JP2005056119A - 店内販売方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 レジスター15設置場所での購買者による代金支払い処理が円滑に行われるようにする。
【解決手段】 各購買者が販売店内に陳列された商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具19に取り込んだ後、該搬送器具19をレジスター15設置場所へ持ち運び、ここで商品の代金支払い処理が行われるように実施する店内販売方法において、各購買者が自身の持っている搬送器具19に商品を取り込む際にその搬送器具19の識別情報、その商品の識別情報、及び、その商品の取り込み数量情報を端末機器16、21、23で検出させ、該検出情報に基づいてその搬送器具19に取り込まれた全ての商品の代金の累計額をコンピュータ4に演算させるように実施する。
【選択図】図2
【解決手段】 各購買者が販売店内に陳列された商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具19に取り込んだ後、該搬送器具19をレジスター15設置場所へ持ち運び、ここで商品の代金支払い処理が行われるように実施する店内販売方法において、各購買者が自身の持っている搬送器具19に商品を取り込む際にその搬送器具19の識別情報、その商品の識別情報、及び、その商品の取り込み数量情報を端末機器16、21、23で検出させ、該検出情報に基づいてその搬送器具19に取り込まれた全ての商品の代金の累計額をコンピュータ4に演算させるように実施する。
【選択図】図2
Description
本発明は、商品の代金の支払い処理をなどを円滑に行えるようにする店内販売方法に関する。
各顧客がうどん飲食販売店内に陳列されたうどん関連商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具であるトレイに取り込むと共にうどん飲食販売店内の特定個所で供給されるうどんを取り込んだ後、該搬送トレイをレジスター設置場所へ持ち運び、ここで該うどん飲食販売店の担当者が該トレイに取り込んでいる商品の代金をその顧客から受けとるように実施するうどん関連商品のセルフサービスによる店内販売方法が既に実施されていることは周知の事実である。
上記したうどん飲食販売店では、一般に、食事時間帯に顧客が集中して飲食するため、レジスター設置場所での代金の支払い処理が渋滞するのであり、このことが経営効率を損ねる要因をなしている。
なお、うどん飲食販売に関する技術水準としては特許文献1に示すようなものがある。
上記したうどん飲食販売店では、一般に、食事時間帯に顧客が集中して飲食するため、レジスター設置場所での代金の支払い処理が渋滞するのであり、このことが経営効率を損ねる要因をなしている。
なお、うどん飲食販売に関する技術水準としては特許文献1に示すようなものがある。
本発明は、うどん飲食販売店を含む種々の販売店におけるレジスター設置場所での代金の支払い処理を円滑に行えるようにすることを主たる目的とするものである。
上記目的を達成するため、本願の第一の発明は、請求項1に記載したように、各購買者が販売店内に陳列された商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具に取り込んだ後、該搬送器具をレジスター設置場所へ持ち運び、ここで商品の代金支払い処理が行われるように実施する店内販売方法において、各購買者が自身の持っている搬送器具に商品を取り込む際にその搬送器具の識別情報、その商品の識別情報及びその商品の取込み数量情報を端末機器で検出させ、該検出情報に基づいてその搬送器具に取り込まれた全ての商品の代金の累計額をコンピュータに演算させるように実施することを特徴とする。
該発明は次のように具体化するのがよいのであって、即ち、請求項2に記載したように、前記搬送器具にバーコードを付加し、商品群の単位陳列個所のそれぞれに前記バーコードを認識する端末機器としての第一センサを設け、また前記単位陳列個所から前記搬送器具に取り込んだ商品の数量を検出する端末機器としての第二センサを設けるように実施する。
次に第二の発明は、請求項3に記載したように、各顧客がうどん飲食販売店内に陳列された関連商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具であるトレイに取り込むと共にうどん飲食販売店内の特定個所で供給されるうどんを取り込んだ後、該搬送トレイをレジスター設置場所へ持ち運び、ここで該うどん飲食販売店の担当者が該トレイに取り込んでいる商品の代金をその顧客から受けとるように実施するうどん関連商品の店内販売方法において、各顧客が自身の持っているトレイに商品を取り込む際にそのトレイの個別情報、その商品の情報、及び、その商品の取込み数量情報を端末機器で検出させ、該検出情報に基づいてそのトレイに取り込まれた全ての商品の代金の累計額をコンピュータに演算させ、該演算結果を、情報端末となした前記レジスターに表示させるように実施することを特徴とする。
該発明は次のように具体化するのがよい。
即ち、請求項4に記載したように、前記トレイにバーコードを付加すると共に、商品群の前記単位陳列個所及び前記うどん供給個所のそれぞれに前記バーコードを認識する端末機器としての第一センサを設け、また前記単位陳列個所から前記トレイに取り込んだ商品の数量を検出する端末機器としての第二センサ及び、うどんの量について情報を発信する端末機器としての発信装置を設けるように実施する。
即ち、請求項4に記載したように、前記トレイにバーコードを付加すると共に、商品群の前記単位陳列個所及び前記うどん供給個所のそれぞれに前記バーコードを認識する端末機器としての第一センサを設け、また前記単位陳列個所から前記トレイに取り込んだ商品の数量を検出する端末機器としての第二センサ及び、うどんの量について情報を発信する端末機器としての発信装置を設けるように実施する。
また請求項5に記載したように、前記第二センサが、単位陳列個所に存在する商品群全体重量の減少から該単位陳列個所から特定のトレイに取り込んだ商品の個数についての数量情報を得るようなした秤装置である構成とする。
上記した本発明によれば、次のような効果が得られる。
即ち、請求項1に記載したものによれば、各購買者が自身の持っている前記搬送器具に取り込んだ商品の累計代金は前記レジスターのキー操作による演算操作をしないでもコンピュータにより自動的に算出されるようになって、前記レジスター設置場所での購買者による代金支払い処理が円滑に行われるようになり、購買者の待ち時間を減少させてサービスの迅速を図ることができ、前記販売店の経営効率を改善することができる。
即ち、請求項1に記載したものによれば、各購買者が自身の持っている前記搬送器具に取り込んだ商品の累計代金は前記レジスターのキー操作による演算操作をしないでもコンピュータにより自動的に算出されるようになって、前記レジスター設置場所での購買者による代金支払い処理が円滑に行われるようになり、購買者の待ち時間を減少させてサービスの迅速を図ることができ、前記販売店の経営効率を改善することができる。
請求項2記載のものによれば、請求項1記載の発明の場合と同様な効果が得られる上に次のような効果が得られるのであって、即ち、前記第一センサにより搬送器具のそれぞれが区別されて前記コンピュータに認識されるようになり、また前記第二センサによりその搬送器具が前記第一センサで認識されている期間中において前記単位陳列個所の商品の減少した数量がコンピュータに認識されるようになり、これらの認識情報から特定の一つの前記搬送器具に取り込まれた全ての商品群の各商品ごとの数量についての情報やそれら商品の値段の累計額などについての情報を前記コンピュータに自動的に演算させることができる。
請求項3記載のものによれば、前記うどん飲食販売店の担当者が前記レジスター上で各商品の数量や値段の登録操作をしないでも、飲食者である各顧客が自身の持っている前記トレイに取り込んだうどん関連商品についての必要な事項の登録がコンピュータにより自動的に行えると共に前記トレイに取り込んだうどん関連商品累計代金が前記コンピュータにより自動的に算出されるようになるため、前記レジスター設置場所での顧客による代金支払い処理が円滑に行われるようになり、顧客の待ち時間を減少させて各顧客がうどん及びその関連商品などを冷えないうちに美味しく食することを可能となすことができ、前記うどん飲食販売店の経営効率を改善することができる。
請求項4記載のものによれば、請求項3記載の発明の場合と同様な効果が得られる上に次のような効果が得られるのであって、即ち、前記第一センサにより前記トレイのそれぞれが区別されて前記コンピュータに認識されるようになり、また前記第二センサにより前記単位陳列個所でそのトレイが前記第一センサで認識されている期間中に該単位陳列個所上の商品の減少した数量がコンピュータに認識されるようになり、さらには前記発信装置によりそのトレイが前記第一センサで認識されている期間中においてうどん飲食販売店内の単位陳列個所以外の特定個所で供給されるうどんの量(例えば大、中、小など)が前記コンピュータに認識されるようになり、これらの認識情報から特定の一つの前記トレイに取り込まれたうどんなどの全ての商品群の各商品ごとの数量についての情報や、それら商品の値段の累計額などについての情報を前記コンピュータに自動的に演算させることができる。
請求項5記載のものによれば、前記単位陳列個所に存在する商品群から特定の前記トレイに取り込まれた商品の数量情報を的確且つ安価に前記コンピュータに認識させることができる。
図1は本発明に係る店内販売方法を実施するうどん飲食販売店を示す平面図、図2は前記うどん飲食販売店の一部を示す平面図、図3は前記うどん飲食販売店に設置される棚部の一部を示す正面図、図4は前記棚部の一部を示す平面図、図5は前記棚部の一部を示す側面図、図6は前記うどん飲食販売店で使用されるトレイを示す図、図7は前記店内販売方法で使用されるコンピュータで作成される情報の構造を示す模式図である。
図1及び図2において、1は飲食空間、2は厨房室である。そして3は厨房室2内に形成され内部をクリーンな状態に保持される密閉空間部でこれの内方にはコンピュータ4が設置されている。
飲食空間1には高さ凡そ700mm程度で巾が凡そ900mm程度となされた細長状のカウンター5が形成されており、該カウンター5から1m程度離れた位置に該カウンター5に沿って高さ70cm程度の誘導起立仕切面部6を配設し、カウンタ5と誘導起立壁部6との間に購入通路7を形成している。
飲食空間1には高さ凡そ700mm程度で巾が凡そ900mm程度となされた細長状のカウンター5が形成されており、該カウンター5から1m程度離れた位置に該カウンター5に沿って高さ70cm程度の誘導起立仕切面部6を配設し、カウンタ5と誘導起立壁部6との間に購入通路7を形成している。
該カウンター3は左右方向部3Aと前後方向部3Bとからなっていて、上面の長手方向ほぼ全長範囲個所に図6に示すトレイ19を載置するための2本のレール8a、8bが設けられている。該レール8a、8bはカウンター5上面から数mm突出されていて、ここに置かれたトレイ19が水分を介してカウンター5上面に貼着状態となるのを防止すると共にトレイ19の滑り送りを容易となす上で寄与するものである。そして、左右方向部5A上面で外壁面9寄り位置には右側から順にショーケース10、商品の単位陳列個所としてのおでん槽11、第一トッピング置き場12及び第二トッピング置き場13が設置され、また前後向き部5Bの比較的手前寄り位置でカウンター5上面よりも少し高い位置に商品としてのトッピングや種々の飲食物の単位陳列個所を形成するための棚部14が形成されると共にカウンター5上面の最奥部個所にPOS端末機器としてのレジスター15が設置されている。
そして、ショーケース10にはうどん飲食販売店が提供することのできるうどん商品の見本が陳列してあり、またこのように陳列された各うどん商品ごとの値札をその対応する各商品に関連させて置いてある。おでん槽11は複数の上面開放容器を備えたもので多数種類のおでんを収容させるものとなされており、各容上面開放容器はPOS端末機器をなす第二センサ16としての秤装置を各上面開放容器ごとに設けてこれに支持させている。該秤装置16はこれの支持した上面開放容器及び該上面開放容器内のおでんを含めた全体重量を測定して該測定情報から導かれるおでんw1の減少数量をデジタル信号としてコンピュータ4に入力できるものとなされる。そして第一トッピング置き場12や第二トッピング置き場13は各顧客が自由に消費できる無料のトッピング、例えば鰹節、細断わかめ、天かすなどを収容できる複数の上面開放容器を備えたものとなされている。
棚部14は前後方向へ長いものとなされていて図に示すようにカウンターに面している側の前後長さ方向を凡そ90cm程度の距離L1ごとに左右向き起立状の透明樹脂板14aで仕切られており、このように仕切られた単位棚部分4Aに図3〜図5に示すようにトッピングTi(i=1、2、・・・・)やその他の飲食物の一群を皿単位に種類を異ならせるように載置された受け皿17を配置しており、該受け皿17が商品としてのトッピングや種々の飲食物の単位陳列個所として機能するものであって、おでん槽11の場合に準じてPOS端末機器をなす第二センサ18としての秤装置に支持させてある。上記単位棚部分14Aごとの受け皿17上に載置される一群のトッピングTi(i=1、2、・・・・)としては、例えば、油揚げT1、えび天T2、ごぼ天T3、野菜天T4、げそ天T5、タコ天T6、野菜かき揚げT7、えびかき揚げT8、ソーセージなど多数のものがあり、また該単位棚部分14Aの受け皿17上に載置される一群の飲食物としては、例えば、巻きずし、いなりずし、おにぎり、野菜さらだ、たまご、ジュース、ウーロン茶、ビールなど多数のものがある。
レジスター15は既に公知となっているものと同一の機能を有するものである上に、コンピュータ4との間で情報伝達が行えるものとなされるほか、コンピュータ4から伝達された情報を表示するための電子表示部15aを有するものとなされている。該電子表示部15aは代金を支払う顧客が無理なく見ることができるようになすのがよい。
またカウンター5の左右向き部5Aの右端上面個所は搬送器具19としてのトレイの多数を段重ね状に置くためのスペースとなしており、ここに置かれるトレイ19のそれぞれには図6に示すようにその縁部に他のトレイ19と区別するためのバーコード20が表示される。該バーコード20は各トレイ19の4辺のそれぞれに設けるのがよいが、少なくとも対向した長辺のそれぞれに設けるようになす。
そして、該バーコード20を読みとるものとした第一センサ21が、図2に示すように、おでん槽11の下部、うどんの供給される特定場所22に対応した個所22a及び、図3などに示すように上下配列された各単位棚部分14Aの下部個所のほか、レジスター15の近傍個所に設けられている。
おでん槽11の下部の第一センサ21は、おでん槽11の前に位置した顧客がおでんをトレイ19上に取り込む際にレール8a、8b上に置いた該トレイ19のバーコード20を読み取るものであり、またうどんの供給される特定場所22に対応した個所22aの第一センサ21は、特定場所22からうどんの供給を受ける顧客が特定場所22の正面のレール8a、8b上に置いたトレイ19のバーコード20を読み取るものであり、また上下配列された各単位棚部分14Aの下部個所に設けられた第一センサ21は、上下配列された単列の各単位棚部分14Aの前に位置した顧客がその単列内の単位棚部分14AからトッピングTなどの商品を取り込むため該単位棚部分14Aの正面のレール8a、8b上に置いた該トレイ19のバーコード20を読みとるものであり、レジスター15近傍個所の第一センサ21は顧客がレジスター15の担当者に自分の購入した商品の代金を支払う際に、レジスター15近傍個所のレール8a、8bの上に載せたトレイ19のバーコード20を読みとるものである。
上記第一センサ21は従来より公知となっているバーコード読取装置で差し支えないもので、トレイ19がレール8a、8b上の凡その位置に置かれていても的確に認識することができるものである。
またうどんを供給するための特定場所22の近傍にはうどんを供給する担当者が顧客に提供するうどんの量、例えばそれが大、中、小の何れであるかについての情報をコンピュータに入力するためのPOS端末機器としての発信装置(例えば大中小のそれぞれに対応する3つの押しボタンを備えたものなど)23が設けられている。
そして、上記したレジスター15、第一センサ16、第二センサ21及び発信装置23のそれぞれはコンピュータ4と電子情報伝達線24で結合されている。なお、該電子情報伝達線24を設けることに代えて無線方式で情報伝達を行うことも差し支えない。
図中、25は顧客出入り口、26は角テーブル、27はカウンタテーブル、28は椅子である。
図中、25は顧客出入り口、26は角テーブル、27はカウンタテーブル、28は椅子である。
次に上記したうどん飲食販売店でのうどんなどの販売について説明する。
出入り口25から飲食空間1内に入った各顧客は、ショーケース10内の商品見本やその値札を見て購入商品を決定した後、カウンター5の左右向き部5Aの右端部上に段積みされたトレイ19の1つの持って購入通路7を順に進む。
出入り口25から飲食空間1内に入った各顧客は、ショーケース10内の商品見本やその値札を見て購入商品を決定した後、カウンター5の左右向き部5Aの右端部上に段積みされたトレイ19の1つの持って購入通路7を順に進む。
そして、おでん槽11の前に位置したとき、おでんw1を購入したいと思えば、顧客は自分の持っているトレイ19をおでん槽11の正面のレール8a、8b上に位置させておき、おでん槽11近傍のカウンタ5上面に多数段積みされた図示しない取り皿の1つをトレイ19上に載せ、次に箸やしゃもじなどの用具を用いておでんw1、例えば湯豆腐、大根又は厚揚げなどをトレイ19上の取り皿に載せる。
このとき第一センサ21はおでん槽19の正面のトレイ19のバーコード20を読み取って、その情報をコンピュータ4に入力し、またおでん槽11の秤装置16は該トレイ19上の取り皿に取り込まれたおでんw1の数量を検出してその数量情報をコンピュータ4に入力する。この際、秤装置21はこれの支持した上面開放容器とこれに収容されたおでんw1の総重量を測定し、おでんw1が何個、該上面開放容器から取り出されたかを認識する。これにより、コンピュータ4は特定の顧客の持っているトレイ19におでんw1を幾つ取り込んだかを認識し、取り込んだおでんw1の単価(例えば80円)に取り込んだおでんw1の数量を乗じ、おでんw1についての小合計代金を演算する。
次に顧客はうどんw2の供給を受ける個所22aに到達し、購入したいうどんw2量が大中小のいずれであるかを特定場所22にいるうどん供給の担当者に告げる。そして、うどんw2を取り込む際に自分の持っているトレイ19を特定場所22の正面のカウンター5のレール8a、8b上に置く。一方、担当者は顧客から注文された量のうどんw2を茹で上げた後、これをどんぶりに入れてこれを注文した顧客に渡すと共にそのうどんw2量に対応するものとした発信装置23である押しボタンを押し操作する。そして顧客は受けとったどんぶりをトレイ19上に載せる。
このとき特定個所22aの第一センサ21は先と同様に該個所22aに対応する位置に置かれたトレイ19のバーコード20を読み取って、その情報をコンピュータ4に入力すると共に、押しボタン23はトレイ19に取り込んだうどんw2量についての情報をコンピュータ4に入力する。これにより、コンピュータ4は特定のトレイ19に取り込んだうどんw2量を認識し、その量のうどんw2の単価を先のおでんw1についての小合計代金に加算をする。なお、顧客が大中小のうちの任意なものを複数購入したときは、それぞれの量のうどんw2の入った各どんぶりに対応した回数だけ押しボタン23を押すようにする。このときコンピュータ4は各うどんw2量ごとにその単価にその対応するどんぶりの数を乗じて得た値の全てを加算してうどんw2についての小合計代金を演算し、該小合計代金を先のおでんw1についての小合計代金に加算する。
顧客がさらに進んで棚部14の前に到達し、自分の購入したいトッピングT又はその他の商品の単位棚部分14Aの正面に位置したとき、顧客は自分の持っているトレイ19を該単位棚部分14Aの正面のカウンター5のレール8a、8b上に載せ、次に箸、しゃもじ、又は挟み具を用いてそのトッピングTを希望する数量だけうどんw2の入ったどんぶり内に取り込んだり、或いはその他の商品を該商品の載せられた皿と共にトレイ19上に取り込む。
このとき該単位棚部分14Aに対応した第一センサ21は該単位棚部分14Aの正面に位置されたトレイ19のバーコード20を先と同様に読み取って、その情報をコンピュータ4に入力し、また該単位棚部分14Aの特定のトッピングT又はその他の商品に対応した秤装置18はトレイ19上に取り込まれた特定種類のトッピングTの数量や、その他の商品の数量を検出してその数量情報をコンピュータ4に入力する。これにより、コンピュータ4は特定のトレイ19に特定種類のトッピングT又はその他の商品を幾つ取り込んだかを認識し、その数量に取り込んだ特定種類のトッピングT又はその他の商品の単価を乗じて得た値を先のうどんの取り込みまでの全ての合計代金に加算し、これまでに購入した商品の合計額を演算する。
顧客が棚部14の前をさらに進み、自分の購入したい別のトッピングT又はその他の商品を収容した単位棚部分14Aの正面に位置したとき、先のトッピングT又はその他の商品についての処理に準じた処理を行うのであり、これによりコンピュータ4はこれまでに該トレイ19に取り込んだ全ての商品の代金累計額を演算し、特定の単一のトレイ19上に取り込んだ各商品、及び該各商品の取込み量及び、代金累計額などを例えば図7に示すようなデータ構造としてコンピュータ4の記憶部に記憶する。
こうして各顧客は購入したい商品を自分の持っているトレイ19に取り込んだ後、該トレイ19を持ってレジスター15の設置場所まで移動し、ここで該レズシスター15近傍のカウンター5のレール8a、8b上にそのトレイ19を置いて購入しようとする全ての商品の代金を支払うのである。
このとき、レジスター15近傍個所の第一センサ21は先と同様にトレイ19のバーコード20を読み取って、その情報をコンピュータ4に入力する。該入力により、コンピュータ4はそのトレイ19を持った特定の顧客によるそのトレイ19上への商品の取込みが終了したことを認識し、これに関連して、レジスター15の表示部15aに、トレイ19上の全ての商品の銘柄、各商品の単価、各商品の取込み数量、及び、各商品の種類ごとの小合計額、及び、取り込んだ全ての商品の代金累計額などが表示されると共に、それに対応した領収書が印刷出力される。
レジスター15の担当者は、その表示部15aに表示された代金累計額をその対応する顧客に告げ、顧客からその代金を受けとり、それと引き替えに印刷出力された前記領収書をその顧客に手渡すようにする。代金の支払い処理を済ませた顧客は、トレイ19をカウンター5上から持ち上げ、テーブル26、27上に持ち運んだ後、それを食するのである。
上記のように顧客による商品購入処理及び販売店の商品販売処理が購入通路7を列をなして進む各顧客について同じように実施されるのであり、したがってうどんw2及びその関連商品の販売がきわめて円滑に行われるものとなる。
なお、上記実施例ではうどん飲食販売店での販売を例示したが、本願発明はこれに限定するものではなく、各種のセルフサービス方式の販売店で実施できるものである。
T トッピング(商品)
w1 おでん(商品)
w2 うどん(商品)
4 コンピュータ
19 トレイ(搬送器具)
15 レジスター
16 第二センサ(端末機器、秤装置)
20 バーコード
21 第一センサ(端末機器)
23 発信装置(端末機器)
w1 おでん(商品)
w2 うどん(商品)
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19 トレイ(搬送器具)
15 レジスター
16 第二センサ(端末機器、秤装置)
20 バーコード
21 第一センサ(端末機器)
23 発信装置(端末機器)
Claims (5)
- 各購買者が販売店内に陳列された商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具に取り込んだ後、該搬送器具をレジスター設置場所へ持ち運び、ここで商品の代金支払い処理が行われるように実施する店内販売方法において、各購買者が自身の持っている搬送器具に商品を取り込む際にその搬送器具の識別情報、その商品の識別情報及びその商品の取込み数量情報を端末機器で検出させ、該検出情報に基づいてその搬送器具に取り込まれた全ての商品の代金の累計額をコンピュータに演算させるように実施することを特徴とする店内販売方法。
- 前記搬送器具にバーコードを付加し、商品群の単位陳列個所のそれぞれに前記バーコードを認識する端末機器としての第一センサを設け、また前記単位陳列個所から前記搬送器具に取り込んだ商品の数量を検出する端末機器としての第二センサを設けたことを特徴とする請求項1記載の店内販売方法。
- 各顧客がうどん飲食販売店内に陳列されたうどん関連商品群の中から任意な商品を選んで搬送器具であるトレイに取り込むと共にうどん飲食販売店内の特定個所で供給されるうどんを取り込んだ後、該搬送トレイをレジスター設置場所へ持ち運び、ここで該うどん飲食販売店の担当者が該トレイに取り込んでいる商品の代金をその顧客から受けとるように実施する関連商品の店内販売方法において、各顧客が自身の持っているトレイに商品を取り込む際にそのトレイの個別情報、その商品の情報、及び、その商品の取込み数量情報を端末機器で検出させ、該検出情報に基づいてそのトレイに取り込まれた全ての商品の代金の累計額をコンピュータに演算させ、該演算結果を、端末機器となした前記レジスターに表示させるように実施することを特徴とする店内販売方法。
- 前記トレイにバーコードを付加すると共に、商品群の前記単位陳列個所及び前記うどん供給個所のそれぞれに前記バーコードを認識する端末機器としての第一センサを設け、また前記単位陳列個所から前記トレイに取り込んだ商品の数量を検出する端末機器としての第二センサ及び、うどんの量について情報を発信する端末機器としての発信装置を設けたことを特徴とする請求項3記載の店内販売方法。
- 前記第二センサが、単位陳列個所に存在する商品群全体重量の減少から該単位陳列個所から特定のトレイに取り込んだ商品の個数についての数量情報を得るようになした秤装置であることを特徴とする請求項4記載の店内販売方法。
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JP2007071647A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Toru Mikoyama | 惣菜販売システム |
JP2018014117A (ja) * | 2017-08-24 | 2018-01-25 | 井関農機株式会社 | 米飯販売システム |
JP2018028912A (ja) * | 2017-08-23 | 2018-02-22 | 井関農機株式会社 | 米飯販売システム |
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2003
- 2003-08-04 JP JP2003285900A patent/JP2005056119A/ja active Pending
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JP2007071647A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Toru Mikoyama | 惣菜販売システム |
JP4666615B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-04-06 | 徹 三箇山 | 惣菜販売システム |
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