JP2005050019A - 携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラム - Google Patents
携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上できるようにすることを課題とする。
【解決手段】携帯電話は、ウェブサーバから複数の異なるタブページ情報の更新情報をインデックスファイルIDXFで取得して、その更新情報と前回ダウンロードしたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定し、更新有が確認されたタブページ情報のみをウェブサーバから受信してタブページ情報の更新を行い、ディスプレイにタブブラウザを表示する。
【選択図】 図3
【解決手段】携帯電話は、ウェブサーバから複数の異なるタブページ情報の更新情報をインデックスファイルIDXFで取得して、その更新情報と前回ダウンロードしたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定し、更新有が確認されたタブページ情報のみをウェブサーバから受信してタブページ情報の更新を行い、ディスプレイにタブブラウザを表示する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、クライアント側の表示画面上に複数のタブ付きHTMLページを重ねて表示させ、選択されたタブ付きHTMLページを最前面に表示させるタブブラウザが登場している。
【0003】
タブブラウザを構成する複数のタブ付きHTMLページには、それぞれ異なるURLが割り当てられている。クライアントにおいて、マウスなどの入力デバイスによりタブのひとつが選択されると、その選択されたタブに対応付けられたURLからタブ付きHTMLページが該当ウェブサーバに対して要求される。
【0004】
このようにして、アクセス先のウェブサーバからクライアントに対して要求されたタブ付きHTMLページのファイルがダウンロードされると、そのタブ付きHTMLページがタブブラウザの最前面に表示される(特許文献1、特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−172398号公報
【特許文献2】
特開2002−41296号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようにタブブラウザの表示手法はすでに確立されているので、表示スペースに制約のある携帯電話などの携帯端末にも適用させることは可能である。
【0007】
タブブラウザにおいては、HTML規格により1ページ単位での通信が基本となるので、HTMLページを切り替える度に、携帯端末がウェブサーバにアクセスしてページデータを読み込む必要がある。すなわち、タブブラウザから所望のタブ付きHTMLページが選択される度に、そのページの更新有無がウェブサーバとの通信を通じて確認される。
【0008】
タブブラウザが5ページ分のタブ付きHTMLページから構成されるとした場合には、全ページの更新有無を確認するために、携帯端末とウェブサーバとの間で5回分の通信が必要である。
【0009】
したがって、携帯電話のように携帯電話網を通じてインターネットにアクセスする仕組みを利用する場合には、通信量が増えてパケット料金が嵩むことになり、ユーザのコスト負担が増すという危惧がある。
【0010】
本発明の目的は、タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上させることが可能な携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る携帯端末は、ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する携帯端末であって、更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報を記憶するタブページ記憶手段と、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を含むインデックスファイルを取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたインデックスファイルの更新情報と前記タブページ記憶手段に記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する更新判定手段と、前記更新判定手段により更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信するタブページ受信手段と、前記タブページ記憶手段を前記タブページ受信手段により受信されたタブページ情報によって更新するタブページ更新手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
この請求項1の発明は、請求項2のように、前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する表示制御手段をさらに有してもよい。
【0013】
この請求項2の発明は、請求項3の発明のように、前記携帯端末は動作を指示するキー操作手段を有しており、前記表示制御手段は前記キー操作手段の指示に応じてタブページ間を切り替えるようにしてもよい。
【0014】
請求項1、2または3の発明は、請求項4の発明のように、前記更新情報は、更新日付を含むようにしてもよい。
【0015】
請求項1〜4のいずれか1つの発明は、請求項5の発明のように、前記タブページ情報は、各タブページのトップページであってもよい。
【0016】
請求項1〜5のいずれか1つの発明は、請求項6の発明のように、前記携帯端末の通信方式はパケット通信であってもよい。
【0017】
請求項1〜6のいずれか1つの発明は、請求項7の発明のように、前記取得手段は、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記タブページ受信手段は、前記URLにしたがってタブページ情報を受信するようにしてもよい。
【0018】
また、請求項8の発明に係る携帯端末のウェブ閲覧方法は、ウェブサーバに記憶されているタブページを閲覧する携帯端末のウェブ閲覧方法であって、複数のタブページを閲覧する場合、前記ウェブサーバから前記複数のタブページに関する更新情報を一括して取得し、前記一括して取得した更新情報と現在メモリに記憶されている複数のタブページに関する更新情報とをタブページ毎に比較して更新有無を判断し、更新有りのタブページのみを更新処理することを特徴とするものである。
【0019】
請求項8の発明は、請求項9の発明のように、前記複数のタブページをタブブラウザによって閲覧するようにしてもよい。
【0020】
請求項10の発明に係る携帯端末のウェブ閲覧方法は、ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する携帯端末のウェブ閲覧方法であって、更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報をメモリに記憶しておき、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を含むインデックスファイルを取得する第1ステップと、前記第1ステップにより取得されたインデックスファイルの更新情報と前記メモリに記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する第2ステップと、前記第2ステップにより更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信する第3ステップと、前記メモリを前記第3ステップにより受信されたタブページ情報によって更新する第4ステップと、を含んだことを特徴とするものである。
【0021】
請求項10の発明は、請求項11の発明のように、前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する第5ステップをさらに含むようにしてもよい。
【0022】
請求項10または11の発明は、請求項12の発明のように、前記更新情報は、更新日付を含むようにしてもよい。
【0023】
請求項10、11または12の発明は、請求項13の発明のように、前記携帯端末の通信方式はパケット通信であってもよい。
【0024】
請求項10〜13のいずれか1つの発明は、請求項14の発明のように、前記第1ステップは、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記第3ステップは、前記URLにしたがってタブページ情報を受信するようにしてもよい。
【0025】
また、請求項15の発明に係る携帯端末のウェブ閲覧プログラムは、ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する処理をコンピュータに実行させる携帯端末のウェブ閲覧プログラムであって、前記コンピュータに、更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報をメモリに記憶しておき、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を含むインデックスファイルを取得する第1ステップと、前記第1ステップにより取得されたインデックスファイルの更新情報と前記メモリに記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する第2ステップと、前記第2ステップにより更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信する第3ステップと、前記メモリを前記第3ステップにより受信されたタブページ情報によって更新する第4ステップと、を実行させることを特徴とするものである。
【0026】
請求項15の発明は、請求項16の発明のように、前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する第5ステップをさらに含むようにしてもよい。
【0027】
請求項15または16の発明は、請求項17の発明のように、前記更新情報は、更新日付を含むようにしてもよい。
【0028】
請求項15、16または17の発明は、請求項18の発明のように、前記携帯端末の通信方式はパケット通信であってもよい。
【0029】
請求項15〜18のいずれか1つの発明は、請求項19の発明のように、前記第1ステップは、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記第3ステップは、前記URLにしたがってタブページ情報を受信するようにしてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる一実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
まず、全体について説明する。図1は本発明の一実施の形態によるウェブサーバシステムを示す構成図である。本実施の形態によるウェブサーバシステムは、たとえば図1に示したように、携帯端末の1種である携帯電話とウェブサーバとの間を携帯電話網3およびインターネット6で通信可能に接続する構成である。
【0032】
携帯電話1は、複数の携帯電話のうちの代表例を示しており、音声通話、インターネット通信などを機能として備えている。ウェブサーバ2は、複数のウェブサーバのうちの代表例を示しており、携帯電話などの携帯端末からの要求に応じてウェブページ閲覧、コンンテンツのダウンロード、電子商取引などをサービスとして提供するサイトを実現するものである。
【0033】
本実施の形態によるサービスでは、携帯電話1側のアプリケーションソフトウェア(以下にアプリという)によりタブブラウザ形式でブラウザ表示を実現するため、ウェブサーバ2より携帯電話1に対してタブページ情報が提供される。本実施の形態においては、タブブラウザは、たとえば5ページ分のタブページにより構成されるものとする。したがって、携帯電話1においては、タブブラウザを表示させたとき、5ページ分のタブページが重ねて表示され、アクティブなタブページが最前面に表示されることになる。本実施の形態では、5ページ分のタブブラウザとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数ページ分のタブブラウザであればよい。
【0034】
携帯電話網3は、携帯電話との間でパケット通信を制御するためのパケット網4、携帯電話とインターネット6との間の通信を制御するサーバ5などを備えている。インターネット6は、携帯電話網3を介して携帯電話との通信を行うほか、同ネットに接続されるパーソナルコンピュータ(PC)、サーバなどの通信を司る。
【0035】
つぎに、ウェブサーバシステム2を構成する各部について詳述する。まずウェブサーバについて説明する。図2は本実施の形態によるウェブサーバの一構成例を示すブロック図であり、図3は本実施の形態によるウェブサーバ側の主となる記憶内容を説明する図である。
【0036】
ウェブサーバ2は、インターネット6に接続され、このインターネット6を介して携帯電話、PCなどの他の機器との間の通信を司る通信制御部201、CPU、ROM、RAMなどを備え、サーバ全体の制御を司る制御部202、画像、着信メロディ、音楽などのデジタルコンテンツを保存する記憶部203により構成される。
【0037】
制御部202は、インターネット6を介して他の機器の要求に応じてデジタルコンテンツを提供したり、インターネット6を介して、もしくは、図示せぬドライバを介してデジタルコンテンツの内容を更新する。
【0038】
記憶部203は、携帯電話1において本実施の形態によるタブブラウザ表示を実現するためのサーバ側の処理を受けもつアプリなどを含むプログラム203A、タブブラウザの各タブページ情報などを含むページ情報203Bなどを記憶する。
【0039】
ページ情報203Bは、たとえば図3(A)に示したように、1つのタブブラウザに対するインデックスファイルIDXFと、1つのタブブラウザを構成する各ページファイルの番号(ページファイル番号)に対応させてトップページの更新日付とそのトップページのページファイルとを対応させてなるタブページ情報とから構成される。
【0040】
更新日付、ページファイルは、それぞれ各ページファイル番号#1、#2・・・に対応させ、DT#1、DT#2・・・、PF#1、PF#2・・・となる。更新日付は、ページファイルが更新されたときの日付を示し、ページファイルは、タブページを構成する情報を示す。
【0041】
インデックスファイルIDXFは、たとえば図3(B)に示したように、各ページファイル番号に対してそのページファイル番号のタブページの更新日付とURLとを対応付けてなる構成である。たとえばページファイル番号#1の場合には、更新日付は、2003.6.10となり、該当ページファイルが格納されている場所を示すURLは、http://abc.dwango.co.jp/xyz1.html/となり、ページファイル番号#4の場合には、更新日付は、2003.6.1となり、該当ページファイルが格納されている場所を示すURLは、http://abc.dwango.co.jp/xyz4.html/となる。本実施の形態においては、URLはウェブサーバ2のメモリ領域をアクセス先とすることになる。
【0042】
このインデックスファイルIDXFは、後述するが、携帯電話からアクセスがあったときに各タブページの更新状況に応じて更新され、携帯電話に供給されるものである。インデックスファイルIDXFの更新は、携帯電話からアクセスされたときに限らず定期的に、もしくは、あらかじめ決められたトリガに応じて実行されるようにしてもよい。
【0043】
つづいて携帯端末について説明する。図4は本実施の形態による携帯端末の内部構成を示すブロック図である。図5は本実施の形態によるタブページ情報の記憶内容を説明する図である。
【0044】
本実施の形態の携帯電話1は、たとえば図4に示したように、内部バス23に、通信処理部12(取得手段、タブページ受信手段)、音声処理部13、CPU16(取得手段、更新判定手段、タブページ受信手段、表示制御手段)、ROM17、RAM18(タブページ記憶手段)、キーパッド19(キー操作手段)、ディスプレイ20(表示制御手段)、赤外線通信部21、カメラ22などを接続させ、データ、アドレス信号、制御信号などを伝送させることで各種の処理を実現する構成である。
【0045】
通信処理部12は、アンテナ11に接続され、アンテナ11を介して携帯電話網3と通信を行うものである。この通信処理部12により、音声通話やウェブサーバ2との通信を実現することができる。音声処理部13は、着信メロディ出力や音声出力のためのスピーカ14、音声入力のためのマイク15をそれぞれ接続させており、受話時や送話時の音処理を行うものである。
【0046】
CPU16は、携帯電話1全体の制御をROM17に格納されたOSにしたがって行うものである。ROM17は、あらかじめインストールされているOSなどのプログラムを格納している。このCPU16は、携帯用の各種アプリ、たとえばJAVA(登録商標)アプリによりウェブ閲覧を制御する。また、このCPU16は、キーパッド19からの入力を受け付けて各種の処理を実行させたり、各種の処理に応じて表示を制御する。
【0047】
RAM18は、記録媒体であり、カメラ22による撮像画像を記憶するエリア、各種処理を行うためのワークエリアなどを備えているほか、JAVA(登録商標)アプリ18A(取得手段、更新判定手段、タブページ受信手段、タブページ更新手段、表示制御手段)、タブページ情報18Bなどを記憶する。本実施の形態によるタブブラウザ機能は、JAVA(登録商標)アプリ18Aにより実現される。
【0048】
タブページ情報18Bは、たとえば図5に示したように、ページファイル番号#1、#2・・・に対してそれぞれTOPページの更新日付DT#1、DT#2・・・、TOPページのページファイルPF#1、PF#2・・・を対応付けて記憶されるものである。
【0049】
キーパッド19は、電話番号、アドレスなどの入力を行うためのキー、表示画面上のタブブラウザに対してタブページを切り替えたり、リンク先を選択するキーなどを備えている。ディスプレイ20は、たとえば、タブブラウザを表示したり、電話やメールの機能を使うときの表示画面を形成したり、カメラ22の撮像画像を表示するものである。
【0050】
赤外線通信部21は、所定の赤外線規格にしたがって同規格で赤外線通信可能な他の機器とのデータ通信を行うものであり、カメラ22は、キーパッド19の操作にしたがって撮像画像をデジタル画像として取り込むものである。
【0051】
つぎに、携帯電話の表示例を示しながら動作について説明する。図6は本実施の形態によるタブブラウザの初期画面を説明する図、図7は本実施の形態による携帯電話側の画面遷移を説明する図、図8、図9および図10は本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャート、図11は本実施の形態によるインデックスファイル更新処理を説明するフローチャートである。
【0052】
本実施の形態において、まずユーザの操作により携帯電話1のJAVA(登録商標)アプリ18Aが起動されると(ステップS111)、携帯電話網4、インターネット6を介して携帯電話1からウェブサーバ2へのアクセスが行われる(ステップS112)。このステップS112では、携帯電話1からウェブサーバ2に対してインデックスファイルIDXFが要求される。
【0053】
ウェブサーバ2では、携帯電話1からのアクセスに伴ってまずページ情報203B内のインデックスファイルIDXFの更新有無がチェックされる(ステップS211)。ここでの更新チェックは、タブページのトップページに対するものである。また、ウェブサーバ2においてインデックスファイルIDXFの要求が受け付けられたので、更新チェックされた後のインデックスファイルIDXFが記憶部203から読み出される(ステップS212)。
【0054】
この記憶部203から読み出されたインデックスファイルIDXFは、携帯電話1に対して送信される(ステップS213)。このようにして携帯電話1はインデックスファイルIDXFをダウンロード(受信)することにより取得する(ステップS113)。このインデックスファイルIDXFは、携帯電話1のRAM18(ワークエリア)に格納される。このインデックスファイルIDXFを図3(B)に示した内容を一例として以下に説明する。
【0055】
この段階で携帯電話1においては、タブブラウザを構成する各タブページ情報について一回の通信により全タブページ情報の更新日付を取得することができる。本実施の形態においては、タブブラウザは5ページ分の情報より成り立つものとする。
【0056】
続いて、携帯電話1に保存されているタブブラウザのトップページについてそれぞれ更新の要否を確認するための処理が実行される。まずページファイル番号#1から確認が行われる。RAM18のタブページ情報が参照され、ページファイル番号#1に対応付けられた更新日付DT#1がインデックスファイルIDXF内のページファイル番号#1の2003.6.10と比較される(ステップS114)。
【0057】
もし更新日付DT#1のほうが古い日付であった場合には、ウェブサーバ2側での更新が認められる。すなわち、ページファイル番号#1について更新があったものと判断されるので(ステップS115)、該当タブページすなわちページファイル番号#1のページファイルがウェブサーバ2に対して要求される(ステップS116)。この場合、ページファイル番号#1のURLにアクセスがなされることになる。
【0058】
そして、ウェブサーバ2では、ページファイル番号#1のURLに格納されているページファイルの要求が受け付けられると(ステップS214)、ページファイル番号#1のページファイルが記憶部203から読み出され(ステップS215)、携帯電話1に対して送信される(ステップS216)。
【0059】
携帯電話1では、ウェブサーバ2よりページファイル番号#1のページファイルをダウンロード(受信)する処理が開始され(ステップS117)、RAM18のタブページ情報18Bを更新して保存する処理が実行される(ステップS118)。
【0060】
そして、携帯電話1において、全タブページについての確認が済んでいない場合には(ステップS119)、処理は再度ステップS114に戻る。この完了有無の確認では、カウンタを用いてページファイル番号#1〜5までをカウントするようにしてもよい。
【0061】
同様に、ページファイル番号#2〜#5までの確認がすべて完了すると(ステップS119)、更新が完了したRAM18のタブページ情報18Bに基づいてタブブラウザがディスプレイ20に表示される(ステップS120)。
【0062】
ステップS115において更新なしと判断された場合にはその該当ページファイル番号についての更新処理はなく、処理はステップS119にジャンプして、つぎに確認すべきタブページがあれば処理はさらにステップS114に戻ることになる。
【0063】
図6には、タブブラウザの表示例が示されている。本実施の形態においては、ページファイル番号#1、#2、#3、#4、#5のタブページは、それぞれリンクページT1、新着ニュースページT2、検索ページT3、MYページT4、コミュニティページT5に分かれ、異なるサービスを提供できるものである。すでに更新が完了しているので、トップページ間切替えでは再ダウンロードは不要となり、通信効率を図ることが可能である。なお、タブブラウザを表示する際の最前面にどのページファイル番号をもってくるかは、任意に設定することが可能とする。ここでは、新着ニュースページT2を最前面に設定する例を示す。
【0064】
このページ間切替では、携帯電話1において、キーパッド19を用いてたとえば左右方向いずれかのキー操作によりタブ切替が指示可能である。図10において、図7(A)に示すタブブラウザの表示態様であった場合、ユーザの操作によりタブ切替操作(左側のタブページへ)が判断されると(ステップS311)、切替先のタブページ情報がタブページRAM18のタブページ情報18Bより読み出される(ステップS313)。その読み出された切替先のタブページ情報に基づいてタブブラウザの最前面に図7(B)に示すごとくリンクページT1(切替先タブページ)が表示される(ステップS314)。
【0065】
また、図7(A)の状態から右側のタブページへの切替操作がなされた場合には、同図(C)に示すごとく検索ページT3(切替先タブページ)が表示され、さらに右側のタブページへの切替操作がなされた場合には、同図(D)に示すごとくMYページT4(切替先タブページ)が表示される。さらに右側のタブページへの切替操作がなされた場合には、同図(E)に示すごとくコミュニティページT5(切替先タブページ)が表示され、タブページ間の移動によりページ表示は最右端まで到達する。
【0066】
なお、タブ切替ではなく同一タブページ内でリンクへのアクセスを指示する操作が受け付けられた場合には(ステップS312)、通常のリンクアクセス処理が実行される。また、タブ切替ではなく、リンクアクセスでもなかった場合には(ステップS312)、操作に応じたその他の処理が実行される。
【0067】
ここで、ウェブサーバ2が携帯電話1からアクセスされた際の処理についても説明する(図8のステップS211)。図11に示したように、携帯電話1よりウェブサーバ2に対してアクセスがあると(ステップ411)、ページファイルの更新日付が確認される(ステップS412)。このページファイルの更新有無は、ページ情報203B内のページファイルに対応する更新日付とインデックスファイルIDXF内のページファイルに対応する更新日付とを比較すればよい。
【0068】
そして、更新があれば(ステップS413)、インデックスファイルIDXF内の該当するページファイル番号の更新日付を更新する処理が実行され(ステップS414)、更新がなければ、処理は終了する。携帯電話1に対してインデックスファイルIDXFを送信するタイミングはこの図11の処理が完了してからとなる。
【0069】
以上説明したように本実施の形態によれば、タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上させることが可能である。すなわち、1回の通信でインデックスファイルIDXFをダウンロードしておくことで、後はウェブサーバ2と通信しなくても携帯電話1に保存されているタブページ情報の更新有無を判断すればよく、すべてのタブページについてウェブサーバ2との間で更新有無を確認するための通信を発生させずに済む。
【0070】
その結果、各タブページの更新確認に対するパケット量が減少されるので、コスト削減に大きく貢献するものである。すなわち、5ページ分のタブページが存在すれば、1/5に節約することが可能である。
【0071】
さて、前述の実施の形態では、図9に示したように、タブページ毎に更新有無を判断しながら更新有のタブページ情報をダウンロードしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、一度にすべてのタブページについて更新有無を確認して更新有のタブページ情報をまとめてダウンロードするようにしてもよい。
【0072】
また、上述した実施の形態では、ステップS121でタブブラウザの表示を行うようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、タブページの更新確認が済む度に1ページずつ表示するようにしてもよい。
【0073】
さて、前述の実施の形態では、携帯端末として携帯電話を例に挙げていたが、本発明はこれに限定されず、携帯電話網を介して通信する、すなわち、パケット通信する携帯端末にはすべて適用されるものである。
【0074】
また、前述した実施の形態では、タブブラウザの例を挙げたが、本発明はこれに限定されず、複数のページ、複数の画像、複数の音楽などを1セットとして扱う通信に適用可能である。
【0075】
また、前述の実施の形態では、1つのウェブサーバからタブブラウザの情報を提供するようにしていたが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数のウェブサーバにタブブラウザのタブページ情報が分散させるようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上させることが可能な携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラムを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるウェブサーバシステムを示す構成図である。
【図2】本実施の形態によるウェブサーバの一構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態によるウェブサーバ側の主となる記憶内容を説明する図である。
【図4】本実施の形態による携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態によるタブページ情報の記憶内容を説明する図である。
【図6】本実施の形態によるタブブラウザの初期画面を説明する図である。
【図7】本実施の形態による携帯電話側の画面遷移を説明する図である。
【図8】本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャートである。
【図9】本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャートである。
【図10】本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャートである。
【図11】本実施の形態によるインデックスファイル更新処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話
2 ウェブサーバ
12 通信処理部
16 CPU
17 ROM
18 RAM
18A JAVAアプリ
18B タブページ情報
19 キーパッド
20 ディスプレイ
201 通信制御部
202 制御部
203 記憶部
203A プログラム
203B ページ情報
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、クライアント側の表示画面上に複数のタブ付きHTMLページを重ねて表示させ、選択されたタブ付きHTMLページを最前面に表示させるタブブラウザが登場している。
【0003】
タブブラウザを構成する複数のタブ付きHTMLページには、それぞれ異なるURLが割り当てられている。クライアントにおいて、マウスなどの入力デバイスによりタブのひとつが選択されると、その選択されたタブに対応付けられたURLからタブ付きHTMLページが該当ウェブサーバに対して要求される。
【0004】
このようにして、アクセス先のウェブサーバからクライアントに対して要求されたタブ付きHTMLページのファイルがダウンロードされると、そのタブ付きHTMLページがタブブラウザの最前面に表示される(特許文献1、特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−172398号公報
【特許文献2】
特開2002−41296号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したようにタブブラウザの表示手法はすでに確立されているので、表示スペースに制約のある携帯電話などの携帯端末にも適用させることは可能である。
【0007】
タブブラウザにおいては、HTML規格により1ページ単位での通信が基本となるので、HTMLページを切り替える度に、携帯端末がウェブサーバにアクセスしてページデータを読み込む必要がある。すなわち、タブブラウザから所望のタブ付きHTMLページが選択される度に、そのページの更新有無がウェブサーバとの通信を通じて確認される。
【0008】
タブブラウザが5ページ分のタブ付きHTMLページから構成されるとした場合には、全ページの更新有無を確認するために、携帯端末とウェブサーバとの間で5回分の通信が必要である。
【0009】
したがって、携帯電話のように携帯電話網を通じてインターネットにアクセスする仕組みを利用する場合には、通信量が増えてパケット料金が嵩むことになり、ユーザのコスト負担が増すという危惧がある。
【0010】
本発明の目的は、タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上させることが可能な携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、上記目的を達成するため、請求項1の発明に係る携帯端末は、ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する携帯端末であって、更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報を記憶するタブページ記憶手段と、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を含むインデックスファイルを取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたインデックスファイルの更新情報と前記タブページ記憶手段に記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する更新判定手段と、前記更新判定手段により更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信するタブページ受信手段と、前記タブページ記憶手段を前記タブページ受信手段により受信されたタブページ情報によって更新するタブページ更新手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
この請求項1の発明は、請求項2のように、前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する表示制御手段をさらに有してもよい。
【0013】
この請求項2の発明は、請求項3の発明のように、前記携帯端末は動作を指示するキー操作手段を有しており、前記表示制御手段は前記キー操作手段の指示に応じてタブページ間を切り替えるようにしてもよい。
【0014】
請求項1、2または3の発明は、請求項4の発明のように、前記更新情報は、更新日付を含むようにしてもよい。
【0015】
請求項1〜4のいずれか1つの発明は、請求項5の発明のように、前記タブページ情報は、各タブページのトップページであってもよい。
【0016】
請求項1〜5のいずれか1つの発明は、請求項6の発明のように、前記携帯端末の通信方式はパケット通信であってもよい。
【0017】
請求項1〜6のいずれか1つの発明は、請求項7の発明のように、前記取得手段は、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記タブページ受信手段は、前記URLにしたがってタブページ情報を受信するようにしてもよい。
【0018】
また、請求項8の発明に係る携帯端末のウェブ閲覧方法は、ウェブサーバに記憶されているタブページを閲覧する携帯端末のウェブ閲覧方法であって、複数のタブページを閲覧する場合、前記ウェブサーバから前記複数のタブページに関する更新情報を一括して取得し、前記一括して取得した更新情報と現在メモリに記憶されている複数のタブページに関する更新情報とをタブページ毎に比較して更新有無を判断し、更新有りのタブページのみを更新処理することを特徴とするものである。
【0019】
請求項8の発明は、請求項9の発明のように、前記複数のタブページをタブブラウザによって閲覧するようにしてもよい。
【0020】
請求項10の発明に係る携帯端末のウェブ閲覧方法は、ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する携帯端末のウェブ閲覧方法であって、更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報をメモリに記憶しておき、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を含むインデックスファイルを取得する第1ステップと、前記第1ステップにより取得されたインデックスファイルの更新情報と前記メモリに記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する第2ステップと、前記第2ステップにより更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信する第3ステップと、前記メモリを前記第3ステップにより受信されたタブページ情報によって更新する第4ステップと、を含んだことを特徴とするものである。
【0021】
請求項10の発明は、請求項11の発明のように、前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する第5ステップをさらに含むようにしてもよい。
【0022】
請求項10または11の発明は、請求項12の発明のように、前記更新情報は、更新日付を含むようにしてもよい。
【0023】
請求項10、11または12の発明は、請求項13の発明のように、前記携帯端末の通信方式はパケット通信であってもよい。
【0024】
請求項10〜13のいずれか1つの発明は、請求項14の発明のように、前記第1ステップは、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記第3ステップは、前記URLにしたがってタブページ情報を受信するようにしてもよい。
【0025】
また、請求項15の発明に係る携帯端末のウェブ閲覧プログラムは、ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する処理をコンピュータに実行させる携帯端末のウェブ閲覧プログラムであって、前記コンピュータに、更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報をメモリに記憶しておき、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を含むインデックスファイルを取得する第1ステップと、前記第1ステップにより取得されたインデックスファイルの更新情報と前記メモリに記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する第2ステップと、前記第2ステップにより更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信する第3ステップと、前記メモリを前記第3ステップにより受信されたタブページ情報によって更新する第4ステップと、を実行させることを特徴とするものである。
【0026】
請求項15の発明は、請求項16の発明のように、前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する第5ステップをさらに含むようにしてもよい。
【0027】
請求項15または16の発明は、請求項17の発明のように、前記更新情報は、更新日付を含むようにしてもよい。
【0028】
請求項15、16または17の発明は、請求項18の発明のように、前記携帯端末の通信方式はパケット通信であってもよい。
【0029】
請求項15〜18のいずれか1つの発明は、請求項19の発明のように、前記第1ステップは、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記第3ステップは、前記URLにしたがってタブページ情報を受信するようにしてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる一実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
まず、全体について説明する。図1は本発明の一実施の形態によるウェブサーバシステムを示す構成図である。本実施の形態によるウェブサーバシステムは、たとえば図1に示したように、携帯端末の1種である携帯電話とウェブサーバとの間を携帯電話網3およびインターネット6で通信可能に接続する構成である。
【0032】
携帯電話1は、複数の携帯電話のうちの代表例を示しており、音声通話、インターネット通信などを機能として備えている。ウェブサーバ2は、複数のウェブサーバのうちの代表例を示しており、携帯電話などの携帯端末からの要求に応じてウェブページ閲覧、コンンテンツのダウンロード、電子商取引などをサービスとして提供するサイトを実現するものである。
【0033】
本実施の形態によるサービスでは、携帯電話1側のアプリケーションソフトウェア(以下にアプリという)によりタブブラウザ形式でブラウザ表示を実現するため、ウェブサーバ2より携帯電話1に対してタブページ情報が提供される。本実施の形態においては、タブブラウザは、たとえば5ページ分のタブページにより構成されるものとする。したがって、携帯電話1においては、タブブラウザを表示させたとき、5ページ分のタブページが重ねて表示され、アクティブなタブページが最前面に表示されることになる。本実施の形態では、5ページ分のタブブラウザとしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数ページ分のタブブラウザであればよい。
【0034】
携帯電話網3は、携帯電話との間でパケット通信を制御するためのパケット網4、携帯電話とインターネット6との間の通信を制御するサーバ5などを備えている。インターネット6は、携帯電話網3を介して携帯電話との通信を行うほか、同ネットに接続されるパーソナルコンピュータ(PC)、サーバなどの通信を司る。
【0035】
つぎに、ウェブサーバシステム2を構成する各部について詳述する。まずウェブサーバについて説明する。図2は本実施の形態によるウェブサーバの一構成例を示すブロック図であり、図3は本実施の形態によるウェブサーバ側の主となる記憶内容を説明する図である。
【0036】
ウェブサーバ2は、インターネット6に接続され、このインターネット6を介して携帯電話、PCなどの他の機器との間の通信を司る通信制御部201、CPU、ROM、RAMなどを備え、サーバ全体の制御を司る制御部202、画像、着信メロディ、音楽などのデジタルコンテンツを保存する記憶部203により構成される。
【0037】
制御部202は、インターネット6を介して他の機器の要求に応じてデジタルコンテンツを提供したり、インターネット6を介して、もしくは、図示せぬドライバを介してデジタルコンテンツの内容を更新する。
【0038】
記憶部203は、携帯電話1において本実施の形態によるタブブラウザ表示を実現するためのサーバ側の処理を受けもつアプリなどを含むプログラム203A、タブブラウザの各タブページ情報などを含むページ情報203Bなどを記憶する。
【0039】
ページ情報203Bは、たとえば図3(A)に示したように、1つのタブブラウザに対するインデックスファイルIDXFと、1つのタブブラウザを構成する各ページファイルの番号(ページファイル番号)に対応させてトップページの更新日付とそのトップページのページファイルとを対応させてなるタブページ情報とから構成される。
【0040】
更新日付、ページファイルは、それぞれ各ページファイル番号#1、#2・・・に対応させ、DT#1、DT#2・・・、PF#1、PF#2・・・となる。更新日付は、ページファイルが更新されたときの日付を示し、ページファイルは、タブページを構成する情報を示す。
【0041】
インデックスファイルIDXFは、たとえば図3(B)に示したように、各ページファイル番号に対してそのページファイル番号のタブページの更新日付とURLとを対応付けてなる構成である。たとえばページファイル番号#1の場合には、更新日付は、2003.6.10となり、該当ページファイルが格納されている場所を示すURLは、http://abc.dwango.co.jp/xyz1.html/となり、ページファイル番号#4の場合には、更新日付は、2003.6.1となり、該当ページファイルが格納されている場所を示すURLは、http://abc.dwango.co.jp/xyz4.html/となる。本実施の形態においては、URLはウェブサーバ2のメモリ領域をアクセス先とすることになる。
【0042】
このインデックスファイルIDXFは、後述するが、携帯電話からアクセスがあったときに各タブページの更新状況に応じて更新され、携帯電話に供給されるものである。インデックスファイルIDXFの更新は、携帯電話からアクセスされたときに限らず定期的に、もしくは、あらかじめ決められたトリガに応じて実行されるようにしてもよい。
【0043】
つづいて携帯端末について説明する。図4は本実施の形態による携帯端末の内部構成を示すブロック図である。図5は本実施の形態によるタブページ情報の記憶内容を説明する図である。
【0044】
本実施の形態の携帯電話1は、たとえば図4に示したように、内部バス23に、通信処理部12(取得手段、タブページ受信手段)、音声処理部13、CPU16(取得手段、更新判定手段、タブページ受信手段、表示制御手段)、ROM17、RAM18(タブページ記憶手段)、キーパッド19(キー操作手段)、ディスプレイ20(表示制御手段)、赤外線通信部21、カメラ22などを接続させ、データ、アドレス信号、制御信号などを伝送させることで各種の処理を実現する構成である。
【0045】
通信処理部12は、アンテナ11に接続され、アンテナ11を介して携帯電話網3と通信を行うものである。この通信処理部12により、音声通話やウェブサーバ2との通信を実現することができる。音声処理部13は、着信メロディ出力や音声出力のためのスピーカ14、音声入力のためのマイク15をそれぞれ接続させており、受話時や送話時の音処理を行うものである。
【0046】
CPU16は、携帯電話1全体の制御をROM17に格納されたOSにしたがって行うものである。ROM17は、あらかじめインストールされているOSなどのプログラムを格納している。このCPU16は、携帯用の各種アプリ、たとえばJAVA(登録商標)アプリによりウェブ閲覧を制御する。また、このCPU16は、キーパッド19からの入力を受け付けて各種の処理を実行させたり、各種の処理に応じて表示を制御する。
【0047】
RAM18は、記録媒体であり、カメラ22による撮像画像を記憶するエリア、各種処理を行うためのワークエリアなどを備えているほか、JAVA(登録商標)アプリ18A(取得手段、更新判定手段、タブページ受信手段、タブページ更新手段、表示制御手段)、タブページ情報18Bなどを記憶する。本実施の形態によるタブブラウザ機能は、JAVA(登録商標)アプリ18Aにより実現される。
【0048】
タブページ情報18Bは、たとえば図5に示したように、ページファイル番号#1、#2・・・に対してそれぞれTOPページの更新日付DT#1、DT#2・・・、TOPページのページファイルPF#1、PF#2・・・を対応付けて記憶されるものである。
【0049】
キーパッド19は、電話番号、アドレスなどの入力を行うためのキー、表示画面上のタブブラウザに対してタブページを切り替えたり、リンク先を選択するキーなどを備えている。ディスプレイ20は、たとえば、タブブラウザを表示したり、電話やメールの機能を使うときの表示画面を形成したり、カメラ22の撮像画像を表示するものである。
【0050】
赤外線通信部21は、所定の赤外線規格にしたがって同規格で赤外線通信可能な他の機器とのデータ通信を行うものであり、カメラ22は、キーパッド19の操作にしたがって撮像画像をデジタル画像として取り込むものである。
【0051】
つぎに、携帯電話の表示例を示しながら動作について説明する。図6は本実施の形態によるタブブラウザの初期画面を説明する図、図7は本実施の形態による携帯電話側の画面遷移を説明する図、図8、図9および図10は本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャート、図11は本実施の形態によるインデックスファイル更新処理を説明するフローチャートである。
【0052】
本実施の形態において、まずユーザの操作により携帯電話1のJAVA(登録商標)アプリ18Aが起動されると(ステップS111)、携帯電話網4、インターネット6を介して携帯電話1からウェブサーバ2へのアクセスが行われる(ステップS112)。このステップS112では、携帯電話1からウェブサーバ2に対してインデックスファイルIDXFが要求される。
【0053】
ウェブサーバ2では、携帯電話1からのアクセスに伴ってまずページ情報203B内のインデックスファイルIDXFの更新有無がチェックされる(ステップS211)。ここでの更新チェックは、タブページのトップページに対するものである。また、ウェブサーバ2においてインデックスファイルIDXFの要求が受け付けられたので、更新チェックされた後のインデックスファイルIDXFが記憶部203から読み出される(ステップS212)。
【0054】
この記憶部203から読み出されたインデックスファイルIDXFは、携帯電話1に対して送信される(ステップS213)。このようにして携帯電話1はインデックスファイルIDXFをダウンロード(受信)することにより取得する(ステップS113)。このインデックスファイルIDXFは、携帯電話1のRAM18(ワークエリア)に格納される。このインデックスファイルIDXFを図3(B)に示した内容を一例として以下に説明する。
【0055】
この段階で携帯電話1においては、タブブラウザを構成する各タブページ情報について一回の通信により全タブページ情報の更新日付を取得することができる。本実施の形態においては、タブブラウザは5ページ分の情報より成り立つものとする。
【0056】
続いて、携帯電話1に保存されているタブブラウザのトップページについてそれぞれ更新の要否を確認するための処理が実行される。まずページファイル番号#1から確認が行われる。RAM18のタブページ情報が参照され、ページファイル番号#1に対応付けられた更新日付DT#1がインデックスファイルIDXF内のページファイル番号#1の2003.6.10と比較される(ステップS114)。
【0057】
もし更新日付DT#1のほうが古い日付であった場合には、ウェブサーバ2側での更新が認められる。すなわち、ページファイル番号#1について更新があったものと判断されるので(ステップS115)、該当タブページすなわちページファイル番号#1のページファイルがウェブサーバ2に対して要求される(ステップS116)。この場合、ページファイル番号#1のURLにアクセスがなされることになる。
【0058】
そして、ウェブサーバ2では、ページファイル番号#1のURLに格納されているページファイルの要求が受け付けられると(ステップS214)、ページファイル番号#1のページファイルが記憶部203から読み出され(ステップS215)、携帯電話1に対して送信される(ステップS216)。
【0059】
携帯電話1では、ウェブサーバ2よりページファイル番号#1のページファイルをダウンロード(受信)する処理が開始され(ステップS117)、RAM18のタブページ情報18Bを更新して保存する処理が実行される(ステップS118)。
【0060】
そして、携帯電話1において、全タブページについての確認が済んでいない場合には(ステップS119)、処理は再度ステップS114に戻る。この完了有無の確認では、カウンタを用いてページファイル番号#1〜5までをカウントするようにしてもよい。
【0061】
同様に、ページファイル番号#2〜#5までの確認がすべて完了すると(ステップS119)、更新が完了したRAM18のタブページ情報18Bに基づいてタブブラウザがディスプレイ20に表示される(ステップS120)。
【0062】
ステップS115において更新なしと判断された場合にはその該当ページファイル番号についての更新処理はなく、処理はステップS119にジャンプして、つぎに確認すべきタブページがあれば処理はさらにステップS114に戻ることになる。
【0063】
図6には、タブブラウザの表示例が示されている。本実施の形態においては、ページファイル番号#1、#2、#3、#4、#5のタブページは、それぞれリンクページT1、新着ニュースページT2、検索ページT3、MYページT4、コミュニティページT5に分かれ、異なるサービスを提供できるものである。すでに更新が完了しているので、トップページ間切替えでは再ダウンロードは不要となり、通信効率を図ることが可能である。なお、タブブラウザを表示する際の最前面にどのページファイル番号をもってくるかは、任意に設定することが可能とする。ここでは、新着ニュースページT2を最前面に設定する例を示す。
【0064】
このページ間切替では、携帯電話1において、キーパッド19を用いてたとえば左右方向いずれかのキー操作によりタブ切替が指示可能である。図10において、図7(A)に示すタブブラウザの表示態様であった場合、ユーザの操作によりタブ切替操作(左側のタブページへ)が判断されると(ステップS311)、切替先のタブページ情報がタブページRAM18のタブページ情報18Bより読み出される(ステップS313)。その読み出された切替先のタブページ情報に基づいてタブブラウザの最前面に図7(B)に示すごとくリンクページT1(切替先タブページ)が表示される(ステップS314)。
【0065】
また、図7(A)の状態から右側のタブページへの切替操作がなされた場合には、同図(C)に示すごとく検索ページT3(切替先タブページ)が表示され、さらに右側のタブページへの切替操作がなされた場合には、同図(D)に示すごとくMYページT4(切替先タブページ)が表示される。さらに右側のタブページへの切替操作がなされた場合には、同図(E)に示すごとくコミュニティページT5(切替先タブページ)が表示され、タブページ間の移動によりページ表示は最右端まで到達する。
【0066】
なお、タブ切替ではなく同一タブページ内でリンクへのアクセスを指示する操作が受け付けられた場合には(ステップS312)、通常のリンクアクセス処理が実行される。また、タブ切替ではなく、リンクアクセスでもなかった場合には(ステップS312)、操作に応じたその他の処理が実行される。
【0067】
ここで、ウェブサーバ2が携帯電話1からアクセスされた際の処理についても説明する(図8のステップS211)。図11に示したように、携帯電話1よりウェブサーバ2に対してアクセスがあると(ステップ411)、ページファイルの更新日付が確認される(ステップS412)。このページファイルの更新有無は、ページ情報203B内のページファイルに対応する更新日付とインデックスファイルIDXF内のページファイルに対応する更新日付とを比較すればよい。
【0068】
そして、更新があれば(ステップS413)、インデックスファイルIDXF内の該当するページファイル番号の更新日付を更新する処理が実行され(ステップS414)、更新がなければ、処理は終了する。携帯電話1に対してインデックスファイルIDXFを送信するタイミングはこの図11の処理が完了してからとなる。
【0069】
以上説明したように本実施の形態によれば、タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上させることが可能である。すなわち、1回の通信でインデックスファイルIDXFをダウンロードしておくことで、後はウェブサーバ2と通信しなくても携帯電話1に保存されているタブページ情報の更新有無を判断すればよく、すべてのタブページについてウェブサーバ2との間で更新有無を確認するための通信を発生させずに済む。
【0070】
その結果、各タブページの更新確認に対するパケット量が減少されるので、コスト削減に大きく貢献するものである。すなわち、5ページ分のタブページが存在すれば、1/5に節約することが可能である。
【0071】
さて、前述の実施の形態では、図9に示したように、タブページ毎に更新有無を判断しながら更新有のタブページ情報をダウンロードしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、一度にすべてのタブページについて更新有無を確認して更新有のタブページ情報をまとめてダウンロードするようにしてもよい。
【0072】
また、上述した実施の形態では、ステップS121でタブブラウザの表示を行うようにしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、タブページの更新確認が済む度に1ページずつ表示するようにしてもよい。
【0073】
さて、前述の実施の形態では、携帯端末として携帯電話を例に挙げていたが、本発明はこれに限定されず、携帯電話網を介して通信する、すなわち、パケット通信する携帯端末にはすべて適用されるものである。
【0074】
また、前述した実施の形態では、タブブラウザの例を挙げたが、本発明はこれに限定されず、複数のページ、複数の画像、複数の音楽などを1セットとして扱う通信に適用可能である。
【0075】
また、前述の実施の形態では、1つのウェブサーバからタブブラウザの情報を提供するようにしていたが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数のウェブサーバにタブブラウザのタブページ情報が分散させるようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、タブページ閲覧においてウェブサーバとの間の通信量を低減させ、通信効率を向上させることが可能な携帯端末、携帯端末のウェブ閲覧方法および携帯端末のウェブ閲覧プログラムを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるウェブサーバシステムを示す構成図である。
【図2】本実施の形態によるウェブサーバの一構成例を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態によるウェブサーバ側の主となる記憶内容を説明する図である。
【図4】本実施の形態による携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態によるタブページ情報の記憶内容を説明する図である。
【図6】本実施の形態によるタブブラウザの初期画面を説明する図である。
【図7】本実施の形態による携帯電話側の画面遷移を説明する図である。
【図8】本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャートである。
【図9】本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャートである。
【図10】本実施の形態によるウェブ閲覧処理を説明するフローチャートである。
【図11】本実施の形態によるインデックスファイル更新処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話
2 ウェブサーバ
12 通信処理部
16 CPU
17 ROM
18 RAM
18A JAVAアプリ
18B タブページ情報
19 キーパッド
20 ディスプレイ
201 通信制御部
202 制御部
203 記憶部
203A プログラム
203B ページ情報
Claims (19)
- ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する携帯端末であって、
更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報を記憶するタブページ記憶手段と、
前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された更新情報と前記タブページ記憶手段に記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する更新判定手段と、
前記更新判定手段により更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信するタブページ受信手段と、
前記タブページ記憶手段を前記タブページ受信手段により受信されたタブページ情報によって更新するタブページ更新手段と、
を備えたことを特徴とする携帯端末。 - 前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する表示制御手段をさらに有したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記携帯端末は動作を指示するキー操作手段を有しており、前記表示制御手段は前記キー操作手段の指示に応じてタブページ間を切り替えることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
- 前記更新情報は、更新日付を含むことを特徴とする請求項1、2または3に記載の携帯端末。
- 前記タブページ情報は、各タブページのトップページであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の携帯端末。
- 前記携帯端末の通信方式はパケット通信であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の携帯端末。
- 前記取得手段は、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すURLを取得し、前記タブページ受信手段は、前記URLにしたがってタブページ情報を受信することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の携帯端末。
- ウェブサーバに記憶されているタブページを閲覧する携帯端末のウェブ閲覧方法であって、
複数のタブページを閲覧する場合、前記ウェブサーバから前記複数のタブページに関する更新情報を一括して取得し、前記一括して取得した更新情報と現在メモリに記憶されている複数のタブページに関する更新情報とをタブページ毎に比較して更新有無を判断し、更新有りのタブページのみを更新処理することを特徴とする携帯端末のウェブ閲覧方法。 - 前記複数のタブページをタブブラウザによって閲覧することを特徴とする請求項8に記載の携帯端末のウェブ閲覧方法。
- ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する携帯端末のウェブ閲覧方法であって、
更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報をメモリに記憶しておき、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を取得する第1ステップと、
前記第1ステップにより取得された更新情報と前記メモリに記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する第2ステップと、
前記第2ステップにより更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信する第3ステップと、
前記メモリを前記第3ステップにより受信されたタブページ情報によって更新する第4ステップと、
を含んだことを特徴とする携帯端末のウェブ閲覧方法。 - 前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する第5ステップをさらに含んだことを特徴とする請求項10に記載の携帯端末のウェブ閲覧方法。
- 前記更新情報は、更新日付を含むことを特徴とする請求項10または11に記載の携帯端末のウェブ閲覧方法。
- 前記携帯端末の通信方式はパケット通信であることを特徴とする請求項10、11または12に記載の携帯端末のウェブ閲覧方法。
- 前記第1ステップは、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記第3ステップは、前記URLにしたがってタブページ情報を受信することを特徴とする請求項10〜13のいずれか1つに記載の携帯端末のウェブ閲覧方法。
- ウェブサーバに記憶されているタブページ情報を閲覧する処理をコンピュータに実行させる携帯端末のウェブ閲覧プログラムであって、
前記コンピュータに、
更新情報をそれぞれ含む、複数の異なるタブページ情報をメモリに記憶しておき、前記ウェブサーバから前記複数の異なるタブページ情報の更新情報を取得する第1ステップと、
前記第1ステップにより取得された更新情報と前記メモリに記憶されたタブページ情報の更新情報とをページ毎に比較してタブページ情報の更新有無を判定する第2ステップと、
前記第2ステップにより更新有が確認されたタブページ情報のみを前記ウェブサーバから受信する第3ステップと、
前記メモリを前記第3ステップにより受信されたタブページ情報によって更新する第4ステップと、
を実行させることを特徴とする携帯端末のウェブ閲覧プログラム。 - 前記複数の異なるタブページ情報に基づいてタブページを重ねてタブブラウザを表示する第5ステップをさらに含んだことを特徴とする請求項15に記載の携帯端末のウェブ閲覧プログラム。
- 前記更新情報は、更新日付を含むことを特徴とする請求項15または16に記載の携帯端末のウェブ閲覧プログラム。
- 前記携帯端末の通信方式はパケット通信であることを特徴とする請求項15、16または17に記載の携帯端末のウェブ閲覧プログラム。
- 前記第1ステップは、タブページに対応させて更新情報と共にタブページ情報の所在場所を示すてURLを取得し、前記第3ステップは、前記URLにしたがってタブページ情報を受信することを特徴とする請求項15〜18のいずれか1つに記載の携帯端末のウェブ閲覧プログラム。
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- 2003-07-31 JP JP2003204424A patent/JP2005050019A/ja active Pending
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