JP2003294926A - 波長結合素子及びそれを備えた光ピックアップ装置 - Google Patents

波長結合素子及びそれを備えた光ピックアップ装置

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JP2003294926A
JP2003294926A JP2002086814A JP2002086814A JP2003294926A JP 2003294926 A JP2003294926 A JP 2003294926A JP 2002086814 A JP2002086814 A JP 2002086814A JP 2002086814 A JP2002086814 A JP 2002086814A JP 2003294926 A JP2003294926 A JP 2003294926A
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coupling element
optical pickup
objective lens
wavelength coupling
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Naoki Kaiho
直樹 海保
Ichiro Morishita
一郎 森下
Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動機構及び制御機構を必要とせず、しか
も、装置の小型化、低価格化を図ることができ、さらに
は、異なる3種類の波長の光各々に対応した3種類の光
情報記録媒体に対して1つの対物レンズを用いて情報の
記録・再生を行うことができる波長結合素子及びそれを
備えた光ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 本発明の波長結合素子41は、波長の異
なる3つの光を透過させるホログラム素子により構成さ
れたもので、この波長結合素子41に入射する3つのレ
ーザ光λ1、λ2、λ3のうち、レーザ光λ3は、その
出射角が入射角と異なるように出射され、残りのレーザ
光λ1、λ2は、その出射角が入射角と等しくなるよう
に出射されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、20GB以上の大
容量の光情報記録媒体に情報を記録・再生する際に用い
て好適な波長結合素子及びそれを備えた光ピックアップ
装置に関し、特に詳しくは、CD(コンパクトディス
ク)、DVD(ディジタル・ヴァーサタイル・ディス
ク)、次世代大容量光ディスク(HD−DVD)等、記
録密度や光透過保護層(カバー層)の厚みが異なる3種
類の光情報記録媒体の記録・再生を行う各種記録・再生
装置、光ピックアップ、光ピックアップ構成部品等に用
いて好適な波長結合素子及びそれを備えた光ピックアッ
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量の情報の記録/再生への要
求に対応するために、20GBを超える記憶容量を有す
る光ディスク(光情報記録媒体)が提案され、特に、最
近では27GB程度の情報を記録することが可能な次世
代大容量光ディスク(HD−DVD)の規格が策定され
ている。このHD−DVDは、405nmの波長の青紫
色レーザダイオード(LD)、レンズの開口数(NA:
Numerical Aperture)が0.85の対物レンズ、光透過
保護層の厚みが0.1mmの光ディスク構造を採用する
ことにより、光ディスクの大容量化が可能となったもの
である。
【0003】このHD−DVDの記録・再生を行う記録
再生装置としては、図15に示す様なナイフエッジ法を
適用したビームエキスパンダー方式の光ピックアップ装
置がある。図において、符号1は、例えば発光波長が4
05nmの青色光を出射する半導体レーザ(LD:発光
素子)、2はコリメートレンズ、3は一対のプリズムを
互いに逆向きに配置したビーム整形プリズム、4はλ/
2板、5は回折格子、6は偏光ビームスプリッタ、7は
λ/4板、8は2枚のレンズにより構成されるビームエ
キスパンダー、9は2組の光部品から構成される対物レ
ンズ、10はナイフエッジ、11はモニター用のホトダ
イオード(PD:受光素子)、12はサーボ用のホトダ
イオード(PD)、13はRF及びサーボ用のホトダイ
オード(PD)、14はHD−DVDである。この光ピ
ックアップ装置では、HD−DVD14の厚みのばらつ
きを、ビームエキスパンダー8を構成する2枚のレンズ
間の距離を可変することで調整している。
【0004】ところで、このようなHD−DVD及びそ
の記録再生装置が実現した場合、従来のCDやDVDの
記録再生の需要が残っているために、HD−DVD用の
記録再生装置を用いてCDやDVDの記録再生を行うこ
とは重要な技術となる。そこで、このHD−DVDで
は、従来のCDやDVDとの互換性を図るために、光デ
ィスクの大きさを従来のCDやDVDと同一とする必要
があり、そこで、トラックピッチを約半分(0.32μ
m)にして27GB程度の情報記録を可能としている。
【0005】ここで、CD、DVD、HD−DVDそれ
ぞれの光学的な条件を下記に示す。なお、対物レンズの
NA(開口数)は、有効径/2/焦点距離で求められる
無次元の数である。 光ディスク 情報記録容量(GB) カバー層の厚み(mm) 対物レンズのNA CD 0.65 1.2 0.45 DVD 4.7 0.6 0.60 HD−DVD 20以上 0.1 0.85 このように、HD−DVDは、従来のCDやDVDと比
べてレーザ光の波長や光ディスクのカバー層の厚みが大
きく異なるために、同じ光記録再生装置を用いて情報の
記録/再生を行うことができない。
【0006】ここで、405nm、650nm、780
nmという異なる3種類の波長のレーザ光と、NAが
0.85の対物レンズを1つ用いた、3種類の異なるカ
バー層の厚み(0.1mm、0.6mm、1.2mm)
に対応する光学系について説明する。図16はカバー層
の厚みが異なる3種類の光ディスクに対応する光学系を
示す概略構成図であり、図において、符号21はNA=
0.85の対物レンズ、22はDVD、23はCD、λ
1は405nmの波長のレーザ光、λ2は650nmの
波長のレーザ光、λ3は780nmの波長のレーザ光で
ある。ここでは、HD−DVD14に対して光信号の読
み取りを可能とするために、NA=0.85の開口数を
有する対物レンズ21を用いている。
【0007】ここで、対物レンズ21とHD−DVD1
4の表面までの距離Lを、例えば0.6mmで設計した
場合、収差等、光学的な特性が良好な範囲で対物レンズ
21が可動できる長さ(ワーキングディスタンス:W
D)は、カバー層の厚みが0.1mmのHD−DVD1
4ではWD=0.6mm、カバー層の厚みが0.6mm
のDVD22ではWD=0.6mm、カバー層の厚みが
1.2mmのCD23ではWD=0.3mmとなる。例
えば、CD23に着目すると、図17(a)に示すよう
に、CD23のWD1が0.3mmの時、780nmの
波長のレーザ光を発する半導体レーザ24と対物レンズ
21との距離L1は20mmになる。CDの規格を考慮
すると、CD23の面振れは最大0.6mmであるか
ら、WD1が不足する上に、実際の光ピックアップにお
いては、コリメートレンズやミラー等の光学部品を多数
配置して構成しているので、これらの部品を配置する上
で距離L1が不足することとなる。
【0008】このCD23では、半導体レーザ24と対
物レンズ21との距離F1(=L1)と、対物レンズ2
1とCD23の信号面までの距離F2(=WD+カバー
層の厚み)との間には、次の様な関係式が成り立つ。 F1:F2=C(定数) したがって、WD1を広げてWD2(WD2>WD1)
とすると、図17(b)に示すように半導体レーザ24
と対物レンズ21との距離L2が短くなり(L2<L
1)、逆に、半導体レーザ24と対物レンズ21との距
離を長くしてL3とする(L1<L3)と、図17
(c)に示すように、WD1が短縮されてWD3(WD
1>WD3)となる。
【0009】このように、半導体レーザ24、対物レン
ズ21及びCD23の位置関係を調整しただけでは、W
D1≧0.3mm、L1≧20mmを確保することがで
きない。したがって、NA=0.85の対物レンズ21
ではCD23の記録・再生は困難である。そこで、HD
−DVDの記録・再生を行う光ピックアップとCD及び
DVDの記録・再生を行う光ピックアップを組み合わせ
た構成の光ディスク再生装置が提案されている。
【0010】図18は、従来のカバー層の厚みが異なる
3種類の光ディスクの記録・再生を行う光ディスク記録
再生装置の要部を示す平面図であり、NA=0.85の
対物レンズ31を有しHD−DVDの記録・再生を行う
光ピックアップ32と、DVD記録・再生用のNA=
0.6の対物レンズ33とCD記録・再生用のNA=
0.45の対物レンズ34とを切り替えてCD及びDV
Dの記録・再生を行う光ピックアップ35とを、ディス
ク・モーターの軸36を挟んでディスク37上に配置し
た構成である。この光ディスク記録再生装置では、対物
レンズ33、34を図示しない切り換え機構により回転
させることで切り替え、DVD、CDそれぞれの記録・
再生を行い、また、対物レンズ31を用いてHD−DV
Dの記録・再生を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光デ
ィスク記録再生装置では、HD−DVDの記録・再生用
と、CD及びDVDの記録・再生用の2つの光ピックア
ップ32、35、対物レンズ31、33、34を切り替
えるためのディスク・モーター等の駆動機構、これらを
制御する制御機構及び制御回路等が必要となるために、
構造及び制御が複雑になり、その結果、装置の価格が高
くなってしまうという問題点があった。また、HD−D
VD記録・再生用の光ピックアップ32及びCD及びD
VD記録・再生用の光ピックアップ35を、ディスク・
モーターの軸36に対しディスク37の半径方向の両側
にそれぞれ配置した構成であるから、駆動機構及び制御
機構の大型化のみならず、装置自体の大型化にもつなが
るという問題点があった。
【0012】そこで、駆動機構や制御機構の大型化を防
ぐことを目的として、例えば、HD−DVD記録・再生
用光ピックアップを有するHD−DVD専用の駆動機構
及び制御機構と、CD及びDVD記録・再生用光ピック
アップを有するCD及びDVD用の駆動機構及び制御機
構とを、別に組み合わせた光ディスク再生装置も考えら
れるが、この光ディスク再生装置においても、HD−D
VD専用の駆動機構及び制御機構の大型化は防ぐことが
できるものの、装置自体が大幅なコストアップになると
いう問題点は依然として解消されない。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、駆動機構及び制御機構を必要とせず、しか
も、装置の小型化、低価格化を図ることができ、さらに
は、異なる3種類の波長の光各々に対応した3種類の光
情報記録媒体に対して1つの対物レンズを用いて情報の
記録・再生を行うことができる波長結合素子及びそれを
備えた光ピックアップ装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような波長結合素子及びそれを備えた
光ピックアップ装置を提供した。すなわち、請求項1記
載の波長結合素子は、波長の異なる3つの光を透過させ
る光透過媒体を備えてなる波長結合素子であって、前記
光透過媒体に入射する前記3つの光のうち、少なくとも
1つの光は、その出射角が入射角と異なるように出射さ
れ、残りの光は、その出射角が入射角と等しくなるよう
に出射されることを特徴とする。
【0015】この波長結合素子では、前記光透過媒体に
入射する前記3つの光のうち、少なくとも1つの光を、
その出射角が入射角と異なるように出射させ、残りの光
を、その出射角が入射角と等しくなるように出射させる
ことにより、少なくとも1つの透過光の焦点距離を変更
することが可能になる。しかも、駆動機構及び制御機構
を必要とせず、構成も簡単であるから、組み込まれる装
置の低価格化を図ることが可能である。
【0016】請求項2記載の波長結合素子は、請求項1
記載の波長結合素子において、前記1つの光は、前記光
透過媒体からの出射角が当該光の進行方向に沿って広が
るように出射されることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の波長結合素子は、請求項1
または2記載の波長結合素子において、前記光透過媒体
は、ホログラム素子であることを特徴とする。
【0018】請求項4記載の光ピックアップ装置は、互
いに波長の異なる光を出射させる3つの発光素子と、こ
れらの発光素子からの出射光を所定の径に絞り込み光情
報記録媒体に集光させ、かつ、該光情報記録媒体からの
反射戻り光を集光・透過させる対物レンズを備えたレン
ズ系と、透過した前記反射戻り光を検知する受光素子と
を備えた光ピックアップ装置において、前記対物レンズ
の前記発光素子側に、請求項1、2または3記載の波長
結合素子を備えてなることを特徴とする。
【0019】この光ピックアップ装置では、前記対物レ
ンズの前記発光素子側に、請求項1、2または3記載の
波長結合素子を備えたことにより、異なる3種類の波長
の光に対して、対物レンズと光情報記録媒体の表面まで
の距離(L)、及び収差等、光学的な特性が良好な範囲
で対物レンズが可動できる長さ(WD)を十分確保する
ことが可能になる。これにより、異なる3種類の波長の
光各々に対応した3種類の光情報記録媒体に対して、1
つの対物レンズを用いて情報の記録・再生を行うことが
可能になる。しかも、駆動機構及び制御機構を必要とせ
ず、構成も簡単であるから、低価格化を図ることが可能
である。
【0020】請求項5記載の光ピックアップ装置は、請
求項4記載の光ピックアップ装置において、前記反射戻
り光の偏光方向は、前記出射光の偏光方向に一致するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項6記載の光ピックアップ装置は、請
求項4または5記載の光ピックアップ装置において、前
記波長結合素子と前記対物レンズとの間に波長板を備え
てなることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の波長結合素子及びそれを
備えた光ピックアップ装置の各実施形態について、図面
に基づき説明する。なお、係る実施の形態は、本発明の
一態様を示すものであり、本発明はこれらの実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲
内で任意に変更可能である。
【0023】「第1の実施形態」図1は本発明の第1の
実施形態の光ピックアップ装置の要部を示す構成図であ
り、異なる3種類の波長のレーザ光と、1つの対物レン
ズ(NA=0.85)を用いることで、3種類の異なる
カバー層の厚み(0.1mm、0.6mm、1.2m
m)の光ディスク(光情報記録媒体)に対応できる光ピ
ックアップ装置の例である。
【0024】図1において、符号41はレンズ系を構成
する対物レンズ21の半導体レーザ(発光素子)側に設
けられた波長結合素子であり、この波長結合素子41
は、それに入射する異なる3種類の波長のレーザ光(λ
1=405nm、λ2=650nm、λ3=780n
m)のうち、780nmのレーザ光λ3のみに作用し
て、このレーザ光λ3の出射角が入射角より広がるよう
に出射させ、残りのレーザ光λ1、λ2を、その出射角
が入射角と等しくなるように出射させる構成になってい
る。
【0025】この波長結合素子41は、図2に示すよう
に、その主要部を構成する405nm、650nm、7
80nmという異なる3種類の波長のレーザ光を透過さ
せる光透過媒体がホログラム素子からなるもので、平板
状のガラス板42の表面に細かい溝43が多数刻み込ま
れており、これらの溝43、43、…により入射光に対
して回折効果が得られる構成になっている。
【0026】この波長結合素子41にレーザ光λが入射
すると、これらの溝43、43、…のパターンの回折作
用により、レーザ光λは0次光(λ−0)、+1次光
(λ+1)、−1次光(λ−1)等、次数の異なる複数
の回折光に分離される。分離される0次光、+1次光、
−1次光等の割合、及びこれら回折光の角度は、溝4
3、43、…の切り方により異なるが、0次光(λ−
0)は直進し、+1次光(λ+1)及び−1次光(λ−
1)は0次光(λ−0)より広がるので、0次光(λ−
0)以外のレーザ光、すなわち+1次光(λ+1)また
は−1次光(λ−1)を用いれば、入射光に対して出射
光を曲げることができる。
【0027】ここで、780nmのレーザ光λ3、例え
ば0次光が対物レンズ21に直接入射する場合、従来の
技術で既に説明した様に、1.2mmのカバー層の厚み
の光ディスクに対しては、例えば、0.3mmのWDし
か確保することができない。780nmのレーザ光λ3
のみを用いるのであれば、図3に示すように、半導体レ
ーザ24と対物レンズ21との間の光軸上にコリメート
レンズ45及び凹レンズ46を配置することで、レーザ
光λ3の対物レンズ21への入射角を補正し、焦点距離
を伸ばし、WDを伸ばすことが可能である。
【0028】しかしながら、3種類のレーザ光λ1、λ
2、λ3を用いる場合には、この凹レンズ46により、
他のレーザ光λ1、λ2の対物レンズ21への入射角が
変化し、WDも変化する。そこで、レーザ光λ3のみ対
物レンズ21への入射角を補正し、WDを伸ばし、他の
レーザ光λ1、λ2に対しては、対物レンズ21への入
射角が変化せず、WDも変化しないような光学系とする
必要がある。本実施形態では、レンズ系を構成する対物
レンズ21の半導体レーザ側に波長結合素子41を設け
たことにより、対物レンズ21に波長結合素子41で回
折させた±1次光を入射させることで、WDを0.6m
mに伸ばすことが可能になった。
【0029】例えば、最初に780nmのレーザ光λ3
を光ディスクに照射させ、図示しない受光部での信号に
より、CDと判別された場合にのみ、凹レンズ46を対
物レンズ21と半導体レーザとの間に配置することも考
えられるが、やはり、凹レンズ46を駆動する駆動機構
や駆動回路が必要となり、好ましくない。
【0030】次に、3種類のレーザ光λ1、λ2、λ3
それぞれの入射光及び反射戻り光における偏光状態につ
いて、図4〜図7に基づき説明する。 (1)レーザ光λ1(405nm) 図4に示すように、平行光であるレーザ光λ1を、直線
偏光状態で波長結合素子41に入射させる。このレーザ
光λ1は波長結合素子41で回折されることで、直線偏
光状態の0次光のみを対物レンズ21を介してカバー層
の厚みが0.1mmのHD−DVD14の記録面に結像
される。なお、図中の黒丸印は、光軸に垂直な平面にお
ける直線偏光の状態を示している。このHD−DVD1
4の記録面からの反射戻り光は、対物レンズ21を介し
て直線偏光状態で波長結合素子41に入射し、この波長
結合素子41で回折されることで、直線偏光状態の0次
光のみが図示しない受光素子に入射されて検知される。
【0031】(2)レーザ光λ2(650nm) 図5に示すように、発散光であるレーザ光λ2を、直線
偏光状態で波長結合素子41に入射させる。このレーザ
光λ2は波長結合素子41で回折されることで、直線偏
光状態の0次光のみを対物レンズ21を介してカバー層
の厚みが0.6mmのDVD22の記録面に結像され
る。なお、図中の黒丸印は、光軸に垂直な平面における
直線偏光の状態を示している。このDVD22の記録面
からの反射戻り光は、対物レンズ21を介して直線偏光
状態で波長結合素子41に入射し、この波長結合素子4
1で回折されることで、直線偏光状態の0次光のみが図
示しない受光素子に入射されて検知される。
【0032】(3)レーザ光λ3(780nm) 図6に示すように、コリメートレンズで平行光とされた
レーザ光λ3を、90°回転直線偏光状態で波長結合素
子41に入射させる。このレーザ光λ3は波長結合素子
41で回折されることで、発散光となった90°回転直
線偏光状態の+1次光を対物レンズ21を介してカバー
層の厚みが1.2mmのCD23の記録面に結像され
る。なお、図中の矢印は、光軸に垂直な平面における9
0°回転直線偏光の状態を示している。図7に示すよう
に、このCD23の記録面からの反射戻り光は、対物レ
ンズ21を介して90°回転直線偏光状態で波長結合素
子41に入射し、この波長結合素子41で回折されるこ
とで、平行光となった90°回転直線偏光状態の+1次
光が図示しない受光素子に入射されて検知される。
【0033】以上説明したように、本実施形態の光ピッ
クアップ装置によれば、レンズ系を構成する対物レンズ
21の半導体レーザ側に、ホログラム素子からなる波長
結合素子41を設けたので、3種類のレーザ光λ1、λ
2、λ3のうち、レーザ光λ3のみ対物レンズ21への
入射角を補正してWDを伸ばし、他のレーザ光λ1、λ
2に対しては、対物レンズ21への入射角が変化せずW
Dも変化しないようにすることができ、3種類のレーザ
光λ1、λ2、λ3各々に対して、対物レンズ21と光
ディスクの表面までの距離(L)及びWDを十分確保す
ることができ、したがって、カバー層の厚みが異なる3
種類の光ディスクに対して、1つの対物レンズを用いて
記録・再生を行うことができる。また、波長結合素子4
1はホログラム素子を用いればよいので、構成が簡単に
なり、装置自体の低価格化を図ることができる。
【0034】「第2の実施形態」図8は本発明の第2の
実施形態の光ピックアップ装置の要部を示す構成図であ
り、本実施形態の光ピックアップ装置が、上述した第1
の実施形態の光ピックアップ装置と異なる点は、対物レ
ンズ21と波長結合素子41との間の光軸上にλ/4波
長板51を設けた点である。このλ/4波長板51は、
405nmのレーザ光λ1に対してはλ/4波長板とし
て機能し、650nmのレーザ光λ2及び780nmの
レーザ光λ3に対してはλ/2波長板として機能する。
【0035】次に、本実施形態の光ピックアップ装置
の、3種類のレーザ光λ1、λ2、λ3それぞれの入射
光及び反射戻り光における偏光状態について、図9〜図
14に基づき説明する。 (1)レーザ光λ1(405nm) 図9に示すように、平行光であるレーザ光λ1を、直線
偏光状態で波長結合素子41に入射させる。このレーザ
光λ1は波長結合素子41で回折されることで、直線偏
光状態の0次光のみがλ/4波長板51に入射される。
この0次光はλ/4波長板51により直線偏光状態から
円偏光状態に変化し、対物レンズ21を介してカバー層
の厚みが0.1mmのHD−DVD14の記録面に結像
される。なお、図中の黒丸印は、光軸に垂直な平面にお
ける直線偏光の状態、リング印は、光軸に垂直な平面に
おける円偏光の状態を示している。
【0036】図10に示すように、このHD−DVD1
4の記録面からの反射戻り光は、対物レンズ21を介し
て円偏光状態でλ/4波長板51に入射し、このλ/4
波長板51で円偏光状態から90°回転直線偏光状態に
変化し、90°回転直線偏光状態で波長結合素子41に
入射する。この波長結合素子41で回折されることで、
直線偏光状態の0次光が図示しない受光素子に入射され
て検知される。
【0037】(2)レーザ光λ2(650nm) 図11に示すように、発散光であるレーザ光λ2を、直
線偏光状態で波長結合素子41に入射させる。このレー
ザ光λ2は波長結合素子41で回折されることで、直線
偏光状態の0次光のみがλ/4波長板51に入射され
る。このλ/4波長板51は、650nmのレーザ光λ
2に対してはλ/2波長板として機能するので、例え
ば、10°回転して10°回転直線偏光状態で対物レン
ズ21を介してカバー層の厚みが0.6mmのDVD2
2の記録面に結像される。
【0038】図12に示すように、DVD22の記録面
からの反射戻り光は、対物レンズ21を介して10°回
転直線偏光状態でλ/4波長板51に入射する。このλ
/4波長板51はλ/2波長板として機能するので、入
射光において回転した分が元に戻り、直線偏光状態で波
長結合素子41に入射する。この波長結合素子41で回
折されることで、直線偏光状態の0次光が図示しない受
光素子に入射されて検知される。
【0039】(3)レーザ光λ3(780nm) 図13に示すように、コリメートレンズで平行光とされ
たレーザ光λ3を、90°回転直線偏光状態で波長結合
素子41に入射させる。このレーザ光λ3は波長結合素
子41で回折されることで、発散光となった90°回転
直線偏光状態の+1次光がλ/4波長板51に入射され
る。このλ/4波長板51は、780nmのレーザ光λ
3に対してはλ/2波長板として機能するので、90°
回転直線偏光状態が、例えば10°回転して80°回転
直線偏光状態で対物レンズ21を介してカバー層の厚み
が1.2mmのCD23の記録面に結像される。
【0040】図14に示すように、このCD23の記録
面からの反射戻り光は、対物レンズ21を介して80°
回転直線偏光状態でλ/4波長板51に入射する。この
λ/4波長板51はλ/2波長板として機能するので、
入射光において回転した分が元に戻り、90°回転直線
偏光状態で波長結合素子41に入射する。この波長結合
素子41で回折されることで、90°回転直線偏光状態
の+1次光が図示しない受光素子に入射されて検知され
る。
【0041】以上説明したように、本実施形態の光ピッ
クアップ装置においても、上述した第1の実施形態の光
ピックアップ装置と同様の効果を奏することができる。
しかも、対物レンズ21と波長結合素子41との間の光
軸上に、405nmのレーザ光λ1に対してはλ/4波
長板として機能し、650nmのレーザ光λ2及び78
0nmのレーザ光λ3に対してはλ/2波長板として機
能するλ/4波長板51を設けたので、3種類のレーザ
光λ1、λ2、λ3のうち、1つのレーザ光λ3のみを
他と異なる偏光状態で波長結合素子41に入射させ回折
させて0次光以外を利用することで、3種類のレーザ光
λ1、λ2、λ3各々に対して、対物レンズ21と光デ
ィスクの表面までの距離(L)及びWDを十分確保する
ことができ、さらに、1つのレーザ光に対して戻り光対
策を行うことができる。
【0042】また、本発明の第2の実施形態では、対物
レンズ21と波長結合素子41との間の光軸上にλ/4
波長板51を設けた構成としたが、このλ/4波長板5
1は3種類のレーザ光λ1、λ2、λ3のうち少なくと
も1つのレーザ光の0次光以外の光を曲げかつその偏光
状態を変化させるものであればよく、λ/4波長板に限
定されない。
【0043】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の波長結合素
子によれば、波長の異なる3つの光を透過させる光透過
媒体に入射する前記3つの光のうち、少なくとも1つの
光を、その出射角が入射角と異なるように出射させ、残
りの光を、その出射角が入射角と等しくなるように出射
させる構成としたので、少なくとも1つの透過光の焦点
距離を変更することができる。しかも、駆動機構及び制
御機構を必要とせず、構成も簡単であるから、組み込ま
れる装置の低価格化を図ることができる。
【0044】本発明の光ピックアップ装置によれば、対
物レンズの発光素子側に、本発明の波長結合素子を備え
たことにより、異なる3種類の波長の光に対して、対物
レンズと光情報記録媒体の表面までの距離(L)、及び
収差等、光学的な特性が良好な範囲で対物レンズが可動
できる長さ(WD)を十分確保することができ、異なる
3種類の波長の光各々に対応した3種類の光情報記録媒
体に対して、1つの対物レンズを用いて情報の記録・再
生を行うことができる。しかも、駆動機構及び制御機構
を必要とせず、構成も簡単であるから、低価格化を図る
ことができる。
【0045】以上により、装置の小型化、低価格化を図
ることができ、異なる3種類の波長の光各々に対応した
3種類の光情報記録媒体に対して1つの対物レンズを用
いて情報の記録・再生を行うことができる波長結合素子
及びそれを備えた光ピックアップ装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の要部を示す構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の波長結合素子を示
す側面図である。
【図3】 半導体レーザと対物レンズとの間の光軸上に
コリメートレンズ及び凹レンズを配置した光学系を示す
構成図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模式
図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模式
図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模式
図である。
【図7】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模式
図である。
【図8】 本発明の第1の実施形態の光ピックアップ装
置の要部を示す構成図である。
【図9】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ装
置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模式
図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ
装置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模
式図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ
装置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模
式図である。
【図12】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ
装置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模
式図である。
【図13】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ
装置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模
式図である。
【図14】 本発明の第2の実施形態の光ピックアップ
装置の入射光及び反射戻り光における偏光状態を示す模
式図である。
【図15】 従来のビームエキスパンダー方式の光ピッ
クアップ装置を示す構成図である。
【図16】 従来のカバー層の厚みが異なる3種類の光
ディスクに対応する光学系を示す概略構成図である。
【図17】 従来のCDの記録・再生時の半導体レーザ
と対物レンズとの距離LとWDとの関係を示す模式図で
ある。
【図18】 従来の光ピックアップ装置の要部を示す平
面図である。
【符号の説明】
14 HD−DVD 21 対物レンズ 22 DVD 23 CD 41 波長結合素子 42 ガラス板 43 溝 51 λ/4波長板 λ1 波長が405nmのレーザ光 λ2 波長が650nmのレーザ光 λ3 波長が780nmのレーザ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹谷 智良 神奈川県横浜市鶴見区菅沢町2−7 株式 会社サムスン横浜研究所内 Fターム(参考) 2H049 AA26 AA50 AA57 AA66 BA02 BA05 BA06 BA07 BB03 BC21 CA01 CA05 CA08 CA15 CA17 CA20 5D119 AA01 AA05 AA11 AA22 AA40 AA41 BA01 BB01 BB03 DA01 DA05 EB02 EC45 EC47 FA05 FA08 JA06 JB01 JB02 5D789 AA01 AA05 AA11 AA22 AA40 AA41 BA01 BB01 BB03 DA01 DA05 EB02 EC45 EC47 FA05 FA08 JA06 JB01 JB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長の異なる3つの光を透過させる光透
    過媒体を備えてなる波長結合素子であって、 前記光透過媒体に入射する前記3つの光のうち、少なく
    とも1つの光は、その出射角が入射角と異なるように出
    射され、残りの光は、その出射角が入射角と等しくなる
    ように出射されることを特徴とする波長結合素子。
  2. 【請求項2】 前記1つの光は、前記光透過媒体からの
    出射角が当該光の進行方向に沿って広がるように出射さ
    れることを特徴とする請求項1記載の波長結合素子。
  3. 【請求項3】 前記光透過媒体は、ホログラム素子であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の波長結合素
    子。
  4. 【請求項4】 互いに波長の異なる光を出射させる3つ
    の発光素子と、これらの発光素子からの出射光を所定の
    径に絞り込み光情報記録媒体に集光させ、かつ、該光情
    報記録媒体からの反射戻り光を集光・透過させる対物レ
    ンズを備えたレンズ系と、透過した前記反射戻り光を検
    知する受光素子とを備えた光ピックアップ装置におい
    て、 前記対物レンズの前記発光素子側に、請求項1、2また
    は3記載の波長結合素子を備えてなることを特徴とする
    光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記反射戻り光の偏光方向は、前記出射
    光の偏光方向に一致することを特徴とする請求項4記載
    の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記波長結合素子と前記対物レンズとの
    間に波長板を備えてなることを特徴とする請求項4また
    は5記載の光ピックアップ装置。
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