JP2008057260A - 目地の防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】外壁パネルの内側面に沿う部分と、下端面に沿う部分を有する断面L形の硬質板と、該硬質板の下端面に沿う部分に連結された軟質シートよりなる水切りシートを用いた上下の外壁パネル間の目地の防水構造において、下側外壁パネルの壁厚が上側外壁パネルの壁厚より薄くて上下の外壁パネルの外側面に段差があっても、軟質シートを下側外壁パネルの外側面に沿わせて密着させて取付けることができるようにする。
【解決手段】軟質シート2を断面L字形の硬質板1の垂直部分1aの延長上に連結した水切りシート21を用い、硬質板1を上側外壁パネル5の内側面と下端面に沿わせて取付け、軟質シート2を下側外壁パネル4の上端面から外側面に沿わせ、該外側面に粘着テープにより取付ける。
【選択図】図6
【解決手段】軟質シート2を断面L字形の硬質板1の垂直部分1aの延長上に連結した水切りシート21を用い、硬質板1を上側外壁パネル5の内側面と下端面に沿わせて取付け、軟質シート2を下側外壁パネル4の上端面から外側面に沿わせ、該外側面に粘着テープにより取付ける。
【選択図】図6
Description
本発明は、建物の上下の外壁パネル間に形成される目地の防水構造に関する。
建物の外壁パネル間に形成される目地の防水構造のため、従来はモルタル、シーリング材、ガスケット等の止水材を目地に装填することが行われてきたが、こうした止水材による防水構造は、施工作業者の技能によっては防水性が損なわれたり、経年により収縮して外壁パネルとの間に隙間が生じ、これにより防水性が損なわれる、といった不具合があった。
目地の防水構造としてはこのほか、断面が段状の硬質板からなる水切り板や軟質シートからなる水切りシートを用い、水切り板や水切りシートの上縁を上側外壁パネルの内側に挿入して取付け、下縁を下側外壁パネルの外側に垂れ下げさせた構造のものが知られる。こうした水切り板や水切りシートによる防水構造は、施工作業者の技能により防水性が損なわれたり、経年より防水性が損なわれる、といった問題が比較的生じ難いが、前者の水切り板による場合、水切り板の下縁が下側外壁パネルの外側に大きく突出して外観を損ないがちであり、また水切り板下縁と下側外壁パネルとの間の隙間より吹上げられた雨水が浸入する、といった不具合がある。
一方、後者の水きりシートは、外壁パネルを取付けたのちでは外壁パネル間の目地を通して上側外壁パネルの内側に挿入することができず、そのため上側外壁パネルを取付けるのに先立って該外壁パネルに水切りシートが取付けられるが、水切りシートを取付けたまま外壁パネルを運搬したり、施工する際に水切りシートが損傷し、或いは折れ曲がったり変形したりしがちである。
この問題に対処するため下記特許文献1には、図1に示すように断面L字形の硬質樹脂板1と、該硬質板1の側縁に取付けた軟質樹脂シート2よりなる水きりシート3を用い、該水切りシート3の硬質樹脂板1を上側外壁パネル5の内側面から下端面に沿わせて取付け、硬質樹脂板1の側縁より垂れ下がる軟質樹脂シート2を下側外壁パネル4の外側面に沿わせた防水構造が提案されている。
特許第3283351号
図1に示す防水構造においては、硬質樹脂板1と軟質樹脂シート2は押出により一体成形でき、製造が容易であること、金属製に比べ、軽量で錆びることがないうえ、角で怪我をすることもなく、取扱いが容易であること、樹脂に耐候性に優れたポリプロピレンやオレフィン系熱可塑性エラストマーを使用すれば、防水性を長期間維持できること、上側外壁パネル5取付後、更には上下の外壁パネル4、5取付け後においても硬質樹脂板1を上側外壁パネル5の内側に、或いは上下の両外壁パネル間の目地6を通して上側外壁パネル5の内側に挿入することが可能で、外壁パネル取付後も水切りシート3を取付けることができ、施工性が容易であること、下側外壁パネル4の外側面に沿う軟質樹脂シート2を外壁パネル外側面に密着させて防水性を持たせることもできること、等の効果を有するが、図2に示すように下側外壁パネル7の壁厚が上側外壁パネル5よりも薄く、上下の外壁パネル5、7の外側面に段差があると、軟質樹脂シート2の下縁を下側外壁パネル7の外側面に粘着テープ等により接着して取付けたとしても、その上方では下側外壁パネル7との間に隙間8ができ、該部の軟質樹脂シート2が弛んだり、しわができて外観を損なったりし、また経年により粘着テープ等が剥がれて防水性が損なわれる、といった不具合を生じがちである。
図3に示すように、下側外壁パネル9の外側上端のコーナが傾斜ないしR状になっている場合も、下側外壁パネル9との間に隙間11ができて該部の軟質樹脂シート2が弛んだり、しわができて外観を損なう、という上記と同様の問題を生じ易い。
上記と逆に図4に示すように、下側外壁パネル13の壁厚が上側外壁パネル5よりも厚く、上下の外壁パネル5、13の外側面に段差がある場合、硬質樹脂板側縁に連結される軟質樹脂シート2の根元を折曲げて下側外壁パネル13の外側面に沿わせるが、軟質樹脂シート2の根元からの折曲げはきれいに行い難く、折り曲げ部が外部から見え易いため外観が損なわれることがある、といった不具合がある。
本発明は、上側外壁パネルの内側面に沿う部分と、下端面に沿う部分を有する硬質板と、該硬質板の前記下端面に沿う部分に連結された軟質シートよりなる水切りシートを用いた上下の外壁パネル間の従来の目地の防水構造における上記不具合を解消することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、建物の上下の外壁パネル間に形成される目地の防水構造であって、上側外壁パネルの内側面に沿う部分及び下端面に沿う部分を備えた硬質板と、該硬質板における上側外壁パネルの下端面に沿う部分の中間部から先端に至るまでの区間以外の箇所で前記硬質板に連結される軟質シートよりなる水切りシートを用い、前記硬質板を上側外壁パネルの内側面と下端面に沿わせて取付け、上下の外壁パネル間の目地より引き出した軟質シートを下側外壁パネルの外側面に沿わせたことを特徴とし、
請求項2に係わる発明は、建物の上下の外壁パネル間に形成される目地の防水構造であって、上側外壁パネルの内側面に沿う部分及び下端面に沿う部分を備えた硬質板と、該硬質板における上側外壁パネルの下端面に沿う部分の先端から該部分の延長上に横向きに延びる軟質シートよりなる水切りシートを用い、前記硬質板を上側外壁パネルの内側面と下端面に沿わせて取付け、軟質シートを下側外壁パネルに沿わせることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、建物の上下の外壁パネル間に形成される目地の防水構造であって、上側外壁パネルの内側面に沿う部分及び下端面に沿う部分を備えた硬質板と、該硬質板における上側外壁パネルの下端面に沿う部分の先端から該部分の延長上に横向きに延びる軟質シートよりなる水切りシートを用い、前記硬質板を上側外壁パネルの内側面と下端面に沿わせて取付け、軟質シートを下側外壁パネルに沿わせることを特徴とする。
また請求項3に係わる発明は、建物の上下の外壁パネル間に形成される目地6の防水構造であって、上側外壁パネルの内側面に沿う硬質板と、該硬質板の下端から横向きに伸びる軟質シートよりなる水切りシートを用い、前記硬質板を上側外壁パネルの内側面に沿わせて取付け、上下の外壁パネル間の目地より引出した軟質シートを下側外壁パネルの外側面に沿わせたことを特徴とする。
請求項1〜3に係わる発明において、硬質板は外壁パネルの取付けに先立って予め外壁パネルの内側面に接着剤や粘着テープ等の接着手段を用いて取付けられるか、外壁パネル取付時に建物の外側パネル取付面に接着剤や粘着テープ等の接着手段を用いて取付けられ、或いはまた上側外壁パネル取付後、更には上下の外壁パネル取付後、硬質板を上側外壁パネルの内側に、或いは上下の両外壁パネル間の目地を通して上側外壁パネルの内側に挿入することにより取付けられる。
外壁パネル取付後に水切りシートを取付けるようにすれば、施工性が容易であると共に、下側外壁パネルの壁厚が上側外壁パネルの壁厚より薄く或いは厚くて上下の外壁パネルの外側面に段差があっても、また下側外壁パネルの外側上端のコーナが傾斜ないしR状になっている場合でも、軟質シートを下側外壁パネルの外側面と隙間なく沿わせて密着させることができ、外観及び防水性に優れる。
更に請求項1に係わる発明においては、硬質板に連結される軟質シートの根元は目地の奥側にあって目が届きにくいため、例え根元部がきれいに折れ曲がっていなくても、外観が損なわれる、といった問題が生じにくい。
請求項2に係わる発明においては、軟質シートと硬質板の外壁パネルの下端面に沿う部分とは連続して設けられ、軟質シートを硬質シートとの継ぎ目で折り曲げる必要がないから、例え、下側外壁パネルが上側外壁パネルより厚く、下側外壁パネルの上端面に軟質シートと硬質板の継ぎ目が露出するようなことがあっても硬質板と軟質シートの継目で折り曲げられることはないし、継目も目立ちにくく外観が損なわれることもない。
以下、本発明の実施形態の防水構造に用いる水きりシートについて図面により説明する。図中、図1〜図4に示す水切りシート3と同一構造部分には同一符号を付した。
図5に示す水切りシート21は、外壁パネルの内側面に沿う垂直部分1aと、一端面に沿う水平部分1bとで構成される断面L字形の例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルその他の硬質樹脂よりなる硬質板1と、上記垂直部分1aの下方の延長上において硬質板1に連結される、例えばオレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニルその他の材質よりなる軟質シート2からなり、全体が押出一体成形されている。
この硬質板1と軟質シート2は別々に形成し、接着剤や粘着テープ等を用いて接着してもよい。上述する軟質シート2はまた、図示する例では、垂直部分1aの下方の延長上に設けられているが、水平部分1bの先端部を除く箇所の中間部に設けてもよいし、垂直部分1aに設けてもよい。垂直部分1aに設ける場合には、該垂直部分1aに重ねて接着することが可能で、接着面積を広くとって取付強度を上げることができる。
図6は、図2に示すように下側外壁パネル7の壁厚が上側外壁パネル5よりも薄く、上下の外壁パネル5、7の外側面に段差がある目地構造に図5に示す水切りシート21を用いた例を示すもので、硬質板1を垂直部分1aにおいて上側外壁パネル5の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち、目地6より引出した軟質シート2を下側外壁パネル4の上端面から外側面に沿わせて、少なくとも一か所、例えば軟質シート下側部で図示しない粘着テープにより下側外壁パネル7の外側面に取付けている。
本実施形態の防水構造によると、以下の実施形態の防水構造も同様であるが、前述した図1に示す従来構造及び該構造で用いられる水切りシート3と同様の効果を奏するほか、下側外側パネル7の壁厚の如何にかかわらず施工できること、硬質板を上側外側パネル5の下端に位置決めして取付け易くなること、軟質シート2を下側外壁パネル4の上端面と外側面に弛みや皺なく密着させて取付けて、きれいな外観を呈することができること、粘着テープが剥がれにくく、防水効果を長期間維持できること、軟質シート2の根元がきれいに折れ曲がっていなくても折曲げ部分は目地6の奥深くに位置するため、外部から目に付くことはなく、外観が損なわれることがないこと等の効果を奏する。
図7は、下側外壁パネルに外側上端のコーナがR状をなす外壁パネル9を用いた目地構造に図5に示す水切りシート21を用いた例を示すもので、前記実施形態と同様、硬質板の垂直部分1aを上側外壁パネル5の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち目地6より引出した軟質シート2を下側外壁パネル9の上端面からR状のコーナ及び外側面に沿わせ、図示しない粘着テープにより下側外壁パネル9の外側面に取付けている。
図8は、図4に示すように下側外壁パネル13の壁厚が上側外壁パネル5よりも厚く、上下の外壁パネル5、13の外側面に段差がある目地構造に図5に示す水切りシート21を用いた例を示すもので、硬質板の垂直部分1aを上側外壁パネル5の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち、目地6より引出した軟質シート2を下側外壁パネル4の上端面から外側面に沿わせて、該外側面に図示しない粘着テープにより取付けている。
図9に示す水切りシート23は、前記した断面L字形の硬質板1の水平部分1bの延長上に軟質シート2を連結した構造をなしている。
図10は、下側外壁パネル7の壁厚が上側外壁パネル5よりも薄く、上下の外壁パネル5、7の外側面に段差がある目地構造に図9に示す水切りシート23を用いた例を示すもので、硬質板の垂直部分1aを上側外壁パネル5の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち、硬質板1の水平部分1bから垂れ下がる軟質シート2を下側外壁パネル4の外側面に沿わせて、図示しない粘着テープにより該外側面に取付けている。
図11は、下側外壁パネル13の壁厚が上側外壁パネル5よりも厚く、上下の外壁パネル5、13の外側面に段差がある目地構造に図9に示す水切りシート23を用いた例を示すもので、前記実施形態と同様、硬質板の垂直部分1aを上側外壁パネル5の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち、硬質板1の水平部分1bから垂れ下がる軟質シート2を下側外壁パネル4の外側面に沿わせ、該外側面に図示しない粘着テープにより取付けている。
本実施形態においては、硬質板1の水平部分1bと軟質シート2は連続して繋がっているため、継ぎ目が目に付くようなことがあったとしても、目立ちにくい。
図12に示す水切りシート25は、硬質樹脂よりなる硬質板26を外壁パネルの内側面に沿う垂直部分26aと、下端面に沿う部分26bとで構成し、該部分26bは段部のコーナを傾斜した構造をなしており、水平部分26dの先端より一定距離離れた垂直部分26cの下方の延長上に軟質シート2が連結されている。
図13は、下端が傾斜したコーナを有しないほかは前記部分26bと同一断面形状の段状をなす上側外壁パネル28と下側外壁パネル4との間の目地構造に図12に示す水切りシート28を用いた例を示すもので、硬質板26の垂直部分26aを上側外壁パネル28の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち、目地より引出した軟質シート2を下側外壁パネル4の外側面に沿わせ該外側面に図示しない粘着テープにより取付けるようになっている。下側外壁パネル4の壁厚が上側外壁パネル28よりも薄い場合や厚い場合、また下側外壁パネルに外側上端のコーナがR状をなす外壁パネル9を用いた場合も軟質シート2は図6〜図8と同様な形態をなして下側外壁パネル4或いは9の外側面に沿い該外側面に図示しない粘着テープにより取付けられる。
図14に示す水切りシート31は、図12に示す水切りシート25の軟質シート2を前記垂直部分26cと直交する水平部分26dの延長上に該水平部分26dに連結して設けたものである。この水切りシート31は図9に示す水切りシート23と同様な方法で用いられる。
図15に示す水切りシート35は、断面I形の硬質板36と、該硬質板下端より横向きに伸びる軟質シート37よりなるものであり、図16に示す水切りシート41は、図15に示す水切りシート35における軟質シート37を中央部で下向きに屈曲した軟質シート42としたものである。
図17は、図1に示す目地構造に図15に示す水切りシート35を用いた例を示すもので、硬質板36を上側外壁パネル5の内側面に図示しない粘着テープにより取付けたのち、目地6より引出した軟質シート37を下側外壁パネル4に沿わせ、図示しない粘着テープにより取付けるようになっている。図16に示す水切りシート41も同様にして取付けられる。
前記実施形態は、いずれの態様においても、硬質板1、26、36は、上側外壁パネル5の内側面に粘着テープにより取付けられるようになっているが、外壁パネルが取付けられる建物の取付面に粘着テープにより取付けられるようにしてもよいし、図5、図9、図12及び図14に示す水切りシート21、23、25、31では、上下の外壁パネル間の目地6より硬質板1、26を上側外壁パネル5の内側に挿入して取付けることもできる。
1、26、36・・硬質板
2、37、42・・軟質シート
3、21、23、25、31・・水切りシート
4、7、9、13・・下側外壁パネル
5、28・・上側外壁パネル
6・・目地
8、11・・隙間
2、37、42・・軟質シート
3、21、23、25、31・・水切りシート
4、7、9、13・・下側外壁パネル
5、28・・上側外壁パネル
6・・目地
8、11・・隙間
Claims (3)
- 建物の上下の外壁パネル4、5、7、9、13、28間に形成される目地6の防水構造であって、上側外壁パネル5の内側面に沿う部分及び下端面に沿う部分を備えた硬質板1、26と、該硬質板1、26における上側外壁パネル5の下端面に沿う部分の中間部から先端に至るまでの区間以外の箇所で前記硬質板1、26に連結される軟質シート2よりなる水切りシート21、25を用い、前記硬質板1、26を上側外壁パネル5の内側面と下端面に沿わせて取付け、上下の外壁パネル4、5、7、9、13、28間の目地6より引き出した軟質シート2を下側外壁パネル4、7、9、13の外側面に沿わせたことを特徴とする目地の防水構造。
- 建物の上下の外壁パネル4、5、7、9、13、28間に形成される目地6の防水構造であって、上側外壁パネル5の内側面に沿う部分及び下端面に沿う部分を備えた硬質板1、26と、該硬質板1、26における上側外壁パネル5の下端面に沿う部分の先端から該部分の延長上に横向きに延びる軟質シート2よりなる水切りシート23、25を用い、前記硬質板1、26を上側外壁パネル5の内側面と下端面に沿わせて取付け、軟質シート2を下側外壁パネル4、7、13に沿わせることを特徴とする目地の防水構造。
- 建物の上下の外壁パネル4、5間に形成される目地6の防水構造であって、上側外壁パネル5の内側面に沿う硬質板36と、該硬質板36の下端から横向きに伸びる軟質シート37、42よりなる水切りシート35、41を用い、前記硬質板36を上側外壁パネル5の内側面に沿わせて取付け、上下の外壁パネル4、5間の目地6より引出した軟質シート37、42を下側外壁パネル4の外側面に沿わせたことを特徴とする目地の防水構造。
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