JP2005054992A - 加圧金属シール - Google Patents

加圧金属シール Download PDF

Info

Publication number
JP2005054992A
JP2005054992A JP2004214619A JP2004214619A JP2005054992A JP 2005054992 A JP2005054992 A JP 2005054992A JP 2004214619 A JP2004214619 A JP 2004214619A JP 2004214619 A JP2004214619 A JP 2004214619A JP 2005054992 A JP2005054992 A JP 2005054992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular
seal
metal seal
pressurized metal
pressurized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004214619A
Other languages
English (en)
Inventor
Jeffrey Swensen
ジェフリー,スウェンソン
Stephen Rowland
ステファン,ローランド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Revvity Inc
Original Assignee
PerkinElmer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PerkinElmer Inc filed Critical PerkinElmer Inc
Publication of JP2005054992A publication Critical patent/JP2005054992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/061Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with positioning means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/08Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
    • F16J15/0887Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing the sealing effect being obtained by elastic deformation of the packing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49297Seal or packing making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

【課題】 中央環状部と、その中央部から延設される1組の環状脚部とを備える環状加圧金属のシールを提供する。
【解決手段】 それぞれの脚部は、シール面にあるシール凸面を備える。一方の脚部はそのシール面から他方の脚部のシール面へ軸方向にオフセットした環状フランジを、好ましくは備える。一方の脚部は、好ましくは、シールの隣接部よりさらに突出する、少なくとも1つの径方向延設タブを備える。好ましくは、シールは、金属のシート材料に第1環状縁部を切削する第1切削ステップと、続いてシート材料をほぼシールの形状に曲げる曲げステップと、さらに続いてシールの形状を完成するよう第2の環状縁部を切削する第2の切削ステップとによって製造される。第2の環状縁部は、好ましくは、環状フランジおよび/または少なくとも1つのタブを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、概して、1組の軸方向に面する環状面の間をシールする加圧金属シールに関する。より詳細には、本発明は、シールの一の脚部から延設される環状フランジおよび/またはシールの取扱い、配置、および/または配向のための一の脚部から延設される少なくとも1つのタブを備える環状金属のシールに関する。本発明は、また、本発明の加圧金属シールを製造する方法に関する。
シール装置の対向する側の間をシールする、あるいは分離するよう、対向する2つ面をシールする様々なタイプのシール装置がある。対向した面をシールするよう、特に、金属のOリングなど環状シールリングが多くの場合使用される。これらの環状シールリングは、軟鉄、炭素鋼、ステンレス鋼、高ニッケル合金、インコネルあるいはニモニック合金などの金属材料で一般に形成されている。一般に、従来のシールは、金属のシート材料から板金の”ブランク”リングをまず切削するかパンチし、次に、ダイを用いてそれぞれの”ブランク”リングを所望の最終断面形状に曲げることにより、製造される(つまりトランスファプレス方法)。あるいは、一般的な環状シールリングは手作業でバンドを形成し、両端部を突合せ溶接し、そして順送りダイを用いて手作業で要求される形状を形成することによって構成することができる。めっきやコーティングを、任意に、シールに適用することができる。これらの一般的な環状シールリングは、種々の形状の断面を有する。例えば、”C”シール、あるいはバネ圧”C”シールは、一般に、”C”形状断面を有する環状のシールである。他のタイプの既知の金属シールは、放物線状、渦巻状、”E”形状、”Y”形状、オメガ形状(Ω形状)などの断面を有する。
一般的なシールリング(つまり、シールする)は、概ね、特定の用途では非常によく機能する。例えば、これらのあるシールは比較的高負荷下(例えば、円周インチ当たり、100〜数千ポンド(pci))で非常によく機能し、またあるシールは低負荷シールとして機能するよう、例えばEシール、Yシール等に設計される。これらの一般的な金属シールのうちのいくつかは、加圧されるよう設計され、かつ/または、所望のシール保全性を達成するよう、変形可能な材料(例えば、PTFE、金、銀、銅など)によってコートすることもできる。残念ながら、これらの一般的なシールリングおよびこれらの一般的なシールリングを製造する一般的な方法には、欠点がある。
米国特許第5,730,445号明細書 米国特許第5,630,593号明細書 米国特許第5,249,814号明細書 米国特許第4,915,397号明細書
詳細には、一般的なシールは、多くの場合、自動配置によって、あるいは場合によっては自動配置によって取扱われる際の困難性により手作業によって、取り扱われる必要がある。特に、シールの生産中には、多くの場合、シールを(例えば製造工程の次のステップへ)移動させるよう、シールを取扱う必要がある。より詳細には、シールの生産中には、特定のプロセス(例えば、シールの曲げ、コーティング、および/またはめっき)に際して、シールを保持し、配置し、および/または、配向するよう、シールを取扱う必要があることもある。また、シールの生産中には、多くの場合、パッキングのためにシールを移動させるよう、シールを取扱う必要がある。最後に、シールの取付けに際し、適切な密封(シール)を確実に行うために、多くの場合、シールを特定の位置および/または向きに操作し、あるいは保持する必要がある。
めっきシールを扱う従来の方法は、手袋をはめること、および重要なシール面に触れないようシールを取扱うことに関して細心の注意を要し、さらに、労働集約型であって自動プロセスが禁止されている、重要なシール面の取扱いミスによる粒子生成の可能性がある。シールを製造する従来の方法は、ときに、平坦条件から外れることがあり、それにより、大量にシールを生産し、取扱うことを困難にするとともに、取付けにより多くの時間を浪費することになる。シール形状の安定性の不足は、また、取付けに際して粒子生成を引き起こす配置ミスを招くこともありうる。従来のシールを製造および使用する問題のこうした例は完全には解決されていない。
既知のシールの例は、Swensenらによって米国特許第5,730,445号に、Swensenらによって米国特許第5,630,593号に、Hallingによって米国特許第5,249,814号に、Nicholsonによって米国特許第4,915,397号に開示されている。
以上の点から、本開示によって、この技術分野において、上述の従来の問題を解決する加圧金属シールおよびそのシールを製造する方法の改良に対するニーズがあることが明らかにされる。本発明は、このニーズと同様に、本開示から、当業者に対して、明らかにされる他のニーズに対してもなされたものである。
本発明の一の目的は、1組の環状の軸方向に面する面を確実にシールする加圧金属環状シールを提供することにある。
本発明の他の目的は、シールのシール面との接触によるシール特性への悪影響なしに大量に製造し取扱うことができる環状シールを提供することにある。
本発明の他の目的は、シール面との接点によるシール特性に悪影響なく、移動、パッキング、配置、配向を簡単に行うことができる環状シールを提供することにある。
本発明の他の目的は、断面の輪郭により、比較的安定で平坦な形状を有する環状シールを提供することにある。さらに、特に、シールが、正方形や長方形など長い平坦な側部を有して構成されるとき、断面の輪郭は、”平面方向”、つまりシールを見下ろしたときの横方向に、剛性あるいは寸法上の安定性を向上させる。特に、その断面輪郭の環状フランジは長い平坦な側部の剛性を高めることができる。
本発明の他の目的は取付けを、手作業あるいは組立てライン内の自動装着装置を用いて行える環状シールを提供することにある
本発明の他の目的は、ハードディスクドライブ、自動車、発電、航空宇宙産業、半導体産業、上述の機能性を必要とする他の産業に使用することができる環状シールを提供することである。
本発明の他の目的は、順送りプレスあるいは順送りダイを用いること等によって最小工程数に簡単化され、改良された環状シールの製造方法を提供することにある。
本発明のさらなる他の目的は、スタンピングプロセス時の部分変形を最小限にとどめる安定性を順送りダイプロセスにもたらし、それにより設計をより強靭かつ製造可能にする、改良された環状シールの製造方法を提供することにある。
以上の目的は、簡潔には、軸方向に面する環状面をシールする加圧金属シールを提供することによって達成できる。シールは、中央環状部と、第1環状脚部と、第2環状脚部と、を備える。中央環状部は、中心軸の周りに延設されるとともに、第1端部および第2端部を備える。第1環状脚部は、中央部の第1端部から環状の第1自由端に延設される。第1環状脚部は、第1シール面にある第1環状シール凸面を備える。第2環状脚部は、中央部の第2端部から延設されるとともに、第2シール面にある第2環状シール凸面を備える。第2脚部の第2自由端は、第1および第2シール面とほぼ平行に延設されるとともに第2シール面から第1シール面の方向へ軸方向にオフセットしている環状フランジを備える。
以上の目的は、また、簡潔には、軸方向に面する環状面をシールする加圧金属シールを提供することによって達成できる。シールは、中央環状部と、第1環状脚部と、第2環状脚部と、を備える。中央環状部は、中心軸の周りに延設されるとともに、第1端部および第2端部を備える。第1環状脚部は、中央部の第1端部から環状の第1自由端に延設される。第1環状脚部は、第1シール面にある第1環状シール凸面を備える。第2環状脚部は、中央部の第2端部から第2自由端に延設されるとともに、第2シール面にある第2環状シール凸面を備える。第2自由端は、シールの隣接部よりさらに突出する、少なくとも1つの径方向延設タブを備える。
以上の目的は、また、簡潔には、加圧金属シールの製造方法を提供することによって達成できる。この方法は、シートメタル材料を供給するステップと、第1環状縁部を切削するステップと、シートメタル材料の一部を曲げるステップと、第2環状縁部を切削するステップとを備える。シートメタル材料はシートメタル成形装置に供給される。シールの第1環状縁部は、シートメタル材料に中心軸の周りに延設されるよう、切削される。シートメタル材料の一部は、中央環状部と、第1環状脚部と、第2環状脚部と、を備える加圧金属シールの断面輪郭を形成するよう、曲げられる。中央環状部は、中心軸の周りに延設されるとともに、第1端部および第2端部を備える。第1環状脚部は、中央部の第1端部から第1環状縁部を有する環状の第1自由端に延設される。第1環状脚部は、第1シール面にある第1環状シール凸面を備える。第2環状脚部は、中央部の第2端部から延設される。第2環状脚部は、第2面にある第2環状シール凸面を備える。シールの第2環状縁部は、第1および第2シール面とほぼ平行に延設されるとともに第2シール面から第1シール面の方向へ軸方向にオフセットしている環状フランジを備える第2脚部の第2自由端を形成するよう、シートメタル材料に切削される。
本発明の、これらおよび他の、目的、特徴、態様、利点は、添付の図面と組み合わせて、本発明の好ましい態様を開示する以下の説明から当業者に明らかにされる。
本発明によれば、1組の環状の軸方向に面する面を確実にシールする加圧金属環状シールが得られる。また、シールのシール面との接触によるシール特性への悪影響なしに大量に製造し取扱うことができる環状シールが得られる。さらに、シール面との接点によるシール特性に悪影響なく、移動、パッキング、配置、配向を簡単に行うことができる環状シールが得られる。また、断面の輪郭により、比較的安定で平坦な形状を有する環状シールが得られる。
さらに、特に、シールが、正方形や長方形など長い平坦な側部を有して構成されるとき、断面の輪郭は、”平面方向”、つまりシールを見下ろしたときの横方向に、剛性あるいは寸法上の安定性を向上させることができる。また、特に、その断面輪郭の環状フランジは長い平坦な側部の剛性を高めることができる。
さらに、取付けを、手作業あるいは組立てライン内の自動装着装置を用いて行える環状シールが得られる。また、ハードディスクドライブ、自動車、発電、航空宇宙産業、半導体産業、上述の機能性を必要とする他の産業に使用することができる環状シールが得られる。
また、本発明によれば、順送りプレスあるいは順送りダイを用いること等によって最小工程数に簡単化され、改良された環状シールの製造方法が得られる。さらに、スタンピングプロセス時の部分変形を最小限にとどめる安定性を順送りダイプロセスにもたらし、それにより設計をより強靭かつ製造可能にする、改良された環状シールの製造方法が得られる。
本発明の実施形態を図面を用いて説明する。以下の本発明にかかる実施形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではないことは、本開示から、当業者には明らかであろう。
[第1実施形態]
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態にかかる取扱いおよび取付けを容易にできる金属シール10を示す。以下に詳細に説明する通り、シール10は、本発明にかかる製造する方法を用いて、好ましくは構成される。金属のシール10は、1組の部材M,Nとの間でシールを維持するよう、外部からに加圧されるように設計される。より詳細には、シール10は、部材M,Nのそれぞれ1組の軸方向に面する環状の面A,Bをシールするよう、設計された環状シールである。シール10は外部から加圧されるよう図示しているが、本発明の他の好ましい実施形態として後述する通り、シール10は内部から加圧されてもよいことは本開示から当業者には明らかであろう。
金属シール10は、好ましくは、中心軸Oに沿って見て丸められた(Rがつけられた)コーナーを有するほぼ長方形である。したがって、金属シール10は、好ましくは、中心軸Oに沿って見て非円形の形状である。しかしながら、必要に応じて、および/または所望により、シール10を他の種々の構造にしてもよいことは、本開示から当業者には明らかであろう。例えば、シール10を、必要に応じて、および/または所望により、円形構造あるいは他の構造に構成することもでき、また、本発明に応じた構成とすることも可能である。また、ここに示したシール10は真空空間の形成が必要な半導体産業において特に有用であるが、必要に応じて、および/または所望により、シール10を他の産業に用いることができること本開示から当業者には明らかであろう。例えば、シール10を、航空宇宙産業、あるいはシール10の機能を必要とする他の産業で用いることができる。
図4、図6および図8に示す通り、シール10は、基本的に、第1環状脚部12と、第2環状脚部14と、環状の連結部16と、を備える。図2、図4、図6および図8からよくわかる通り、第1および第2脚部12,14は変形C字形状の断面を形成するよう、連結部16によって互いに接続される。詳細には、図1、図3および図5に示す通り、変形C字形状の断面を形成するよう、第2脚部14は、環状フランジ18から中心軸Oに対して径方向に延設される複数個のタブ20a,20b,20c,20dを有する環状フランジ18を備える。
タブ20a,20b,20c,20dは、長方形状のシール10の丸まったコーナに配置される。タブ20a,20b,20c,20dは、環状フランジ18の隣接部より径方向にさらに突出している。タブ20a,20b,20c,20dは、製造および取付けに際し、シールを取扱い、配置し、配向させるために用いられる。脚部12,14、連結部16およびフランジ18はすべて、シール10の中心軸Oの回りに同心状である。したがって、脚部12,14、連結部16およびフランジ18はすべて、シール10の中心軸Oの周りに延設されている。タブ20a,20b,20c,20dは、シール10の周りに円周方向に間隔を空けて配置されており、フランジ18はシール10の周辺部の周りで連続的である。フランジ18およびタブ20a,20b,20c,20dは、フランジ18およびタブ20a,20b,20c,20dがない場合に対して、剛性および強度を向上させる。フランジ18およびタブ20a,20b,20c,20dの配置により、横方向の中心面Pは、シール10を2つの非対称な部分に分割する。中心面Pは、中心軸Oを通り、好ましくは、中心軸Oに対してほぼ垂直である。フランジ18およびタブ20a,20b,20c,20dの構造を以下に説明する。
図8に示す通り、中央環状部16は、第1端部22と、第2端部24と、外側連結凸面26と、内側連結凹面28と、を備える。外側および内側連結面26,28は曲面である。外側および内側連結面26,28は、中央環状部16の第1および第2端部22,24の間に延設される。第1脚部12は、中央環状部16の第1端部22から延設される。一方、第2脚部14は、中央環状部16の第2端部14から延設される。
第1環状脚部12は、環状の第1自由端32と、第1環状外側シール凸面34と、第1内側凹面36と、を備える。第1シール面34および第1内面36は、曲面である。第1シール面34は、第1環状脚部12の第1自由端32から、中央環状部16の第1端部22に(つまり外側連結面26に)延設される。第1内面36は、また、第1環状脚部12の第1自由端32から中央環状部16の第1端部22に(つまり内側連結面28に)延設される。第1シール面34は、シール10の中心面Pとほぼ平行な第1シール面S1内にある。詳細には、第1シール面34の第1シール線L1は、第1シール面S1内にある。
第2環状脚部14は、環状の第2自由端42と、第2環状外側シール凸面44と、第2内側凹面46と、を備える。第2シール面44および第2内面46は、曲面である。第2自由端42は、環状フランジ18と、タブ20a,20b,20c,20dと、を備える。第2シール面44は、第2環状脚部14の第2自由端42から、中央環状部16の第2端部24に(つまり環状フランジ18から外側連結面26に)、延設される。第2シール面44は、シール10の中心面Pとほぼ平行な第2シール面S2内にある。詳細には、第2シール面44の第2シール線L2は、第2シール面S2内にある。
シール10が、部材M,Nの環状表面A,Bの間で圧縮される場合、および/またはシール10が加圧されるとき、従来の1組のシール障壁(図示せず)が第1および第2シール面S1,S2に形成される。したがって、第1および第2シール面S1,S2は、好ましくは、互いにほぼ平行である。
環状フランジ18は、基本的に、間に第2自由端42の自由環状縁部が延設される、環状外側平面52および環状内側平面54を備える。環状フランジ18の外側および内側平面52,54は、好ましくは、互いにほぼ平行であり、また、中心面Pとほぼ平行である。また、環状フランジ18の外側および内側平面52,54は、好ましくは、第2シール面S2から第1シール面S1へ向かって軸方向にオフセットされる。本実施形態において、第2自由端42の環状フランジ18は、中央環状部16から少なくとも第1脚部12の第1自由端32まで径方向に離れて延設される。図3、図5および図7からよくわかる通り、より詳細には、環状自由端面56が第1脚部12の第1自由端32を径方向に完全に越えて配置されるよう、タブ20a,20b,20c,20dを有する環状フランジ18は、好ましくは、中央環状部16から第1脚部12の第1自由端32を越えて径方向に離れて延設される。
第2自由端42は、タブ20a,20b,20c,20dを形成するよう、環状フランジ18の他の部分に対して相対的に径方向外側に延びている。言いかえれば、フランジ18の外側および内側平面52,54(つまりタブ20a,20b,20c,20dにおいて)は、環状フランジ18の隣接部を越えて径方向に延びている。したがって、タブ20a,20b,20c,20dは、好ましくは、シール10全体の隣接部より径方向にさらに延びている。シール10は、好ましくは、タブ20a,20b,20c,20dが配置されるコーナーを除いて、その外周の周りに一定の断面形状を有する。
タブ20a,20b,20c,20dは好ましくは図1に示す同一の全体形状を有する。また、図1からよくわかる通り、タブ20a,20b,20c,20dの一つがコーナー部毎に配置されるよう、タブ20a,20b,20c,20dは、好ましくは、周辺に間隔を空けて配置される。好ましくは、タブ20a,20cには、開口部21a,21cがそれぞれ形成される。いずれの場合も、好ましくは、少なくともタブ20a,20b,20c,20dのうちの2つには、軸方向開口部が形成される。もちろん、所望により、および/または、必要に応じて、タブ20a,20b,20c,20dはすべて、開口部を備えていてもよい。開口部21aは好ましくは少し長手形状であり、開口部21cは好ましくは円形状である。もちろん、必要に応じて、および/または所望により、タブ20a,20b,20c,20dは他の構造を有していてもよく、また同じであってもよいことは、本開示から当業者には明らかであろう。例えば、他のいくつかの構造が、本発明の他の好ましい実施形態において、以下に説明される。
シール10の好ましい寸法の一例をここでより詳細に説明する。もちろん、必要に応じて、および/または所望により、本発明の範囲を逸脱することなく、シール10を他の寸法とにしてもよいことは、本開示から当業者には明らかであろう。ここで説明する寸法は、取り付けの際に生じるシール10の変形前のものである。好ましくは、シール10は、約0.005インチ〜約0.020インチの一定の厚さである。例示する実施形態において、シール10は、好ましくは、約0.012インチ±0.001インチの均一な厚さである。上述の通り、シール10は、好ましくは、タブ20a,20b,20c,20dが径方向外側に延設されるコーナーを除いて、その外周の周りに一定で連続的な断面形状を有する。さらに、中央部16、第1脚部12および第2脚部14は、好ましくは、単一材として、一体に形成される。
もちろん、シールの中央面に沿って半分に相当する2つの部分を溶接することにより、シール10を構成できることは、当業者には明らかであろう。好ましくは、そのようなシールの部分のそれぞれが、本発明に対応して製造される。
図示した実施形態にシール10は1つの方向に長手形状とされる。例えば、シール10は、好ましくは約5インチの全長Xを有し、一方で、シール10は、好ましくは約3.5インチの全体幅Yを有する。長さXおよび幅Yは、シール10の径方向内側の縁部間で(つまり中央環状部16の外側連結凸面26の対向した縁部の間で)測定される。それぞれのコーナー部では、シール10は、内側曲率半径R1および外側曲率半径R2を有する。内側曲率半径R1は好ましくは約0.653インチである。一方、外側曲率半径R2は好ましくは約0.300インチである。
シール10は、好ましくは、シール10の周囲りで変化する最大の断面幅Wmaxと、シール10全体の周囲にわたる最小の断面幅Wminと、シール10全体の周囲にわたる高さHと、を有する。つまり、シール10は、好ましくは、シール10全体の周囲で一定の最小の断面幅Wminと、シール10全体の周囲で一定の高さHと、を有する。しかし、コーナーでは、最大の断面幅Wmaxが増加する。詳細には、最大の断面幅Wmaxは、タブ20a,20b,20c,20dが環状フランジ18から径方向外側に延設される部分を除いて、シール10の全周の周りで約0.060インチである。タブ20a,20b,20c,20dでは、最大の断面の幅Wmaxは、約0.060インチから約0.231インチまで増加する。最小の径方向幅Wminは、シール10の全周にわたって好ましくは約0.055インチである。高さHは、シール10の全周にわたって好ましくは約0.062インチである。したがって、シール10の高さHは、コーナー部を除いて断面幅より大きい。
一定の外側曲率半径を有する連続した外側曲面を形成するよう、外側連結面26、第1シール凸面34および第2シール凸面44は、好ましくは、互いに連結し合う。同じく、一定の内側曲率半径を有する連続した内側曲面を形成するよう、内側連結面28、第1内側面36および第2外側面46は、好ましくは、互いに連結し合う。外側平面52は、好ましくは、シール10のコーナーを除いて、第2シール面44から約0.010インチ延びている。軸方向開口部21aは、好ましくは、約0.085インチ×約0.125インチである。一方、軸方向開口部21cは、好ましくは、直径約0.085インチである。いずれの場合も、シール10は、C字形状の横断面形状の1つの脚部から延設される環状フランジ18を有する、周辺方向に見てほぼC字形状の横断面形状を有する。
シール10は、従来の方法、つまり市場に出ている従来のCシールとほぼ同一の方法で、部材M,Nの間でシール機能を行う。言いかえれば、第1と第2シール面34,44が部材M,Nの環状の面A,Bの間でそれぞれシールを形成する方法は、従来と同様である。したがって、シール10がシールする方法は、ここでは詳細に説明、および/または例示しない。しかしながら、上述の変形形状を有するシール10は、確実なシール機能に加えて、本発明の上述の目的を達成し、本発明に応じて製造および取付けを行うことができる。
上述の通り、シール10は、好ましくは、”加圧”シール10である。したがって、シール10は、径方向の一方側に配置された高圧領域を備えるよう設計される。図示の実施形態において、高圧力が、第1と第2シール面34,44を環状の面A,Bに対して押し付けるよう、内部曲面に印加されるように、高圧力がシール10の外部(つまり、径方向外側に)にかかるよう配置される必要がある。加圧するためには、圧力差が、シール10に対して内部空間と外部空間との間に存在する必要がある。一方側で圧力を増加させること、あるいは他方側で圧力を低下させること(例えば真空)により、この圧力差を生じることができる。いずれの場合も、シール10は効果的に”加圧”されることになる。
主に図9および図10を参照して、加圧金属シール10を製造する好ましい方法を、より詳細に説明する。好ましくは、シール10を製造する方法は、手作業よりも自動化あるいはコンピュータ制御された方法である。まず、ロール状等のシートメタル材料Tが供給される。シートメタル材料Tは、例えば、300シリーズステンレス鋼、インコネルX−750、ワスパロイ(Waspaloy)あるいは特定の操作条件に適した他の材料である。図示の実施形態において、シートメタル材料Tは、形成されるシール10を保持するキャリアとして機能する。もちろん、個々のシート状のシートメタル材料を、連続的なシートメタル材料のロールに代えて使用することができる。ステップS100において、シートメタル材料Tが従来の方法でシートメタル成形装置に供給される。シートメタル成形装置は、好ましくは、自動的に、切削し、供給し、順送りプレスする装置である。次に、ステップS200において、シール10を形成するよう次に曲げられる材料がシートメタル材料Tとともに残るよう、シートメタル材料Tは切削される。第1実施形態において、シール10の中心部は切取られる。この第1切削(S200)は、シートメタル材料Tに中心軸Oの周りに延設される加圧金属シール10の第1自由端面38(つまり第1環状縁部)を形成する。
次に、ステップS300において、順送り曲げ操作が行われる。好ましくは、第1切削によって形成された縁部は、シートメタル成形装置の1つ以上の自動(例えば、自動化、あるいはコンピュータ制御の)順送りダイによって、シートメタル材料Tの面の外側に曲げられる。ステップS300におけるシートメタル材料Tの曲げは、上述の加圧金属シール10の基本的な断面輪郭(つまり中央環状部16、第1環状シール凸面34を有する第1環状脚部12、および第2環状シール凸面44を有する第2環状脚部14)を形成する。ステップS300の曲げ操作(あるいは複数の曲げ操作)の際に、シール10は、シートメタル材料Tの連続的なウェブの状態のままである。したがって、第2環状脚部14は、シートメタル材料Tのウェブにさらに取付けられる。曲げステップS300の後、シートメタル材料Tに部分的に形成されたシール10は、シートメタル材料Tの面から外側に延びている。
次に、ステップS400において、第2すなわち最終切削が、シール10を完成するよう、シートメタル材料Tに対して行われる。これにより、この最終切削が、完成したシール10を残りのシートメタル材料Tから切り離す。こうして、加圧金属シール10の自由端42(つまり第2環状縁部)が形成される。この第2すなわち最終切削ステップS400の際に、軸方向開口部21a,21cも、タブ20a,20cに、好ましくは、それぞれ切削される。好ましくは、この方法の切削ステップは、自動パンチング等により行われる。
ステップS300の曲げは、一貫性と精度のため自動化された1つ以上の順送りダイを使用して、好ましくは行われる。つまり、自動順送りプレス操作は、シートメタル材料Tを曲げる際に、好ましくは、用いられる。加圧金属シールの第1環状縁部(つまり第1自由端面38)の切削は、シートメタル材料Tの一部の曲げの前に、好ましくは、行われる。また、シートメタル材料Tの一部の曲げは、加圧金属シール10の第2環状縁部(つまり第2自由端42)の切削の前に、好ましくは、行われる。シートメタル材料Tの一部の曲げの際に、第1環状縁部(つまり第1自由端面38)は、シートメタル材料Tの主面に対して、軸方向に、次いで径方向外側に移動される。
ここで用いられた、次の用語、”径方向、軸方向、周辺、円周”同じく他の同様な方向を示す用語が、本発明の、中心軸の周りに延設される環状シール部材の方向を示す用語として使用されている。このように、本発明において用いられるこれらの用語は、本発明に用いられる中心軸に対して相対的な意味で用いられる。
[第2実施形態]
次に、図11乃至図16を参照して、本発明の第2実施形態にかかる加圧シール210を説明する。第2実施形態のシール210は、シール210に複数の(ここでは4つの)変形例としてのタブ220を備えることを除いて、第1実施形態のシ−ル10と同一である。第1実施形態と第2実施形態との類似点を考慮して、第1実施形態の部材と同一の、第2実施形態の部材には、第1実施形態の部材と同じ参照符号を付している。また、第1実施形態の部材と同一の第2実施形態の部材を、詳細には、説明、および/または例示しない。以下の説明および例示は、主に、第2実施形態と第1実施形態との相違点に絞って行う。したがって、以下の説明および例示以外の、第1実施形態の説明および例示がこの第2実施形態にまた当てはまることは、本開示から当業者には明らかであろう。
シール210は、基本的に、第1環状脚部12と、変形例としての第2環状脚部214と、中央環状部16と、を備える。第2環状脚部214は、第2環状脚部214が、変形例としての環状フランジ218を有する変形例としての第2自由端242を、備えることを除いて、第1実施形態の第2環状脚部14と同一である。第2環状脚部214の第2自由端242は、第2自由端242が変形例としてのタブ220を備えることを除いて、第1実施形態の第2自由端42と同一である。つまり、環状フランジ218は、環状フランジ218が変形例としてのタブ220を備えることを除いて、第1実施形態の環状フランジ18と同一である。
第2実施形態のタブ220は互いに同一である。それぞれのタブ220は、第1実施形態のタブ20a,20b,20c,20dより小さい断面幅を有する。したがって、シール210は、好ましくは、コーナーにおいて約0.231インチ未満(つまり第1実施形態の全体の最大の断面幅Wmax)の最大の断面幅を有する。タブ220が位置されるコーナーを除いて、シール210は、第1実施形態のシール10と同一の寸法である。好ましくは、少なくともタブ220のうち2つは、軸方向に延びる開口部221を備える。より詳細には、好ましくは、それぞれのタブ220が軸方向に延びる開口部221を備える。それぞれの軸方向に延びる開口部221は、好ましくは、径方向の外側方向に開口する端部開口スロットとして形成される。それぞれのタブ220は、第1実施形態のタブ20a,20b,20c,20dより小さい、異なる全体の形状を有する。
シール210は基本的に、第1実施形態のシール10に関して既に説明した方法を使用して、製造される。しかしながら、上述の金属成形装置がシール210の変形例としての形状とするよう多少変更される(つまり、工具等を入れ替える)ことは当業者に明らかであろう。上述の第2切削ステップでは、変形例としてのタブ220を形成するよう、変形例としてのパンチあるいはダイを使用する。
[第3実施形態]
次に、図17および図18を参照して、本発明の第3実施形態にかかる内部加圧シール310を説明する。第1実施形態の部材と同一である第3実施形態の部材には、第1実施形態の部材と同じ参照符号を付す。第3実施形態のシール310は、シール310が内側が加圧されるよう設計されることを除いて、第1実施形態のシ−ル10と、基本的に、同一である。つまり、図18からよくわかる通り、シール310が内側が加圧されるよう、第3実施形態のシール310は逆向きの断面の形状を有する。この第1および第3実施形態の類似点を考慮して、ここでは、この第3実施形態を、詳細には、説明、および/または例示しない。以下の説明および例示は、主に、第3実施形態と第1実施形態との相違点に絞って行う。したがって、以下の説明および例示以外の、第1実施形態の説明および例示がこの第3実施形態にまた当てはまることは、本開示から当業者に明らかであろう。
シール310は、基本的に、第1環状脚部312と、第2環状脚部314と、中央環状部316と、を備える。第1環状脚部312が中央環状部316から径方向内側に延設されることを除いて、第1環状脚部312は、第1実施形態の第1環状脚部12と同一の断面形状を有する。同様に、第2環状脚部314が中央環状部316から径方向内側に延設されることを除いて、第2環状脚部314は、第1実施形態の第2環状脚部14と同一の断面形状を有する。したがって、第2環状脚部314は、複数のタブ320a,320b,320c,320dを有する環状フランジ318を備える第2自由端342、を備える。タブ320a,320cには、軸方向に延びる開口部321a,321cがそれぞれ形成される。フランジ318、およびタブ320a,320b,320c,320dは、第2環状脚部314からシール310の中心軸O方向へ内側に延設される。つまり、環状フランジ318は、環状フランジ318が径方向内側に延設されることを除いて、基本的に、第1実施形態の環状フランジ18と同一である。もちろん、逆向きのタブ320a,320b,320c,320dに適応するために、シール310のコーナーにおいて環状フランジ318の断面の形状を多少変形する必要があることは本開示から当業者には明らかであろう。
シール310は基本的に、第1実施形態のシール10に関して既に説明した方法を使用して、製造される。しかしながら、上述の金属成形装置がシール310の変形例としての形状とするよう多少変更される(つまり、工具等を入れ替える)ことは当業者に明らかであろう。詳細には、シール310の逆向きの配置により、第1および第2環状脚部312,314が、中央環状部316から径方向に中心軸O方向へ向かって内側に延設されるよう、第1環状端部(つまり第1環状脚部312の第1自由端面338)は、シートメタル材料の一部の曲げの際に、シール310の中心軸Oに対して軸方向および径方向内側に移動される。また、第1切削は、第2切削よりも第1実施形態のように中心軸Oに近くではなく、第2切削よりも中心軸Oから離れた位置で行われる。。
[第4実施形態]
次に、図19および図20を参照して、本発明の第4実施形態にかかる内部加圧シール410を説明する。第1実施形態の部材と同一である第4実施形態の部材には、第1実施形態の部材と同じ参照符号を付す。第4実施形態のシール410は、シール410が内側が加圧されるよう設計されることを除いて、第2実施形態のシ−ル210と、基本的に、同一である。つまり、図20からよくわかる通り、シール410が内側が加圧されるよう、第4実施形態のシール410は逆向きの断面の形状を有する。この第1および第2実施形態と第4実施形態との類似点を考慮して、ここでは、この第4実施形態を、詳細には、説明、および/または例示しない。以下の説明および例示は、主に、第4実施形態と第2実施形態との相違点に絞って行う。したがって、以下の説明および例示以外の、第2実施形態の説明および例示が第4実施形態にもまた当てはまることは、本開示から当業者に明らかであろう。
シール410は、基本的に、第1環状脚部412と、第2環状脚部414と、中央環状部416と、を備える。第1環状脚部412が中央環状部416から径方向内側に延設されることを除いて、第1環状脚部412は、第2実施形態の第1環状脚部12と同一の断面形状を有する。同様に、第2環状脚部414が中央環状部416から径方向内側に延設されることを除いて、第2環状脚部414は、第2実施形態の第2環状脚部214と同一の断面形状を有する。したがって、第2環状脚部414は、タブ420と同一である複数のタブを有する環状フランジ418を備える第2自由端442、を備える。好ましくは、それぞれのタブ420には、軸方向に延びる開口部421が形成される。好ましくは、それぞれの軸方向開口部421は端部開口スロットとして形成される。フランジ418、およびタブ420は、第2環状脚部414からシール410の中心軸O方向へ内側に延設される。つまり、環状フランジ418は、環状フランジ418が径方向内側に延設されることを除いて、基本的に、第2実施形態の環状フランジ218と同一である。もちろん、逆向きのタブ420に適応するために、シール410のコーナーにおいて環状フランジ418の断面の形状を多少変形する必要があることは本開示から当業者には明らかであろう。
シール410は基本的に、第1実施形態のシール10に関して既に説明した方法を使用して、製造される。しかしながら、上述の金属成形装置がシール410の変形例としての形状とするよう多少変更される(つまり、工具等を入れ替える)ことは当業者に明らかであろう。詳細には、シール410の逆向きの配置により、第1および第2環状脚部412,414が、中央環状部416から径方向に中心軸O方向へ向かって内側に延設されるよう、第1環状端部(つまり第1環状脚部412の第1自由端面438)は、シートメタル材料の一部の曲げの際に、シール410の中心軸Oに対して軸方向および径方向内側に移動される。また、第1切削は、第2切削よりも第1実施形態のように中心軸Oに近くではなく、第2切削よりも中心軸Oから離れた位置で行われる。。
ここでは、「ほぼ」、「およそ」、「約」といった程度を示す用語は、最終結果が大きく変わらないような、妥当な変形の条件の変更量を意味するものとして用いる。例えば、変更が、変形という語の意味を損なわない限り、これらの用語には変形の条件の少なくとも±5%の変更を含むものとする。
本発明の説明のためにいくつかの実施形態が選択されただけであって、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱することがない範囲で、種々の変更、変形ができることは、本開示から当業者には明らかであろう。例えば、本発明を、円形のシール、つまりタブおよび/またはフランジを有する円形のシールに適用してもよい。さらに、前述の本発明にかかる実施形態の説明は単なる例示であって、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって決められる本発明を限定するものではないことは、本開示から当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる、中心軸に沿って見たときの加圧金属シールの側面立面図。 図2は、シールが、互いに連結される1組の部材の環状の軸方向に面する1組の面の連結部に取付けられた、図1の切断線2−2に沿って見たときの図1に示したシールの部分的に拡大した縦方向の断面図。 図3は、図1の円3によって示した、図1および図2に示したシールの第1コーナー部の部分的に拡大した側面立面図。 図4は、図3の切断線4−4に沿って見たときの、図3に示したシールの第1コーナー部を部分的にさらに拡大した断面図。 図5は、図1の円5によって示した、図1および図2に示したシールの第2コーナー部の部分的に拡大した側面立面図。 図6は、図5の切断線6−6に沿って見たときの、図5に示したシールの第2コーナー部を部分的にさらに拡大した断面図。 図7は、図1の円7によって示した、図1および図2に示したシールの側部の部分的に拡大した側面立面図。 図8は、図7の切断線8−8に沿って見たときの、図7に示したシールの側部を部分的にさらに拡大した断面図。 図9は、図1乃至図8に示したシールの製造方法を概略的に示す概略図。 図10は、図1乃至図8に示したシールの製造方法ステップを示す概略フロー図。 図11は、本発明の第2実施形態にかかる、中心軸に沿って見たときの加圧金属シールの側面立面図。 図12は、シールが、互いに連結される1組の部材の環状の軸方向に面する1組の面の連結部に取付けられた、図11の切断線12−12に沿って見たときの図11に示したシールの部分的に拡大した縦方向の断面図。 図13は、図11の円13によって示した、図11および図12に示したシールのコーナー部の部分的に拡大した側面立面図。 図14は、図13の切断線14−14に沿って見たときの、図13に示したシールのコーナー部を部分的にさらに拡大した断面図。 図15は、図11の円15によって示した、図11および図12に示したシールの側部の部分的に拡大した側面立面図。 図16は、図15の切断線16−16に沿って見たときの、図15に示したシールの一部を部分的にさらに拡大した断面図。 図17は、本発明の第3実施形態にかかる、中心軸に沿って見たときの加圧金属シールの側面立面図。 図18は、シールが、互いに連結される1組の部材の環状の軸方向に面する1組の面の連結部に取付けられた、図17の切断線18−18に沿って見たときの図17に示したシールの部分的に拡大した縦方向の断面図。 図19は、本発明の第4実施形態にかかる、中心軸に沿って見たときの加圧金属シールの側面立面図。 図20は、シールが、互いに連結される1組の部材の環状の軸方向に面する1組の面の連結部に取付けられた、図19の切断線20−20に沿って見たときの図19に示したシールの部分的に拡大した縦方向の断面図。
符号の説明
10,210,310,410 シール
12,312,412 第1環状脚部
14,214,314,414 第2環状脚部
16,316,416 中央環状部
18 環状フランジ
20a,b,c,d、220、320a,b,c,d、420 タブ
21a,c、221、321a,c、421 開口部
32 第1自由端
34 第1環状外側シール凸面
36 第1内側凹面
42 第2自由端
44 第2環状外側シール凸面
46 第2内側凹面

Claims (47)

  1. 軸方向に面する環状面をシールする加圧金属シールであって、
    中心軸の周りに延設されるとともに、第1端部および第2端部を備える中央環状部と、
    前記中央部の前記第1端部から環状の第1自由端に延設されるとともに、第1シール面にある第1環状シール凸面を備える第1環状脚部と、
    前記中央部の前記第2端部から第2自由端に延設されるとともに、第2シール面にある第2環状シール凸面を備える第2環状脚部とを備え、
    前記第2脚部の前記第2自由端は、前記第1および第2シール面とほぼ平行に延設されるとともに前記第2シール面から前記第1シール面の方向へ軸方向にオフセットしている環状フランジを備える、
    加圧金属シール。
  2. 前記第2自由端の前記環状フランジは、前記中央環状部から少なくとも前記第1自由端まで径方向に離れて延設される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  3. 前記第2自由端の前記環状フランジは、前記環状フランジの隣接部より前記径方向にさらに突出する、少なくとも一つの径方向延設タブを備える、請求項2に記載の加圧金属シール。
  4. 前記タブには軸方向開口部が形成されている、請求項3に記載の加圧金属シール。
  5. 前記タブには端部開口スロットが形成されている、請求項3に記載の加圧金属シール。
  6. 前記第2自由端の前記環状フランジは、前記環状フランジの隣接部よりさらに突出する、複数の径方向延設タブを備える、請求項2に記載の加圧金属シール。
  7. 前記複数のタブは周辺に互いから離れて配置される、請求項6に記載の加圧金属シール。
  8. 前記第2自由端の前記環状フランジは、4つの前記タブを有する、請求項7に記載の加圧金属シール。
  9. 前記中心軸に沿って見て前記シールは、コーナー毎に一つの前記タブが配置されている、ほぼ長方形である、請求項8に記載の加圧金属シール。
  10. 少なくとも前記タブの2つには軸方向孔が形成されている、請求項8に記載の加圧金属シール。
  11. 少なくとも前記タブの2つには端部開口スロットが形成されている、請求項8に記載の加圧金属シール。
  12. 前記シールは、周辺方向に見てほぼC字形状の横断面輪郭を有する、請求項1に記載の加圧金属シール。
  13. 前記中央部、前記第1脚部および前記第2脚部は、単一材として、一体に形成される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  14. 前記シールは、前記中心軸に沿って見て丸められたコーナーを有するほぼ長方形である、請求項1に記載の加圧金属シール。
  15. 前記シールは、前記中心軸に沿って見て非円形形状である、請求項1に記載の加圧金属シール。
  16. 前記第1および第2環状脚部は、前記中心軸から径方向に離れて、前記中央環状部から外側に延設される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  17. 前記第1および第2環状脚部は、径方向に前記中心軸に向かって、前記中央環状部から内側に延設される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  18. 軸方向に面する環状面をシールする加圧金属シールであって、
    中心軸の周りに延設されるとともに、第1端部および第2端部を備える中央環状部と、
    前記中央部の前記第1端部から環状の第1自由端に延設されるとともに、第1シール面にある第1環状シール凸面を備える第1環状脚部と、
    前記中央部の前記第2端部から第2自由端に延設されるとともに、第2シール面にある第2環状シール凸面を備える第2環状脚部とを備え、
    前記第2自由端は、前記シールの隣接部よりさらに突出する、少なくとも1つの径方向延設タブを備える、
    加圧金属シール。
  19. 前記タブには軸方向開口部が形成されている、請求項18に記載の加圧金属シール。
  20. 前記タブには端部開口スロットが形成されている、請求項18に記載の加圧金属シール。
  21. 前記第2脚部の前記第2自由端は、前記シールの隣接部よりさらに突出する、複数の径方向延設タブを備える、請求項18に記載の加圧金属シール。
  22. 前記複数のタブは周辺に互いから離れて配置される、請求項21に記載の加圧金属シール。
  23. 前記第2脚部の前記第2自由端は、4つの前記タブを有する、請求項22に記載の加圧金属シール。
  24. 前記中心軸に沿って見て前記シールは、コーナー毎に一つの前記タブが配置されている、ほぼ長方形である、請求項23に記載の加圧金属シール。
  25. 少なくとも前記タブの2つには軸方向孔が形成されている、請求項23に記載の加圧金属シール。
  26. 少なくとも前記タブの2つには端部開口スロットが形成されている、請求項23に記載の加圧金属シール。
  27. 前記シールは、周辺方向に見てほぼC字形状の横断面輪郭を有する、請求項1に記載の加圧金属シール。
  28. 前記中央部、前記第1脚部および前記第2脚部は、単一材として、一体に形成される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  29. 前記シールは、前記中心軸に沿って見て丸められたコーナーを有するほぼ長方形である、請求項1に記載の加圧金属シール。
  30. 前記シールは、前記中心軸に沿って見て非円形の形状である、請求項1に記載の加圧金属シール。
  31. 前記第1および第2環状脚部は、前記中心軸から径方向に離れて、前記中央環状部から外側に延設される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  32. 前記第1および第2環状脚部は、径方向に前記中心軸に向かって、前記中央環状部から内側に延設される、請求項1に記載の加圧金属シール。
  33. シートメタル成形装置にシートメタル材料を供給するステップと、
    シートメタル材料に中心軸の周りに延設される加圧金属シールの第1環状縁部を切削するステップと、
    中心軸の周りに延設されるとともに、第1端部および第2端部を備える中央環状部と、中央部の第1端部から第1環状縁部を有する環状の第1自由端に延設されるとともに、第1シール面にある第1環状シール凸面を備える第1環状脚部と、中央部の第2端部から延設されるとともに、第2シール面にある第2環状シール凸面を備える第2環状脚部と、を備える加圧金属シールの断面輪郭を形成するようシートメタル材料の一部を曲げるステップと、
    第2脚部の第2自由端が、第1および第2シール面とほぼ平行に延設されるとともに第2シール面から第1シール面の方向へ軸方向にオフセットしている環状フランジを備えるよう、シートメタル材料に加圧金属シールの第2環状縁部を切削するステップと、
    を含む加圧金属シールの製造方法。
  34. シートメタル材料の一部の曲げは、自動順送りプレス操作を用いて行われる、請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
  35. 加圧金属シールの第1環状縁部の切削は、シートメタル材料の一部の曲げの前に行われ、
    シートメタル材料の一部の曲げは、加圧金属シールの第2環状縁部の切削の前に行われる、請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
  36. 加圧金属シールの第2環状縁部の切削は、第2自由端の環状フランジが中央環状部から少なくとも第1自由端まで径方向に離れて延設される径方向位置で行われる、請求項35に記載の加圧金属シールの製造方法。
  37. 加圧金属シールの第2環状縁部の切削で、環状フランジから径方向に突出するとともに環状フランジの隣接部より径方向にさらに突出する少なくとも1つの径方向延設タブを形成する、請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
  38. 少なくとも1つのタブに軸方向開口部を切削するステップをさらに含む、請求項37に記載の加圧金属シールの製造方法。
  39. 少なくとも1つのタブに端部開口スロットを切削するステップをさらに含む、請求項37に記載の加圧金属シールの製造方法。
  40. 加圧金属シールの第2環状縁部の切削で、環状フランジから径方向に突出し周辺に離れているとともに、環状フランジの隣接部より径方向にさらに突出する複数の径方向延設タブを形成する、請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
  41. 加圧金属シールの第2環状縁部の切削で、4つのタブを形成する、請求項40に記載の加圧金属シールの製造方法。
  42. 少なくとも2つのタブに軸方向孔を切削するステップをさらに含む、請求項41に記載の加圧金属シールの製造方法。
  43. 少なくとも2つのタブに端部開口スロットを切削するステップをさらに備える、請求項41に記載の加圧金属シールの製造方法。
  44. シートメタルの一部の曲げで、周辺方向に見てほぼC字形状の横断面輪郭を形成する、請求項33に記載の加圧金属シール。
  45. 加圧金属シールの第1環状縁部の切削で、中心軸に沿って見て非円形形状を形成し、
    加圧金属シールの第2環状縁部の切削で、中心軸に沿って見て非円形形状を形成する、
    請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
  46. 第1および第2環状脚部が中心軸から径方向に離れて中央環状部から外側に延設されるよう、加圧金属シールの一部の曲げ時に第1環状縁部を中心軸に対して軸方向および径方向外側に移動させる、
    請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
  47. 第1および第2環状脚部が径方向に中心軸に向かって中央環状部から内側に延設されるよう、加圧金属シールの一部の曲げ時に第1環状縁部を中心軸に対して軸方向および径方向内側に移動させる、請求項33に記載の加圧金属シールの製造方法。
JP2004214619A 2003-07-31 2004-07-22 加圧金属シール Pending JP2005054992A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/630,779 US7100925B2 (en) 2003-07-31 2003-07-31 Pressure energized metallic seal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005054992A true JP2005054992A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34103910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004214619A Pending JP2005054992A (ja) 2003-07-31 2004-07-22 加圧金属シール

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7100925B2 (ja)
JP (1) JP2005054992A (ja)
SG (1) SG120157A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095415A (ja) * 2011-10-27 2013-05-20 Astrium Gmbh 燃料タンク
JP2015021563A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 三菱電線工業株式会社 メタルcリング及びその製造方法
JP2017078392A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 三菱重工業株式会社 隙間部材、内燃機関

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7810816B1 (en) 2005-12-13 2010-10-12 Horace P. Halling Seal
JP5033873B2 (ja) * 2006-06-07 2012-09-26 エフ イー アイ カンパニ 真空チャンバを有する機器とともに使用されるスライダベアリング
CN101461026B (zh) * 2006-06-07 2012-01-18 Fei公司 与包含真空室的装置一起使用的滑动轴承
US20080053096A1 (en) * 2006-08-31 2008-03-06 Pratt & Whitney Canada Corp. Fuel injection system and method of assembly
US8033113B2 (en) * 2006-08-31 2011-10-11 Pratt & Whitney Canada Corp. Fuel injection system for a gas turbine engine
DE102006045587A1 (de) * 2006-09-27 2008-04-03 Elringklinger Ag Dichtungsanordnung
US9151387B2 (en) * 2008-01-15 2015-10-06 Parker-Hannifin Corporation Ultra-high vacuum metallic seal
US8104772B2 (en) * 2008-06-27 2012-01-31 Seal Science & Technology, Llc Gas turbine nozzle seals for 2000° F. gas containment
JP2010121715A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Toyota Motor Corp ガスケット
US9611712B2 (en) * 2012-02-09 2017-04-04 Onesubsea Ip Uk Limited Lip seal
US9643733B2 (en) * 2014-06-17 2017-05-09 The Boeing Company Fire seal for an aircraft
US9528466B2 (en) 2015-02-27 2016-12-27 Federal-Mogul Corporation Cylinder head gasket
US9802740B2 (en) * 2015-12-08 2017-10-31 Jeff Ray Schunk Storage tank hatch liner
US11982302B1 (en) * 2023-05-19 2024-05-14 GM Global Technology Operations LLC Snap rings, assemblies, and methods for retaining components on a shaft

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US811000A (en) * 1905-03-29 1906-01-30 Vreeland Tompkins Gasket.
US1539222A (en) * 1923-03-30 1925-05-26 Martha L Turner Sealing ring for jars
US2358350A (en) * 1941-05-19 1944-09-19 Otto R Schoenrock Method for making retainer locks
US2520089A (en) * 1946-04-11 1950-08-22 Flexitallic Gasket Co Inc Orifice plate
US2867482A (en) * 1958-01-31 1959-01-06 Joseph J Schmidt Piston rings
US3195906A (en) * 1961-03-28 1965-07-20 Parker Hannifin Corp Composite sealing ring with compression stop
US3325892A (en) * 1963-02-13 1967-06-20 Manuel M Delgodo Method of making toroidal seals
US3565449A (en) * 1968-12-06 1971-02-23 Felt Products Mfg Co Head gasket assembly having parts therein
US3730537A (en) * 1969-05-15 1973-05-01 Brown & Root Method and apparatus utilizing handled seal for submergible coupling
BE794101A (fr) * 1972-01-17 1973-05-16 Hagmann Foster M Garniture d'etancheite multiple pour joints de tuyaux
US4188037A (en) * 1978-01-06 1980-02-12 Commissariat A L'energie Atomique Composite flexible joint
DE3225361C2 (de) * 1982-07-07 1984-04-26 Leybold-Heraeus GmbH, 5000 Köln Verfahren zur Herstellung einer Metalldichtung für Flanschverbindungen
US4457523A (en) * 1982-10-29 1984-07-03 Pressure Science Incorporated Torsionally flexible metallic annular seal
GB2187805B (en) * 1986-02-07 1988-10-19 Terence Peter Nicholson Improvements relating to hollow metallic sealing rings
US4783087A (en) * 1987-04-13 1988-11-08 Fel-Pro Incorporated Gasket assembly having a sealing insert member and method of forming
US4891117A (en) * 1988-07-15 1990-01-02 The Dow Chemical Company Method and apparatus for installing gasket members between flat plate structures
JP2819177B2 (ja) * 1990-02-15 1998-10-30 株式会社ケットアンドケット 金属ガスケット用プレス順送型のビード成形型
JPH0810909Y2 (ja) * 1991-05-31 1996-03-29 ティアック株式会社 ハードディスク装置
JP2841250B2 (ja) * 1991-09-05 1998-12-24 日本ガスケット株式会社 金属製ガスケット及びその製造方法
US5250854A (en) * 1991-11-19 1993-10-05 Integrated Device Technology, Inc. Bitline pull-up circuit operable in a low-resistance test mode
US5249814A (en) * 1992-01-31 1993-10-05 Eg&G Pressure Science, Inc. Multi-ply sealing rings and methods for manufacturing same
US5454157A (en) * 1992-10-14 1995-10-03 Maxtor Corporation Method of manufacturing a hermetically sealed disk drive
US5793566A (en) * 1994-01-10 1998-08-11 Micropolis Corporation Self securing compliant gasket for a disk drive assembly housing
US5505498A (en) * 1994-05-16 1996-04-09 Eg&G Pressure Science, Inc. Flexible pressure-energized joint
US5630593A (en) * 1994-09-12 1997-05-20 Eg&G Pressure Science, Inc. Pressure-energized sealing rings
US5727795A (en) * 1996-11-20 1998-03-17 Dana Corporation Single layer or multi-layer metal cylinder head gasket and method of making the same
US5713582A (en) * 1997-01-03 1998-02-03 Eg&G Pressure Science, Inc. Seal retainer
US5730445A (en) * 1997-03-10 1998-03-24 Eg&G Pressure Science, Inc. Pressure energized metalic sealing ring
US6042121A (en) * 1997-07-21 2000-03-28 Eg&G Sealol, Inc. Metallic sealing ring
JPH11126647A (ja) 1997-10-21 1999-05-11 Yazaki Corp 環状パッキン及び環状パッキンの取付構造
FR2775328B1 (fr) 1998-02-26 2000-04-28 Christian Loth Joint d'etancheite pour bride de tuyauterie
DE19846475A1 (de) 1998-10-09 2000-04-13 Fischer Georg Rohrleitung Flachdichtungsring
US6392838B1 (en) 1999-03-30 2002-05-21 Maxtor Corporation Hermetically sealed data storage device
US6231050B1 (en) * 1999-05-28 2001-05-15 Dana Corporation Gasket with formable tabs and method
JP3866882B2 (ja) * 1999-06-30 2007-01-10 ニチアス株式会社 金属cリングガスケットおよび金属ガスケットの製造方法
US7059609B1 (en) * 2000-06-13 2006-06-13 Federal-Mogul World Wide, Inc. Metal gasket with cold formed stopper
DE10031095B8 (de) * 2000-06-30 2011-08-04 ElringKlinger AG, 72581 Verfahren zum Herstellen einer mehrlagigen Dichtung und Dichtung
US6612584B1 (en) * 2002-04-19 2003-09-02 Perkinelmer, Inc. Flange and seal assembly

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095415A (ja) * 2011-10-27 2013-05-20 Astrium Gmbh 燃料タンク
JP2015021563A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 三菱電線工業株式会社 メタルcリング及びその製造方法
JP2017078392A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 三菱重工業株式会社 隙間部材、内燃機関
US10619557B2 (en) 2015-10-22 2020-04-14 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Gap member and internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
US7100925B2 (en) 2006-09-05
US20060168807A1 (en) 2006-08-03
US20050023770A1 (en) 2005-02-03
SG120157A1 (en) 2006-03-28
US7866040B2 (en) 2011-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7866040B2 (en) Pressure energized metallic seal
JP4440530B2 (ja) 浅いs字型メタルシール
EP2831482B1 (en) Flange gasket
JP5373277B2 (ja) フランジ付パイプの製造方法
JP5591896B2 (ja) シール装置
US3837631A (en) Spring for composite sealing ring and method of manufacture
JP2006289496A (ja) 円筒軸とその製造方法
JPH0966330A (ja) 円板外周部の増肉方法及び外周に伝導部を有する円板部材の成形方法
JP2009195986A (ja) 円筒軸
US20040056485A1 (en) Integrally formed sheet metal tube flange
US11161207B2 (en) Process of forming and a seal for an engine
JP3110307B2 (ja) メタルガスケット
JP2001232421A (ja) パイプベンダー用芯金
JP2009243523A (ja) 配管フランジ継手
JP3349128B2 (ja) 渦巻形ガスケットの補強リング及びその製造方法
US11207821B2 (en) Method of making 3D tube and 3D tube made thereby
JP4145744B2 (ja) 金属波板の製造方法
JP3303343B2 (ja) メタル担体の製造方法
US20220268360A1 (en) Metal Bellows for Downhole Use
JP5166220B2 (ja) インサートメタル
US6843612B2 (en) Retaining ring apparatus and method
JPH10237424A (ja) ガスケットの製造方法
JPH1130333A (ja) メタルcリング
JPH11197752A (ja) 波状管用バルジ金型
JPH06226076A (ja) ドーム形ダイとその製造方法およびその方法に用いるダイ用素材