10 ゴム紐
Claims (1)
- 靴ゴム紐を緊締手段として持つ履物において、1本の靴ゴム紐の両端末が、紐通し等の挟短幅の布帛又は編物布に覆われて1箇所で縫着固定され、ループを擬似形成してエンドレス状になっている緊締手段を持つ履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289606A JP2005058301A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | ゴム紐を有する靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289606A JP2005058301A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | ゴム紐を有する靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005058301A true JP2005058301A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34367873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003289606A Pending JP2005058301A (ja) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | ゴム紐を有する靴 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-08-08 JP JP2003289606A patent/JP2005058301A/ja active Pending
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