JP5397189B2

JP5397189B2 - 端末装置

Info

Publication number: JP5397189B2
Application number: JP2009269379A
Authority: JP
Inventors: 政喜猪亦
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2009-11-27
Filing date: 2009-11-27
Publication date: 2014-01-22
Anticipated expiration: 2029-11-27
Also published as: JP2011113324A

Description

本発明は、端末装置に関し、更に詳しくは、インターネット接続可能な端末装置に関する。

近年、携帯電話機等の端末装置には、インターネット接続時にブラウザのブックマーク機能を利用可能なものがある。ブラウザは、ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）で指定されるＷｅｂサイト等のリソースにアクセスし、このリソースを閲覧するためのソフトウェアである。

ブックマーク機能とは、ブラウザにリソースのＵＲＬを登録する機能をいう。登録されたＵＲＬは、例えば、表示装置にブックマークとして表示される。ブックマーク機能を利用可能な端末装置では、ブックマークを選択するだけで、選択されたブックマークに含まれるＵＲＬで指定されるリソースにアクセス可能となる。

ところが、Ｗｅｂサイト等のリソースのＵＲＬを一度登録しても、その後に、Ｗｅｂサイトが存在しなくなることや、サーバが変更（即ち、ＵＲＬが変更）されることがあり得る。このような場合には、ユーザは、その都度、ブックマークの更新を手動で行う必要があった。

特許文献１には、ブックマーク機能を備える画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、テーブルに登録されたＵＲＬのリンクが切れているか否か、或いはＵＲＬに変更があったか否かを判定し、リンク切れ或いは変更があったと判定すると、そのＵＲＬをテーブルから削除する。その後に、画像形成装置は、利用できなくなったＵＲＬを排除したテーブルを、通信可能に接続される他の画像形成装置に送信し、他の画像形成装置とＵＲＬを共有する。

特開２００６−３０１７４６号公報（図３０）

特許文献１に記載の技術では、テーブルに登録されたＵＲＬの更新を行う処理は、あくまで、他の画像形成装置とＵＲＬを共有するための処理に過ぎない。このため、特許文献１では、ＵＲＬの更新を行う処理を実行するために、例えばブラウザを起動する操作とは別の操作がわざわざ必要となり、ユーザにとって負担となっていた。

本発明は、ＵＲＬの削除又は変更があると、そのブックマークを自動的に削除又は変更できる端末装置を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本発明は、ＵＲＬを管理するＵＲＬ管理部と、
前記ＵＲＬ管理部で管理されるＵＲＬを参照して、該ＵＲＬで指定されるリソースにアクセスするブラウザとを備え、
前記ＵＲＬ管理部は、前記ブラウザによる前記アクセスに対するレスポンスを該ブラウザを介して取得すると、該レスポンスに含まれるステータスコードに基づいて、前記アクセスに際して前記リソースを指定するＵＲＬに関する処理を行い、ＵＲＬの削除を示すステータスコードを含むレスポンスを取得すると、前記リソースを指定するＵＲＬを削除し、ＵＲＬの変更を示すステータスコードを含むレスポンスを取得すると、前記リソースを指定するＵＲＬを該レスポンスに含まれる変更後のＵＲＬに更新し、ＵＲＬの削除及び変更の履歴を各ＵＲＬ毎に作成する端末装置を提供する。

本発明の端末装置では、ＵＲＬの削除又は変更があると、そのブックマークを自動的に削除又は変更できる。

本発明の端末装置の最小構成を示すブロック図。（ａ）及び（ｂ）は、本発明の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図。本発明の実施形態に係る端末装置の動作を示すフローチャート。（ａ）〜（ｃ）は、ＵＲＬの削除を示すステータスコードを受信した場合でのＵＲＬに関する処理を例示する図。（ａ）及び（ｂ）は、ＵＲＬの更新を示すステータスコードを受信した場合でのＵＲＬに関する処理を例示する図。

図１は、本発明の端末装置の最小構成を示すブロック図である。本発明の端末装置１は、図１に示すように、最小構成として、ＵＲＬ管理部２とブラウザ３とを備える。ＵＲＬ管理部２は、ＵＲＬ４を管理する。ブラウザ３は、ＵＲＬ管理部２で管理されるＵＲＬ４を参照して、このＵＲＬ４で指定されるリソース５にアクセスする。また、ＵＲＬ管理部２は、ブラウザ３がアクセスに対するレスポンスを受信すると、このレスポンスに含まれるステータスコードに基づいて、アクセスに際して指定したＵＲＬ４に関する処理を行う。

上記端末装置１では、ブラウザ３がＵＲＬ４で指定されるリソース５にアクセスを試み、そのアクセスに対するレスポンスを受信すると、ＵＲＬ管理部２が、このレスポンスに含まれるステータスコードに基づいて、ＵＲＬ４に関する処理を自動的に行う。つまり、ＵＲＬ管理部２が、ステータスコードの種別を判定し、この種別に応じて、ブラウザがアクセスに際して指定したＵＲＬ４の変更（削除又は更新）を自動的に行うことができる。

以下、図２〜図５を参照して、本発明の例示的な実施の形態について詳細に説明する。図２は、本発明の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。携帯電話機等に代表される端末装置１０は、インターネット接続機能を有しており、図２（ａ）に示すように、ＵＲＬ管理部２０と、ブラウザ３０と、表示装置５０とを備える。

ブラウザ３０は、ＵＲＬで指定されるリソースを閲覧するためのソフトウェアであって、ＵＲＬ管理部２０で管理されるＵＲＬ４０を参照し、インターネット６０を経由してリソースにアクセスする。ここで、ブラウザ３０は、リソースへのアクセスに際して、Ｗｅｂサーバ７０にアクセス要求、即ちＨＴＴＰ（HyperText Transfer Protocol）リクエストを送信する。なお、リソースとしては、Ｗｅｂサーバ７０により提供されるＷｅｂサイト内に存在するＨＴＭＬ（HyperText Markup Language）文書 <http://www.weblio.jp/content/%E6%96%87%E6%9B%B8>や画像等の情報が挙げられる。

また、ブラウザ３０は、リソースのＵＲＬを含む情報をブックマークとして登録する機能を有しており、登録されたブックマークが選択されると、選択されたブックマークに含まれるＵＲＬで指定されるリソースへのアクセスを開始する。つまり、この場合には、ブラウザ３０がブックマークから起動されたことになる。

Ｗｅｂサーバ７０は、通信プロトコルであるＨＴＴＰを用いて情報 <http://www.weblio.jp/content/%E6%83%85%E5%A0%B1>の送受信を行い、ブラウザ３０からＨＴＴＰリクエストを受け取ると、ＨＴＴＰリクエストに応じてレスポンスを送信する。このレスポンスには、レスポンスの内容を示すＨＴＴＰステータスコード（以下、ステータスコード）が含まれている。表示装置５０は、例えば、登録されたブックマークの一覧画面の他、ブラウザ３０が特定のステータスコードを受信したことを示す画面や、ブラウジング画面等を表示する。

ＵＲＬ管理部２０は、ブックマーク等に含まれるＵＲＬ４０を管理するものであって、図２（ｂ）に示すように、ステータスコード受信部２１と、ステータスコード判定部２２と、表示制御部２３と、ＵＲＬ変更部２４と、ＵＲＬ記憶部２５とを備える。ステータスコード受信部２１は、ブラウザ３０がアクセスに対するレスポンスをＷｅｂサーバ７０から受信すると、レスポンスに含まれるステータスコードをブラウザ３０から取得する。

ステータスコード判定部２２は、取得したステータスコードの種別を判定し、判定結果をＵＲＬ変更部２４に受け渡す。ＵＲＬ変更部２４は、この判定結果に基づいて、ブラウザ３０がアクセスに際して指定したＵＲＬに関する処理、即ち指定したＵＲＬを削除又は更新する処理を行う。

表示制御部２３は、ＵＲＬに関する処理に伴って、ＵＲＬの削除又は更新を促す画面を表示装置５０に表示させる。また、表示制御部２３は、表示装置５０を制御して、ブックマークの一覧画面やブラウジング画面を表示させる。なお、ＵＲＬ記憶部２５は、ブックマーク等に含まれるＵＲＬ４０を記憶している。

以下、図３を参照して、端末装置１０の動作について説明する。ここでは、一例として、ブックマークからブラウザ３０を起動した場合を示している。まず、ユーザの操作に伴い、表示制御部２３が表示装置５０を制御して、図４（ａ）に示すブックマーク一覧画面５１を表示させる（ステップＳ１）。ブックマーク一覧画面５１は、ブラウザ３０に登録された「本日のニュース、天気予報、芸能ニュース、乗り換えサイト」で示されるブックマークの一覧を表示している。

次に、図４（ａ）に示すブックマークの一覧から任意のブックマーク（ここでは、「本日のニュース」）が選択されると（ステップＳ２）、ブラウザ３０は、選択されたブックマークに含まれるＵＲＬで指定されるリソースにアクセスを試み、このＵＲＬを含むＨＴＴＰリクエストをＷｅｂサーバ７０に送信する（ステップＳ３）。ＨＴＴＰリクエストを受信したＷｅｂサーバ７０は、ステータスコードを含むレスポンスをブラウザ３０に送信する。

続いて、ＵＲＬ管理部２０のステータスコード受信部２１は、上記レスポンスに含まれるステータスコードを、ブラウザ３０を介して取得し、このステータスコードをステータスコード判定部２２に受け渡す（ステップＳ４）。次に、ステータスコード判定部２２は、ステータスコードの種別を判定する（ステップＳ５）。

ステップＳ５で、ステータスコードの種別が、指定されたＵＲＬが見つからないことを示すステータスコード４０４「Not Found」であれば、ステップＳ６の処理に進む。ステップＳ６では、表示制御部２３が表示装置５０を制御し、図４（ｂ）に示す削除要否画面５２を表示させる。削除要否画面５２は、ステータスコード４０４を受信した際に、指定されたＵＲＬを削除するか否かをユーザに促すための画面であって、ＵＲＬが含まれるブックマークを削除するか否かを入力させるメッセージを表示する。

次に、ＵＲＬ変更部２４は、削除要否画面５２でブックマークの削除が選択されると（ステップＳ７、Ｙ）、ブラウザ３０がアクセスに際して指定した上記ＵＲＬを削除する処理を行う（ステップＳ８）。表示制御部２３は、ステップＳ８の削除処理に伴い、表示装置５０を制御し、図４（ｃ）に示すブックマーク削除処理後のブックマーク一覧画面５３を表示させる。ブックマーク一覧画面５３は、「本日のニュース」で示されるブックマークを除く、他のブックマークのみを表示している。一方、ステップＳ７で、ブックマークの削除が非選択であれば（Ｎ）、処理を終了する。

また、ステップＳ５で、ステータスコードの種別が、指定されたＵＲＬが変更されていることを示すステータスコード３０１「Moved Permanently」であれば、ステップＳ９の処理に進む。ステップＳ９では、表示制御部２３が表示装置５０を制御し、図５（ａ）に示す更新要否画面５４を表示させる。更新要否画面５４は、ステータスコード３０１を受信した際に、指定されたＵＲＬを更新するか否かをユーザに促すための画面であって、ＵＲＬが含まれるブックマークを更新するか否かを入力させるメッセージを表示する。

次に、ＵＲＬ変更部２４は、更新要否画面５４でブックマークの更新が選択されると（ステップＳ１０、Ｙ）、ブラウザ３０がアクセスに際して指定した上記ＵＲＬを更新する処理を行う（ステップＳ１１）。一方、ステップＳ１０で、ブックマークの更新が非選択であれば（Ｎ）、処理を終了する。

ここで、ステップＳ１１の更新処理後には、自動的に上記ステップＳ３の処理に戻る。ステップＳ３では、ブラウザ３０が、更新後のＵＲＬを含むＨＴＴＰリクエストをＷｅｂサーバ７０に送信し、上記ステップＳ４以降の処理を実行する。但し、ステップＳ１１の更新処理を経たことで、上記ステップＳ５で判定されるステータスコードの種別は、ステータスコード３０１，４０４以外となり、その場合には、ブラウザ３０による通常処理が行われる（ステップＳ１２）。

ステップＳ１２のブラウザ３０による通常処理に伴い、表示制御部２３は、表示装置５０を制御し、図５（ｂ）に示すブラウジング画面５５を表示させる。このブラウジング画面５５は、更新されたＵＲＬで指定されるブックマーク「本日のニュース」の情報を表示する。

本実施形態では、ブックマークからブラウザ３０を起動する一連の操作中に、ＨＴＴＰリクエストに対するレスポンスに含まれるステータスコードの種別に応じて、ブックマークを自動的に削除又は更新できる。このため、ＵＲＬが削除又は更新されたブックマークを手動で削除又は更新する操作等、ブラウザ３０を起動する操作とは別の操作が不要となり、操作性を改善できる。

上記実施形態では、ＵＲＬ管理部２０がブックマークに含まれるＵＲＬ４０を管理し、このＵＲＬ４０に対して削除処理又は更新処理を行う場合を例示したが、これに限定されない。一例として、ＵＲＬ管理部２０は、ブックマークに限らず、アクセス履歴や、ファイルに埋め込まれたリンクのＵＲＬを管理してもよい。即ち、アクセス履歴からブラウザ３０を起動した際に、アクセス履歴に含まれるＵＲＬが、ブックマークに含まれるＵＲＬと一致した場合に、このＵＲＬに対して削除処理又は更新処理を実行してもよい。さらに、外部から取得したファイルに埋め込まれたリンクからブラウザ３０を起動した際に、リンクで指定されたＵＲＬが、ブックマークに含まれるＵＲＬと一致した場合に、このＵＲＬに対して削除処理又は更新処理を実行してもよい。

上記実施形態では、削除処理又は更新処理に先立って、ユーザにその要否を判定させる処理を行っていたが、これに限らず、ユーザによる入力を待つことなく、削除処理又は更新処理を行ってもよい。また、削除処理又は更新処理についての履歴を残すようにしてもよい。

上記実施形態では、端末装置として携帯電話機等の携帯端末装置を例示したが、これに限らず、ブラウザのブックマーク機能を利用可能な適宜の電子機器に本実施形態を適用しても構わない。

以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の端末装置は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。

１，１０：端末装置
２，２０：ＵＲＬ管理部
３，３０：ブラウザ
４，４０：ＵＲＬ
５：リソース
５０：表示装置
６０：インターネット
７０：Ｗｅｂサーバ
２１：ステータスコード受信部
２２：ステータスコード判定部
２３：表示制御部
２４：ＵＲＬ変更部
２５：ＵＲＬ記憶部
５１：ブックマーク一覧画面
５２：削除要否画面
５３：削除処理後のブックマーク一覧画面
５４：更新要否画面
５５：ブラウジング画面

Claims

ＵＲＬを管理するＵＲＬ管理部と、
前記ＵＲＬ管理部で管理されるＵＲＬを参照して、該ＵＲＬで指定されるリソースにアクセスするブラウザとを備え、
前記ＵＲＬ管理部は、前記ブラウザによる前記アクセスに対するレスポンスを該ブラウザを介して取得すると、該レスポンスに含まれるステータスコードに基づいて、前記アクセスに際して前記リソースを指定するＵＲＬに関する処理を行い、ＵＲＬの削除を示すステータスコードを含むレスポンスを取得すると、前記リソースを指定するＵＲＬを削除し、ＵＲＬの変更を示すステータスコードを含むレスポンスを取得すると、前記リソースを指定するＵＲＬを該レスポンスに含まれる変更後のＵＲＬに更新し、ＵＲＬの削除及び変更の履歴を各ＵＲＬ毎に作成する端末装置。
前記ＵＲＬ管理部が管理するＵＲＬは、ブックマークとして登録されたＵＲＬと、アクセス履歴に含まれるＵＲＬ又は／及びファイルに埋め込まれたリンクのＵＲＬと、を含み、
前記ブラウザは、前記ＵＲＬ管理部が管理するＵＲＬを参照し、参照したＵＲＬで指定されるリソースにアクセスし、
前記ＵＲＬ管理部は、前記ブラウザによる前記アクセスに対するレスポンスを該ブラウザを介して取得すると、前記ブックマークとして登録されたＵＲＬの中に前記アクセスに際して前記リソースを指定するＵＲＬと一致するＵＲＬが有るか否かを判別し、有ると判別したときに、取得したレスポンスに含まれるステータスコードに基づいて前記一致するＵＲＬに対して処理を行う、請求項１に記載の端末装置。
前記ＵＲＬ管理部は、前記削除に先立って、前記アクセスに際して前記リソースを指定するＵＲＬを削除するか否かを入力するための画面を表示装置に表示する、請求項１又は２に記載の端末装置。
前記ＵＲＬ管理部は、前記更新に先立って、前記アクセスに際して前記リソースを指定するＵＲＬを更新するか否かを入力するための画面を表示装置に表示する、請求項１又は２に記載の端末装置。