JP2005049712A - 読取レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】貨幣計数機等に内蔵される撮像カメラに適した読取レンズを提供する。
【解決手段】物体側から像面側に向けて順に、所定の口径をもつ開口絞り1と、正の屈折力をもち像面側に非球面を有する両凸レンズ2と配置し、次の条件式、(1)2.5<d1/FL<2.7、(2)2.20<d2/FL<2.25、(3)0.85<d3/FL<0.95、但し、d1:光軸上での開口絞りから像面までの距離、d2:光軸上での両凸レンズの物体側の面から像面までの距離、d3:光軸上での両凸レンズの像面側の面から像面までの距離、FL:両凸レンズの焦点距離、を満足するよう読取レンズを構成する。これにより、単レンズからなる簡単な構成であるにも拘わらず、至近距離で良好な光学性能を発揮し、歪曲収差等の諸収差が良好に補正された読取レンズが得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】物体側から像面側に向けて順に、所定の口径をもつ開口絞り1と、正の屈折力をもち像面側に非球面を有する両凸レンズ2と配置し、次の条件式、(1)2.5<d1/FL<2.7、(2)2.20<d2/FL<2.25、(3)0.85<d3/FL<0.95、但し、d1:光軸上での開口絞りから像面までの距離、d2:光軸上での両凸レンズの物体側の面から像面までの距離、d3:光軸上での両凸レンズの像面側の面から像面までの距離、FL:両凸レンズの焦点距離、を満足するよう読取レンズを構成する。これにより、単レンズからなる簡単な構成であるにも拘わらず、至近距離で良好な光学性能を発揮し、歪曲収差等の諸収差が良好に補正された読取レンズが得られる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、貨幣計数機等に内蔵された撮像カメラにおいて、硬貨を撮像してその認識及び判別を行う際に用いられる読取用レンズに関する。
従来の貨幣計数機では、投入された硬貨の種類やその真偽を判別するために、読取用レンズ及びCCD等の撮像素子を含む撮像カメラを通して、貨幣画像を撮影し、この撮影情報をソフトウエアで処理する手法が用いられている。
この手法に用いられる読取用レンズにおいては、撮影画面全体に亘って必要十分な解像力を有し、鮮明で歪みの少ない画像が得られ、必要な明るさを有し周辺光量の低下が少ない等の性能が要求され、又、コスト的な観点から、できるだけレンズ枚数が少なく、製造及び組立等の工程が簡単であることが求められる。
この手法に用いられる読取用レンズにおいては、撮影画面全体に亘って必要十分な解像力を有し、鮮明で歪みの少ない画像が得られ、必要な明るさを有し周辺光量の低下が少ない等の性能が要求され、又、コスト的な観点から、できるだけレンズ枚数が少なく、製造及び組立等の工程が簡単であることが求められる。
このような観点から、3枚のレンズで構成されたトリプレット型の読取レンズ、メニスカスレンズを対向させて組み合わせた2枚のレンズで構成される読取レンズ等が開発されてきた(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
一方、監視カメラ、テレビ電話用のカメラ、パソコン接続用のカメラ等において、非球面レンズを使用することによって、3枚あるいは2枚構成のレンズよりもさらにレンズ枚数を少なくした撮像レンズが知られている。これらの撮像レンズは、非球面をもつ単レンズの前方に開口絞りを配置し、像側テレセントリック性を比較的良好に保ちつつ、所定の光学性能を満たすべく考案されたものである(例えば、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8参照)。
特開平1−245212号公報
特開平3−116109号公報
特開平6−230278号公報
特開平7−287164号公報
特開昭64−49014号公報
特開平6−88939号公報
特開2000−249911号公報
特開2002−98885号公報
ところで、上記のような従来の撮像レンズを、相似的に拡大あるいは縮小して、硬貨等の読取用に適用することができれば非常に簡便である。しかしながら、上記の撮像レンズは、いずれも被写体が無限遠あるいは比較的遠距離にあることを前提して設計されているため、硬貨等を至近距離で撮影するような場合には、諸収差が悪化し、必要な光学性能を得ることができない。
また、上記撮像レンズでは、歪曲収差が−10パーセント近く残存しているため、監視カメラ等に適用するには問題ないものの、硬貨等を撮像してその認識及び判別を行なうには、必要とされる±1.5パーセント程度の歪曲収差から大きく逸脱しており、この用途に使用することはできない。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、一つのレンズにより構成されるにも拘わらず、至近距離で良好な光学性能を発揮し、歪曲収差も良好に補正された読取レンズを提供することにあり、特に、撮像倍率が0.0888程度、物体から像面までの距離(共役長)が42mm程度、歪曲収差が±1.5パーセント程度の範囲内で、硬貨等を至近距離にて撮像しても認識及び判別を容易に行なえ、良好な画像を得ることができる読取レンズを提供することにある。
本発明の読取レンズは、物体側から像面側に向けて順に、所定の口径をもつ開口絞りと、正の屈折力をもち像面側に非球面を有する両凸レンズと、を備え、
次の条件式(1),(2),(3)を満足することを特徴としている。
(1) 2.5<d1/FL<2.7、
(2) 2.20<d2/FL<2.25、
(3) 0.85<d3/FL<0.95、
但し、d1:光軸上での開口絞りから像面までの距離、
d2:光軸上での両凸レンズの物体側の面から像面までの距離、
d3:光軸上での両凸レンズの像面側の面から像面までの距離、
FL:両凸レンズの焦点距離である。
この構成によれば、被写体(物体)から発せられた被写体光は、先ず開口絞りにより光束が制限され、両凸レンズにより屈折させられて、像面(例えば、撮像素子の結像面)に到達する。ここで、開口絞りが両凸レンズよりも物体側(前方)にあるため、開口絞りと像面との距離が長くなり、像側テレセントリック性が向上し、CCD等の撮像素子への光入射効率が良好になる。また、両凸レンズの像面側の面(後面)を非球面とすることで、両凸レンズを通過した光軸外の光線が、その後面(非球面)を屈折する際に光軸から適度に離れた位置を通過し、収差が良好に補正される。これにより、単レンズからなる簡単な構成であるにも拘わらず、至近距離で良好な光学性能を発揮し、歪曲収差等の諸収差が良好に補正された読取レンズが得られる。
次の条件式(1),(2),(3)を満足することを特徴としている。
(1) 2.5<d1/FL<2.7、
(2) 2.20<d2/FL<2.25、
(3) 0.85<d3/FL<0.95、
但し、d1:光軸上での開口絞りから像面までの距離、
d2:光軸上での両凸レンズの物体側の面から像面までの距離、
d3:光軸上での両凸レンズの像面側の面から像面までの距離、
FL:両凸レンズの焦点距離である。
この構成によれば、被写体(物体)から発せられた被写体光は、先ず開口絞りにより光束が制限され、両凸レンズにより屈折させられて、像面(例えば、撮像素子の結像面)に到達する。ここで、開口絞りが両凸レンズよりも物体側(前方)にあるため、開口絞りと像面との距離が長くなり、像側テレセントリック性が向上し、CCD等の撮像素子への光入射効率が良好になる。また、両凸レンズの像面側の面(後面)を非球面とすることで、両凸レンズを通過した光軸外の光線が、その後面(非球面)を屈折する際に光軸から適度に離れた位置を通過し、収差が良好に補正される。これにより、単レンズからなる簡単な構成であるにも拘わらず、至近距離で良好な光学性能を発揮し、歪曲収差等の諸収差が良好に補正された読取レンズが得られる。
上記構成において、両凸レンズはガラス材料により形成され、
次の条件式(4)を満足する構成を採用することができる。
(4) N>1.8、
但し、N:両凸レンズのd線における屈折率である。
この構成によれば、条件式(4)を満たすことにより、両凸レンズの前面及び後面での曲率半径を製造し易い大きさに保ちつつ、諸収差を良好に補正することができる。
次の条件式(4)を満足する構成を採用することができる。
(4) N>1.8、
但し、N:両凸レンズのd線における屈折率である。
この構成によれば、条件式(4)を満たすことにより、両凸レンズの前面及び後面での曲率半径を製造し易い大きさに保ちつつ、諸収差を良好に補正することができる。
以上の構成をなす読取レンズによれば、一つのレンズにより安価に構成されるにも拘わらず、極めて短い至近距離において、十分な明るさを有し、歪曲収差等も良好に補正された良好な撮影画像を得ることができ、特に、撮像倍率が0.0888程度、物体から像面までの距離(共役長)が42mm程度、歪曲収差が±1.5パーセント程度の範囲内で、硬貨等を至近距離にて撮像するのに適した読取レンズが得られる。これにより、貨幣計数機等に内蔵された撮像カメラにおいて、硬貨等の認識及び判別を高精度に行なうことができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る読取レンズの基本構成図、図2は図1に示す読取レンズの光路図である。
この実施形態に係る読取レンズは、図1に示すように、物体側から像面側に向けて、所定の口径をもつ開口絞り1と、正の屈折力をもつ両凸レンズ2とが、順次に配列されている。尚、この配列構成において、開口絞り1の前方(物体側)には、防塵用の平行平板からなるガラスプレート3が配置され、両凸レンズ2の後方(像面側)には、CCD等の撮像素子を防護するための平行平板からなるガラスプレート4が配置され、ガラスプレート4の後方に撮像素子としてのCCDの撮像面(像面)Pが配置される。
両凸レンズ2は、ガラス材料により形成され、物体側の凸面が球面に形成され、像面側の凸面が非球面に形成されている。
図1は本発明に係る読取レンズの基本構成図、図2は図1に示す読取レンズの光路図である。
この実施形態に係る読取レンズは、図1に示すように、物体側から像面側に向けて、所定の口径をもつ開口絞り1と、正の屈折力をもつ両凸レンズ2とが、順次に配列されている。尚、この配列構成において、開口絞り1の前方(物体側)には、防塵用の平行平板からなるガラスプレート3が配置され、両凸レンズ2の後方(像面側)には、CCD等の撮像素子を防護するための平行平板からなるガラスプレート4が配置され、ガラスプレート4の後方に撮像素子としてのCCDの撮像面(像面)Pが配置される。
両凸レンズ2は、ガラス材料により形成され、物体側の凸面が球面に形成され、像面側の凸面が非球面に形成されている。
ここで、開口絞り1と両凸レンズ2とにおいては、図1に示すように、各々の面をSi(i=1〜3)、それぞれの面Siの曲率半径をRi(i=1〜3)、d線に対する両凸レンズ2の屈折率をN及びアッベ数をνで表す。また、開口絞り1から撮像面Pまでの光軸L上におけるそれぞれの面間隔(厚さ、空気間隔)をDi(i=1〜3)で表す。
さらに、光軸L上において、開口絞り1から撮像面Pまでの距離をd1、両凸レンズ2の物体側の面(前面)S2から撮像面Pまでの距離をd2、両凸レンズ2の像面側の面(後面)S3から撮像面Pまでの距離をd3で表す。また、両凸レンズ2の焦点距離をFLで表す。
さらに、光軸L上において、開口絞り1から撮像面Pまでの距離をd1、両凸レンズ2の物体側の面(前面)S2から撮像面Pまでの距離をd2、両凸レンズ2の像面側の面(後面)S3から撮像面Pまでの距離をd3で表す。また、両凸レンズ2の焦点距離をFLで表す。
上記構成の読取レンズにおいては、図2に示すように、物体(OBJ)から発せられた光線(被写体光)は、防塵用のガラスプレート3を通過した後、開口絞り1により所定の光束に制限され、その後両凸レンズ2を通過するとき、その前面S2及び後面S3にて屈折し、ガラスプレート4を通過した後、CCDの撮像面Pに到達する。
ここで、開口絞り1が両凸レンズ2よりも物体側(前方)に配置されるため、開口絞り1と撮像面Pとの距離d1が長くなり、像側テレセントリック性が向上し、CCD等の撮像素子への光入射効率が良好になる。
ここで、開口絞り1が両凸レンズ2よりも物体側(前方)に配置されるため、開口絞り1と撮像面Pとの距離d1が長くなり、像側テレセントリック性が向上し、CCD等の撮像素子への光入射効率が良好になる。
また、両凸レンズ2の像面側の面(後面)S3を非球面とすることで、両凸レンズ2を通過した光軸外の光線が、面S3(非球面)を屈折する際に光軸Lから適度に離れた位置を通過し、収差が良好に補正される。これにより、一つのレンズからなる簡単な構成であるにも拘わらず、至近距離において良好な光学性能を発揮し、歪曲収差等の諸収差が良好に補正される。
さらに、上記構成の読取レンズは、次の条件式(1),(2),(3)を満足するように形成されている。
(1) 2.5<d1/FL<2.7、
(2) 2.20<d2/FL<2.25、
(3) 0.85<d3/FL<0.95、
すなわち、これらの条件式(1),(2),(3)を満たすことにより、像側テレセントリック性が向上し、歪曲収差を始めとした諸収差が良好に補正される。
(1) 2.5<d1/FL<2.7、
(2) 2.20<d2/FL<2.25、
(3) 0.85<d3/FL<0.95、
すなわち、これらの条件式(1),(2),(3)を満たすことにより、像側テレセントリック性が向上し、歪曲収差を始めとした諸収差が良好に補正される。
また、上記構成の読取レンズは、好ましくは次の条件式(4)を満たすように形成される。
(4) N>1.8、
この条件式(4)を満たすことにより、両凸レンズ2の前面S2及び後面S3での曲率半径を製作し易い大きさに保ちつつ、諸収差を良好に補正することができる。尚、この読取レンズは、単一のレンズ(両凸レンズ2)により形成されるため、色収差が懸念されるが、照明として単色LEDを使用するため、特に問題にならない。
(4) N>1.8、
この条件式(4)を満たすことにより、両凸レンズ2の前面S2及び後面S3での曲率半径を製作し易い大きさに保ちつつ、諸収差を良好に補正することができる。尚、この読取レンズは、単一のレンズ(両凸レンズ2)により形成されるため、色収差が懸念されるが、照明として単色LEDを使用するため、特に問題にならない。
また、両凸レンズ2の像面側の面(後面)S3は、非球面として形成されるが、この非球面の形状は、次式(5)で規定される。
(5) Z=(X2/r)/[1+(1−(κ+1)X2/r2)1/2]+aX4+bX6、
ただし、Z:非球面S3の頂点における接平面から、光軸Lからの高さがXの非球面上の点までの距離、X:光軸Lからの高さ、r:非球面S3の頂点における曲率半径、κ:円錐定数、a,b:4次,5次の非球面係数である。
(5) Z=(X2/r)/[1+(1−(κ+1)X2/r2)1/2]+aX4+bX6、
ただし、Z:非球面S3の頂点における接平面から、光軸Lからの高さがXの非球面上の点までの距離、X:光軸Lからの高さ、r:非球面S3の頂点における曲率半径、κ:円錐定数、a,b:4次,5次の非球面係数である。
以上の構成からなる読取レンズの具体的な数値による実施例を、実施例1、実施例2として以下に示す。
実施例1における主な仕様諸元は表1に、種々の数値データ(設定値)は表2に、非球面に関する数値データは表3にそれぞれ示される。また、実施例1における球面収差、非点収差、歪曲収差に関する収差線図は、図3に示す結果となる。尚、図3の非点収差において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
以上の実施例1においては、撮像倍率が0.0888、物体から像面までの距離(共役長)が42.0mm、歪曲収差が±1.5パーセントの範囲内となり、硬貨等を至近距離にて撮像しても、認識及び判別を容易に行なえる歪みの少ない良好な画像を撮像できる読取レンズが得られる。
実施例2における主な仕様諸元は表4に、種々の数値データ(設定値)は表5に、非球面に関する数値データは表6にそれぞれ示される。また、実施例2における球面収差、非点収差、歪曲収差に関する収差線図は、図4に示す結果となる。尚、図4の非点収差において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
以上の実施例2においては、撮像倍率が0.0888、物体から像面までの距離(共役長)が42.0mm、歪曲収差が±1.5パーセントの範囲内となり、硬貨等を至近距離にて撮像しても、認識及び判別を容易に行なえる歪みの少ない良好な画像を撮像できる読取レンズが得られる。
以上述べたように、本発明の読取レンズは、貨幣計数機等に内蔵された撮像カメラにおいて、硬貨を撮像してその認識及び判別を行う際に用いられる読取用レンズとして好適であり、又、被写体が硬貨等の貨幣計数機に限定されるものではなく、短い共役長(物体から像面までの距離)下で歪曲の少ない画像を供するのに適していれば、その他の物体を至近距離にて撮像して、観察、認識、判別等を行なうカメラシステムのレンズ光学系としても好適に使用することができる。
1 開口絞り
2 両凸レンズ
3,4 ガラスプレート
P 撮像面
L 光軸
2 両凸レンズ
3,4 ガラスプレート
P 撮像面
L 光軸
Claims (2)
- 物体側から像面側に向けて順に、
所定の口径をもつ開口絞りと、
正の屈折力をもち像面側に非球面を有する両凸レンズと、を備え、
次の条件式(1),(2),(3)を満足することを特徴とする読取レンズ。
(1) 2.5<d1/FL<2.7、
(2) 2.20<d2/FL<2.25、
(3) 0.85<d3/FL<0.95、
但し、d1:光軸上での前記開口絞りから像面までの距離、
d2:光軸上での前記両凸レンズの物体側の面から像面までの距離、
d3:光軸上での前記両凸レンズの像面側の面から像面までの距離、
FL:前記両凸レンズの焦点距離。 - 前記両凸レンズはガラス材料により形成され、
次の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1記載の読取レンズ。
(4) N>1.8、
但し、N:前記両凸レンズのd線における屈折率。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003283188A JP2005049712A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 読取レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003283188A JP2005049712A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 読取レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005049712A true JP2005049712A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=34268147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003283188A Pending JP2005049712A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 読取レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005049712A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862832A1 (en) * | 2006-06-01 | 2007-12-05 | FU TECH Corporation | Image forming lens and portable information terminal |
-
2003
- 2003-07-30 JP JP2003283188A patent/JP2005049712A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1862832A1 (en) * | 2006-06-01 | 2007-12-05 | FU TECH Corporation | Image forming lens and portable information terminal |
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