JP2005055050A - 貯湯装置 - Google Patents

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俊正 若杉
Yoshiyuki Manome
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Abstract

【課題】複数の貯湯タンク方式でも、ヒータレスで風呂の保温或いは追い焚きが行えるようにした貯湯装置を提供する。
【解決手段】複数の貯湯タンク2、3を有し、この各貯湯タンクを給水配管及び給湯配管及び加熱手段の循環回路に対して並列接続し、更に各貯湯タンクの内方上部には、風呂の保温或いは追い焚き用の風呂熱交換器を並列接続して備えたので、各貯湯タンク内に並列で備えられた風呂用熱交換器も高温の温水で加熱され、浴槽水の保温或いは追い焚きが可能となり、加熱用のヒータが不用でヒータレスとなって、部品コスト低減及び省電力でランニングコストも低減されるものであり、従来不可能であった複数タンク式のヒータレス追い焚きを簡単な構成で可能として、安価で使用勝手の良い器具を提供するものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は複数の貯湯タンクを有する貯湯装置に関するものである。
従来よりこの種の貯湯装置では、2つの貯湯タンクを給水配管及び給湯配管及び加熱用の循環回路に対して直列接続し、あたかも1つのタンクのようにして使用出来るようにしたものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2002−48404号公報
ところでこの従来のものでは、2つの貯湯タンクが直列接続しているので、2つの貯湯タンク間には大きな温度差があり、2つの貯湯タンク内にそれぞれ風呂の保温或いは追い焚き用の風呂熱交換器を備えて、加熱用のヒータをなくすようにすることは出来ず、比較的高温水を貯湯する一方の貯湯タンクのみに風呂熱交換器を備えることは可能であるが、一つの貯湯タンクの貯湯量が少ないこともあって、能力不足で追い焚きおろか保温も出来ないと言う問題点を有するものであった。
この発明はこの点に着目し上記問題点を解決する為、特にその構成を、複数の貯湯タンクを有し、この各貯湯タンクを給水配管及び給湯配管及び加熱手段の循環回路に対して並列接続し、更に各貯湯タンクの内方上部には、風呂の保温或いは追い焚き用の風呂熱交換器を並列接続して備えたものである。
又前記貯湯タンクを2つとしたものである。
又前記複数の貯湯タンクの一つにのみ貯湯湯温を検知する貯湯温度センサを備えたものである。
この発明によれば、各貯湯タンクは並列接続でタンク内の貯湯温度は同一であるので、各貯湯タンク内に並列で備えられた風呂用熱交換器も高温の温水で加熱され、浴槽水の保温或いは追い焚きが可能となり、加熱用のヒータが不用でヒータレスとなって、部品コスト低減及び省電力でランニングコストも低減されるものであり、従来不可能であった複数タンク式のヒータレス追い焚きを簡単な構成で可能として、安価で使用勝手の良い器具を提供するものである。
更に複数の貯湯タンクの一つにのみ貯湯湯温を検知する貯湯温度センサを備えれば、各貯湯タンクの湯温は同一であるので良く、貯湯温度センサも少なくて済み、この分も安価となり無駄に高価なセンサを多く使用する必要もないものである。
次にこの発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1はヒートポンプユニットから成る加熱手段で、内方に備えた水−冷媒熱交換器(図示せず)に加熱用循環ポンプ(図示せず)の駆動で、2つの貯湯タンク2、3内の給水を往き管4と戻り管5から成る循環回路6を介して循環させることで、2つの貯湯タンク2、3内に150Lずつで300L、90℃の高温水を貯湯するもので、往き管4には2つの貯湯タンク2、3の底部を第1往き管4aと第2往き管4bで並列に接続し、戻り管5には2つの貯湯タンク2、3の上部を第1戻り管5aと第2戻り管5bで並列に接続しており、沸かし上げも2つの貯湯タンク2、3同時に行われるものである。
7は各貯湯タンク2、3に給水する給水配管の給水管で、途中には減圧弁8及び給水サーミスタ9が備えられており、貯湯タンク2の底部に接続した第1給水管7aと、貯湯タンク3の底部に接続した第2給水管7bとで並列接続し、同圧の給水圧が作用するように接続されているものである。
10は各貯湯タンク2、3内の高温水を給湯する給湯配管の給湯管で、貯湯タンク2の上部に接続した第1給湯管10aと、貯湯タンク3の上部に接続した第2給湯管10bとで並列接続し、2つの貯湯タンク2、3で同量ずつ適所に設置されている給湯栓(図示せず)より給湯するものである。
11は浴槽12と各貯湯タンク2、3内の上部に備えられた蛇管から成る風呂熱交換器13a、13bとを接続する風呂用循環回路で、風呂往き管14には風呂用循環ポンプ15が備えられ、途中から貯湯タンク2の内方上部に備えられた風呂熱交換器13aに接続する第1風呂往き管14aと、貯湯タンク3の内方上部に備えられた風呂熱交換器13bに接続する第2風呂往き管14bの2つに分岐するもので、風呂戻り管16も貯湯タンク2の内方上部に備えられた風呂熱交換器13aに接続する第1風呂戻り管16aと、貯湯タンク3の内方上部に備えられた風呂熱交換器13bに接続する第2風呂戻り管16bの2つに分岐されて、風呂熱交換器13a、13bが並列接続しているものである。
17は給湯管10途中に備えられた中温水ミキシング弁で、中温水取り出し管18より取り出された中温水と給湯管10から取り出される高温水をミキシングして供給するもので、貯湯タンク2の風呂熱交換器13aの取り付け位置下方の第1中温水取り出し管18aと、貯湯タンク3の風呂熱交換器13bの取り付け位置下方の第2中温水取り出し管18bとが中温水取り出し管17に並列接続しており、風呂の保温或いは追い焚き運転で温度降下した風呂熱交換器13a、13b下方の中温水を優先して使用するものである。
19は前記中温水ミキシング弁17より下流側の給湯管10に備えられた給湯ミキシング弁で、中温水ミキシング弁17でミキシング後の給湯水を、給水管7から分岐した分岐給水管20を介して供給される給水と混合して設定温度の給湯水として給湯するものである。
21は前記給湯ミキシング弁19より下流側の給湯管10と風呂用循環回路11とを結ぶ風呂湯張り回路で、開閉弁22の開成で給湯ミキシング弁19で風呂の設定温度にミキシングされたお湯を浴槽12の設定水位まで湯張りするものである。
23は貯湯タンク2側のみに取り付けられた貯湯湯温を検知するサーミスタから成る複数の貯湯温度センサで、沸き上げや貯湯温度制御に利用されるもので、並列沸き上げ及び並列給水、並列給湯を行うので2つの貯湯タンク2、3があっても、両貯湯タンク2、3は同一の温度状態を保持することから、どちらか一方の貯湯タンクにあれば良いものである。
次にこの一実施形態の作動について説明すれば、格安の深夜電力でヒートポンプユニットである加熱手段1を駆動させることで、貯湯タンク2、3内の低温水を第1、第2往き管4a、4bで同量吸引し加熱して、高温となった温水を第1、第2戻り管5a、5bで貯湯タンク2、3へ同量ずつ戻すことで、貯湯温度センサ23の検知温度を利用して駆動を制御し、午前7時までには2つの貯湯タンク2、3に90℃の高温水が貯湯される。
給湯は給湯栓を開くことで、第1、第2給湯管10a、10bを介して貯湯タンク2、3内上部の高温水が同量ずつ給湯に使用され、中温水がない状態では、給湯ミキシング弁19で給水とミキシングされて設定温度の給湯として供給されるものであり、この給湯使用と同時に貯湯タンク2、3下方の第1、第2給水管7a、7bからは取り出された高温水と同量の給水が各貯湯タンク2、3に供給され、この給水圧で高温水は取り出されるものであり、2つの貯湯タンク2、3は常に同一の温度状態で保持されている。
更に風呂湯張り回路21で湯張り後の浴槽水が温度低下した場合の保温或いは追い焚きは、風呂用循環ポンプ15を駆動することで、温度低下した浴槽水が第1、第2風呂往き管14a、14bから風呂熱交換器13a、13bを流通し、貯湯タンク2、3内上部の高温水と熱交換して、高温となった浴槽水は第1、第2風呂戻り管16a、16bを介して浴槽12に戻され、順次この循環を繰り返すことで浴槽水を一定温度に保持する保温或いは、所定温度まで沸き上げる追い焚きが行われるものである。
この風呂熱交換器13a、13bによる風呂の保温或いは追い焚きは、並列沸き上げ及び並列給水、並列給湯と風呂熱交換器13a、13bの並列接続で可能となったもので、貯湯タンク2、3が同一温度状態に保持することで、2つの風呂熱交換器13a、13bで素早く良好に加熱出来るものである。
従って、複数貯湯タンク2、3の方式の貯湯装置でも、浴槽水の保温或いは追い焚きが可能となり、加熱用のヒータが不用でヒータレスとなって、部品コスト低減及び省電力でランニングコストも低減されるものであり、従来不可能であった複数タンク式のヒータレス追い焚きを簡単な構成で可能として、安価で使用勝手の良い器具を提供するものである。
更に複数の貯湯タンク2、3の一つにのみ貯湯湯温を検知する貯湯温度センサ23を備えれば、各貯湯タンク2、3の湯温は同一であるので良く、貯湯温度センサ23も少なくて済み、この分も安価となり無駄に高価なセンサを多く使用する必要もないものである。
この発明の一実施形態を示す貯湯装置の概略構成図。
符号の説明
1 加熱手段
2、3 貯湯タンク
6 循環回路
7 給水管(給水配管)
10 給湯管(給湯配管)
13a、13b 風呂熱交換器

Claims (3)

  1. 複数の貯湯タンクを有し、この各貯湯タンクを給水配管及び給湯配管及び加熱手段の循環回路に対して並列接続し、更に各貯湯タンクの内方上部には、風呂の保温或いは追い焚き用の風呂熱交換器を並列接続して備えた事を特徴とする貯湯装置。
  2. 前記貯湯タンクを2つとした事を特徴とする請求項1記載の貯湯装置。
  3. 前記複数の貯湯タンクの一つにのみ貯湯湯温を検知する貯湯温度センサを備えた事を特徴とする請求項1及び2記載の貯湯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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