JP2005056700A - リレーボックス - Google Patents

リレーボックス Download PDF

Info

Publication number
JP2005056700A
JP2005056700A JP2003286779A JP2003286779A JP2005056700A JP 2005056700 A JP2005056700 A JP 2005056700A JP 2003286779 A JP2003286779 A JP 2003286779A JP 2003286779 A JP2003286779 A JP 2003286779A JP 2005056700 A JP2005056700 A JP 2005056700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
tab
box
tongue
detaching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003286779A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyasu Murakami
友康 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2003286779A priority Critical patent/JP2005056700A/ja
Publication of JP2005056700A publication Critical patent/JP2005056700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

【課題】 生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができるリレーボックスを提供する。
【解決手段】 本発明のリレーボックス10は、リレーに有するタブが挿入されるタブ差込口12を有する本体部11と、本体部11上にリレーを囲んで配置されるガイド部13とを備えている。また、ガイド部13に、タブ差込口12にタブが装着されたリレーを、本体部11及びガイド部13から引き抜くリレー離脱用舌片14が一体的に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車に搭載されるリレーボックスに関し、詳しくは回路開閉用のリレーを装着するのに用いられるリレーボックスの構造に関する。
従来のリレーボックスとして、特許文献1に開示されたものが知られている。
図6に示したように、従来のリレーボックス80は、取付盤81に配置した接続面82の周囲に一対の側板83,84を立設して、この中にボックスリレー90が取付けられる。接続面82には、ボックスリレー90の端子91の差込口がある。
一対の側板83,84は、コ字状に形成して向かい合わせ、ボックスリレー90の周囲を囲うようになっており、外側に三角形の補強リブ85が形成され、対向する内側のそれぞれに高さ方向に延びるリブ86が形成されている。
一方の側板83のリブ86は、複数個形成され、リブ間の凹部87が治具92の挿通路となり、この部分の上端は切り欠かれている。また、凹部87下端の接続面82にも、ボックスリレー90の底面に臨む凹部88が設けられている。
ボックスリレー90が装着されたときには、一対の側板83,84が周囲を囲うことになるので、ボックスリレー90を取り外すときの端子91のこじりを防止する。
ボックスリレー90を取り外す際に、治具92が用いられる。この治具92は、板状の一端を鍵型に曲げ、他端を反対側に湾曲させたものであり、一方の側板83の凹部87及び接続面82に設けた凹部88とで構成するL字状凹部に沿って侵入可能なL字状部93と、L字状部93の上部に形成した指掛け部94とからなる。
治具92を用いるには、先端をボックスリレー90の底部に掛け、指掛け部94に指を当てて上方に引き抜く。このとき、治具92と反対側にモーメントが発生するが、反対側のボックスリレー90の上端を指で保持してこの力を受ける。
特開平8−222106号公報
ところで、リレーのタブを保護するために、タブの回りを覆うフードを備えたリレーがあるが、昨今のリレーの小型化に伴い、そのフードを廃止する傾向がある。そのため、フードが備えられていないリレーをリレーボックスに装着する際、タブがリレーボックスの差込口に正確に入らない、所謂、先当たりによって、タブが曲がってしまったり、リレーボックスが欠けて破損したりすることがある。そのため、それらを防止するため、リレーボックス上に四角い筒状のリレーガイドを設けるようになっている。
ところが、リレーボックスにリレーガイドが設けられていると、リレーの回りがリレーガイドによって覆われてしまうため、例えば、車両整備時にリレーを取り外して行うメンテナンスが必要になった際に、リレーガイドで囲まれた内側にあるリレーを簡単に取り外すことができない。このとき、リレーガイドとリレーとのわずかな隙間に、例えばマイナスドライバー等の工具を挿入して、リレーをリレーボックスから取り外そうとすると、リレーガイドやリレーを破損してしまうという問題があった。
一方、特許文献1に開示されたリレーボックス80においては、ボックスリレー90を取り外すための治具92を用いるようになっている。しかし、治具92がリレーボックス80を構成する部品とは別部品になっているため、製造時における部品管理が複雑になり、生産性に劣る。
また、治具92がボックスリレー90を取り外す際に挿入して用いられる場合、その作業者が治具92を工具箱から出したり、離れた工具室から持って来なければならないという煩雑さを伴うとともに、治具92でボックスリレー90を取り外す際に、ボックスリレー90の上端部を指で保持しつつ、指掛け部94に指を当てて上方に引き抜くというような熟練を伴うため、側板83やボックスリレー90或いは治具92を破損してしまうという問題があった。
また、上記リレーボックス 80においては、治具92の挿通路とするため、一方の側板83のリブ86間に凹部87を形成し、ボックスリレー90の底面を引っ掛けるために凹部87下端の接続面82に凹部88を形成しているので、リレーボックス60を成形する際の金型が複雑な形状になり、多額の設備投資が強いられる。
また、上記リレーボックス80は、治具92を組み入れてからボックスリレー90をリレーボックス80に装着して常時装備として用いる場合、治具92がリレーボックス80を構成する部品とは別部品になっているため、車両生産工程での組付け時に入れ忘れる心配があった。
また、治具92の組み込み方向の勝手違い、即ち指掛け部94を凹部87下端の接続面82の凹部88に配置した場合、指掛け部94が凹部88内に入らず、ボックスリレー90に浮きが生じる。その結果、端子91が電気的に接続される端子受との間に接続不良が生じ、回路の開閉が確実に行えなくなるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができるリレーボックスを提供することを目的としている。
本発明に係る上記課題は、下記1)乃至3)に記載のリレーボックスによって解決することができる。
1)リレーに有するタブに電気的に接続されるタブ受端子を収容し、該タブが挿入されるタブ差込口を有する本体部と、前記本体部上に前記リレーを囲んで配置されるガイド部とを備えたリレーボックスであって、前記ガイド部に、前記タブ差込口にタブが装着されたリレーを、前記本体部及びガイド部から引き抜くリレー離脱用舌片が一体的に形成されていることを特徴とするリレーボックス。
2)前記リレー離脱用舌片が、前記リレーのタブが前記タブ差込口に挿入される際に該リレーの両側面及び底面に沿って配置され、端部がガイド部から突出して配置されることを特徴とする前記1)に記載のリレーボックス。
3)前記リレー離脱用舌片に、前記リレーのタブを挿入可能なタブ孔が設けられていることを特徴とする前記1)又は2)に記載のリレーボックス。
本発明に係る上記1)に記載のリレーボックスによれば、リレーを取り外して行うメンテナンスが必要になった際に、ガイド部に一体的に形成されたリレー離脱用舌片を引っ張ることにより、リレーが本体部及びガイド部から引き抜かれる。
したがって、リレー離脱用舌片がガイド部に一体的に形成されているため、リレー取り外し用の治具が別部品になっているものと比べて、製造が単一の工程で行われるため、工数を減少させることができる。また、取り外し作業に煩雑さがないとともに、車両生産工程での組付け時に入れ忘れることがなく、組み込み間違えを起こすこともない。その結果、生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができる。
本発明に係る上記2)に記載のリレーボックスによれば、リレー離脱用舌片は、リレーのタブがタブ差込口に挿入される際にリレーの両側面及び底面に沿って配置され、端部がガイド部から突出して配置される。
したがって、リレーを取り外す際に、リレー離脱用舌片の端部を引っ張ることにより、リレーの両側面及び底面に対し、リレーを引き抜く力が均一に掛けられる。その結果、リレーの周りがリレー離脱用舌片によって支持されながら、リレーをスムースに引き抜くことができる。
本発明に係る上記3)に記載のリレーボックスによれば、リレー離脱用舌片に、リレーのタブを挿入可能なタブ孔が設けられている。
したがって、リレーのタブが挿入されることにより、リレー離脱用舌片がリレーの底面に確実に当接する。これにより、リレーを引き抜く際に、リレーの底面に対して引き抜き方向の力が均一にかけられるので、リレーを正確に引き抜くことができる。
以上説明したように本発明のリレーボックスによれば、リレーを取り外して行うメンテナンスが必要になった際に、ガイド部に一体的に形成されたリレー離脱用舌片を引っ張ることにより、リレーが本体部及びガイド部から引き抜かれる。
したがって、リレー離脱用舌片がガイド部に一体的に形成されているため、リレー取り外し用の治具が別部品になっているものと比べて、製造が単一の工程で行われるため、工数を減少させることができる。
また、取り外し作業に煩雑さがないとともに、車両生産工程での組付け時に入れ忘れることがなく、組み込み間違えを起こすこともない。よって、生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、リレー離脱用舌片は、リレーのタブがタブ差込口に挿入される際にリレーの両側面及び底面に沿って配置され、端部がガイド部から突出して配置される。したがって、リレーを取り外す際に、リレー離脱用舌片の端部を引っ張ることにより、リレーの両側面及び底面に対し、リレーを引き抜く力が均一に掛けられる。
その結果、リレーの周りがリレー離脱用舌片によって支持されながら、リレーをスムースに引き抜くことができる。よって、生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、リレー離脱用舌片に、リレーのタブを挿入可能なタブ孔が設けられている。したがって、リレーのタブが挿入されることにより、リレー離脱用舌片がリレーの底面に確実に当接する。
これにより、リレーを引き抜く際に、リレーの底面に対して引き抜き方向の力が均一にかけられるので、リレーを正確に引き抜くことができる。よって、生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができる。
以下、本発明のリレーボックスの実施形態を図1乃至図5に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のリレーボックスの第1実施形態を示す外観斜視図、図2は図1におけるリレー装着時の断面図、図3は図1におけるリレーボックスのリレー装着完了時の断面図、図4は図1におけるリレーボックスのリレー離脱時の断面図、図5は本発明のリレーボックスの第2実施形態を示す外観斜視図である。なお、第1実施形態以下に説明する実施形態において、既に説明した部材等と同様な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付することにより、説明を省略する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態のリレーボックス10は、タブ差込口12が形成されたリレーボックス本体部11、ガイド部13、リレー離脱用舌片14から構成されている。
リレーボックス本体部11は、可撓性のある樹脂を素材として四角柱形に形成
されており、上端面15の下方にタブ差込口12が設けられている。また、リレ
ーボックス本体部11の一対の外側面16には、ガイド部13側の上端部に係合突起17が形成されている。
また、外側面16の反ガイド部13側の下端部には、一対の係合突起18,19が形成されている。この係合突起17,18,19は、このリレーボックス10が装着される図示しない車体側の基板に嵌合固定される。
ガイド部13は、リレーボックス本体11に一体成形されており、リレーボックス本体部11の上端面15上に、リレーボックス本体部11の外形よりもわずかに小さい外形の筒形状をなして突出している。このガイド部13は、一対の対向する長寸側板20,21と、同じく一対の対向する短寸側板22,23とを備えている。短寸側板22,23の対向する内面には、2対のリブ24が突出形成されている。このリブ24は、ガイド部13の上端部からリレーボックス本体部11の上端面15までの長さを有する。
また、図1中手前に配置される一方の長寸側板20には、ガイド部13の上端 部から、中央部に向けて矩形に切除された切欠25が形成されている。
リレー離脱用舌片14は、ガイド部13の図1中後方に配置される他方の長寸側板21の上端部に一体成形によって結合されている。このリレー離脱用舌片14は、ガイド部13を形成する長寸側板20,21及び、短寸側板22,23の板厚寸法よりも小さい厚さ寸法を有する帯状の薄板状をなす。
また、リレー離脱用舌片14は、リレーボックス本体部11及びガイド部13とともに単一の工程で同時的に形成される。
リレー離脱用舌片14は、四角形状をなす舌片本体部26を備えている。この舌片本体部26は長さ寸法L1を有する。ここで、舌片本体部26の長さ寸法L1は、他方の長寸側板21の高さ寸法と、リレーボックス本体部11の上端面15の幅寸法と、一方の長寸側板20の高さ寸法とを合算した値よりも大きい。
そして、舌片本体部26には、第1,第2,第3のタブ孔27,28,29が形成されている。この第1,第2,第3のタブ孔27,28,29は、他方の長寸側板21寄りから舌片本体部26の中央部に向けた長さ寸法L2をもつ長孔状に形成されており、舌片本体部26を貫通している。
タブ孔27,28,29は、5ピンタイプのリレー用とする場合、第1のタブ孔27の幅寸法が、可動接点や固定接点に接続されるタブの幅寸法よりもわずかに大きい。そして、第2,第3のタブ孔28,29の幅寸法が、リレーコイルに接続されるタブの厚さ寸法よりもわずかに大きい。タブ孔27,28,29は、リレーのタブの本数や配置に応じて適宜配置される。
図2に示すように、タブ差込口12は、リレーボックス本体部11の上端面15から下方に向けて角孔状に形成されている。タブ差込口12の奥には、タブ受端子30,31が装着されている。タブ差込口12は、リレーのタブの本数や配列に応じて形成される。もちろん、タブ受端子もタブ差込口の数に応じて配置される。
リレー70がリレーボックス10に装着される際、リレー離脱用舌片14が他方の長寸側板21側から一方の長寸側板20側に、ガイド部13の上端開放部を覆うように渡される。そのとき、リレー離脱用舌片14のタブ孔27,28,29(図1参照)は、ガイド部13の開放部上に配置される。
そして、リレー70のタブ71,72がタブ孔27,28,29を挿通するとともに、リレー70の底面73がリレー離脱用舌片14に当接し、リレー70の底面73がリレー離脱用舌片14を下方に押圧しながら、リレー70がガイド部13内に挿入されていく。リレー離脱用舌片14は、ガイド部13に一体成形されているため、別部品で作成されたものと比べて、車両生産工程での組付け時に入れ忘れることがなく、組み込み間違えを起こすこともない。
リレー70がガイド部13内に挿入されていくのに伴い、リレー離脱用舌片14がリレー70の側面74、底面73、側面75に沿ってガイド部13内に挿入されていく。そのとき、リレー離脱用舌片14がリレー70の側面74、底面73、側面75上をずれながら移動する。
しかし、リレー70のタブ71,72を挿通したリレー離脱用舌片14のタブ孔27,28,29が長孔状にされているため、リレー70のタブ71,72に引っかかることがない。このリレー70のタブ71,72は、タブ差込口12内に挿入されていき、タブ受端子30,31に差し込まれていく。
図3に示すように、リレー70のリレーボックス10への装着が完了すると、リレー70のタブ71,72がタブ受端子30,31に電気的に接続される。そして、リレー離脱用舌片14は、リレー70の側面74、底面73、側面75に沿って配置され、端部32がガイド部13の一方の長寸側板20上に突出して配置される。
図4に示すように、リレー70を取り外して行うメンテナンスが必要になった際に、リレー離脱用舌片14の端部32が引き上げられる。すると、ガイド部13の他方の長寸側板21側の結合部を支点として、リレー離脱用舌片14が、リレー70の底面73を上方に押し上げる力を与える。そのとき、リレー70の装着時と同様にして、リレー離脱用舌片14がリレー70の側面74、底面73、側面75上をずれながら移動する。
しかし、リレー70のタブ71,72を挿通したリレー離脱用舌片14のタブ孔27,28,29が長孔状にされているため、リレー70のタブ71,72に引っかかることがない。そして、リレー70を引き抜く力は、リレー70の底面73に均一に掛けられるため、リレー70及びタブ71,72に対し偏った力が与えられない。
また、リレー70を取り外す際に、リレー離脱用舌片14の端部32を引き上げるだけなので、その作業は単純であり、熟練を要するものではない。
上述した第1実施形態のリレーボックス1によれば、リレー70を取り外して行うメンテナンスが必要になった際に、ガイド部13に一体的に形成されたリレー離脱用舌片14を引っ張ることにより、リレー70がリレ ーボックス本体部11及びガイド部13から引き抜かれる。
したがって、リレー離脱用舌片14がガイド部13に一体成形されているため、リレー取り外し用の治具が別部品になっているものと比べて、製造が単一の工程で行われるため、工数を減少させることができる。
また、取り外し作業に煩雑さがないとともに、車両生産工程での組付け時に入れ忘れることがなく、組み込み間違えを起こすこともない。その結果、生産性の向上を図れるとともに、極めて簡単に且つ確実にリレーの取り外しを行えることによって、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、リレー離脱用舌片14は、リレー70のタブ71,72がタブ差込口12に挿入される際にリレー70の両側面74,75及び底面73に沿って配置され、端部32がガイド部13から突出して配置される。
したがって、リレー70を取り外す際に、リレー離脱用舌片14の端部32を引っ張ることにより、リレー70の両側面74,75及び底面73に対し、リレー70を引き抜く力が均一に掛けられる。その結果、リレー70の周りがリレー離脱用舌片14によって支持されながら、リレー70がスムースに引き抜かれる。
また、リレー離脱用舌片14に、リレー70のタブ71,72を挿入可能なタブ孔27,28,29が設けられている。
したがって、リレー70のタブ71,72が挿入されることにより、リレー離脱用舌片14がリレー70の底面73に確実に当接する。これにより、リレー70を引き抜く際に、リレー70の底面73に対して引き抜き方向の力が均一にかけられるので、リレー70を正確に引き抜くことができる。
図5に示すように、本発明の第2実施形態のリレーボックス40は、タブ差込口42が形成されたリレーボックス本体部41上にガイド部43が形成されている。そして、ガイド部43に一体成形されたリレー離脱用舌片44に、5ピンタイプのリレー用とする場合に可動接点や固定接点に接続される3本のタブに対応した3列の角孔形のタブ孔57a,57b,57cからなる第1のタブ孔57と、リレーコイルに接続されるタブに対応した2列の角孔形の第2,第3のタブ孔58,59とが形成されている。
前記リレーボックス40は、リレー離脱用舌片44のタブ孔57,58,59にリレーのタブがそれぞれ挿通されてリレーが装着される。そして、リレー離脱用舌片14がリレーの両側面及び底面上をずれずに、リレーの装着及び離脱が行われる。また、リレー離脱用舌片14に、リレーのタブの配列に一致して配置されたタブ孔57,58,59が形成され、それらタブ孔57,58,59にタブが挿通されたリレーが装着及び離脱される。
したがって、リレーのタブがそれぞれ挿入されることにより、リレー離脱用舌片44がリレーの底面に対し移動不可の状態で当接する。これにより、リレーを引き抜く際に、リレーの底面に対して引き抜き方向の力が確実、且つ均一にかけ
られるので、リレーを正確に引き抜くことができる。
なお、本発明のリレーボックスは、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。例えば、リレー離脱用舌片を、リレーの中央部に配置されるタブの間を挿通するように、幅寸法をより小さく形成し、リレーを引き抜く際に、ガイド部から突出した端部を引っ張り上げるようにしても良い。
また、リレー離脱用舌片の長さ寸法及び厚さ寸法は、リレーの大きさや重さ等を考慮して適宜選択されれば良い。
本発明のリレーボックスの第1実施形態を示す外観斜視図である。 図1におけるリレーボックスのリレー装着時の断面図である。 図1におけるリレーボックスのリレー装着完了時の断面図である。 図1におけるリレーボックスのリレー離脱時の断面図である。 本発明のリレーボックスの第2実施形態を示す外観斜視図である。 従来のリレーボックスの外観図である。
符号の説明
10,40 リレーボックス
11,41 リレーボックス本体部(本体部)
12,42 タブ差込口
13,43 ガイド部
14,44 リレー離脱用舌片
27,28,29 タブ孔
30,31 タブ受端子
57,58,59 タブ孔
70 リレー
71,72 タブ

Claims (3)

  1. リレーに有するタブに電気的に接続されるタブ受端子を収容し、該タブが挿入されるタブ差込口を有する本体部と、前記本体部上に前記リレーを囲んで配置されるガイド部とを備えたリレーボックスであって、
    前記ガイド部に、前記タブ差込口にタブが装着されたリレーを、前記本体部及びガイド部から引き抜くリレー離脱用舌片が一体的に形成されていることを特徴とするリレーボックス。
  2. 前記リレー離脱用舌片が、前記リレーのタブが前記タブ差込口に挿入される際に該リレーの両側面及び底面に沿って配置され、端部がガイド部から突出して配置されることを特徴とする請求項1に記載のリレーボックス。
  3. 前記リレー離脱用舌片に、前記リレーのタブを挿入可能なタブ孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリレーボックス。
JP2003286779A 2003-08-05 2003-08-05 リレーボックス Pending JP2005056700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003286779A JP2005056700A (ja) 2003-08-05 2003-08-05 リレーボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003286779A JP2005056700A (ja) 2003-08-05 2003-08-05 リレーボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005056700A true JP2005056700A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34365979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003286779A Pending JP2005056700A (ja) 2003-08-05 2003-08-05 リレーボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005056700A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103730294A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 矢崎总业株式会社 继电器,具有该继电器的继电器模块以及电气接线盒
CN111049079A (zh) * 2018-10-12 2020-04-21 住友电装株式会社 电接线盒

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103730294A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 矢崎总业株式会社 继电器,具有该继电器的继电器模块以及电气接线盒
US9393919B2 (en) 2012-10-15 2016-07-19 Yazaki Corporation Relay, relay module having the same, and electrical junction box
CN111049079A (zh) * 2018-10-12 2020-04-21 住友电装株式会社 电接线盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007005701A (ja) リモコンケース
JP2008270098A (ja) コネクタ
JPH11126642A (ja) ホルダ付コネクタ
JP2002231362A (ja) コネクタ
JP3841103B1 (ja) 予備ヒューズ収容部を備えた電気接続箱
JP2009193853A (ja) リテーナ付きコネクタ
JP2005183297A (ja) コネクタ
JP2005056700A (ja) リレーボックス
JP4336060B2 (ja) 電気部品の装着構造
JP2818584B2 (ja) 携帯用電子機器のケース
JP5075537B2 (ja) カバーの取付構造、コネクタ、及びカバー
JP5392609B2 (ja) 電気接続箱
JP4826519B2 (ja) コネクタ
JP3851133B2 (ja) クランプ
WO2011013260A1 (ja) 回路接続部品およびそれを備えた電気接続箱
JP2003317594A (ja) リレーブロック
JP2001035594A (ja) コネクタ構造体
JPH10289747A (ja) 雌型コネクタ
JP2601682Y2 (ja) ダミーキャップ
JP2000223212A (ja) コネクタ
JPH0711745U (ja) ヒューズの係止構造
JP4356510B2 (ja) コネクタ
JP5576170B2 (ja) 暗電流ヒューズの断続機構
JPH077628B2 (ja) 電磁接触器
JP5537239B2 (ja) 暗電流ヒューズの断続機構

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324