JP2006323058A - 構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造 - Google Patents

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【課題】 高い0次光透過率を有しかつ加工による構造高さ誤差に対して0次光透過率の安定性が向上した構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造を提供する。
【解決手段】 この構造性複屈折波長板1は、柱状部6と溝部6’がほぼ三角形状に周期的に繰り返して構成される凹凸周期構造を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、凹凸周期構造を有する構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造に関するものである。
従来、構造性複屈折波長板は、矩形形状の格子が周期的に並んだ構造を有するものが一般的であった。しかし、このような矩形格子形状によれば、構造周期が波長に対して十分小さくない場合には、1次もしくは高次の回折光が発生してしまうため、高い0次光透過率を得ることは難しかった。また、このときの0次光透過率は構造高さの変化に伴って周期的に変動するため、加工時に発生する構造高さ誤差によって透過率が大幅に減少してしまうことが問題となっていた。
下記特許文献1は、構造周期が波長の1/2以下であり、かつ格子の溝幅が溝の上部で表面方向に向かって広がっているものを提案し(請求項6)、また、波長板が形成されている面とは反対の面に断面が鋸歯状の溝を波長の1/2以下の周期で形成することで光の反射を防止し透過率を向上させている(請求項7)。しかし、下記特許文献1には、透過率の構造高さの変化に伴う周期的変動に関する記載はない。
特開2004−133290号公報(図8)
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、高い0次光透過率を有しかつ加工による構造高さ誤差に対して0次光透過率の安定性が向上した構造性複屈折波長板及び波長板組合せ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による構造性複屈折波長板は、柱状部と溝部がほぼ三角形状に周期的に繰り返して構成される凹凸周期構造を有することを特徴とする。
この構造性複屈折波長板によれば、0次光透過率が高く、しかも、0次光透過率の構造高さの変化に伴う周期的変動が少ないので、波長板の加工のときに構造高さ誤差が発生しても、かかる構造高さ誤差に対し0次光透過率が変動せずに安定する。
上記構造性複屈折波長板において前記柱状部の幅が前記溝部の底部から前記柱状部の先端に向けて徐々に狭くなるように構成できる。
また、前記凹凸周期構造の構造周期をP、構造高さをHとしたとき、次式(1)、(2)を満たすことで、平均0次光透過率が98%以上となる。
P≦λ/n のとき、0.18≦H/λ (1)
P>λ/n のとき、1≦H/λ (2)
但し、P<λ
λ:使用波長
n:使用波長λにおける波長板の材料の屈折率
また、前記凹凸周期構造の構造周期をP、構造高さをHとしたとき、次式(3)、(4)を満たすことで、平均0次光透過率が99%以上となる。
P≦λ/nのとき、0.25≦H/λ≦3.75 (3)
P>λ/nのとき、1.2≦H/λ≦3.75 (4)
但し、P<λ
λ:使用波長
n:使用波長λにおける波長板の材料の屈折率
本発明による組み合わせ波長板組合せ構造は、上述の構造性複屈折波長板を複数組み合わせたことを特徴とする。
この波長板組合せ構造によれば、複数の構造性複屈折波長板を組み合わせて所望の位相差を得る場合、各構造性複屈折波長板はどの構造高さでもほぼ一定で高い0次光透過率を得ることができるので、位相差の組み合わせのみで各構造性複屈折波長板の構造寸法を決めることができ、設計の自由度が向上する。特に、所望の位相差の半分の位相差が得られる構造性複屈折波長板を2枚組み合わせれば、2枚とも同じ構造寸法のものを使用でき、製造コスト的に有利である。
なお、上記構造性複屈折波長板において柱状部と溝部がほぼ三角形状であるとは、柱状部と溝部が三角形状となっていること以外に、三角形状の柱状部の先端及び三角形状の溝部の底部の少なくとも一方が丸みを帯びていてもよいことを意味する。また、三角形状は、三角形状を構成する2辺がほぼ等しい形状であってよいが、一辺が他辺よりも長い形状であってもよい。
本発明の構造性複屈折波長板によれば、高い0次光透過率を有しかつ加工による構造高さ誤差に対して0次光透過率の安定性が向上できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1乃至図4は、本実施の形態による構造性複屈折波長板1乃至4の要部側断面図である。
図1の構造性複屈折波長板1は、先端13を有する三角形状の柱状部6と、底部14を有する三角形状に凹んだ溝部6’とからなる凹凸形状が周期的に形成された構造周期P及び構造高さHの凹凸周期構造を備えている。三角形状の柱状部6は、その幅が先端13に向かって徐々に狭くなっており、長さがほぼ等しい側面部11,12を有する。先端13と底部14は尖った形状となっており、丸みを帯びていない。
図2の構造性複屈折波長板2は、先端17を有する三角形状の柱状部7と、底部18を有する三角形状に凹んだ溝部7’とからなる凹凸形状が周期的に形成された構造周期P及び構造高さHの凹凸周期構造を備えている。三角形状の柱状部7は、その幅が先端17に向かって徐々に狭くなっており、柱状部7の一辺の側面部15が他辺の側面部16よりも長くなっている。先端17と底部18は尖った形状となっており、丸みを帯びていない。長い側の側面部15の幅をSとすると、S>P/2である。
図3の構造性複屈折波長板3は、丸みを帯びた先端19を有する三角形状の柱状部8と、底部14を有する三角形状に凹んだ溝部8’とからなる凹凸形状が周期的に形成された構造周期P及び構造高さHの凹凸周期構造を備えている。三角形状の柱状部8は、その幅が先端19に向かって徐々に狭くなっており、長さがほぼ等しい側面部11,12を有する。先端19は丸みを帯びているが、底部14は図1と同じく尖った形状となっている。
図4の構造性複屈折波長板4は、丸みを帯びた先端19を有する三角形状の柱状部9と、丸みを帯びた底部20を有する三角形状に凹んだ溝部9’とからなる凹凸形状が周期的に形成された構造周期P及び構造高さHの凹凸周期構造を備えている。三角形状の柱状部9は、その幅が先端19に向かって徐々に狭くなっており、長さがほぼ等しい側面部11,12を有する。図4のように、先端19及び底部20はともに丸みを帯びている。
従来の構造性複屈折波長板の格子構造は図5のような矩形形状であり、ここで構造周期P(μm)、柱幅L(μm)、構造高さH(μm)であるが、図5の格子構造を図1のように三角形状にすることで、光の反射を低減でき、従来の矩形形状のものよりも高い透過率を得ることができる。また、図2のように三角形状がの二辺が等しくない場合や図3や図4のように三角形状の柱状部の先端が丸みを帯びていたり、先端及び底部が丸みを帯びていても同様の効果が得られる。
また、図1,図2,図3,図4の構造周期P(μm)及び構造高さH(μm)の各構造性複屈折波長板1,2,3において、使用波長をλ(μm)とし、使用波長λにおける各構造性複屈折波長板1〜4の材料の屈折率をnとしたとき、式(1)、(2)を満たすことで、98%以上の平均0次光透過率を実現できる。
P≦λ/n のとき、0.18≦H/λ (1)
P>λ/n のとき、1≦H/λ (2)
但し、P<λ
更に、式(3)、(4)を満たすことで、99%以上の平均0次光透過率を実現できる。
P≦λ/nのとき、0.25≦H/λ≦3.75 (3)
P>λ/nのとき、1.2≦H/λ≦3.75 (4)
但し、P<λ
図6に、図1の構造性複屈折波長板においてλ/Pを変えた場合の、H/λと平均0次光透過率との関係を示す。図6のグラフからわかるように、λ/Pの屈折率nに対する大小で、特にH/λが小さい値のときの平均0次光透過率の挙動が異なる。図6から、上記式(1)、(2)及び(3)、(4)が成立することが分かる。なお、屈折率nは、1.502662(λ:435.8nm)、1.489400(λ:650nm)、1.486174(λ:780nm)とした。
図1〜図4の各構造性複屈折波長板1〜4は、435.8nm,650nm,780nmのいずれの波長に対しても透過率向上の効果があるので、広帯域波長板としても有効である。
また、凹凸周期構造を三角形状にすることで、この構造性複屈折波長板を例えばドライエッチングにより作製した成形金型を用いてインプリント成形等で製造する場合、柱幅が徐々に狭くなるので、インプリント成形のときの離型性がよくなり、好ましい。
次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本実施例の構造性複屈折波長板の材料にはPMMA樹脂を用い、その屈折率は以下の通りである。
n=1.502662(λ:435.8nm)
n=1.489400(λ:650nm)
n=1.486174(λ:780nm)
〈実施例1〉
実施例1は図1と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを250nm、波長λを435.8nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図7に示す。
比較例1として、図5の従来の矩形形状の格子構造とし、構造周期Pを250nm、L/P(フィリングファクタ)を0.43、波長λを435.8nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図8に示す。
図7と図8から分かるように、実施例1では図1の三角形状にすることで、図5の従来の矩形形状よりも高い0次光透過率を得ることができる。また、図5の従来の矩形形状の格子構造は0次光透過率が構造高さの変化に伴い周期的に変動するのに対し、図1の三角形状の格子構造は、0次光透過率の構造高さに伴う周期的な変動が殆どないため、加工による構造高さ誤差に強い波長板を実現できることが分かる。
〈実施例2,3,4(λ:435.8nm)〉
実施例2は図1と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、波長λを435.8nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図9に示す。
実施例3は図2と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、Sを210nm、波長λを435.8nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図10に示す。
実施例4は図3と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、波長λを435.8nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図11に示す。
比較例2として、図5の従来の矩形形状の格子構造とし、構造周期Pを300nm、L/P(フィリングファクタ)を0.4、波長λを435.8nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図12に示す。
〈実施例5,6,7(λ:650nm)〉
実施例5は図1と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、波長λを650nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図13に示す。
実施例6は図2と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、Sを210nm、波長λを650nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図14に示す。
実施例7は図3と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、波長λを650nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図15に示す。
比較例3として、図5の従来の矩形形状の格子構造とし、構造周期Pを300nm、L/P(フィリングファクタ)を0.4、波長λを650nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図16に示す。
〈実施例8,9,10(λ:780nm)〉
実施例8は図1と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、波長λを780nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図17に示す。
実施例9は図2と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、Sを210nm、波長λを780nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図18に示す。
実施例10は図3と同様の三角形状の格子構造であり、構造周期Pを300nm、波長λを780nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図19に示す。
比較例4として、図5の従来の矩形形状の格子構造とし、構造周期Pを300nm、L/P(フィリングファクタ)を0.4、波長λを780nmとしたとき、構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を図20に示す。
以上の実施例2〜4と比較例2,実施例5〜7と比較例3,実施例8〜10と比較例4から分かるように、実施例2〜10では図1,図2または図3のような三角形状にすることで、図5の従来の矩形形状よりも高い0次光透過率を得ることができる。
また、各比較例のように図5の従来の矩形形状の格子構造は0次光透過率が構造高さの変化に伴い周期的に変動するのに対し、実施例2〜10の三角形状の格子構造は、0次光透過率の構造高さに伴う周期的な変動が殆どないため、加工による構造高さ誤差に強い波長板を実現できることが分かる。
更に、構造性複屈折波長板を2枚構成で用いる場合、所望の位相差を得るために2枚合わせて所望の位相差となりかつ高い透過率を得られる構造寸法を選ばなくてはならなかったが、実施例1〜10の波長板の場合は、どの構造高さでもほぼ一定で高い透過率を得ることができるため、位相差の組み合わせのみで構造寸法を選ぶことができる。特に、所望の位相差の半分の位相差が得られる波長板を2枚組み合わせれば、2枚とも同じ構造寸法のものを使用できるため、製造コストにおいても有利となる。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図21のように、図3の構造とは反対に、図1の底部14を底部20のような丸みを帯びた構成にしてもよく、同様の効果を得ることができる。
また、図2において側面部16を側面部15よりも長くしてもよく、また、図3や図4において、図2のように、一方の側面部を他方の側面部よりも長く構成してもよく、同様の効果を得ることができる。
本実施の形態による構造性複屈折波長板1の要部側断面図である。 本実施の形態による別構成の構造性複屈折波長板2の要部側断面図である。 本実施の形態による別構成の構造性複屈折波長板3の要部側断面図である。 本実施の形態による別構成の構造性複屈折波長板4の要部側断面図である。 従来の構造性複屈折波長板の要部側断面図である。 図1の構造性複屈折波長板においてλ/Pを変えた場合の、H/λと平均0次光透過率との関係を示すグラフである。 実施例1における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 比較例1における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例2における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例3における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例4における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 比較例2における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例5における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例6における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例7における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 比較例3における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例8における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例9における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 実施例10における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 比較例4における構造高さH(μm)と、TE0次光透過率、TM0次光透過率及び位相差との関係を示すグラフである。 本実施の形態による変形例を示す構造性複屈折波長板5の要部側断面図である。
符号の説明
1〜5 構造性複屈折波長板
6 柱状部
6’ 溝部
7 柱状部
7’ 溝部
8 柱状部
8’ 溝部
9 柱状部
9’ 溝部
11,12 側面部
13 先端
14 底部
15,16 側面部
17 先端
18 底部
19 先端
20 底部
λ 波長
H 構造高さ
P 構造周期
n 屈折率

Claims (5)

  1. 柱状部と溝部がほぼ三角形状に周期的に繰り返して構成される凹凸周期構造を有することを特徴とする構造性複屈折波長板。
  2. 前記柱状部の幅が前記溝部の底部から前記柱状部の先端に向けて徐々に狭くなる請求項1に記載の構造性複屈折波長板。
  3. 前記凹凸周期構造の構造周期をP、構造高さをHとしたとき、次式(1)、(2)を満たす請求項1または2に記載の構造性複屈折波長板。
    P≦λ/n のとき、0.18≦H/λ (1)
    P>λ/n のとき、1≦H/λ (2)
    但し、P<λ
    λ:使用波長
    n:使用波長λにおける波長板の材料の屈折率
  4. 前記凹凸周期構造の構造周期をP、構造高さをHとしたとき、次式(3)、(4)を満たす請求項1,2または3に記載の構造性複屈折波長板。
    P≦λ/nのとき、0.25≦H/λ≦3.75 (3)
    P>λ/nのとき、1.2≦H/λ≦3.75 (4)
    但し、P<λ
    λ:使用波長
    n:使用波長λにおける波長板の材料の屈折率
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構造性複屈折波長板を複数組み合わせたことを特徴とする波長板組合せ構造。

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