JP2005054442A - 柱状体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分割キー部材を組み付けて保管しておくようなこと、現場での作業量や作業時間を軽減できるようにする。
【解決手段】 筒部1と軸部2を設け、分割キー部材4aを筒部内周面部1aの内向き溝部3内の引退位置に収容可能に設け、軸部外周面部を筒部内周面部に嵌合して、引退位置の分割キー部材を内向き溝部と軸部外周面部2aの外向き溝部5とに跨る抜け止め位置に押し込んで接続可能に設け、外周面1bから内向き溝部内に連通する貫通孔7を分割キー部材ごとに設け、分割キー部材を貫通孔に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に収容可能に設け、軸部外周面部を筒部内周面部に嵌合して、筒部外周側から貫通孔を通して引退位置の分割キー部材を抜け止め位置に押し込み操作可能に設け、抜け止め位置の分割キー部材を引退位置に引き戻し操作可能に設け、分割キー部材を抜け止め位置に固定可能な固定手段8を固定解除自在に設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、柱状体軸芯方向で隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部の一方に筒部を設けるとともに、前記筒部内に嵌合可能な軸部を他方の柱状体端部に設け、前記筒部の筒部内周面部に、周方向に沿う内向き溝部を形成するとともに、前記軸部の軸部外周面部に、周方向に沿う外向き溝部を、その軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で前記内向き溝部に対向するように形成し、柱状体軸芯周りで複数個の分割キー部材を、前記内向き溝部内に前記筒部内周面部よりも入り込んでいる引退位置に収容可能に設け、前記軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で、前記引退位置の分割キー部材の各々を、前記内向き溝部と前記外向き溝部とに亘って跨る抜け止め位置に押し込んで、前記隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部どうしを抜け止め状態で接続可能に設けてある柱状体に関する。
上記柱状体は、例えば、建物支持杭、鋼管杭、鋼管矢板、地滑り抑止用杭、土留め用柱列杭、構造体の柱などの各種用途に使用することができ、一方の柱状体端部に設けてある筒部の筒部内周面部に、他方の柱状体端部に設けてある軸部の軸部外周面部を嵌合した状態で、筒部内周面部の内向き溝部内に筒部内周面部よりも入り込んでいる引退位置に収容してある分割キー部材の各々を、内向き溝部と軸部外周面部の外向き溝部とに亘って跨る抜け止め位置に押し込んで、隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部どうしを抜け止め状態で接続可能に設けてあるので、例えば、柱状体どうしを相対回転させて柱状体端部どうしを螺合接続するものに比べて、大型の柱状体でも簡便に接続できる利点がある。
従来の上記柱状体では、例えば、貫通孔に螺合する第1雄ネジ部を一端側に設けるとともに、分割キー部材に螺合する第2雄ネジ部を他端側に設け、且つ、第1雄ネジ部と第2雄ネジ部を互いに逆ネジに形成してあるキー操作部材を使用して、第1雄ネジ部を貫通孔に螺合させるとともに、第2雄ネジ部を分割キー部材に螺合させたキー操作部材で、分割キー部材を筒部内周面部の内向き溝部内に筒部内周面部よりも入り込んでいる引退位置に組み付けておき、軸部外周面部を筒部内周面部に嵌合した状態で、キー操作部材を筒部の外周側から一方向に回転操作して、分割キー部材を抜け止め位置に押し込むことにより、柱状体端部どうしを抜け止め状態で接続可能に設け、また、分割キー部材を抜け止め位置に押し込んでから、その分割キー部材による抜け止め状態を解除する必要が生じたような場合は、キー操作部材を筒部の外周側から逆方向に回転操作して、抜け止め位置の分割キー部材を引退位置に引き戻せるように構成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−265459号公報
このため、分割キー部材を内向き溝部内に筒部内周面部よりも入り込んでいる引退位置に組み付けるためには、キー操作部材の互いに逆ネジの第1雄ネジ部と第2雄ネジ部とを、分割キー部材を引退位置に収容できるように螺合量を調節しながら、貫通孔と分割キー部材とに螺合させるという煩雑な組み付け作業が必要になり、この組み付け作業を柱状体の埋設現場で行うようにすると、現場での作業量も作業時間も増大する欠点がある。
そこで、現場での作業量や作業時間を軽減できるように、工場などにおいて、予め、キー操作部材の第1雄ネジ部と第2雄ネジ部とを貫通孔と分割キー部材とに螺合させて、分割キー部材を引退位置に組み付けた状態で保管しておき、必要に応じて、現場に搬送して使用することが考えられる。
しかしながら、この場合は、保管中に生じた錆や異物の噛み込み、或いは、保管時や搬送時の取扱に伴うキー操作部材などの変形や破損などに起因して、キー操作部材の回転操作が困難になっているおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、分割キー部材を現場で簡単に組み付けることができて、現場での作業量や作業時間を軽減できるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、柱状体軸芯方向で隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部の一方に筒部を設けるとともに、前記筒部内に嵌合可能な軸部を他方の柱状体端部に設け、前記筒部の筒部内周面部に、周方向に沿う内向き溝部を形成するとともに、前記軸部の軸部外周面部に、周方向に沿う外向き溝部を、その軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で前記内向き溝部に対向するように形成し、柱状体軸芯周りで複数個の分割キー部材を、前記内向き溝部内に前記筒部内周面部よりも入り込んでいる引退位置に収容可能に設け、前記軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で、前記引退位置の分割キー部材の各々を、前記内向き溝部と前記外向き溝部とに亘って跨る抜け止め位置に押し込んで、前記隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部どうしを抜け止め状態で接続可能に設けてある柱状体であって、筒部外周面から前記内向き溝部内に連通する貫通孔を、前記分割キー部材ごとに対応して設けるとともに、前記分割キー部材を前記貫通孔に対して孔軸芯方向に非係止状態で前記引退位置に収容可能に設けて、前記軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で、前記筒部の外周側から、前記貫通孔を通して、前記引退位置の分割キー部材を前記抜け止め位置に押し込み操作可能に設けるとともに、前記抜け止め位置の分割キー部材を前記引退位置に引き戻し操作可能に設け、前記分割キー部材を前記抜け止め位置に固定可能な固定手段を固定解除自在に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
筒部外周面から内向き溝部内に連通する貫通孔を、分割キー部材ごとに対応して設けるとともに、分割キー部材を貫通孔に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に収容可能に設けて、軸部外周面部を筒部内周面部に嵌合した状態で、筒部の外周側から、貫通孔を通して、引退位置の分割キー部材を抜け止め位置に押し込み操作可能に設けるとともに、抜け止め位置の分割キー部材を引退位置に引き戻し操作可能に設けてあるので、分割キー部材を貫通孔に対して孔軸芯方向に機械的に関連させて組み付けることなく、現場で簡単に組み付けることができ、しかも、筒部の外周側から、貫通孔を通して、引退位置の分割キー部材を抜け止め位置に押し込み操作することも、抜け止め位置の分割キー部材を引退位置に引き戻し操作することもできる。
つまり、分割キー部材を引退位置に組み付けるにあたって、従来のように、貫通孔と分割キー部材とに亘ってキー操作部材を螺合するような煩雑な操作を伴うことなく、埋設現場でも簡便に組み付けることができ、予め、分割キー部材を引退位置に組み付けて保管しておくようなことなく、現場での作業量や作業時間を軽減できる。
また、分割キー部材を抜け止め位置に固定可能な固定手段を固定解除自在に設けてあるので、分割キー部材を抜け止め位置に固定して、柱状体端部どうしを抜け止め状態で確実に接続できるとともに、その分割キー部材による抜け止め状態を解除する必要が生じたような場合は、固定手段による分割キー部材の固定を解除して、分割キー部材を引退位置に引き戻し操作することができる。
本発明の第2特徴構成は、前記筒部の外周側から、前記貫通孔を通して、前記分割キー部材を前記引退位置と前記抜け止め位置とに亘って押し引き操作可能な軸部材を、その分割キー部材に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
筒部の外周側から、貫通孔を通して、分割キー部材を引退位置と抜け止め位置とに亘って押し引き操作可能な軸部材を、その分割キー部材に設けてあるので、軸部材を貫通孔に通した状態で分割キー部材を引退位置に組み付けておくことで、貫通孔に通してある軸部材で分割キー部材を押し引き操作して、分割キー部材を抜け止め位置や引退位置に簡便に移動させることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記筒部の外周側から、前記貫通孔を通して、前記抜け止め位置の分割キー部材を前記引退位置に引き戻し操作可能な紐状部材を、その分割キー部材に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
筒部の外周側から、貫通孔を通して、抜け止め位置の分割キー部材を引退位置に引き戻し操作可能な紐状部材を、その分割キー部材に設けてあるので、紐状部材を貫通孔に通した状態で分割キー部材を引退位置に組み付けておいて、抜け止め位置に押し込んだ分割キー部材による抜け止め状態を解除する必要が生じたような場合は、貫通孔に通してある紐状部材を引っ張って、分割キー部材を引退位置に簡便に引き戻すことができる。
本発明の第4特徴構成は、前記引退位置の分割キー部材を、その分割キー部材を前記抜け止め位置に押し込む操作力で剥離自在な状態で、前記内向き溝部に対して接着自在に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
引退位置の分割キー部材を、その分割キー部材を抜け止め位置に押し込む操作力で剥離自在な状態で、内向き溝部に対して接着自在に設けてあるので、分割キー部材を引退位置に組み付けた状態で軸部外周面部を筒部内周面部に嵌合する際に、分割キー部材が引退位置からずれ動くようなおそれが少なく、軸部外周面部を筒部内周面部に能率良く嵌合させることができるとともに、分割キー部材を抜け止め位置に押し込む際には、その操作力で内向き溝部に対する接着を解除して、抜け止め位置に簡便に押し込むことができる。
本発明の第5特徴構成は、前記貫通孔を、前記分割キー部材の一つに対応させて、溝部周方向に離れた複数箇所に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
貫通孔を、分割キー部材の一つに対応させて、溝部周方向に離れた複数箇所に設けてあるので、分割キー部材を抜け止め位置に押し込むときも、引退位置に引き戻すときも、分割キー部材を全長に亘って確実に移動させ易い。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明による柱状体の一例としての、オーガーで掘削しながら地中に回転圧入して沈設する中掘工法に使用する杭A(A1,A2)を示し、杭軸芯X方向で隣り合う杭Aの互いに対向する杭端部の一方に円筒状の筒部1を設けるとともに、その筒部1内に嵌合可能な小径円筒状の軸部2を他方の杭端部に設けて、杭軸芯X方向で隣り合う杭A(A1,A2)の互いに対向する杭端部どうしを抜け止め状態で、かつ、回り止め状態で接続可能に設けてある。
前記杭Aは、円筒状のスパイラル鋼管等の管Dの一方の端部に、筒部1を備えた管ボックス継手Bを溶接接続するとともに、管Dの他方の端部に、軸部2を備えたピン継手Cを溶接接続して、全長に亘って略一定の外径を備えた円筒状に形成してあり、ピン継手Cを上側に向けて地中に埋設するように構成してある。
前記筒部1の下端には、図2にも示すように、突条24を形成するとともに、周方向に間隔隔てて複数の筒側切欠凹部25を外周側に設け、筒部1の筒部内周面部1aの上部には周溝26を形成してある。
また、前記筒部1の筒部内周面部1aには、図3,図4にも示すように、各々の杭軸芯Xに沿う断面視で複数(本実施形態では2つ)の周方向に沿う内向き溝部3を、杭軸芯X周りで一連の円環状に形成してあり、各内向き溝部3の溝深さFを、後述するキー部材4の全体を、筒部内周面部1aよりも内側に入り込んでいる引退位置に収容可能な深さに形成してある。
前記軸部2の軸部外周面部2aは、杭軸芯X方向の長さが筒部内周面部1aと同じで、かつ、筒部内周面部1aに密接するように杭軸芯Xに沿って一定の外径で形成して、上下に隣り合う杭A(A1,A2)の筒部1と軸部2とを嵌合自在に構成してある。
また、図2にも示すように、軸部2の下端側であって、筒部1を嵌合した状態でその筒側切欠凹部25と対向する位置の各々に、筒側切欠凹部25と同じ深さで上下に所要の長さを有する軸側切欠凹部27を設け、各軸側切欠凹部27の奥壁部分にネジ孔28を設けるとともに、軸部2下端側の各軸側切欠凹部27間には、筒部1の下端に形成した突条24が嵌合する溝29を形成し、軸部2の先端に、筒部1の周溝26に嵌合する突条30を設けてある。
前記軸部外周面部2aには、杭軸芯Xに沿う断面視で複数(本実施形態では2つ)の周方向に沿う外向き溝部5を、その軸部外周面部2aを筒部内周面部1aに嵌合した状態で内向き溝部3に対向するように、杭軸芯X周りで一連の円環状に形成してあり、内向き溝部3の引退位置に組み付けてあるキー部材4を、図4に示すように、互いに対向する内向き溝部3と外向き溝部5とに亘って跨る抜け止め位置に押し込んで、互いに嵌合した筒部1と軸部2とを抜け止め状態で接続可能に設けてある。
前記キー部材4は、杭軸芯X周りで複数(本実施例では6個)の分割キー部材4aで構成してあり、各分割キー部材4aは、横断面形状が矩形の鋼製の長尺体を、外向き溝部5の溝底面5a側に対向するキー内周面が、その外向き溝部5の溝底面5aと略同じ曲率になるように円弧状に湾曲させて形成してある。
そして、図3,図5(イ)に示すように、内向き溝部3に筒部内周面部1aよりも内側に入り込む引退位置に組み付けてある分割キー部材4aの各々を、筒部1の外周側から外向き溝部5側に押し込み操作自在な操作手段6で外向き溝部5側に押し込んで、図4,図5(ロ)に示すように、内向き溝部3と外向き溝部5とに跨る抜け止め位置に嵌め込むように構成してある。
尚、外向き溝部5の溝深さGを、分割キー部材4aの杭径方向に沿う厚みtの半分になるように形成して、キー内周面が全周に亘って外向き溝部5の溝底面5aに接当する抜け止め位置に押し込んだ状態で、各分割キー部材4aの内向き溝部3に対する杭軸芯X方向での重なり面積と、外向き溝部5に対する杭軸芯X方向での重なり面積とが略同じ面積になるように構成してある。
また、図2にも示すように、筒部1を軸部2に嵌合した状態で、各筒側切欠凹部25とその筒側切欠凹部25に対向する軸側切欠凹部27とに亘って嵌合した回転抑止キー31を固定ボルト32で軸部2側に固定して、互いに接続した杭A(A1,A2)どうしの相対回転を防止できるように構成してある。
前記操作手段6について説明すると、図6にも示すように、筒部外周面1bから内向き溝部3内に連通する断面円形の一つの貫通孔7を、分割キー部材4aごとに対応して周方向に等間隔を隔てた複数箇所(本実施形態では6箇所)に設けるとともに、分割キー部材4aを貫通孔7に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に収容可能に設けて(図6(イ))、軸部外周面部2aを筒部内周面部1aに嵌合した状態で、筒部1の外周側から、貫通孔7を通して、引退位置の分割キー部材4aを抜け止め位置に押し込み操作可能に設けるとともに(図6(ロ))、抜け止め位置の分割キー部材4aを引退位置に引き戻し操作可能に設け、分割キー部材4aを抜け止め位置に固定可能な固定手段8を固定解除自在に設けてある(図6(ハ))。
つまり、分割キー部材4aの長手方向中央位置に硬質軸部材9を固定し、その硬質軸部材9を貫通孔7に挿通して、分割キー部材4aを貫通孔7に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に組み付けておくことによって、その軸部材9で、筒部1の外周側から、貫通孔7を通して、分割キー部材4aを引退位置と抜け止め位置とに亘って簡便に押し引き操作可能に設けてある。
また、固定手段8は、ねじ込み操作用頭部10を備えた筒状雄ネジ部材11を、筒状雄ネジ部材11の内側に軸部材9が入り込むように、貫通孔7の内周面に形成した雌ネジ部に螺合して、頭部10で軸部材9を抜け止めすることにより、分割キー部材4aを抜け止め位置に固定できるように構成してあり、頭部10に環状に形成した鍔部に、筒部外周面1bに食い込み可能な多数の刃部12を放射状に設けて、筒状雄ネジ部材11の緩みを確実に防止できるようにしてある。
次に、上下に隣り合う杭A(A1,A2)どうしの接続手順を説明する。
上側に接続する杭A1の筒部1の各内向き溝部3に、図3,図5(イ),図6(イ)にも示すように、軸部材9を貫通孔7に挿通して、各分割キー部材4aを筒部内周面部1aよりも内側に入り込んだ引退位置に組み付けておき、筒部1を下向きにしてクレーンで吊り上げて、図2(イ)に示すように、軸部2を上向きにして先に埋め込んである下側の杭A2と略同芯状に保持する。
次に、上側の杭A1を下降させて、図2(ロ)に示すように、その筒部1を各筒側切欠凹部25が各軸側切欠凹部27に対向し、かつ、軸部2の突条30が筒部1の周溝26に嵌合するとともに、筒部1の下端突条24が軸部2の溝29に嵌合するように、下側の杭A2の軸部2に嵌合し、図2(ハ),図6(ロ)に示すように、各筒側切欠凹部25と軸側切欠凹部27とに亘って嵌め込んだ回転抑止キー31を固定ボルト32で軸部2側に固定するとともに、軸部材9で分割キー部材4aをキー内周面が全周に亘って外向き溝部5の溝底面5aに接当する抜け止め位置に押し込む。
次に、図2(ニ)に示すように、筒状雄ネジ部材11を貫通孔7の雌ネジ部に螺合して、各分割キー部材4aを抜け止め位置に固定し、図4,図5(ロ),図6(ハ)にも示すように、杭Aどうしを抜け止め状態で接続する。
尚、分割キー部材4aによる抜け止め状態を解除する必要が生じたような場合は、筒状雄ネジ部材11を外して、軸部材9を引っ張ることによって、各分割キー部材4aを引退位置に引き戻すことができる。
〔第2実施形態〕
図7は、固定手段8の別実施形態を示し、貫通孔7の内周面に雌ネジ部13を形成するとともに、軸部材9に雌ネジ部13と同じピッチで雄ネジ部14を形成し、プラグ15を雌ネジ部13と雄ネジ部14とに螺合して、各分割キー部材4aを抜け止め位置に固定解除自在に固定できるように構成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
図8は、固定手段8の別実施形態を示し、図8(イ)に示すように、ねじ込み操作用頭部16を備えた筒状雄ネジ部材17を貫通孔7の内周面に形成してある雌ネジ部7aに浅く螺合しておくとともに、大径基部18aと小径雄ネジ部18bとを備えた軸部材9を固定してある分割キー部材4aを、軸部材9を筒状雄ネジ部材17の内側に挿通して、貫通孔7に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に組み付けておいて、軸部2を筒部1に嵌合する。
そして、筒状雄ネジ部材17を更にねじ込んで大径基部18aを押圧することにより、図8(ロ)に示すように、分割キー部材4aを抜け止め位置に押し込んで固定し、筒状雄ネジ部材17を、小径雄ネジ部18bにねじ込んだナット19と大径基部18aとの間に相対回転自在に固定しておく。
従って、分割キー部材4aによる抜け止め状態を解除する必要が生じたような場合は、筒状雄ネジ部材17を緩める方向に回すことによって、分割キー部材4aが筒状雄ネジ部材17とともに筒部1側に移動するので、筒状雄ネジ部材17を外すことなく、分割キー部材4aを引退位置に引き戻すことができる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第4実施形態〕
図9は、操作手段6の別実施形態を示し、分割キー部材4aの一つずつに対応させて、貫通孔7を溝部周方向に離れた複数箇所(本実施形態では3箇所)に設け、左右二箇所の貫通孔7aの内周面に雌ネジ部を形成するとともに、分割キー部材4aの長手方向中央部に連結してあるワイヤー等の紐状部材20を中央の貫通孔7bに通して、分割キー部材4aを貫通孔7に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に組み付けておき、軸部外周面部2aを筒部内周面部1aに嵌合した状態で、筒部1の外周側から左右二箇所の貫通孔7aにボルト21を螺合して、貫通孔7aを通して、引退位置の分割キー部材4aを抜け止め位置に押し込み操作可能に設けるとともに、ボルト21によって分割キー部材4aを抜け止め位置に固定可能な固定手段8を固定解除自在に設けてある。
そして、分割キー部材4aによる抜け止め状態を解除するときは、ボルト21を外した状態で、分割キー部材4aに連結してある紐状部材20を引っ張って、筒部1の外周側から、貫通孔7bを通して、抜け止め位置の分割キー部材4aを引退位置に引き戻し操作可能に設けてある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第5実施形態〕
図10は、操作手段6の別実施形態を示し、分割キー部材4aの一つずつに対応させて、貫通孔7を溝部周方向に離れた複数箇所(本実施形態では2箇所)に設けるとともに、各貫通孔7に通す複数(本実施形態では2本)の軸部材9を分割キー部材4aに固定して、各軸部材9を貫通孔7に挿通して、分割キー部材4aを貫通孔7に対して孔軸芯方向に非係止状態で引退位置に組み付けておき、軸部外周面部2aを筒部内周面部1aに嵌合した状態で、各軸部材9で分割キー部材4aを抜け止め位置に押しこむとともに、各軸部材9と貫通孔7の内周面との間に打ち込んだ楔部材22によって分割キー部材4aを抜け止め位置に固定可能な固定手段8を固定解除自在に設け、分割キー部材4aによる抜け止め状態を解除するときは、楔部材22を外した状態で、軸部材9を引っ張って、筒部1の外周側から、貫通孔7を通して、抜け止め位置の分割キー部材4aを引退位置に引き戻し操作可能に設けてある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第6実施形態〕
図11は、引退位置の分割キー部材4aを、その分割キー部材4aを抜け止め位置に押し込む操作力Pで剥離自在な状態で、内向き溝部3に対して接着自在な両面粘着テープなどの接着層23を設けてある実施形態を示す。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第7実施形態〕
図12は、本発明による柱状体の別実施形態としての鋼管矢板A(A1,A2)を示し、ボックス継手Bを上側に向けて接続するように構成してあり、外周面の径方向で対向する二箇所に、柱状体長手方向に沿って一対のパイプ状の継手部材33,34を設けてあり、これらの継手部材33,34どうしを柱状体長手方向に沿って嵌合させて、径方向で隣り合う鋼管矢板Aどうしを連結できるように構成してある。
図13は継手部材33,34を例示する断面図で、図13(イ)は、一方の鋼管矢板A(A4)の継手部材(雌部材)34を構成する一対の山形材35の間に、他方の鋼管矢板A(A3)に設けた断面がT形の継手部材(雄部材)33を柱状体長手方向に沿って嵌合させるように構成してあり、図13(ロ)は、断面がC形の継手部材33,34どうしを柱状体長手方向に沿って嵌合させるように構成してあり、図13(ハ)は、一方の鋼管矢板A(A3)に設けた断面がC形の継手部材(雌部材)33に、他方の鋼管矢板A(A4)に設けた断面がT形の継手部材(雄部材)34を柱状体長手方向に沿って嵌合させるように構成してある。
その他の構成は、回転抑止キー31による回り止め機構を設けていないことを除いて、第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による柱状体は、筒部の外周側から、貫通孔を通して、適当なロッドなどで引退位置の分割キー部材を抜け止め位置に押し込み操作可能に設けてあっても良い。
2.本発明による柱状体は、電磁石などで抜け止め位置の分割キー部材を引退位置に引き戻し操作可能に設けてあっても良い。
3.本発明による柱状体は、貫通孔に螺合したプラグなどで、分割キー部材を抜け止め位置に固定可能な固定手段を固定解除自在に設けてあっても良い。
4.本発明による柱状体は、建物支持杭、地滑り抑止用杭、鋼管矢板などの土留め用柱列杭、仕切壁、護岸壁、構造体の柱などの各種用途に使用することができ、中掘工法の他、打撃を加えて行う打込み工法や、既設の掘削孔に挿入するプレボーリング工法、あるいはソイルセメントを造成しながら回転埋設するソイルセメント合成杭工法、あるいは単に回転して圧入(埋設)する回転埋設杭工法等を使用して沈設できる。
5.本発明による柱状体は、UO管やベンディング管,遠心鋳造法で鋳造した鋳鋼管などの管端部に、筒部や軸部を設けてあっても良い。
柱状体の接続状態を示す一部断面側面図 柱状体の接続手順を示す要部縦断面図 柱状体の要部横断面図 柱状体の要部横断面図 要部の拡大横断面図 要部の拡大縦断面図 第2実施形態を示す要部の拡大縦断面図 第3実施形態を示す要部の拡大縦断面図 第4実施形態を示す要部の拡大横断面図(イ)及び拡大縦断面図(ロ) 第5実施形態を示す要部の拡大横断面図 第6実施形態を示す要部の拡大縦断面図 第7実施形態を示す一部断面側面図 第7実施形態を示す要部の断面図
符号の説明
1 筒部
1a 筒部内周面部
1b 筒部外周面
2 軸部
2a 軸部外周面部
3 内向き溝部
4a 分割キー部材
5 外向き溝部
7 貫通孔
8 固定手段
9 軸部材
20 紐状部材
A 柱状体
P 操作力
X 柱状体軸芯

Claims (5)

  1. 柱状体軸芯方向で隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部の一方に筒部を設けるとともに、前記筒部内に嵌合可能な軸部を他方の柱状体端部に設け、
    前記筒部の筒部内周面部に、周方向に沿う内向き溝部を形成するとともに、前記軸部の軸部外周面部に、周方向に沿う外向き溝部を、その軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で前記内向き溝部に対向するように形成し、
    柱状体軸芯周りで複数個の分割キー部材を、前記内向き溝部内に前記筒部内周面部よりも入り込んでいる引退位置に収容可能に設け、
    前記軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で、前記引退位置の分割キー部材の各々を、前記内向き溝部と前記外向き溝部とに亘って跨る抜け止め位置に押し込んで、前記隣り合う柱状体の互いに対向する柱状体端部どうしを抜け止め状態で接続可能に設けてある柱状体であって、
    筒部外周面から前記内向き溝部内に連通する貫通孔を、前記分割キー部材ごとに対応して設けるとともに、前記分割キー部材を前記貫通孔に対して孔軸芯方向に非係止状態で前記引退位置に収容可能に設けて、
    前記軸部外周面部を前記筒部内周面部に嵌合した状態で、前記筒部の外周側から、前記貫通孔を通して、前記引退位置の分割キー部材を前記抜け止め位置に押し込み操作可能に設けるとともに、前記抜け止め位置の分割キー部材を前記引退位置に引き戻し操作可能に設け、
    前記分割キー部材を前記抜け止め位置に固定可能な固定手段を固定解除自在に設けてある柱状体。
  2. 前記筒部の外周側から、前記貫通孔を通して、前記分割キー部材を前記引退位置と前記抜け止め位置とに亘って押し引き操作可能な軸部材を、その分割キー部材に設けてある請求項1記載の柱状体。
  3. 前記筒部の外周側から、前記貫通孔を通して、前記抜け止め位置の分割キー部材を前記引退位置に引き戻し操作可能な紐状部材を、その分割キー部材に設けてある請求項1記載の柱状体。
  4. 前記引退位置の分割キー部材を、その分割キー部材を前記抜け止め位置に押し込む操作力で剥離自在な状態で、前記内向き溝部に対して接着自在に設けてある請求項1〜3のいずれか1項記載の柱状体。
  5. 前記貫通孔を、前記分割キー部材の一つに対応させて、溝部周方向に離れた複数箇所に設けてある請求項1〜4のいずれか1項記載の柱状体。
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