JP2002011992A - シャープペンシル - Google Patents

シャープペンシル

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JP2002011992A
JP2002011992A JP2001089456A JP2001089456A JP2002011992A JP 2002011992 A JP2002011992 A JP 2002011992A JP 2001089456 A JP2001089456 A JP 2001089456A JP 2001089456 A JP2001089456 A JP 2001089456A JP 2002011992 A JP2002011992 A JP 2002011992A
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JP
Japan
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cam
lead
shaft
core
sliding
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JP2001089456A
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English (en)
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Kazunari Takahashi
一成 高橋
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後続芯の後退により、残芯の後端と後続芯の
前端との間に、隙間が発生してしまう。そして、この状
態で筆記を行うと、その筆記圧が芯戻り止め部材の摩擦
力より大きいため、前記残芯が隙間分後退し、つまり、
残芯の後端が後続芯の前端に当接するまで後退し、非常
に違和感があり、また、その違和感をなくすために、残
芯を捨ててしまう場合もあって無駄が発生してしまって
いた。 【解決手段】 本体内に芯繰り出し機構が配置されたシ
ャープペンシルであって、前記芯繰り出し機構を中軸内
に配置すると共に、その中軸を前記本体内に配置し、ま
た、その本体内には、芯の繰り出し過程において、前記
中軸が後退し、次いで、前進する中軸移動手段を設けた
シャープペンシル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内に芯繰り出
し機構が配置されたシャープペンシルに関するものであ
り、特に、短い芯を有効に使用することができるシャー
プペンシルに関する。
【0002】
【従来の技術】1例として、実開昭57−29384号
公報がある。以下、詳述する。軸の先端には、先部材が
螺着などの手段によって固定されており、その先部材に
は芯の後退を阻止する芯戻り止め部材が内設している。
また、前記軸の内部には、芯ケースが前後動自在に配置
されており、その芯ケースの前端には、芯の把持・解放
を行うチャック体が固定されている。そのチャック体
は、勿論、芯を把持し前進させるものである。そして、
そのチャック体の前方部には、チャック体を閉鎖・拡開
せしめるチャックリングが囲繞している。次に、動作に
ついて説明する。芯ケースを前進させると、芯を把持し
たチャック体が前進し芯も前進する。この時、前記チャ
ックリングも前進するが、やがて先部材の内面段部に当
接しチャック体の前方部から離れ、そのとき、チャック
体が自らの弾性復帰力によって拡開し、把持していた芯
を解放する。ここで、芯ケースの前進動作を解除する
と、チャック体も後退し、やがては、前記チャックリン
グによって閉鎖せしめれ、再び芯を把持するが、この
時、芯を把持した状態で、若干チャック体が後退する。
チャック体の前方外周部(前記チャックリングとの接触
部分)が円錐状になっているためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、使用により芯が
短くなるとチャック体から芯が外れ、把持できない状態
になる(以下、この把持されなくなった芯を残芯とい
う)。この残芯は、チャック体に把持された追従する芯
(以下、後続芯という)によって押されながら前進せし
められ、繰り出される。ここで、前記残芯は、芯戻り止
め部材に軽く保持されているので、自重によって落下し
てしまうようなことはない。しかし、上述したように、
芯ケースの前進動作を解除すると、チャック体がチャッ
クリングによって閉鎖させられながらも後続芯を後退さ
せる。そのため、その後続芯の後退により、前記残芯の
後端と後続芯の前端との間に、隙間が発生してしまう。
そして、この状態で筆記を行うと、その筆記圧が芯戻り
止め部材の摩擦力より大きいため、前記残芯が隙間分後
退し、つまり、残芯の後端が後続芯の前端に当接するま
で後退するため、非常に違和感があり、また、その違和
感をなくすために、残芯を捨ててしまう場合もあって無
駄が発生してしまっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みてなされたものであり、本体内に芯繰り出し機構が配
置されたシャープペンシルであって、前記芯繰り出し機
構を中軸内に配置すると共に、その中軸を前記本体内に
配置し、また、その本体内には、芯の繰り出し過程にお
いて、前記中軸が後退し、次いで、前進する中軸移動手
段を設けたことを要旨とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明を詳細に説明する。図1乃至図
7は本発明の第1実施例である。軸筒1の内部には中軸
ユニット2が配置されており、中軸ユニット2の内部に
は芯繰り出し機構3が配置されている。また、前記軸筒
1の前方には先部材4が螺着などの手段によって着脱自
在に取り付けられている(以下、図中上方を後方と言
い、下方を前方と言う)。この先部材4の先端には金属
製の芯保護管5が固定されているが、先部材4を樹脂で
成形した場合には、その先部材4と芯保護管5とを一体
成形しても良い。尚、この先部材4の内部には、芯を軽
く保持し、芯の後退を阻止する芯戻り止め部材6が固定
されている。一方、前記軸筒1の後部にはクリップ7が
取り付けられているが、軸筒1に一体的に形成するなど
しても良い。
【0006】前記軸筒1の後方内部には、摺動カム軸8
が回転不能ではあるが摺動可能に配置されており、その
摺動カム軸8は、軸筒1内部に設けられたコイルスプリ
ングなどの弾撥部材9によって後方に付勢されている。
この摺動カム軸8については、後に詳述する。また、摺
動カム軸8の後部には消しゴム10、並びに、その消し
ゴム10を覆うようにキャップ11が、それぞれ着脱自
在に取り付けられている。
【0007】前記中軸ユニット2は、芯繰り出し機構3
と、その芯繰り出し機構3の前方に螺着などにより固定
された先ネジ12と、その先ネジ12後部に螺着などに
より固定された回転カム軸13などから構成されてい
る。その回転カム軸13の側面には、内径方向に変形可
能な弾性突起14が形成されており、前記軸筒1に設け
られた窓孔15に填り込んでいる。その窓孔15につい
て詳述すると、その窓孔15は、螺旋孔部16とその螺
旋孔部16の両側に連続形成された前方水平孔部17、
並びに、後方水平孔部18とから構成されており、常態
においては前記弾性突起14が前方水平孔部17に位置
している。
【0008】前記芯繰り出し機構3は、複数の芯を貯蔵
する芯タンク19と、その芯タンク19の前端に中継ぎ
部材20を介して固定された芯の把持・解放を行うチャ
ック体21と、そのチャック体21の閉鎖・解放を行い
チャック体21の把持部22の周囲に前後動自在に囲繞
されたチャックリング23と、前記チャック体21や芯
タンク19などを後方に付勢するチャックスプリング2
4と、前記チャックスプリング24の前方を支持し、ま
た前記先ネジ12と螺着される中ネジ25とから構成さ
れている。
【0009】前記摺動カム軸8の前方には、弾性突起2
6が形成されており、前記軸筒1に設けられた長手窓孔
27に摺動可能に填り込んでいる。また、摺動カム軸8
の前方には、窓孔28が形成されており、前記回転カム
軸13の弾性突起14が填り込んでいる。前記窓孔28
について詳述すると、この窓孔28は、螺旋孔部29
と、その螺旋孔部29の両側に連続的に形成された前方
長手方向孔部30、並びに、後方長手方向孔部31とか
ら構成されており、常態においては前記弾性突起14は
前方長手方向孔部30に位置している。また、摺動カム
軸8の後方内面には、前記回転カム軸13の後端が当接
する段部32と、芯タンク19の後端が当接する段部3
3が形成されている。
【0010】次に第1実施例の使用方法(動作)につい
て説明する。図1は、常態を示す図であり、具体的に
は、残芯L1が芯戻り止め部材6に軽く保持され、後続
芯L2がチャック体21により把持されている状態であ
る。この図1の状態から、キャップ11を押圧すると摺
動カム軸8が前進する。この際、初期前進時には前記回
転カム軸13の弾性突起14が前記窓孔28の前方長手
方向孔部30に位置しているので、前記摺動カム軸8か
らの押圧力は受けないが、間もなく窓孔28の螺旋孔部
29の傾斜面に当接し、前記摺動カム軸8の押圧力を受
ける。この時、前記回転カム軸13の弾性突起14は、
前記軸筒1の窓孔15にも填り込んでいるため、その窓
孔15に沿って(回転カム軸13が)後退移動を開始す
る。
【0011】この摺動カム軸8の回転カム軸13に対す
る回転押圧力は、弾性突起14が窓孔28の螺旋孔部2
9を通過し、後方長手方向孔部31に到達するまで継続
される。即ち、弾性突起14は、軸筒1の窓孔15を前
方水平孔部17から螺旋孔部16へ、次いで後方水平孔
部18へと移動するため、前記中軸ユニット2は回転し
ながら後退動作を行うことになる。この時、前記芯繰り
出し機構3は、前記摺動カム軸8からの押圧力を受けて
いないため、チャック体21は後続芯L2をも把持した
状態で中軸ユニット2と共に、回転しながら後退する。
ここで、残芯L1と後続芯L2との間に隙間X1が発生
する(図4参照)。
【0012】また、この状態(図4に示す状態)におい
ては、前記回転カム軸13の弾性突起14が窓孔15の
後方水平孔部18に位置しているので、その回転カム軸
13の前後への移動が規制されている。つまり、前記中
軸ユニット2の前後への移動が規制されている。しか
し、回転カム軸13の弾性突起14は摺動カム軸8の窓
孔28の後方長手方向孔部31にも填り込み位置してい
るため、その摺動カム軸8は前進可能となっている。そ
して、この状態から、さらにキャップ11を前進させる
と、摺動カム軸8が前進し、間もなく摺動カム軸8に設
けられた段部33に前記芯繰り出し機構3の芯タンク1
9の後端が当接する。ここで、さらに前記摺動カム軸8
を前進させると芯タンク19が前進すると共に、チャッ
ク体21が前進し、その結果、後続芯L2が繰り出され
(前進し)、その前端を残芯L1の後端に当接させる。
さらに前記摺動カム軸8を前進させると、その摺動カム
軸8の後方内面に設けられた段部32に前記回転カム軸
13の後端が当接し、その摺動カム軸8の前進移動が規
制される。(図5参照)。
【0013】ここで、キャップ11の押圧を解除する
と、弾撥部材9とチャックスプリング24の復元力によ
って前記摺動カム軸8は後退する。そして、摺動カム軸
8の段部33と前記芯タンク19の後端とが離間すると
き、通常のシャープペンシルと同様に、チャック体21
がチャックリング23によって閉鎖させられながらも後
続芯L2を後退させる。そして、この時、残芯L1と後
続芯L2との間には、隙間X0が発生する(図6参
照)。
【0014】図6の状態からさらに弾撥部材9の復元力
によって摺動カム軸8などの後退動作が進行すると、前
記回転カム軸13の弾性突起14が窓孔28の螺旋孔部
29の傾斜面に当接し、前記摺動カム軸8の後退動作に
よる押圧力を受ける。その押圧力とは、前記弾性突起1
4を軸筒1の窓孔15に沿って移動させる押圧力であ
る。その押圧力は、前記弾性突起14が摺動カム軸8の
窓孔28の螺旋孔部29を通過し、前方長手方向孔部3
0に到達するまで継続される。具体的には、前記弾性突
起14は、軸筒1の窓孔15を後方水平孔部18から螺
旋孔部16へ、次いで前方水平孔部17へと移動する。
そして、この時、前記中軸ユニット2は回転しながら前
進動作を行うことになる。このとき、前記中軸ユニット
2は、チャック体21によって後続芯L2を保持したま
ま前進し、その結果、後続芯L2の前端が残芯L1に当
接する。そして、さらに摺動カム軸8が後退することに
より、前記中軸ユニット2もさらに前進し、その結果、
残芯L1が後続芯L2によって繰り出される。そして、
摺動カム軸8の弾性突起26が、軸筒1の長手窓孔27
の後端に当接した時点で、摺動カム軸8の後退動作が規
制される(図7参照)。尚、前記回転カム軸13の弾性
突起14は隙間X1の距離を前後移動できるよう設定さ
れているが、上述の後続芯L2が残芯L1に当接し、さ
らに残芯L1を押し出すためには、隙間X0より弾性突
起14の前後移動量X1をほぼ同じか、或いは、大きく
設定する必要があることは言うまでもない。
【0015】尚、本発明においては、芯戻り止め部材6
に残芯が保持されている例を示したが、チャック体21
と芯戻り止め部材6の双方に保持されている芯において
も、勿論その芯の繰り出しは可能である。また、本実施
例においては、キャップ11を押圧した際、中軸ユニッ
ト2の後退が完了してからチャック体21を前進させ、
次いで後続芯を解放させてその後続芯を繰り出し、ま
た、キャップ11の押圧解除時に、チャック体21がチ
ャックリング23によって閉鎖させられてから中軸ユニ
ット2が前進を開始するようにしたが、これらの動作は
同時に動作しても良い。例えば、キャップ11の押圧解
除時において、チャック体21がチャックリング23に
閉鎖される前に、前記中軸ユニット2が前進を開始する
ように、前記各々の窓孔(窓孔15、窓孔29)の形状
を設定してもよい。要は、チャック体21がチャックリ
ング23によって閉鎖された後も、発生した隙間X0と
ほぼ同じか、或いは、それよりも大きい距離を中軸ユニ
ット2が前進すればよいのである。また、本実施例にお
いては窓孔15及び28及び弾性突起14を単純な形状
としたが、作動がスムーズになるような窓孔並びに、弾
性突起の形状とするのが好ましい。また、グリースなど
を塗布すること、又、樹脂成形品として成形できるよう
な形状とするなど、適宜設定するのが好ましい。そし
て、さらには、弾性突起14又は弾性突起26を非弾性
突起として作動を確実にしてもよい。
【0016】図8乃至図15は、本発明の第2実施例で
ある。前記第1実施例と同様な構成は、その説明を省略
する。本実施例における軸筒1の前方部側面には、開口
部34が形成されており、その開口部34にはノック駒
35が前記軸筒1に対して垂直方向に移動可能に配置さ
れるが、そのノック駒35は、前記開口部34に固定さ
れた受け部材36の突部37に嵌め込まれたノックスプ
リング38により外方向に付勢されている。また、中軸
ユニット2は、芯繰り出し機構3、並びに、先ネジ12
とこの先ネジ12に圧入固定される中軸摺動カム39と
から構成されている。この中軸摺動カム39の側面に
は、カム溝40が形成されており、前記ノック駒35に
延設された係合脚部41の係合突起42が係合してい
る。この係合突起42が前記カム溝40を通過するので
ある。そのカム溝40について具体的に説明すると、そ
のカム溝40は傾斜部43と、その傾斜部43の両側に
連続形成された後方水平部44、並びに、前方水平部4
5とから構成されており、常態ににおいては、前記ノッ
ク駒35の係合突起42が後方水平部44に位置してお
り、段部46に当接している。また、芯繰り出し機構3
は、前記第1実施例の芯タンク19に相当する、チャッ
ク摺動カム47を有している。そのチャック摺動カム4
7の側面には、傾斜面48が形成されており、前記ノッ
ク駒35の中間部に延設された押圧脚部49の押圧面5
0が当接可能となっている。
【0017】次に使用方法(動作)について説明する。
図8は、常態を示す図であり、具体的には、残芯L1が
芯戻り止め部材6に軽く保持され、後続芯L2がチャッ
ク体21により把持されている状態である。この図8の
状態から、前記ノック駒35を軸心方向へ押圧すると、
そのノック駒35の係合突起42は、最初に中軸摺動カ
ム39のカム溝40の後方水平部44を移動するが、間
もなく傾斜部43の傾斜面に当接する。このとき、前記
ノック駒35は軸筒1の前後方向には移動不能になって
いるため、前記中軸摺動カム39は後方への押圧力を受
け、その結果、中軸摺動カム39は後方へと移動する。
そして、係合突起42がカム溝40の前方水平部45に
達すると、中軸摺動カム39の後退が終了する。この
時、前記実施例1と同様に中軸ユニット2は、後退した
状態となり、残芯L1と後続芯L2との間に隙間X1が
発生する(図12参照)。
【0018】さらに、前記ノック駒35を押圧すると、
そのノック駒35の押圧脚部49の押圧面50がチャッ
ク摺動カム47の傾斜面48に当接し、前記チャック摺
動カム47の前進が開始される。このチャック摺動カム
47の前進過程で、チャック体21も前進すると共に、
後続芯L2が送り出され、その後続芯L2の前端が自重
により前記残芯L1の後端に当接する。さらに、ノック
駒35が押圧されると、前記ノック駒35が受け部材3
6の突部37に当接し、チャック摺動カム47の前進が
阻止される(図13)。
【0019】ここで、ノック駒35の押圧を解除する
と、前記ノックスプリング38と前記チャックスプリン
グ24の復元力によって、ノック駒35は外方向へ移動
する。そして、ノック駒35の押圧面50とチャック摺
動カム47の傾斜面48が離間するとき、前記第1実施
例と同様に、チャック体21がチャックリング23によ
って閉鎖させられながらも後続芯L2を後退させるた
め、残芯L1と後続芯L2との間には隙間X0が発生す
る(図14参照)。
【0020】さらにノック駒35の押圧解除が進行する
と、前記ノックスプリング38の復元力によってノック
駒35はさらに外方向へ移動する。すると、前記ノック
駒35の係合突起42がカム溝40の傾斜部43の傾斜
面に当接するため、その結果、前記中軸摺動カム39に
は前方への押圧力が作用し前進する。このとき、前記中
軸ユニット2は後続芯L2を保持したまま前進するた
め、その後続芯L2は残芯L1に当接し、その残芯L1
を押し出す。そして、最終的には、前記係合突起42が
カム溝40の段部46に当接し、外方向への移動を阻止
される(図15参照)。ここで、前述の第1実施例にお
いて、摺動カム軸8を樹脂成形品とする場合、成形にお
けるアンダーカットを防止した形状で窓孔28を形成す
る必要がある。その結果、弾性突起14が窓孔28をス
ムーズに移動しない場合がある。しかし、本第2実施例
においては、中軸摺動カム39のカム溝40やチャック
摺動カム47の傾斜面48をアンダーカットのない形状
で成形できるため、係合突起42や押圧面50が、カム
溝40や傾斜面48をスムーズに移動可能となる。
【0021】図16乃至図24は本発明の第3実施例で
ある。本実施例における軸筒は、前軸と後軸から構成さ
れており、それらは回転可能に連結されている。即ち、
前軸と後軸を相対的に回転させることにより芯を繰り出
すシャープペンシルである。ちなみに、本実施例におけ
る先部材4の先端には金属製の芯保護管5が固定されて
いるが、この芯保護管5の内部には、芯の落下や、筆記
による芯の回転を防止する弾性部材51が配置されてい
る。この弾性部材51は、芯保護管5の前方が内方に屈
曲していることにより前方への脱落が防止されており、
また、芯保護管5の後方が固定部材52が圧入固定され
ていることにより後方への脱落が防止されている。尚、
芯保護管5自体に芯の落下防止、または筆記による芯の
回転が防止されるように芯保護管5に切り込みを形成
し、この切り込みにより芯を保持するようにしてもよ
い。いずれの方法にしても、芯戻り止め部材6から離れ
た極めて短い残芯をも保持することができ、もって、違
和感なく残芯を極力有効に使用することができる。
【0022】前記軸筒1の後方には、回転カム軸53が
配置されており、その回転カム軸53の前方に内径方向
に変形可能に形成された弾性突起54が、前記軸筒1の
後方に形成された窓孔55に嵌め込まれることにより摺
動不能ではあるが回転可能となっている。この回転カム
軸53の外側には後軸56が被覆固定されており、この
後軸56と前記軸筒1が回転カム軸53を介して摺動不
能ではあるが回転可能となっている。一方、前記軸筒1
の前方内部には段部57が形成され、この段部57には
多角形部58が形成されている。そして、この段部57
の後方には弾発部材9並びに摺動カム59が配置されて
おり、この摺動カム59は前記弾発部材9により後方付
勢されている。また、この摺動カム59は後方にカム面
60が形成されており、このカム面60に前記回転カム
軸53の前方に形成されたカム突起61が案内されるこ
とにより、この摺動カム59の前後動が制限されてい
る。なお、常態においては前記カム突起61がカム面6
0の前端付近に位置している。
【0023】中軸ユニット2は、芯繰り出し機構3と、
その芯繰り出し機構3の前方に配置された先ネジ12
と、その先ネジ12後部に螺着などにより固定された摺
動軸62などから構成されている。この摺動軸62の側
面には、内径方向に変形可能な弾性突起63が形成され
ており、この弾性突起63は前記回転カム軸53に形成
された窓孔64に嵌り込んでいる。その窓孔64につい
て詳述すると、その窓孔64は、螺旋孔部65とその螺
旋孔部65の後方に連続形成された後方水平孔部66と
から構成されており、常態においては前記弾性突起63
が螺旋孔部65の前端付近に位置している。また、この
摺動軸62は外側断面が多角形形状をしており、前記多
角形部58及び前記摺動カム59の内側に形成された多
角形部67とそれぞれわずかな隙間を持って摺動可能に
嵌め合わされており、互いに回転不能となっている。
【0024】前記芯繰り出し機構3は、実施例1とは異
なり、芯タンク19の前端に直接チャック体21を圧入
固定したもので前記中ネジ25の代わりに中子68を配
置したものであるが、基本性能は同等である。また、芯
タンク19の後端には圧入などの方法によりノックカム
69が固定されており、このノックカム69にはカム面
70が形成されている。尚、芯タンク19の後方外側に
は長手方向のリブ71が、また、前記摺動軸62の内側
には長手方向の溝72が形成されており、それぞれわず
かな隙間を持って摺動可能に嵌め合わされ、互いに回転
不能となっている。
【0025】前記後軸56の後方内部には複数のリブ7
3が形成されており、このリブ73の任意の一つにカム
突起74が形成されている。そして、このカム突起74
は前記カム面70に案内可能となっているが、常態にお
いてはこのカム突起74は前記カム面70と任意の距離
だけ離間している。
【0026】次に第3実施例の使用方法(動作)につい
て説明する。図16は、常態を示す図であり、具体的に
は、残芯L1が弾性部材51に筆記により回転しない程
度に保持され、後続芯L2がチャック体21により把持
されている状態である。この図16の状態から、前記軸
筒1に対して後軸56を任意の方向に回転させると回転
カム軸53が回転する。この際、中軸ユニット2は軸筒
1に対して回転不能となっているので前記弾性突起63
は前記窓孔64の螺旋孔部65に沿って後退移動を開始
する。つまり中軸ユニット2が後退移動を開始する。こ
のとき前記チャック体21は後続芯L2を把持した状態
であるため、残芯L1と後続芯L2が離間を開始する。
一方、後軸56の回転によって前記カム突起74が回転
する。この回転によって、回転初期時に離間していたこ
のカム突起74と前記カム面70は接近を開始する。ま
た、後軸56の回転によって前記カム突起61が前記摺
動カム59のカム面60に沿って相対的に移動を開始す
るが、回転カム軸53が前後動不能であり、摺動カム5
9が回転不能であるため摺動カム59が前進を開始す
る。尚、後軸56の回転を解除すると前記弾発部材9に
より摺動カム59が後退するので、後軸56は逆方向に
回転し、常態に戻る。
【0027】前記弾性突起63は前記窓孔64の後方水
平孔部66に到達したときに後退移動が終了する。つま
りこのとき中軸ユニット2の後退移動が終了する。ここ
で、残芯L1と後続芯L2との間に隙間X1が発生す
る。(図21参照)一方、弾性突起63の後退移動が終
了した時点において前記カム突起74と前記カム面70
は当接直前の状態になっている。この状態においては、
前記弾性突起63が前記窓孔64の後方水平孔部66に
位置しているので、弾性突起63は前後への移動が規制
されている。つまり中軸ユニット2の前後への移動が規
制されている。
【0028】後軸56をさらに回転させると、弾性突起
63は窓孔64の後方水平孔部66に沿って移動し、前
後動不能の状態を維持する。一方、カム突起74はカム
面70に当接し、このカム面70に沿って相対的に移動
を開始するが、弾性突起63及び後軸56は前後動不能
な状態であるためこのカム面70をもつノックカム69
が前進移動を開始する。つまり、ノックカム69及び芯
タンク19、チャック体21、チャックリング23が後
続芯L2を把持したまま前進を開始する。ここで後軸5
6をさらに回転させるとチャック体21がさらに前進
し、チャックリング23が前記先ネジ12の前方内部に
形成された段部75に当接し、後続芯L2の把持が解放
され通常のシャープペンシルの芯繰出作動と同様に後続
芯L2が繰り出され(前進し)、その前端を残芯L1の
後端に当接させる。そして後軸56をさらに回転させる
と、前記弾性突起54が前記窓孔55の端部に当接し後
軸56の回転が規制される。(図22参照)
【0029】後軸56の回転操作を解除すると、前述の
ように前記弾発部材9による摺動カム59の後退により
後軸56は逆方向に回転を開始する。ここで、弾性突起
63は窓孔64の後方水平孔部66に沿って移動し、前
後動不能の状態を維持する。一方、カム突起74はカム
面70に沿って相対的に移動を開始し、チャック体21
は後退を開始する。このとき通常のシャープペンシルと
同様にチャック体21がチャックリング23によって閉
鎖されながらも後続芯L2を後退させる。そして弾性突
起63が窓孔64の後方水平孔部66と螺旋孔部65の
境界に達したとき、カム突起74とカム面70は離間
し、残芯L1と後続芯L2との間には、隙間X0が発生
する(図23参照)
【0030】図23の状態からさらに後軸56の逆回転
が進行すると、弾性突起63が窓孔64の螺旋孔部65
に沿って移動を開始する。つまり中軸ユニット2が前進
移動を開始する。このとき中軸ユニット2はチャック体
21によって後続芯L2を把持したまま前進し、その結
果後続芯L2の前端が残芯L1に当接する。一方、カム
突起74とカム面70は次第に遠ざかる。そしてさらに
後軸56の逆回転が進行すると、中軸ユニット2がさら
に前進移動し、その結果、残芯L1が後続芯L2によっ
て押し出される。そして、弾性突起54が窓孔55の端
部に当接し後軸56の回転が規制される。(図24参
照)尚、本実施例においては、カム面60又はカム突起
61にグリースなどを塗布することによって、前記後軸
56の逆回転速度を遅くすることが可能となり、これに
よって、前記後続芯L2が残芯L1に当接する時の衝撃
を緩和することが可能となる。
【0031】図25乃至図34は、本発明の第4実施例
である。本実施例における軸筒1の内側には摺動カム7
6が配置されている。この摺動カム76の回転が防止さ
れるように、軸筒1の前方内側には前方ガイド筒77
が、軸筒1の後方には後方ガイド尾栓78がそれぞれ圧
入などの方法により取り付けられている。また、軸筒1
の前方には筆記の際の握り部となるグリップ軸79が螺
合などの方法により着脱自在に取り付けられている。
尚、前方ガイド筒77には長手方向のリブ80が形成さ
れており、軸筒1の前方内側に形成された長手方向の溝
81に嵌り込むことにより前方ガイド筒77の回転方向
の位置決めがなされている。また、後方ガイド尾栓78
にも同様にリブ82が形成されており、軸筒1の後方内
側に形成された長手方向の溝83に嵌り込み後方ガイド
尾栓78の回転方向の位置決めがなされている。そして
前方ガイド筒77及び後方ガイド尾栓78にはそれぞれ
ガイド溝84、85が形成されており、前記摺動カム7
6に形成された板状部86が嵌り込み、摺動カム76の
回転が防止されている。また、摺動カム76と前方ガイ
ド筒77の間には弾発部材9が配置されており、摺動カ
ム76は後方に付勢されている。
【0032】軸筒1の内側には回転カム87が配置され
ている。この回転カム87は、前後を前方ガイド筒77
及び後方ガイド尾栓78の端部にそれぞれわずかな隙間
をもって配置されており回転可能、摺動不能となってい
る。この回転カム87には前後にそれぞれ前方カム面8
8、後方カム面89が形成されており、前記摺動カム7
6の板状部86の内側前後にそれぞれ形成された前方カ
ム突起90、後方カム突起91が案内されることにより
回転カム87の回転作動となる。尚、常態においては摺
動カム76が後方付勢されているため前方カム突起90
が前方カム面88の最も奥に位置しており、後方カム突
起91は後方カム面89の最も手前付近に離間して位置
している。また、後方カム面89は奥側端部から摺動溝
92が形成されており、この摺動溝92に後方カム突起
91が摺動可能となっている。中軸ユニット2は、芯繰
り出し機構3、並びに、先ネジ12とこの先ネジ12に
螺合固定される摺動軸62とから構成されている。この
摺動軸62の後方側面には、内径方向に変形可能な弾性
突起63が形成されており、この弾性突起63は前記回
転カム87に形成された窓孔93に嵌り込んでいる。こ
の窓孔93について詳述すると、その窓孔93は螺旋孔
部94とその螺旋孔部94の前方に連続形成された前方
水平孔部95とから構成されており、常態においては前
記弾性突起63が前方水平孔部95に位置している。ま
た、摺動軸62の前方側面には長手方向のリブ96が形
成されている。このリブ96は前記前方ガイド筒77の
前方内面に形成された長手方向の溝97に嵌り込み、摺
動軸62が摺動可能、回転不能となっている。
【0033】次に使用方法(動作)について説明する。
図25は常態を示す図であり、図26は図25における
軸筒1やグリップ軸79などを除いた外観図で、図の左
右はそれぞれ180度本体を回転させた状態を示してい
る。具体的には、残芯L1が弾性部材51に筆記により
回転しない程度に保持され、後続芯L2がチャック体2
1に把持されている状態である。この図25の状態から
キャップ11を押圧すると摺動カム76が前進する。こ
の際、初期前進時には後方カム突起91は後方カム面8
9と離間しているので、回転カム87は、摺動カム76
からの押圧力は受けないが、間もなく後方カム突起91
が後方カム面89に当接し摺動カム76からの押圧力を
受ける。この時、後方カム突起91は後方カム面89に
沿って移動し、同時に回転カム87は摺動不能であるた
め回転移動を開始する。一方、常態において前方水平孔
部95に位置している前記弾性突起63は、回転カム8
7の回転移動に伴って前方水平孔部95から螺旋孔部9
4へと移動し、同時に摺動軸62は回転不能であるため
後退移動を開始する。そして、摺動カム76がさらに前
進し、後方カム突起91が後方カム面89の奥側端部に
到達すると、前記回転カム87は回転移動を終了する。
その時、弾性突起63の螺旋孔部94における移動も終
了し、同時に摺動軸62の後退移動も終了する。この
時、弾性突起63は螺旋孔部94の後端付近に位置し、
中軸ユニット2は後退した状態となり、残芯L1と後続
芯L2との間に隙間X1が発生する。また、芯タンク1
9の後端が摺動カム76に接触する(図29、30参
照;図30は図26と同様に軸筒1やグリップ軸79な
どを除いた外観図である)。
【0034】さらに、キャップ11を押圧すると摺動カ
ム76が前進し、後方カム突起91は摺動溝92内を前
進する。この時回転カム87は回転移動を終了してお
り、中軸ユニット2は後退したままであるため、摺動カ
ム76は芯タンク19の後端を押圧、前進させ、チャッ
ク体21も前進すると共に後続芯L2が送り出され、そ
の後続芯L2の前端が前記残芯L1の後端に当接する。
さらに、キャップ11を押圧すると摺動カム76が摺動
軸62の後端に当接し、芯タンク19やチャック体21
の前進が阻止される(図31、32参照;図32は図2
6と同様に軸筒1やグリップ軸79などを除いた外観図
である)。
【0035】ここで、キャップ11の押圧を解除する
と、弾発部材9とチャックスプリング24の復元力によ
って前記摺動カム76は後退する。そして摺動カム76
と芯タンク19の後端が離間するとき通常のシャープペ
ンシルと同様にチャック体21がチャックリング23に
よって閉鎖されながらも後続芯L2を後退させるため、
残芯L1と後続芯L2との間には隙間X0が発生する
(図33参照)。
【0036】さらにキャップ11の押圧を解除すると、
弾発部材9の復元力によって摺動カム76は後退する。
この時回転カム87は、前方カム突起90が前方カム面
88に当接するため摺動カム76からの押圧力を受け
る。そして前方カム突起90は前方カム面88に沿って
移動し、同時に回転カム87はキャップ11の押圧時と
は逆方向に回転移動を開始する。一方、螺旋孔部94の
後端付近に位置していた弾性突起63は、回転カム87
の逆回転移動に伴って螺旋孔部94から前方水平孔部9
5へ向かって移動し、同時に摺動軸62は回転不能であ
るため前進移動を開始する。この時中軸ユニット2は後
続芯L2を保持したまま前進するため、この後続芯L2
は残芯L1に当接し、その残芯L1を押し出す。そし
て、前記板状部86の後端がガイド溝85の奥に当接し
摺動カム76の後退動作が規制される。(図34参照)
尚、前述の第1実施例においては、弾性突起14が窓孔
15及び窓孔28に同時に嵌入する構造になっているた
め、弾性突起14の外径方向への高さを高くし、また弾
性片の撓み量を大きくする必要があるが、本第4実施例
においては弾性突起63は窓孔93にのみ嵌入する構造
になっているため、弾性突起63の外径方向への高さ、
及び弾性片の撓み量を最小限に抑えられ、作動性や弾性
突起の強度が向上可能となるという利点を有している。
【0037】
【発明の効果】本発明は、本体内に芯繰り出し機構が配
置されたシャープペンシルであって、前記芯繰り出し機
構を中軸内に配置すると共に、その中軸を前記本体内に
配置し、また、その本体内には、芯の繰り出し過程にお
いて、前記中軸が後退し、次いで、前進する中軸移動手
段を設けたので、残芯状態においても良好な筆記感が得
られ、また、無駄なく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図
【図2】図1の要部拡大縦断面図
【図3】第1実施例の要部分解斜視図
【図4】動作を説明する縦断面図
【図5】動作を説明する縦断面図
【図6】動作を説明する縦断面図
【図7】動作を説明する縦断面図
【図8】本発明の第2実施例を示す縦断面図
【図9】本発明の中軸摺動カムを示す外観側面図。
【図10】第2実施例の要部分解斜視図。
【図11】第2実施例の要部分解斜視図。
【図12】動作を説明する縦断面図。
【図13】動作を説明する縦断面図。
【図14】動作を説明する縦断面図。
【図15】動作を説明する縦断面図。
【図16】本発明の第3実施例を示す縦断面図
【図17】図16の要部拡大縦断面図
【図18】第3実施例の要部分解斜視図
【図19】第3実施例の要部分解斜視図
【図20】第3実施例の要部分解斜視図
【図21】動作を説明する縦断面図
【図22】動作を説明する縦断面図
【図23】動作を説明する縦断面図
【図24】動作を説明する縦断面図
【図25】本発明の第4実施例を示す縦断面図
【図26】図25における要部斜視図
【図27】第4実施例の要部分解斜視図。
【図28】第4実施例の要部分解斜視図。
【図29】動作を説明する縦断面図。
【図30】図29における要部斜視図
【図31】動作を説明する縦断面図。
【図32】図31における要部斜視図
【図33】動作を説明する縦断面図。
【図34】動作を説明する縦断面図。
【符号の説明】
1 軸筒 2 中軸ユニット 3 芯繰り出し機構 4 先部材 5 芯保護管 6 芯戻り止め部材 7 クリップ 8 摺動カム軸 9 弾撥部材 10 消しゴム 11 キャップ 12 先ネジ 13 回転カム軸 14 弾性突起 15 窓孔 16 螺旋孔部 17 前方水平孔部 18 後方水平孔部 19 芯タンク 20 中継ぎ部材 21 チャック体 22 把持部 23 チャックリング 24 チャックスプリング 25 中ネジ 26 弾性突起 27 長手窓孔 28 窓孔 29 螺旋孔部 30 前方長手方向孔部 31 後方長手方向孔部 32 段部 33 段部 34 開口部 35 ノック駒 36 受け部材 37 突部 38 ノックスプリング 39 中軸摺動カム 40 カム溝 41 係合脚部 42 係合突起 43 傾斜部 44 後方水平部 45 前方水平部 46 段部 47 チャック摺動カム 48 傾斜面 49 押圧脚部 50 押圧面 51 弾性部材 52 固定部材 53 回転カム軸 54 弾性突起 55 窓孔 56 後軸 57 段部 58 多角形部 59 摺動カム 60 カム面 61 カム突起 62 摺動軸 63 弾性突起 64 窓孔 65 螺旋孔部 66 後方水平孔部 67 多角形部 68 中子 69 ノックカム 70 カム面 71 リブ 72 溝73 リブ 74 カム突起 75 段部 76 摺動カム 77 前方ガイド筒 78 後方ガイド尾栓 79 グリップ軸 80 リブ 81 溝 82 リブ 83 溝 84 ガイド溝 85 ガイド溝 86 板状部 87 回転カム 88 前方カム面 89 後方カム面 90 前方カム突起 91 後方カム突起 92 摺動溝 93 窓孔 94 螺旋孔部 95 前方水平孔部 96 リブ 97 溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に芯繰り出し機構が配置されたシ
    ャープペンシルであって、前記芯繰り出し機構を中軸内
    に配置すると共に、その中軸を前記本体内に配置し、ま
    た、その本体内には、芯の繰り出し過程において、前記
    中軸が後退し、次いで、前進する中軸移動手段を設けた
    ことを特徴とするシャープペンシル。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のシャープペンシルで
    あって、前記中軸移動手段をカム機構にしたことを特徴
    とするシャープペンシル。
  3. 【請求項3】 前記中軸を弾撥部材によって後方に付勢
    したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記
    載のシャープペンシル。
  4. 【請求項4】前記請求項1〜請求項3の何れかに記載の
    シャープペンシルであって、本体前方に配置された先部
    材の先端に芯保護管を配置し、その芯保護管に芯を保持
    する芯保持部を設けたことを特徴とするシャープペンシ
    ル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160736A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Mitsubishi Pencil Co Ltd シャープペンシル
US20100303679A1 (en) * 2008-01-30 2010-12-02 GNC Biotech Co. LTd Purifying apparatus using photocatalytic sheet
JP2012158092A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Pentel Corp シャープペンシル

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