JP2003211900A - 熱圧着タイプのマーク - Google Patents

熱圧着タイプのマーク

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JP2003211900A
JP2003211900A JP2002015114A JP2002015114A JP2003211900A JP 2003211900 A JP2003211900 A JP 2003211900A JP 2002015114 A JP2002015114 A JP 2002015114A JP 2002015114 A JP2002015114 A JP 2002015114A JP 2003211900 A JP2003211900 A JP 2003211900A
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JP
Japan
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mark
film
fabric
thermocompression
uniform
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JP2002015114A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagata
孝 永田
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Houlaisha Co Ltd
Original Assignee
Houlaisha Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦横に伸縮性に富むサッカー、バスケットボ
ール等のユニホームの生地に馴染んだ伸縮性をもつマー
クを提供しようとするものである。 【解決課題】 熱圧着タイプのマーク用生地を構成する
マーク地を柔軟性、伸縮性に富む着色樹脂フィルムと
し、これにラミネートする熱圧着層形成材を、熱圧着層
形成材を作るとき、マーク地ラミネートするとき、マー
クと貼着対象物を貼着するときの加熱加圧操作では溶融
しない介在層を介在させて、その両面に熱可塑性ホット
メルト合成樹脂フィルムを配した三層構造体としたマー
ク。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、日常生活で着用す
る衣服、スポーツ着、袋物等にアクセサリーとして貼着
するよう図柄、文字状に形どりされた熱圧着タイプのマ
ークであるが、それよりは主としてレオタード、スイム
スーツのような極めて縦横に伸縮性に富む布地を利用し
て縫製されるバスケットボールやサッカー等の団体競技
を行うときに着用するユニホームに、チーム名、背番号
を表示する手段として貼着する耐摩擦性、耐洗濯性に優
れた貼着力をもつ図柄、文字状に形どりされた熱圧着タ
イプのマークに関するものである。 【0002】 【従来の技術】これまで、日常生活で着用する衣服やス
ポーツ着、或は、袋物等にアクセサリーとして貼着する
熱圧着タイプのステッカー、ゼッケン、ワッペン等のマ
ーク(以下マークと言う)を作る熱圧着タイプのマーク
用生地(以下マーク用生地という)については、特開昭
61−89361号、実開昭64−27231号公報等
に示すようにいろいろ開発研究が行われていた。上記発
明、考案の構成の概要を説明すると、織物、編物、不織
布或はこれらを加工した布地を選んでマーク地とし、そ
のマーク地の片面に、熱圧着層形成材として熱圧着作業
に容易な熱可塑性のホットメルト樹脂フィルム選んでを
ラミネートしたり、或は、熱可塑性のホットメルト樹脂
から成るウエブを積層接合たり、或は熱可塑性のホット
メルト樹脂から成るドット状、パウダ状のものを用いて
熱圧着タイプのマーク用生地を形成し、これを所望の図
柄、文字状に打ち抜き或は切り抜いて形どりしてマーク
とし、これを日常着用する衣服やスポーツ着、或は、袋
物等に家庭用のアイロンで加熱加圧して貼着できるよう
にしたと言うことに特徴をもたせたものである。 【0003】ところで、正式の野球、サッカー等の団体
競技の練習、試合を行うとき着用するユニホームは、日
常着用する衣服、スポーツ着とは比較にならない過激な
運動が行われる状態の下で着用される。従って、この運
動中にマークがユニホームから剥れるようなことがない
ようしっかりと貼着しなければならない。また、上記ユ
ニホームは、日常着用する衣服、スポーツ着とは比較に
ならない程の汗まみれになったり、泥まみれになったり
する。その汚れをおとすには日常着用する衣服、スポー
ツ着とは比較にならない時間をかけた洗濯をしなければ
ならない。この洗濯中にマークがユニホームからむしり
取られるようなことがないようしっかりと貼着しなけれ
ばならない。前記発明、考案にかかるマーク用生地から
形どられるマークについては、家庭用アイロンで貼着で
きるとしているところからこの点の配慮は払われていな
いことは明らかである。 【0004】これまでの上記ユニホームに貼着するマー
クの素材は、これまでの野球のユニホームの素材が、腰
の強い布帛と言う生地で作られていたところから、マー
クはその素材であるマーク地を上記ユニホームに馴染む
ような素材を使っていた。また、上記マークを構成する
もう一つの素材であるマーク地の片面にラミネートする
熱圧着層形成材は、ユニホームとマークのマーク地とを
強力に接着すると言う要請を満足させるために熱可塑性
のホットメルト合成樹脂フィルム中でも接着力の点にお
いて優れていると言われる腰の強いナイロンフィルムを
用いていた。 【0005】ところで、サッカー、バスケットボールの
ユニホームが現在普及されているレオタード、スイムス
ーツのように極めて縦横に伸縮性の富む布地を利用して
作られているところから、これらのユニホームも、前記
布地に倣って改良された布地を使って作るようになっ
た。 【0006】これらの現在普及されるようになった極め
て縦横に伸縮性の富む布地を利用して作るサッカーやバ
レーボールのユニホーム等に、これまでのマークを貼着
すると、これまでのマークのマーク地は、腰の強い布帛
で作られた野球のユニホームに馴染む素材を使い、且
つ、その熱圧着層形成材に前記ナイロンフィルムを使っ
て作られていたところから、これまでのマークを上記ユ
ニホームに加熱押圧して貼着した部分は、マーク地が前
記素材で作られ、これを前記ナイロンフィルムの溶着樹
脂が熱可塑反応を呈して貼着することによってこわばっ
た状態となる。即ち、ユニホームのマーク貼着部分は貼
着したマークによって伸縮性、柔軟性を阻害されること
になる。従って、上記状態でマークを貼着したユニホー
ムを着用して競技をする着用者には競技中に該部分が違
和感を感じさせ、更に、マークの輪郭によっては角部が
できるようなときがあり、そのようなときは、その角部
は前記ナイロンフィルムによる溶着樹脂の熱可塑反応を
呈した貼着によってこわばった個所となり、このこわば
った角部が競技をする着用者の身体に突き当ったとき
は、瞬間的に押圧感を感じさせ、その押圧感によって反
射的に運動を鈍らせることがあると言う不都合を生じさ
せることもあった。そこで、マーク地として上記ユニホ
ームに馴染む布地を用いたとしても、熱圧着層形成材に
前記ナイロンフィルムを用いたときは、前記ナイロンフ
ィルムの性格からして、マーク貼着個所は前記したと同
じ貼着状態を示すことになる。 【0007】これらの不都合を解消させるため、現在普
及されるようになった極めて縦横に伸縮性の富む布地を
利用して作られているバスケットボールや、サッカー等
のユニホームに馴染むマークを提供するため、本出願人
はマーク地に現在普及されているユニホームを作る布地
に馴染む伸縮性の布地を選定し、このマーク地にラミネ
ートする熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルムを上
記マーク地に同調して伸縮する機能を発揮する伸縮性、
柔軟性に富むウレタンフィルムを用いたマーク用生地を
開発し、これが既に特許第2675326号として登録
になった。 【0008】更に、マークは、マークをユニホームに貼
着したとき、スポーツ着やユニホームを着色した色彩が
マーク地を通して透視できるようなものであっては、そ
の透視できる色彩によって、マーク地本来の持ち味、マ
ーク地本来の鮮明さを阻害してしまうと言う不都合がお
こる。従って、マーク地に貼着する熱圧着層形成材であ
る熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルムには、上記
透視を阻止する加工を施さなければならない。これまで
のマークを形成するため、マーク地に貼着する熱圧着層
形成材である熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム
であるナイロンフィルムには白色の染料、顔料を混入
し、着色したフィルムとして使用し、上記不都合の生じ
るのを阻止するものとして使用していた。ところが、熱
可塑性のホットメルト合成樹脂フィルムであるウレタン
フィルムを使用しようとしたとき、該フィルムに前記機
能を発揮させるため染料、顔料を混入したときは、極端
に貼着力を減殺することになる。従って、ウレタンフィ
ルムにはユニホームの着色の透視を阻止する機能を発揮
する着色加工ができないとされていた。そこで該フィル
ムを使用するときは、該フィルムに前記透視現象がおき
ないよう配慮しなければならない。 【0009】前記した現在普及されるようになったレオ
タード、スイムスーツのように極めて縦横に伸縮性の富
む布地を利用して作られているユニホームに貼着するの
に馴染むマークを作るためのマーク用生地として開発し
た特許第2675326号の特許発明はマーク地にラミ
ネートする熱圧着層形成材である熱可塑性のホットメル
ト合成樹脂フィルムをウレタンフィルムとしたが、この
熱圧着層形成材については前記配慮が払われていない。
従って、前記特許発明にかかるマークでは、上記した不
都合の生ずるのを解消するには不十分である。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、日常生活で
着用する衣服、スポーツ着等や、これまでに普及されて
いた腰の強い布帛で作られていたユニホームには勿論で
あるが、そればかりでなくこれまでのマーク用生地を作
るマーク地が布地から出来ていることを前提として考え
られていたが、マーク地を例えば、通常ラバーインクと
称される溶剤から作られる柔軟性、伸縮性に富む着色樹
脂フィルムを以てし、現在普及しているレオタード、ス
イムスーツのように極めて縦横に伸縮性に富む布地を利
用して作るユニホーム等の貼着対象物に貼着するのにも
適する構成とされる熱圧着タイプのマークを作るとき、
そのマークを作るための熱圧着タイプのマーク用生地の
マーク地にラミネートする熱圧着層形成材である熱可塑
性のホットメルト合成樹脂フィルムを、これまで接着力
が弱いとされていたウレタンフィルムのようなフィルム
とする構成としたときでも、そのマーク用生地から形ど
りしたマークを上記貼着対象物に貼着する際、上記マー
クを構成するフィルムの溶融樹脂をマーク地と貼着対象
物とを貼着するのに必要にして且つ十分なだけの接着機
能をマーク地と貼着対象物の布に発揮するものとし、し
かも、ユニホーム等の貼着対象物に着色した色彩がマー
クを透過して透視できないよう透視遮断機能を発揮する
熱圧着タイプのマークとして切り抜きができる熱圧着タ
イプのマーク用生地を提供しようとするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】剥離材の剥離面に裏打ち
された柔軟性、伸縮性に富む着色樹脂フィルムをマーク
地とし、該マーク地の前記フィルム面に形成する熱圧着
層形成材を、熱圧着層形成材として形成するとき、マー
ク地に貼着するとき、並にマークをシャツ、ユニホーム
等の貼着対象物に貼着するときの加熱温度では溶融した
り、変形したりしない介在層をはさんで、介在層の一方
面には前記フィルムを、他方面にはシャツ、ユニホーム
等の貼着対象物を、それぞれ好適な状態で貼着するのに
必要にして且つ十分の機能を発揮するよう溶融温度の調
整され、且つその溶融温度下で所望の状態に溶融して熱
可塑反応を呈するよう調整された熱可塑性のホットメル
ト合成樹脂フィルムを重ね合わせてラミネートした構成
とする熱圧着タイプのマーク用生地とすると共に、該マ
ーク用生地を所望の図柄どうりに前記剥離材面までハー
フカットしたマーク。 【0012】 【実施例】本発明を図面に従って説明する。本発明は、
現在普及されるようになったレオタード、スイムスーツ
のように極めて縦横に伸縮性に富む布地を利用して縫製
したユニホームに馴染むマークを提供すると言うことを
念頭において、理想どうりの貼着ができるよう前記熱圧
着層形成材を、下記の通りの三層構造のフィルムとする
ものである。 【0013】即ち、本発明を構成するマーク用生地のマ
ーク地にラミネートする熱圧着層形成材1は、熱圧着層
形材を形成時、並にマーク地にラミネートしてマーク用
生地とする時、並にマーク用生地から形取ったマークを
シャツ、ユニホーム等の貼着対象物に貼着する時の加圧
加熱温度では溶融したり、変形したりしない介在層2を
はさんで、その一方面にはマーク地に、他方面にはシャ
ツ、ユニホーム地等の貼着対象物に、それぞれ好適な状
態で貼着するのに必要にして且つ十分の機能を発揮する
よう溶融温度を調整され、且つその溶融温度下で所望の
状態の溶融反応を呈して接着機能を発揮するよう調整さ
れた熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム3、4を
重ね合わせる。これは図1に示すように三層構造の積層
フィルムとする熱圧着層形成材1とする。前記介在層2
が合成樹脂フィルムであるときは、その両面に配する、
ホットメルト合成樹脂フィルム3、4は、介在層2と親
和性のある合成樹脂であることは勿論である。 【0014】上記図1に示す構造の熱圧着層形成材1を
以て図2に示す熱圧着タイプのマーク用生地5を作るの
には、まず、熱圧着層形成材1を構成する介在層2の一
方面にラミネートした前記熱可塑性のホットメルト合成
樹脂フィルム3の面に剥離材である6ポリエステルフィ
ルム、或は剥離紙の剥離加工面に裏打ちされた例えば、
通常ラバーインクと称される溶剤から作られる柔軟性、
伸縮性に富む着色樹脂フィルムから成るマーク地7(以
下マーク地と称する)に重ね合わせる。次に、マーク地
7と前記フィルム3をラミネートするための加熱加圧を
行う。この操作により、介在層2の両面側にラミネート
された前記フィルム3、4は溶融する。これが冷却した
ときは、前記フィルム3は剥離材6に裏打ちされたマー
ク地7に接着して図2に示す構成の熱圧着タイプのマー
ク用生地5となる。いわば、前記した熱圧着層形成材1
と剥離材6に裏打ちされたマーク地は仮着状態でラミネ
ートされる。この操作を行うのには、普通、介在層2の
他方面にラミネートした前記熱可塑性のホットメルト合
成樹脂フィルム4には剥離材(図示しない)をあてがっ
たままの状態で行う。従って、介在層2と剥離紙(図示
しない)面で溶融した前記フィルム3、4は、加熱加圧
操作後の冷却により元の状態に復元して剥離紙(図示し
ない)に裏打ちされた熱圧着タイプのマーク用生地5と
なる。 【0015】この熱圧着タイプのマーク用生地5を所望
の図柄、文字状に打ち抜き、或は切り抜いて剥離紙6に
裏打ちされた状態で形どりされたマーク10とする。或
は、図3に示すように前記熱圧着タイプのマーク用生地
5を剥離材6面に達するハーフカットを行い、剥離材6
面に所望の図柄、文字状のマーク10を残し、余分の部
分は剥離材6面から剥し取る。 【0016】前記図3に示す余分な部分を剥離材6から
剥し取ったマーク10を以てシャツ、ユニホーム等の貼
着対象物11に貼着するには、図3に示すように介在層
2の他方面にラミネートした熱可塑性のホットメルト合
成樹脂フィルム4をシャツ、ユニホーム等の貼着対象物
11の所望の個所に置いて、図4に示す状態として剥離
材6面から従来どおり所望の圧力、温度條件下で且つ所
望の時間をかけた加熱加圧操作を行う。 【0017】この操作によって、介在層2の両面に貼着
された熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム3、4
はともに再び溶融する。 【0018】この際、介在層2の一方面にラミネートさ
れた熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム3の溶融
樹脂はマーク10を構成するマーク地7に再接着する。
また、介在層2の他方面にラミネートされた熱可塑性の
ホットメルト合成樹脂フィルム4の溶融樹脂はシャツ、
ユニホーム等の貼着対象物11の生地を構成する布地の
性状、材質を考慮し、それに見合う加熱加圧条件を考慮
して過不足なく必要に応じて、且つ十分な程度に滲透さ
せる。 【0019】介在層2の両面にラミネートされたそれぞ
れの熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム3、4は
前記操作によって溶融しても、それぞれの熱可塑性のホ
ットメルト合成樹脂フィルム3、4の間には介在層2が
あるので、介在層2の両側で溶融したそれぞれの前記熱
可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム3、4の溶融樹
脂は、混合してマーク地7側に或はシャツ、ユニホーム
等の貼着対象物10側の生地に必要以上の状態で滲透す
ることを防止できる。 【0020】この介在層2の形成材は、マーク10をシ
ャツ、ユニホーム等の貼着対象物11に貼着する際の加
熱加圧による加熱温度では溶融したり変形しない素材を
用いる。即ち、この介在層2の素材に合成樹脂フィルム
を用いるときは、介在層2の両側にラミネートされる熱
可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム3、4と親和性
のある合成樹脂であって、且つ前記フィルム3、4より
溶融温度を高く調整された熱可塑性の合成樹脂フィルム
とするものであることがあり、或は、介在層2の両側に
ラミネートされる熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィ
ルム3、4と親和性のある合成樹脂であって、且つ架橋
反応を呈して熱圧着層形成材の形成過程でも、マークを
貼着対象物に貼着する過程でもフィルムとなった状態を
くずさないよう調合された合成樹脂を以て合成樹脂フィ
ルムとしたものであることがあり、或は、溶融樹脂の滲
透を阻止する工夫を施すか、織方、編方に工夫を施こす
かした合成繊維、天然繊維から成る布地、不織布である
ことがある。 【0021】尚、前記介在層2を形成する合成樹脂フィ
ルムを作る合成樹脂に顔料、染料等を混合した合成樹脂
とするときは、着色された合成樹脂フィルムとすること
ができる。 【0022】熱圧着層形成材の介在層を着色の合成樹脂
フィルムとするとき、或は介在層に前記布地、不織布等
を用いたときは、その介在層2によってシャツ、ユニホ
ーム等の貼着対象物に着色された色彩は、介在層2で透
視が遮断されてマーク10から透き通って見えることを
阻止することができる。 【0023】 【発明の効果】本発明にかかる熱圧着タイプのマーク用
生地は、前記構造の熱圧着層形成材を用いたものである
から、本件発明にかかる熱圧着タイプのマーク用生地か
ら作った熱圧着タイプのマークを以て、縦横に伸縮性に
富む生地から縫製したユニホームに貼着する際、マーク
の素材である着色樹脂フィルムにもシャツ、ユニホーム
の素材である布地にも必要にして且つ十分な溶融樹脂に
よる接着機能を発揮させてマークを上記ユニホームに貼
着することができ、更に、上記ユニホームに着色された
色彩がマークから透視されることを阻止することができ
マーク本来の風合い、持ち味を発揮するマークとするこ
とができる。更に、上記ユニホームに伸縮性に馴染んだ
マークとして貼着することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 マーク用生地を構成する熱圧着層の断面図。 【図2】 マーク用生地の断面図。 【図3】 マーク用生地を剥離材面までハーフカットし
た状態のマークの断面図。 【図4】 マークを以てユニホームに貼着するときの各
部材の位置関係を示す断面図。 【図5】 ユニホームに貼着したマークの各部材の位置
関係を示す断面図。 【符号の説明】 1. マーク用生地を構成する熱圧着層形成材 2. 介在層 3. 熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム 4. 熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィルム 5. マーク用生地 6. 剥離材 7. マーク地 10. マーク 11. シャツ、ユニホーム等の貼着対象部物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 剥離材の剥離面に裏打ちされた柔軟性、
    伸縮性に富む着色樹脂フィルムをマーク地とし、該マー
    ク地の前記フィルム面に形成する熱圧着層形成材を、熱
    圧着層形成材として形成するとき、マーク地に貼着する
    とき、並にマークをシャツ、ユニホーム等の貼着対象物
    に貼着するときの加熱温度では溶融したり、変形したり
    しない介在層をはさんで、介在層の一方面には前記フィ
    ルムを、他方面にはシャツ、ユニホーム等の貼着対象物
    を、それぞれ好適な状態で貼着するのに必要にして且つ
    十分の機能を発揮するよう溶融温度の調整され、且つそ
    の溶融温度下で所望の状態に溶融して熱可塑反応を呈す
    るよう調整された熱可塑性のホットメルト合成樹脂フィ
    ルムを重ね合わせてラミネートした構成とする熱圧着タ
    イプのマーク用生地とすると共に、該マーク用生地を所
    望の図柄どうりに前記剥離材面までハーフカットしたこ
    とを特徴とするマーク。
JP2002015114A 2002-01-24 2002-01-24 熱圧着タイプのマーク Pending JP2003211900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102551242A (zh) * 2010-12-24 2012-07-11 富声国际股份有限公司 缓冲结构

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CN102551242A (zh) * 2010-12-24 2012-07-11 富声国际股份有限公司 缓冲结构

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