JP2005044429A - 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005044429A
JP2005044429A JP2003202174A JP2003202174A JP2005044429A JP 2005044429 A JP2005044429 A JP 2005044429A JP 2003202174 A JP2003202174 A JP 2003202174A JP 2003202174 A JP2003202174 A JP 2003202174A JP 2005044429 A JP2005044429 A JP 2005044429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
wave plate
light
optical
pickup device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003202174A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kiyozawa
良行 清澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003202174A priority Critical patent/JP2005044429A/ja
Publication of JP2005044429A publication Critical patent/JP2005044429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】3つの異なる波長λ,λ,λの光に対して簡単な構造で共用できる波長板を提供する。
【解決手段】波長λ=λの光に対して位相差がλの(2n+1)/4倍(n=0,1,2,…)であり、かつ、λ≦λ≦λ(λ≠λ,λ)を満たす波長λの光に対して位相差がλの(2m+1)/4倍(m=0,1,2,…)である構造複屈折として微細周期構造3を有することで、水晶等の複屈折特性はその物質固有のものでありその特性を殆ど変えることはできないが、微細周期構造3のような構造複屈折は材料や形状を変えることにより複屈折特性を容易に制御することができることから、3つの異なる波長の違いが比較的大きい場合であっても共用可能とし、当該波長板1を用いる光学系の簡素化を図れるようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光の偏光方向を変えるための波長板、この波長板を用いた3波長対応の光ピックアップ装置及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光ディスクの大容量化(高記録密度化)が進み、それに対応させてレーザ光の短波長化を図るために、青紫LD(波長405nm)を光源とした光ディスク装置の開発も盛んに行われている。
【0003】
一方、従来の光ディスクも広く普及しており、複数の規格の光ディスクが利用されるようになってきている。このように複数の規格の光ディスクが混在する中で、1つの規格にしか対応していない光ディスク装置よりも、複数の規格に対応できる互換性のある光ディスク装置が要求されている。
【0004】
さらに、音楽・画像の記録再生装置や情報処理装置のモバイル化が進み、これらの記録再生装置や情報処理装置に搭載される光ディスク装置は小型軽量化が要求されている。
【0005】
互換性の要求に対して、従来の光ディスク装置としては、例えば、特許文献1によれば、2つの光源波長635nm,780nmに対して光学系を共通化した光ディスク装置が提案されている。図9はその提案例を示すもので、光ディスク111に対向する対物レンズ112の光軸上に偏光ビームスプリッタ113を配設し、その偏光反射面113aの反射側にS偏光成分のレーザ光が入射するように出射光の偏光面の向きが設定された第1のレーザ光源を含む第1の光源ユニット114(波長が例えばCD規格対応の780nm)と、偏光反射面113aの透過側にP偏光成分のレーザ光が入射するように出射光の偏光面の向きが設定された第2のレーザ光源を含む第2の光源ユニット115(波長が例えばDVD規格対応の635nm)とを備えた構成とされている。ここに、対物レンズ112に対する共通光路上には、コリメートレンズ116とともに、1/4波長板として機能する波長板117が設けられており、この波長板117は第1,2のレーザ光源が発するレーザ光の波長780nm,635nmの中間波長の仕様とされ、共用できるように設定されている。
【0006】
また、例えばDVD規格対応の635nm〜650nm程度のレーザ光源の他に、405nm波長の光源も使用したい場合には、特許文献2中に示されるように、別途専用の光学系を設ける構成とすることで、互換性を持たせる提案例もある。
【0007】
さらに、特許文献3によれば、水晶や複屈折率の波長分散が大きい樹脂を用いた波長板で、405nmと670nmの2波長で、又は、380nmと690nmの2波長で光学系を共通化して互換性を持たせたり、その図14等に示されるように、液晶とフィルムで構成された波長板を用い、405nmと650nm及び780nmの3波長とで光学系を共通化して互換性を持たせるようにした提案例もある。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−011436公報
【特許文献2】
特開2000−011402公報
【特許文献3】
特開2000−276766公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
2つの光源の波長が、780nmと635nmのように2つの波長が近い場合には、特許文献1のように、光学系を共通化することは比較的容易である。しかしながら、2つの光源の波長が405nmと635nm、又は、405nmと780nmのように波長が比較的はなれている場合には、中間波長の1/4波長板では2つの波長に十分対応することができず、光学系を共通化することは難しいため、特許文献2のように別途光学系を設けることとなる。
【0010】
かといって、特許文献2のように405nm光源用の別途光学系を設けた場合には、光ピックアップが大きくなってしまい、光ディスク装置の小型軽量化ができないという問題がある。
【0011】
波長が405nmの光源を用いた場合でも、特許文献3のように水晶の波長板で、波長504nmの光に対して1波長分(=504nm)の位相差が生じるようにすれば、波長が405nmの光に対しては位相差が波長の5/4(=506nm)となり、波長670nmの光に対しては位相差が波長の3/4(=502nm)となるため、波長405nm及び波長670nmの両方に対して1/4波長板として機能し、光学系を共通化することができる。また、波長490nmの光に対して1波長分(=490nm)の位相差が生じるようにすれば、波長が395nmの光に対しては位相差が波長の5/4となり、波長650nmの光に対しては位相差が波長の3/4となるため、波長395nm及び波長650nmの両方に対して1/4波長板として機能し、光学系を共通化することができる。しかしながら、水晶の光学特性(複屈折特性)は材料固有のもので特性を変えることは難しいため、2つの波長のうち、一方の波長を決めると、もう一方の波長が必然的に決まってしまい、任意の2つの波長を選択することが難しいという問題がある。
【0012】
複屈折の波長分散の大きい樹脂(芳香族ポリスルファン系樹脂)を用いた波長板で同様に、波長が390nmの光に対しては位相差が波長の3/4となり、波長690nmの光に対しては位相差が波長の1/4となるように設計し、波長390nm及び波長690nmの両方に対して1/4波長板として機能し、光学系を共通化することができる。この波長板では、樹脂を用いているので、樹脂の分子構造を変えることで、ある程度は光学特性を変えることができ、任意の2つの波長に対応することができる。しかしながら、樹脂材料は、波長が短い領域では透過率の低下が生じ、405nm以下の波長では無視できない問題である。また、短い波長の光に対する劣化も生じ、経時劣化による光学特性が変化してしまうという問題がある。
【0013】
さらに、特許文献3では、液晶とフィルムで位相可変型波長板を構成し、波長が405nmと650nm及び780nmの全ての光に対して位相差が波長の1/4とすることができるので、3つの異なる波長の光源を使用する場合でも、光学系を共通化することができる。しかしながら、液晶とフィルムで構成された位相可変型波長板は構成が複雑であり、作製プロセスが複雑となり高価なものとなってしまい、その上、波長板を駆動するための機構も必要となるため、光ピックアップの構成も複雑になるという問題がある。また、樹脂製の波長板と同様に液晶とフィルムは波長が短い領域では透過率の低下が生じ、405nm以下の波長では無視できない問題であり、短い波長の光に対する劣化も生じ、経時劣化による光学特性が変化してしまうという問題がある。
【0014】
そこで、本発明は、簡単な構造で3つの異なる波長の光に対して共用できる波長板を提供することを目的とする。
【0015】
より具体的には、例えば青紫用光ディスク用の波長405nmと例えばDVD用の波長650nm又は635nmと例えばCD用の波長780nmの3つの異なる波長の光に対して共用できる波長板を提供することを目的とする。
【0016】
さらに、上記波長板を利用することで、構造が簡単で互換性を持つ3波長対応の光ピックアップ装置及び光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の波長板は、波長λ=λの光に対して位相差がλの(2n+1)/4倍(n=0,1,2,…)であり、かつ、λ≦λ≦λ(λ≠λ,λ)を満たす波長λの光に対して位相差がλの(2m+1)/4倍(m=0,1,2,…)である構造複屈折を有する。
【0018】
従って、異なる3つの波長λ,λ,λの光に対して1つの波長板で1/4波長板として機能させることができるので、例えば、直線偏光から円偏光への変換、又は、円偏光から直線偏光への変換を1つの波長板で行うことができ、異なる3つの波長λ,λ,λの光源に対する光学系を簡素化することができる。
【0019】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の波長板において、波長λ,λ,λのうちの最短波長の1/2以下の微細周期構造による構造複屈折を有する。
【0020】
従って、任意の特性の波長板を設計できる上に、異なる3つの波長λ,λ,λの光に対して1/4波長板として機能する請求項1記載の波長板を容易に実現することができる。
【0021】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の波長板において、透明基板の両面に前記微細周期構造を有する。
【0022】
従って、微細周期構造を透明基板の両面に形成することで、必要な微細周期構造の高さを分割して形成することができ、作製を容易にすることができる。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の波長板において、少なくとも片面に前記微細周期構造が形成された少なくとも2枚の透明基板を重ね合わせてなる。
【0024】
従って、微細周期構造が片面に形成された透明基板を複数枚貼り合せて構成することで、必要な微細周期構造の高さを分割して形成することができ、作製を容易にすることができる。
【0025】
請求項5記載の発明は、請求項2記載の波長板において、前記微細周期構造は、波長λ,λ,λのうちの最短波長の1/2以下の周期で形成された溝であり、当該溝の開口側端部が表面側に向かってその溝幅が広がる形状に形成されている。
【0026】
従って、微細周期構造をなす溝の開口側端部が表面側に向かってその溝幅が広がる形状に形成することで、波長依存性を有しない反射防止機能を持たせることができる。
【0027】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の波長板において、波長λ=405nm,λ=635nm又は650nm,λ=780nmである。
【0028】
従って、波長λ=405nm,λ=635nm又は650nm,λ=780nmなる3つの光源を有する光学系において波長板を共用することができ、光学系を簡素化することができる。
【0029】
請求項7記載の発明の反光ピックアップ装置は、択一的に駆動されて各々波長λ,λ,λの異なる光を出射する3つの光源と、光ディスクに対向する対物レンズと、この対物レンズを変位移動させるアクチュエータと、請求項1ないし6の何れか一記載の波長板と、前記光源から発せられた光を前記波長板を経て前記対物レンズへ導く照明光学系と、前記光ディスクからの射光に基づく信号を検出する検出器と、前記反射光を前記波長板を経て前記検出器へ導く検出光学系と、
を備える。
【0030】
従って、請求項1ないし6の何れか一記載の波長板を備えるので、3波長対応の光ピックアップ装置を簡単な構成で、かつ、小型に構成することができる。
【0031】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の光ピックアップ装置において、前記対物レンズが色消しレンズである。
【0032】
従って、請求項7記載の光ピックアップ装置を実現する上で、異なる3つの波長に対して収差の小さい対物レンズとすることができ、信頼性の高い3波長対応の光ピックアップ装置を容易に実現することができる。
【0033】
請求項9記載の発明の光ディスク装置は、光ディスクを回転させる回転駆動機構と、前記光ディスクに対して前記対物レンズを介して光を照射する請求項7又は8記載の光ピックアップ装置と、装填された前記光ディスクの種類を識別するディスク識別手段と、このディスク識別手段による識別結果に基づき前記光ピックアップ装置中の2つの光源の何れかを択一的に駆動する光源駆動手段と、前記光ピックアップ装置中の前記検出器により検出されたサーボ信号に基づき前記アクチュエータを駆動させるサーボ制御手段と、前記検出器により検出された情報信号に基づき前記光ディスクに記録されたデータを再生する信号再生手段と、を備える。
【0034】
従って、従って、請求項7又は8記載の光ピックアップ装置を備えることにより、異なる3波長を対象とする光ディスクに対して互換性を持ち、かつ、小型の光ディスク装置を容易に実現できる。
【0035】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の光ディスク装置において、外部から入力されたデータに基づき前記光ディスクに記録する信号に変換する書込み信号処理手段を備える。
【0036】
従って、請求項9記載の光ディスク装置において、追記型光記録媒体又は書換え型光記録媒体に対して記録可能な光ディスク装置の場合にも同様に適用することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。本実施の形態は、3つの異なる波長λ,λ,λ(λ≠λ≠λ)の光に対してその偏光状態を変化させる機能を持たせた波長板への適用例を示す。図1は本実施の形態の波長板1をイメージ的に示す外観斜視図であり、2で示す部分が波長板として機能する領域(波長板機能領域)である。図2はこの波長板機能領域2をA−A′線で断面した拡大断面図である。ここに、本実施の形態の波長板1にあっては、その波長板機能領域2が構造複屈折で構成されるわけであるが、より具体的には、図2に示すように、対象となる光の波長のうち、最短波長に対して1/2以下なる非常に微細な凹凸の繰り返しによる周期構造(微細周期構造)3で形成された構造複屈折で構成される。
【0038】
このような微細周期構造3による複屈折特性の原理・作用について説明する。一般に、本来は複屈折特性を持たない屈折率の異なる平板を光の波長より十分小さい(<λ/2)周期で並べることにより複屈折が発生することが知られている(Principle of Optics, Max Born and Emil Wolf, PERGAMON PRESS LTD.)。偏光方向が溝に平行な光の屈折率n(平行)と垂直な光の屈折率n(垂直)は各々(1)(2)式で示される。
【0039】
【数1】
Figure 2005044429
【0040】
式中、nは微細周期構造3が形成された物質の屈折率、nは当該微細周期構造3中の溝を埋める物質の屈折率であり、また、tは微細周期構造3の凸部の幅wと凹部(溝部)の幅wとのデューティ比であり、
t=w/(w+w) ……………………(3)
式で示される。
【0041】
このように、水晶や方解石の複屈折特性はその物質固有のものであり、その特性を変えることが殆どできないものであるのに対して、微細周期構造3のような構造複屈折は、材料や形状を変えることで複屈折特性を容易に制御することが可能である。
【0042】
いま、偏光方向が溝に平行な光と垂直な光との位相差(遅延量)Reは、微細周期構造3の高さ(溝の深さ)をdとすると、
Re=(n(平行)−n(垂直))d ……………………(4)
となる。従って、微細周期構造3を形成する材料(屈折率)及び微細周期構造3の形状(デューティ比及び溝の深さ)により、任意の位相差の波長板1を作製することができる。
【0043】
また、1/4波長板は、位相差が波長の丁度1/4となる場合だけでなく、1/4波長の奇数倍であれば1/4波長板として機能する。
【0044】
本実施の形態の波長板1は、構造複屈折をなす微細周期構造3の材料及び形状を次の(5)(6)式をほぼ満たすように形成したものである。これらの式中、n=0,1,2,…、m=0,1,2,…である。また、λ=λ、λ≦λ≦λである。即ち、λは波長の異なる3つの光のうちの1つの波長で、λは他の2つの光の中間波長である。
【0045】
【数2】
Figure 2005044429
【0046】
即ち、1/4波長板として機能させる本実施の形態の波長板1は、波長λ=λの光に対して位相差がλの(2n+1)/4倍(n=0,1,2,…)、かつ、λ≦λ≦λを満たす波長λの光に対して位相差がλの(2m+1)/4倍(m=0,1,2,…)となるように形成されている。
【0047】
より具体的には、基板4としてガラス基板を用い、その表面に表1に示すような形状の微細周期構造3を形成したものである。
【0048】
【表1】
Figure 2005044429
【0049】
表1に示すような条件で微細周期構造3が形成された本実施の形態の波長板1における位相差の波長依存性を図3に示す。縦軸は位相差を1/4波長で割ったものであり、この値が奇数となる波長では1/4波長板として機能する。本実施の形態の波長板1では、GaNレーザのλ=λ=405nmの光に対しては922nm(〜9/4波長)の位相差が生じ、また、AlGaInPレーザのλ=650nm及びAlGaAsレーザのλ=780nmの中間波長のλ=720nmに対して、886nm(〜5/4波長)の位相差が生じる。従って、本実施の形態の波長板1は、GaNレーザの波長が405nmの光、AlGaInPレーザの波長が650nmの光及びAlGaAsレーザの波長が780nmに光の何れに対しても1/4波長板として用いることができる。
【0050】
次に、このような波長板1の製造方法について、作成プロセスを示す図4を参照して説明する。まず、ガラス基板4上にEB(電子ビーム)レジスト5を塗布する(図4(a)参照)。その後、EB描画装置でパターンを描画し、現像する(図4(b)参照)。次に、このレジストパターン6に対して金属膜7を真空蒸着で成膜し(図4(c)参照)、レジスト剥離液によるリフトオフ法で金属膜パターン8を形成する(図4(d)参照)。金属膜パターン8が形成されたガラス基板4をCF,C,CHFなどのフロロカーボンガスを用いてドライエッチングを行い、微細周期構造3を形成する(図4(e)参照)。最後に、金属膜パターン8を形成していた金属膜7を除去することで波長板1が完成する(図4(f)参照)。ドライエッチング装置はECRエッチング装置を用いているが、ICPエッチング装置など他のエッチング装置でも構わない。
【0051】
なお、図2に示したように必要な深さを一括して形成しても良いが、ガラス基板4の両面に微細周期構造3を分割して形成しても良い。微細周期構造3をガラス基板4の両面に形成することで、必要な微細周期構造3の高さを分割して形成することができ、作製を容易にすることができる。さらには、必要な深さを複数のガラス基板の片面に各々分割して形成した後、貼り合わせても良い。このように、微細周期構造3を片面に形成されたガラス基板を複数枚貼り合せて構成することで、必要な微細周期構造3の高さを分割して形成することができ、作製を容易にすることができる。
【0052】
なお、微細周期構造3をなす波長の1/2以下の周期で形成された溝に関して、図5に示すように、当該ガラス基板4の表面付近で徐々に溝幅が広がる形状にすると、屈折率を空気の屈折率1.0から徐々に変えることができ、光の反射防止機能を持たせることもできる。さらに、この反射防止機能は波長依存性を持たないため、3つの波長λ,λ,λの何れの光に対しても、反射防止として機能する。
【0053】
本発明の第二の実施の形態を図6及び図7に基づいて説明する。本実施の形態は、前述したような3波長λ,λ,λに対して1/4波長板として共用可能な波長板1を備える光ピックアップ装置11への適用例を示す。
【0054】
本実施の形態の光ピックアップ装置11は、AlGaAsレーザを光源とし波長λ=780nmの光を発する第1の光源ユニット12と、AlGaInPレーザを光源とし波長λ=660nmの光を発する第2の光源ユニット13と、GaNレーザを光源とし波長λ=405nmの光を発する第3の光源ユニット14と、光ディスク15に対向する対物レンズ16と、この対物レンズ16を変位移動させるアクチュエータ17と、
波長405nm及び650nmの光を透過し波長780nmの光を反射するように設計された誘電体多層膜ミラー18と、
波長405nmの光を透過し波長650nmの光を反射するように設計された誘電体多層膜ミラー19と、前述の波長板1による1/4波長板と、誘電体多層膜ミラー18,19側からの光を対物レンズ16側に向けて90°偏向させる立上げミラー20と、により構成されている。
【0055】
ここに、第1の光源ユニット12は検出器を一体に有するもので、図7に示すように、半導体レーザ(AlGaAsレーザ)21と検出器としての分割フォトダイオード22と偏光ホログラム23とから構成されている。24はヒートシンクである。第2の光源ユニット13も検出器を一体に有するもので、図7に示すように、半導体レーザ(AlGaInPレーザ)25と検出器としての分割フォトダイオード26と偏光ホログラム27とから構成されている。28はヒートシンクである。第3の光源ユニット14も検出器を一体に有するもので、図7に示すように、半導体レーザ(GaN)29と検出器としての分割フォトダイオード30と偏光ホログラム31とから構成されている。32はヒートシンクである。
【0056】
この結果、偏光ホログラム23,27,31、誘電体多層膜ミラー18,19、立上げミラー20により、半導体レーザ21,25又は29から発せられた光を波長板1を経て対物レンズ16へ導く照明光学系33が構成されている。また、立上げミラー20、誘電体多層膜ミラー19,18、偏光ホログラム23,27,31により、光ディスク15からの反射光を波長板1を経て分割フォトダイオード22,26又は30へ導く検出光学系34が構成されている。
【0057】
なお、半導体レーザ21,25,29は対象となる光ディスク15に応じて択一的に駆動される。
【0058】
このような構成において、半導体レーザ21,25又は29から出射したレーザ光は偏光面に対して光学軸が45°をなすように配置され1/4波長板として機能する波長板1を通過することにより直線偏光から円偏光に変換され、対物レンズ16によって光ディスク15の記録面に集光する。集光したレーザ光は記録面で反射され、この反射光は再び対物レンズ16を経て1/4波長板として機能する波長板1で円偏光から直線偏光に変換されて光源ユニット12,13又は14に戻ってくる。レーザ光が光ディスク15の記録面で反射する際に円偏光の回転方向が逆転しているので、光源ユニット12,13又は14に戻ってきたレーザ光は、偏光面が出射光とは90°変わっており、当該光源ユニット12,13又は14の偏光ホログラム23,27又は31に形成された回折格子によって分割フォトダイオード22,26又は30上に回折パターンが形成されるので、光ディスク15の記録面に記録された信号を検出することができる。
【0059】
従って、本実施の形態によれば、3つの波長405nm,660nm,780nmの光に対して1/4波長板として機能する1つの波長板1を用いているので、3波長対応の光ピックアップ装置11を簡単な構成で、かつ、小型に実現することができる。
【0060】
なお、対物レンズ16は、単レンズで2つの異なる波長に対応した設計はレンズ材の屈折率が波長に変化するため困難であり、各々の波長毎に複数備え、光ディスク15の種類によって機械的に入替えるような構成でも良い。しかし、複数の対物レンズを備えた構成は、光ピックアップ装置が大きくなってしまうので、図6中に示すように、焦点距離が正と負の材料が異なる(屈折率が異なる)2枚のレンズ16a,16bを貼り合せた色消しレンズ構成とし、3つの波長で収差が発生しないように設計し、1つの対物レンズ16で3つの波長に対応する構成にすることが望ましい。
【0061】
また、光ディスク15の種類によって(光源波長によって)対物レンズ16の開口数(NA)が異なる場合には、開口径を変更することができるアパーチャ(例えば、機械的に変更するものや液晶を用いて変更するものなど)を用いて光ピックアップ装置を構成すればよい。
【0062】
本発明の第三の実施の形態を図8に基づいて説明する。本実施の形態は、前述したような光ピックアップ装置(光ピックアップモジュール)11を備える光ディスク装置への適用例を示す。図8は光ディスク装置の制御系等を示す概略ブロック図である。
【0063】
光ピックアップ装置11は光ディスク15の半径方向に移動するキャリッジアクチュエータ41に取り付けられている。42は光ディスク15を回転させる回転駆動機構の主要部をなすスピンドルモータであり、中央制御装置43に接続されたスピンドル制御部44により回転動作(回転速度)等が制御される。また、光ピックアップ装置11と中央制御装置43との間では、アクチュエータ17中のフォーカスアクチュエータ17Fに対してはフォーカス制御部45、トラックアクチュエータ17Tに対してはトラック制御部46が接続されている。これらのフォーカス制御部45、トラック制御部46によりサーボ制御手段が構成されている。また、これらの制御部45,46に対しては検出器22、26,30により検出されるフォーカス信号、トラック信号も取り込まれる。検出器22,26,30により検出される情報信号は信号再生手段としての信号復調部47により再生データに変換される。さらに、キャリッジアクチュエータ41は中央制御装置43に接続されたキャリッジ制御部48によりシーク動作が制御される。また、半導体レーザ21,25又は29は中央制御装置43に接続された光源駆動手段としてのLD制御部49によりその発光のオン・オフや発光パワーが制御される。
【0064】
さらに、本実施の形態の光ディスク装置では、何れの半導体レーザ21,25又は29を駆動させるか等の制御に供するために、スピンドルモータ42のターンテーブル上に装填された光ディスク15の種類を識別するための光ディスク識別機構50が設けられており、中央制御装置43、LD制御部49及び制御部45,46に接続されている。
【0065】
光ディスク識別機構50によるディスク識別法・光源選択法について簡単に説明する。光ディスク15装着後、まず、第1の光源ユニット12の半導体レーザ21を点灯させてフォーカス信号を検出しながら対物レンズ16をフォーカス方向に移動させて光ディスク15の記録面に焦点を合わせる。合焦点後、今度はトラック方向に対物レンズ16を移動し、トラック信号の検出を行う。この時点でトラック信号が検出された場合には、そのまま、第1の光源ユニット12の半導体レーザ21を用いて再生の動作を行う。
【0066】
一方、トラック信号が検出されなかった場合には、第1の光源ユニット12の半導体レーザ21を消灯し、第2の光源ユニット13の半導体レーザ25を点灯させてフォーカス信号を検出しながら対物レンズ16をフォーカス方向に移動させて光ディスク15の記録面に焦点を合わせる。合焦点後、今度はトラック方向に対物レンズ16を移動し、トラック信号の検出を行う。この時点でトラック信号が検出された場合には、そのまま、第2の光源ユニット13の半導体レーザ25を用いて再生の動作を行う。
【0067】
また、トラック信号が検出されなかった場合には、第2の光源ユニット13の半導体レーザ25を消灯し、第3の光源ユニット14の半導体レーザ29を点灯させ、フォーカス信号を検出しながら対物レンズ16をフォーカス方向に移動させて光ディスク15の記録面に焦点を合わせ、トラック方向に対物レンズ16を移動し、トラック信号の検出を行い、第3の光源ユニット14の半導体レーザ29を用いて再生動作を行う。
【0068】
従って、本実施の形態によれば、前述したような3波長対応の光ピックアップ装置11を備えることにより、異なる波長を対象とする光ディスク15に対して互換性を持ち、かつ、小型の光ディスク装置を容易に実現することができる。
【0069】
なお、図8に示すブロック図において、破線で示すように、外部から入力された記録データを書込み信号に変換する書込み信号処理手段としての信号変調部51をLD制御部49に接続して設けることにより、追記又は書換え可能な光ディスク15に対して記録可能な光ディスク装置となる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の波長板によれば、異なる3つの波長λ,λ,λの光に対して1つの波長板で1/4波長板として機能させることができるので、例えば、直線偏光から円偏光への変換、又は、円偏光から直線偏光への変換を1つの波長板で行うことができ、異なる3つの波長λ,λ,λの光源に対する光学系を簡素化することができる。
【0071】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の波長板において、波長λ,λ,λのうちの最短波長の1/2以下の微細周期構造による構造複屈折を有するので、任意の特性の波長板を設計できる上に、異なる3つの波長λ,λ,λの光に対して1/4波長板として機能する請求項1記載の波長板を容易に実現することができる。
【0072】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の波長板において、微細周期構造を透明基板の両面に形成したので、必要な微細周期構造の高さを分割して形成することができ、作製を容易にすることができる。
【0073】
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の波長板において、微細周期構造が片面に形成された透明基板を複数枚貼り合せて構成したので、必要な微細周期構造の高さを分割して形成することができ、作製を容易にすることができる。
【0074】
請求項5記載の発明によれば、請求項2記載の波長板において、微細周期構造をなす溝の開口側端部が表面側に向かってその溝幅が広がる形状に形成したので、波長依存性を有しない反射防止機能を持たせることができる。
【0075】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか一記載の波長板において、波長λ=405nm,λ=635nm又は650nm,λ=780nmなる3つの光源を有する光学系において波長板を共用することができ、光学系を簡素化することができる。
【0076】
請求項7記載の発明の反光ピックアップ装置によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の波長板を備えるので、3波長対応の光ピックアップ装置を簡単な構成で、かつ、小型に構成することができる。
【0077】
請求項8記載の発明によれば、請求項7記載の光ピックアップ装置を実現する上で、異なる3つの波長に対して収差の小さい対物レンズとすることができ、信頼性の高い3波長対応の光ピックアップ装置を容易に実現することができる。
【0078】
請求項9記載の発明の光ディスク装置によれば、請求項7又は8記載の光ピックアップ装置を備えるので、異なる3波長を対象とする光ディスクに対して互換性を持ち、かつ、小型の光ディスク装置を容易に実現できる。
【0079】
請求項10記載の発明によれば、請求項9記載の光ディスク装置において、追記型光記録媒体又は書換え型光記録媒体に対して記録可能な光ディスク装置の場合にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の波長板を示す外観斜視図である。
【図2】そのA−A′線の拡大断面図である。
【図3】波長板における位相差の波長依存性を示す特性図である。
【図4】波長板の作製プロセスを順に示す断面図である。
【図5】溝形状の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態の光ピックアップ装置を示す光学系構成図である。
【図7】その光源ユニットの断面構造図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態の光ディスク装置の制御系等の構成例を示すブロック図である。
【図9】従来例を示す光学系構成図である。
【符号の説明】
1 波長板
3 微細周期構造
11 光ピックアップ装置
15 光ディスク
16 対物レンズ
17 アクチュエータ
21 光源
22 検出器
25 光源
26 検出器
29 光源
30 検出器
33 照明光学系
34 検出光学系
42 回転駆動機構
45,46 サーボ制御手段
47 信号再生手段
49 光源駆動手段
50 ディスク識別手段
51 書込み信号処理手段

Claims (10)

  1. 波長λ=λの光に対して位相差がλの(2n+1)/4倍(n=0,1,2,…)であり、かつ、λ≦λ≦λ(λ≠λ,λ)を満たす波長λの光に対して位相差がλの(2m+1)/4倍(m=0,1,2,…)である構造複屈折を有することを特徴とする波長板。
  2. 波長λ,λ,λのうちの最短波長の1/2以下の微細周期構造による構造複屈折を有することを特徴とする請求項1記載の波長板。
  3. 透明基板の両面に前記微細周期構造を有することを特徴とする請求項2記載の波長板。
  4. 少なくとも片面に前記微細周期構造が形成された少なくとも2枚の透明基板を重ね合わせてなることを特徴とする請求項3記載の波長板。
  5. 前記微細周期構造は、波長λ,λ,λのうちの最短波長の1/2以下の周期で形成された溝であり、当該溝の開口側端部が表面側に向かってその溝幅が広がる形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の波長板。
  6. 波長λ=405nm,λ=635nm又は650nm,λ=780nmであることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一記載の波長板。
  7. 択一的に駆動されて各々波長λ,λ,λの異なる光を出射する3つの光源と、
    光ディスクに対向する対物レンズと、
    この対物レンズを変位移動させるアクチュエータと、
    請求項1ないし6の何れか一記載の波長板と、
    前記光源から発せられた光を前記波長板を経て前記対物レンズへ導く照明光学系と、
    前記光ディスクからの反射光に基づく信号を検出する検出器と、
    前記反射光を前記波長板を経て前記検出器へ導く検出光学系と、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 前記対物レンズが色消しレンズであることを特徴とする請求項7記載の光ピックアップ装置。
  9. 光ディスクを回転させる回転駆動機構と、
    前記光ディスクに対して前記対物レンズを介して光を照射する請求項7又は8記載の光ピックアップ装置と、
    装填された前記光ディスクの種類を識別するディスク識別手段と、
    このディスク識別手段による識別結果に基づき前記光ピックアップ装置中の2つの光源の何れかを択一的に駆動する光源駆動手段と、
    前記光ピックアップ装置中の前記検出器により検出されたサーボ信号に基づき前記アクチュエータを駆動させるサーボ制御手段と、
    前記検出器により検出された情報信号に基づき前記光ディスクに記録されたデータを再生する信号再生手段と、
    を備えることを特徴とする光ディスク装置。
  10. 外部から入力されたデータに基づき前記光ディスクに記録する信号に変換する書込み信号処理手段を備えることを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置。
JP2003202174A 2003-07-28 2003-07-28 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置 Pending JP2005044429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202174A JP2005044429A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003202174A JP2005044429A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005044429A true JP2005044429A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34261966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003202174A Pending JP2005044429A (ja) 2003-07-28 2003-07-28 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005044429A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258914A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Konica Minolta Holdings Inc 波長板
JP2006323059A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Konica Minolta Holdings Inc 構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造
JP2006323058A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Konica Minolta Holdings Inc 構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造
WO2007049738A1 (ja) * 2005-10-28 2007-05-03 Nec Corporation 光ヘッド装置ならびに光学式情報記録/再生装置
US7230762B1 (en) * 2005-12-28 2007-06-12 Enplas Corporation Polarization phase difference plate
US7622696B2 (en) 2005-03-02 2009-11-24 Nec Corporation Optical head device, optical information recording/reproducing apparatus and operation method of optical information recording/reproducing apparatus
CN103529507A (zh) * 2012-07-06 2014-01-22 三菱电机株式会社 偏振光相位差板以及激光加工机
TWI510319B (zh) * 2012-07-06 2015-12-01 Mitsubishi Electric Corp 偏光相位差板及雷射加工機

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7622696B2 (en) 2005-03-02 2009-11-24 Nec Corporation Optical head device, optical information recording/reproducing apparatus and operation method of optical information recording/reproducing apparatus
JP2006258914A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Konica Minolta Holdings Inc 波長板
JP2006323059A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Konica Minolta Holdings Inc 構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造
JP2006323058A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Konica Minolta Holdings Inc 構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造
WO2007049738A1 (ja) * 2005-10-28 2007-05-03 Nec Corporation 光ヘッド装置ならびに光学式情報記録/再生装置
JPWO2007049738A1 (ja) * 2005-10-28 2009-04-30 日本電気株式会社 光ヘッド装置ならびに光学式情報記録/再生装置
US7948854B2 (en) 2005-10-28 2011-05-24 Nec Corporation Optical head apparatus and optical information recording/reproducing apparatus
JP4941670B2 (ja) * 2005-10-28 2012-05-30 日本電気株式会社 光ヘッド装置ならびに光学式情報記録/再生装置
US7230762B1 (en) * 2005-12-28 2007-06-12 Enplas Corporation Polarization phase difference plate
CN103529507A (zh) * 2012-07-06 2014-01-22 三菱电机株式会社 偏振光相位差板以及激光加工机
TWI510319B (zh) * 2012-07-06 2015-12-01 Mitsubishi Electric Corp 偏光相位差板及雷射加工機
CN103529507B (zh) * 2012-07-06 2016-05-25 三菱电机株式会社 偏振光相位差板以及激光加工机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006024351A (ja) 光ピックアップ及びそれを採用した光記録及び/または再生機器
JP4573137B2 (ja) 光ディスク装置及び位置制御方法並びに光ピックアップ
JP2005209299A (ja) 光ピックアップおよび記録再生装置
JP3972959B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2003294926A (ja) 波長結合素子及びそれを備えた光ピックアップ装置
US20110103211A1 (en) Optical recording medium, method of manufacturing optical recording medium, recording method and reproducing method
JP2005044429A (ja) 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2003207636A (ja) 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JPWO2008149522A1 (ja) 光学ヘッド装置、及び記録及び/又は再生装置
US20070053274A1 (en) Compatible optical pickup and optical recording and/or reproducing apparatus employing the same
WO2004097819A1 (ja) 光回折素子および光情報処理装置
KR100782813B1 (ko) 능동형 보정소자 및 이를 채용한 호환형 광픽업 및 광 기록및/또는 재생기기
JP4116305B2 (ja) 波長板、波長板ユニット、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP4387115B2 (ja) 波長板、光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP2004361451A (ja) 波長板、波長板ユニット、光ピックアップ装置、光ディスク装置及び波長板の遅延量調整方法
JP4137830B2 (ja) 記録再生装置
JP2009151900A (ja) 光ディスク装置及び位置制御方法並びに光ピックアップ
JP4176443B2 (ja) 波長板ユニットおよび光ピックアップモジュールおよび光ディスク装置
KR100683888B1 (ko) 광픽업 장치
JPH11238238A (ja) 光ヘッドおよび光ディスク装置
KR20050012934A (ko) 호환형 광픽업 및 이를 채용한 광 기록 및/또는 재생기기
JP2005327328A (ja) 3次元光情報記録媒体
JP4876814B2 (ja) 位相差素子および光ヘッド装置
JP2004109460A (ja) 波長板、波長板ユニット、光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP2007087493A (ja) 光ピックアップ装置、光ディスクドライブ、及び、対物レンズ切換え方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060621

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090324