JP2005050667A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チラツキを低減することのできる放電ランプ点灯装置を提供すること。
【解決手段】 放電ランプLaの両端に抵抗R20とコンデンサC20の直列回路からなるローパスフィルタ7及び抵抗R20とコンデンサC20の接続点に、コンデンサC21及び抵抗R21からなるハイパスフィルタ8を設け、ローパスフィルタ7及びハイパスフィルタ8から振動電圧検出回路6を構成する。コンデンサC21と抵抗R21の接続点は、コンパレータCP1の入力端子(+)に接続され、コンパレータCP1の入力端子(ー)には、直流電源Vref1が接続されている。そして、コンパレータCP1の出力端には、カウンターCNT1が接続され、カウンターCNT1の出力端は、調光制御部3と駆動部5の接続点に接続されている。そして、調光制御部3は、振動電圧検出回路6が直流電圧の振動の増加を検出した場合に、放電ランプLaの入力電力を増加させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放電ランプ点灯装置、特に調光機能を有する放電ランプ点灯装置に関するものである。
この種の放電ランプ点灯装置の従来例としては、特許第3293650号公報に示されるものがある。このものは、フィラメントを有する放電ランプを出力可変に点灯させるインバータ回路と;
このインバータ回路の出力電力に応じた電圧を検出する電力検出手段と;
放電ランプのランプ電圧を検出するランプ電圧検出手段と;
このランプ電圧検出手段で検出された電圧がランプ基準電圧より高いか否かを検出するランプ電圧比較手段と;
ランプ電圧検出手段で検出された電圧がランプ基準電圧より高いと判断された場合に、電力検出手段で検出された電圧を出力基準電圧に対して相対的に低下させて出力比較手段で基準電圧と比較させるオフセット手段と;
予め設定された放電ランプの点灯状態に応じてインバータ回路の出力電力が安定化するように、出力比較手段の出力に従いインバータ回路の出力電力を制御するとともに、ランプ電圧検出手段で検出されたランプ電圧が、ランプ基準電圧より高いとされた場合には、電力検出手段で検出された電圧をオフセット手段で相対的に低下させて出力比較手段の出力に従いインバータ回路の出力電力を制御する制御手段と;を具備している。
これにより、予め設定された放電ランプの点灯状態に応じて出力電力が安定化するように、出力比較手段の出力に従いインバータ回路の出力電力を制御するとともに、ランプ電圧検出手段で検出されたランプ電圧がランプ基準電圧より高いとされた場合には、電力検出手段で検出された電圧をオフセット手段で相対的に低下させて出力比較手段の出力に従いインバータ回路の出力電力を制御し、放電ランプの電圧がランプ基準電圧より上昇すると、この検出されたランプ電圧を相対的に低下させて基準電圧と比較し、オフセット手段によりインバータ回路の出力電力に対応する出力電圧を実際のランプ電圧より低く補正して制御手段によりランプ電圧がランプ基準電圧より高くない場合に比べてインバータ回路の出力電力を増加させて放電ランプの立ち消えを防止できる。
特許第3293650号公報
上記従来例では、ランプ電圧がランプ基準電圧よりも高いとされた場合にインバータ回路の出力を増加させるので、放電ランプの電流電圧特性が負特性領域では放電ランプの立ち消えを防止するだけでなく、放電ランプのチラツキをも防止できるものと考えられる。しかしながら、たとえば放電ランプの光出力を定格の10%以下に絞った場合、放電ランプの電流電圧特性が正特性領域となり、ランプ電流の低下とともにランプ電圧も低下するので、上記従来例では対応することができない。
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、放電ランプの光出力を絞り、電流電圧特性の正特性領域で使用する場合であっても、チラツキを低減することのできる放電ランプ点灯装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、放電ランプに高周波の交流電力を供給するインバータ回路と、放電ランプにインピーダンス要素を介して直流電力を供給する直流電源と、インバータ回路の交流電力を制御して放電ランプを調光制御する調光制御部と、を備える放電ランプ点灯装置において、前記放電ランプの両端に生じる直流電圧の振動を検出する振動電圧検出回路を設け、調光制御部は、振動電圧検出回路が直流電圧の振動の増加を検出した場合に、放電ランプの入力電力を増加させるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記振動電圧検出回路は、周波数1〜100Hzの直流電圧の振動を検出するフィルタからなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記振動電圧検出回路で検出した直流電圧の振動の周波数を検出する周波数検出回路を設け、周波数検出回路で検出した直流電圧の振動が所定の周波数帯となる場合に、振動の周波数が所定の周波数帯以外となるまで放電ランプへの直流電力もしくは交流電力を増加させるようにしたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3記載の発明において、前記振動電圧検出回路は、放電ランプの両端に発生する直流電圧に対応する基準電圧により振動を判別するものであることを特徴とする。
本発明によれば、放電ランプの両端に生じる直流電圧の振動を検出する振動電圧検出回路を設け、振動電圧検出回路が直流電圧の振動の増加を検出した場合に、放電ランプの入力電力を増加させるようにしたことにより、ランプ電流の低下とともにランプ電圧も低下する正特性領域においても放電ランプのチラツキを低減することができる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を、図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施形態の回路図である。図2は、放電ランプの両端の電圧(VLA)、ローパスフィルタ7出力、ハイパスフィルタ8出力及びコンパレータCP1出力を示す図である。図3は、コンパレータCP1出力及びカウンターCNT1出力を示す図である。図4は、周波数と利得の関係を示す図である。
本実施形態の放電ランプ点灯装置は、放電ランプLaに高周波の交流電力を供給するインバータ回路1と、放電ランプLaにインピーダンス要素である抵抗R1を介して直流電力を供給する直流電源2と、インバータ回路1の交流電力を制御して放電ランプを調光制御する調光制御部3と、を備えている。
具体的には、図1に示すように、商用電源VSにダイオードブリッジDBが接続され、ダイオードブリッジDBの出力端には、インダクタL1を介してスイッチ素子Q3が接続されている。スイッチ素子Q3には、ダイオードD1を介して直流電源2に相当するコンデンサC1が接続されている。コンデンサC1の出力端には、インバータ回路1に相当するスイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2の直列回路が接続されている。スイッチ素子Q2の両端には、リーケージトランスT1の一次巻き線とコンデンサC11の直列回路が接続されている。また、リーケージトランスT1の一次巻き線には、コンデンサC10が並列に接続されている。スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2の直列回路には、抵抗R1を介して、コンデンサC13とリーケージトランスT1の二次巻き線からなる直列回路が接続されている。コンデンサC1の出力端には、抵抗R1と抵抗R2の直列回路が接続され、抵抗R2の両端には、蛍光ランプである放電ランプLa及び抵抗R20とコンデンサC20からなる直列回路が接続されている。
スイッチ素子Q3には、駆動部4を介して調光制御回路3が接続されている。スイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q2には、駆動部5を介して調光制御回路3が接続されている。
ここで重要なことは、放電ランプLaの両端に生じる直流電圧の振動を検出するため放電ランプLaの両端に抵抗R20とコンデンサC20の直列回路からなるローパスフィルタ7及び抵抗R20とコンデンサC20の接続点に、コンデンサC21及び抵抗R21からなるハイパスフィルタ8を設け、ローパスフィルタ7及びハイパスフィルタ8から振動電圧検出回路6を構成したことである。ちなみに、図4に示すように、ローパスフィルタ7は、インバータの動作周波数fINVよりも低い、fCL(100kHz)以下の直流電圧の振動を通過させる(実線)。また、ハイパスフィルタ8は、fCH(1kHz)以上の直流電圧の振動を通過させる(破線)。
コンデンサC21と抵抗R21の接続点は、コンパレータCP1の入力端子(+)に接続され、コンパレータCP1の入力端子(ー)には、直流電源Vref1が接続されている。そして、コンパレータCP1の出力端には、カウンターCNT1が接続され、カウンターCNT1の出力端は、調光制御部3と駆動部5の接続点に接続されている。そして、カウンターCNT1のリセット端子には、コンパレータCP2の出力端子が接続され、コンパレータCP2の入力端子(+)には微分器9を介して調光器10が、コンパレータCP2の入力端子(ー)には、直流電源Vref2が接続されている。また、調光器10は、調光制御部3にも接続されている。
以上の構成において、商用電源VSから交流電圧が供給されると、ダイオードブリッジDBにより整流され、駆動部4から出力される駆動信号によりスイッチ素子Q3がスイッチングされることによりインダクタL1にエネルギーが蓄えられ、このエネルギーにより、所望の直流電圧がコンデンサC1の両端に発生する。そして、駆動部5から出力される高周波の駆動信号によりスイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q2が交互にスイッチングされ、高周波の交流電力が放電ランプLaに供給される。また、コンデンサC1の出力端には、抵抗R1と抵抗R2の直列回路が接続され、抵抗R2の両端には、放電ランプLaが接続されていることにより、直流電力が放電ランプLaに供給される。ここで、スイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q2を駆動する駆動信号の駆動周波数を高くすると、リーケージトランスT1の漏れインピーダンスによるインピーダンスが増加し、放電ランプLaに流れるランプ電流は減少する。
ランプ電流が減少していくと、放電ランプLaの放電が不安定になり、チラツキが発生する。放電ランプLaの放電が不安定になるということは、即ち放電ランプLaのインピーダンスが不安定になるということであり、これにより、放電ランプLaの両端の電圧(VLA)は、図2(a)に示すように変動する。放電ランプLaの両端の電圧(VLA)は、ローパスフィルタ7を介することにより、ローパスフィルタ7の出力電圧(VDK)即ち、は、放電ランプLaの両端の電圧(VLA)から高周波分を除いたものとなる。更に、ローパスフィルタの出力電圧(VDK)を、ハイパスフィルタ8で処理することにより、ランプ電圧の振動成分を選択する。このようにハイパスフィルタ8を通すのは、放電ランプLaのインピーダンスが変動すると抵抗R1と抵抗R2及び放電ランプLaによる分圧比が変化し、これに伴いローパスフィルタの出力電圧(VDK)が変化し、直流電圧の振動が検出しにくくなる為である。ここで、前述のように人がチラツキを感じる1〜100Hzの振動電圧をパスするように、ローパスフィルタ7及びハイパスフィルタ8の定数を設定している。そして、コンパレータCP1は、ハイパスフィルタ8の出力電圧(VDK2)を直流電源Vref1の出力電圧とを比較し、ハイパスフィルタ8の出力電圧(VDK2)が直流電源Vref1の出力電圧以上となると信号をカウンターCNT1に出力する。図3に示すように、カウンターCNT1は、コンパレータCP1からの信号を受けるとカウント数を1増加させる。なお、コンパレータCP1は、ハイパスフィルタ8の出力電圧(VDK2)の正の振幅を比較の対象としても良いし、負の振幅を比較の対象としてもよい。また、正負の両方の振幅を比較の対象としてもよい。
次に、カウンターCNT1は、カウント数に対応した電圧値を駆動部5と調光制御部3の接続点に出力する。これにより、駆動部5の駆動信号の周波数は低下し、これにより、放電ランプLaのランプ電流が増加し、放電ランプLaの放電は安定する。
また、放電ランプ点灯装置の使用者により、調光器10が操作され、調光レベルが変更された場合には、微分器9が、調光レベルの変化を検知し、カウンターCNT1のリセット端子に信号が出力されて、カウンターCNT1のカウント数はリセットされる。
以上のように、本実施形態においては、放電ランプLaに印加される直流電圧の振動を検出し、直流電圧の振動数に応じて放電ランプLaの入力電力を増加させるため、放電ランプLaを電流電圧特性の正特性領域で使用する場合であっても、放電ランプLaのチラツキを抑制することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を、図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態の回路図である。
本実施形態は、放電ランプLaのチラツキの判定を直流電圧のリップル率で行うもので、第1の実施形態で用いた直流電源Vref1を、抵抗R23及び抵抗R24からからなる分圧回路11と、抵抗R25及びコンデンサC25からなるローパスフィルタ12で置き換えたものである。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
すなわち、コンデンサC20とコンデンサC21の接続点には、抵抗R23と抵抗R24の直列回路が接続されている。また、抵抗R23と抵抗R24の接続点は、抵抗R25を介してコンパレータCP1の入力端子(−)に接続されている。また、コンパレータCP1の入力端子(−)とグランド間には、コンデンサC25が接続されておりコンデンサC25と抵抗R25でローパスフィルタ12を形成している。
すなわち、抵抗R23と抵抗R24の直列回路に印加される直流電圧(VDK)は、抵抗R23と抵抗R24により分圧され、ローパスフィルタ12でもって放電ランプLaの直流電圧に比例した基準電圧となる。また、ハイパスフィルタ8から出力される電圧は第1の実施形態と同じである。ここで、リップル率の調整は、抵抗R23と抵抗R24の比を所定の値とすることで行う。例えば、抵抗R23と抵抗R24の比が1:1である場合には、リップル率50%の直流電圧の振動でチラツキを検出する。
このように、リップル率で放電ランプLaのチラツキを判別することにより、調光器10の出力が変動した場合や放電ランプLaのバラツキにより、直流電圧値が変動してもチラツキを変動することができるのである。
なお、コンパレータCP1の基準電圧値を調光信号に応じて変化させることでも、同様な効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態を、図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態の回路図である。
本実施形態は、放電ランプLaの両端に生じる直流電圧の振動が所定の周波数帯である場合にチラツキと判定するため、周波数検出回路に相当するF/Vコンバータ14、コンパレータCP3及びコンパレータCP4を設けたものである。
具体的には、コンパレータCP1の出力端子にF/Vコンバータ14を接続し、F/Vコンバータ14の出力端子を、コンパレータCP3の入力端子(+)及びコンパレータCP4の入力端子(ー)に接続している。そして、コンパレータCP3及びコンパレータCP4の出力端子は、AND回路15の入力端子に接続され、AND回路15の出力端子は、カウンターCNT1の入力端子に接続されている。
以上の構成において、コンパレータCP1が検出した信号をF/Vコンバータ14が受けると、信号の周波数に対応した電圧をコンパレータCP3及びコンパレータCP4に出力する。コンパレータCP3は、F/Vコンバータ14の出力電圧を受け、直流電源Vref3が出力する基準電圧値以上となった場合に信号を出力する。また、コンパレータCP4は、F/Vコンバータ14の出力電圧を受け、直流電源Vref4が出力する基準電圧値以下となった場合に信号を出力する。タイマー16は、低周波の連続したHi/Lo信号を出力しており、放電ランプLaの直流電圧の振動が継続し、コンパレータCP3及びコンパレータCP4からの信号が出力され続けた場合に、カウンターCNT1が、カウント数に対応する電圧を調光制御部3と駆動部5に出力する。そして、調光制御部3は、振動の周波数が所定の周波数帯以外となるまで放電ランプLaへの直流電力もしくは交流電力を増加させる。
このように、放電ランプLaに印加される直流電圧の振動を振幅と周波数で検出することにより、より精度よくチラツキを防止することができるのである。
(第4の実施形態)
第4の実施形態を、図7及び図8に基づいて説明する。図7は、本実施形態の部分回路図である。図8は、スイッチSW1とコンパレータCP1の信号波形を示す図である。
本実施形態は、ハイパスフィルタ8とコンパレータCP1との間に、スイッチSW1を設け、タイマー17の入力端子をコンパレータCP1の出力端子に接続し、タイマー17の出力端子をスイッチSW1の切り替え端子に接続したものである。
この構成により、コンパレータCP1が、放電ランプLaに印加される直流電圧の振動を検出し、信号を出力すると、図8に示すようにタイマー17が、信号を受け、一定時間Tmの間スイッチSW1をオフの状態にする。コンパレータCP1は、スイッチSW1がオフの状態となることにより、信号を出力しなくなる。そして、一定時間Tmを経過すると、スイッチSW1がオンになり、放電ランプLaに印加される直流電圧の振動がコンパレータCP1に入力される。
以上のように、タイマー17及びスイッチSW1により、一定時間Tmの間コンパレータCP1の出力信号を停止するため、調光制御部3により放電ランプLaに急激に電力が供給されることを抑制し、放電ランプLaの光出力の急激な変化を防止することができる。
なお、本実施形態においては、タイマー17及びスイッチSW1を設けたが、カウンターCNT1とコンパレータCP1との間に、時定数の大きいローパスフィルタを設けても同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態を、図9及び図10に基づいて説明する。図9は、本実施形態の部分回路図である。図10は、カウンターCNT2の出力信号とコンパレータCP1の出力信号を示す図である。
本実施形態は、前述のカウンターCNT1に替えてリミット端子を有するカウンターCNT2を設け、リミット端子を駆動部5に接続したものである。
この構成において、放電ランプLaに印加される直流電圧の振動を、コンパレータCP1が検出し、カウンターCNT2に信号を出力する。そして図10に示すようにカウンターCNT2は、コンパレータCP1の信号をカウントし、カウントした値が、設定した上限値に達すると、カウンターCNT2のリミット端子から信号が出力される。駆動部5は、カウンターCNTから信号を受け、駆動信号を停止することにより、スイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q2のスイッチングを停止させ、放電ランプLaを消灯させる。
以上の動作により、チラツキの発生後、放電ランプLaの劣化等により、放電ランプLaへの入力電力を増加させてもチラツキが停止しない場合には、放電ランプLaを消灯させることにより、チラツキを強制的に停止させることができる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態を、図11及び図12に基づいて説明する。図11は、本実施形態の部分回路図である。図12は、コンパレータCP1の出力信号、カウンターCNT1の出力信号及びタイマー18の出力信号を示す図である。
本実施形態は、カウンターCNT1がカウントしたカウント数を一定時間後にカウントダウンさせるため、タイマー18のリセット端子をコンパレータCP1の出力端子に接続し、タイマー18の出力端子をカウンターCNT1のDCLK端子に接続したものである。
この構成により、放電ランプLaに印加される直流電圧の振動を、コンパレータCP1が検出し、カウンターCNT1に信号を出力する。カウンターCNT1は、コンパレータCP1の信号を受けコンパレータCP1の信号をカウントする。また、同時にタイマー18は、コンパレータCP1からの信号を受けてリセットされ、この時点から計時を行う。タイマー18が計時した時間が所定の時間を経過すると、タイマー18からカウンターCNT1に信号が出力され、カウンターCNT1のカウント数を減少させる。その後、所定の時間の間にコンパレータCP1からの信号が出力されなければ、タイマー18はリセットされ、所定の時間経過後にタイマー18からカウンターCNT1に信号が出力され、カウンターCNT1のカウント数を減少させる。ここで、所定の時間は、振動電圧検出回路6のフィルタ特性により1秒以上を設定している。
これにより、チラツキが発生しやすい放電ランプLaの始動直後には、放電ランプLaへの入力電力の値を大きくし、所定の時間を経過した後は、入力電力の値を小さくするので、常にチラツキの発生しない調光の下限を維持することができる。
第1の実施形態の回路図である。 同実施形態における放電ランプの両端の電圧(VLA)、ローパスフィルタ7出力、ハイパスフィルタ8出力及びコンパレータCP1出力を示す図である。 同実施形態におけるコンパレータCP1出力及びカウンターCNT1出力を示す図である。 同実施形態における周波数と利得の関係を示す図である。 第2の実施形態の回路図である。 第3の実施形態の回路図である。 第4の実施形態の部分回路図である。 同実施形態におけるスイッチSW1とコンパレータCP1の信号波形を示す図である。 第5の実施形態の部分回路図である。 同実施形態におけるカウンターCNT2の出力信号とコンパレータCP1の出力信号を示す図である 第6の実施形態の部分回路図である。 同実施形態におけるコンパレータCP1の出力信号、カウンターCNT1の出力信号及びタイマー18の出力信号を示す図である。
符号の説明
1 インバータ回路
2 直流電源
3 調光制御回路
4 駆動部
5 駆動部
6 振動電圧検出回路
7 ローパスフィルタ
8 ハイパスフィルタ
9 微分器
10 調光器
11 分圧回路
12 ローパスフィルタ
13 ローパスフィルタ

Claims (4)

  1. 放電ランプに高周波の交流電力を供給するインバータ回路と、放電ランプにインピーダンス要素を介して直流電力を供給する直流電源と、インバータ回路の交流電力を制御して放電ランプを調光制御する調光制御部と、を備える放電ランプ点灯装置において、前記放電ランプの両端に生じる直流電圧の振動を検出する振動電圧検出回路を設け、調光制御部は、振動電圧検出回路が直流電圧の振動の増加を検出した場合に、放電ランプの入力電力を増加させるようにしたことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 前記振動電圧検出回路は、周波数1〜100Hzの直流電圧の振動を検出するフィルタからなることを特徴とする請求項1記載の放電ランプ点灯装置。
  3. 前記振動電圧検出回路で検出した直流電圧の振動の周波数を検出する周波数検出回路を設け、周波数検出回路で検出した直流電圧の振動が所定の周波数帯となる場合に、振動の周波数が所定の周波数帯以外となるまで放電ランプへの直流電力もしくは交流電力を増加させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の放電ランプ点灯装置。
  4. 前記振動電圧検出回路は、放電ランプの両端に発生する直流電圧に対応する基準電圧により振動を判別するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の放電ランプ点灯装置。
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