JP2005048441A - マイナスイオン建築材 - Google Patents

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JP2005048441A JP2003281236A JP2003281236A JP2005048441A JP 2005048441 A JP2005048441 A JP 2005048441A JP 2003281236 A JP2003281236 A JP 2003281236A JP 2003281236 A JP2003281236 A JP 2003281236A JP 2005048441 A JP2005048441 A JP 2005048441A
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Morio Hayashi
守男 林
Tomoyoshi Kubota
智芳 久保田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】 建築材の表層部からの天然マイナスイオンの発生が促進され、環境改善や健康促進効果が得られ、且つ表面の光沢性及び耐滑り性に優れたマイナスイオン建築材を提供すること。
【解決手段】 建築材2の表層部に、マイナスイオン発生物質4を混入した第1樹脂系ワックス8が塗布されていると共に、第1樹脂系ワックス8上にマイナスイオン発生物質4を含有しない第2樹脂系ワックス9が塗布されているマイナスイオン建築材1である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイナスイオンを積極的に利用して人体や環境に好影響を与えることができるマイナスイオン建築材に関するものである。
従来、図2に示すように、建築材2の表面材5上に下塗り塗料6、中塗り塗料7、上塗り塗料3を重ね塗りするにあたって、上塗り塗料3中にトルマリン粉体4Aを混入させ、このトルマリン混入塗料を上塗りすることにより、建築材2の表層部からマイナスイオンAを発生させるようにしたマイナスイオン建築材1’が知られている(例えば、特許文献1参照)
ところが従来のように上塗り塗料3中にトルマリン粉体4Aを混入させるタイプのものでは、トルマリンによりマイナスイオン建築材1’の表面の艶が引けてしまい、光沢性に劣る等の問題があった。
特願2002−147002号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、建築材の表層部からの天然マイナスイオンの発生が促進され、環境改善や健康促進効果が得られ、且つ表面の光沢性及び耐滑り性に優れたマイナスイオン建築材を提供することを課題とするものであり、また、比較的安価にマイナスイオン量を増加させることができるマイナスイオン建築材を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るマイナスイオン建築材は、建築材2の表層部に、マイナスイオン発生物質4を混入した第1樹脂系ワックス8が塗布されていると共に、第1樹脂系ワックス8上にマイナスイオン発生物質4を含有しない第2樹脂系ワックス9が塗布されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、第1樹脂系ワックス8からマイナスイオンAを発生させることができ、マイナスイオンAによる健康対応型のマイナスイオン建築材1が得られる。なお、第1樹脂系ワックス8の表面の艶がマイナスイオン発生物質4により若干引けた場合でも、さらにその上にマイナスイオン発生物質4を含まない第2樹脂系ワックス9を重ね塗りをすることで、マイナスイオン建築材1の表面の光沢性を高めると同時に、第2樹脂系ワックス9によってその表面の粘性を上昇させることができるため、表面耐滑り性を向上させるのにも役立つ効果がある。
上記マイナスイオン発生物質4は、第1樹脂系ワックス8中に略均等に分散して混入されるトルマリン等の粉体4Aであることを特徴とするのが好ましく、この場合、マイナスイオンAを発生させるのに有利なトルマリンが高価であっても、第1樹脂系ワックス8中のみに略均等に分散して混入されているため、トルマリンの使用量を抑えながら、マイナスイオンAの発生量の減少を防止できる結果、マイナスイオン建築材1が安価に仕上がるものである。
本発明に係るマイナスイオン建築材は、建築材の表層部からの天然マイナスイオンの発生が促進され、例えば、疲労回復、自律神経回復、免疫機能向上等の健康、さらに安らぎ、快適な室内環境を与える効果が得られると共に、マイナスイオン建築材の表面の艶が引けるのを防止でき、さらに表面耐滑り性を向上させることが可能なマイナスイオン建築材が比較的安価に得られるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態のマイナスイオン建築材1は、図1に示すように、建築材2の表層部にマイナスイオン発生物質4を混入した第1樹脂系ワックス8が塗布されていると共に、第1樹脂系ワックス8上にマイナスイオン発生物質4を含有しない第2樹脂系ワックス9が塗布されていることを特徴とするものである。また本例では、マイナスイオン発生物質4は、第1樹脂系ワックス8中に略均等に分散して混入されるトルマリン粉体4Aであることを特徴とするものである。
ここで、上記建築材2は、例えば床材であり、その表面には下塗り塗料6、中塗り塗料7、上塗り塗料3などが重ね塗りされる。なお、建築材2として、ムク、合板、MDF、その他の一般建材(パーチクルホード、HDF、OSB、針葉樹等)が用いられる。なお、建築材2がムク以外の場合はその表面に、単板、突板、シート等の表面材を貼着し、その上に上記塗料6、7、3を重ね塗りしてもよい。
上記第1樹脂系ワックス8及び第2樹脂系ワックス9は、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、テフロン(R)ワックス等が挙げられるが、もちろんこれに限られるものではなく、適宜選択自在である。
上記マイナスイオン発生物質4は、第1樹脂系ワックス8中に混入されるものであり、例えば、トルマリン粉体4Aが使用される。このトルマリン粉体4Aは、電気石と呼ばれる天然トルマリン鉱石を微細に砕いて微細結晶としたものに、熱と特殊触媒を混入し、マイナスイオンAを発生しやすい状態にしたものを使用する。その理由はトルマリンのみの粉末ではマイナスイオンAの発生量が少ないためである。ここで、本例に用いられるトルマリンの粒径は例えば、0.4μ〜0.5μ、塗布量は例えば0.5〜1.5g/尺角としているが、もちろんこれに限定されるものではない。また、マイナスイオンAの発生機能を持つものとして、トルマリン以外に、例えば、光明石、医王石、龍王石等も適宜選択使用可能である。
次に、上記構成のマイナスイオン建築材1を製造するにあたっては、建築材2上に下塗り、中塗り、上塗りを行ない、上塗りを完了した製品の表層部に、樹脂系ワックスを2度塗りする。最初の第1樹脂系ワックス8に粒径0.4〜0.5μのトルマリン粉体4Aを3〜30%混入し、よく撹拌する。これによりトルマリン粉体4Aが第1樹脂系ワックス8中に略均等に分散して混入されるようになる。これをロールコーターにて尺角0.5〜1.5g塗布し、乾燥を行なう。乾燥は強制又は自然乾燥のいずれでもよい。その後、その上に仕上げとして、マイナスイオン発生物質4を混入していない第2樹脂系ワックス9をロールコーターにて尺角0.5〜1.5g塗布して、マイナスイオン建築材1を完成する。
しかして、第1樹脂系ワックス8にはマイナスイオン発生物質4を混入した場合、第1樹脂系ワックス8の艶がトルマリンにより若干引けるため、さらにその上に第2樹脂系ワックス9を重ね塗りをすることで、マイナスイオン建築材1の表面の光沢性を高めることができる。しかも、第2樹脂系ワックス9は尺角0.5〜1.5gで薄く塗布されるため、トルマリンからのマイナスイオンAの発生量の減少がほとんどなく、建築材2の表層部からのマイナスイオンA(天然マイナスイオン)の発生が促進される。これにより、マイナスイオンAの効果を増大させる健康対応型のものとなり、結果、例えば、疲労回復、自律神経回復、免疫機能向上等の健康、さらに安らぎ、快適な室内環境を与える効果が得られる。なお、マイナスイオンAを発生させるのに有利なトルマリンは高価であるが、第1樹脂系ワックス8中のみに略均等に分散して混入されているため、トルマリンの使用量を抑えながら、マイナスイオンAの発生量の減少を防止できる。これにより、マイナスイオン建築材1が安価に仕上がるものである。
さらに、第2樹脂系ワックス9にはトルマリンが含まれないため、マイナスイオン建築材1の表面の艶が引けるのを防止できると同時に、その表面の粘性を上昇させるため、耐滑り性を向上させるのにも役立つ効果がある。従って、床材として使用される場合においては表面耐滑り性が向上し、歩行性及び安全性に優れたものとなる。さらに、第2樹脂系ワックス9は第1樹脂系ワックス8を保護してマイナスイオンAの発生を長期に亘って持続できる効果もある。さらに樹脂系ワックスは、紫外線防御効果、透明性、持続性、感触および断熱性、保温性等にも優れた効果を発揮するものであり、そのうえ製品の表面に2度塗りするので、平滑性も確保でき、建築材2の表面仕上げに好適である。
本発明に係るマイナスイオン建築材1は、床材に限らず、壁材、天井材、その他のすべての建築用の塗装建材(シート材も含む)に広く適用されるものである。
本発明の一実施形態のマイナスイオン建築材の表層部に、マイナスイオン発生物質を混入した第1樹脂系ワックスと、マイナスイオン発生物質を混入しない第2樹脂系ワックスとを重ね塗りした状態の説明図である。 従来例の説明図である。
符号の説明
1 マイナスイオン建築材
2 建築材
4 マイナスイオン発生物質
4A トルマリン粉体
8 第1樹脂系ワックス
9 第2樹脂系ワックス

Claims (2)

  1. 建築材の表層部に、マイナスイオン発生物質を混入した第1樹脂系ワックスが塗布されていると共に、第1樹脂系ワックス上にマイナスイオン発生物質を含有しない第2樹脂系ワックスが塗布されていることを特徴とするマイナスイオン建築材。
  2. 上記マイナスイオン発生物質は、第1樹脂系ワックス中に略均等に分散して混入されるトルマリン等の粉体であることを特徴とする請求項1記載のマイナスイオン建築材。
JP2003281236A 2003-07-28 2003-07-28 マイナスイオン建築材 Withdrawn JP2005048441A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133717A (ja) * 2006-11-22 2008-06-12 Lg Chem Ltd 建築用セラミックボード及び難燃性突き板パネル
CN110591560A (zh) * 2019-09-19 2019-12-20 杭州海维特化工科技有限公司 一种强化地板榫槽封蜡剂及其制备方法

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