JP2005048317A - 情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に製造することができる情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法を提供する。
【解決手段】情報布帛としての竹刀袋11は、布帛としての織物により形成された袋体12の外面に、視覚情報としての文字13が熱転写されて形成されている。文字13は、熱転写シートをカッティングプロッタにより、アウトラインカットしてシート本体に視覚情報形成部を形成した後、その視覚情報形成部を袋体12の外面に接触させた状態で、加温、加圧することにより同袋体12の外面に熱転写されている。
【選択図】 図1
【解決手段】情報布帛としての竹刀袋11は、布帛としての織物により形成された袋体12の外面に、視覚情報としての文字13が熱転写されて形成されている。文字13は、熱転写シートをカッティングプロッタにより、アウトラインカットしてシート本体に視覚情報形成部を形成した後、その視覚情報形成部を袋体12の外面に接触させた状態で、加温、加圧することにより同袋体12の外面に熱転写されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、竹刀袋のように、布帛としての織物製の袋体に、言葉や、名前等の文字が熱転写されて、袋体に視覚情報が形成された情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法に関する。
従来より、織物といった布帛としてのサポータ、スポーツ競技用衣服、道具入れ袋等には、その所有者の名前、言葉等の文字やデザイン等の視覚情報が、刺繍によって形成されている(例えば、特許文献1参照。)。前記刺繍による視覚情報は、例えばスポーツ競技用衣服の表裏に、自動刺繍ミシンを使用して刺繍糸を刺通して形成されている。
特開平9−59865号公報
ところが、上記従来の技術において、視覚情報を刺繍によって布帛に形成するには、自動刺繍ミシンを扱い、刺繍糸を用いて布帛の一枚一枚に刺繍作業を行う必要があり、非常に手間が掛かるという問題があった。
本発明は、上記従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、容易に製造することができる情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、剥離シート上に、インク層と、ホットメルト接着剤層とよりなるシート本体を積層した熱転写シートにおいて、前記シート本体をカッティングプロッタを使用して、文字、数字、記号、デザイン等の視覚情報のアウトラインに沿ってアウトラインカットすることにより形成された視覚情報形成部が、前記ホットメルト接着剤層によって布帛に熱融着されることにより、前記インク層が布帛に転写されて前記視覚情報が布帛に形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、剥離シート上に、インク層と、ホットメルト接着剤層とよりなるシート本体を積層した熱転写シートの前記シート本体を、カッティングプロッタを使用して、文字、数字、記号、デザイン等の視覚情報のアウトラインに沿ってアウトラインカットして視覚情報形成部を形成するカッティング工程と、前記ホットメルト接着剤層が、布帛に接触するように熱転写シートと布帛を重ね合わせ、同熱転写シートを加圧及び加温してホットメルト接着剤層を布帛に熱融着させるとともに、前記インク層を布帛に転写する熱転写工程と、前記剥離シートをシート本体から剥離して前記視覚情報を布帛に形成する剥離工程とより構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の熱転写による情報布帛の製造方法において、前記布帛として、各種スポーツ競技用衣服、各種スポーツ競技の道具入れ袋、各種スポーツ競技用布製品又は各種スポーツ競技用衣服のゼッケンを形成するものを使用することを要旨とする。
本発明によれば、容易に製造することができる情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法の一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
本発明における情報布帛とは、文字、数字、記号、デザイン等の視覚情報が形成された布帛である。前記視覚情報とは、人の視覚に訴える情報であり、例えば、トレードマーク、サービスマーク、屋号、キャラクター、ワンポイントマーク、ブランドマーク、画像等を表示するために具現化された文字、数字、記号、デザイン等を指す。さらに、前記布帛としては織物、編物又は不織布が挙げられ、これら織物、編物又は不織布は生地の状態のものであってもよく、二次加工されて衣料類、寝具類、小物類等の各種繊維製品に加工されたものであってもよい。前記織物、編物又は不織布の原料としては、木綿、羊毛、絹、麻、木材パルプ等の天然繊維、レーヨン、キュプラ等のセルロース繊維、ポリビニルアルコール繊維、セルロースアセテート繊維、高吸水繊維等、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の各種繊維が挙げられる。そして、情報布帛は、織物、編物又は不織布の生地そのものに視覚情報が形成されたものであってもよく、織物、編物又は不織布が二次加工されたものに視覚情報が形成されたものであってもよい。
本発明における情報布帛とは、文字、数字、記号、デザイン等の視覚情報が形成された布帛である。前記視覚情報とは、人の視覚に訴える情報であり、例えば、トレードマーク、サービスマーク、屋号、キャラクター、ワンポイントマーク、ブランドマーク、画像等を表示するために具現化された文字、数字、記号、デザイン等を指す。さらに、前記布帛としては織物、編物又は不織布が挙げられ、これら織物、編物又は不織布は生地の状態のものであってもよく、二次加工されて衣料類、寝具類、小物類等の各種繊維製品に加工されたものであってもよい。前記織物、編物又は不織布の原料としては、木綿、羊毛、絹、麻、木材パルプ等の天然繊維、レーヨン、キュプラ等のセルロース繊維、ポリビニルアルコール繊維、セルロースアセテート繊維、高吸水繊維等、ポリエステル、ナイロン、アクリル等の各種繊維が挙げられる。そして、情報布帛は、織物、編物又は不織布の生地そのものに視覚情報が形成されたものであってもよく、織物、編物又は不織布が二次加工されたものに視覚情報が形成されたものであってもよい。
図1に示すように、本形態における情報布帛としての竹刀袋11は、各種スポーツ競技の道具入れ袋であって、剣道の竹刀を入れるための袋である。そして、竹刀袋11は布帛として、木綿糸の織物である袋体12に、視覚情報としての文字13(竹刀袋)が熱転写されて形成されている。前記文字13は、図2に示す熱転写シート14を使用して袋体12に形成されている。熱転写シート14は、剥離シート14a上に、その剥離シート14aの上面に設けられたインク層14bと、そのインク層14bの上面に設けられたホットメルト接着剤層14cとよりなるシート本体15が設けられて形成されている。
前記剥離シート14aは、図示しない粘着層を介して、シート本体15から剥離可能に貼着され、シート本体15のインク層14b面を保護している。剥離シート14aは、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、アルキルベンゼンスルホン酸、ポリ塩化ビニル、金属、紙等からなる単層のフィルムや、それらの積層体より構成されている。前記インク層14bは、各色の着色顔料等から構成されている。前記ホットメルト接着剤層14cは、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等よりなる透明な層で、80〜250℃前後の融点を有している。そして、ホットメルト接着剤層14cは融点以上の温度に加圧及び加温されると、溶融して布帛に浸透して、インク層14bを布帛に接合するようになっている。
次に、竹刀袋11の製造方法について説明する。
竹刀袋11の製造方法は、前記熱転写シート14のシート本体15に、文字13に対応する視覚情報形成部13aを形成するカッティング工程と、シート本体15に形成された視覚情報形成部13aを袋体12に熱転写する熱転写工程と、剥離シート14aをシート本体15から剥離する剥離工程とから構成されている。
竹刀袋11の製造方法は、前記熱転写シート14のシート本体15に、文字13に対応する視覚情報形成部13aを形成するカッティング工程と、シート本体15に形成された視覚情報形成部13aを袋体12に熱転写する熱転写工程と、剥離シート14aをシート本体15から剥離する剥離工程とから構成されている。
まず、前記カッティング工程から説明する。このカッティング工程は、図示しないカッティングプロッタを用いて行われる。前記カッティングプロッタは、熱転写シート14をシート走行路上に供給するシート供給機構と、シート走行路上において熱転写シート14を正逆送りするシート送り機構とを備えている。また、カッティングプロッタは、シート送り機構と協働して文字13のアウトラインをカットするカッティングプロッタ機構と、これら機構を統括制御するコントローラとを備えている。
そして、上記カッティングプロッタを用いたカッティング工程は、ユーザが前記コントローラから文字13に対応する情報を入力し、カッティングプロッタを作動させる。すると、シート供給機構及びシート送り機構が駆動して、熱転写シート14をシート走行路に導入するとともに、その熱転写シート14が所定の寸法に切断される。続いて、シート送り機構及びカッティングプロッタ機構が駆動して、文字13のアウトラインに沿ったアウトラインカットが行われる。
このとき、文字13のアウトラインカットは、熱転写シート14のシート本体15のみをカットするハーフカットであり、熱転写シート14に対しカッティングプロッタ機構のカッティングバイトをXY方向に相対的に切断移動させることにより行われる。続いて、文字13に対応する視覚情報形成部13aを残して不要なシート本体15が剥離シート14aから手作業等により引き剥がされる。その結果、図3(a)に示すように、剥離シート14aの上面には、竹刀袋を示す視覚情報形成部13aのみが残存している。図3(b)に示すように、視覚情報形成部13aは、剥離シート14a上のインク層14bと、そのインク層14b上のホットメルト接着剤層14cとよりなるシート本体15によって形成されている。
次に、前記熱転写工程について説明する。この熱転写工程は、前記カッティング工程によって熱転写シート14に形成された視覚情報形成部13aを、袋体12に熱転写する工程である。まず、図4(a)、(b)に示すように、前記視覚情報形成部13aを形成するホットメルト接着剤層14cが、袋体12の外面に接触するように、袋体12と熱転写シート14とを重ね合わせる。即ち、袋体12の上面にホットメルト接着剤層14cが配置され、そのホットメルト接着剤層14cの上にインク層14bが配置されている。そして、そのインク層14bの上に剥離シート14aが配置され、剥離シート14aが最も上となる。
次に、プレス機、アイロン等を用いて、剥離シート14aの上から150〜180℃の温度と圧力を、1〜15秒程度加えると、ホットメルト接着剤層14cが溶融し、袋体12を形成する織物の目地内に浸透していく。このとき、袋体12の縫製により、織物の端縁同士の結合部位に、視覚情報形成部13aが配置されていても、その結合部位にホットメルト接着剤層14cが目地内に浸透していく。そして、自然冷却、強制冷却等により熱転写シート14を冷却すると、ホットメルト接着剤が固化し、袋体12の外面にインク層14bが接着され、そのインク層14bにより文字13が袋体12に熱転写される。
最後に、前記剥離工程について説明する。この剥離工程は、ホットメルト接着剤により、袋体12の外面に接着された熱転写シート14の剥離シート14aを、インク層14bから剥離することにより行われる。そして、剥離シート14aがインク層14bから剥離されると、図1に示すように、袋体12の外面には、文字13を表示するインク層14bのみが視認可能となり、竹刀袋といった視覚情報が袋体12に形成される。
上記実施形態の情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)カッティングプロッタにより、熱転写シート14に視覚情報形成部13aを形成し、その視覚情報形成部13aを袋体12に熱転写して竹刀袋11を形成した。即ち、視覚情報形成部13aはカッティングプロッタの機械制御により形成することができ、視覚情報形成部13aの袋体12への熱転写もプレス機等により容易に行うことができる。従って、自動刺繍ミシンを制御し、刺繍糸を用いて布帛の一枚一枚に刺繍作業を行って情報布帛を形成していた従来と異なり、竹刀袋11を容易に製造することができるとともに、刺繍糸を使用する場合と比較して製造コストを抑えることができる。
(1)カッティングプロッタにより、熱転写シート14に視覚情報形成部13aを形成し、その視覚情報形成部13aを袋体12に熱転写して竹刀袋11を形成した。即ち、視覚情報形成部13aはカッティングプロッタの機械制御により形成することができ、視覚情報形成部13aの袋体12への熱転写もプレス機等により容易に行うことができる。従って、自動刺繍ミシンを制御し、刺繍糸を用いて布帛の一枚一枚に刺繍作業を行って情報布帛を形成していた従来と異なり、竹刀袋11を容易に製造することができるとともに、刺繍糸を使用する場合と比較して製造コストを抑えることができる。
(2)特に、袋体12のように、織物を縫製して既に袋状に形成された布帛に文字13を形成する場合、織物の端縁同士を縫製により結合した部位に対しても、熱転写により文字13を形成することができる。従って、袋体12の縫製により結合した部位に、刺繍により文字13を形成するため、その縫製を解き、刺繍を行った後、再度縫製を行う必要があった従来と異なり、竹刀袋11を容易に製造することができるとともに、製造期間の短縮を図ることができる。
(3)カッティングプロッタのコントローラに情報を入力するのみで、コントローラが各機構を制御して熱転写シート14に視覚情報形成部13aを形成することができる。従って、文字13を袋体12に印刷するために、文字13に対応する印刷版を製造しなければならない場合と異なり、竹刀袋11の製造コストを抑えることができる。また、コントローラに入力される情報を変えるだけで、文字13の種類を変更することができるため、竹刀袋11をはじめ、同じ文字13が形成された情報布帛の大量生産、また、文字13が異なる情報布帛の多品種少量生産を製造コストをかけることなく可能とすることができる。特に、部活動やアマチュアスポーツを行う人々が、自分の行うスポーツ競技に用いられるユニフォーム、道具等の布帛に名前、番号等の視覚情報の形成を、スポーツ用品店に依頼した場合、そのスポーツ用品店では、各人それぞれに対応する個別の情報布帛を製造コストをかけることなく、短期間で製造することができる。
(4)竹刀袋11をはじめ、情報布帛の注文を受けた後に、文字13の情報をコントローラに入力してカッティングプロッタを稼働させて製造することが可能となる。従って、文字13に対応する印刷版を製造したり、自動刺繍ミシンにプログラム等を入力する場合と異なり、情報布帛の納期を短縮することができる。従って、納期短縮のために在庫を大量に確保しておく必要もなくなる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 実施形態では、情報布帛として、各種スポーツ競技の道具入れ袋である竹刀袋11に具体化したが、情報布帛を、布帛としてのユニフォーム、トレーニングウェア等の各種スポーツ競技用衣服に視覚情報を形成したものに具体化してもよい。また、情報布帛を布帛としての靴入れ、スパイク入れ、トレーニングシューズ入れ、ジョギングシューズ入れ、テニスシューズ入れ、ボール入れ、バット入れ、剣道の胴着入れ等の各種スポーツ競技の道具入れ袋に視覚情報を形成したものに具体化してもよい。加えて、情報布帛を布帛としてのサポータ、包帯、テーピングテープ、ソックス等の各種スポーツ競技用布製品に視覚情報を形成したものに具体化してもよい。さらに、情報布帛を、布帛としての各種スポーツ競技用衣服のゼッケンに、名前、番号等の視覚情報を形成したものに具体化してもよい。
・ 実施形態では、情報布帛として、各種スポーツ競技の道具入れ袋である竹刀袋11に具体化したが、情報布帛を、布帛としてのユニフォーム、トレーニングウェア等の各種スポーツ競技用衣服に視覚情報を形成したものに具体化してもよい。また、情報布帛を布帛としての靴入れ、スパイク入れ、トレーニングシューズ入れ、ジョギングシューズ入れ、テニスシューズ入れ、ボール入れ、バット入れ、剣道の胴着入れ等の各種スポーツ競技の道具入れ袋に視覚情報を形成したものに具体化してもよい。加えて、情報布帛を布帛としてのサポータ、包帯、テーピングテープ、ソックス等の各種スポーツ競技用布製品に視覚情報を形成したものに具体化してもよい。さらに、情報布帛を、布帛としての各種スポーツ競技用衣服のゼッケンに、名前、番号等の視覚情報を形成したものに具体化してもよい。
・ 実施形態では、熱転写シート14の不要となる部分を手作業により引き剥がしたが、カッティングプロッタに、シート剥離機構を設け、そのシート剥離機構により熱転写シート14の不要となる部分を引き剥がしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)前記布帛として、各種スポーツ競技用衣服、各種スポーツ競技の道具入れ袋、各種スポーツ競技用布製品又は各種スポーツ競技用衣服のゼッケンを形成するものに視覚情報が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報布帛。
(1)前記布帛として、各種スポーツ競技用衣服、各種スポーツ競技の道具入れ袋、各種スポーツ競技用布製品又は各種スポーツ競技用衣服のゼッケンを形成するものに視覚情報が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報布帛。
(2)前記各種スポーツ競技の道具入れ袋として剣道の竹刀を入れるための袋体を使用することを特徴とする請求項3に記載の熱転写による情報布帛の製造方法。
11…情報布帛としての竹刀袋、12…布帛としての袋体、13…視覚情報としての文字、13a…視覚情報形成部、14…熱転写シート、14a…剥離シート、14b…インク層、14c…ホットメルト接着剤層、15…シート本体。
Claims (3)
- 剥離シート上に、インク層と、ホットメルト接着剤層とよりなるシート本体を積層した熱転写シートにおいて、前記シート本体をカッティングプロッタを使用して、文字、数字、記号、デザイン等の視覚情報のアウトラインに沿ってアウトラインカットすることにより形成された視覚情報形成部が、前記ホットメルト接着剤層によって布帛に熱融着されることにより、前記インク層が布帛に転写されて前記視覚情報が布帛に形成されていることを特徴とする情報布帛。
- 剥離シート上に、インク層と、ホットメルト接着剤層とよりなるシート本体を積層した熱転写シートの前記シート本体を、カッティングプロッタを使用して、文字、数字、記号、デザイン等の視覚情報のアウトラインに沿ってアウトラインカットして視覚情報形成部を形成するカッティング工程と、前記ホットメルト接着剤層が、布帛に接触するように熱転写シートと布帛を重ね合わせ、同熱転写シートを加圧及び加温してホットメルト接着剤層を布帛に熱融着させるとともに、前記インク層を布帛に転写する熱転写工程と、前記剥離シートをシート本体から剥離して前記視覚情報を布帛に形成する剥離工程とより構成されていることを特徴とする熱転写による情報布帛の製造方法。
- 前記布帛として、各種スポーツ競技用衣服、各種スポーツ競技の道具入れ袋、各種スポーツ競技用布製品又は各種スポーツ競技用衣服のゼッケンを形成するものを使用することを特徴とする請求項2に記載の熱転写による情報布帛の製造方法。
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JP2003280965A JP2005048317A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | 情報布帛及び熱転写による情報布帛の製造方法 |
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Cited By (1)
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JP2021100816A (ja) * | 2016-03-08 | 2021-07-08 | 東洋紡株式会社 | 積層体 |
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2003
- 2003-07-28 JP JP2003280965A patent/JP2005048317A/ja active Pending
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JP2021100816A (ja) * | 2016-03-08 | 2021-07-08 | 東洋紡株式会社 | 積層体 |
JP7151810B2 (ja) | 2016-03-08 | 2022-10-12 | 東洋紡株式会社 | 積層体 |
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