JP2005054319A - 作業用防振立体手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 親指部を人差指部の前側に位置させた形状の防振立体手袋において、その防振効果および生産性の向上を図る。
【解決手段】
人差指部4b,中指部4d,薬指部4e,小指部4fの四指を上方に平方に延ばし且つ,人差指部,中指部の根元から下方に向けて親指部4aを連設形成し、薬指部及び小指部の根元から下方に延ばした短い掌上半部4gよりなるシート本体4の両面を2枚の被覆布5b,5aで挟み、被覆布全周縁部5aをホットメルトシート7で接着して防振シート材3を構成し、親指シート部3aを、人差指シート部3bと略U字状を形成すべく上方に折曲げた状態で、親指部2aに設けてある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、手袋本体の親指部が人差指部の前側に位置する立体状で、掌側内面に防振シート材を設けた作業用の防振立体手袋に関するものである。
従来から、チェーンソーや削岩機等の振動を発する工具を手で掴んで使用する際に、その振動が身体に与える弊害を防止するために、作業用防振手袋が使用されている。
この作業用防振手袋には、図1に示すように、メリヤス等の柔軟性材料で形成した平面的なもの(平面手袋10)と、皮などのある程度の剛性を有し、親指部を人差指部の前側に位置させた立体的なものとがある。平面手袋10の親指部10aは、人差指部10bの側方の同一平面上に位置する。
特開2001−336007
平面手袋10の内面に設ける防振材は、当該平面手袋10と同じ平面形状のものをそのまま取付ければ良いが、立体的な防振手袋の場合は平面的な防振材をそのまま取付けることができない。従って、例えば、親指部に配置する防振材のみを別個に形成するなどの手段を講じる必要がある。
しかし、親指部に取付ける防振材を別個に形成すると、当該防振材で親指の付け根部分を隙間なく完全に覆うことが困難となり、防振手袋として十分な機能を与えることができないといった問題が発生する。また、親指部に配置する防振材を別個に形成して取付ける必要があることから、生産性が低下するといった問題も発生する。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、親指部を人差指部の前側に位置させた形状の防振立体手袋において、その防振効果および生産性の向上を図ることを課題とする。
図2乃至図6を参照して説明する。第1の発明は、手袋本体2の親指部2aが人差指部2bの前側に位置する立体状で、掌側内面の掌上部と五指部の全てに防振シート材3を設けた作業用の防振立体手袋であって、人差指部4c,中指部4d,薬指部4e,小指部4fの四指を上方に平方に延ばし且つ,人差指部4c,中指部4dの根元から下方に向けて親指部4aを連設形成し、薬指部4e及び小指部4fの根元から下方にのばした短い掌上半部4gよりなるシート本体4の両面を2枚の被覆布5b,5cで挟み、被覆布5b,5cはシート本体4の掌上半部4gよりも下方に延ばして掌下端まで延長させ、被覆布5b,5c全周縁部5aをホットメルトシート7で接着して防振シート材3を構成し、防振シート材3の各指先先端鍔部5a及び掌下端鍔部5aを手袋本体2の掌側に縫着7し、かつ、親指シート部3aを、人差指シート部3bと略U字状を形成すべく上方に折曲げた状態で、親指部2aに設けてなるものである。
第2の発明は、手袋本体2の親指部2aが人差指部2bの前側に位置する立体状で、掌側内面の掌上部と五指部の全てに防振シート材3を設けた作業用の防振立体手袋であって、人差指部4c,中指部4d,薬指部4e,小指部4fの四指を上方に平方に延ばし且つ,人差指部4c,中指部4dの根元から下方に向けて親指部4aを連設形成し、薬指部4e及び小指部4fの根元から下方にのばした短い掌上半部4gよりなる厚目の主部4Aと人差指の第2関節より先端側からなる薄目の副部4Bとよりなるところのシート本体4の両面を2枚の被覆布5b,5cで挟み、被覆布5b,5cはシート本体4の掌上半部4gよりも下方に延ばして掌下端まで延長させ、被覆布5b,5c全周縁部5aをホットメルトシート7で接着して防振シート材3を構成し、防振シート材3の各指先先端鍔部5a及び掌下端鍔部5aを手袋本体2の掌側に縫着7し、かつ、親指シート部3aを、人差指シート部3bと略U字状を形成すべく上方に折曲げた状態で、親指部2aに設けてなるものである。
この発明に係る作業用防振立体手袋1は、防振シート材3を、手袋本体2の親指部2aに配置する親指シート部3aを、人差指シート部3bの下端から下方に向けて連設して形成したので、従来のように親指シート部3aのみを別個に成形して取付けると言った面倒な作業を必要としない。従って、製造が容易で成形コストを削減することができ、生産性を高めることができる。
また、親指シート部3aを、人差指シート部3bと略U字状を形成すべく上方に折曲げた状態で、手袋本体2の親指部2aに設けたので、親指の付根部分を防振シート材3で隙間なく完全に覆うことができる。従って、作業者の手を振動から効果的に保護することができる。
また、掌側内面の掌上部と五指の全てに防振シート材3を設けたので、親指の付根部のみでなく、五指の全てを含む掌を振動から効果的に保護することができる。
防振シート材3を、衝撃吸収性材料であるシート本体4を被覆布5b,5cで覆い、ホットメルトシート6で接着して形成したので、使用者の手に、肌触りが良く、吸湿性に優れる被覆布5bが接触する。従って、使い心地に優れる。また、被覆布5b,5cの縁部を手袋本体2に縫い付けているので、防振シート材3を手袋本体2に強固に取付けることができるので、耐久性の向上を図ることができる。
本発明に係る作業用防振立体手袋1の実施形態を、図2乃至図6に示す。これは、革製手袋本体2の親指部2aが人差指部2bの前側に位置する立体状で、掌側内面の掌上部と五指部の全て防振シート材3を設けた作業用の防振立体手袋1である。
そして、第2関節より根元側の人差指部4c,中指部4d,薬指部4e,小指部4fの四指を上方に平方に延ばし且つ,人差指根元部4c,中指部4dの根元から下方に向けて親指部4aを連設形成し、薬指部4e及び小指部4fの根元から下方に延ばした短い掌上半部4gよりなる1枚の厚目の主部4Aと人差指の第2関節より先端側からなる薄目の副部4Bとよりなるところのシート本体4の両面を2枚の被覆布5b,5cで挟み、被覆布5b,5cはシート本体4の掌上半部4gよりも下方に延ばして掌下端まで延長させ、被覆布5b,5c全周縁部5aをホットメルトシート7で接着して防振シート材3を構成し、防振シート材3の各指先先端鍔部5a及び掌下端鍔部5gを手袋本体2の掌側に縫着7してある。
また、親指シート部3aを、親指部2aに取付ける際には、人差指シート部3bと略U字状を形成するように上方に折曲げる。なお、本実施形態では、親指シート部3aの折曲げを行いやすくするために、シート本体4に切込4aを形成している。
この防振立体手袋1は、親指シート部3aを、人差指シート部3bの下端から下方に向けて連設形成したので、親指シート部3aのみを別個に成形して取付けるといった面倒な作業が不要となる。従って、生産性を高めることができる。
また、親指シート部3aを、上方に折曲げた状態で、手袋本体2の親指部2aに取付けるので、親指の付根部分を防振シート材3で隙間なく完全に覆うことができる。従って、作業者の手を振動から効果的に保護することができる。
さらに、手袋本体2を革製としたので、耐久性を高めることができる。また、掌側内面の掌上部と五指の全てに防振シート材3を設けたので、親指の付根部のみでなく、五指の全てを含む掌を振動から効果的に保護することができる。
また、本実施形態における防振立体手袋1は、防振シート材3を、軟質ゴムや軟質樹脂などの衝撃吸収性材料であるシート本体4を被覆布5b,5cで覆い、ホットメルトシート6で接着して構成している。こうすることにより、使用者の手には、肌触りが良く、吸湿性に優れる被覆布5b,5cが接触するので使い心地に優れる。防振シート3の副部Bは作業の内容に応じて他の指に適応させてもよく、第1関節からでもよく、時には除く場合もある。
また、本実施形態では、被覆布5b,5cの鍔部5aを手袋本体2に縫付けて防振シート材3を手袋本体2に取付けている。従って、防振シート材3は手袋本体3の中で着用者の手に応じて移動し掌部に密着し、また防振シート材3を手袋本体2に強固に取付けることができ、耐久性の向上を図ることができる。
革製の手袋本体2のみでなく、各種材料で、立体的に形成された手袋本体2に適用することができる。
従来例に係る平面手袋を示す正面図である。 本発明に係る作業用防振立体手袋の実施形態を示す正面図である。 図2に示す立体手袋の右側面図である。 図2に示す立体手袋に取付ける防振シート材を示す一部切欠正面図である。 図4のX−X位置における断面図である。 図4に示す防振シート材において、親指シート部を折り曲げた状態を示す正面図である。
符号の説明
1 立体手袋
2 手袋本体
2a 親指部
2b 人差指部
3 防振シート材
3a 親指シート部
3b 人差指シート部
4 シート本体
4A 主部
4a 親指部
4B 副部
4c 人差指根元部
4d 中指部
4e 薬指部
4f 小指部
4g 掌上半部
4h 切込み
5a 被覆布
5b 被覆布
5c 鍔部
6 ホットメルトシート
7 縫着
10 平面手袋
10a 親指部
10b 人差指部

Claims (2)

  1. 手袋本体(2)の親指部(2a)が人差指部(2b)の前側に位置する立体状で,掌側内面の掌上部と五指部の全てに防振シート材(3)を設けた作業用の防振立体手袋であって、人差指部(4c),中指部(4d),薬指部(4e),小指部(4f)の四指を上方に平方に延ばし且つ,人差指部(4c),中指部(4d)の根元から下方に向けて親指部(4a)を連設形成し、薬指部(4e)及び小指部(4f)の根元から下方に延ばした短い掌上半部(4g)よりなるシート本体(4)の両面を2枚の被覆布(5b,5c)で挟み、被覆布(5b,5c)はシート本体(4)の掌上半部(4g)よりも下方に延ばして掌下端まで延長させ、被覆布(5b,5c)全周縁部(5a)をホットメルトシート(7)で接着して防振シート材(3)を構成し、防振シート材(3)の各指先先端鍔部(5a)及び掌下端鍔部(5g)を手袋本体(2)の掌側に縫着(7)し、かつ,該親指シート部(3a)を,人差指シート部(3b)と略U字状を形成すべく上方に折曲げた状態で,前記親指部に設けてなる作業用防振立体手袋。
  2. 手袋本体(2)の親指部(2a)が人差指部(2b)の前側に位置する立体状で,掌側内面の掌上部と五指部の全てに防振シート材(3)を設けた作業用の防振立体手袋であって、人差指部(4c),中指部(4d),薬指部(4e),小指部(4f)の四指を上方に平方に延ばし且つ,人差指部(4c),中指部(4d)の根元から下方に向けて親指部(4a)を連設形成し、薬指部(4e)及び小指部(4f)の根元から下方に延ばした短い掌上半部(4g)よりなる厚目の主部(4A)と人差指の第2関節より先端側からなる薄目の副部(4B)とよりなるところのシート本体(4)の両面を2枚の被覆布(5b,5c)で挟み、被覆布(5b,5c)はシート本体(4)の掌上半部(4g)よりも下方に延ばして掌下端まで延長させ、被覆布(5b,5c)全周縁部(5a)をホットメルトシート(7)で接着して防振シート材(3)を構成し、防振シート材(3)の各指先先端鍔部(5a)及び掌下端鍔部(5g)を手袋本体(2)の掌側に縫着(7)し、かつ,該親指シート部(3a)を,人差指シート部(3b)と略U字状を形成すべく上方に折曲げた状態で,前記親指部に設けてなる作業用防振立体手袋。

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