JP2005042469A - 窓上又は窓下の防水構造 - Google Patents

窓上又は窓下の防水構造 Download PDF

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Takeshi Shiomi
塩見  健
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Abstract

【課題】 作業者の技量に左右されることがなく、作業性と防水性にすぐれた窓上又は窓下の防水構造を安価に提供することにある。
【解決手段】 窓上又は窓下の防水構造であって、窓枠上部又は下部のそれぞれに外壁材6の裏面側に配設される立ち上がり2又は外壁材6の表面側に配設される立ち下がりを設け、立ち上がり2又は立ち下がりと外壁材6との間が水密になされていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、窓上又は窓下の防水構造に関する。
これまでの一般的な窓枠の納まりには、外壁材と窓枠との間にコーキング材処理を行うことで防水性能を確保していたが、コーキング処理には作業者の技量による品質のバラツキが生じたり、コーキング材の劣化等により防水性能を確保できなくなるという問題があった。
上記の改善策として、従来、特許文献1に記載されているような、水切り材で外壁材と窓枠との間を防水した窓上又は窓下の防水構造が知られている。このような防水構造において、水切り材は傾斜部、下延部、上延部とからなり、上延部の屋外面には、粘着性の水密材と、この水密材より厚みの大きい粘着性のない発泡体とが貼設されている。
特開2001−73476号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のような従来技術にあっては、水切り材と窓枠間の防水および水切り材と外壁材間の防水が必要になるため、防水処理の作業性が悪化したり、防水処理に部材費用が余分にかかるという問題があった。
本発明の課題は、作業者の技量に左右されることがなく、作業性と防水性にすぐれた窓上又は窓下の防水構造を安価に提供することにある。
請求項1記載の発明は、窓枠上部又は下部のそれぞれに外壁材の裏面側に配設される立ち上がり又は外壁材の表面側に配設される立ち下がりを設け、立ち上がり又は立ち下がりと外壁材との間が水密になされていることを特徴とする窓上又は窓下の防水構造である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の窓上又は窓下の防水構造において、前記立ち上がり又は立ち下がりの外壁材側に粘着性を有する水密材が貼設されていることを特徴とする。
請求項1記載の本発明の窓上又は窓下の防水構造は、窓枠上部又は下部のそれぞれに外壁材の裏面側に配設される立ち上がり又は外壁材の表面側に配設される立ち下がりを設けているので、別部材として水切り材を取り付ける手間と部材費用が省け、作業性がすぐれ安価である。そして、立ち上がり又は立ち下がりと外壁材との間が水密になされているので、防水性を確保できる。
請求項2記載の本発明の窓上又は窓下の防水構造は、さらに、前記立ち上がり又は立ち下がりの外壁側に粘着性を有する水密材が貼設されているので、水密材が外壁材の裏面に密着し、防水性にすぐれる。また、コーキング材等を施す必要がないため、作業者の技量に左右されることがない。
図1と図2は、本発明の一実施形態であって、図1は窓枠上部に外壁材を取り付けた窓上の防水構造を示す断面図である。図2は外壁材取付前の窓枠上部の斜視図である。
本実施の形態は、図1に示すように、窓上の防水構造であって、サッシ上枠1に外壁材6の裏面側に配設される立ち上がり2を設け、立ち上がり2と外壁材6の裏面側との間が水密になされている。サッシ枠は、障子戸を嵌め込むもので、上記サッシ上枠1と、サッシ下枠(不図示)と、両側のサッシ縦枠3,3とから矩形状に枠組されている。サッシ枠はアルミニウム製の型材で形成され、サッシ上枠1は、長尺四角筒体で形成され、上記立ち上がり2は、このサッシ上枠1の長手方向に沿って、四角筒体の室内側上部の一角部から上方に向かって延設されている。また、サッシ上枠1の屋外側面には、枠本体から離れた垂下片を備えた横転L字形の水切り11が一体に設けられている。サッシ縦枠3の上端は、略正方形板の上キャップ4によって蓋され、前記立ち上がり2は、このサッシ縦枠3の上端部にまで連続するように設けられている。
上記窓上の防水構造において、前記立ち上がり2の外壁側に粘着性を有する水密材7が貼設されている。この水密材7は、シート状発泡ポリエチレンの両面にブチルゴム系の粘着剤を塗布した両面ブチルテープであって、厚さ2mm×幅15mmの長尺体であり、立ち上がり2の長手方向に沿って連続している。両面ブチルテープである水密材7の一方の面は、立ち上がり2の外壁側面に接着され、他方の面は外壁材6の裏面に張り付けられた鉄板61に接着される。また、外壁材6の下端部とサッシ上枠との間には、隙間を設けて紐状のシーラー8が充填されている。このシーラー8は、断面四角形の紐状発泡体の上下面にブチルゴム系の粘着剤を塗布したもので、厚さ15mm×幅12mmmの長尺体であり、立ち上がり2の長手方向に沿って連続している。
つぎに、図2を参照して、上記窓上の防水構造の施工方法を説明する。予め、サッシ上枠1の立ち上がり2の上下方向略中央部に沿って、水密材7(両面ブチルテープ)を貼設し、その下方に両面粘着性の紐状シーラー8を貼設しておく。このサッシ枠を、サッシ枠の横幅と略同じ間隔で立設されたスタッド5(間柱)に取り付ける。この後、ブチルコーキング材9を用いサッシ枠の四隅を貼設し、窓上の外壁材6を取り付ける。
(本実施の形態の効果)
本実施の形態の窓上の防水構造は、サッシ上枠1に外壁材6の裏面側に配設される立ち上がり2を設けているので、別部材として水切り材を取り付ける手間と部材費用が省け、作業性がすぐれ、安価である。そして、立ち上がり2と外壁材6の裏面側との間に両面ブチルテープからなる水密材7を貼設することによって水密になされているので、水密材7が外壁材6の裏面に密着し、防水性にすぐれる。また、コーキング材9は、サッシ枠の四隅を貼設するときだけ用いるので、作業者の技量にあまり左右されることがない。
以上、本発明の一実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、窓下に立ち下がりを設けて防水処理する窓下の防水構造であってもよい。
別部材としての水切り材を省くことによって、施工の工数と部材費用を軽減した窓上又は窓下の防水構造に適用できる。
本発明の一実施形態であって、窓枠上部に外壁材を取り付けた窓上の防水構造を示す断面図である。 外壁材取付前の窓枠上部の斜視図である。
符号の説明
1 サッシ上枠
2 立ち上がり
6 外壁材
7 水密材

Claims (2)

  1. 窓枠上部又は下部のそれぞれに外壁材の裏面側に配設される立ち上がり又は外壁材の表面側に配設される立ち下がりを設け、立ち上がり又は立ち下がりと外壁材との間が水密になされていることを特徴とする窓上又は窓下の防水構造。
  2. 前記立ち上がり又は立ち下がりの外壁側に粘着性を有する水密材が貼設されていることを特徴とする請求項1記載の窓上又は窓下の防水構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009243137A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Ykk Ap株式会社 サッシ枠及び建具
CN105971130A (zh) * 2015-03-12 2016-09-28 日吉华株式会社 止水构件以及外壁构造

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