JP2005047510A - ラップフィルムの収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールの回転を阻害せずに、収納部からのロールの飛び出しを防ぐ。
【解決手段】底板2と前面板3と後面板4及び両端面板5,5で囲まれた収納部10と、その後面板4上縁から蓋板6が連設されたラップフィルムの収納箱1において、前面板3の上縁に収納部10内に折り込む補強板11を連設し、その補強板11端縁には、折目線rを介して外側に向かって延びる固定片12を設ける。折目線rは、補強板11先端に向かうほど端面板5から離れるように形成し、補強板11は、収納部10内へ完全に折り込まれて前面板3内側に沿うとともに、前記固定片12は、前面板3の内面両端部で収納部10内に延びて、その先端が端面板5内面に当接する。固定片12の下縁は、ラップフィルムFを巻回したロールRの端部外周面に当接し、その下縁の外形がその外周面に沿う弧状であるので、ロールRが飛び出さないように固定し得る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、食品包装用のロールに巻かれたラップフィルムを収納し、そのラップフィルムを必要量引き出して使用するための収納箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のラップフィルムの収納箱は、例えば、本発明の実施形態である図1に基づいて説明すると、底板2とその底板2の各辺から立設された前面板3、後面板4及び両側の端面板5,5で囲まれた上面開口の収納部10と、その収納部10の開口を覆うように、後面板4の上縁から折目線を介して蓋板6が連設され、その蓋板6の先端縁から折目線を介して、前記前面板3を覆う蓋前面板7が延びている。その蓋前面板7には、横方向全長に亘るミシン目による切目線cが設けられて、蓋前面板7の切目線cより下方が前面板3に接着されている。切目線cで蓋前面板7を上下方向に切り離すことにより、蓋前面板7の切目線cから上部、及び蓋板6は、前記前面板3から離れて、後面板4に対して折目線を介して回動可能となるので、収納部10の開口が開閉される。
【0003】
前記前面板3の上縁には、図7に示すように、その前面板3の横方向全長に亘って延びる押さえ板8が連設され、その押さえ板8は、前面板3から折目線を介して収納部10内へ折り込まれる。この折り込みは、押さえ板8が水平、又は先端に向かってやや下向き状態で維持されることにより、押さえ板8の下面あるいは先端縁が、収納部10内に収めたロールRに巻いたラップフィルムFの表面を押さえるので、そのロールRが収納部10内から外へ飛び出しにくいようになっている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
また、その押さえ板8の先端縁から、さらに、その押さえ板8の横方向全長に亘って延びる補助片を連設し、その補助片を折目線を介して前記押さえ板8からさらに内側に折り込み、ロールRの浮き上がりにより押さえ板8が撓まないように補強するとともに、その補助片がロールに対して面的に接触することにより、そのフィルムの引出しの際の回転抵抗を安定化させたものもある(特許文献3参照)。
【0005】
このほか、前記押さえ板8の両側端部に係止片を外側に向かって延ばすように設け、前記押さえ板8の折り込みとともに、その両係止片をそれぞれ両端面板5,5内側に沿うように前面板3側へ折り込んで、その係止片を両端面板5,5内面にそれぞれ接着させて、押さえ板8が上方へ跳ね上がらないように安定させたものもある(特許文献4参照)。
【0006】
【特許文献1】
実公平6−19455号公報(第4頁、第2−3図)
【特許文献2】
特開平7−300129号公報(第7頁、第2図)
【特許文献3】
特開平8−169441号公報(第8頁、第2−3図)
【特許文献4】
特開平8−217064号公報(第5頁、第1−3図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の特許文献1又は特許文献2に示す、押さえ板8によるロールRの飛び出し防止機能は、その押さえ板8が、ロールRの軸方向の広い範囲に亘り、そのロールRあるいはロールRに巻かれたフィルムFに接触することにより、ロールRの上方への浮き上がりを制止して発揮される。この押さえ板8は、その板状部材を成す幅方向がロールRの軸方向に沿って配置されるため、ロールRからの上下方向の力がその部材の板厚方向に作用する。このため、これらの部材は、ロールRが浮き上がろうとする上下方向の力に対して強く抗することができない。
【0008】
また、特許文献3に示すように、補助片を折り込むことにより押さえ板8の剛性を高めたり、あるいは、特許文献4に示すように、押さえ板8を上下方向に動かないように端面板5に接着する手段もあるが、部材がフィルムFに直接強く接触することは、ロールの回転を阻害するとともに、無用なフィルムFへの損傷を招く恐れもある。
【0009】
そこで、この発明は、フィルム引出し時のロールの回転を阻害することなく、収納部からのロールの飛び出しを防ぐとともに、そのフィルムを傷つけないようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、底板と前面板と後面板及び両端面板で囲まれた上面開口の収納部に、ラップフィルムを巻回したロールが収納され、前記後面板上縁から蓋板が連設されたラップフィルムの収納箱において、前記前面板の内面両端部に前記収納部内に延びる固定片をその幅方向を上下方向として設け、その固定片の下縁は、前記ロールの端部外周面に当接するようにしたのである。
【0011】
前記固定片は、ロール外周面に対して起立した状態で当接する板状部材を成しており、つまり、その板状部材の幅方向(平面方向)が収納部に対して上下方向となってその収納部内のロール外周面に対して交わった状態に配置される。このため、そのロールが収納部から飛び出そうとする際に発生する上下方向の力が、その固定片に対して、固定片の平面方向と平行、又は概ね平行に作用する。板状部材は、その板厚方向に加わる力よりも平面方向に加わる力に対して断面係数が大きいため、この上下方向の固定片は、前記ロールが上方へ浮き上がらないように強くしっかりと固定し得る。また、その固定片下縁とロール周面とが線的に接触して接触面積が少ないので、フィルム引出し時のロールの回転が阻害されにくい。
【0012】
また、その前面板の上縁にその内面に沿う補強板を連設し、前記固定片を、その補強板の両端縁に折目線を介して連設して、前記前面板の内面両端部に設けるようにした構成を採用し得る。この構成において、前記補強板は、前面板上縁から収納部内へ完全に折り込まれるとともに、前記固定片は、その折り込まれた状態において、前記折目線を介して補強板端縁から収納部内に向かって延びている。
【0013】
収納されたロールに、上方へ浮き上がる方向の力が加わると、その上方への動きを固定片下縁が受けるとともに、その固定片を介して補強板にも上向きの力が作用し、補強板が前記折り込み状態から起き上がろうとする。このため、ロールから加えられる力に対して、平面視コの字型を成す両固定片及び補強板が、その全体で抵抗することとなるので、ロールを収納部外へ飛び出さないようにする効果が大きい。
【0014】
さらに、前記固定片は、収納部内の下方に向かうほど端面板から離れるものとした構成を採用し得る。このようにすれば、両側の固定片が、それぞれ下方へいくほど収納部内側に狭まる状態となるので、前記ロールを収納する際に、そのロールが固定片を外側へ押し広げながら収納部内へ入り、収納後は固定片が内側に戻って、元の位置でロールを上方から押さえて固定する。このため、ロールの収納作業時に、そのロールが通過する空間に介在する固定片を敢えて押さえるなどして避ける必要がなく、ロールを収納部内に押し込めば収納できるので作業が簡単である。
【0015】
また、前記固定片の下縁は、その外形が前記ロールRの外周面に沿う弧状とすれば、ロールの周面に沿って前記固定片下縁が線的に接触して、その摺動がスムースになるので、さらにフィルムの引出し時のロールの回転を良好にし得るとともに、ロールが収納部内で前後方向に移動することを抑えることができて使いやすい。
【0016】
その固定片の下縁は、ロールのラップフィルムが巻かれていない端部周面に当接するものとすれば、その固定片がフィルムを傷つけにくい。
【0017】
【発明の実施の形態】
一実施形態を図1乃至図4に示し、この実施形態のラップフィルムの収納箱は、図1に示すように、底板2と前面板3と後面板4及び両端面板5,5で囲まれた上面開口の直方体状収納部10を有し、その収納部10にラップフィルムFを巻回したロールRを収納するとともに、前記開口を開閉しうるように前記後面板4上縁から蓋板6を連設した収納箱1である。
【0018】
この収納箱1は、図4のブランクの展開図に示すように、底板2の前後に連設された前面板3及び後面板4をそれぞれ折目線sで上方に折り曲げて底板2より立ち上げ、前記前面板3及び後面板4の両端縁よりそれぞれ外側にむかって連設された連結片13及び連結片14を、内側へ折り込んで重ねる。底板2の両端縁より外側に向かって連設された端面板5を折目線sで上方に折り曲げて底板2より立ち上げ、その端面板5の内面を、前記重ねられた連結片13,14の外面に貼付し、上面開口した収納部10を構成する。
【0019】
前記蓋板6は、その収納部10の開口を覆うために、後面板4の上縁から折目線sを介して蓋板6が連設され、その蓋板6の先端縁から折目線sを介して、前記前面板3を覆う蓋前面板7が延びている。また、蓋板6の両端縁には、蓋端面板9が連設され、蓋前面板7両端縁に連設された連結片17が、その蓋端面板9の内側に貼付される。
【0020】
その蓋前面板7には、横方向全長に亘るミシン目による切目線cが設けられて、図1に示すように、蓋前面板7の切目線cより下方が前面板3に接着されている。切目線cで蓋前面板7を上下方向に切り離すことにより、蓋前面板7の切目線cから上部、及び蓋板6は、前記前面板3から離れて、後面板4に対して折目線sを介して回動可能となるので、収納部10の前記開口が、図1の矢印Aに示すように開閉される。その蓋前面板7の前記切目線cを挟んで蓋板6側の切断面には、その切断面から外方へ突出するように切刃Bが設けられて、ラップフィルムFの切断に供される。
【0021】
前記前面板3の上縁に、その横方向(収納されるロールRの軸方向と同じ方向)全長に亘る補強板11を連設し、その補強板11の横方向両端縁には、折目線rを介して両側方外側に向かって延びる固定片12をそれぞれ設けている。補強板11と固定片12とを区切る前記折目線rは、図4に示すように、補強板11の前面板3への付け根の部分で、前面板3と連結片13とを隔てる折目線sの位置、又はその内側直近の部分にあり、そこから補強板11の先端に向かうに従って、その連結片13から離れて中央寄りになるように直線状に形成されている。また、固定片12は、補強板11を折り込む前の状態において前面板3の両端縁よりも外側に延びている。
【0022】
図4に示すブランクを組み立てる際に、補強板11は、収納部10内へ完全に折り込まれて前記前面板3の内面に沿うとともに、その折り込まれた状態において、固定片12は、前記折目線rを介して内側に屈曲して、図2に示すように、その先端が端面板5内面に当接する。このとき、前記固定片12は、収納部10内空間の前面板3側の両隅を、前面板3側から端面板5側に向かって斜め方向に横断するように、前記前面板3と端面板5間で係止されるので、その固定片12下縁が、収納部10内に収納された前記ラップフィルムFを巻回したロールRの両端部外周面に当接する。
【0023】
この固定片12の横断位置を、図5(a)に示すように、ロールRのフィルムFが巻き取られていないロールR両端部にのみ当接するように、前記折目線rの位置、及び固定片12の長さを設定すれば、固定片12がフィルムFを傷めることなく、そのフィルムF引出時のロールRのスムースな回転を阻害しない。
【0024】
また、固定片12は、この折り込んだ状態で、図2に示すように、その下縁の外形が前記ロールRの外周面に沿う弧状になっているので、収納したロールR周面とその固定片12下縁との接触により、その弧部がロールRをしっかりと捕捉し、収納部内で前後方向(収納されるロールRの軸方向と直交する方向)へ移動することを抑える効果がある。
【0025】
この固定片12の係止状態は、前記折目線rが、補強板11の前面板3への付け根の部分で、端面板5と交わる位置、又はその内側のすぐ近くの部分にあり、そこから補強板11の先端に向かうに従って、その端面板5から離れるように直線状に形成されているので、図2又は図3に示すように、その固定片12の上縁が、補強板11側の根元部からその先端に亘って端面板5の内面に密着し、固定片12の下縁は、図示するように、収納部10内の空間を斜めに横断する形態となっている。
【0026】
このとき、両側の固定片12がそれぞれ内側へ傾斜して、下方へ向かって底板2側へ近づくほど、また、前面板3に近づくほど、両固定片12,12間の間隔が狭くなるように係止されているので、収納部10内からその固定片12下縁を上方へ向かって押し上げようとする力に対して、両固定片12,12は、力の方向に沿って末広がりとなるハの字型を成して、動かないように抵抗しやすい形態となっている。
【0027】
また、一旦収納されたロールRに、上方へ浮き上がる方向の力が加わると、その上方への動きを固定片12が直接受けるとともに、その固定片12を介して補強板11にも上向きの力が作用し、補強板11が起き上がろうとする。このため、ロールRから加えられる力に対して、図5(a)に示すように、平面視コの字型を成す両固定片12及び補強板11が、その全体で抵抗することとなるので、ロールRを収納部10外へ飛び出さないようにする効果が大きい。
【0028】
この収納部10内には、図3に示すように、前面板3又は後面板4の両端縁から連設された連結片13又は14に半円状の切目線dが設けられ、この切目線dを切断して、その半円の部分の舌片15を収納部10内に向かって起立させている。この舌片15を、収納部10内のロールR端部からその中空部へ挿入することにより、さらに、ロールRの収納部10からの浮き上がりを防止し得る。
【0029】
さらに、底板2の両端縁から連設された端面板5には、図2及び図3に示すように、その上縁に折目線tを介して上方へ延びる側片16が設けられ、その折目線tを介して側片16を外側へ突出するように折り曲げることにより、この側片16が、蓋板6の両端に連設された蓋端面板9、及びその内側に貼付される蓋前面板7両端の連結片17との段部18に嵌まるようになっている。このため、図2に示すように、一旦開封した収納箱1は、再度蓋板6を閉める際に、前記段部18への側片16の嵌め込みによりその蓋板6が閉まった状態で固定され得るので、蓋板6が意に反して開放することによる、ロールRの外への飛び出しを防止し得る。
【0030】
なお、この実施形態では、前記折目線rは直線的に形成したが、この実施形態には限定されず、折目線rは、例えば、曲線を描くように形成してもよい。またその折目線rの位置や向きは、端面板5に平行な折目線rや、補強板11の先端に向かうに従って、その端面板5に近づくように形成してもよい。
【0031】
このとき、固定片12の係止状態は、固定片12が、前記折目線rを介して補強板11から屈曲して、その屈曲から先端に至るまで直線状に係止されてもよいし、ある程度撓んで平面視円弧状に係止されていてもよい。また、固定片12は、この実施形態のように、補強板11の両側に設けずに、片側のみに設けてもよい。
【0032】
また、収納箱1を構成するブランクにおいて、固定片12は、必ずしも前面板3の両端縁よりも外側に延びているものでなくてもよく、折り込んだ状態で端面板5に当接するものであればよい。その固定片12の端面板5内面への当接は、端面板5への直接の当接のみを意味するものではなく、その端面板5の収納部10側に折り込まれた連結片13,14への当接も含めて意味するものである。
【0033】
なお、その固定片12の横断位置は、前記折目線rの位置、及び固定片12の長さの設定により変化させることができる。例えば、図5(b)に示すように、固定片12の横断位置を、その先端側でフィルムFに接触しないように設定しておけば、固定片12の根元側、つまり、折目線rに近い部分においては、フィルムFに多少接触するようにしても、使用上支障はない。
【0034】
また、固定片12は、収納部10内へ向かって延びるように設けられていれば、図5(c)に示すように、端面板5に当接しないようにした構成も採用し得る。固定片12が、図5(c)に示すように、全体的にフィルムFに接触するようにした態様であっても、ロールRの飛び出し防止の機能は発揮し得る。
【0035】
さらに、前記側片16の態様は、この実施形態以外にも、例えば、図6に示すように、端面板5の上縁に折目線uを介して折込片20を連設し、その折込片20を、図示するように内側に折り込むことにより、その折目線uの端面板5側に設けた切目線eにより、外側へ突出して、前記段部18に嵌め込まれる側片19を形成するようにしてもよい。
【0036】
この舌片15、側片16,19の形状は、実施の形態に限定されず自由であり、その機能を求めない場合は、両側に位置する前記舌片15、又は側片16,19の各々について、その一方又は両方を省略してもよい。
【0037】
また、この実施形態では、前面板3上縁に連設した補強板11の両端に固定片を設けたが、この実施形態には限定されず、前記前面板3の内面に固定片を接着その他の手段により固定するようにした構成も採用し得る。
【0038】
【発明の効果】
この発明は、以上のようにしたので、フィルム引出し時のロールの回転を阻害することなく、収納部からのロールの飛び出しを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の斜視図
【図2】同実施形態の要部拡大図
【図3】同実施形態の要部拡大図
【図4】図1の展開図
【図5】図1の平面図で、(a)は固定片がフィルムに接触しない形態、(b)は固定片がフィルムに一部接触する形態、(c)は固定片がフィルムに接触する形態を示す
【図6】他の実施形態の要部拡大図
【図7】従来例の断面図
【符号の説明】
1 収納箱
2 底板
3 前面板
4 後面板
5 端面板
6 蓋板
7 蓋前面板
8 押さえ板
9 蓋端面板
10 収納部
11 補強板
12 固定片
13,14,17 連結片
15 舌片
16,19 側片
18 段部
20 折込片
F フィルム
R ロール

Claims (5)

  1. 底板2と前面板3と後面板4及び両端面板5,5で囲まれた上面開口の収納部10に、ラップフィルムを巻回したロールRが収納され、前記後面板4上縁から蓋板6が連設されたラップフィルムの収納箱において、
    前記前面板3の内面両端部に前記収納部10内に延びる固定片12をその幅方向を上下方向として設け、その固定片12の下縁は、前記ロールRの端部外周面に当接していることを特徴とするラップフィルムの収納箱。
  2. 前記前面板3の上縁にその内面に沿う補強板11を連設し、前記固定片12を、その補強板11の端縁に折目線rを介して連設して、前面板3の内面両端部に設けたことを特徴とするラップフィルムの収納箱。
  3. 前記固定片12は、収納部10内の下方に向かうほど端面板5から離れるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のラップフィルムの収納箱。
  4. 前記固定片12の下縁は、その外形が前記ロールRの外周面に沿う弧状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のラップフィルムの収納箱。
  5. 前記固定片12の下縁は、ロールRのラップフィルムが巻かれていない端部外周面に当接するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のラップフィルムの収納箱。
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