JP2005042606A - エンジンのオイル供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン1のオイル供給装置14は、動力伝達機構25と、動力伝達機構25を覆うチェーンケース4と、チェーンケース4の下部前壁43に設けられるオイルポンプ6と、下部前壁43に形成されてオイル供給口21bとオイルポンプ6の吐出口66aとを連通するオイル通路7と、オイルフィルタ81とを具備する。オイル通路7は、オイルポンプ6の吐出口66aからオイルフィルタ81のフィルタ入口81aまでの上流側通路71と、オイルフィルタ81のフィルタ出口81bからオイル供給口21bまでの下流側通路72とのうち、下部前壁43上の通路をそれぞれ直線状に形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝える動力伝達機構を覆うカバー部材にオイルフィルタが取り付けられるエンジンのオイル供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンは、クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達するギヤを覆うギヤケースを備える。また、ギヤケースは、オイルフィルタと、オイルポンプからオイルフィルタへオイルを導く入口側油路と、オイルフィルタからクランクケースへオイルを導く出口側油路を備える(例えば、特許文献1参照。)。オイルフィルタは、ギヤケースの左右両側壁部に形成されるオイルフィルタ取付座にそれぞれ取り付けられている。入口側油路および出口側油路は、ギヤケースの両側壁部と底壁部の板厚の内部に形成されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−163917号公報(段落0004、段落0013−0014段落、第1図、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の構成のギヤケースでは、入口側油路および出口側油路がギヤケースの左右両側壁部と底壁部の板厚の内部に形成されている。つまり、入口側油路および出口側油路が両側壁部および底壁部に沿って設けられることになるので、入口側油路および出口側油路が長くなり、その結果流路抵抗、すなわち圧力損失が大きくなる。したがって、吐出容量が大きく、吐出圧力の高いオイルポンプを設けなければならない。一般に、吐出圧力の高いポンプは、吐出圧力に見合った強度を必要とするため、重厚で嵩高いものになってしまう。そのため、エンジン全体の重量が増すとともに、エンジンが大きくなってしまう。また、高い圧力でオイルを吐出するために、大きな駆動力が必要となる。そのため、駆動力をクランクシャフトから取るとエンジンの出力を低下させる要因となる。
【0005】
したがって、本発明の目的は、オイルポンプから潤滑油供給路にオイルを導くオイル通路の圧力損失を抑えるとともにオイルポンプ吐出容量を小さくすることができるエンジンのオイル供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るエンジンのオイル供給装置は、クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達する動力伝達機構と、エンジン側壁に配置されて動力伝達機構の少なくとも一部を覆うカバー部材と、カバー部材の壁部に設けられてシリンダブロックまたはシリンダヘッドのオイル供給口にオイルを圧送するオイルポンプと、カバー部材の壁部に形成されてオイル供給口とオイルポンプの吐出口とを連通するオイル通路と、カバー部材に形成されてオイル通路の途中に配置されるオイルフィルタとを具備する。オイル通路は、オイルポンプの吐出口からオイルフィルタのフィルタ入口までの上流側通路と、オイルフィルタのフィルタ出口からオイル供給口までの下流側通路とのうち、カバー部材の壁部上の通路をそれぞれ直線状に形成する。
【0007】
また、カバー部材の剛性を高めるために、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面に対して一方の側にオイル供給口を設け、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面を挟んでオイル供給口とは反対側にオイルフィルタを設ける。これにより、オイル通路の下流側通路は、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面を挟んで延びる。
【0008】
また、オイル通路の上流側通路での圧力損失をより抑えるために、クランクシャフトの回転軸と同軸上にオイルポンプを設け、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面に対してオイルポンプの吐出口が位置する側にオイルフィルタを設ける。これにより、オイル通路の上流側通路が短く形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係るエンジンのオイル供給装置について、図1から図4を参照して説明する。図1は、自動車の往復動型のエンジン1を模式的に示している。エンジン1は、エンジンブロック2と、シリンダヘッドカバー3と、チェーンケース4と、オイルパン5とを備えている。
【0010】
エンジンブロック2は、シリンダブロック21とシリンダヘッド22とを備えている。シリンダブロック21は、クランクシャフト23を備えている。シリンダヘッド22は、シリンダブロック21の上に取り付けられている。シリンダヘッド22は、吸気側と排気側とのそれぞれに、クランクシャフト23と平行に配置されるカムシャフト24を備えている。シリンダヘッドカバー3は、シリンダヘッド22を挟んでシリンダブロック21とは反対側に取り付けられる。
【0011】
本実施形態において、クランクシャフト23の回転軸に沿う方向を前後方向とし、エンジンブロック2に対してチェーンケース4が取り付けられる側を前側として左右方向を定める。シリンダブロック21とシリンダヘッド22とが重ねられる方向を上下方向とし、シリンダブロック21に対してシリンダヘッド22が取り付けられる側を上側とする。
【0012】
一方、エンジン1は、シリンダブロック21から前へ突出するクランクシャフト23とシリンダヘッド22から前へ突出するカムシャフト24とを連動させる動力伝達機構25を備える。
【0013】
動力伝達機構25は、クランクシャフトタイミングスプロケット25aとカムシャフトタイミングスプロケット25bとタイミングチェーン25cとを備える。クランクシャフトタイミングスプロケット25aは、クランクシャフト23の前端に取り付けられている。それぞれカムシャフトタイミングスプロケット25bは、両カムシャフト24の前端に取り付けられている。タイミングチェーン25cは、クランクシャフトタイミングスプロケット25aとカムシャフトタイミングスプロケット25bに回し掛けられており、クランクシャフト23の回転力がカムシャフト24に伝えられる。
【0014】
チェーンケース4は、動力伝達機構25を覆うようにエンジンブロック2とシリンダヘッドカバー3に取り付けられている。チェーンケース4は、例えばエンジンブロック2の前壁2aを覆う下部チェーンケース41と、シリンダヘッドカバー3の前壁3aを覆う上部チェーンケース42とから構成されている。
【0015】
下部チェーンケース41は、下部前壁43と、下部左壁44と、下部右壁45とを備えている。下部前壁43は、クランクシャフト23の回転軸を横切る方向に沿って配置される。下部左壁44と下部右壁45とは、下部前壁43の左右両縁部からエンジンブロック2の前壁2aと当接するまで後方に延びている。
【0016】
下部チェーンケース41の下部前壁43の左右両縁には、図2に示すように、複数のボルト孔Xが下部左壁44と下部右壁45に沿って設けられている。上部チェーンケース42は、上部前壁42aと上部左壁42bと上部右壁42cと上壁42dとを有しており、下部チェーンケース41と同様に上部前壁42aの左右両縁に複数のボルト孔が設けられている。下部チェーンケース41と上部チェーンケース42とは、ボルト(図示せず)によってエンジンブロック2とシリンダヘッドカバー3とに締結される。オイルパン5は、下部チェーンケース41とシリンダブロック21のそれぞれの下面を覆うようにまたがって取り付けられている。
【0017】
下部チェーンケース41は、オイル供給装置14を備えている。オイル供給装置14は、オイルポンプ6と、オイル通路7と、オイルフィルタ81とを備えている。オイルポンプ6は、トロコイド式オイルポンプが採用される。オイルポンプ6は、図2と図3に示すように、インナーロータ61と、アウターロータ62とを備えている。インナーロータ61は、周方向に沿って複数の外歯を備えており、回転軸となるプーリ連結軸9に固定されている。
【0018】
プーリ連結軸9は、下部前壁43に回転自在に保持されており、後方端がクランクシャフト23の前端と係合する。プーリ連結軸9の前方端には、クランクプーリ10が取り付けられている。クランクプーリ10は、図1に示すように、ウォーターポンプ11の回転軸に取り付けられたウォーターポンププーリ11aとベルト12によって連結されており、クランクシャフト23の回転力をウォーターポンプ11へ伝達する。また、クランクプーリ10は、図示しないオルタネータやエアコンプレッサやパワーステアリングポンプなどをウォーターポンプ11と一緒にベルト12で駆動するようにしてもよい。
【0019】
アウターロータ62は、内側にインナーロータ61が備える外歯の数よりも一つ多い内歯を備えている。アウターロータ62は、インナーロータ61に外接する。インナーロータ61の外歯とアウターロータ62の内歯が噛み合い、アウターロータ62は、インナーロータ61とともに回転する。インナーロータ61とアウターロータ62とは、ハウジング部63に収容される。
【0020】
ハウジング部63は、図3に示すように、下部前壁43に後方から凹設されており、蓋部材64が後方からボルトで取り付けられる。下部チェーンケース41の下部前壁43と、プーリ連結軸9との間には、シール部材13が前方から取り付けられている。ハウジング部63には、吸込室65と吐出室66とが設けられている。吸込室65は、プーリ連結軸9の下方に位置している。
【0021】
インナーロータ61とアウターロータ62とが回転すると、インナーロータ61の外歯とアウターロータ62の内歯との間に設けられる空間は、吸込室65において、その容積が増大し、吐出室66において、その容積が減少する。この結果、吸込室65から吐出室66にオイルが圧送される。
【0022】
吐出室66には、オイル通路7と連通する吐出口66aが形成されている。吐出口66aは、図1と図2に示すように、シリンダブロック21の下面21cに垂直であって、クランクシャフト23の軸線を含む垂直面Mに対して右側に位置している。
【0023】
オイル通路7は、下部チェーンケース41の下部前壁43に沿って形成されており、オイルポンプ6の吐出口66aと、シリンダブロック21の前壁21aに設けられる潤滑油供給路のオイル供給口21bとを連通する。オイル供給口21bは、垂直面Mに対して左側に形成される。
【0024】
オイル通路7の途中には、オイルフィルタ81が配置される。オイルフィルタ81は、フィルタ入口81aと、フィルタ出口81bとを備えている。オイルフィルタ81は、図1と図2に示すように、下部チェーンケース41の下部右壁45の形成されるブラケット部8に取り付けられている。
【0025】
ブラケット部8は、下部右壁45の下寄りに下部チェーンケース41と鋳造で一体に形成されており、上下方向にオイル供給口21bよりもオイルポンプ6の吐出口66aに近くに位置している。ブラケット部8は、図4に示すように、皿状の座部8aを有し、座部8aの中央に円筒状の取付ノズル8bが凸設されている。取付ノズル8bの外周面には、ねじ山が形成されており、オイルフィルタ81のフィルタ出口81bの内周面にはねじ溝が形成されている。これにより、オイルフィルタ81は、取付ノズル8bがフィルタ出口81bに螺合されることによってブラケット部8に固定される。
【0026】
オイル通路7は、図1と図2に示すように、オイルフィルタ81までオイルを導く上流側通路71と、図1と図2と図4に示すように、オイルフィルタ81からオイル供給口21bまでオイルを導く下流側通路72とで構成される。上流側通路71は図1に示すように、下流側通路72は、図1と図3に示すように、下部前壁43に対して前方に膨らんでおり、下部チェーンケース41の下部前壁43に一体に形成されている。
【0027】
上流側通路71は、ブラケット部8の座部8aに開口しており、オイルポンプ6の吐出口66aからオイルフィルタ81まで直線状に形成されている。下流側通路72は、ブラケット部8の取付ノズル8bと同軸に開口しており、オイルフィルタ81のフィルタ出口81bからオイル供給口21bの前方にあたる位置Pまで、直線状に形成されており、位置Pから後方に向かってオイル供給口21bまで延びている。なお、図2および図3において、オイルの流れを矢印で示す。
【0028】
以上のように構成されたエンジン1では、オイル通路7が下部チェーンケース41の下部前壁43に沿って形成されている。このため、上流側通路71と、オイルフィルタ81のフィルタ出口81bから位置Pまでの下流側通路72とを直線状に形成することで流路長を短くするこができるので、オイル通路7による圧力損失を抑えることができる。したがって、吐出圧力の低いオイルポンプ6を用いることができる。
【0029】
また、オイル供給口21bは、垂直面Mに対して左側に位置しており、オイルフィルタ81は、下部右壁45の下部に取り付けられている。したがって、下流側通路72は、右下から垂直面Mを越えて左側まで延びて設けられる。すなわち、下流側通路72の長さが長くなり補強リブとして作用して下部前壁43の強度を高める。その結果、下流側通路72の周囲の下部前壁43の板厚を減らしても充分に剛性を確保することができるので、エンジン1の全体の重量を軽減することができる。
【0030】
また、オイルフィルタ81とオイルポンプ6の吐出口66aとは、垂直面Mに対してともに右側に位置しており、吐出口66aとオイルフィルタ81のフィルタ入口81aとの距離が短くなる。このため、上流側通路71を短くすることができるので、上流側通路71での圧力損失をより少なくすることができる。さらに、ブラケット部8は、上下方向にオイル供給口21bよりもオイルポンプ6の吐出口66aに近くに位置している。つまり、上流側通路71をより一層短くすることができる。オイルポンプ6を通過するために、上流側通路71の内部は圧力が高くなり、板厚は内部圧力に耐えられるように厚くなるが、上流側通路71が短くなることで、エンジン1の全体の重量の増加を抑えることができる。
【0031】
また、オイルポンプ6とオイル通路7とブラケット部8とが下部チェーンケース41に一体に形成されている。オイルポンプ6とオイル通路7とオイルフィルタ81とを有する潤滑油供給系統が下部チェーンケース41にユニット化されるので、エンジン1の組立作業が簡素化されるとともに、別工程によって潤滑油供給系統を組み立てることができる。
【0032】
また、オイル通路7が下部チェーンケース41の下部前壁43よりも前方に膨らんで形成されている。したがって、下部前壁43の曲げ剛性に寄与する実効断面積が大きくなる。すなわち、オイル通路7が下部チェーンケース41の補強リブとして機能する。その結果、下部チェーンケース41の板厚を減らしても充分に剛性を確保することができるので、エンジン1の全体の重量を軽減することができる。
【0033】
なお、本実施の形態では、チェーンケース4は、上部チェーンケース42と下部チェーンケース41とから構成されておりそれぞれ別体としたが、これらは一体に形成してもよい。さらに、クランクシャフトとカムシャフトを連動させる動力伝達機構として、チェーンとスプロケットとを用いるチェーン駆動方式を採用したが、チェーンの代わりに歯付ベルトを用い、スプロケットの代わりに歯付プーリを用いたベルト駆動方式を採用してもよいし、それぞれをギヤで連結するギヤ駆動方式を採用してもよい。これらの場合、カバー部材であるチェーンケースは、ベルトカバーやギヤケースに相当する。ウォーターポンプは、チェーンケースの左側に取り付けられ、オイルフィルタは、右壁に取り付けられているが、実施上不都合がなければ、それぞれが逆側の配置であってもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係るエンジンのオイル供給装置によれば、オイル通路の上流側通路と下流側通路とのうちカバー部材の壁部上の通路は、直線状に形成されている。このため、オイル通路の流路長を短くすることができるので、オイル通路による圧力損失を抑えることができる。したがって、従来よりも吐出圧力の低いオイルポンプ6を用いても必要な吐出圧力を得られるので、エンジンの負荷を小さくすることができる。
【0035】
また、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面に対して一方の側にオイル供給口を配置し、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面を挟んでオイル供給口とは反対側にオイルフィルタを設けることにより、下流側通路が補強リブとして作用してカバー部材の剛性を高めることができる。
【0036】
また、オイルポンプをクランクシャフトの回転軸と同軸上に設け、シリンダブロックの下面に垂直であってクランクシャフトの軸線を含む垂直面に対してオイルポンプの吐出口が位置する側にオイルフィルタを設けることにより、オイルフィルタとオイルポンプの吐出口とを近くに設けてオイル通路の上流側通路を短くすることができるので、上流側通路での圧力損失をより抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るエンジンを模式的に示す斜視図。
【図2】図1中のA−A線に沿って示す下部チェーンケースの断面図。
【図3】図2中のB−B線に沿って示す下部チェーンケースの断面図。
【図4】図2中のC−C線に沿って示す下流側通路の断面図。
【符号の説明】
1…エンジン、2a…前壁(エンジンブロックの側壁)、21b…オイル供給口、21c…下面、23…クランクシャフト、24…カムシャフト、25…動力伝達機構、3a…前壁(エンジンブロックの側壁)、4…チェーンケース(カバー部材)、43…下部前壁(エンジンの壁部)、6…オイルポンプ、66a…吐出口、7…オイル通路、71…上流側通路、72…下流側通路、81…オイルフィルタ、81a…フィルタ入口、81b…フィルタ出口、M…垂直面。
Claims (3)
- クランクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達する動力伝達機構と、
エンジン側壁に配置され、前記動力伝達機構の少なくとも一部を覆うカバー部材と、
前記カバー部材の壁部に設けられてシリンダブロックまたはシリンダヘッドのオイル供給口にオイルを圧送するオイルポンプと、
前記壁部に形成されて前記オイル供給口と前記オイルポンプの吐出口とを連通するオイル通路と、
前記カバー部材に形成されて前記オイル通路の途中に配置されるオイルフィルタとを具備し、
前記オイル通路は、前記吐出口から前記オイルフィルタのフィルタ入口までの上流側通路と、前記オイルフィルタのフィルタ出口から前記オイル供給口までの下流側通路とのうち、前記壁部上の通路がそれぞれ直線状に形成されることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 前記オイル供給口は、前記シリンダブロックの下面に垂直であって前記クランクシャフトの軸線を含む垂直面に対して一方の側に設けられ、前記オイルフィルタは、前記垂直面を挟んで前記オイル供給口とは反対側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のエンジンのオイル供給装置。
- 前記オイルポンプは、前記クランクシャフトの回転軸と同軸上に設けられ、前記オイルフィルタは、前記垂直面に対して前記吐出口側に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンのオイル供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003202520A JP2005042606A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | エンジンのオイル供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003202520A JP2005042606A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | エンジンのオイル供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005042606A true JP2005042606A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34262217
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003202520A Pending JP2005042606A (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | エンジンのオイル供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005042606A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102135022A (zh) * | 2010-01-22 | 2011-07-27 | 铃木株式会社 | 发动机的链盒结构 |
JP2018168815A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のフロントカバー |
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2003
- 2003-07-28 JP JP2003202520A patent/JP2005042606A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102135022A (zh) * | 2010-01-22 | 2011-07-27 | 铃木株式会社 | 发动机的链盒结构 |
JP2018168815A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関のフロントカバー |
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