JP2005047064A - 出没式筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】残芯と後続芯の隙間が発生してしまうと、筆記の際にその筆圧で残芯が後退し、書き損じを発生させてしまうばかりでなく、違和感を募らせてしまっていた。また、この現象(残芯の後退動作)を嫌い、残芯を先具から引き抜いてしまい、次いで後続する新しい芯を繰り出すユーザーもいて残芯を有効に使用することができなかった。
【解決手段】軸筒内にシャープペンシルユニットを出没可能に配置した出没式筆記具であって、前記シャープペンシルユニットは、芯挿通孔が形成されたスライド部材を前方に有し、また、シャープペンシルユニットの内部には芯繰り出し手段が前後動自在に配置されると共に、前記スライド部材と、芯繰り出し手段の少なくとも1部材の後退動作を連動させた出没式筆記具。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸筒内にシャープペンシルユニットを出没可能に配置した出没式筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】
1例として、「外筒内に挿脱可能なパイプ状の中軸と、先端に芯送出機構を有して前記中軸内に摺動自在に挿入された芯パイプと、この芯パイプと前記中軸の後端部に組み付けセットされ、これら両者を連係して後端ノック時に前記芯送出機構を芯送出動作させる回転カムと、この回転カムを介して前記芯パイプをノック可能にする後端ノック部材とをユニット化した内部筆記機構を構成し、この内部筆記機構を前記外筒内に挿脱可能に押し込み挿入し、該挿入時に、前記中軸を後方付勢して前記芯送出機構の芯喰着力を開放する弾性体を前記外筒と中軸との間に弾着するように構成したことを特徴とする筆記具。」がある。つまり、内部筆記機構を外筒に対して摺動させ、その外筒の先端から出没させるというものである(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実公平5−29908号公報(請求項1、第2図)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
不使用時においては内部筆記機構(芯送出機構)を外筒内に没入させておくことができ、重要な筆記部分の損傷が防止できるものの、未だ、改善の余地が残されていた。即ち、一般的な芯送出機構を外筒に組み付けている為、リードチャックから外れてしまった短い芯(以下、残芯という。)の後端と、後続する新しい芯(以下、後続芯という。)の前端との間に隙間が発生してしまうのである。これは、リードチャックの後退動作が終了する直前にチャック締付リングによって前記リードチャックが閉鎖され、芯を把持した状態で後退するためである。
そして、前記隙間が発生してしまうと、筆記の際にその筆圧で残芯が後退し、書き損じを発生させてしまうばかりでなく、違和感を募らせてしまっていた。また、この現象(残芯の後退動作)を嫌い、残芯を先具から引き抜いてしまい、次いで後続する新しい芯を繰り出すユーザーもいて残芯を有効に使用することができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、軸筒内にシャープペンシルユニットを出没可能に配置した出没式筆記具であって、前記シャープペンシルユニットは、芯挿通孔が形成されたスライド部材を前方に有し、また、シャープペンシルユニットの内部には芯繰り出し手段が前後動自在に配置されると共に、前記スライド部材と、芯繰り出し手段の少なくとも1部材の後退動作を連動させたことを要旨とする。
【0006】
【作用】
スライダーの後退動作によって、残芯が後続芯と接触した状態で後退する。
【0007】
【実施例】
軸筒の内部にシャープペンシルが配置され、後部に配置されているノック部材を押圧操作することによって前記シャープペンシルが突出する、いわゆる、出没式の筆記具(シャープペンシル)を1例として挙げ説明する。
軸筒1の前端には、先部材2が螺着などの手段によって着脱自在に固定されている。また、軸筒1の内部には、中軸3が前後動自在に配置されており、その中軸3の前方には後述するスライド部材4が前記先部材2に対して摺動自在に配置されている。そのスライド部材4の先端には、芯を案内する芯保護管5が圧入などの手段によって固定されているが、スライド部材4に一体形成などしても良い。これら中軸3やスライド部材4は、常時は、弾撥部材6によって後方に付勢され、前記軸筒1内に収納されているが、中軸3が前進移動することによって、スライド部材4が先部材2の先端から突出し得るようになっている。
【0008】
一方、前記軸筒1の後部内面には、圧入溝7が形成されており、その圧入溝7には径方向に付勢されたクリップ8の基部8aが圧入・固定されており、そのクリップ8の先端内側には玉部9が形成されている。そして、前記中軸3が前進し、その中軸3の後端部10が玉部9に達すると、クリップ8の前方部分が軸筒1の窓孔1aを介して径方向に倒れ込むように回転し、クリップ8の係合部11が中軸3の後端部10に係合するのである。
ここで、前記クリップ8は、金属材質からなる弾性状のクリップ本体12と樹脂材質からなる比較的弾性を有しない押圧操作部材13とから構成されているが、これに限定されることはなく、クリップ本体を弾性状の樹脂材質から構成し、一方、押圧操作部材を弾性を有さない金属材質から構成するなどしても良い。そして、クリップ本体12の後部はコ字形(クリップ基部)に形成されており、そのクリップ基部8aが軸筒1の前記圧入溝7に圧入・固定されている。
【0009】
次ぎに、シャープペンシルユニットついて説明する。前記中軸3の内部には、芯タンク14が前後動自在に配置されており、その芯タンク14の前端には開閉可能なチャック体15が固定されている。そのチャック体15の前方部には、チャック体15の開閉を行うチャックリング16が囲繞している。また、これらの部材を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材17が、前記芯タンク14と中軸3の内面段部18との間に張設されている。そして、これら芯タンク14やチャック体15、チャックリング16、並びに、弾撥部材17などから本発明の芯繰り出し手段18が構成されている。
【0010】
また、前記先部材2に摺動自在、且つ、出没可能に配置されたスライド部材4の内部には、芯を案内する案内部材19と、その案内部材19の前方に芯を軽く保持し、芯の後退を阻止するシリコーンゴムやNBRなどの弾性体からなる芯戻り止め部材20が配置されているが、これら案内部材19と芯戻り止め部材20をスライド部材4と一体成形などしても良い。さらに、前記スライド部材4の後方には、筒状部21が形成されており、その筒状部21には窓孔22が対向した位置に形成されている。また、その窓孔22に連接して、筒状部21にはスリットが形成されており、その筒状部21に外部作用を与えれば、弾性変形力によって拡開可能なものとなっている。そして、前記窓孔22には、前記チャック体15の前方外周に形成された突部23が遊挿している。
なお、前記先部材2の内面後方には、段部24が形成されている。前記チャックリング16の前進移動が阻止される規制部であり、その段部24にチャックリング16が当接すると、チャック体15が拡開され、把持している芯が解放される。本例のように、先部材2の内面にチャックリング16が当接する段部24を形成しているが、一般的な、出没機構のように、中軸3の前端に先具を固定し、その先具の内面に前記相当の段部を形成し、チャックリングを当接させても良い。しかし、部品点数の増加に伴い組立て工数も増加することから、前者である先部材2の内面に段部24を形成し、その段部24にチャックリング16を当接させ、チャック体15を拡開させるのが好ましい。
【0011】
ここで、前記チャックリング16が段部24に当接するまでの距離Vは、前記チャック体15の突部23がスライド部材4の窓孔22の前端部に当接するまでの距離Wよりも小さく設定されている。即ち、チャックリング16が段部24に当接した後に、チャック体15の突部23が窓孔22の前端部に当接し、チャック体15が拡開するようになっている。具体的に説明すると、前記距離Vは、距離Wよりも0.2mmほど短く設定されているが、0.1mm〜1.0mm程度の差であるならば、十分に機能する。ちなみに、1.0mmでも機能はするものの、芯の突出量が多くなってしまい、後における芯の突出量の調整が面倒となる。
【0012】
符号25は、前記先部材2の内面リブ26とスライド部材4との間に介在されたゴム材質などからなるOリングであって、そのOリング25によって摺動抵抗を付与している。そのスライド部材4の先部材2に対する摺動抵抗力は、芯が前記芯戻り止め部材20に対する摺動抵抗力よりも大きく設定されている。即ち、チャック体15と共に芯が前進しても、スライド部材4は先部材2に対して移動が規制されている。ちなみに、前記芯戻り止め部材の芯保持力は、20gf〜100gfが好適な値であり、この値より小さいと芯が滑り落ちてきてしまう危険性があり、逆に、高いと芯が繰り出せなくなってしまう危険性がある。なお、本例では、Oリング25を先部材2に形成した内面リブ26に摺接させているが、内面リブに変え、単に筒状の内面に摺接させても良いが、Oリングの不慮の変形や摺動による空気の圧縮などを考慮すると、リブ状とするのが好ましい。
又、符号27は、芯タンク14の後部に着脱自在に配置された消しゴムであって、その消しゴム27を覆うようにノック部材28も芯タンク14の後部に着脱自在に取り付けられている。
【0013】
次に、シャープペンシルユニット18の出没操作(動作)について説明する。ノック部材28を押圧すると、弾撥部材6の弾撥力に抗して前記中軸3並びに、芯タンク14などが前進移動し、先部材2の先端からスライド部材4に圧入されている芯保護管5が突出する。この時、中軸3の後端部10が、クリップ8の係合部11に係合し、前記弾撥部材6の復帰力による後退動作が阻止される。ここで、更にノック部材28を押圧すれば、芯タンク14やチャック体15が弾撥部材17の弾撥力に抗して前進し、芯の繰り出し操作が行われる。
再び、スライド部材4を先部材2内に収納したい場合には、前記クリップ8に固定された押圧操作部材13の後部を軸筒1の方向に押圧する。この動作によってクリップ本体12は前方部分が持ち上げられるように回転し、係合部11と中軸3の後端部10との係合が解除される。この瞬間に前記中軸3が芯タンク14などと共に弾撥部材6の復元作用によって後退する(図3参照)。
【0014】
次に、芯の繰り出し操作(動作)について説明する。図4の状態は、チャック体15から離れた残芯Aが芯戻り止め部材20に保持され、また、後続芯Bがチャック体15に把持されている状態である。また、スライド部材4は、チャック体15の突部23によって後方に引き寄せられている。
この状態から芯タンク14を前方に押圧すると、チャックリング16と共にチャック体15と、そのチャック体15に把持されている後続芯B、並びに、その後続芯Bに押されて残芯Aが前進する。この時、残芯Aはスライド部材4の芯戻り止め部材20に軽く保持されているため、そのスライド部材4も前進しようとするが、スライド部材4の先部材2に対する摺動抵抗力が大きく設定されているため、スライド部材4は移動せず、残芯Aが前記戻り止め部材20内を摺動し、スライド部材4の先端から突出する。やがて、チャック体15はチャックリング16と共に僅かに後続芯B(並びに残芯A)を前進させ、チャックリング16の前端が段部24に当接し、その当接動作によって、チャック体15が拡開しようとするが、瞬間的に拡開するのではなく徐々に拡開するため、後続芯Bを完全には解放せず軽く把持した状態にある。この時、チャック体15の突部23とスライド部材4の窓孔22の間には、隙間Zが形成されている(図5参照)。
【0015】
ここで、さらに芯タンク14が前進すると、チャック体15の突部23が窓孔22の前端部22aに当接する(図6参照)。さらに芯タンク14が前進すると、チャック体15は軽く把持した後続芯Bを引きずり前進させると共に、チャック体15の突部23によってスライド部材4をも前進移動させるが、チャック体15並びに、後続芯B(並びに残芯A)、スライド部材4が同時に、しかも同様に前進する為、芯の突出量は変化しない。やがて、スライド部材4の中間段部29が先部材2の内面リブ26の後端部26aに当接し、その前進移動が阻止される(図7参照)。
尚、前記チャック体が後続芯を軽く把持し、その後続芯を前進させる原因としては、チャックリングのチャック体への食いつきにより、チャック体は瞬間的に拡開するのではなく、徐々に拡開することになる。すなわちチャック体が完全に拡開するまでの間は芯を把持している状態となっている。また、芯が把持されている際に発生する芯のチャック体への付着(芯に含浸している芯油や湿気によるものと考えられる)や、筆記圧による芯のチャック体への食い付きなども考えられる。これによって、(チャック体が拡開しても、)チャック体の前進により芯が前進してしまうのである。
【0016】
以上詳述したように、チャックリング16が段部24に当接しながらもチャック体15は芯を軽く把持した状態で前進し、そして、その把持状態はチャック体15の突部23が窓孔22の前端部22aに当接するまで継続され、この過程において前記チャック体15、並びに、スライド部材4、残芯A(後続芯B)が同時に前進し、よって、残芯Aが前記突出動作によって突出された(突出量W)以上に突出することがない。即ち、チャック体の突起23が窓孔22の前端部22aに当接するまでの距離Wが、芯の突出長さとなるのである。尚、さらに芯タンク14が前進しても、チャック体15がスライド部材4を前進させるので、仮に、チャック体15が開放されていなくても、チャック体15、並びに、チャックリング16、スライド部材4、残芯A(後続芯B)が同時に前進するため、前記の量(チャック体の突起23が窓孔22の前端部22aに当接するまでの距離W)以上に残芯Aが突出することがない。
【0017】
ここで、芯タンク14の前進移動を解除すると、前記チャック体15が拡開した状態で後退するが、スライド部材4は、Oリング25によって抵抗を付与されているため後退はしない。やがて、チャック体15の突部23が、前記スライド部材4の窓孔22の後端部22bに当接すると、スライド部材4の後退動作が開始される。ついには、チャック体15は、チャックリング16によって閉鎖せしめられ、後続芯Bを再び把持する(図4参照)。このとき、後続芯Bを把持した状態で、従来技術と同様にチャック体15は多少後退するが、スライド部材4をも後退させるため、後続芯Bと残芯Aとの間に隙間を形成してしまうようなことがない。
尚、前記の様に、後続芯Bや残芯Aが後退してしまうが、スライド部材4と共に先部材2に対して後退するため、スライド部材4に対しては後退せず、もって、スライド部材4先端からの突出長さが減少するようなこともない。
また、スライド部材4の窓孔22は、チャック体15の突部23に係合しているため、押圧操作解除後においてもその後退位置を維持し続け、自重で落下するなどして、後続芯Bと残芯Aとの間に隙間を形成してしまうようなこともない。
【0018】
第2例を図8〜図11に示し説明する。前記チャックリング16が段部24に当接するまでの距離Vを、前記チャック体15の突部23がスライド部材4の窓孔22の前端部22aに当接するまでの距離Wよりも大きく設定した例である。即ち、チャック体15の突部23が窓孔22の前端部22aに当接した後に、チャックリング17が段部24に当接し、チャック体15が拡開するようになっている。具体的に説明すると、前記距離Vは、距離Wよりも0.2mmほど長く設定されているが、0.1mm〜1.0mm程度の差であるならば、十分に機能する。
次に、この第2例における芯の繰り出し操作(動作)について説明する。図8の状態は、チャック体15から離れた残芯Aが芯戻り止め部材20に保持され、また、後続芯Bがチャック体15に把持されている状態である。また、スライド部材4は、チャック体15の突部23によって後方に引き寄せられている。
この状態から芯タンク14を前方に押圧すると、チャックリング16と共にチャック体15と、そのチャック体15に把持されている後続芯B、並びに、その後続芯Bに押されて残芯Aが前進する。この時、残芯Aはスライド部材4の芯戻り止め部材20に軽く保持されているため、そのスライド部材4も前進しようとするが、スライド部材4の先部材2に対する摺動抵抗力が大きく設定されているため、スライド部材4は移動せず、残芯Aが前記戻り止め部材20内を摺動し、スライド部材4の先端から突出する。やがて、チャック体15の突部23が窓孔22の前端部22aに当接するが、チャックリング16と段部24との間には、隙間Zが形成されている(図9参照)。
【0019】
ここで、さらに芯タンク14が前進すると、チャック体15はチャックリング16、並びに、スライド部材4と共に僅かに後続芯B(並びに残芯A)を前進させ、この時、チャックリング16の前端が段部24に当接する(図10参照)。そして、その当接動作によって、チャック体15が拡開しようとするが、瞬間的に拡開するのではなく、徐々に拡開するため、後続芯Bを完全には解放せず軽く把持した状態にある。この状態で、芯タンク14が前進し続けると、チャック体15は軽く把持した後続芯Bを引きずり前進させると共に、チャック体15の突部23によってスライド部材4をも前進移動させるが、チャック体15並びに、後続芯B(並びに残芯A)、スライド部材4が同時に、しかも同様に前進する為、芯の突出量は変化しない。そして、やがては、スライド部材4の中間段部29が先部材8の内面リブ26の後端部26aに当接し、その前進移動が阻止される(図11参照)。
【0020】
以上詳述したように、チャックリング16は段部24に当接するまで前進するが、チャック体15はスライド部材4の窓孔22の前端部22aに当接した状態で前進するため、この過程においては、チャック体15、並びに、チャックリング16、スライド部材4、残芯A(後続芯B)が同時に前進し、よって、残芯Aが前記突出動作によって突出された(突出量W)以上に突出することがない。即ち、チャック体の突起23が窓孔22の前端部22aに当接するまでの距離Wが、芯の突出長さとなるのである。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、軸筒内にシャープペンシルユニットを出没可能に配置した出没式筆記具であって、前記シャープペンシルユニットは、芯挿通孔が形成されたスライド部材を前方に有し、また、シャープペンシルユニットの内部には芯繰り出し手段が前後動自在に配置されると共に、前記スライド部材と、芯繰り出し手段の少なくとも1部材の後退動作を連動させたので、残芯筆記時においても違和感がなく筆記することができ、そのため、残芯も有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1例を示す縦断面図(突出状態)。
【図2】図1の要部断面図。
【図3】本発明の1例を示す縦断面図(没入状態)。
【図4】動作を示す要部縦断面図。
【図5】動作を示す要部縦断面図。
【図6】動作を示す要部縦断面図。
【図7】動作を示す要部縦断面図。
【図8】第2例の動作を示す要部縦断面図。
【図9】動作を示す要部縦断面図。
【図10】動作を示す要部縦断面図。
【図11】動作を示す要部縦断面図。
【符号の説明】
1 軸筒
1a 窓孔
2 先部材
3 中軸
4 スライド部材
5 芯保護管
6 弾撥部材
7 圧入溝
8 クリップ
9 玉部
10 後端部
11 係合部
12 クリップ本体
13 押圧操作部材
14 芯タンク
15 チャック体
16 チャックリング
17 弾撥部材
18 芯繰り出し手段
19 案内部材
20 芯戻り止め部材
21 筒状部
22 窓孔
23 突部
24 段部
25 Oリング
26 内面リブ
27 消しゴム
28 ノック部材
29 中間段部

Claims (3)

  1. 軸筒内にシャープペンシルユニットを出没可能に配置した出没式筆記具であって、前記シャープペンシルユニットは、芯挿通孔が形成されたスライド部材を前方に有し、また、シャープペンシルユニットの内部には芯繰り出し手段が前後動自在に配置されると共に、前記スライド部材と、芯繰り出し手段の少なくとも1部材の後退動作を連動させたことを特徴とする出没式筆記具。
  2. 前記スライド部材の後退動作を、芯を把持・開放するチャック体とスライド部材の係合によってなしたことを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
  3. 前記軸筒の側面にクリップを設けると共に、そのクリップによって前記シャープペンシルユニットの軸筒からの突出状態を維持させたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の出没式筆記具。
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JP2012139955A (ja) * 2011-01-05 2012-07-26 Pilot Corporation ノック式シャープペンシル

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