JP2005047035A - 光プリンタヘッドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データに対応した所定の画像が得られ、しかも、生産性に優れ、高い精度をもった光プリンタヘッドを製造できる製造方法を提供すること。
【解決手段】基板1上に多数の第1の回路導体2を設け、これら第1の回路導体2の上に絶縁層3を被覆してなる回路基板の基板1の上面に、上面に多数の発光素子7および接続パッド6を有する発光素子アレイチップ5を、発光素子アレイチップ5が埋設される凹部1aを形成して搭載するとともに、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないように接着剤8を充填した後、第1の回路導体2の一端を、基板1の上面より絶縁層3上および接着剤8上を介して発光素子アレイチップ5の接続パッド6上まで延在させた第2の回路導体9を形成して、接続パッド6に電気的に接続する光プリンタヘッドの製造方法である。
【選択図】 図3
【解決手段】基板1上に多数の第1の回路導体2を設け、これら第1の回路導体2の上に絶縁層3を被覆してなる回路基板の基板1の上面に、上面に多数の発光素子7および接続パッド6を有する発光素子アレイチップ5を、発光素子アレイチップ5が埋設される凹部1aを形成して搭載するとともに、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないように接着剤8を充填した後、第1の回路導体2の一端を、基板1の上面より絶縁層3上および接着剤8上を介して発光素子アレイチップ5の接続パッド6上まで延在させた第2の回路導体9を形成して、接続パッド6に電気的に接続する光プリンタヘッドの製造方法である。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プリンタ等の光書込み手段として用いられる光プリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から電子写真プリンタ等の光書込み手段として、LEDアレイヘッドに代表される光プリンタヘッドが用いられている。
【0003】
かかる従来の光プリンタヘッドとしては、例えば図5に断面図で示す如く、多数の回路導体22が所定のパターンに被着されている回路基板21の上面に、多数の発光素子27および多数の接続パッド26を有する複数個の発光素子アレイチップ25を全ての発光素子27が直線状に配列されるようにして一列に並べて接着剤24で接着することにより搭載し、各発光素子アレイチップ25の接続パッド26とこの接続パッド26に対応する回路導体22とをボンディングワイヤ32等で電気的に接続した構造のものが知られている。これによれば、外部からの画像データに基づいて発光素子27を個々に選択的に発光させるとともに、この発光した光を図示しないロッドレンズアレイ等の光学系を介して外部の感光体に照射して結像させ、感光体に所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。
【0004】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写し定着させることによって記録紙に所定の印画が形成される。
【0005】
【特許文献1】
特開平1−34760号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平1−208874号公報
【0007】
【特許文献3】
特開平4−87383号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光プリンタヘッドを例えばA3サイズ,600dpi(dot per inch)の製品仕様にて構成した場合には、接続パッド36と回路導体22との接続個所は約15000箇所にも及び、両者は約15000本もの多数のボンディングワイヤ32で個々に接続されることになる。それゆえ、これらのボンディングワイヤ32を従来周知のワイヤボンディング法によってボンディングすると、その接続作業には極めて長時間を要するため、光プリンタヘッドの生産性の向上を図ることができないという問題点があった。また、光プリンタヘッドの使用時等にボンディングワイヤ32が外部からの振動や衝撃によって倒れてしまって、隣接するボンディングワイヤ32同士を短絡させることがあり、このことが光プリンタヘッドの信頼性を低下させていたという問題点もあった。
【0009】
また、上述した従来の光プリンタヘッドにおけるボンディングワイヤ32は、ワイヤボンディング法にて回路導体22や発光素子アレイチップ25の接続パッド26に対して接続されたものであり、通常、ファーストボンディングが発光素子アレイチップ25側で、セカンドボンディングが回路導体22側でなされている。この場合、接続パッド26に接合されるボンディングワイヤ32の端部には、ボール状のネイルヘッドが形成されることから、光プリンタヘッドを使用する際に、発光素子27の発した光の一部がボンディングワイヤ32のネイルヘッドで反射してしまい、このような反射光が外部の感光体に照射されると、感光体には反射光の照射に起因した不要な潜像が形成されることとなり、画像データに対応した正確な画像を得ることができなくなるという問題点も有していた。
【0010】
また、上述した従来の光プリンタヘッドによれば、ボンディングワイヤ32を発光素子アレイチップ25の接続パッド26に接続するためには、ボンディングワイヤ32のボール状のネイルヘッドを接続させるのに接続パッド26の大きさが80μm×80μm以上必要となるので、発光素子アレイチップ25の小型化が図れず、また製造に際して1枚のウエハ基板から多数子のチップを作製する際の取り数が少ないものとなってしまうため、多数の発光素子アレイチップ25を使用する光プリンタヘッドの低価格化が図れないという問題点もあった。
【0011】
本発明は上記のような問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、高解像度の画像データに対応した所定の画像を得ることが可能で、しかも生産性に優れた高信頼性の光プリンタヘッドを得ることができる光プリンタヘッドの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、基板上に多数の第1の回路導体を設け、これら第1の回路導体の上に絶縁層を被覆してなる回路基板の前記基板の上面に、上面に多数の発光素子および接続パッドを有する発光素子アレイチップを、この発光素子アレイチップが埋設される凹部を形成して搭載するとともに、この凹部の内面と前記発光素子アレイチップの側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ前記発光素子アレイチップの前記上面に被らないように接着剤を充填した後、前記第1の回路導体の一端を、前記基板の上面より前記絶縁層上および前記接着剤上を介して前記発光素子アレイチップの前記接続パッド上まで延在させた第2の回路導体を形成して、前記接続パッドに電気的に接続することを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、上記構成において、前記接着剤は、粘度が10Pa・s乃至200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))であることを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、上記構成において、前記接着剤は、エポキシ樹脂を主成分とし、フィラーを60質量%乃至90質量%含有することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の光プリンタヘッドの製造方法について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】
図1〜図3は本発明の光プリンタヘッドの実施の形態の一例を示すものであり、光プリンタヘッドの断面図を製造工程の順番に示したものである。これらの図において、1は基板、2は第1の回路導体、3は絶縁層であり、基板1上に多数の第1の回路導体2を設け、これら第1の回路導体2の上に絶縁層3を被覆して回路基板が形成されている。4は固定用接着剤、5は発光素子アレイチップであり、発光素子アレイチップ5は、基板1の上面に形成された凹部1aの底部に固定用接着剤4により固定されている。6は発光素子アレイチップ5の接続パッド、7は発光素子である。8は凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に充填された接着剤、9は第2の回路導体、10は保護膜である。
【0017】
図1に示されるように、基板1は、例えばガラス布基材エポキシ樹脂や、ガラス布基材BT(ビスマレイミド・トリアジン)レジンや、ガラス布基材ポリフェニレンエーテル等の樹脂から成る。この基板1の上面には、発光素子アレイチップ5上の発光素子7に電源電力を供給するための給電配線として機能する第1の回路導体2を多数形成する。これら第1の回路導体2は、例えば銅等の金属により形成する。
【0018】
次に、第1の回路導体2と後に形成する第2の回路導体9とを絶縁し、さらに第1の回路導体2の腐食を防止して保護するための絶縁層3を形成する。この絶縁層3は、例えばエポキシ樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂等により形成する。
【0019】
次に、絶縁層3の一部に第1の回路導体2上に位置するように開口部3aを形成し、その内側に露出している第1の回路導体2の表面に、ニッケルおよび金等の金属層2aを形成する。この金属層2aを形成することにより、第1の回路導体2の腐食を防止することができるとともに、後に形成する第2の回路導体9との電気的な接続を良好なものとすることができる。ここで、例えば、耐腐食性がある高価な金のから成る金属層2aは、第1の回路導体2の開口部3a内に露出した部分のみに選択的に被着させているため、金の消費量が多量となることはなく、光プリンタヘッドのコストを高めることはない。
【0020】
次に、図2に示すように、基板1の上面に、発光素子アレイチップ5とこの発光素子アレイチップ5を固定する固定用接着剤4との厚みと略等しい深さ(発光素子アレイチップ5と固定用接着剤4との合計厚みに対し±0.1mm以内の深さ)の凹部1aを設ける。
【0021】
基板1は、その上面に多数の第1の回路導体2が配設され、また凹部1a内に多数個の発光素子アレイチップ5が、固定用接着剤4により配設固定されるとともに後述するように接着剤8により埋設されてるものであり、これらを支持する支持部材として機能する。
【0022】
なお、基板1は、ガラス布基材エポキシ樹脂等から成る場合であれば、ガラス繊維を用いて形成したガラス布基材に液状のエポキシ樹脂を含浸させて硬化させ、これを所定形状に切断して外形加工することにより製作される。次いで、得られた基板1の上面に、ダイサー等を用いて所定の幅のブレードによりハーフダイシングすることによって凹部1aを形成する。
【0023】
また、凹部1aに埋設される発光素子アレイチップ5は、その上面に例えば300dpi以上の解像度となるように多数の発光素子7とこれら発光素子7と電気的に接続された接続パッド6とを有しており、凹部1aの底面と発光素子アレイチップ5の底面との間に配置する固定用接着剤4により凹部1a内の所定位置に固定される。
【0024】
さらに、凹部1aの内面と、凹部1aに固定用接着剤4により固定した発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、例えば熱硬化の温度が室温以上80℃以下である接着剤8を充填して熱硬化させることにより、基板1の上面と発光素子アレイチップ5の上面とを±0.1mm以内で平坦化させて、発光素子アレイチップ5を基板1の凹部1a内に埋設する。
【0025】
発光素子アレイチップ5の上面に設けられている多数の発光素子7は、例えば600dpiの密度で主走査方向に直線状に配列されている。これら発光素子7は、例えばAlGaAsやGaAsP等から成るp型半導体とn型半導体とを積層して両者をpn接合させた構造を有しているため、接続パッド6に電気的に接続される第2の回路導体9を介して外部からの電源電力が印加されると、発光素子7のp型半導体中に電子が、n型半導体中に正孔がそれぞれ注入され、これらをpn接合部付近で再結合させてこの再結合の際に生じたエネルギーを光に変換することによって、所定の波長および輝度で発光する。
【0026】
なお、発光素子アレイチップ5は、半導体製造技術、具体的にはMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法等を採用し、上述の化合物半導体を単結晶のGaAsやSi等から成る基板の上面にエピタキシャル成長させて発光素子7を形成した後、薄膜形成技術により接続パッド6を所定パターンに被着させることにより製作される。
【0027】
また、得られた発光素子アレイチップ5を基板1の凹部1a内に固定するには、まず発光素子アレイチップ5を凹部1aの底部に固定用接着剤4を用いて固定した後、凹部1aの内壁面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙にディスペンサや印刷機等を用いて、発光素子アレイチップ5埋設用の接着剤8を充填する。その後、これを所定の温度で熱硬化させることによって、発光素子アレイチップ5を凹部1a内に埋設する。
【0028】
このときディスペンサにより接着剤8を充填する場合であれば、接着剤8の硬化収縮量や、発光素子アレイチップ5の底部からチップ間への回り込み量、および凹部1aの内壁面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙の形状等を考慮して、ディスペンサからの接着剤8の吐出量を制御し、基板1の上面と発光素子アレイチップ5の上面とが同一平面になるように、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙を埋め、かつ接着剤8が発光素子アレイチップ5の上面に被らないように、接着剤8を充填する。
【0029】
このように、発光素子アレイチップ5を、この発光素子アレイチップ5が埋設される凹部1aを形成して搭載するとともに、この凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないように接着剤8を充填して、発光素子アレイチップ5を凹部1a内に埋設することにより、基板1の上面と発光素子アレイチップ5の上面とが同一平面になるので、後述する第2の回路導体9をスクリーン印刷等により一括して良好に配設することができる。
【0030】
この際、接着剤8の吐出量は、ディスペンサの吐出圧力あるいはディスペンサの凹部1aに対する相対走査速度を変化させることにより調整すればよい。また、印刷機により接着剤8を充填する場合であれば、穴埋め印刷法や真空印刷法等の印刷技術により、凹部1aの内壁面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないように、接着剤8を埋め込み、充填すればよい。
【0031】
これによって発光素子アレイチップ5の上面,基板1の上面および接着剤8の上面8aは、略同一平面内に配置されることとなる。
【0032】
ここで、基板1の凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないようにこの間隙に接着剤8を充填するには、かかる接着剤8の粘度および粘弾性は、この間隙の奥深くまで良好に浸透し、かつ良好に表面レベリングするように、粘度が10Pa・s〜200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))に調整されていることが好ましい。
【0033】
この接着剤8の粘度が10Pa・s未満、あるいはチキソトロピー指数が0.7未満である場合には、発光素子アレイチップ5の表面において接着剤8がにじむため、接着剤8が発光素子アレイチップ5の上面に被るようになり、接続パッド6を覆ったり発光素子7を覆ったりするという不良が多発するようになる傾向がある。また、粘度が200Pa・sを超え、あるいはチキソトロピー指数が2.0を超える場合には、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙中に接着剤8が充分に充填されず、発光素子アレイチップ5の上面と基板1の上面と接着剤8の上面8aとが同一平面内になくなって、後述する第2の回路導体9を良好に配設することが困難となるという不良が多発する傾向がある。
【0034】
また、接着剤8中には、その熱膨張係数を発光素子アレイチップ5や基板1に近づけるために、シリカやアルミナ等の高熱伝導性の無機質フィラが所定量(例えば40質量%〜90質量%)添加されていることが好ましい。これにより、接着剤8の熱膨張係数を10×10−6/℃〜40×10−6/℃と小さくすることができるので、接着剤8の上に配設された第2の回路導体9の信頼性を向上することができる。
【0035】
この接着剤8中の無機質フィラー量が40質量%未満であるときには、接着剤8の熱膨張係数が発光素子アレイチップ5あるいは基板1の熱膨張係数よりも大きくなりすぎ、発光素子アレイチップ5間の配設ピッチの偏差が大きくなりすぎたり、あるいは光プリンタヘッドに反りが発生したり、あるいは極端な場合には第2の回路導体9に断線が生じたりするなど、高解像度の光プリンタヘッドには適さないものになる傾向がある。また、90重量%を超える場合には、接着剤8の流動性が悪くなり、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に接着剤8が充分に充填されなくなる傾向がある。
【0036】
そして、図3に示すように、また図4にその要部拡大平面図を示すように、第2の回路導体9を、基板1上の第1の回路導体2から絶縁層3上および接着剤8上を介して発光素子アレイチップ5の接続パッド6に至るように、発光素子アレイチップ5の発光素子7に電源電力を供給するための給電配線として形成する。この第2の回路導体9は、例えばアルミニウム,銅,金,ニッケル等の金属あるいは銀,銅等のフィラーが含まれた導電性樹脂により形成する。その第2の回路導体9の一端側は基板1上の第1の回路導体2に電気的に接続しており、他端側は基板1上より絶縁層3上および接着剤8上を経て発光素子アレイチップ5上の対応する接続パッド6上まで延在させて、その接続パッド6と電気的に接続している。
【0037】
この場合、多数の第2の回路導体9は絶縁層3,接着剤8および発光素子アレイチップ5の上面に直接被着させてあるため、光プリンタヘッドの使用時等に外部からの振動や衝撃が印加されても、隣り合う第2の回路導体9同士が短絡するといった不具合を発生することがなく、光プリンタヘッドの信頼性向上にも寄与することができる。またその上に、接続パッド6上まで延在させた第2の回路導体9は、その全体を膜状に形成していることから、発光素子アレイチップ5上にはボンディングワイヤのネイルヘッドの如き光を反射する大きな物体は何ら存在せず、従って、この本発明の光プリンタヘッドを使用する際には、反射光等の不要な光が外部の感光体に照射されて不要な潜像が形成されるのを有効に防止して、画像データに対応した高解像度の画像を得ることが可能である。
【0038】
なお、これら第2の回路導体9は、メッキ法,薄膜形成法および例えばスクリーン印刷法等の印刷法を採用して、前述の金属または導電性樹脂を絶縁層3の開口部3a内に露出した第1の回路導体2,絶縁層3,接着剤8および接続パッド6の上面に例えば10〜20μmの厚みに所定パターンで被着させることによって形成される。このとき、絶縁層3の開口部3aの底部と上面との段差が大きい場合には、絶縁層3の開口部3aのみ選択的に第2の回路導体9を埋め込むようにして形成してもよい。
【0039】
このような第2の回路導体9は、それ自体をパターン形成する際に、発光素子アレイチップ5の上面に設けた多数の接続パッド6に対しても同時に、かつ一括的に接続されるように形成するので、これらをワイヤボンディング等で接続する場合に比べて接続作業に要する時間を大幅に短縮することができ、光プリンタヘッドの生産性を向上させることができる。
【0040】
また、第2の回路導体9と発光素子アレイチップ5の上面の接続パッド6との接続のためには、接続パッド6の大きさは数十μm角程度で十分であるので、発光素子アレイチップ5を小型にすることができ、多数の発光素子アレイチップ5を使用した光プリンタヘッドを小型化し低コスト化することができる。
【0041】
保護膜10は、エポキシ樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル,シリコーン等から成り、図3および図4に示す例のように、発光素子7を被覆しないように開口部10aを設けて第2の回路導体9を被覆する。これにより、例えばスクリーン印刷によって保護膜10の厚み,色,フィラーの有無に関わらず容易に形成することができる。
【0042】
また、この保護膜10は、図5に本発明の光プリンタヘッドの製造方法による光プリンタの実施の形態の他の例を示すように、第2の回路導体9とともに発光素子アレイチップ5の発光素子7の表面を覆うように、発光素子7から発する光に透明な保護膜10、例えばシリコーン樹脂で被覆することにより、この保護膜10を形成する際の例えばスクリーン印刷の位置合わせ精度を低いものとすることができ、生産性を高くすることができる。また、ディスペンサやスプレーによる保護膜10の塗布形成も可能となる。
【0043】
かくして、このような本発明による光プリンタヘッドは、発光素子アレイチップ5の発光素子7を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、これら発光した光を図示しないロッドレンズ等の光学系を介して外部の感光体に照射して結像させ、感光体に所望の高解像度の潜像を形成することができる光プリンタヘッドとして機能する。
【0044】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写して定着させることによって、記録紙に所定の画像が記録されることとなる。
【0045】
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更・改良等が可能である。
【0046】
例えば、上述の実施の形態の例において、基板1上に発光素子7の発光を制御するためのドライバーICを搭載しても構わない。
【0047】
さらに、上述の実施の形態の例において、発光素子アレイチップ5の列の両側にダミーチップを配設することによって、発光素子アレイチップ5の配列領域内で接着剤8の形状を安定させることができ、第2の回路導体9を所定のパターンに安定して形成することができる。
【0048】
さらにまた、上述の実施の形態の例において、発光ダイオードを発光素子7として用いたLEDアレイヘッドを例に説明したが、それ以外の光プリンタヘッド、例えば、ELヘッド,プラズマドットヘッド,液晶シャッタヘッド,蛍光ヘッド,PLZTヘッド等にも本発明は適用可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明の光プリンタヘッドの製造方法によれば、基板上に多数の第1の回路導体を設け、これら第1の回路導体の上に絶縁層を被覆してなる回路基板の前記基板の上面に、上面に多数の発光素子および接続パッドを有する発光素子アレイチップを、この発光素子アレイチップが埋設される凹部を形成して搭載するとともに、この凹部の内面と前記発光素子アレイチップの側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ前記発光素子アレイチップの前記上面に被らないように接着剤を充填した後、前記第1の回路導体の一端を、前記基板の上面より前記絶縁層上および前記接着剤上を介して前記発光素子アレイチップの前記接続パッド上まで延在させた第2の回路導体を形成して、前記接続パッドに電気的に接続することから、従来のように回路基板の第1の回路導体と発光素子アレイチップの接続パッドとをワイヤボンディングを使用することなく同時に、かつ一括的に接続することができ、生産性を大幅に向上させて光プリンタヘッドを製造することが可能になる。
【0050】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法によれば、前記接着剤が、粘度が10Pa・s乃至200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))であるものとしたときには、発光素子アレイチップ5の表面において接着剤8がにじむことがなくなるので、接着剤を凹部の内面と発光素子アレイチップの側面との間隙の奥深くまで良好に浸透させることができ、かつ良好に表面レベリングさせることができる。これにより、高解像度の光プリンタヘッドを歩留まり良く製造することが可能になる。
【0051】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法によれば、前記接着剤が、エポキシ樹脂を主成分とし、フィラーを60質量%乃至90質量%含有するものとしたときには、接着剤8の熱膨張係数を10×10−6/℃〜40×10−6/℃と小さくすることができ、流動性も良いので、接着剤8の上に配設された第2の回路導体9の信頼性を向上させることができるとともに、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に接着剤8を充分に充填することができる。これにより、高解像度の光プリンタヘッドを歩留まり良く製造することが可能になる。
【0052】
以上により、本発明によれば、高解像度の画像データに対応した所定の画像を得ることが可能で、しかも生産性に優れた高信頼性の光プリンタヘッドを得ることができる光プリンタヘッドの製造方法を提供することができ、その結果、良好な印画品質を有し、かつ大量生産が可能で信頼性の高い光プリンタヘッドを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図2】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図3】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図4】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す要部拡大平面図である。
【図5】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の他の例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図6】従来の光プリンタヘッドの例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・基板
2・・・第1の回路導体
3・・・絶縁層
4・・・固定用接着剤
5・・・発光素子アレイチップ
6・・・接続パッド
7・・・発光素子
8・・・接着剤
9・・・第2の回路導体
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プリンタ等の光書込み手段として用いられる光プリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から電子写真プリンタ等の光書込み手段として、LEDアレイヘッドに代表される光プリンタヘッドが用いられている。
【0003】
かかる従来の光プリンタヘッドとしては、例えば図5に断面図で示す如く、多数の回路導体22が所定のパターンに被着されている回路基板21の上面に、多数の発光素子27および多数の接続パッド26を有する複数個の発光素子アレイチップ25を全ての発光素子27が直線状に配列されるようにして一列に並べて接着剤24で接着することにより搭載し、各発光素子アレイチップ25の接続パッド26とこの接続パッド26に対応する回路導体22とをボンディングワイヤ32等で電気的に接続した構造のものが知られている。これによれば、外部からの画像データに基づいて発光素子27を個々に選択的に発光させるとともに、この発光した光を図示しないロッドレンズアレイ等の光学系を介して外部の感光体に照射して結像させ、感光体に所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。
【0004】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写し定着させることによって記録紙に所定の印画が形成される。
【0005】
【特許文献1】
特開平1−34760号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平1−208874号公報
【0007】
【特許文献3】
特開平4−87383号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光プリンタヘッドを例えばA3サイズ,600dpi(dot per inch)の製品仕様にて構成した場合には、接続パッド36と回路導体22との接続個所は約15000箇所にも及び、両者は約15000本もの多数のボンディングワイヤ32で個々に接続されることになる。それゆえ、これらのボンディングワイヤ32を従来周知のワイヤボンディング法によってボンディングすると、その接続作業には極めて長時間を要するため、光プリンタヘッドの生産性の向上を図ることができないという問題点があった。また、光プリンタヘッドの使用時等にボンディングワイヤ32が外部からの振動や衝撃によって倒れてしまって、隣接するボンディングワイヤ32同士を短絡させることがあり、このことが光プリンタヘッドの信頼性を低下させていたという問題点もあった。
【0009】
また、上述した従来の光プリンタヘッドにおけるボンディングワイヤ32は、ワイヤボンディング法にて回路導体22や発光素子アレイチップ25の接続パッド26に対して接続されたものであり、通常、ファーストボンディングが発光素子アレイチップ25側で、セカンドボンディングが回路導体22側でなされている。この場合、接続パッド26に接合されるボンディングワイヤ32の端部には、ボール状のネイルヘッドが形成されることから、光プリンタヘッドを使用する際に、発光素子27の発した光の一部がボンディングワイヤ32のネイルヘッドで反射してしまい、このような反射光が外部の感光体に照射されると、感光体には反射光の照射に起因した不要な潜像が形成されることとなり、画像データに対応した正確な画像を得ることができなくなるという問題点も有していた。
【0010】
また、上述した従来の光プリンタヘッドによれば、ボンディングワイヤ32を発光素子アレイチップ25の接続パッド26に接続するためには、ボンディングワイヤ32のボール状のネイルヘッドを接続させるのに接続パッド26の大きさが80μm×80μm以上必要となるので、発光素子アレイチップ25の小型化が図れず、また製造に際して1枚のウエハ基板から多数子のチップを作製する際の取り数が少ないものとなってしまうため、多数の発光素子アレイチップ25を使用する光プリンタヘッドの低価格化が図れないという問題点もあった。
【0011】
本発明は上記のような問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、高解像度の画像データに対応した所定の画像を得ることが可能で、しかも生産性に優れた高信頼性の光プリンタヘッドを得ることができる光プリンタヘッドの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、基板上に多数の第1の回路導体を設け、これら第1の回路導体の上に絶縁層を被覆してなる回路基板の前記基板の上面に、上面に多数の発光素子および接続パッドを有する発光素子アレイチップを、この発光素子アレイチップが埋設される凹部を形成して搭載するとともに、この凹部の内面と前記発光素子アレイチップの側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ前記発光素子アレイチップの前記上面に被らないように接着剤を充填した後、前記第1の回路導体の一端を、前記基板の上面より前記絶縁層上および前記接着剤上を介して前記発光素子アレイチップの前記接続パッド上まで延在させた第2の回路導体を形成して、前記接続パッドに電気的に接続することを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、上記構成において、前記接着剤は、粘度が10Pa・s乃至200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))であることを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、上記構成において、前記接着剤は、エポキシ樹脂を主成分とし、フィラーを60質量%乃至90質量%含有することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の光プリンタヘッドの製造方法について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】
図1〜図3は本発明の光プリンタヘッドの実施の形態の一例を示すものであり、光プリンタヘッドの断面図を製造工程の順番に示したものである。これらの図において、1は基板、2は第1の回路導体、3は絶縁層であり、基板1上に多数の第1の回路導体2を設け、これら第1の回路導体2の上に絶縁層3を被覆して回路基板が形成されている。4は固定用接着剤、5は発光素子アレイチップであり、発光素子アレイチップ5は、基板1の上面に形成された凹部1aの底部に固定用接着剤4により固定されている。6は発光素子アレイチップ5の接続パッド、7は発光素子である。8は凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に充填された接着剤、9は第2の回路導体、10は保護膜である。
【0017】
図1に示されるように、基板1は、例えばガラス布基材エポキシ樹脂や、ガラス布基材BT(ビスマレイミド・トリアジン)レジンや、ガラス布基材ポリフェニレンエーテル等の樹脂から成る。この基板1の上面には、発光素子アレイチップ5上の発光素子7に電源電力を供給するための給電配線として機能する第1の回路導体2を多数形成する。これら第1の回路導体2は、例えば銅等の金属により形成する。
【0018】
次に、第1の回路導体2と後に形成する第2の回路導体9とを絶縁し、さらに第1の回路導体2の腐食を防止して保護するための絶縁層3を形成する。この絶縁層3は、例えばエポキシ樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂等により形成する。
【0019】
次に、絶縁層3の一部に第1の回路導体2上に位置するように開口部3aを形成し、その内側に露出している第1の回路導体2の表面に、ニッケルおよび金等の金属層2aを形成する。この金属層2aを形成することにより、第1の回路導体2の腐食を防止することができるとともに、後に形成する第2の回路導体9との電気的な接続を良好なものとすることができる。ここで、例えば、耐腐食性がある高価な金のから成る金属層2aは、第1の回路導体2の開口部3a内に露出した部分のみに選択的に被着させているため、金の消費量が多量となることはなく、光プリンタヘッドのコストを高めることはない。
【0020】
次に、図2に示すように、基板1の上面に、発光素子アレイチップ5とこの発光素子アレイチップ5を固定する固定用接着剤4との厚みと略等しい深さ(発光素子アレイチップ5と固定用接着剤4との合計厚みに対し±0.1mm以内の深さ)の凹部1aを設ける。
【0021】
基板1は、その上面に多数の第1の回路導体2が配設され、また凹部1a内に多数個の発光素子アレイチップ5が、固定用接着剤4により配設固定されるとともに後述するように接着剤8により埋設されてるものであり、これらを支持する支持部材として機能する。
【0022】
なお、基板1は、ガラス布基材エポキシ樹脂等から成る場合であれば、ガラス繊維を用いて形成したガラス布基材に液状のエポキシ樹脂を含浸させて硬化させ、これを所定形状に切断して外形加工することにより製作される。次いで、得られた基板1の上面に、ダイサー等を用いて所定の幅のブレードによりハーフダイシングすることによって凹部1aを形成する。
【0023】
また、凹部1aに埋設される発光素子アレイチップ5は、その上面に例えば300dpi以上の解像度となるように多数の発光素子7とこれら発光素子7と電気的に接続された接続パッド6とを有しており、凹部1aの底面と発光素子アレイチップ5の底面との間に配置する固定用接着剤4により凹部1a内の所定位置に固定される。
【0024】
さらに、凹部1aの内面と、凹部1aに固定用接着剤4により固定した発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、例えば熱硬化の温度が室温以上80℃以下である接着剤8を充填して熱硬化させることにより、基板1の上面と発光素子アレイチップ5の上面とを±0.1mm以内で平坦化させて、発光素子アレイチップ5を基板1の凹部1a内に埋設する。
【0025】
発光素子アレイチップ5の上面に設けられている多数の発光素子7は、例えば600dpiの密度で主走査方向に直線状に配列されている。これら発光素子7は、例えばAlGaAsやGaAsP等から成るp型半導体とn型半導体とを積層して両者をpn接合させた構造を有しているため、接続パッド6に電気的に接続される第2の回路導体9を介して外部からの電源電力が印加されると、発光素子7のp型半導体中に電子が、n型半導体中に正孔がそれぞれ注入され、これらをpn接合部付近で再結合させてこの再結合の際に生じたエネルギーを光に変換することによって、所定の波長および輝度で発光する。
【0026】
なお、発光素子アレイチップ5は、半導体製造技術、具体的にはMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法等を採用し、上述の化合物半導体を単結晶のGaAsやSi等から成る基板の上面にエピタキシャル成長させて発光素子7を形成した後、薄膜形成技術により接続パッド6を所定パターンに被着させることにより製作される。
【0027】
また、得られた発光素子アレイチップ5を基板1の凹部1a内に固定するには、まず発光素子アレイチップ5を凹部1aの底部に固定用接着剤4を用いて固定した後、凹部1aの内壁面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙にディスペンサや印刷機等を用いて、発光素子アレイチップ5埋設用の接着剤8を充填する。その後、これを所定の温度で熱硬化させることによって、発光素子アレイチップ5を凹部1a内に埋設する。
【0028】
このときディスペンサにより接着剤8を充填する場合であれば、接着剤8の硬化収縮量や、発光素子アレイチップ5の底部からチップ間への回り込み量、および凹部1aの内壁面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙の形状等を考慮して、ディスペンサからの接着剤8の吐出量を制御し、基板1の上面と発光素子アレイチップ5の上面とが同一平面になるように、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙を埋め、かつ接着剤8が発光素子アレイチップ5の上面に被らないように、接着剤8を充填する。
【0029】
このように、発光素子アレイチップ5を、この発光素子アレイチップ5が埋設される凹部1aを形成して搭載するとともに、この凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないように接着剤8を充填して、発光素子アレイチップ5を凹部1a内に埋設することにより、基板1の上面と発光素子アレイチップ5の上面とが同一平面になるので、後述する第2の回路導体9をスクリーン印刷等により一括して良好に配設することができる。
【0030】
この際、接着剤8の吐出量は、ディスペンサの吐出圧力あるいはディスペンサの凹部1aに対する相対走査速度を変化させることにより調整すればよい。また、印刷機により接着剤8を充填する場合であれば、穴埋め印刷法や真空印刷法等の印刷技術により、凹部1aの内壁面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないように、接着剤8を埋め込み、充填すればよい。
【0031】
これによって発光素子アレイチップ5の上面,基板1の上面および接着剤8の上面8aは、略同一平面内に配置されることとなる。
【0032】
ここで、基板1の凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙を埋め、かつ発光素子アレイチップ5の上面に被らないようにこの間隙に接着剤8を充填するには、かかる接着剤8の粘度および粘弾性は、この間隙の奥深くまで良好に浸透し、かつ良好に表面レベリングするように、粘度が10Pa・s〜200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))に調整されていることが好ましい。
【0033】
この接着剤8の粘度が10Pa・s未満、あるいはチキソトロピー指数が0.7未満である場合には、発光素子アレイチップ5の表面において接着剤8がにじむため、接着剤8が発光素子アレイチップ5の上面に被るようになり、接続パッド6を覆ったり発光素子7を覆ったりするという不良が多発するようになる傾向がある。また、粘度が200Pa・sを超え、あるいはチキソトロピー指数が2.0を超える場合には、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙中に接着剤8が充分に充填されず、発光素子アレイチップ5の上面と基板1の上面と接着剤8の上面8aとが同一平面内になくなって、後述する第2の回路導体9を良好に配設することが困難となるという不良が多発する傾向がある。
【0034】
また、接着剤8中には、その熱膨張係数を発光素子アレイチップ5や基板1に近づけるために、シリカやアルミナ等の高熱伝導性の無機質フィラが所定量(例えば40質量%〜90質量%)添加されていることが好ましい。これにより、接着剤8の熱膨張係数を10×10−6/℃〜40×10−6/℃と小さくすることができるので、接着剤8の上に配設された第2の回路導体9の信頼性を向上することができる。
【0035】
この接着剤8中の無機質フィラー量が40質量%未満であるときには、接着剤8の熱膨張係数が発光素子アレイチップ5あるいは基板1の熱膨張係数よりも大きくなりすぎ、発光素子アレイチップ5間の配設ピッチの偏差が大きくなりすぎたり、あるいは光プリンタヘッドに反りが発生したり、あるいは極端な場合には第2の回路導体9に断線が生じたりするなど、高解像度の光プリンタヘッドには適さないものになる傾向がある。また、90重量%を超える場合には、接着剤8の流動性が悪くなり、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に接着剤8が充分に充填されなくなる傾向がある。
【0036】
そして、図3に示すように、また図4にその要部拡大平面図を示すように、第2の回路導体9を、基板1上の第1の回路導体2から絶縁層3上および接着剤8上を介して発光素子アレイチップ5の接続パッド6に至るように、発光素子アレイチップ5の発光素子7に電源電力を供給するための給電配線として形成する。この第2の回路導体9は、例えばアルミニウム,銅,金,ニッケル等の金属あるいは銀,銅等のフィラーが含まれた導電性樹脂により形成する。その第2の回路導体9の一端側は基板1上の第1の回路導体2に電気的に接続しており、他端側は基板1上より絶縁層3上および接着剤8上を経て発光素子アレイチップ5上の対応する接続パッド6上まで延在させて、その接続パッド6と電気的に接続している。
【0037】
この場合、多数の第2の回路導体9は絶縁層3,接着剤8および発光素子アレイチップ5の上面に直接被着させてあるため、光プリンタヘッドの使用時等に外部からの振動や衝撃が印加されても、隣り合う第2の回路導体9同士が短絡するといった不具合を発生することがなく、光プリンタヘッドの信頼性向上にも寄与することができる。またその上に、接続パッド6上まで延在させた第2の回路導体9は、その全体を膜状に形成していることから、発光素子アレイチップ5上にはボンディングワイヤのネイルヘッドの如き光を反射する大きな物体は何ら存在せず、従って、この本発明の光プリンタヘッドを使用する際には、反射光等の不要な光が外部の感光体に照射されて不要な潜像が形成されるのを有効に防止して、画像データに対応した高解像度の画像を得ることが可能である。
【0038】
なお、これら第2の回路導体9は、メッキ法,薄膜形成法および例えばスクリーン印刷法等の印刷法を採用して、前述の金属または導電性樹脂を絶縁層3の開口部3a内に露出した第1の回路導体2,絶縁層3,接着剤8および接続パッド6の上面に例えば10〜20μmの厚みに所定パターンで被着させることによって形成される。このとき、絶縁層3の開口部3aの底部と上面との段差が大きい場合には、絶縁層3の開口部3aのみ選択的に第2の回路導体9を埋め込むようにして形成してもよい。
【0039】
このような第2の回路導体9は、それ自体をパターン形成する際に、発光素子アレイチップ5の上面に設けた多数の接続パッド6に対しても同時に、かつ一括的に接続されるように形成するので、これらをワイヤボンディング等で接続する場合に比べて接続作業に要する時間を大幅に短縮することができ、光プリンタヘッドの生産性を向上させることができる。
【0040】
また、第2の回路導体9と発光素子アレイチップ5の上面の接続パッド6との接続のためには、接続パッド6の大きさは数十μm角程度で十分であるので、発光素子アレイチップ5を小型にすることができ、多数の発光素子アレイチップ5を使用した光プリンタヘッドを小型化し低コスト化することができる。
【0041】
保護膜10は、エポキシ樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル,シリコーン等から成り、図3および図4に示す例のように、発光素子7を被覆しないように開口部10aを設けて第2の回路導体9を被覆する。これにより、例えばスクリーン印刷によって保護膜10の厚み,色,フィラーの有無に関わらず容易に形成することができる。
【0042】
また、この保護膜10は、図5に本発明の光プリンタヘッドの製造方法による光プリンタの実施の形態の他の例を示すように、第2の回路導体9とともに発光素子アレイチップ5の発光素子7の表面を覆うように、発光素子7から発する光に透明な保護膜10、例えばシリコーン樹脂で被覆することにより、この保護膜10を形成する際の例えばスクリーン印刷の位置合わせ精度を低いものとすることができ、生産性を高くすることができる。また、ディスペンサやスプレーによる保護膜10の塗布形成も可能となる。
【0043】
かくして、このような本発明による光プリンタヘッドは、発光素子アレイチップ5の発光素子7を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、これら発光した光を図示しないロッドレンズ等の光学系を介して外部の感光体に照射して結像させ、感光体に所望の高解像度の潜像を形成することができる光プリンタヘッドとして機能する。
【0044】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写して定着させることによって、記録紙に所定の画像が記録されることとなる。
【0045】
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更・改良等が可能である。
【0046】
例えば、上述の実施の形態の例において、基板1上に発光素子7の発光を制御するためのドライバーICを搭載しても構わない。
【0047】
さらに、上述の実施の形態の例において、発光素子アレイチップ5の列の両側にダミーチップを配設することによって、発光素子アレイチップ5の配列領域内で接着剤8の形状を安定させることができ、第2の回路導体9を所定のパターンに安定して形成することができる。
【0048】
さらにまた、上述の実施の形態の例において、発光ダイオードを発光素子7として用いたLEDアレイヘッドを例に説明したが、それ以外の光プリンタヘッド、例えば、ELヘッド,プラズマドットヘッド,液晶シャッタヘッド,蛍光ヘッド,PLZTヘッド等にも本発明は適用可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明の光プリンタヘッドの製造方法によれば、基板上に多数の第1の回路導体を設け、これら第1の回路導体の上に絶縁層を被覆してなる回路基板の前記基板の上面に、上面に多数の発光素子および接続パッドを有する発光素子アレイチップを、この発光素子アレイチップが埋設される凹部を形成して搭載するとともに、この凹部の内面と前記発光素子アレイチップの側面との間隙に、この間隙を埋め、かつ前記発光素子アレイチップの前記上面に被らないように接着剤を充填した後、前記第1の回路導体の一端を、前記基板の上面より前記絶縁層上および前記接着剤上を介して前記発光素子アレイチップの前記接続パッド上まで延在させた第2の回路導体を形成して、前記接続パッドに電気的に接続することから、従来のように回路基板の第1の回路導体と発光素子アレイチップの接続パッドとをワイヤボンディングを使用することなく同時に、かつ一括的に接続することができ、生産性を大幅に向上させて光プリンタヘッドを製造することが可能になる。
【0050】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法によれば、前記接着剤が、粘度が10Pa・s乃至200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))であるものとしたときには、発光素子アレイチップ5の表面において接着剤8がにじむことがなくなるので、接着剤を凹部の内面と発光素子アレイチップの側面との間隙の奥深くまで良好に浸透させることができ、かつ良好に表面レベリングさせることができる。これにより、高解像度の光プリンタヘッドを歩留まり良く製造することが可能になる。
【0051】
また、本発明の光プリンタヘッドの製造方法によれば、前記接着剤が、エポキシ樹脂を主成分とし、フィラーを60質量%乃至90質量%含有するものとしたときには、接着剤8の熱膨張係数を10×10−6/℃〜40×10−6/℃と小さくすることができ、流動性も良いので、接着剤8の上に配設された第2の回路導体9の信頼性を向上させることができるとともに、凹部1aの内面と発光素子アレイチップ5の側面との間隙に接着剤8を充分に充填することができる。これにより、高解像度の光プリンタヘッドを歩留まり良く製造することが可能になる。
【0052】
以上により、本発明によれば、高解像度の画像データに対応した所定の画像を得ることが可能で、しかも生産性に優れた高信頼性の光プリンタヘッドを得ることができる光プリンタヘッドの製造方法を提供することができ、その結果、良好な印画品質を有し、かつ大量生産が可能で信頼性の高い光プリンタヘッドを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図2】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図3】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図4】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の一例における光プリンタヘッドを示す要部拡大平面図である。
【図5】本発明の光プリンタヘッドの製造方法の実施の形態の他の例における光プリンタヘッドを示す断面図である。
【図6】従来の光プリンタヘッドの例を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・基板
2・・・第1の回路導体
3・・・絶縁層
4・・・固定用接着剤
5・・・発光素子アレイチップ
6・・・接続パッド
7・・・発光素子
8・・・接着剤
9・・・第2の回路導体
Claims (3)
- 基板上に多数の第1の回路導体を設け、これら第1の回路導体の上に絶縁層を被覆してなる回路基板の前記基板の上面に、上面に多数の発光素子および接続パッドを有する発光素子アレイチップを、該発光素子アレイチップが埋設される凹部を形成して搭載するとともに、該凹部の内面と前記発光素子アレイチップの側面との間隙に、該間隙を埋め、かつ前記発光素子アレイチップの前記上面に被らないように接着剤を充填した後、前記第1の回路導体の一端を、前記基板の上面より前記絶縁層上および前記接着剤上を介して前記発光素子アレイチップの前記接続パッド上まで延在させた第2の回路導体を形成して、前記接続パッドに電気的に接続することを特徴とする光プリンタヘッドの製造方法。
- 前記接着剤は、粘度が10Pa・s乃至200Pa・s(ズリ速度20sec−1)であり、かつチキソトロピー指数が0.7乃至2.0(粘度(ズリ速度2.5sec−1)/粘度(ズリ速度20sec−1))であることを特徴とする請求項1記載の光プリンタヘッドの製造方法。
- 前記接着剤は、エポキシ樹脂を主成分とし、フィラーを60質量%乃至90質量%含有することを特徴とする請求項1記載の光プリンタヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003203391A JP2005047035A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | 光プリンタヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003203391A JP2005047035A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | 光プリンタヘッドの製造方法 |
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JP2005047035A true JP2005047035A (ja) | 2005-02-24 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011134742A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nichia Corp | 発光装置の製造方法 |
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2003
- 2003-07-29 JP JP2003203391A patent/JP2005047035A/ja active Pending
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