JP2005047444A - 車内部品の保持構造 - Google Patents

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Hiroshi Hishinuma
広志 菱沼
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Abstract

【課題】 車内部品が引き出された状態で乗員の身体が接触しても互いに損傷等を受けることがなく、使用に便利なインパネの上部位置等に車内部品を設置することができる。
【解決手段】 引出し端で車内部品1を保持するとともに所定以上の荷重が作用した時に車内部品1から離脱するように当該車内部品1の後端に係止された保持部材4と、車内部品1の後端に設けられた回転軸52と、車体側に設けられ、引出し端に至った車内部品1の回転軸52を回転可能に受け入れる軸受け部材6とを備えている。上記保持部材4から車内部品1に向けて金属製ストッパ体43を延出させてその先端部431を車内部品1に係止させ、所定以上の荷重の作用によって上記先端部431が変形して車内部品1への係止が解消されるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、灰皿やカップホルダ等の、車室内へ引き出して使用される車内部品の保持構造に関する。
図6に示すように、灰皿やカップホルダ等の、車室内へ引き出して使用する車内部品7を車両のインストルメントパネル(インパネ)2に設ける場合には、車両衝突時等に、引き出され突出した状態の車内部品7に乗員の身体が触れることがないように、インパネ2内の低い位置に設けている。なお、車室内へ引き出して使用する灰皿が例えば特許文献1や特許文献2に示されている。
実開平6−78064号 特開平8−216759号
しかし、上記従来の車内部品7の設置位置では、車内部品7がシフトレバーの背後になる等のために使用に不便であるという問題があった。
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、引き出された状態で乗員の身体が接触しても互いに損傷等を受けることがなく、使用に便利なインパネの上部位置等に車内部品を設置することができる車内部品の保持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、車室内へ引き出して使用される車内部品(1)の保持構造であって、引出し端で車内部品(1)を保持するとともに所定以上の荷重が作用した時に車内部品(1)から離脱するように当該車内部品(1)の後端に係止された保持部材(4)と、車内部品(1)の後端に設けられた回転軸(52)と、車体側に設けられ、引出し端に至った車内部品(1)の回転軸(52)を回転可能に受け入れる軸受け部材(6)とを具備している。
本第1発明において、車内部品を車室内へ引き出すと、車内部品に係止された保持部材は一体にリテーナ内を移動し、保持部材によって引出し端にて車内部品は引き出された状態で保持される。この状態で、車両の衝突等によって乗員の身体が車内部品に触れてこれに過度な荷重が作用すると、保持部材の係止状態が解消されて車内部品から離脱する。そこで、軸受け部材内に回転可能に受け入れられた回転軸を中心にして車内部品は荷重作用方向とは反対方向へ旋回移動する。これにより、乗員身体やこれが触れた車内部品が互いに損傷することが避けられる。このような車内部品は、使用に便利なインパネの上部位置等に設置することができる。
本第2発明では、上記保持部材(4)を、照明ランプ(41)を内蔵したバルブケースと兼用させる。これにより、部品点数を削減することができる。
本第3発明では、上記保持部材(4)から車内部品(1)に向けて金属製ストッパ体(43)を延出させてその先端部(431)を車内部品(1)に係止させ、所定以上の荷重の作用によって上記先端部(431)が変形して車内部品(1)への係止が解消されるようにする。本第3発明においては、保持部材が車内部品から離脱し始める荷重を正確に設定することができる。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の車内部品の保持構造によれば、引き出された状態で乗員の身体が接触しても互いに損傷等を受けることがないから、車内部品を、使用に便利なインパネの上部位置等に設置することができる。
図1には本発明の保持構造を備えた車内部品としての車両用灰皿1の断面図を示す。灰皿1は上方のナビゲーション機器Nと下方のラジオRとの間のインパネ2内に設置されている。すなわち、インパネ2の灰皿設置部には、インパネ2表面に開口する矩形容器状のリテーナ3が設けられて、当該リテーナ3内にインパネ2の内外方向(図1の左右方向)へ移動可能に保持部材4が配設されている。保持部材4は本実施形態では照明ランプ41を内蔵したバルブケースを兼ねており、その上下端がリテーナ3の上下の内壁に接近している。
灰皿本体11の前端は取手を兼ねたパネル部12となっており、灰皿本体11の中間凹陥部内には上方へ開放する容器状の受け皿13が挿置されている。灰皿本体11の後端部は図2に示すようにその中央部が凹陥させてあり、この凹陥部14内に上記保持部材4が挿入装着されている。すなわち、凹陥部14には対向する左右の内側面に角穴141(図2に一方のみ示す)が形成されており、一方、保持部材4の左右の外側面には上面を傾斜面とした楔状の凸部42が形成されて、凹陥部14内に保持部材4を下方から押し込むと角穴141内に凸部42が進入嵌合し、保持部材4が灰皿本体11に離脱可能に係止される。
図1において、保持部材4にはストッパ体43が設けてある。ストッパ体43は一定幅の金属板を屈曲成形したもので、その基端は保持部材4の背面の、上下方向の中央位置にビス止めされている。ストッパ体43は保持部材4の縦壁44に設けた開口441を経て前方へ延び、その先端部431は上方へ屈曲している。そして、上記先端部431は灰皿本体11の凹陥部14の中央上縁に下方へ向けて突出形成された係止壁142に係止されている。ストッパ体43は左右(図1の紙面垂直方向)にそれぞれ設けられて、各基端が、保持部材4の縦壁44背面の左右位置に形成された取付座442(図2)に捩じ込まれたビス443(図1)によって保持部材4に固定されている。
灰皿本体11の後端下方にはその幅方向(図1の紙面垂直方向)へ軸部材5が延設されている。軸部材5はその両端部51(図3に一方のみ示す)が後方へ屈曲した後、さらに上方へ屈曲して幅広とした上端が上下二箇所で灰皿本体11の後端外側面にビス止め固定されている。軸部材5は正面視では略U字形となっており、その水平部は回転軸52となっている。一方、リテーナ3の開口下縁には軸受け部材6が設けてある。軸受け部材6は金属板を、一辺を長くした略コ字断面に屈曲成形したもので、長辺側がリテーナ3の底壁面に接合されている。
このような保持構造の灰皿1を使用する場合には、灰皿本体11のパネル部12下縁を掴んで図4に示すように灰皿本体11を車室内へ引き出す。この時、保持部材4は灰皿本体11と一体にリテーナ3内を移動し、その上端および下端の前面が、リテーナ3の開口上縁に位置するベゼル21とリテーナ3の開口下縁に位置する軸受け部材6の端面にそれぞれ当接する。これにより灰皿本体11のそれ以上の引き出しが規制されて、灰皿本体11は車内へ引き出された状態になる。この状態で、灰皿本体11に設けた軸部材5の回転軸52は、コ字断面をなす軸受け部材6の空間内へ進入する。
灰皿本体11が車内へ引き出された状態で、車両の衝突等によって乗員の身体が灰皿本体11に触れてこれに下方への過度な荷重が作用すると、図5に示すように、保持部材4に設けたストッパ体43の、屈曲した先端部431が略直線状に変形して灰皿本体11の係止壁142との係止状態が解消される。同時に、保持部材4の凸部42(図2)と灰皿本体11の角穴141との嵌合も解消されて、灰皿本体11が保持部材4と分離する。そして、軸受け部材6内に位置する回転軸52を中心にして灰皿本体11は下方へ旋回移動し(図4の鎖線)、これにより、乗員身体や灰皿本体11が互いに損傷することが避けられる。
なお、上記実施形態において、ストッパ体先端部431の強度は、通常の灰皿使用時には変形せず、車両衝突時等の過大な荷重でのみ上記先端部431が変形するようなものに設定される。そこで、保持部材4の凸部42と灰皿本体11の角穴141との嵌合強度を、通常の灰皿使用時には嵌合が解消されず、車両衝突時等の過大な荷重でのみ嵌合が解消されるように適度に設定することができれば、ストッパ体43を特に設ける必要はない。また、複数のストッパ体43を適宜配置してこれらストッパ体43によって、引き出された灰皿本体11を保持できるようにすれば、上記凸部42と角穴141は必ずしも設ける必要はない。
本発明の一実施形態を示す、インパネ内に押し込まれた状態での、保持構造を備えた車両用灰皿の垂直断面図である。 本発明の一実施形態を示す、保持構造を備えた車両用灰皿の後部分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示す、インパネ内に押し込まれた状態での、保持構造を備えた車両用灰皿の側面図である。 本発明の一実施形態を示す、インパネ内から引き出された状態での、保持構造を備えた車両用灰皿の垂直断面図である。 本発明の一実施形態を示す、保持構造を備えた車両用灰皿の要部断面図である。 従来のインパネ表面の部品配置を示す斜視図である。
符号の説明
1…灰皿、11…灰皿本体、2…インストルメントパネル、4…保持部材、41…照明ランプ、43…ストッパ体、431…先端、5…軸部材、52…回転軸、6…軸受け部材。

Claims (3)

  1. 車室内へ引き出して使用される車内部品の保持構造であって、引出し端で車内部品を保持するとともに所定以上の荷重が作用した時に前記車内部品と離脱するように当該車内部品の後端に係止された保持部材と、前記車内部品の後端に設けられた回転軸と、車体側に設けられ、引出し端に至った前記車内部品の回転軸を回転可能に受け入れる軸受け部材とを具備する車内部品の保持構造。
  2. 前記保持部材を、照明ランプを内蔵したバルブケースと兼用させた請求項1に記載の車内部品の保持構造。
  3. 前記保持部材から前記車内部品に向けて金属製ストッパ体を延出させてその先端部を車内部品に係止させ、所定以上の荷重の作用によって上記先端部が変形して車内部品への係止が解消されるようにした請求項1又は2に記載の車内部品の保持構造。
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