JP2005050067A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を正確に把握させることを課題とする。
【解決手段】車両制御装置1は、ドア105、ウィンドウ106、ワイパー107、ヘッドライト108、ホーン109およびウィンカー110によって検出された車両機器の操作状態「ドア操作状態」、「ウィンドウ操作状態」、「PKG(パーキングブレーキ)操作状態」、「ワイパー操作状態」、「ヘッドライト操作状態」、「ホーン操作状態」、「ウィンカー操作状態」、「エアコン操作状態」および「ナビゲーションシステム操作状態」が定常状態記憶部302aによって記憶された車両機器の操作状態に比較して変化したか否かを判定する。そして、車両機器の操作状態が変化したと判定された場合に、車両機器の操作状態が変化した旨を運転手が所有する通信装置に通知する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の状態に基づいて該車両の制御をおこなう車両制御装置に関し、特に、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を正確に把握させることの可能な車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、運転手(保護者)が乗員(子供、ペットなどの介護を必要とする人物または動物)を残して車両から離れざるを得ない状況では、子供が車両から脱出し、誘拐事件や交通事故などの奇禍に遭遇することが懸念されるため、車室内に残された子供の状態を運転者に把握させることが重要となってくる。これらのことから、特許文献1では、ドアセンサによってドアが開けられたことが検出された場合に、ドアが開けられたことを運転手に通知する車両用警備システムが開示されている。
【0003】
また、車両のドアまたはウィンドウが閉められた状態で車内に子供が残された場合、夏期であれば車室内の温度が上昇し高温となるため、車内に残された子供が脱水症状などを起こし、酷い場合には死亡する事故が発生している。このような事態を防止するために、特許文献2では、車室内の温度状態を検出し、該温度が所定の温度以上に達した場合に、エアコンを作動させたり、ウィンドウを開放させたりして温度調節をおこなう車載安全システムが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−328545号公報
【特許文献2】
特開平10−278584号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1は、ドアが閉められた状態から開けられたことを検出するものに過ぎず、車室内に残された子供の状態を保護者(運転手)が正確に把握できないという問題点があった。例えば、特許文献1では、ドアが開けられた状態で運転手が車両から離れた場合、子供がドアを閉めて車内から脱出したならば、子供が車両から脱出したことを検出することはできない。
【0006】
また、上記の特許文献2は、車内温度が所定の温度を超えた場合に、車内温度の調節を画一的におこなうものであるため、車内温度の状態に応じた温度調整をおこなうには制約があった。具体的には、車内温度の状態が子供の身体に重大な影響を与える程の高温度状態または低温度状態に陥った場合においても、車内温度の調節を画一的におこなうため、車内温度の状態に応じた温度調節をおこなうことができない。
【0007】
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を正確に把握させることの可能な車両制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る車両制御装置は、車両の状態に基づいて該車両の制御をおこなう車両制御装置であって、前記車両から運転手が降車した後の車両の定常状態を記憶する記憶手段と、前記運転手が降車した後の車両状態を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された車両状態が前記記憶手段によって記憶された車両状態に比較して変化したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって車両状態が変化したと判定された場合に、前記車両状態が変化した旨を前記運転手が所有する通信装置に通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明に係る車両制御装置は、請求項1の発明において、前記記憶手段は、前記運転手が降車した後の車両機器の操作状態を記憶し、前記判定手段は、前記車両機器の操作状態の変化を判定することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明に係る車両制御装置は、請求項1または2の発明において、前記判定手段によって車両機器の操作状態が変化したと判定された場合に、当該車両機器の操作を無効にする操作無効手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項4の発明に係る車両制御装置は、請求項1、2または3の発明において、前記記憶手段は、車内温度の適正範囲を記憶し、前記判定手段は、前記車内温度の状態が適正範囲を超えたか否かを判定することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5の発明に係る車両制御装置は、請求項1〜4のいずれか一つの発明において、前記判定手段によって車内温度の状態が適正範囲を超えたと判定された場合に、前記適正範囲から逸脱した度合いに応じて当該車内温度を調節する車内温度調節手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項6の発明に係る車両制御装置は、請求項1〜5のいずれか一つの発明において、前記運転手の降車後に前記車両に残される対象に応じた検出判定の設定を受け付ける設定受付手段をさらに備え、前記検出手段は、前記設定受付手段によって受け付けられた設定に応じて前記運転手が降車した後の車両状態を検出し、前記判定手段は、前記検出手段によって検出された車両状態が前記記憶手段によって記憶された車両状態に比較して変化したか否かを判定し、前記通知手段は、前記判定手段によって車両状態が変化したと判定された場合に、前記車両状態が変化した旨を前記運転手が所有する通信装置に通知することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る車両制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る車両制御装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、主制御部301は、ドア105、ウィンドウ106、ワイパー107、ヘッドライト108、ホーン109、ウィンカー110、通信処理部201、画像処理部202、エアコン制御部203、制御用ロケータ204、表示制御部401、音声制御部402、ナビゲーションシステム403、記憶部302、車両運転制御系400と接続している。この車両運転制御系400は、エンジン制御部406、変速制御部407、ブレーキ制御部408、ステアリング制御部409を備える。
【0015】
ドア105は、ドアの操作状態(開閉状態)を検出し、ウィンドウ106は、ウィンドウ(窓)の操作状態(開閉状態)を検出し、ワイパー107は、ワイパーの操作状態を検出し、ヘッドライト108は、ヘッドライトの操作状態を検出し、ホーン109は、ホーンの操作状態を検出し、ウィンカー110は、ウィンカーの操作状態を検出する。なお、かかるドア105、ウィンドウ106、ワイパー107、ヘッドライト108、ホーン109、ウィンカー110は、特許請求の範囲における「検出手段」に相当する。
【0016】
通信処理部201は、一般通信網101(ネットワーク)と接続されており、このネットワークを介して各種通信をおこなう処理部である。具体的には、状態変化判定部301aによって車両状態が変化したと判定された場合に、車両状態が変化した旨を運転手が所有する通信装置(例えば、PHS端末、携帯端末、移動体通信端末、PDA、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーションなどの装置)に通知する。
【0017】
画像処理部202は、室内カメラ102と接続されており、主制御部301によって撮影要求された撮影対象を撮影するように室内カメラ102を制御する処理部である。具体的には、状態変化判定部301aによって車両状態が変化したと判定された場合に、被保護者による車両機器の操作状態を室内カメラ102を制御して撮像する。
【0018】
エアコン制御部203は、送風機104から冷風または温風を送風することにより、車内温度を調節する処理部である。具体的には、温度センサ103から取得した車内温度がタッチパネル501による入力操作を基に設定された設定温度になるように送風機104から冷風または温風を送風することによって調節する。制御用ロケータ204は、ナビゲーションシステム403から位置情報を取得し、該位置情報を主制御部301に供給する処理をおこなう。
【0019】
表示制御部401は、車両内における各種表示機器を制御する処理部であり、タッチパネル501およびモニタ502などと接続される。また、タッチパネル501は、エアコンまたはナビゲーションシステムの入力操作を検出した場合には、主制御部301に出力する。音声制御部402は、車両内における各種音声出力機器を制御する処理部であり、スイッチ503およびスピーカ504などと接続される。
【0020】
エンジン制御部406は、アクセル505と接続され、スロットル状態の取得およびスロットルバルブ制御をおこなう。また、変速制御部407は、アクセル505からアクセル開度状態を取得して、シフト506を制御する。さらに、ブレーキ制御部408は、PKB(パーキングブレーキ)507の操作状態、ブレーキの踏み込み状態または車輪速を取得し、ブレーキ508のブレーキ圧を制御する。さらに、ステアリング制御部409は、ステアリング509からハンドル操作状態を取得してステアリング509の制御をおこなう。
【0021】
記憶部302は、主制御部301による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する(記憶する)記憶手段であり、機能概念的に、定常状態記憶部302aと、検出判定対象設定テーブル302bとを備える。
【0022】
定常状態記憶部302aは、車両から運転手が降車した後の車両の定常状態を記憶する処理部である。具体的には、車両から運転手が降車した直後の車両機器の操作状態を検出し、記憶する。また、車内温度の適性範囲(例えば、「15℃」以上「30℃」未満)のデフォルト値も記憶している。
【0023】
このように、車両から運転手が降車した直後の車両機器の操作状態を記憶することとしたのは、運転手が降車した後の被保護者(幼児、児童などの「子供」、「高齢者」または「ペット」などの介護を必要とする人物または動物)による車両機器の操作状態を検出し、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を正確に把握させるためである。なお、上記の「定常状態」とは、運転手が降車した後に定常的に保たれるのが望ましい車両状態を示すものであり、降車時の車両状態として所定の操作(例えば、運転手がドア105を閉める操作やドア105に対してロックをかける操作)から任意時間経過後の車両状態を記憶していてもよいし、予め設定された車両状態を記憶しておいてもよい。
【0024】
検出判定対象設定テーブル302bは、運転手の降車後に車両に残される対象(被保護者)に応じた検出判定の設定を記憶するテーブルである。具体的には、図2に示すように、「設定1」は、「被保護者」の中でも幼児用の設定であり、「設定2」は、「被保護者」の中でも児童用の設定である。
【0025】
つまり、幼児であればエアコンおよびナビゲーションシステムの操作をすることができないと想定されるため、運転手が車両を離れている際にタッチパネル501からエアコンまたはナビゲーションの入力操作がなされた場合に、運転手(保護者)に通知するが、児童であればエアコンおよびナビゲーションシステムの操作をすることができると想定されるため、エアコンまたはナビゲーションの入力操作がなされた場合でも、運転手に通知せず、該操作を黙認するように設定している。このように、運転手の降車後に車両に残される対象(被保護者)に応じた検出判定の設定をおこなうことにより、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を被保護者の個性に応じて正確に把握させることができるようにしている。
【0026】
主制御部301は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、機能概念的に、状態変化判定部301aと、操作無効処理部301bと、車内温度調節部301cとを備える。
【0027】
このうち、状態変化判定部301aは、車両機器の操作状態の変化を判定する処理部である。具体的には、ドア105、ウィンドウ106、ワイパー107、ヘッドライト108、ホーン109およびウィンカー110によって検出された車両機器の操作状態(「ドア操作状態」、「ウィンドウ操作状態」、「PKG(パーキングブレーキ)操作状態」、「ワイパー操作状態」、「ヘッドライト操作状態」、「ホーン操作状態」、「ウィンカー操作状態」、「エアコン操作状態」および「ナビゲーションシステム操作状態」)が定常状態記憶部302aによって記憶された運転手が降車した直後の車両機器の操作状態に比較して変化したか否かを判定する。また、状態変化判定部301aは、温度センサ103によって検出された車内温度の状態が適正範囲(例えば、「15℃」以上「30℃」未満)を超えたか否かも判定する。
【0028】
操作無効処理部301bは、状態変化判定部301aによって車両機器の操作状態が変化したと判定された場合に、当該車両機器の操作を無効にする処理部である。例えば、ワイパー107によって検出されたワイパー操作状態「ON状態」が定常状態記憶部302aによって記憶された運転手が降車した直後のワイパー操作状態「OFF状態」に比較して変化したと判定された場合(被保護者によってワイパー操作状態が「OFF状態」から「ON状態」に操作された場合)に、ワイパー107の操作(被保護者によって「ON状態」にされた操作)を無効にする。また、これとは反対に、ワイパー操作状態が「ON状態」から「OFF状態」に操作された場合においても、「OFF」状態にされた操作を無効にする。
【0029】
車内温度調節部301cは、状態変化判定部301aによって車内温度の状態が適正範囲を超えたと判定された場合に、適正範囲から逸脱した度合いに応じて当該車内温度を調節する処理部である。例えば、車内温度の状態が適正範囲(「15℃」以上「30℃」未満)を超えた場合に、該適正範囲からの逸脱度合いが「1℃」以上「5℃」未満であれば、エアコン制御部203を介して送風機104から冷風または温風の風量を「弱」で送風させ、「5℃」以上「10℃」未満であれば、「中」で送風させ、「10℃」以上であれば、「強」で送風させて車内温度を調節する。
【0030】
次に、状態変化判定部301aおよび通信処理部201の処理内容を機能概念的に説明する。図3は、状態変化判定部301aおよび通信処理部201の基本制御手順を示すフローチャートである。
【0031】
同図に示すように、運転手が車両から降車する際に、「通知設定」(車両状態が変化した場合に、車両状態が変化した旨を運転手が所有する通信装置に通知する設定)をタッチパネル501において受け付け(ステップS301)、運転手がドアを閉めてから「10秒」後の車両状態を降車時の車両状態として定常状態記憶部302aに記憶する(ステップS302)。続いて、運転手が降車した後の車両状態(「車両機器の操作状態」または「車内温度の状態」)を検出する(ステップS303)。
【0032】
ここで、状態変化判定部301aは、車両機器の操作状態の変化を判定し(ステップS304)、車両状態が変化したと判定された場合に(ステップS304,Yes)、通信処理部201は、車両状態が変化した旨を運転手が所有する通信装置に通知する(ステップS305)。そして、運転手から「通知設定」の解除を受け付けたならば(ステップS306,Yes)処理を終了し、「通知設定」の解除を受け付けていなければ(ステップS306,No)、上記のステップS303〜S305までの処理を実行する。
【0033】
次に、状態変化判定部301aおよび通信処理部201の具体的な処理内容について説明する。図4は、被保護者の脱出を通知する通知処理の手順を説明するフローチャートである。同図に示すように、運転手が車両から降車する際に、「通知設定」(ドアまたはウィンドウの操作状態が変化した場合に、被保護者が車両から脱出した旨を運転手が所有する通信装置に通知する設定)をタッチパネル501において受け付ける(ステップS401)。
【0034】
続いて、運転手がドアを閉めてから「10秒」後の車両機器の操作状態を降車時の車両機器の操作状態として定常状態記憶部302aに記憶する(ステップS402)。そして、ドア105は、ドアの操作状態(開閉状態)を検出し、ウィンドウ106は、ウィンドウ(窓)の操作状態(開閉状態)を検出する(ステップS403)。
【0035】
ここで、状態変化判定部301aは、ドアおよびウィンドウの操作状態の変化を判定し(ステップS404〜S405)、ドアまたはウィンドウの操作状態のいずれか一つが変化したと判定された場合に(ステップS405orS406,Yes)、画像処理部202は、被保護者によるドアまたはウィンドウの操作状態を室内カメラ102を制御して撮像し(ステップS406)、通信処理部201は、画像処理部202によって撮像された画像データを「被保護者が車両から脱出しました。」という内容が記された電子メールに添付して、運転手が所有する携帯電話に送信する(ステップS407)。
【0036】
その後、運転手から「通知設定」の解除を受け付けたならば(ステップS408,Yes)処理を終了し、「通知設定」の解除を受け付けていなければ(ステップS408,No)、上記のステップS403〜S407までの処理を実行する。
【0037】
次に、状態変化判定部301aおよび通信処理部201の具体的な処理内容について同様に説明する。図5は、被保護者による車両に対するいたずらを通知する通知処理の手順を説明するフローチャートである。
【0038】
同図に示すように、運転手が車両から降車する際に、「通知設定」(PKG(パーキングブレーキ)、ワイパー、ヘッドライト、ホーン、ウィンカー、エアコンまたはナビゲーションシステムの操作状態が変化した場合に、被保護者が車両に対していたずらをおこなっている旨を運転手が所有する通信装置に通知する設定)をタッチパネル501において受け付ける(ステップS501)。
【0039】
続いて、運転手がドアを閉めてから「10秒」後の車両機器の操作状態を降車時の車両機器の操作状態として定常状態記憶部302aに記憶する(ステップS502)。そして、PKG507は、PKG(パーキングブレーキ)操作状態を検出し、ワイパー107は、ワイパー操作状態を検出し、ヘッドライト108は、ヘッドライト操作状態を検出し、ホーン109は、ホーン操作状態を検出し、ウィンカー110は、ウィンカー操作状態を検出し、タッチパネル501は、エアコン操作状態およびナビゲーションシステム操作状態を検出する(ステップS503)。
【0040】
ここで、状態変化判定部301aは、PKG(パーキングブレーキ)、ワイパー、ヘッドライト、ホーン、ウィンカー、エアコンおよびナビゲーションシステムの操作状態の変化を判定し(ステップS504〜S510)、PKG(パーキングブレーキ)、ワイパー、ヘッドライト、ホーン、ウィンカー、エアコンまたはナビゲーションシステムの操作状態のいずれか一つが変化したと判定された場合に(ステップS504〜S509orステップS510,Yes)、画像処理部202は、被保護者によるPKG(パーキングブレーキ)、ワイパー、ヘッドライト、ホーン、ウィンカー、エアコンまたはナビゲーションシステムの操作状態を室内カメラ102を制御して撮像し(ステップS511)、通信処理部201は、画像処理部202によって撮像された画像データを「被保護者が車両に対していたずらをおこなっています。」という内容が記された電子メールに添付して、運転手が所有する携帯電話に送信する(ステップS512)。
【0041】
その後、運転手から「通知設定」の解除を受け付けたならば(ステップS513,Yes)処理を終了し、「通知設定」の解除を受け付けていなければ(ステップS513,No)、上記のステップS503〜S512までの処理を実行する。
【0042】
次に、状態変化判定部301aおよび通信処理部201の具体的な処理内容について同様に説明する。図6は、車内温度が適正範囲を超えた旨を通知する通知処理の手順を説明するフローチャートである。
【0043】
同図に示すように、運転手が車両から降車する際に、「通知設定」(車内温度が適正範囲を超えた場合に、車内温度の状態が適正範囲を超えた旨を運転手が所有する通信装置に通知する設定)をタッチパネル501において受け付ける(ステップS601)。そして、温度センサ103は、車内温度の状態を検出する(ステップS602)。
【0044】
ここで、状態変化判定部301aは、温度センサ103によって検出された車内温度の状態が適正範囲(例えば、「15℃」以上「30℃」未満)を超えたか否かを判定し(ステップS603)、車内温度の状態が適正範囲を超えたと判定された場合に(ステップS603,Yes)、通信処理部201は、「車内温度が適正範囲を超えています。」という内容が記された電子メールを運転手が所有する携帯電話に送信する(ステップS604)。
【0045】
その後、運転手から「通知設定」の解除を受け付けたならば(ステップS605,Yes)処理を終了し、「通知設定」の解除を受け付けていなければ(ステップS605,No)、上記のステップS602〜S604までの処理を実行する。
【0046】
上述してきたように、本実施の形態に係る車両制御装置によれば、被保護者が車両から脱出した旨、被保護者が車両に対していたずらをおこなっている旨、被保護者を取り巻く車内環境として車内温度の状態が適正範囲を超えた旨を運転手に通知することとしたので、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を多面的に把握させることが可能になる。
【0047】
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。
【0048】
例えば、本実施の形態では、被保護者による車両に対するいたずらを通知するに際して、PKG(パーキングブレーキ)、ワイパー、ヘッドライト、ホーン、ウィンカー、エアコンまたはナビゲーションシステムの操作状態に対して「検出」、「判定」および「通知」をおこなう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハンドル、ブレーキ、シフトおよびアクセルなどの任意の車両機器の操作状態についても同様に処理をおこなうことが可能である。
【0049】
また、本実施の形態では、車内温度調節部301cにおける「車内温度調節処理」として、エアコン制御部203を介して車内温度を調節する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車内温度の状態が適正範囲から逸脱した度合いに応じてウィンドウ106の開放度合いを制御して車内温度を調節するようにしてもよい。
【0050】
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0051】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車両から運転手が降車した後の車両の定常状態を記憶し、運転手が降車した後の車両状態を検出し、検出された車両状態が記憶された車両状態に比較して変化したか否かを判定し、車両状態が変化したと判定された場合に、車両状態が変化した旨を運転手が所有する通信装置に通知することとしたので、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を正確に把握させることが可能な車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0053】
また、本発明によれば、運転手が降車した後の車両機器の操作状態を記憶し、車両機器の操作状態の変化を判定することとしたので、被保護者が車両から脱出した旨、および被保護者が車両に対していたずらをおこなっている旨を通知することができ、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態をより正確に把握させることが可能な車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0054】
また、本発明によれば、車両機器の操作状態が変化したと判定された場合に、当該車両機器の操作を無効にすることとしたので、被保護者によって車両機器が操作されることを防止することが可能な車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0055】
また、本発明によれば、車内温度の適正範囲を記憶し、車内温度の状態が適正範囲を超えたか否かを判定することとしたので、被保護者を取り巻く車内環境を正確に把握させることが可能な車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0056】
また、本発明によれば、車内温度の状態が適正範囲を超えたと判定された場合に、適正範囲から逸脱した度合いに応じて当該車内温度を調節することとしたので、車内温度の状態に応じた温度調整をおこなうことが可能な車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0057】
また、本発明によれば、運転手の降車後に車両に残される対象に応じた検出判定の設定を受け付け、受け付けられた設定に応じて運転手が降車した後の車両状態を検出し、検出された車両状態が記憶された車両状態に比較して変化したか否かを判定し、車両状態が変化したと判定された場合に、車両状態が変化した旨を運転手が所有する通信装置に通知することとしたので、運転手の降車後に車両に残された被保護者の状態を被保護者の個性に応じて正確に把握させることが可能な車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る車両制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】検出判定対象設定テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図3】状態変化判定部および通信処理部の基本制御手順を示すフローチャートである。
【図4】被保護者の脱出を通知する通知処理の手順を説明するフローチャートである。
【図5】被保護者による車両に対するいたずらを通知する通知処理の手順を説明するフローチャートである。
【図6】車内温度が適正範囲を超えた旨を通知する通知処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両制御装置
101 一般通信網
102 室内カメラ
103 温度センサ
104 送風機
105 ドア
106 ウィンドウ
107 ワイパー
108 ヘッドライト
109 ホーン
110 ウィンカー
201 通信処理部
202 画像処理部
203 エアコン制御部
301 主制御部
301a 状態変化判定部
301b 操作無効処理部
301c 車内温度調節部
302 記憶部
302a 定常状態記憶部
302b 検出判定対象設定テーブル
401 表示制御部
402 音声制御部
403 ナビゲーションシステム
406 エンジン制御部
407 変速制御部
408 ブレーキ制御部
409 ステアリング制御部
501 タッチパネル
502 モニタ
503 スイッチ
504 スピーカ
505 アクセル
506 シフト
507 PKB(パーキングブレーキ)
508 ブレーキ
509 ステアリング

Claims (6)

  1. 車両の状態に基づいて該車両の制御をおこなう車両制御装置であって、
    前記車両から運転手が降車した後の車両の定常状態を記憶する記憶手段と、
    前記運転手が降車した後の車両状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された車両状態が前記記憶手段によって記憶された車両状態に比較して変化したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって車両状態が変化したと判定された場合に、前記車両状態が変化した旨を前記運転手が所有する通信装置に通知する通知手段と、を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記記憶手段は、前記運転手が降車した後の車両機器の操作状態を記憶し、
    前記判定手段は、前記車両機器の操作状態の変化を判定することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記判定手段によって車両機器の操作状態が変化したと判定された場合に、当該車両機器の操作を無効にする操作無効手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記記憶手段は、車内温度の適正範囲を記憶し、
    前記判定手段は、前記車内温度の状態が適正範囲を超えたか否かを判定することを特徴とする請求項1、2または3に記載の車両制御装置。
  5. 前記判定手段によって車内温度の状態が適正範囲を超えたと判定された場合に、前記適正範囲から逸脱した度合いに応じて当該車内温度を調節する車内温度調節手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両制御装置。
  6. 前記運転手の降車後に前記車両に残される対象に応じた検出判定の設定を受け付ける設定受付手段をさらに備え、
    前記検出手段は、前記設定受付手段によって受け付けられた設定に応じて前記運転手が降車した後の車両状態を検出し、
    前記判定手段は、前記検出手段によって検出された車両状態が前記記憶手段によって記憶された車両状態に比較して変化したか否かを判定し、
    前記通知手段は、前記判定手段によって車両状態が変化したと判定された場合に、前記車両状態が変化した旨を前記運転手が所有する通信装置に通知することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の車両制御装置。
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