JP2005056845A - 紫外線放射器 - Google Patents

紫外線放射器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005056845A
JP2005056845A JP2004227518A JP2004227518A JP2005056845A JP 2005056845 A JP2005056845 A JP 2005056845A JP 2004227518 A JP2004227518 A JP 2004227518A JP 2004227518 A JP2004227518 A JP 2004227518A JP 2005056845 A JP2005056845 A JP 2005056845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virtual
internal electrode
discharge vessel
electrode
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004227518A
Other languages
English (en)
Inventor
Rainer Kling
クリング ライナー
Markus Roth
ロート マルクス
Reinhold Wittkoetter
ヴィットケッター ラインホルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osram GmbH
Original Assignee
Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH filed Critical Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
Publication of JP2005056845A publication Critical patent/JP2005056845A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J65/00Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J65/04Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
    • H01J65/042Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
    • H01J65/046Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by using capacitive means around the vessel

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

【課題】管状の放電容器および回転対称でない放射特性を有する紫外線放射器を提供する。【解決手段】本発明による紫外線放射器(1)は、片側誘電体バリア放電を発生するように設計されかつ両側を気密に封鎖されたほぼ管状の放電容器(2)と、放電容器の長手軸線に平行に向けられたそれぞれ少なくとも1つの縦長の内部電極(6)および外部電極(8a,8b)とを有する。放電容器(2)の管状部分(5)を想像上の縦断面によって2つの同じ管半部に分割することを想定した場合に、少なくとも1つの内部電極(6)はホルダ(7)により仮想の第1の管半部の内側に配置されている。少なくとも1つの外部電極(8a,8b)は仮想の第2の管半部の外側に配置され、かつちょうど1つの内部電極および1つの外部電極の場合には管状の放電容器(2)の互いに直径上に配置されている。【選択図】図1a

Description

本発明は、片側誘電体バリア放電を発生するように設計されかつ両側を気密に封鎖されたほぼ管状の放電容器を有する紫外線放射器に関する。
用語「紫外線(UV=ltraiolett)放射器」は、ここでは、点灯時に可視のスペクトル範囲における波長(約380〜770nm)よりも短い波長を有する電磁放射、すなわち約380nm以下の波長を有する放射を放出する放射器である。紫外線放射には、特に、真空紫外線(VUV=akuumltraiolett)放射と呼ばれる約200nmよりも短い波長を有する放射も含まれている。従って、紫外線放射器は例えば一般照明のような照明目的には適していない。紫外線放射器は、特に表面洗浄および表面活性化、光分解、オゾン発生、飲料水浄化、金属コーティング、紫外線治療などのためのプロセス技術に使用される。
本発明は、特に、大出力の紫外線放射器、例えば典型的には数10cm〜約2mの長さまたはそれ以上の長さを有する長い放射器にも関する。
誘電体バリア放電に基づく紫外線放射器は、とりわけ公知のパルス点灯方法(特許文献1参照)に従って点灯されるならば、特に効率がよいことが分かっている。
用語「誘電体バリア放電」は定義に従って少なくとも1つのいわゆる誘電体バリア電極を前提とする。誘電体バリア電極は、電極が例えば典型的にはガラスまたは他の誘電体からなる放電容器壁の外側に配置されていることによって、放電容器の内部つまり放電媒体に対して誘電体により分離されている。この種の電極は以下において縮めて「外部電極」とも呼ばれる。
本発明は、少なくとも1つの上述の如き外側電極を有する紫外線放射器に関する。更に、この紫外線放射器は、両側を封鎖され放電媒体を包囲する管状の放電容器を有する。放電媒体としては、一般には希ガスからなる電離可能な封入物が使用される。この希ガスは、例えばキセノン、またはネオンの如き付加的な緩衝ガスもしくは例えば塩素、フッ素などのようなハロゲン添加物を有する混合物である。放電容器内には、以下において縮めて「内部電極」とも呼ぶ少なくとも1つの電極が配置されている。この内部電極はバリア電極ではなく、すなわち放電媒体と直接に接触している。従って、本発明は、片側誘電体バリア放電に基づく紫外線放射器を対象とする。
点灯時に内部電極と外部電極との間に高電圧が印加され、それによって放電容器の内部にガス放電が発生する。高い放射効率ゆえに、既に挙げた特許文献1に記載されたパルス点灯方法が適用され、特に単極性電圧パルスが用いられる。接触保護の理由から、外部電極は大地に対して零電位に接続されている(「アースされている」)。内部電極は負の電圧パルスを供給される。つまり、内部電極は各電圧パルスの間陰極として動作する。これについての更なる詳細は特許文献1に開示されている。ガス放電期間中、放電媒体内にいわゆるエキシマが形成される。エキシマは励起された分子、例えばXe ,XeClであり、これらは一般に結合されていないか又は弱く結合されている基底状態への復帰時に電磁放射を放出する。Xe もしくはXeClの場合、分子帯放射の最大はそれぞれ約172nm、308nmのところにある。
放電容器の内側において中心軸線方向にコイル状の電極が配置され、放電容器の外側において周囲に均一に分布させられ管軸線に平行に延びる複数の帯状電極が存在する管状の放電容器を有する紫外線放射器は公知である(特許文献2参照)。これによって、放射器は、全周囲に亘ってほぼ一様に、すなわち回転対称に、つまり指向性なしに放射する。平らな面を効率よく照射するためには、照射すべき面に一様にできるだけ多くの放射を向ける付加的な反射体の使用が必要である。20cm以上の長さを有する放射器も製造できるようにするために、中心の内部電極に対して、例えば軸線方向の支持管の如きホルダが設けられている。とりわけ、約1m以上の非常に長い放射器の場合、支持管の破損の危険が増大することにより、もちろん製造がますます困難になる。他方では、内部電極のたわみは避けなければならない。なぜならば、これは放射器全体に沿って放射発生の一様性に悪影響を及ぼすからである。
米国特許第5604410号明細書 国際特許出願公開第01/35442号パンフレット
本発明の課題は、管状の放電容器および回転対称でない放射特性を有する紫外線放射器を提供することにある。他の観点で言うならば、大出力の放射器、すなわち長い放射器の製造を可能にし、かつ高い放射効率を達成することにある。
この課題は、本発明によれば、片側誘電体バリア放電を発生するように設計されかつ両側を気密に封鎖されたほぼ管状の放電容器と、放電容器の長手軸線に平行に向けられたそれぞれ少なくとも1つの縦長の内部電極および外部電極とを備えた紫外線放射器において、放電容器の管状部分の仮想の第1の管半部の内側に少なくとも1つの内部電極が配置され、仮想の第1の管半部とは反対側にある仮想の第2の管半部の外側に少なくとも1つの外部電極が配置され、仮想の第1の管半部と仮想の第2の管半部とは管状の放電容器の長手軸線を含む仮想の放電容器切断平面によって規定されていることを特徴とする紫外線放射器によって解決される。
特別に有利な構成は従属請求項に記載されている。
言い換えると、放電容器の管状部分を想像上の縦断面によって2つの等しい半部に分割することを仮想的に想像するとよい。少なくとも1つの内部電極は仮想の第1の管半部の内側に配置されている。少なくとも1つの外部電極は仮想の第2の管半部の外側に配置されている。確かに少なくとも、1つの内部電極および1つの外部電極の場合、内部電極および外部電極は管状の放電容器のほぼ直径上にある。たとえ以下の考察において明確に言及されていなくても、放電容器を2つの管半部へ分割することは現実の行為ではなく全くの想像上の行為であり、内部電極および外部電極の配置を正確に説明するために利用されているだけであることを常に念頭に入れておくべきである。
内部電極および外部電極を管状の放電容器のほぼ直径上に配置することは、一方では、既に冒頭に挙げた特許文献1が教えるとおり放電容器直径に対して相対的に大きい放電空間距離に基づく高い放射効率を有し、他方では、ほぼ回転対称の放射特性から離れて寧ろ指向性の放射特性になる可能性を与える。
このために、最も簡単な場合、管状の放電容器の第2の管半部の外側に帯状または面状の外部電極が内部電極に対して直径上に正反対に配置されている。面状の外部電極の場合、管状の放電容器の周囲方向に見た外部電極の空間的広がりが、放電容器の仮想の第2の管半部における相応の空間的広がりのほぼ全体に亘って延びている。この場合、面状の外部電極は、例えばコーティングによって実現可能であり、あるいは放電容器の第2の管半部の外側があたかも埋め込まれているように成形された金属部品によっても実現可能である。外部電極の面状の構成は、同時に紫外線放射に対する反射器としての働きをすることができ、それによって指向性の放射がなお一層改善されるという利点を有する。このためには、外部電極用として、紫外線放射にとって十分な反射特性を有する材料、例えばアルミニウムが選ばれなければならない。
面状の外部電極の代わりに、2つ以上の、例えば2つ、3つまたはそれよりも多い帯状の外部電極を使用することもできる。それにより、大きな電極面積ゆえに望ましくない大きな容量性負荷を我慢しなければならないことなしに、放射特性を面状の外部電極に近づけることができる。この場合、電極は確かに放電容器の周囲全体に関して非対称に配置されているが、しかし仮想の管半部を切断する平面であってしかも放電容器の横断面で見ると仮想の管半部に対応する半円の中心垂直線として現われる平面に関して対称に配置されていると好ましい。更に、例えば2つの帯状の外部電極による放射効率は、例えば片側に対称に配置する形では、面状の外部電極によるよりも高いことが分かった。更に、1つのみの帯状の外部電極によるよりも相応に高い放射出力が得られる。
上記の最後の理由から、2つ以上の内部電極を使用することも有利であり、これらの内部電極は同様に、仮想の管半部を切断する平面であってしかも放電容器の横断面で見ると仮想の管半部に対応する半円の中心垂直線として現われる平面に関して対称に配置するとよい。内部電極に属する管半部を放射面として利用しようとする場合、すなわち他方の管半部の大部分またはそれどころか全部が1つまたは複数の外部電極で覆われている場合、内部電極は、最も近くに置かれている外部電極に対してなおも十分な距離が残されているかぎりにのみ、想像上の切断平面に対して比較的近くに配置されていると好ましい。このようにして、電極のないできるだけ大きな放射面が得られる。もちろん、好ましい放射面として外部電極に属する他方の管半部も十分に考慮することができる。どちらの側が有利かは、個々の具体的なケースにおいて全電極の具体的な配置に依存する。
外部電極の場合と違って、内部電極については帯状の電極は考慮されない。なぜならば、帯状の電極は典型的には銀製導電条または類似のものからなるからである。つまり、内部電極は効率上の理由から付加的な誘電体膜で覆われず、それにより放電媒体とは分離されていないために(片側誘電体バリア放電)、ランプ点灯中にこの種の電極条の僅かな溶剤残留物および類似の揮発性成分がガス化し、それによって放電媒体中に達して、放射発生を容認できないほど悪化させるからである。内部電極については、この種の電極条ではなく、できるだけ純粋な金属線またはそれと同等のものが使用される。
長い放射器の場合、放電容器における第1の管半部の内側に少なくとも1つの内部電極を固定することが一般に必要である。このためには第1の管半部の内側に固定されたホルダを使用すると好ましい。ホルダは、例えば放射器の長さに応じて1つまたは複数の細い管片、半管片またはリングからなり、これにまたはこれらに内部電極が通される。それによって、例えば約1m以上の長さを有する非常に長い放射器の場合にも、著しく垂れ下がることなしに、内部電極は上述の放電容器内側に十分な支えを得る。内部電極は棒状として形成され、例えば特に簡単に孔付きホルダに通される。この代替として、内部電極はコイルとして形成してもよい。これは場合によってはホルダに通すのに若干労力を要する。もちろん、これは、パルス点灯時に生じる多数の部分放電が、コイルと普通は帯状の外部電極との間において正確に定められた優先部位で、従って非常に一様に分布させられて形成されるという利点を提供する。これについてのこれ以上の詳細は米国特許第6060828号明細書、特に図5a〜5cに付属した説明を参照されたい。いずれにせよ、少なくとも1つの内部電極は金属、特にタングステンまたはモリブデンからなる。この場合に、他の金属、例えば白金を被覆されている金属線も考慮してよい。この変形例は特にハロゲンを含む放電媒体または他の腐食性の放電媒体に対して好適である。コイルは必ずしも回転対称であることすなわち3次元であることを必要としない。寧ろコイルは例えば正弦曲線のように平らであってもよい。平らな変形例はその上更に放射特性の指向性を高める。いずれにせよ、内部電極は放電容器内に組み込む前に非常にクリーンであることが重要である。なぜならば、汚染は紫外線放射器の効率を阻害するからである。
ホルダは耐熱性の誘電体材料、特にガラス、石英ガラスまたはセラミックスからなる。ホルダは放電容器壁と同じ材料からなると好ましい。なぜならば、この場合にはホルダが放電容器との簡単な融着によって内側に固定されるからである。代替としてホルダはガラスろうによって固定されてもよいが、しかしこれは放電容器の封鎖前に追い出すべきガラスろうペーストの溶剤のために、放電媒体の汚染に関して問題となり得る。
以下において本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
図1aは1つの棒状内部電極と2つの帯状外部電極とを有する本発明による紫外線放射器の側面図、
図1bは図1aの線ABに沿った紫外線放射器の横断面図、
図1cは図1bに示された横断面図の範囲Cの部分拡大図、
図2は3つの帯状外部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに対応した横断面図、
図3は4つの帯状外部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに対応した横断面図、
図4は5つの帯状外部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに対応した横断面図、
図5は1つの平面状外部電極と1つの棒状内部電極とを有する本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに対応した横断面図、
図6は変形された内部電極用管状ホルダを有する本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに示された横断面図に対応した範囲Cの部分拡大図、
図7は内部電極用半管状ホルダを有する本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに示された横断面図に対応した範囲Cの部分拡大図を示す。
以下において、図1a〜1cに概略的に示された紫外線放射器1の側面図、線ABに沿った横断面図および範囲Cの詳細拡大図を参照する。紫外線放射器1は石英ガラスからなるほぼ管状の放電容器2を有し、これの一端は溶着されたポンプチップ3aを含むドーム状のキャップ3に形成され、他端はピンチシール部4により気密に封鎖されている。放電容器2は150mbarの圧力でキセノンを封入されている。放電容器2の管状部分5は約68cmの長さを有し、約50Wの電力入力用として設計された紫外線放射器1の主要部分をなしている。放電容器2の全長は約72cmである。管状部分5の内径および外径はそれぞれ28mmおよび30mmである。図1bにおいて、管状部分5は放電容器2の長手軸線Lを含む仮想の切断平面Sによって2つの仮想の管半部5a,5bに分割されている。仮想の第1の管半部5aの内側には1mmの太さのモリブデン線からなる内部電極6が配置され、モリブデン線は管半部5aの全長に亘って放電容器2の長手軸線Lに平行に延びている。ホルダとして役立つ8mmの長さの3つの石英管片7(図1c参照)により、棒状の内部電極6は上述の仮想の切断平面Sに対する距離が最大になるように、第1の管半部5aの内側に固定されている。石英管片7は容器壁に直接的に融着されている。石英管片7の内径は内部電極6の直径よりも僅かだけ大きいので、第1の管半部5aの内側に固定された石英管片7に内部電極6をなおも通すことができるが、しかしそれにもかかわらず内部電極6は確実に固定される。内部電極6はピンチシール部4を通して気密に外側に向けて案内されている。仮想の第2の管半部5bの外側には、それぞれ銀ろうからなる2mm幅の2つの帯状外部電極8a,8bが放電容器2の長手軸線Lに対して平行に被着されている。外部電極8a,8bの相互の最小間隔は27mmである。両外部電極8a,8bは、両者がこの平面Sに対して等距離を有するように仮想の切断平面Sに垂直でありかつ放電容器2の長手軸線Lを通る平面に対して対称的に配置されている。パルス点灯中には、多数の部分放電からなる2つの放電平面が形成され(図示されていない)、つまり内部電極と両外部電極のそれぞれとの間にそれぞれ1つの放電平面が形成される。部分放電に対するこれ以上の詳細については先に引用した特許文献1を参照されたい。
もちろん、本発明は、図1に示されているよりも長い放射器を作ることも問題なく可能にする。この長い放射器ではそれ相応に3つよりも多い保持点が設けられるべきである(図示されていない)。
図示されていない変形例において、内部電極は棒状の線からなるのではなく、寧ろコイル線からなる。このために先ず、例えば短い管片またはリングのようなホルダ部品が容器壁に接合され、その後コイル線がホルダ部品に通される。
図2乃至図5は本発明による紫外線放射器の変形例を示し、これらはそれぞれの電極構成が異なっている。この場合に同じ部品は同じ参照符号を備えている。
図2は、3つの帯状外部電極9a〜9cを有する本発明による紫外線放射器の変形例についての図1bに対応した横断面を示す。内部電極6と中央の外部電極9bとの間の長い空間距離により、(図示されていない)中央の放電平面は、他の両放電平面、すなわち内部電極6と両「外側の」外部電極9aもしくは9cとの間にある放電平面に対する場合よりも高い電力入力で形成される。
図3は、4つの帯状外部電極10a〜10dを有する変形例の横断面を示す。
図4は、5つの帯状外部電極11a〜11eと2つの棒状内部電極12a,12bとを有する本発明による紫外線放射器の変形例についての図1bに対応した横断面を示す。両内部電極12a,12bは供給電圧の第1の極性用として設けられ、全ての外部電極11a〜11eは供給電圧の第2の極性用として設けられている。両内部電極12a,12bのそれぞれは、それぞれ1つの半管片13a,13bで所属の管半部5aの内側に固定されている。入力電力の増大と共に、先ず1つの内部電極12a,12bと直ぐ隣の外部電極11a,11eとの間でそれぞれ1つの放電平面が形成され、その後に内部電極12a,12bと次の外部電極11b,11dとの間でそれぞれ1つの別の放電平面が形成され、最後に十分に高い電力入力が行なわれて全ての放電平面が形成される。両内部電極12a,12bはそれらの間に電極のない比較的大きな放射面があるように配置されている。
図5は、1つの面状外部電極14と1つのホルダ7付き棒状内部電極6とを有する本発明による紫外線放射器の変形例についての図1bに対応した横断面を示す。外部電極14は所属の管半部5bの外側全体を覆うアルミニウム膜からなる。点灯時には内部電極6と面状の外部電極14の全面との間に比較的拡散性の放電が形成される。
図6は、本発明による紫外線放射器の変形例の図1bに示された範囲Cに対応した詳細拡大図を示す。ここでは内部電極6のホルダは全部で3つの管片15からなり(本横断面では1つしか見えない)、管片15の内径は線状内部電極6の直径よりも明らかに大きい。それによって内部電極6は管半部5aの内側に予め取り付けられた管片15に簡単に通される。更に、その大きな内径は、ホルダ範囲において寄生の沿面放電が形成されないか、形成されたとしてもほんの僅かであるという利点を有する。
図7は、図6に対して唯一の相違を有する他の変形例を示す。この相違は内部電極6のためのホルダが半管片16として形成されている点である。
1つの棒状の内部電極と2つの帯状の外部電極とを有する本発明による紫外線放射器の側面図 1つの棒状の内部電極と2つの帯状の外部電極とを有する本発明による紫外線放射器の横断面図 1つの棒状の内部電極と2つの帯状の外部電極とを有する本発明による紫外線放射器の部分拡大図 3つの帯状外部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の横断面図 4つの帯状外部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の横断面図 5つの帯状外部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の横断面図 1つの面状の外部電極と1つの棒状内部電極を有する本発明による紫外線放射器の変形例の横断面図 変形された内部電極用管状ホルダを有する本発明による紫外線放射器の変形例の横断面部分拡大図 内部電極用半管状ホルダを有する本発明による紫外線放射器の変形例の横断面部分拡大図
符号の説明
1 紫外線放射器
2 放電容器
3 ドーム状キャップ
3a ポンプチップ
4 ピンチシール部
5 管状部分
5a,5b 管半部
6 内部電極
7 石英管片
8a,8b 外部電極
9a〜9c 外部電極
10a〜10d 外部電極
11a〜11e 外部電極
12a,12b 内部電極
13a,13b 半管片
14 外部電極
15 管片
S 仮想の切断平面

Claims (11)

  1. 片側誘電体バリア放電を発生するように設計されかつ両側を気密に封鎖されたほぼ管状の放電容器と、放電容器の長手軸線に平行に向けられたそれぞれ少なくとも1つの縦長の内部電極および外部電極とを備えた紫外線放射器において、
    放電容器の管状部分の仮想の第1の管半部の内側には少なくとも1つの内部電極が配置され、第1の管半部とは反対側にある仮想の第2の管半部の外側には少なくとも1つの外部電極が配置され、仮想の第1の管半部と仮想の第2の管半部とは管状の放電容器の長手軸線を含む仮想の放電容器切断平面によって規定されていることを特徴とする紫外線放射器。
  2. ちょうど1つの内部電極と1つの外部電極とが管状の放電容器の互いに直径上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の紫外線放射器。
  3. 内部電極および外部電極は、それぞれの仮想の管半部を切断する平面であってしかも横断面で見ると仮想の管半部に対応する半円の中心垂直線として現われる平面に関して、それぞれ対称に配置されていることを特徴とする請求項1記載の紫外線放射器。
  4. 少なくとも1つの内部電極は金属の棒からなることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の紫外線放射器。
  5. 少なくとも1つの内部電極は金属のコイルからなることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の紫外線放射器。
  6. 少なくとも1つの内部電極は少なくとも1つのホルダを用いて仮想の第1の管半部の内側に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の紫外線放射器。
  7. 少なくとも1つのホルダは管片、半管片またはリングであることを特徴とする請求項6記載の紫外線放射器。
  8. ホルダおよび放電容器壁は同じ材料からなることを特徴とする請求項6又は7記載の紫外線放射器。
  9. 少なくとも1つの外部電極は帯状であることを特徴とする請求項1乃至8の1つに記載の紫外線放射器。
  10. 少なくとも1つの外部電極は面状であることを特徴とする請求項1乃至8の1つに記載の紫外線放射器。
  11. 管状の放電容器の周囲方向に見た外部電極の空間的広がりは、仮想の第2の管半部における相応の空間的広がりのほぼ全体に亘って延びていることを特徴とする請求項10記載の紫外線放射器。
JP2004227518A 2003-08-06 2004-08-04 紫外線放射器 Pending JP2005056845A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10336088A DE10336088A1 (de) 2003-08-06 2003-08-06 UV-Strahler mit rohrförmigem Entladungsgefäß

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005056845A true JP2005056845A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34111979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004227518A Pending JP2005056845A (ja) 2003-08-06 2004-08-04 紫外線放射器

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7411349B2 (ja)
EP (1) EP1519407A3 (ja)
JP (1) JP2005056845A (ja)
KR (1) KR100638955B1 (ja)
CN (1) CN100423176C (ja)
CA (1) CA2476354A1 (ja)
DE (1) DE10336088A1 (ja)
TW (1) TWI252500B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013602A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Gs Yuasa Corporation 紫外線ランプおよび紫外線照射装置
KR101464470B1 (ko) * 2013-09-12 2014-11-27 주식회사 부원생활가전 핸드믹서기용 분쇄통

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004023460A1 (de) * 2004-05-12 2005-12-08 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Rohrförmige dielektrische Barriere-Entladungslampe und Verfahren zu ihrer Herstellung
WO2009078249A1 (ja) * 2007-12-17 2009-06-25 Orc Manufacturing Co., Ltd. 放電ランプ
KR101949075B1 (ko) 2010-06-04 2019-02-15 액세스 비지니스 그룹 인터내셔날 엘엘씨 사용 현장의 물 처리 시스템, 유체 처리 시스템, 및 램프 조립체를 작동시키는 방법
DE102012017779A1 (de) * 2012-09-07 2014-03-13 Karlsruher Institut für Technologie Dielektrisch behinderte Entladungs-Lampe
CN108919076B (zh) * 2018-08-06 2024-01-23 广东电网有限责任公司 一种双极植入式电缆接头局放传感器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03201358A (ja) * 1989-02-27 1991-09-03 Asea Brown Boveri Ag 高出力ビーム放射装置
JPH04229671A (ja) * 1990-05-22 1992-08-19 Asea Brown Boveri Ag 高出力ビーム発生装置
JP2002216985A (ja) * 1993-04-05 2002-08-02 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh インコヒーレント放出放射源の作動方法
JP2002245972A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Toshiba Lighting & Technology Corp 放電ランプおよび光照射装置
JP2003178719A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Harison Toshiba Lighting Corp 蛍光ランプ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02273452A (ja) * 1989-04-13 1990-11-07 Toshiba Lighting & Technol Corp 冷陰極放電灯およびその電極の製造方法
JPH0711949B2 (ja) * 1989-12-20 1995-02-08 東芝ライテック株式会社 けい光ランプおよびこれを用いたランプ装置
JP3608310B2 (ja) * 1995-10-12 2005-01-12 東芝ライテック株式会社 高圧放電ランプおよび点灯回路装置ならびに照明器具
CA2225832C (en) * 1996-04-30 2002-01-08 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Fluorescent lamp of the exterior electrode type as well as radiation unit
DE19636965B4 (de) 1996-09-11 2004-07-01 Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH Elektrische Strahlungsquelle und Bestrahlungssystem mit dieser Strahlungsquelle
DE19718395C1 (de) * 1997-04-30 1998-10-29 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Leuchtstofflampe und Verfahren zu ihrem Betrieb
EP1059659A4 (en) * 1998-12-28 2002-03-13 Japan Storage Battery Co Ltd QUIET DISCHARGE TUBE AND METHOD OF USE
DE19916877A1 (de) * 1999-04-14 2000-10-19 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Entladungslampe mit Sockel
EP1111656A4 (en) * 1999-06-07 2007-03-28 Toshiba Lighting & Technology DISCHARGE TUBE, DISCHARGE TUBE DEVICE AND IMAGE READER
DE19953533A1 (de) * 1999-11-05 2001-05-10 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Entladungslampe mit Elektrodenhalterung
KR100340440B1 (ko) * 2000-07-20 2002-06-12 구본준, 론 위라하디락사 액정표시장치용 램프장치
WO2002082500A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lampe d'halogenure metallise pour phares de vehicules
US6946794B2 (en) * 2001-11-22 2005-09-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light source device and image reader

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03201358A (ja) * 1989-02-27 1991-09-03 Asea Brown Boveri Ag 高出力ビーム放射装置
JPH04229671A (ja) * 1990-05-22 1992-08-19 Asea Brown Boveri Ag 高出力ビーム発生装置
JP2002216985A (ja) * 1993-04-05 2002-08-02 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh インコヒーレント放出放射源の作動方法
JP2002245972A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Toshiba Lighting & Technology Corp 放電ランプおよび光照射装置
JP2003178719A (ja) * 2001-12-12 2003-06-27 Harison Toshiba Lighting Corp 蛍光ランプ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013602A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Gs Yuasa Corporation 紫外線ランプおよび紫外線照射装置
JP5293986B2 (ja) * 2005-07-29 2013-09-18 株式会社Gsユアサ 紫外線ランプおよび紫外線照射装置
KR101464470B1 (ko) * 2013-09-12 2014-11-27 주식회사 부원생활가전 핸드믹서기용 분쇄통

Also Published As

Publication number Publication date
KR100638955B1 (ko) 2006-10-25
CA2476354A1 (en) 2005-02-06
US20050029948A1 (en) 2005-02-10
CN100423176C (zh) 2008-10-01
DE10336088A1 (de) 2005-03-03
TWI252500B (en) 2006-04-01
EP1519407A3 (de) 2007-08-15
CN1581419A (zh) 2005-02-16
TW200514122A (en) 2005-04-16
EP1519407A2 (de) 2005-03-30
KR20050016160A (ko) 2005-02-21
US7411349B2 (en) 2008-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013081054A1 (ja) エキシマランプ
KR101216481B1 (ko) 게터를 가진 동축 이중 튜브로서 구성된 유전체 장벽 방전 램프
JP5371166B2 (ja) 高圧放電ランプ及びイグニッションアンテナを有するユニット
JP4365152B2 (ja) 高輝度放電ランプのための始動補助装置
KR100697452B1 (ko) 베이스를 갖는 유전성 배리어 방전 램프
JP3346190B2 (ja) 希ガス放電ランプ
JP2005056845A (ja) 紫外線放射器
US20050236997A1 (en) Dielectric barrier discharge lamp having outer electrodes and illumination system having this lamp
CN103972040A (zh) 准分子灯
JP3506055B2 (ja) 誘電体バリア放電ランプ、およびその光照射装置
JP3887641B2 (ja) 誘電体バリア放電エキシマ光源
US6777878B2 (en) Dielectric barrier discharge lamp having an ignition means
WO2005098903A1 (ja) 誘電体バリア放電エキシマ光源
JPH10275601A (ja) 誘電体バリヤ放電ランプおよび誘電体バリヤ放電ランプ装置
JP2002279935A (ja) エキシマ放射器
CN210516668U (zh) 阻挡放电灯
TW201112305A (en) Dielectric barrier discharge lamp with discharge spaces
JP3102430B2 (ja) 誘電体バリヤ放電ランプ
JP2006024382A (ja) エキシマランプ
JP2005019229A (ja) 誘電体バリア放電ランプ
JPH11111237A (ja) 誘電体バリヤ放電ランプおよびバリヤ放電ランプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100917

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110830