JP2001195422A

JP2001195422A - ブックマーク情報管理による趣味嗜好調査方法

Info

Publication number: JP2001195422A
Application number: JP2000007306A
Authority: JP
Inventors: Tatsuro Kawaomo; 達郎河面
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-01-17
Filing date: 2000-01-17
Publication date: 2001-07-19

Abstract

(57)【要約】【課題】インターネットやイントラネットやＬＡＮ等の
コンピュータネットワーク環境を用いてユーザの趣味や
趣味嗜好を計測する方法を提供する。【解決手段】ブックマークがユーザの趣味嗜好の現れで
ある点を利用し、インターネット等のコンピューターネ
ットワーク上で利用可能なブックマーク管理サービスを
ユーザに提供し、ブックマークの利用状況から各ユーザ
の趣味・趣味嗜好の分析や、広告等の通知情報の到達度
測定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータネット
ワーク環境におけるブックマーク管理による、ユーザの
趣味嗜好把握及び、通知情報の到達度に関する。

【０００２】

【従来の技術】Ｗｅｂブラウザ等で用いられているブッ
クマークは、ユーザが、興味のあるものや、気に留めて
おきたい、或いはアクセス頻度の高いウェッブページや
データのロケーション情報を記録したリストである。こ
のロケーション情報は一般的にＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ
ＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ）と呼ばれる。ユー
ザは、ネットサーフィンや雑誌等で見つけたＵＲＬのう
ち気に入った物や役立つと思われるものを自分のブック
マークとして登録する。すなわち、ブックマークはユー
ザの趣味・趣味嗜好や必要性等を反映した情報であり、
仮に事業者等が広告マーケティングを行う場合、ターゲ
ッティングの情報として非常に有用な情報となる。たと
えば、車に関するＵＲＬを多く記録し、そうしたウェッ
ブページに頻繁にアクセスしているユーザーに対して、
新車発表の案内を広告することは、車関係のＵＲＬをブ
ックマークにまったく記録していない人に対して広告す
るよりもはるかに有効である。しかし、このブックマー
クは通常ユーザの使用するクライアントコンピューター
上で管理されており、広告者や他者がこの情報を知る手
段はこれまでなかった。また、ある広告により、ユーザ
がその商品を示すＵＲＬを自己のブックマークに登録し
たとすると、これは、ユーザがその広告内容に対して非
常に興味を持ったことを示すものであり、ユーザにとっ
てその広告或いは商品のアピールの度合いが大きかった
ことが解る。この「ユーザがブックマークとして登録」
という行為、すなわち「ユーザが非常に興味を持ってい
る」或いは「広告・商品がユーザに対するアピール度が
強かった」という情報を広告者が知る手段はこれまでに
なかった。本明細書では、この”通知した情報のユーザ
に対するアピールの度合い”を「通知情報の到達度」と
呼ぶことにする。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、ユーザが利
用するブックマーク及びブックマークへの操作情報を集
積することでユーザの趣味嗜好や関心度の把握を可能に
する方法と、ブックマーク及びブックマーク操作履歴を
ユーザの趣味嗜好とその変遷の把握するための情報とし
て利用する方法と、広告等の情報をユーザに通知した後
のユーザのブックマークへの操作状況を元に通知情報の
到達度を計測する方法、を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】インターネット、イント
ラネット、ＬＡＮ等のコンピュータネットワークを利用
してブックマーク管理サーバー装置によりブックマーク
管理サービスをネットワーク利用者（ユーザ）に提供す
ることで、各ユーザのブックマークや関連する情報を集
積し、ユーザの趣味嗜好情報として利用する。

【０００５】本発明はコンピュータネットワーク及び、
これに接続されたブックマーク管理サーバー装置、同じ
くコンピュータネットワークに接続されたユーザの利用
する端末装置からなり、ユーザは端末装置の入力装置を
使いブックマーク管理サーバーへの処理依頼を入力し、
処理依頼はコンピュータネットワークを介してブックマ
ーク管理サーバー装置に送信され、ブックマーク管理サ
ーバー装置は依頼された処理を実行後、処理結果を端末
装置に送信し、端末装置は処理結果を端末装置に接続さ
れた表示装置に表示する。この処理の過程で、ブックマ
ーク管理サーバーは各種のブックマークに関する情報を
集積する。集積する情報の内容によってブックマーク管
理サーバー装置は以下に説明する機能及び構成をもつ。

【０００６】ブックマーク管理サーバー装置が、ユーザ
のブックマーク情報を集積するためには、ブックマーク
管理サーバ装置には次の構成及び処理が必要であり、こ
れを図２をつかって説明を行なう。尚この構成を構成Ａ
と呼ぶこととする。ブックマーク管理サーバー装置は、
端末装置からの処理要求に対して処理を行なうサービス
処理部、ユーザ毎のブックマークを管理するブックマー
ク情報リスト、からなる。サービス処理部は、ユーザが
操作する端末装置からネットワークを通してブックマー
ク管理サーバー装置に送信されてくる処理依頼に従っ
て、ブックマーク情報の閲覧・追加・変更・削除を含む
操作を行ない、その処理結果を端末装置に送信する。ブ
ックマーク情報リストは、ユーザ毎のブックマークをＵ
ＲＬ・ＵＲＬタイトルを項目として含むリストとして管
理する。サービス処理部が端末装置からブックマーク閲
覧の処理要求を受信した場合、サービス処理部はブック
マーク情報リストの該当ユーザのブックマークを読み出
し、端末装置に送信する。サービス処理部が端末装置か
らブックマーク追加の処理要求を受信した場合、サービ
ス処理部はブックマーク情報リストから該当ユーザのブ
ックマークに対して、ＵＲＬ及びＵＲＬタイトルの追加
書き込みを行ない、処理結果を端末装置に送信する。処
理結果には、追加処理成功の可否を送信する方法も考え
うるし、追加処理完了後のブックマークを送信する方法
も容易に考えうる。サービス処理部が端末装置からブッ
クマーク削除の処理要求を受信した場合、サービス処理
部はブックマーク情報リストから該当ユーザのブックマ
ークに対して、要求されたＵＲＬ及びＵＲＬタイトルの
削除を行ない、処理結果を端末装置に送信する。処理結
果には、削除処理成功の可否を送信する方法も考えうる
し、削除処理完了後のブックマークを送信する方法も容
易に考えうる。サービス処理部が端末装置からブックマ
ーク変更の処理要求を受信した場合、サービス処理部は
ブックマーク情報リストの該当ユーザのブックマークに
対して、変更要求のあったＵＲＬ及びＵＲＬタイトルを
新しいＵＲＬ及びＵＲＬタイトルに変更書き込みを行な
い、処理結果を端末装置に送信する。処理結果には、変
更処理成功の可否を送信する方法も考えうるし、変更処
理完了後のブックマークを送信する方法も容易に考えう
る。

【０００７】ブックマーク管理サーバー装置が、上記の
構成Ａを使って集積するブックマーク情報に加えてユー
ザのブックマーク編集履歴情報を集積するためには、次
の構成及び処理が必要であり、これを図３を使って説明
を行なう。尚この構成を構成Ｂと呼ぶこととする。ブッ
クマーク管理サーバー装置は、端末装置からの処理要求
に対して処理を行なうサービス処理部、ユーザ毎のブッ
クマークを管理するブックマーク情報リスト、ブックマ
ークの編集履歴を収集管理する編集履歴リストからな
る。サービス処理部では、ユーザが操作する端末装置か
らネットワークを通してブックマーク管理サーバー装置
に送信されてくる処理依頼に従って、ブックマーク情報
の閲覧・追加・変更・削除を含む操作を行ない、その処
理結果を端末装置に送信する。ブックマーク情報リスト
は、ユーザ毎のブックマークをＵＲＬ・ＵＲＬタイトル
を項目として含むリストとして管理する。編集履歴リス
トは、ユーザ毎のブックマークに関する処理履歴を処理
日時・処理種類・処理パラメータを項目として含むリス
トとして管理する。処理種類は、ブックマークの閲覧な
のか・追加なのか・削除なのか・変更なのか、を表す情
報である。処理パラメータの内容は処理種類の内容によ
って異なる。処理種類が追加を示す場合、処理パラメー
タは追加したＵＲＬ及びＵＲＬタイトルであり、削除を
示す場合は、削除したＵＲＬであり、変更を示す場合
は、変更元のＵＲＬ及びＵＲＬタイトル、変更後のＵＲ
Ｌ及びＵＲＬタイトルを情報として含む。サービス処理
部が端末装置からブックマーク閲覧の処理要求を受信し
た場合、サービス処理部はブックマーク情報リストの該
当ユーザのブックマークを読み出し、端末装置に送信す
るとともに、編集履歴リストの該当ユーザのブックマー
ク編集履歴に処理日時及び編集種類を”閲覧”として追
加書き込みを行なう。サービス処理部が端末装置からブ
ックマーク追加の処理要求を受信した場合、サービス処
理部はブックマーク情報リストから該当ユーザのブック
マークに対して、ＵＲＬ及びＵＲＬタイトルの追加書き
込みを行なうとともに、編集履歴リストの該当ユーザの
ブックマーク編集履歴に処理日時、編集種類を”追
加”、編集パラメタを追加したＵＲＬ及びＵＲＬタイト
ルとして追加書き込みを行ない、処理結果を端末装置に
送信する。処理結果には、追加処理成功の可否を送信す
る方法も考えうるし、追加処理完了後のブックマークを
送信する方法も容易に考えうる。サービス処理部が端末
装置からブックマーク削除の処理要求を受信した場合、
サービス処理部はブックマーク情報リストから該当ユー
ザのブックマークに対して、要求されたＵＲＬ及びＵＲ
Ｌタイトルの削除を行なうとともに、編集履歴リストの
該当ユーザのブックマーク編集履歴に処理日時、編集種
類を”削除”、編集パラメタを削除したＵＲＬ及びＵＲ
Ｌタイトルとして追加書き込みを行ない、処理結果を端
末装置に送信する。処理結果には、削除処理成功の可否
を送信する方法も考えうるし、削除処理完了後のブック
マークを送信する方法も容易に考えうる。サービス処理
部が端末装置からブックマーク変更の処理要求を受信し
た場合、サービス処理部はブックマーク情報リストの該
当ユーザのブックマークに対して、変更要求のあったＵ
ＲＬ及びＵＲＬタイトルを新しいＵＲＬ及びＵＲＬタイ
トルに変更書き込みするとともに、編集履歴リストの該
当ユーザのブックマーク編集履歴に処理日時、編集種類
を”変更”、編集パラメタを変更前ＵＲＬ及び変更前Ｕ
ＲＬタイトル及び変更後ＵＲＬ及び変更後ＵＲＬタイト
ルとして追加書き込みを行ない、処理結果を端末装置に
送信する。処理結果には、変更処理成功の可否を送信す
る方法も考えうるし、変更処理完了後のブックマークを
送信する方法も容易に考えうる。

【０００８】ブックマーク管理サーバー装置が、上記の
構成Ａにて集積するブックマーク情報に加えて、ユーザ
がブックマークのＵＲＬが指し示すデータへアクセスし
た履歴情報を集積するためには、次の構成及び処理が必
要であり、これを図４をつかって説明を行なう。尚この
構成を構成Ｃと呼ぶこととする。ブックマーク管理サー
バー装置は、端末装置からの処理要求に対して処理を行
なうサービス処理部、ユーザ毎のブックマークを管理す
るブックマーク情報リスト、ブックマークのＵＲＬへの
アクセス履歴を収集管理するアクセス履歴リストからな
る。サービス処理部では、ユーザが操作する端末装置か
らネットワークを通して送信されてくる処理依頼に従っ
て、ブックマーク情報の閲覧・追加・変更・削除・ＵＲ
Ｌの示すデータへのアクセスを含む操作を行ない、その
処理結果を端末装置に送信する。ブックマーク情報リス
トは、ユーザ毎のブックマークをＵＲＬ・ＵＲＬタイト
ルを項目として含むリストとして管理する。アクセス履
歴リストは、ユーザ毎のブックマークのＵＲＬに関する
アクセス日時・アクセスＵＲＬを項目として含むリスト
として管理する。サービス処理部が端末装置からブック
マーク閲覧の処理要求を受信した場合、サービス処理部
はブックマーク情報リストから該当ユーザのブックマー
クを読み出し、端末装置に送信する。サービス処理部が
端末装置からブックマーク追加の処理要求を受信した場
合、サービス処理部はブックマーク情報リストの該当ユ
ーザのブックマークに対して、ＵＲＬ及びＵＲＬタイト
ルの追加書き込みを行ない、処理結果を端末装置に送信
する。処理結果には、追加処理成功の可否を送信する方
法も考えうるし、追加処理完了後のブックマークを送信
する方法も容易に考えうる。サービス処理部が端末装置
からブックマーク削除の処理要求を受信した場合、サー
ビス処理部はブックマーク情報リストから該当ユーザの
ブックマークに対して、要求されたＵＲＬ及びＵＲＬタ
イトルの削除を行ない、処理結果を端末装置に送信す
る。処理結果には、削除処理成功の可否を送信する方法
も考えうるし、削除処理完了後のブックマークを送信す
る方法も容易に考えうる。サービス処理部が端末装置か
らブックマーク変更の処理要求を受信した場合、サービ
ス処理部はブックマーク情報リストの該当ユーザのブッ
クマークに対して、変更要求のあったＵＲＬ及びＵＲＬ
タイトルを新しいＵＲＬ及びＵＲＬタイトルに変更書き
込みを行ない、処理結果を端末装置に送信する。処理結
果には、変更処理成功の可否を送信する方法も考えうる
し、変更処理完了後のブックマークを送信する方法も容
易に考えうる。サービス処理部が端末装置からＵＲＬの
示すデータへのアクセス要求を受信した場合、端末装置
に対して該当ＵＲＬ或いは該当ＵＲＬが示すデータを送
信するとともに、アクセス履歴リストの該当ユーザのＵ
ＲＬアクセス履歴にアクセス日時及びアクセスＵＲＬの
追加書き込みを行なう。尚、ＵＲＬアクセスの情報をブ
ックマーク管理サーバー装置で集積する方法について
は、このように、一旦ＵＲＬへのアクセス要求をブック
マーク管理サーバー装置に送信する方法以外に、端末装
置側でＵＲＬへのアクセスを行ないブックマーク管理サ
ーバー装置へはアクセスを行なった旨の通知だけを行な
うという方法もある。この場合、サービス処理部は、ア
クセス履歴リストの該当ユーザのＵＲＬアクセス履歴に
先の方法と同様の書き込みは行なうが、ＵＲＬが示すデ
ータを端末装置に送信する必要はない。

【０００９】ブックマーク管理サーバー装置が、上記の
構成Ａにて集積するブックマーク情報に加えてユーザへ
情報の通知及び通知した情報に対するユーザの反応につ
いての情報を集積するためには、次の構成及び処理が必
要であり、これを図５をつかって説明を行なう。尚この
構成を構成Ｄと呼ぶこととする。ブックマーク管理サー
バー装置は、端末装置からの処理要求に対して処理を行
なうサービス処理部、ユーザ毎のブックマークを管理す
るブックマーク情報リスト、ユーザへの通知情報を管理
する通知情報リストからなる。サービス処理部では、ユ
ーザが操作する端末装置からネットワークを通して送信
されてくる処理依頼に従って、ブックマーク情報の閲覧
・追加・変更・削除・通知情報ＵＲＬのブックマーク追
加を含む操作を行ない、その処理結果を端末装置に送信
する。ブックマーク情報リストは、ユーザ毎のブックマ
ークをＵＲＬ・ＵＲＬタイトルを項目として含むリスト
として管理する。通知情報リストは、ユーザ毎に、通知
情報（ユーザへ通知する情報で、絵・文字・音声・ＵＲ
Ｌ等を含むデータ或いはそのポインタ）・通知後行動
（情報通知後のユーザの情報に対する行動）を項目とし
て含むリストとして記録管理する。サービス処理部が端
末装置からブックマーク閲覧の処理要求を受信した場
合、サービス処理部はブックマーク情報リストから該当
ユーザのブックマークを読み出し、通知情報リストから
該当ユーザへ通知すべき情報が格納されているか否かを
検索し、通知すべき情報があった場合は、端末装置への
送信情報に追加し送信する。サービス処理部が端末装置
からブックマーク追加の処理要求を受信した場合、サー
ビス処理部はブックマーク情報リストから該当ユーザの
ブックマークに対して、ＵＲＬ及びＵＲＬタイトルの追
加書き込みを行ない、処理結果を端末装置に送信する。
処理結果には、追加処理成功の可否を送信する方法も考
えうるし、追加処理完了後のブックマークを送信する方
法も容易に考えうる。サービス処理部が端末装置から通
知情報ＵＲＬのブックマーク追加の処理要求を受信した
場合、サービス処理部はブックマーク情報リストの該当
ユーザのブックマークに対して、ＵＲＬ及びＵＲＬタイ
トルの追加書き込みを行なうとともに、通知情報リスト
の該当ユーザ・該当通知情報の「通知後行動」欄に、ブ
ックマークへ登録を行なったことを示すフラグを設定
し、処理結果を端末装置に送信する。処理結果には、追
加処理成功の可否を送信する方法も考えうるし、追加処
理完了後のブックマークを送信する方法も容易に考えう
る。サービス処理部が端末装置からブックマーク削除の
処理要求を受信した場合、サービス処理部はブックマー
ク情報リストから該当ユーザのブックマークに対して、
要求されたＵＲＬ及びＵＲＬタイトルの削除を行ない、
処理結果を端末装置に送信する。処理結果には、削除処
理成功の可否を送信する方法も考えうるし、削除処理完
了後のブックマークを送信する方法も容易に考えうる。
サービス処理部が端末装置からブックマーク変更の処理
要求を受信した場合、サービス処理部はブックマーク情
報リストから該当ユーザのブックマークに対して、変更
要求のあったＵＲＬ及びＵＲＬタイトルを新しいＵＲＬ
及びＵＲＬタイトルに変更書き込みを行ない、処理結果
を端末装置に送信する。処理結果には、変更処理成功の
可否を送信する方法も考えうるし、変更処理完了後のブ
ックマークを送信する方法も容易に考えうる。

【００１０】これまでに説明をおこなった構成Ｃ〜Ｄ
は、構成Ａへの機能付加という形であるが、これらの付
加機能を各々単独ではなく、各構成における付加機能を
一個にまとめて一つの構成とすることは容易である。す
なわち、ブックマークの集積、ブックマークの変更履歴
の集積、ブックマークのＵＲＬへのアクセス状況履歴の
集積、ユーザに行なった情報通知に対するユーザの反応
結果の集積といった機能を個々のシステムとして実現し
た場合であっても、すべて或いは一部のみを同一システ
ムで実現した場合であっても、これらの構成の変更は先
に延べた構成Ａ〜Ｄから容易に実行できるものであり、
本発明の保護の範疇となるものである。

【００１１】端末装置は、ブックマークの利用者（ユー
ザ）が直接操作を行なうコンピュータ端末であり、ユー
ザの指示によりブックマーク管理サーバー装置への処理
依頼及び処理結果の送受信と表示を行なう。端末装置
は、パーソナルコンピュータなどに限られるものではな
く、ブックマーク管理サーバ装置へアクセスを行ない、
そのサービスを受けることができる全ての端末を含む。
例えば、近年市場が広がっている携帯電話端末における
ｉモードサービスをサポートした機器も端末装置の範囲
に含まれる。ユーザは端末の入力装置を使い、必要に応
じて自ブックマークの閲覧・追加・変更・削除・通知情
報ＵＲＬのブックマーク追加・ＵＲＬアクセスをブック
マーク管理装置に要求する。閲覧においては、閲覧の処
理要求を行なう。追加においては、追加するＵＲＬ及び
追加するＵＲＬのタイトルを含む情報を追加の処理要求
と共に送信する。通知情報ＵＲＬのブックマーク追加に
おていは、追加するＵＲＬ・ＵＲＬタイトル・通知情報
識別子を含む情報を通知情報ＵＲＬのブックマーク追加
処理要求と共に送信する。削除においては、削除するＵ
ＲＬ又はブックマーク上の位置を含む情報を削除の処理
要求と共に送信する。変更においては、変更するＵＲＬ
又はブックマーク上の位置及び新しいＵＲＬ及び新しい
ＵＲＬタイトルを含む情報を変更の処理要求と共に送信
する。ＵＲＬアクセスにおいては、ユーザが入力装置を
つかって指示したＵＲＬ含む情報をＵＲＬアクセスの処
理要求と共に送信する。尚、ＵＲＬアクセスについて
は、一旦ＵＲＬへのアクセス要求をブックマーク管理サ
ーバー装置に送信する方法以外に、端末装置側でＵＲＬ
へのアクセスを行ないブックマーク管理サーバー装置へ
はアクセスを行なった旨の通知だけを行なうという方法
も容易に考えうる。

【００１２】上記で説明した構成及び処理により、蓄積
されるブックマーク及び関連情報は以下に示す方法によ
って、ユーザの趣味嗜好把握やその変遷、ユーザへの通
知情報の到達度測定に利用可能である。キーワードに対
するユーザの趣味嗜好・関心度を次の方法によって測定
する。ブックマーク情報リストにあるユーザ毎のブック
ーマークに含まれた各ＵＲＬについて、ＵＲＬが示すホ
ームページの中に調査対象のキーワードやその関連語が
含まれている数をカウントする。これがＵＲＬとキーワ
ードとの関連度合いを示す数値となる。このＵＲＬ毎の
関連度合いをブックマーク全体で合計した数値は、特定
のキーワードについてユーザの関心度を表す目安とな
る。また、ＵＲＬ自体へのアクセス頻度を上記の関連度
合いを示す数値に重み付けした後にブックマーク全体で
合計した数値であれば、より実質的な関心度合いを示す
目安となる。アクセス頻度は時間間隔の関数でもあるた
め、時点時点でのユーザの関心度合いを測る。また、ユ
ーザへの情報通知効果の度合い（通知情報の到達度）を
次の方法によって測定する。調査対象の通知情報につい
て、情報を通知後、通知情報リストにある該当ユーザの
該当通知情報の「通知後行動」欄にフラグが設定されて
いるかによって、ユーザが通知情報のＵＲＬをブックマ
ークに登録したか否かが判断できる。フラグが設定され
ているならば、ユーザは通知された情報を見た後、ＵＲ
Ｌを登録したわけであるから、高い関心度を示したこと
がわかる。また、登録したとすればその後ユーザがどの
程度の頻度で登録したＵＲＬへのアクセスを行なったの
かを、アクセス履歴リストを見ることで計測でき、通知
情報の到達度合いの目安となる。すなわち、ＵＲＬを登
録し、さらにそのＵＲＬに頻繁にアクセスしている人ほ
ど、通知情報がより強く到達していることを示す。

【００１３】先にも延べた通り、ブックマーク管理サー
バー装置の各リスト及び処理部の機能については、必要
に応じて実現構成に含めることも含めないこともでき
る。すなわち、ブックマークの編集履歴をユーザの趣味
嗜好調査や情報到達度調査に用いない場合は編集履歴リ
ストを実装に含める必要はなく、ブックマークのＵＲＬ
アクセス状況を利用しない場合はアクセス履歴リストを
実装する必要はなく、ユーザへの通知情報に関するユー
ザへの情報到達度の調査を行なわない場合には通知情報
リストを実装する必要がない。このような、の一部又は
全部を含まない実施方法であっても、本発明の原理と特
徴である「ブックマーク情報及び必要な関連情報の集積
を行ない、ユーザの趣味嗜好把握又は情報到達度把握に
利用する」という点に従う実施構成であれば、これらの
構成の全てを網羅しない実現手段であっても本発明の保
護範囲とする。すなわち、請求項に示された各項目につ
いて、これを実現するために、本解決手段が示す内容の
うち必要最小限の構成を実施したものであっても、本発
明の保護範囲とするものである。又、本解決手段におけ
るブックマーク管理サーバー装置は、装置一個としてそ
の内部に各処理パートを有するものとして記述している
が、これはあくまでも動作原理を示すためであり、各部
が異なる装置上で動作しそれらが接続されて相互に連携
を取りながら動作する形態を考案することは、本分野に
おける通常の技術を有する者にとって非常に容易なこと
であり、このような好適な変更を行なった構成であって
も、本発明の保護範囲に含まれるものである。又、リス
トなどの記憶領域は、メモリ・ハードディスク・フロッ
ピーディスク等一般のコンピュータ処理において情報の
保存に利用されるものの全てを含む何れでもよい。又、
コンピュータネットワークは、無線・有線を問うもので
はない。又、ユーザの識別はベーシック認証やパスワー
ド等、ＨＴＭＬやウェブサーバーでは常識的に利用され
ている方法が適用可能である。

【００１４】

【発明の実施例】本実施例は、本発明を実施・使用する
ことができることを示すために開示されたものであり、
特許出願およびその要件に関連した形式で提供されるも
のである。したがって本発明が実施例のみに限られるこ
とを示すものではなく、本発明の一般原理を表現するも
のである。本実施例に対する様々な好適な変更は極めて
容易なことであり、本発明は他の実施形態に対しても適
用される。すなわち、本発明は明細書中に記載されてい
る原則及び特徴を逸脱しないもっとも広い範囲をその保
護範囲とする。

【００１５】本発明の実施例について、図を用いて説明
を行なう。図６はブックマーク及び関連情報集積におけ
る実施例である。本構成は、解決手段で列挙した、ブッ
クマークの集積、ブックマークの変更履歴の集積、ブッ
クマークのＵＲＬへのアクセス状況履歴の集積、ユーザ
に行なった情報通知に対するユーザの反応結果の集積全
てを実行する例としている。コンピュータネットワーク
に接続された、ユーザのブックマークを管理するブック
マーク管理サーバー装置、ユーザが利用する端末装置か
ら構成され、ユーザは端末装置を操作しブックマーク管
理サーバにアクセスすることでブックマークを利用す
る。ブックマーク管理サーバー装置は、端末装置からの
処理要求に対して処理を行なうサービス処理部、ユーザ
毎のブックマークを管理するブックマーク情報リスト、
ユーザ毎のブックマークの編集履歴を管理する編集履歴
リスト、ユーザ毎のブックマークのＵＲＬへのアクセス
履歴を収集管理するアクセス履歴リストユーザ毎のユーザへの通知情報を管理する通知情報リス
ト、から構成される。サービス処理部では、ユーザが操
作する端末装置からネットワークを通して送信されてく
る処理依頼に従って、ブックマーク情報の閲覧・追加・
変更・削除・ＵＲＬの示すデータへのアクセス等の操作
を行ない、その処理結果を端末装置に送信する。ブック
マーク情報リストは、ユーザ毎のブックマークをＵＲＬ
・ＵＲＬタイトルを項目として含むリストとして管理す
る。編集履歴リストは、ユーザ毎のブックマークに関す
る処理履歴を処理日時・処理種類・処理パラメータを項
目として含むリストとして管理する。処理種類は、ブッ
クマークの閲覧なのか・追加なのか・削除なのか・変更
なのか、を表す情報である。処理パラメータは処理種類
の内容によって異なる。処理種類が追加を示す場合、処
理パラメータは追加したＵＲＬ及びＵＲＬタイトルであ
り、削除を示す場合は、削除したＵＲＬであり、変更を
示す場合は、変更元のＵＲＬ及びＵＲＬタイトル、変更
後のＵＲＬ及びＵＲＬタイトルを情報として含む。アク
セス履歴リストは、ユーザ毎のブックマークのＵＲＬに
関するアクセス日時・アクセスＵＲＬを項目として含む
リストとして管理する。通知情報リストは、ユーザ毎
に、通知情報（ユーザへ通知する情報で、絵・文字・音
声・ＵＲＬ等を含むデータ或いはそのポインタ）・通知
後行動（情報通知後のユーザの情報に対する行動）を項
目として含むリストとして記録管理する。ブックマーク
の利用者（ユーザ）が使用する端末装置は、ユーザの指
示によりブックマーク管理サーバー装置への処理依頼及
び処理結果の送受信と表示を行なう。ユーザは端末装置
を使い、必要に応じて自ブックマークの閲覧・追加・変
更・削除・通知情報ＵＲＬのブックマーク追加・ＵＲＬ
アクセスをブックマーク管理装置に要求する。

【００１６】図７は、ブックマークの閲覧処理のブロッ
ク図である。ユーザはネットワークに接続されたコンピ
ュータ端末を使ってブックマーク管理サーバー装置に対
し、自己のブックマーク閲覧を要求する。ブックマーク
管理サーバー装置では、サービス処理部が要求を受け取
り、ユーザ認証を行ない、ブックマーク情報リストから
該当ユーザのブックマークを読み出し、送信情報として
用意する。また、サービス処理部は、編集履歴リストの
該当ユーザのブックマーク編集履歴に処理日時及び編集
種類を閲覧として追加書き込みを行なう。また、サービ
ス処理部は、通知情報リストから該当ユーザへ通知すべ
き情報が格納されているかどうかを検索し、通知すべき
情報があった場合は、先に用意した送信情報に通知情報
も付加し、端末装置へ送信する。端末装置は送られてき
たブックマーク及び付加情報を画面に表示する。図８
は、ユーザー側における、ブックマークの閲覧例であ
る。ブックマーク管理サーバー装置よりＨＴＭＬ文書で
送信されたものをＷｅｂブラウザで表示するという形態
を例としている。無論ＨＴＭＬに限るものではなく、Ｊ
ＡＶＡアプレットによる実現や、専用の通信アプリケー
ションによっても実現可能であり、これらは本発明の容
易な変更に相当する。図８のａは、ブックマークを階層
状に表示したものである。ユーザは表示されたブックマ
ークのリストから希望するＵＲＬタイトルを指定しＵＲ
Ｌへのアクセスを行う。ＵＲＬタイトルを指定すると、
ブックマーク管理サーバー装置に対してＵＲＬアクセス
の要求が送信される。ＵＲＬアクセス要求の処理例につ
いては後述する。図８のｂはユーザへの通知情報（新車
発売の広告例）がある場合の表示例である。ブックマー
クへの追加を行なうハイパーリンクが設定してある。図
のように付加情報にＵＲＬが含まれている場合、ユーザ
は、情報に興味があれば、ＵＲＬをブックマークに登録
することができる。図８−ｂの例では「ブックマークに
追加」を選択することで、ブックマーク管理サーバー装
置に通知情報ＵＲＬのブックマーク追加の処理依頼が送
信される。

【００１７】図９は、ブックマークの通知情報によるＵ
ＲＬ追加処理のブロック図である。ユーザはネットワー
クに接続されたコンピュータ端末を使ってブックマーク
管理サーバー装置に対し、追加するＵＲＬ及びＵＲＬタ
イトル及び通知情報の識別子を処理パラメタとして含め
通知情報のＵＲＬ追加の処理要求を行なう。ブックマー
ク管理サーバー装置では、サービス処理部が端末装置か
ら、通知情報によるＵＲＬのブックマーク追加の処理要
求を受信した場合、サービス処理部はブックマーク情報
リストから該当ユーザのブックマークに対して、ＵＲＬ
及びＵＲＬタイトルの追加書き込みを行なう。また、サ
ービス処理部は、編集履歴リストの該当ユーザのブック
マーク編集履歴に処理日時、編集種類を追加、編集パラ
メタを追加したＵＲＬ及びＵＲＬタイトルとして追加書
き込みを行なう。また、サービス処理部は、通知情報リ
ストの該当ユーザ・該当通知情報の「通知後行動」欄
に、ユーザが通知情報をブックマークへ登録を行なった
ことを示すフラグを設定する。

【００１８】図１０は、ブックマークの追加処理のブロ
ック図である。ユーザはネットワークに接続されたコン
ピュータ端末を使ってブックマーク管理サーバー装置に
対し、追加するＵＲＬ及び追加するＵＲＬのタイトルを
処理パラメタとして含め追加の処理要求を行なう。ブッ
クマーク管理サーバー装置では、サービス処理部が端末
装置からブックマーク追加の処理要求を受信した場合、
サービス処理部はブックマーク情報リストから該当ユー
ザのブックマークに対して、ＵＲＬ及びＵＲＬタイトル
の追加書き込みを行なう。また、サービス処理部は、編
集履歴リストの該当ユーザのブックマーク編集履歴に処
理日時、編集種類を追加、編集パラメタを追加したＵＲ
Ｌ及びＵＲＬタイトルとして追加書き込みを行なう。

【００１９】図１１は、ブックマークの削除処理のブロ
ック図である。ユーザはネットワークに接続されたコン
ピュータ端末を使ってブックマーク管理サーバー装置に
対し、削除するＵＲＬ又はブックマーク上の位置を処理
パラメタとして含め削除の処理要求を行なう。ブックマ
ーク管理サーバー装置では、サービス処理部はブックマ
ーク情報リストから該当ユーザのブックマークに対し
て、要求されたＵＲＬ及びＵＲＬタイトルの削除を行な
う。また、サービス処理部は、編集履歴リストの該当ユ
ーザのブックマーク編集履歴に処理日時、編集種類を削
除、編集パラメタを削除したＵＲＬ及びＵＲＬタイトル
として追加書き込みを行なう。

【００２０】図１２は、ブックマークのＵＲＬ変更処理
のブロック図である。ユーザはネットワークに接続され
たコンピュータ端末を使ってブックマーク管理サーバー
装置に対し、変更するＵＲＬ又はブックマーク上の位置
及び新しいＵＲＬ及び新しいＵＲＬタイトルを処理パラ
メタとして含め変更の処理要求を行なう。ブックマーク
管理サーバー装置では、サービス処理部はブックマーク
情報リストから該当ユーザのブックマークに対して、変
更要求のあったＵＲＬ及びＵＲＬタイトルを新しいＵＲ
Ｌ及びＵＲＬタイトルに変更書き込みする。また、サー
ビス処理部は、編集履歴リストの該当ユーザのブックマ
ーク編集履歴に処理日時、編集種類を変更、編集パラメ
タを変更前ＵＲＬ及び変更前ＵＲＬタイトル及び変更後
ＵＲＬ及び変更後ＵＲＬタイトルとして追加書き込みを
行なう。

【００２１】図１３は、ブックマークのＵＲＬアクセス
処理のブロック図である。ユーザはネットワークに接続
されたコンピュータ端末を使ってブックマーク管理サー
バー装置に対し、ユーザが入力装置をつかって指示した
ＵＲＬを処理パラメタとしてＵＲＬアクセスの処理要求
を行なう。ブックマーク管理サーバー装置では、サービ
ス処理部は端末装置からＵＲＬの示すデータへのアクセ
ス要求を受信した場合、端末装置に対して該当ＵＲＬ或
いは該当ＵＲＬが示すデータを送信する。また、サービ
ス処理部は、アクセス履歴リストの該当ユーザのＵＲＬ
アクセス履歴にアクセス日時及びアクセスＵＲＬの追加
書き込みを行なう。尚、ＵＲＬアクセスの情報をブック
マーク管理サーバー装置で集積する方法については、こ
のように、一旦ＵＲＬへのアクセス要求をブックマーク
管理サーバー装置に送信する方法以外に、端末装置側で
ＵＲＬへのアクセスを行ないブックマーク管理サーバー
装置へはアクセスを行なった旨の通知だけを行なうとい
う方法もある。この場合、サービス処理部は、アクセス
履歴リストの該当ユーザのＵＲＬアクセス履歴に先の方
法と同様の書き込みは行なうが、ＵＲＬが示すデータを
端末装置に送信する必要はない。本発明では、これらの
方法について限定するものではない。

【００２２】上記実施例記載の装置により、蓄積される
ブックマーク情報リスト、編集履歴リスト、アクセス履
歴リスト、通知情報リストの情報はユーザの趣味嗜好把
握やその変遷、或いは通知情報の到達度測定に利用でき
る。すなわち、キーワードに対するユーザの趣味嗜好・
関心度を次の方法によって測定する。ブックマーク情報
リストにあるユーザ毎のブックーマークに含まれた各Ｕ
ＲＬについて、ＵＲＬが示すホームページの中に調査対
象のキーワードやその関連語が含まれている数をカウン
トする。これがＵＲＬとキーワードとの関連度合いを示
す数値となる。このＵＲＬ毎の関連度合いをブックマー
ク全体で合計した数値は、特定のキーワードについてユ
ーザの関心度を表す目安となる。また、ＵＲＬ自体への
アクセス頻度を上記の関連度合いを示す数値に重み付け
した後にブックマーク全体で合計した数値であれば、よ
り実質的な関心度合いを示す目安となる。アクセス頻度
は時間間隔の関数でもあるため、時点時点でのユーザの
関心度合いを測る。また、ユーザへの情報通知効果の度
合い（通知情報の到達度）を次の方法によって測定す
る。調査対象の通知情報について、情報を通知後、通知
情報リストにある該当ユーザの該当通知情報の「通知後
行動」欄にフラグが設定されているかによって、ユーザ
が通知情報のＵＲＬをブックマークに登録したか否かが
判断できる。フラグが設定されているならば、ユーザは
通知された情報を見た後、ＵＲＬを登録したわけである
から、高い関心度を示したことがわかる。また、登録し
たとすればその後ユーザがどの程度の頻度で登録したＵ
ＲＬへのアクセスを行なったのかを、アクセス履歴リス
トを見ることで計測でき、通知情報の到達度合いの目安
となる。すなわち、ＵＲＬを登録し、さらにそのＵＲＬ
に頻繁にアクセスしている人ほど、通知情報がより強く
到達していることを示す。これらの測定結果は、広告タ
ーゲッティングを行なう際の広告効果予測や見込客の把
握などの調査に役立つ。

【００２３】これまでクライアントコンピュータ上でこ
と足りていたブックマークの管理をネットワーク上での
ブックマーク管理に移行させてゆくインセンティブとし
て、ブックマークの透過性が挙げられる。従来のクライ
アントコンピュータ上で管理していたブックマークで
は、ユーザが複数のコンピュータを使用している場合、
ブックマーク自体が複数存在することになってしまい管
理が煩雑になってしまう。また、ブックマークは使用す
るＷｅｂブラウザの種類によってフォーマットが異なる
ため、複数種類のＷｅｂブラウザを使用しているユーザ
にとっても、ブックマークのコンバージョンといった煩
雑な作業がつきまとうことになる。さらに特定のコンピ
ュータを使用するのではなく、インターネットカフェ等
の公衆のネットワーク端末を使う場合、自分のブックマ
ークの登録場所すらないことになる。これらの問題は、
ブックマークの管理をネットワーク上で動作するサーバ
ーで管理させることで解決できる。すなわち、ユーザ個
々のブックマークを、サーバー上で管理し、ユーザの要
求に応じてＷｅｂブラウザに表示することで、ユーザー
は、Ｗｅｂブラウザの種類や、どのクライアントコンピ
ュータを利用しているのかといった条件に拘束されるこ
となく、自分自身のブックマークをいつでも使用するこ
とができる。この利便性が、ユーザにとってネットワー
ク上でのブックマーク管理への移行のインセンティブと
なることも本発明の特徴である。

【００２４】

【発明の効果】本発明により、ユーザが利用するブック
マーク及びブックマークへの操作情報の集積が可能にな
るとともに、これらの情報を元にしたユーザの趣味嗜好
や関心度、及び通知情報の到達度の把握が可能になる。
また、ブックマーク自体をネットワーク上のサーバーで
提供することによって、ユーザは、異なるＷｅｂブラウ
ザや異なる端末を利用する場合であっても、一元的に自
分のブックマークが管理・利用できるメリットを享受で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の全体構成を示す図である。

【図２】ブックマーク情報集積の装置構成を示す図であ
る。

【図３】ブックマーク情報及びブックマーク編集履歴情
報集積の装置構成を示す図である。

【図４】ブックマーク情報及びブックマークＵＲＬのア
クセス状況集積の装置構成を示す図である。

【図５】ブックマーク情報及び付加情報の通知及び通知
した情報に対するユーザの反応についての情報集積の装
置構成を示す図である。

【図６】ブックマーク情報及び関連情報集積の実施例を
示す図である。

【図７】ブックマーク閲覧処理のブロック図である

【図８】ブックマーク閲覧画面例である。

【図９】ブックマークの通知情報によるＵＲＬ追加処理
のブロック図である

【図１０】ブックマークの追加処理のブロック図である

【図１１】ブックマークの削除処理のブロック図である

【図１２】ブックマークのＵＲＬ変更処理のブロック図
である

【図１３】ブックマークのＵＲＬアクセス処理のブロッ
ク図である

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】インターネット、イントラネット、ＬＡＮ
等のコンピュータネットワークを利用してブックマーク
管理サービスをネットワーク利用者（ユーザ）に提供す
ることで、各ユーザのブックマークを集積し、この情報
を元にユーザの趣味・嗜好を把握することを特徴とした
趣味嗜好調査方法。
【請求項２】上記請求項１におけるブックマーク管理サ
ービスで、ユーザのブックマーク編集履歴、すなわちＵ
ＲＬの追加・変更・削除及びその日時をデータとして含
む情報を収集することを特徴とした趣味嗜好調査方法。
【請求項３】上記請求項１におけるブックマーク管理サ
ービスで、ユーザがブックマークに含まれたＵＲＬへの
アクセスを行なった履歴、すなわちアクセスしたＵＲＬ
及びその日時をデータとして含む情報を収集することを
特徴とした趣味嗜好調査方法。
【請求項４】キーワードに対するユーザの趣味嗜好・関
心度をユーザが利用するブックマークの内容を元に測定
する方法であり、ユーザのブックーマークに含まれた各
ＵＲＬについて、ＵＲＬが示すホームページ中に存在す
る調査対象キーワード及び任意に定義したキーワード関
連語の数をマッチ数としてカウントし、ブックマーク全
体での合計値をユーザのキーワードに対する関心度とす
ることを特徴とした趣味嗜好計測方法。
【請求項５】請求項４において、ＵＲＬ毎にカウントし
たマッチ数に、ユーザのＵＲＬ自体へのアクセス頻度を
重み付けし、ブックマーク全体での合計値をユーザーの
キーワードに対する関心度とすることを特徴とした趣味
嗜好計測方法。
【請求項６】ユーザへの情報通知効果の度合いを、情報
通知後のユーザのブックマークへの操作内容により計測
する方法であり、情報を通知後、通知情報に含まれてい
たＵＲＬをユーザが自ブックマークに登録を行なったか
否かによって、通知効果の有無を表すものとすることを
特徴とした情報通知効果の計測方法。
【請求項７】請求項６において、ブックマークに登録し
たＵＲＬへのアクセス頻度を情報通知効果の大きさとす
ることを特徴とした、情報通知効果の計測方法。