JP5041756B2 - 計量値付けシステム - Google Patents

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Description

本発明は、量り売りの商品を計量してその値付けを行う計量値付けシステムに関し、特に、商品の対面販売において用いられる計量値付けシステムに関する。
近年、生鮮食料品店(肉屋や魚屋など)だけではなく、スーパーマーケットや百貨店などにおける肉や魚、総菜などの生鮮食品の売り場においても、店員がショーケースを挟んで客と対面しながら生鮮食品の販売を行う対面販売が多く見られるようになっている。この対面販売では、店員が、客が購入を希望する商品およびその購入重量(場合によっては、数量)を聞き、その商品をショーケースの中から取り分けて計量し価格を算出する。この計量値付け作業は、主として、対面販売用ハカリによって行われる。
従来の対面販売用ハカリは、主として、商品の計量を行う計量部と、店員から各種の操作を受け付ける操作部と、各商品に関する商品情報を予め記憶させておく記憶部と、商品の価格の計算などを行う制御部と、計量部による計量結果や制御部による計算結果などを表示する表示部とを備えている。客が購入を希望する商品の種類およびその重量を店員に伝えると、店員は、対象商品を計量部によって計量し、表示部に表示される計量値を見ながら対象商品の重量を客が希望する重量に合わせる。また、店員は、計量部によって商品を計量しながら、操作部を操作して記憶部に記憶されている対象商品の商品情報を制御部に呼び出させる。操作部としては、タッチパネル式の操作画面が採用されることが多く、この操作画面上には、プリセットされている各商品に対応する多数のボタンが配置されている。そして、店員が操作画面上に配置されている多数のボタンの中から客が現在購入を希望している商品に対応するボタンを1つ選択し、かつ、計量部により計量された対象商品の重量が客の希望通りになり、店員が操作部に設けられている決定ボタンを押すなどすると、制御部は、計量部による計量結果および記憶部から読み出された単価情報などの商品情報に基づいて商品の価格を決定する。
このように、従来の構成では、客が希望している商品の商品情報を読み出すためには、操作画面上に配置されている複数のボタンの中から適切な1のボタンを選び出さなければならず、店員に課される動作が煩雑になり、店員が誤ったボタンを選択してしまったり、商品の精算に時間がかかってしまったりするなどの問題が生じることがあった。
そこで、各商品を盛りつけているトレーにその商品の商品情報を記憶させた電子棚札を張りつけておき、店員にこの電子棚札に記憶されている商品情報を読み出して記憶することが可能な記憶ユニットを携帯させておく方法が提案されている(特許文献1)。この方法によると、店員は、客が購入を希望する商品に対応する電子棚札に自身が携帯している記憶ユニットを近づけて記憶ユニットに電子棚札から商品情報を読み出させて記憶させ、次に、記憶ユニットを対面販売用ハカリの受信機に近づけて記憶ユニットに記憶されている商品情報を受信機に読み出させる。したがって、この方法では、店員は、操作画面を操作して客が希望している商品の商品情報を読み出す動作を省略することができるようになっている。
特許第3587146号
しかしながら、特許文献1の方法では、操作画面を操作する動作を省略することができるものの、店員は、記憶ユニットをわざわざ携帯しておき、1つの商品を取り分ける度に、その記憶ユニットを電子棚札と対面販売用ハカリとに1度ずつ2度かざす動作が要求されることになる。したがって、依然として、店員に課される動作は煩雑なものになる。
本発明の目的は、簡単な操作で量り売りの商品を計量し値付けすることが可能な計量値付けシステムを提供することにある。
第1発明に係る計量値付けシステムは、第1情報保持部と、読み取り部と、計量部と、値付け部とを備える。第1情報保持部は、量り売りの1種類の商品のみを取り分ける取り具に取り付けられ、その商品に関する商品情報を保持する。読み取り部は、第1情報保持部から商品情報を読み取る。計量部は、商品を計量する。値付け部は、読み取り部により読み取られた商品情報および計量部による商品の計量情報に基づいて、商品の値付けを行う。
この計量値付けシステムは、小売店などの対面販売形式の売り場やバックヤードなどにおいて店員などのオペレータが量り売りの商品を取り具で取り分けて計量し値付けすることをサポートするシステムであって、1の取り具がある特定の種類の商品のみを取り分けるために用いられる環境において導入されるシステムである。このような環境としては、例えば、1の取り具で別の商品を取り分けることができないような惣菜などの売り場が考えられる。
そして、この計量値付けシステムが導入された環境では、各取り具に、その取り具よって取り分けられる商品に関する商品情報を保持する第1情報保持部が取り付けられる。そして、商品の計量値付け作業を行うオペレータは、取り具を用いて取り分けた商品を計量部によって計量する。さらに、このオペレータは、この計量動作とともに、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品情報を読み取り部に読み取らせる。一方、値付け部は、オペレータによるこれらの動作を受けて、この読み取り部により読み取られた商品情報および計量部による商品の計量情報に基づいて、商品の価格を決定する。
このように、この計量値付けシステムでは、商品に関する商品情報がその商品を取り分ける専用の取り具に取り付けられた第1情報保持部に保持されているため、この第1情報保持部が保持している商品情報を読み取り部に読み取らせるだけで、従来のようにプリセットされている商品情報を読み出すための煩雑な操作を省略して、簡単な操作で量り売りの商品を計量し値付けすることができる。
したがって、この計量値付けシステムでは、オペレータが一方の手に商品を入れる容器を持ち、他方の手に取り具を持っておりその両手がふさがった状態にある場合にも、その他方の手に持った取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品情報を読み取り部により読み取らせるだけで、簡単に商品の値付けを行うことができる。
第2発明に係る計量値付けシステムは、第1発明に係る計量値付けシステムであって、記憶部をさらに備える。記憶部は、商品を識別する商品識別情報に対応付けられた態様の商品の単価情報を記憶する。商品情報は、商品識別情報を含む。値付け部は、商品情報、計量情報および記憶部に記憶されている単価情報に基づいて、商品の値付けを行う。
この計量値付けシステムでは、予め記憶部に商品の単価情報が商品識別情報に対応付けられた形式で記憶されている。そして、読み取り部が、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品識別情報を読み取ると、値付け部が、記憶部を参照して、読み取り部により読み取られた商品識別情報に基づいてその商品の単価を特定し、価格を決定する。このように、この計量値付けシステムでは、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品識別情報に基づいて、商品の価格を決定することができる。
第3発明に係る計量値付けシステムは、第1発明に係る計量値付けシステムであって、商品情報は、商品の単価情報を含む。
この計量値付けシステムでは、取り具に取り付けられる第1情報保持部が、商品の単価情報を保持している。そのため、この計量値付けシステムでは、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している単価情報に基づいて、商品の価格を決定することができる。
第4発明に係る計量値付けシステムは、第1発明から第3発明のいずれかに係る計量値付けシステムであって、第2情報保持部をさらに備える。第2情報保持部は、取り具を用いて商品を取り分けるオペレータに携帯され、オペレータを識別するオペレータ識別情報を保持する。読み取り部は、第2情報保持部からオペレータ識別情報を読み取る。
この計量値付けシステムが導入された環境では、取り具を用いて商品を取り分けるオペレータが、そのオペレータを識別するオペレータ識別情報を保持する第2情報保持部を携帯する。そして、読み取り部は、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品情報の他、この第2情報保持部が保持しているオペレータ識別情報を読み取る。したがって、この計量値付けシステムでは、オペレータ識別情報を商品の精算に活用することができる。
第5発明に係る計量値付けシステムは、第4発明に係る計量値付けシステムであって、読み取り部は、第1情報保持部からの商品情報と、第2情報保持部からのオペレータ識別情報とを対応付けて読み取る。値付け部は、同じオペレータにより取り分けられた複数の商品の価格を加算する。
この計量値付けシステムでは、読み取り部が商品情報とオペレータ識別情報とを対応付けて読み取り、値付け部が同じオペレータにより取り分けられた複数の商品をまとめて精算する。したがって、この計量値付けシステムでは、売り場に複数人のオペレータが配置され、各オペレータがそれぞれの担当する顧客が注文した1種類以上の商品を代わる代わる計量し値付けする場合にも、値付け部は、計量された複数の商品をオペレータ識別情報をキーにして顧客ごとに区別することができる。
第6発明に係る計量値付けシステムは、第1発明から第5発明のいずれかに係る計量値付けシステムであって、書き込み部をさらに備える。書き込み部は、第1情報保持部に商品情報を書き込む。なお、この書き込み部は、読み取り部と別体であってもよいし、一体化されていてもよい。
この計量値付けシステムでは、書き込み部を介して第1情報保持部に商品情報を書き込むことができる。
第7発明に係る計量値付けシステムは、第1発明から第6発明のいずれかに係る計量値付けシステムであって、第3情報保持部をさらに備える。第3情報保持部は、商品を購入する顧客に配布され、顧客を識別する顧客識別情報を保持する。読み取り部は、第3情報保持部から顧客識別情報を読み取る。
この計量値付けシステムが導入された環境では、顧客に、その顧客を識別する顧客識別情報を保持する第3情報保持部が配布される。そして、読み取り部は、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品情報の他、この第3情報保持部が保持している顧客識別情報を読み取る。したがって、この計量値付けシステムでは、顧客識別情報に基づいて顧客管理を行うことができる。
第8発明に係る計量値付けシステムは、第1発明から第7発明のいずれかに係る計量値付けシステムであって、読み取り部は、計量部の近傍に存在する。
通常、商品を量り売りする場合には、取り具を用いて容器などに取り分けた商品を計量部で計量した後、その計量情報に基づいて商品を足したり減らしたりして調整することが多いため、オペレータは、商品を計量部で計量する段階では取り具を手に持ったままの状態であることが多い。したがって、この計量値付けシステムのように、読み取り部が計量部の近傍に配置されている場合には、オペレータは、商品の計量動作の自然な流れの中で、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品情報を読み取り部に読み取らせることができる。
第9発明に係る計量値付けシステムは、第1発明から第8発明のいずれかに係る計量値付けシステムであって、第1情報保持部は、非接触タグである。
この計量値付けシステムでは、取り具に取り付けられた非接触タグに商品情報が記憶される。したがって、商品の計量値付け作業を行うオペレータは、取り具を読み取り部にかざすなどの簡易な動作により商品情報を読み取り部に読み取らせることができる。
10発明に係る計量値付けシステムは、取り具と、読み取り部と、計量部と、記憶部と、値付け部とを備える。取り具は、自身を識別する取り具識別情報を保持し、量り売りの1種類の商品のみを取り分ける。読み取り部は、取り具から取り具識別情報を読み取る。計量部は、商品を計量する。記憶部は、取り具識別情報に対応付けられた態様の商品の
単価情報を記憶する。値付け部は、読み取り部により読み取られた取り具識別情報、記憶部に記憶されている単価情報および計量部による商品の計量情報に基づいて、商品の値付けを行う。なお、取り具が取り具識別情報を保持する態様としては、例えば、取り具に取り具識別情報が記憶された非接触ICタグなどの情報記憶媒体が内蔵されるようになっていてもよいし、取り具の表面に形成された切り欠きなどによって取り具が識別されるようになっていてもよい。
この計量値付けシステムは、小売店などの対面販売形式の売り場やバックヤードなどにおいて店員などのオペレータが量り売りの商品を取り具で取り分けて計量し値付けすることをサポートするシステムであって、1の取り具がある特定の種類の商品のみを取り分けるために用いられる環境において導入されるシステムである。このような環境としては、例えば、1の取り具で別の商品を取り分けることができないような惣菜などの売り場が考えられる。
この計量値付けシステムの取り具は、自身を識別する取り具識別情報を保持する。そして、商品の計量値付け作業を行うオペレータは、取り具を用いて取り分けた商品を計量部によって計量する。さらに、このオペレータは、この計量動作とともに、取り具が保持している取り具識別情報を読み取り部に読み取らせる。一方、記憶部には、予め商品の単価情報がその商品を取り分ける取り具の取り具識別情報に対応付けられた形式で記憶されている。そして、読み取り部が、取り具が保持している取り具識別情報を読み取ると、値付け部が、記憶部を参照して、読み取り部により読み取られた取り具識別情報に基づいてその商品の単価情報を特定し、価格を決定する。
このように、この計量値付けシステムでは、商品の単価情報がその商品を取り分ける専用の取り具の取り具識別情報に対応付けられて記憶部にプリセットされているため、取り具が保持している取り具識別情報を読み取り部に読み取らせるだけで、従来のようにプリセットされている商品情報を読み出すための煩雑な操作を省略して、簡単な操作で量り売りの商品を計量し値付けすることができる。
したがって、この計量値付けシステムでは、オペレータが一方の手に商品を入れる容器を持ち、他方の手に取り具を持っておりその両手がふさがった状態にある場合にも、その他方の手に持った取り具が保持している取り具識別情報を読み取り部により読み取らせるだけで、簡単に商品の値付けを行うことができる。
本発明に係る計量値付けシステムが導入された環境では、各取り具に、その取り具よって取り分けられる商品に関する商品情報を保持する第1情報保持部が取り付けられる。そして、商品の計量値付け作業を行うオペレータは、取り具を用いて取り分けた商品を計量部によって計量する。さらに、このオペレータは、この計量動作とともに、取り具に取り付けられた第1情報保持部が保持している商品情報を読み取り部に読み取らせる。一方、値付け部は、オペレータによるこれらの動作を受けて、この読み取り部により読み取られた商品情報および計量部による商品の計量情報に基づいて、商品の価格を決定する。このように、この計量値付けシステムでは、商品に関する商品情報がその商品を取り分ける専用の取り具に取り付けられた第1情報保持部に保持されているため、この第1情報保持部が保持している商品情報を読み取り部に読み取らせるだけで、従来のようにプリセットされている商品情報を読み出すための煩雑な操作を省略して、簡単な操作で量り売りの商品を計量し値付けすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る計量値付けシステム100について説明する。なお、本実施形態の説明においては、計量値付けシステム100は、後述する売り場Fに設置されているものとする。
<計量値付けシステムの全体構成>
計量値付けシステム100は、スーパーマーケットや百貨店、生鮮食料品店などの対面販売形式の売り場やバックヤードなどにおいて、店員などのオペレータが量り売りの商品を取り具で取り分けて計量し値付けすることをサポートするシステムである。計量値付けシステム100が導入される売り場Fでは、1の取り具がある特定の種類の商品のみを取り分けるために用いられる。
図1に示されるように、計量値付けシステム100は、主として、複数台(本実施形態では、3台)の対面販売用のハカリ1,101,201と、非接触ICタグ31が取り付けられた商品を取り分ける取り具30と、非接触ICタグ31からデータを読み出し、かつ、非接触ICタグ31にデータを書き込むことが可能なリーダライタ60,160,260とから構成される。また、計量値付けシステム100には、店員が腕に装着した状態で使用する、非接触ICタグ41が埋め込まれたリストバンド40や、客に配布される非接触ICカードである会員カード50なども含まれる。
計量値付けシステム100が設置された売り場Fでは、ポテトサラダ、コールスロー、トマトサラダ、中華風サラダ、カルパッチョ、ゴーヤチャンプルといった複数の種類の商品が対面販売形式で量り売りされている。これらの商品は、それぞれトレーTに盛りつけられてショーケースSに並べられている。各トレーTの右隣には、そのトレーTに盛りつけられている商品を取り分けるための取り具30が専用の受け皿に載せられた状態で配置されている。
ショーケースSの上には、3台のハカリ1,101,201が配列されており、各ハカリ1,101,201の真横には、非接触ICタグ31からデータを読み出し、又は非接触ICタグ31にデータを書き込むことが可能なリーダライタ60,160,260が並べられている。このリーダライタ60,160,260は、店員が腕に装着しているリストバンド40に埋め込まれた非接触ICタグ41および客が携帯している会員カード50ともデータの授受を行う。なお、本実施形態では、リーダライタ60,160,260とハカリ1,101,201とが別体となっているが、他の実施形態においては、リーダライタ60,160,260がハカリ1,101,201に内蔵されるようになっていてもよい。
売り場Fには、複数人の店員が配置される。そして、この複数人の店員は、同時にそれぞれ別々の客から注文を取ることができる。
なお、ハカリ1,101,201は互いに同期を取っているため、店員は、同じ客の注文する複数の商品を連続して取り分けて計量する場合であっても、常に3台のハカリ1,101,201のうちいずれを用いてもよいようになっている。すなわち、各店員は、取り分けた商品が盛りつけられているトレーTの近くにあるハカリ1,101,201であったり、別の店員が使っていないハカリ1,101,201であったりを、その時々で臨機応変に使い分けることができる。
<計量値付けシステムの各部の構成>
(1)ハカリ
ハカリ1,101,201は、商品を計量する計量機能の他、計量結果に基づいて商品の価格を決定する値付け機能を含む様々な精算処理を行うレジ機能を有している。これらのハカリ1,101,201は、互いにインライン連結され、同期を取っている。また、これらのハカリ1,101,201は、それぞれリーダライタ60,160,260に接続されている。
図2および図3に、ハカリ1の外観斜視図を示す。図2は、ハカリ1を店員側から見た斜視図であり、図3は、パック容器Pに入れられた商品を計量している状態のハカリ1を客側から見た斜視図である。以下、ハカリ1についてのみ説明を行うが、ハカリ101,201は、ハカリ1と同様の構成を有しているものとする。
図2に示すように、ハカリ1は、ほぼ直方体状の本体部1aを有している。本体部1aの店員側の面には、店員が操作を行うための操作パネル2が設けられている。操作パネル2は、主として、テンキーなどの各種キー5と、これらのキー5の左側に配置される店員側ディスプレイ3とから構成されている。
店員側ディスプレイ3は、視認性に優れたカラー液晶ディスプレイである。店員側ディスプレイ3上には、タッチパネルが設置されている。このタッチパネルは、スクリーン状の位置入力装置であり、操作者が指でタッチした位置の位置情報を得ることができるものである。タッチパネルの位置検出方式としては、感圧式、抵抗膜式、光位置検出式など、いずれの方式が採用されてもよい。このようなタッチパネルが店員側ディスプレイ3上に設置されているため、店員は、店員側ディスプレイ3(正確には、店員側ディスプレイ3上のタッチパネル)に直接タッチすることによって、ハカリ1に対して操作入力を行うことができる。店員側ディスプレイ3には、後述する「決定」キーや「小計」キーなどの精算処理に係る各種キーや、店員に計量中の商品に関する商品情報を示す情報表示画面が表示される。なお、後述するとおり、計量値付けシステム100では、主としてハカリ1にプリセットされている商品情報の呼び出しは、操作パネル2を介することなく自動的に行われることとなっているが、何らかの不具合により自動呼び出しが不能となったときのために、店員が操作パネル2を手動で操作することにより商品情報を呼び出すことも可能となっている。
本体部1aの上部には、パック容器P(図3参照)などの風袋に入れられた商品の重量を検出するための計量部9が設けられている。計量部9は、主として、計量台9aおよびこの計量台9aの下方に設けられたロードセルなど(図示せず)から構成されている。
本体部1aの内部かつ側方側には、レシート発行のためのレシート発行部12が設けられている。操作パネル2の右側にはレシート発行口13が形成されており、このレシート発行口13からレシートRが排出されるようになっている。レシート発行部12は、ロール状のレシート台紙が収納されたレシート収納部14と、レシート収納部14からレシートを取り出すとともにレシート発行口13までレシートを搬送する搬送機構15と、レシートに対して印字を行う印字部16とを備えている。
また、図3に示すように、本体部1aの客側の面には、客側ディスプレイ8が設けられている。この客側ディスプレイ8は、視認性に優れたカラー液晶ディスプレイであり、商品名、単価、重量(重さ)、価格(値段)、風袋重量(風袋量)、小計など客に対して表示する。
図4は、ハカリ1のブロック図である。ハカリ1は、制御部20を有している。制御部20には、記憶部であるハードディスク(以下、HDD)74と、操作パネル2と、客側ディスプレイ8と、計量部9と、レシート発行部12とが接続されている。また、制御部20は、第1通信ポート17を介して外部のリーダライタ60に接続されている。また、制御部20は、第2通信ポート18を介してローカルエリアネットワーク(以下、LAN)6に接続されており、同じくLAN6に接続されるPOS(point of sale)レジスタ200に接続されている。さらに、制御部20は、LAN6を介してインターネットに接続され、店舗内のシステムを超えて各店舗のPOSレジスタを統括する遠隔のPOS統括サーバに接続されるようになっていてもよい。
制御部20は、CPU71、ROM72およびRAM73を備えている。ROM72には、CPU71やRAM73を使ってハカリ1の制御を行う制御プログラムが格納されている。RAM73は、CPU71の動作中にデータが一時的に格納されることになるCPU71の作業領域である。制御部20は、操作パネル2や計量部9、リーダライタ60などから信号を受け取り、HDD74内の商品情報テーブル74aに格納されている商品情報を呼び出して、各ディスプレイ3,8への表示指令やレシート発行部12への動作指令を発する。商品情報テーブル74aに格納される商品情報は、LAN6やインターネットなどの通信線を介してPOSレジスタ200やPOS統括サーバなどの外部の機器から提供されるデータであってもよいし、記憶媒体を介して提供されるデータであってもよいし、操作パネル2を使って操作者が手動で打ち込んだデータであってもよい。
図5は、商品情報テーブル74aのデータ構造を示している。すなわち、商品情報テーブル74aには、各商品に付される商品識別番号に対して、商品名、単価、その商品が収納される風袋(パック容器P)の重量、特売に関する情報、その商品の計量中に店員側ディスプレイ3に表示される情報などが対応付けられて格納されている。
(2)リーダライタ
リーダライタ60,160,260は、それぞれハカリ1,101,201の近傍に設置され、ハカリ1,101,201の第1通信ポート17に接続される。リーダライタ60,160,260は、取り具30に取り付けられている非接触ICタグ31がその通信範囲C内に入ると、その非接触ICタグ31に記憶されているデータを読み出して、逐次、第1通信ポート17を介してハカリ1,101,201の制御部20へと送信する。同様に、リーダライタ60,160,260は、店員が装着しているリストバンド40に埋め込まれた非接触ICタグ41や、客に配布されている会員カード50がその通信範囲C内に入った場合にも、非接触ICタグ41や会員カード50に記憶されているデータを読み出して、逐次、第1通信ポート17を介してハカリ1,101,201の制御部20へと送信する。
(3)非接触ICタグ付き取り具
商品が陳列されるショーケースS内には、商品が盛りつけられたトレーTが並べられ、各トレーTの右隣には、そのトレーTに盛りつけられた商品を取り分けるための取り具30が専用の受け皿に載せられた状態で配置されている。取り具30とは、具体的には、トングやスプーンである。そして、各取り具30の柄の部分には、樹脂コーティングされた非接触ICタグ31が取り付けられる。
そして、各非接触ICタグ31には、その非接触ICタグ31が取り付けられている取り具30によって取り分けられる商品を識別する商品識別番号が記憶されている。具体的には、ポテトサラダを取り分ける取り具30の非接触ICタグ31には、ポテトサラダの商品識別番号である「P0001」が格納され、コールスローを取り分ける取り具30の非接触ICタグ31には、コールスローの商品識別番号である「P0002」が格納される(図5参照)。なお、ポテトサラダやゴーヤチャンプルのような人気商品の場合には、トレーTが複数用意されることがある。こうした場合には、例えば、ポテトサラダに対応する複数の取り具30の複数の非接触ICタグ31のそれぞれに、商品識別番号「P0001」が格納されることになる。なお、この商品識別番号を非接触ICタグ31に書き込む作業では、リーダライタ60,160,260が用いられてもよいし、バックヤードなどの売り場F以外の場所に別途用意されているライタを用いられてもよい。
(4)非接触ICタグ付きリストバンド
売り場Fに配置される各店員は、商品をパック容器Pに取り分ける際に取り具30を持つ側の腕にリストバンド40を装着することになっている。リストバンド40には、非接触ICタグ41が埋め込まれており、非接触ICタグ41には、そのリストバンド40を装着する店員の名前が記憶されている。このリストバンド40の非接触ICタグ41に対応する店員の名前を書き込む作業においても、非接触ICタグ31の場合と同様に、リーダライタ60,160,260が用いられてもよいし、バックヤードなどの売り場F以外の場所に別途用意されているライタを用いられてもよい。
(5)会員カード
所定の手続きを行った客には、各種サービスを受ける資格を有する会員であることを証明する会員カード50が配布される。会員カード50は、非接触ICカードであり、会員カード50には、その会員カード50を所有する会員を識別する会員識別番号その他の会員に関する各種データが記憶されている。客が売り場Fでの買い物時にこの会員カード50を店員に提示すると、店員は提示された会員カード50に記憶されている各種データをリーダライタ60,160,260に読み取らせる。読み取られた会員に関する各種データは、第1通信ポート17を介してハカリ1,101,201の制御部20に送られ、割引サービスやポイント付加サービスなどの精算処理に利用される。また、適宜、今回の買い物により付加されるサービスポイントなどの各種データが、リーダライタ60,160,260によって会員カード50に書き込まれる。
<計量値付けシステムによる計量値付け処理>
売り場Fでは、客は、ショーケースS内の商品の購入を希望する場合には、ショーケースSの反対側にいる店員に、例えば、「ポテトサラダを300g下さい。」というようにして購入を希望する商品の種類とその重量とを伝える。これを受けて、店員は、一方の手にパック容器Pを取り、他方の手に取り具30を取って、おおよそ客が指定した重量に見合う分量だけ客が指定した商品を取り具30を用いてトレーTから取り出してパック容器Pに詰め、いずれかのハカリ1,101,201の計量台9aの上に載せる。ここで、店員は、商品をパック容器Pに取り分ける際には、必ずその商品が盛りつけられているトレーTの右隣にある取り具30を用いることとされている。また、店員は、商品をハカリ1,101,201の計量台9aの上に載せると略同時に、手に持った取り具30と腕に巻き付けたリストバンド40とをそのハカリ1,101,201の真横にあるリーダライタ60,160,260にかざす。また、客が会員カード50を提示した場合には、店員は、その会員カード50をリーダライタ60,160,260にかざす。
一方、このとき、計量値付けシステム100側では、以下の処理が実行されることになる。すなわち、リーダライタ60,160,260は、取り具30の非接触ICタグ31から商品識別番号を受け取り、リストバンド40の非接触ICタグ41から店員の名前を受け取り、また、会員カード50がかざされた場合には会員カード50から各種データを受け取って、ハカリ1,101,201の制御部20へと送る。制御部20は、リーダライタ60,160,260から受け取った商品識別番号をキーにして商品情報テーブル74aを検索し、店員側ディスプレイ3および客側ディスプレイ8の双方に、現在計量されている商品の商品名、単価、計量部9により計量された重量(重さ)、価格(値段)、風袋を表示させる。商品の価格は、制御部20により、商品の単価と商品の重量との積として算出される。なお、このとき店員側ディスプレイ3および客側ディスプレイ8に表示される商品の価格は、その客が会員カード50を提示した場合であってその商品が割引を受けられる場合には、その割引後の価格となる。
そして、店員は、店員側ディスプレイ3に表示される計量値と客が指定した重量値とに大きなズレがある場合には、パック容器Pにさらに商品を足したり、取り出した商品をパック容器PからトレーTに戻したりして、計量値が客の指定した重量値に近づくように調整する。そして、最終的に、計量値と客が指定した重量値とのズレがある範囲内に収まり、客からの了承が得られると、店員は、操作パネル2上の「決定」ボタンを押す。
一方、ハカリ1,101,201の制御部20は、店員により「決定」ボタンが押されたことを受けて、RAM73上に展開されている精算対象商品データテーブル73a(図6参照)にレコードを追加する。このレコードには、商品識別番号と、商品名と、「決定」ボタンが押された時点での商品の重量、割引前の価格および割引後の価格と、その商品の取り分けを行った店員の名前とが互いに対応付けられて格納される。なお、割引後の価格とは、割引を受けることができない場合には通常の価格であって、割引前の価格と同じになる。
そして、客が連続してさらに別の商品を注文する場合には、店員はその別の商品について同様の動作を繰り返す。そして、客が注文する全ての商品についての計量値付け作業が終了すると、店員は、ハカリ1,101,201の操作パネル2上の「小計」ボタンを押す。
このとき、ハカリ1,101,201の制御部20は、店員により「小計」ボタンが押されたことを受けて、客が支払うべき金額を計算する。すなわち、制御部20は、精算対象商品データテーブル73aを参照して、「小計」ボタンを押した店員が取り分けを行った全ての商品の割引後の価格を加算する。この加算後の金額は、店員側ディスプレイ3および客側ディスプレイ8の双方に表示され、これを参考にして客と店員との間で精算が行われる。また、制御部20は、この加算処理の後、精算対象商品データテーブル73aに格納されている、「小計」ボタンを押した店員が取り分けを行った全ての商品に関する各種データに基づいて、レシート発行部12に適当なレシートRを発行させる。そして、このレシート発行処理の後、精算対象商品データテーブル73aに格納されている精算済みの全ての商品に関する各種データが、精算対象商品データテーブル73aから消去されることになる。
<本ハカリの特徴>
(1)
計量値付けシステム100では、商品を取り分ける取り具30に、その商品を識別する商品識別番号が記憶された非接触ICタグ31が取り付けられている。したがって、店員は、商品の計量値付け作業を行う際に、商品を取り分けるために手にもった取り具30をハカリ1,101,201の近傍に配置されているリーダライタ60,160,260にかざすだけで、ハカリ1,101,201の記憶部であるHDD74にプリセットされている商品情報を自動的に呼び出すことができる。これにより、迅速かつ正確に精算処理を行うことができる。
(2)
計量値付けシステム100では、店員が自身の名前が記憶された非接触ICタグ41の埋め込まれたリストバンド40を腕に装着しており、計量値付け作業時には、リーダライタ60,160,260によって非接触ICタグ41から店員の名前が読み取られてハカリ1,101,201の制御部20へと送られるようになっている。このため、制御部20は、精算対象とされる商品に関する各種データをその商品の取り分けを行った店員に対応させて管理することができるようになっている(図6参照)。したがって、売り場Fに複数人の店員が配置され、各店員がそれぞれの担当する客が注文した1種類以上の商品を代わる代わる計量し値付けする場合にも、制御部20は、計量された複数の商品を店員の名前をキーにして客ごとに区別することができる。
<変形例>
(1)
上記実施形態では、取り具30の非接触ICタグ31には商品識別番号が記憶されるようになっていたが、この商品識別番号に代えて又は加えて、商品情報テーブル74aに格納されている商品名、単価、その商品が収納される風袋(パック容器P)の重量、特売に関する情報、その商品の計量中に店員側ディスプレイ3に表示される情報などの商品情報が記憶されるようになっていてもよい。この場合には、HDD74に必ずしも商品情報テーブル74aを設けておく必要がなくなり、結果としてHDD74の記憶容量を少なくしてハカリ1,101,201の小型化を図ることができる。
(2)
上記実施形態では、非接触ICタグ31は、取り具30に樹脂コーティングされて取り付けられていたが、取り具30に埋め込まれていてもよい。
(3)
上記実施形態において、各取り具30に非接触ICタグ31を取り付ける代わりに、各取り具30の表面に各取り具30を識別する切り欠きを形成するようにしてもよい。この場合には、非接触ICタグとの通信が可能なリーダライタ60,160,260に代えて切り欠きの形状を判別することが可能な形状センサ(例えば、レーザ式の形状判別センサ
など)を用いるとともに、HDD74などの記憶領域に各取り具30に形成された切り欠
きにより示される取り具識別情報とその取り具によって取り分けられる商品に関する商品情報とを対応させて記憶させておく。
(4)
上記実施形態において、各取り具30に非接触ICタグ31を取り付ける代わりに、各取り具30にその取り具30を識別する取り具識別情報やその取り具30によって取り分けられる商品に関する商品情報を保持することができる任意の情報保持媒体を取り付けたり、内蔵させたりしてもよい。このような情報保持媒体としては、例えば、バーコードが考えられる。
(5)
上記実施形態において、レシートRを発行させるレシート発行部12に代えて又は加えて、ハカリ1,101,201にラベルを発行させるラベル発行部が設けられていてもよい。
(6)
上記実施形態において、リーダライタ60,160,260の代わりに、それぞれ別体のリーダとライタとが用いられてもよい。
(7)
店員が装着しているリストバンド40の非接触ICタグ41には、上記実施形態において示された店員の名前に限らず、店員識別番号その他の店員を識別することができる情報であればどのような情報が記憶されるようになっていてもよい。
(8)
上記実施形態において、非接触ICタグ41をリストバンド40に埋め込む以外の態様で店員に携帯させるようにしてもよい。例えば、店員が首から掛けるようにしてもよい。
(9)
上記実施形態において、非接触ICタグ41に代えて、店員を識別する任意の店員識別情報を保持することができる任意の情報保持媒体を用いてもよい。
本発明は、簡単な操作で量り売りの商品を計量し値付けすることができるという効果を有し、量り売りの商品を計量してその値付けを行う計量値付けシステム、特に、商品の対面販売において用いられる計量値付けシステムとして有用である。
本発明に係る計量値付けシステムが設置された売り場の様子を示す図。 店員側から見たハカリの斜視図。 客側から見たハカリの斜視図。 ハカリの内部構成を示すブロック図。 商品情報テーブルを示す図。 精算対象商品データテーブルを示す図。
1,101,201 ハカリ
9 計量部
20 制御部(値付け部)
30 取り具
31 非接触ICタグ(第1情報保持部)
40 リストバンド
41 非接触ICタグ(第2情報保持部)
50 会員カード(第3情報保持部)
60,160,260リーダライタ(読み取り部、書き込み部)
100 計量値付けシステム

Claims (10)

  1. 量り売りの1種類の商品のみを取り分ける取り具に取り付けられ、前記商品に関する商品情報を保持する第1情報保持部と、
    前記第1情報保持部から前記商品情報を読み取る読み取り部と、
    前記商品を計量する計量部と、
    前記読み取り部により読み取られた前記商品情報及び前記計量部による前記商品の計量情報に基づいて、前記商品の値付けを行う値付け部と、
    を備える、計量値付けシステム。
  2. 前記商品を識別する商品識別情報に対応付けられた態様の前記商品の単価情報を記憶する記憶部、
    をさらに備え、
    前記商品情報は、前記商品識別情報を含み、
    前記値付け部は、前記商品情報、前記計量情報及び前記記憶部に記憶されている前記単価情報に基づいて、前記商品の値付けを行う、
    請求項1に記載の計量値付けシステム。
  3. 前記商品情報は、前記商品の単価情報を含む、
    請求項1に記載の計量値付けシステム。
  4. 前記取り具を用いて前記商品を取り分けるオペレータに携帯され、前記オペレータを識別するオペレータ識別情報を保持する第2情報保持部、をさらに備え、
    前記読み取り部は、前記第2情報保持部から前記オペレータ識別情報を読み取る、請求項1から3のいずれかに記載の計量値付けシステム。
  5. 前記読み取り部は、前記第1情報保持部からの前記商品情報と、前記第2情報保持部からの前記オペレータ識別情報とを対応付けて読み取り、
    前記値付け部は、同じオペレータにより取り分けられた複数の前記商品の価格を加算する、
    請求項4に記載の計量値付けシステム。
  6. 前記第1情報保持部に前記商品情報を書き込む書き込み部、
    をさらに備える、
    請求項1から5のいずれかに記載の計量値付けシステム。
  7. 前記商品を購入する顧客に配布され、前記顧客を識別する顧客識別情報を保持する第3情報保持部、をさらに備え、
    前記読み取り部は、前記第3情報保持部から前記顧客識別情報を読み取る、
    請求項1から6のいずれかに記載の計量値付けシステム。
  8. 前記読み取り部は、前記計量部の近傍に存在する、
    請求項1から7のいずれかに記載の計量値付けシステム。
  9. 前記第1情報保持部は、非接触ICタグである、
    請求項1から8のいずれかに記載の計量値付けシステム。
  10. 自身を識別する取り具識別情報を保持し、量り売りの1種類の商品のみを取り分ける取り具と、
    前記取り具から前記取り具識別情報を読み取る読み取り部と、
    前記商品を計量する計量部と、
    前記取り具識別情報に対応付けられた態様の前記商品の単価情報を記憶する記憶部と、
    前記読み取り部により読み取られた前記取り具識別情報、前記記憶部に記憶されている前記単価情報及び前記計量部による前記商品の計量情報に基づいて、前記商品の値付けを行う値付け部と、
    を備える、計量値付けシステム。
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