JP2005041830A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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JP2005041830A JP2003278751A JP2003278751A JP2005041830A JP 2005041830 A JP2005041830 A JP 2005041830A JP 2003278751 A JP2003278751 A JP 2003278751A JP 2003278751 A JP2003278751 A JP 2003278751A JP 2005041830 A JP2005041830 A JP 2005041830A
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Mina Akata
美奈 赤田
Kazuaki Okamoto
員明 岡本
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Abstract

【課題】 従来から知られているマスキング剤においては、その効果が不十分なものであり、満足し得るものではなかった。また、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上が配合された皮膚外用剤は、その製造過程の一つである加熱工程後に臭気を発生し、製剤の商品価値を下げてしまうことが問題であった。本発明では、これらの原料に起因する基剤臭がマスキングされた皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【解決手段】 1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を皮膚外用剤に含有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は皮膚外用剤に関し、さらに詳細には、皮膚外用剤に特定の成分、または特定の植物から得られる油性成分の一種以上を含有することにより、原料に起因する基剤臭を低減(マスキング)した皮膚外用剤に関するものである。
従来の皮膚外用剤において、香料は、原料自体の臭い(基剤臭)をマスキングする目的と、香り自体を楽しむ目的で配合されてきたが、近年では、消費者の嗜好が、香りの強いものから次第に微香性や無香性へと変化してきている。しかし、従来の皮膚外用剤には、天然品や合成品などの多種多様な原料が用いられており、原料の基剤臭を低減させることは必要不可欠であった。そのため、特定の成分や特定の植物から得られる抽出物のマスキング剤が提案されている。例えば、オレンジ油、西洋ノコギリ草抽出液、メリロート抽出液、レモン抽出液、アップル抽出液の中から選ばれる1種もしくは2種以上のマスキング剤を無香料化粧料や無香料洗浄剤に配合する(特許文献1参照)、同様に、オレンジフラワー、ヒノキ、ラベンダー及びローズマリーのそれぞれの油性成分及び/又は水性成分から選ばれる二種以上を皮膚外用剤に配合し、原料の基剤臭をマスキングする(特許文献2参照)という内容が開示されている。しかしながら、マスキング剤自体が特異的な香りを有しているものが多く、基剤臭をある程度低減できたとしても、結果的には同じ香調の皮膚外用剤しか得られないという制約があるのも事実である。そこで、特許文献3では、化粧料原料に起因する基材臭や経時的な劣化臭を低減し、且つ、併用した香料の香調に対して影響の少ないマスキング剤として、しそ科のヤクヨウサルビア(セージ)[Salvia officinalis L.]の葉を水蒸気蒸留して得られるセージ油が開示されている。
しかしながら、従来から知られているマスキング剤においては、その効果が不十分なものであり、満足し得るものではなかった。また、皮膚外用剤における、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上に起因する基剤臭をマスキングし得るものではなかった。
特開平06-158096号公報 特開2003-104831号公報 特開2003-81802号公報
然るに、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上に起因する基剤臭がマスキングされた皮膚外用剤の開発が求められていた。
上記事情に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果、1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を皮膚外用剤に含有することで課題を解決した。
すなわち、本発明の皮膚外用剤は、1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を含有することにより、皮膚外用剤に配合される原料、特に、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上に起因する基剤臭をマスキングすることができた。
本発明で用いられる1,8−シネオール(1,8-Cineol)は、ユーカリ、ローズマリー、ローレルなどの精油に含まれる無色の液体である。樟脳様の香気を有し、フレーバーやフレグランスに用いられる。
本発明で用いられるボルネオール(Borneol)は、アーシー様カンファー香を持つ無色の結晶で、市販品には多少のイソボルネオールを含んでいる。口腔剤、医薬、浴剤、墨などに用いられる。
本発明で用いられるカンファー(Camphor)は、樟脳の香りを有する昇華性のある白色結晶で、ラベンダー系の調合ベースやミント系の調合香料などに用いられ、防虫剤、医薬品原料などとしても利用されている。
本発明で用いられるベルベノン(Verbenone)は、スパイシーでミンティな樟脳様香気の淡黄色粘性液体で、ハーバル調香料、男性用香料、コロンなどに用いられるスパイシーノートを与える変調剤として用いられる。
本発明で用いられるカンフェン(Camphene)は、天然に存在するテルペン系炭化水素で、常温で結晶化する。樟脳、レモン、オレンジ、橙花、スパイクラベンダー、ナツメグ、ジンジャーなどの精油に存在する。調合香料や冷菓、キャンディー、焼菓子などのフレーバーに用いられる。
ピネンは多くの精油に含有されているテルペン系炭化水素で、その構造はα型とβ型に分類されている。α−ピネンは、人造花精油、殺虫剤および飲料、冷菓、焼菓子、キャンディー調味料などのフレーバーに、β−ピネン(β-Pinene)は、各種テルペン系合成香料の出発原料やフレーバーとして用いられる。
本発明で用いられるフェランドレン(Phellandrene)は、ユーカリなどから単離されるシトラス、グリーン、ペッパー様香気を有する無色の液体で、シトラス、スパイス系フレーバーに用いられる。
本発明で用いられるツヨン(Thujone)は、多くの精油の成分であり、α−ツヨン、β−ツヨンの平衡混合物として存在する無色の液状油である。
本発明で用いられるフェニルエチルアルコールは、ローズ精油の主成分であり、α型とβ型に分類されている。α−フェニルエチルアルコール(α-Phenethyl Alcohol)は、ライラック、ジャスミン、ミモザ的なフローラルの無色〜淡黄色の液体で、β−フェニルエチルアルコールよりも香りが荒い。ライラック、ミモザ、ナルシサス、バイオレット、ハネーサックルなどのフローラル調や、シプレータイプおよびオリエンタル調調合香料などに用いられる。
本発明で用いられるシトロネロール(Citronellol)は、ローズ油の成分であり、広く天然に存在している。新鮮なバラ様香気の無色の液体で、ローズ、ゼラニウム、ミューゲ、スズラン、ライラックなどのフローラル系調合香料、フレーバーではフルーツ系に広く用いられる。
本発明で用いられるゲラニオール(Geraniol)は、ローズ香を有する代表的テルペンアルコールで、パルマローザ油、ゼラニウム油、シトロネラ油など多くの植物精油に含有されている無色の液体で、ゼラニウム油から得られるアルコールとしてゲラニオールと命名された。バラ系調合香料の主体であり、シトラス、ティー、フルーツ、タバコなどのフレーバーにも用いられる。
本発明で用いられるネロール(Nerol)は、ゲラニオールに似た香気であるが、ゲラニオールよりローズ調が弱く新鮮な海辺の香りが強い無色の液体である。ゲラニオールと併用してフローラル系調合に用いられる。フレーバーではシトラス、ベリータイプにブーケ調を与える目的で用いられる。
本発明で用いられるアロマデンドレン(Aromadendrene)は、各種のユーカリ樹などに含まれるセスキテルペンの一種。立体構造の相違により、アロマデンドレンとイソアロマデンドレンの両異性体が存在する。
本発明で用いられるグロブロール(Globulol)は、ユーカリノキ(Eucalyptus globulus Labill.)の葉や枝、樹皮、花、果実等の各部位及び全木から得られる精油中に含まれるセスキテルペンアルコールの一種。
これらの成分を配合する場合、特に限定されないが、皮膚外用剤全量中0.00001〜10重量%(以下、単に「%」で示す)で配合され、好ましくは0.0001〜5%であり、より好ましくは、0.001〜2%である。0.00001%未満ではマスキング効果を発揮できない。また、10%以上配合してもマスキング効果に変化がない。
本発明では、1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を皮膚外用剤に配合することにより、特に、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上を配合した該皮膚外用剤の製造における加熱工程後に発生する臭気をマスキングすることができる。
本発明の皮膚外用剤には、上記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に用いられる成分、すなわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケン、油性ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線防御剤、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、pH調節剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、植物抽出物、美白剤、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、抗炎症剤、活性酸素消去剤、抗酸化剤、皮膚細胞賦活剤、角質溶解剤、保湿剤、酵素等を配合することができる。
また、本発明の皮膚外用剤の例としては、化粧水、美容液、乳液、クリーム、ローション、オイル、パック、クレンジング、マッサージ料等の基礎化粧料、ファンデーション、白粉、口紅、マスカラ、アイカラー、チークカラー、アイライナー、アイブロウ、美爪料、下地料等のメイクアップ化粧料、ヘアクリーム、リンス、ヘアトリートメント、ヘアスプレー、ヘアトニック、整髪料、育毛・養毛料等の頭髪化粧料、サンスクリーン、日焼け止めクリーム、日焼け止めローション、日焼けオイル、カーマインローション等のサンケア商品、洗顔料、石鹸、シャンプー、ボディーシャンプー等の洗浄剤組成物、制汗剤等の身体用消臭剤、浴用剤、軟膏、分散液等の外用医薬品等とすることができ、その剤型についても特に制限はなく、固形状、ペースト状、ムース状、ジェル状、粉末状、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、多層状とすることができる。また、本発明の皮膚外用剤は、香料を配合した皮膚外用剤、又は、香料を配合しない無香料皮膚外用剤のいずれでも良い。
特に、1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を配合する皮膚外用剤としては、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上を併用する頻度が高く、また、比較的多く配合する傾向がある皮膚洗浄料に用いることが好ましい。
次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
<処方例1> クレンジングジェル
(1)精製水 残量(重量%)
(2)カーボポール940 0.70
(3)精製水 2.50
(4)1,3−ブチレングリコール 10.00
(5)サリチル酸 0.10
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 15.00
(7)ジグリセリン 2.00
(8)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 5.00
(9)モノステアリン酸ソルビタン 2.00
(10)オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム 4.00
(11)クエン酸 0.001
(12)精製水 0.009
(13)水酸化ナトリウム 0.20
(14)精製水 1.80
(15)グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
(16)精製水 0.45
(17)1,8−シネオール 0.004
(18)ピネン 0.001
(19)ツヨン 0.002
製法:80℃に加熱した成分(1)〜(3)に成分(4)〜(10)を加え、ホモミキサーにて撹拌する。50℃まで冷却した後、成分(11)〜(16)を加える。35℃で成分(17)〜(19)を加え均一化する。
<比較処方例1> クレンジングジェル
(1)精製水 残量(重量%)
(2)カーボポール940 0.70
(3)精製水 2.50
(4)1,3−ブチレングリコール 10.00
(5)サリチル酸 0.10
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 15.00
(7)ジグリセリン 2.00
(8)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 5.00
(9)モノステアリン酸ソルビタン 2.00
(10)オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム 4.00
(11)クエン酸 0.001
(12)精製水 0.009
(13)水酸化ナトリウム 0.20
(14)精製水 1.80
(15)グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
(16)精製水 0.45
製法:80℃に加熱した成分(1)〜(3)に成分(4)〜(10)を加え、ホモミキサーにて撹拌する。50℃まで冷却した後、成分(11)〜(16)を加える。
<処方例2> O/W乳化型クリーム
(1)スクワラン 10.00(重量%)
(2)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00
(3)水素添加大豆リン脂質 0.20
(4)バチルアルコール 3.00
(5)硬化油 2.00
(6)ステアリン酸 1.50
(7)親油型モノステアリン酸グリセリン 1.50
(8)モノステアリン酸ポリグリセリル 1.50
(9)ベヘニルアルコール 0.80
(10)モノミリスチン酸ポリグリセリル 0.70
(11)サラシミツロウ 0.30
(12)混合脂肪酸トリグリセリド 0.10
(13)d-δ-トコフェロール 0.05
(14)精製水 残量
(15)キサンタンガム(1重量%水溶液) 20.00
(16)1,3-ブチレングリコール 15.00
(17)パラオキシ安息香酸エステル 0.10
(18)水酸化ナトリウム(10重量%水溶液) 2.00
(19)エタノール 2.00
(20)ボルネオール 0.01
製法:(1)〜(13)の油相成分及び(14)〜(17)の水相成分をそれぞれ80℃に加熱し、混合均一化した後、水相に油相を添加する。(18)を加えてホモミキサーにて乳化する。撹拌しながら冷却し、40℃で予め混合、溶解した(19)、(20)を添加し、撹拌、均一化する。
<比較処方例2> O/W乳化型クリーム
(1)スクワラン 10.00(重量%)
(2)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00
(3)水素添加大豆リン脂質 0.20
(4)バチルアルコール 3.00
(5)硬化油 2.00
(6)ステアリン酸 1.50
(7)親油型モノステアリン酸グリセリン 1.50
(8)モノステアリン酸ポリグリセリル 1.50
(9)ベヘニルアルコール 0.80
(10)モノミリスチン酸ポリグリセリル 0.70
(11)サラシミツロウ 0.30
(12)混合脂肪酸トリグリセリド 0.10
(13)d-δ-トコフェロール 0.05
(14)精製水 残量
(15)キサンタンガム(1重量%水溶液) 20.00
(16)1,3-ブチレングリコール 15.00
(17)パラオキシ安息香酸エステル 0.10
(18)水酸化ナトリウム(10重量%水溶液) 2.00
(19)エタノール 2.00
製法:(1)〜(13)の油相成分及び(14)〜(17)の水相成分をそれぞれ80℃に加熱し、混合均一化した後、水相に油相を添加する。(18)を加えてホモミキサーにて乳化する。撹拌しながら冷却し、40℃で予め混合、溶解した(19)を添加し、撹拌、均一化する。
<処方例3> 美容液
(1)ジステアリン酸ポリグリセリル 2.50(重量%)
(2)トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル 8.00
(3)水素添加大豆リン脂質 0.50
(4)モノステアリン酸ソルビタン 0.50
(5)ベヘニルアルコール 0.50
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 7.50
(7)精製水 残量
(8)キサンタンガム(1重量%水溶液) 40.00
(9)エタノール 8.00
(10)カンファー 0.02
製法:(1)〜(5)及び(6)〜(8)の成分をそれぞれ70℃に加熱し混合、溶解した後、両成分を混合してホモミキサーで乳化する。撹拌しながら冷却し、40℃で(9)、(10)の成分を添加し、混合、均一化する。
<比較処方例3> 美容液
(1)ジステアリン酸ポリグリセリル 2.50(重量%)
(2)トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル 8.00
(3)水素添加大豆リン脂質 0.50
(4)モノステアリン酸ソルビタン 0.50
(5)ベヘニルアルコール 0.50
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 7.50
(7)精製水 残量
(8)キサンタンガム(1重量%水溶液) 40.00
(9)エタノール 8.00
製法:(1)〜(5)及び(6)〜(8)の成分をそれぞれ70℃に加熱し混合、溶解した後、両成分を混合してホモミキサーで乳化する。撹拌しながら冷却し、40℃で(9)の成分を添加し、混合、均一化する。
<処方例4> 化粧水
(1)精製水 残量(重量%)
(2)グロブロール 0.01
(3)アロマデンドレン 0.01
(4)カンフェン 0.01
(5)エタノール 8.00
(6)パラオキシ安息香酸エステル 0.05
(7)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 5.00
(8)キサンタンガム(1重量%水溶液) 10.00
(9)1,3−ブチレングリコール 3.00
(10)濃グリセリン 15.00
(11)L−アルギニン 0.10
(12)精製水 0.90
製法:(1)の成分に予め混合しておいた成分(2)〜(5)を加え、(6)〜(12)の成分を順次添加して、混合、溶解、均一化する。
<比較処方例4> 化粧水
(1)精製水 残量(重量%)
(2)エタノール 8.00
(3)パラオキシ安息香酸エステル 0.05
(4)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 5.00
(5)キサンタンガム(1重量%水溶液) 10.00
(6)1,3−ブチレングリコール 3.00
(7)濃グリセリン 15.00
(8)L−アルギニン 0.10
(9)精製水 0.90
製法:(1)の成分に(2)〜(9)の成分を順次添加して、混合、溶解、均一化する。
<処方例5> クレンジングクリーム
(1)ステアリン酸 2.00(重量%)
(2)セタノール 3.00
(3)ワセリン 10.00
(4)スクワラン 38.00
(5)ミリスチン酸イソプロピル 10.00
(6)酢酸トコフェロール 0.10
(7)グリセリルモノステアリン酸エステル 2.50
(8)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 2.50
(9)プロピレングリコール 5.00
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(11)精製水 残量
(12)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 2.00
(13)ベルベノン 0.10
製法:(1)〜(8)の油相成分を混合,加熱溶解して70℃とする。一方(9)〜(11)の水相成分を混合、溶解して70℃に加熱する。この水相成分に前記油相成分を徐々に添加した後、(12)を添加しホモミキサーにて均一に乳化する。乳化後、40℃まで冷却した後、(13)を添加し混合する。
<比較処方例5> クレンジングクリーム
(1)ステアリン酸 2.00(重量%)
(2)セタノール 3.00
(3)ワセリン 10.00
(4)スクワラン 38.00
(5)ミリスチン酸イソプロピル 10.00
(6)酢酸トコフェロール 0.10
(7)グリセリルモノステアリン酸エステル 2.50
(8)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 2.50
(9)プロピレングリコール 5.00
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(11)精製水 残量
(12)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 2.00
製法:(1)〜(8)の油相成分を混合,加熱溶解して70℃とする。一方(9)〜(11)の水相成分を混合、溶解して70℃に加熱する。この水相成分に前記油相成分を徐々に添加した後、(12)を添加しホモミキサーにて均一に乳化する。
<処方例6> W/O乳化型クリーム
(1)スクワラン 15.00(重量%)
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.00
(3)架橋型メチルポリシロキサン 1.00
(4)ジメチコンコポリオール 3.00
(5)クオタニウム-18ヘクトライト 1.00
(6)1,3-ブチレングリコール 8.00
(7)メチルパラベン 0.20
(8)精製水 残量
(9)フェランドレン 0.10
(10)フェニルエチルアルコール 0.01
(11)シトロネロール 0.02
製法:(1)〜(5)を混合した油相に、(6)〜(8)の水相を攪拌しながら徐々に添加しホモミキサーにて乳化する。乳化後、(9)〜(11)を添加し混合する。
<比較処方例6> W/O乳化型クリーム
(1)スクワラン 15.00(重量%)
(2)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.00
(3)架橋型メチルポリシロキサン 1.00
(4)ジメチコンコポリオール 3.00
(5)クオタニウム-18ヘクトライト 1.00
(6)1,3-ブチレングリコール 8.00
(7)メチルパラベン 0.20
(8)精製水 残量
製法:(1)〜(5)を混合した油相に、(6)〜(8)の水相を攪拌しながら徐々に添加しホモミキサーにて乳化する。
<処方例7> クレンジングジェル
(1)グリセリン 15.00(重量%)
(2)1,3-ブチレングリコール 10.00
(3)無水ケイ酸 7.00
(4)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 5.00
(5)ポリオキシエチレン(50EO)硬化ヒマシ油 2.50
(6)ジエチレングリコールモノエチルエーテル 5.00
(7)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 50.00
(8)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 4.50
(9)ゲラニオール 0.05
(10)1,8−シネオール 0.10
(11)精製水 残量
製法:(3)、(7)を(11)に添加し均質とした後、(1)及び(2)に(4)〜(6)を溶解させて加え、70℃に加熱して均一に溶解させる。次いで冷却して40℃にて(9)、(10)を添加し、最後に(8)を加えて中和する。
<比較処方例7> クレンジングジェル
(1)グリセリン 15.00(重量%)
(2)1,3-ブチレングリコール 10.00
(3)無水ケイ酸 7.00
(4)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 5.00
(5)ポリオキシエチレン(50EO)硬化ヒマシ油 2.50
(6)ジエチレングリコールモノエチルエーテル 5.00
(7)カルボキシビニルポリマー(1重量%水溶液) 50.00
(8)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 4.50
(9)精製水 残量
製法:(3)、(7)を(9)に添加し均質とした後、(1)及び(2)に(4)〜(6)を溶解させて加え、70℃に加熱して均一に溶解させる。次いで冷却して40℃にて(8)を加えて中和する。
<処方例8> ヘアリンス
(1)セタノール 3.00(重量%)
(2)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.70
(3)シリコーン油 3.00
(4)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.00
(5)グリセリン 5.00
(6)緑色3号(1重量%水溶液) 0.20
(7)精製水 残量
(8)ツヨン 0.01
(9)フェニルエチルアルコール 0.10
製法:(7)に(5)、(6)を加え、70℃に加熱する。一方(1)〜(4)を混合、溶解し、70℃に加熱する。この油相を攪拌しながら先に調製した水相に徐々に加えて予備乳化し、ホモミキサーを加えて均一とした後冷却し、40℃にて(8)、(9)を添加する。
<比較処方例8> ヘアリンス
(1)セタノール 3.00(重量%)
(2)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.70
(3)シリコーン油 3.00
(4)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.00
(5)グリセリン 5.00
(6)緑色3号(1重量%水溶液) 0.20
(7)精製水 残量
製法:(7)に(5)、(6)を加え、70℃に加熱する。一方(1)〜(4)を混合、溶解し、70℃に加熱する。この油相を攪拌しながら先に調製した水相に徐々に加えて予備乳化し、ホモミキサーを加えて均一とした後冷却する。
<処方例9> ヘアトリートメント
(1)ポリオキシエチレン(30EO)ベへニルエーテル 4.00(重量%)
(2)モノステアリン酸ソルビタン 6.00
(3)ミリスチン酸イソプロピル 5.00
(4)ヘキシルデカノール 5.00
(5)スクワラン 3.00
(6)精製ラノリン 3.00
(7)ステアリン酸 5.00
(8)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.00
(9)グリセリン 10.00
(10)精製水 残量
(11)シトロネロール 0.02
製法:(1)〜(7)の油相成分を混合、加熱して80℃とする。一方、(8)〜(10)の水相成分を混合、加熱して85℃とし、これに前記油相を添加して乳化し、冷却後40℃にて(11)を添加する。
<比較処方例9> ヘアトリートメント
(1)ポリオキシエチレン(30EO)ベへニルエーテル 4.00(重量%)
(2)モノステアリン酸ソルビタン 6.00
(3)ミリスチン酸イソプロピル 5.00
(4)ヘキシルデカノール 5.00
(5)スクワラン 3.00
(6)精製ラノリン 3.00
(7)ステアリン酸 5.00
(8)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.00
(9)グリセリン 10.00
(10)精製水 残量
製法:(1)〜(7)の油相成分を混合、加熱して80℃とする。一方、(8)〜(10)の水相成分を混合、加熱して85℃とし、これに前記油相を添加して乳化し、冷却する。
<処方例10> ヘアフォーム
原液処方
(1)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.00(重量%)
(2)ジプロピレングリコール 8.00
(3)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.10
(4)エタノール 15.00
(5)クエン酸 0.10
(6)ゲラニオール 0.10
(7)パラオキシ安息香酸エステル 0.10
(8)イソステアロイル加水分解コラーゲン・
アミノメチルプロパンジオール塩 0.10
(9)ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体 2.00
(10)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.00
(11)精製水 残量
充填処方
(a)原液 90.00
(b)噴射剤(液化石油ガス) 10.00
製法:(1)〜(11)を混合し、75℃まで加熱溶解した後、ホモミキサーにて均質に混合する。その後、冷却を行い混合する。充填は、缶に原液を充填し、バルブ装着後ガスを充填する。
<比較処方例10> ヘアフォーム
原液処方
(1)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.00(重量%)
(2)ジプロピレングリコール 8.00
(3)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.10
(4)エタノール 15.00
(5)クエン酸 0.10
(6)パラオキシ安息香酸エステル 0.10
(7)イソステアロイル加水分解コラーゲン・
アミノメチルプロパンジオール塩 0.10
(8)ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体 2.00
(9)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.00
(10)精製水 残量
充填処方
(a)原液 90.00
(b)噴射剤(液化石油ガス) 10.00
製法:(1)〜(10)を混合し、75℃まで加熱溶解した後、ホモミキサーにて均質に混合する。その後、冷却を行い混合する。充填は、缶に原液を充填し、バルブ装着後ガスを充填する。
<処方例11> ヘアワックス
(1)キャンデリラロウ 4.00(重量%)
(2)ベヘニルアルコール 1.00
(3)流動パラフィン 20.00
(4)スクワラン 10.00
(5)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 3.00
(6)ネロール 0.20
(7)高重合ポリエチレングリコール 0.10
(8)オキシベンゾン 0.05
(9)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液 1.00
(10)キサンタンガム 0.10
(11)カルボキシビニルポリマー 0.05
(12)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.20
(13)プロピレングリコール 10.00
(14)2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 0.10
(15)精製水 残量
(16)加水分解シルク 0.10
製法:(1)〜(9)を混合溶解して油相とする。一方、(10)〜(14)を(15)に添加し、溶解して水相とする。次いで、75℃にて水相に油相を添加し、ホモミキサーにて均一に乳化する。その後冷却を行い、40℃で(16)を添加し混合する。
<比較処方例11> ヘアワックス
(1)キャンデリラロウ 4.00(重量%)
(2)ベヘニルアルコール 1.00
(3)流動パラフィン 20.00
(4)スクワラン 10.00
(5)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 3.00
(6)高重合ポリエチレングリコール 0.10
(7)オキシベンゾン 0.05
(8)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液 1.00
(9)キサンタンガム 0.10
(10)カルボキシビニルポリマー 0.05
(11)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.20
(12)プロピレングリコール 10.00
(13)2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 0.10
(14)精製水 残量
(15)加水分解シルク 0.10
製法:(1)〜(8)を混合溶解して油相とする。一方、(9)〜(13)を(14)に添加し、溶解して水相とする。次いで、75℃にて水相に油相を添加し、ホモミキサーにて均一に乳化する。その後冷却を行い、40℃で(15)を添加し混合する。
<処方例12> ヘアジェル
(1)精製水 残量(重量%)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.70
(3)N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α
−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体
5.00
(4)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 5.00
(5)エタノール 10.00
(6)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.50
(7)アロマデンドレン 0.20
(8)エデト酸三ナトリウム 0.05
(9)水酸化ナトリウム(10重量%水溶液) 0.50
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。次いで(4)〜(8)を順次添加し均一化した後、(9)を添加して中和する。
<比較処方例12> ヘアジェル
(1)精製水 残量(重量%)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.70
(3)N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α
−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体
5.00
(4)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 5.00
(5)エタノール 10.00
(6)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.50
(7)エデト酸三ナトリウム 0.05
(8)水酸化ナトリウム(10重量%水溶液) 0.50
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。次いで(4)〜(7)を順次添加し均一化した後、(8)を添加して中和する。
<処方例13> トニック
(1)エタノール 60.00(重量%)
(2)L−メントール 7.50
(3)パラオキシ安息香酸エステル 0.05
(4)トウガラシチンキ 0.70
(5)グロブロール 0.30
(6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.20
(7)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.50
(8)精製水 残量
製法:(1)〜(5)のアルコール相を混合し、均一化しておく。50℃で溶解した成分(6)にアルコール相を加え、予め均一化しておいた成分(7)と(8)を加えて混合した後、ろ過する。
<比較処方例13> トニック
(1)エタノール 60.00(重量%)
(2)L−メントール 7.50
(3)パラオキシ安息香酸エステル 0.05
(4)トウガラシチンキ 0.70
(5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.20
(6)ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.50
(7)精製水 残量
製法:(1)〜(4)のアルコール相を混合し、均一化しておく。50℃で溶解した成分(5)にアルコール相を加え、予め均一化しておいた成分(6)と(7)を加えて混合した後、ろ過する。
<処方例14> 洗顔料
(1)ステアリン酸 10.00(重量%)
(2)パルミチン酸 10.00
(3)ミリスチン酸 12.00
(4)ラウリン酸 4.00
(5)オレイルアルコール 1.50
(6)ラノリンアルコール 1.00
(7)水酸化カリウム 6.00
(8)精製水 残量
(9)1,3-ブチレングリコール 10.00
(10)ピネン 0.10
(11)ベルベノン 0.05
(12)フェランドレン 0.02
(13)ボルネオール 0.01
製法:(1)〜(6)の油相及び(7)〜(9)の水相をそれぞれ75℃に混合加熱溶解した後、油相に水相を加えてケン化する。冷却後40℃で(10)〜(13)を添加して混合する。
<比較処方例14> 洗顔料
(1)ステアリン酸 10.00(重量%)
(2)パルミチン酸 10.00
(3)ミリスチン酸 12.00
(4)ラウリン酸 4.00
(5)オレイルアルコール 1.50
(6)ラノリンアルコール 1.00
(7)水酸化カリウム 6.00
(8)精製水 残量
(9)1,3-ブチレングリコール 10.00
製法:(1)〜(6)の油相及び(7)〜(9)の水相をそれぞれ75℃に混合加熱溶解した後、油相に水相を加えてケン化し冷却する。
<処方例15> ボディシャンプー
(1)ラウリン酸 5.00(重量%)
(2)ミリスチン酸 7.50
(3)ラウロイルジエタノールアミド 5.00
(4)1,3-ブチレングリコール 10.00
(5)グリセリン 10.00
(6)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 3.00
(7)精製水 残量
(8)ゲラニオール 0.30
製法:(1)〜(3)の油相及び(4)〜(7)の水相をそれぞれ75℃に混合加熱溶解した後、油相に水相を加えてケン化する。冷却後40℃で(8)を添加して混合する。
<比較処方例15> ボディシャンプー
(1)ラウリン酸 5.00(重量%)
(2)ミリスチン酸 7.50
(3)ラウロイルジエタノールアミド 5.00
(4)1,3-ブチレングリコール 10.00
(5)グリセリン 10.00
(6)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 3.00
(7)精製水 残量
製法:(1)〜(3)の油相及び(4)〜(7)の水相をそれぞれ75℃に混合加熱溶解した後、油相に水相を加えてケン化し冷却する。
<処方例16> メイクアップベース
(1)ステアリン酸 1.00(重量%)
(2)ベヘニルアルコール 0.50
(3)モノステアリン酸ソルビタン 1.50
(4)スクワラン 10.00
(5)1,3-ブチレングリコール 10.00
(6)グリセリン 3.00
(7)精製水 残量
(8)キサンタンガム(1重量%水溶液) 10.00
(9)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 1.00
(10)ピネン 0.10
(11)二酸化チタン 1.00
(12)ベンガラ 0.01
(13)黄酸化鉄 0.04
製法:(11)〜(13)を(5)で混練し、これを(6)〜(8)の水相に添加、混合し、70℃に加熱する。一方、(1)〜(4)の油相成分を混合、加熱して70℃とする。(9)を加えた水相に油相を攪拌しながら添加して乳化する。40℃まで冷却した後、(10)を添加する。
<比較処方例16> メイクアップベース
(1)ステアリン酸 1.00(重量%)
(2)ベヘニルアルコール 0.50
(3)モノステアリン酸ソルビタン 1.50
(4)スクワラン 10.00
(5)1,3-ブチレングリコール 10.00
(6)グリセリン 3.00
(7)精製水 残量
(8)キサンタンガム(1重量%水溶液) 10.00
(9)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 1.00
(10)二酸化チタン 1.00
(11)ベンガラ 0.01
(12)黄酸化鉄 0.04
製法:(10)〜(12)を(5)で混練し、これを(6)〜(8)の水相に添加、混合し、70℃に加熱する。一方、(1)〜(4)の油相成分を混合、加熱して70℃とする。(9)を加えた水相に油相を攪拌しながら添加して乳化する。
<処方例17> O/W乳化型ファンデーション
(1)ステアリン酸 1.00(重量%)
(2)スクワラン 5.00
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00
(4)セタノール 1.00
(5)自己乳化型グリセリルモノステアリン酸エステル 1.50
(6)1,3-ブチレングリコール 8.00
(7)キサンタンガム(1重量%水溶液) 10.00
(8)精製水 残量
(9)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 1.00
(10)酸化チタン 9.00
(11)タルク 7.40
(12)ベンガラ 0.50
(13)黄酸化鉄 1.50
(14)黒酸化鉄 0.20
(15)シトロネロール 0.10
製法:(10)〜(14)を(6)で混練し、これを(7)、(8)の水相に添加、混合し、70℃に加熱する。一方、(1)〜(5)の油相成分を混合、加熱して70℃とする。(9)を加えた水相に油相を攪拌しながら添加して乳化する。40℃まで冷却した後、(15)を添加する。
<比較処方例17> O/W乳化型ファンデーション
(1)ステアリン酸 1.00(重量%)
(2)スクワラン 5.00
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00
(4)セタノール 1.00
(5)自己乳化型グリセリルモノステアリン酸エステル 1.50
(6)1,3-ブチレングリコール 8.00
(7)キサンタンガム(1重量%水溶液) 10.00
(8)精製水 残量
(9)水酸化カリウム(10重量%水溶液) 1.00
(10)酸化チタン 9.00
(11)タルク 7.40
(12)ベンガラ 0.50
(13)黄酸化鉄 1.50
(14)黒酸化鉄 0.20
製法:(10)〜(14)を(6)で混練し、これを(7)、(8)の水相に添加、混合し、70℃に加熱する。一方、(1)〜(5)の油相成分を混合、加熱して70℃とする。(9)を加えた水相に油相を攪拌しながら添加して乳化する。
<処方例18> W/O乳化型ファンデーション
(1)タルク 10.00(重量%)
(2)微粒子二酸化チタン 5.00
(3)二酸化チタン 8.00
(4)ポリアクリル酸アルキル 5.00
(5)ベンガラ 0.40
(6)黄酸化鉄 1.50
(7)黒酸化鉄 0.20
(8)スクワラン 7.00
(9)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.00
(10)ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.00
(11)パラメトキシ桂皮酸オクチル 3.00
(12)精製水 残量
(13)1,3-ブチレングリコール 5.00
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.20
(15)ツヨン 0.50
製法:(8)〜(11)の油相成分を均一に混合し、(1)〜(7)を添加してホモミキサーで分散させ油相分散液を調製する。加熱溶解した(12)〜(14)を油相分散液に添加し乳化する。最後に(15)を添加して均一に混合する。
<比較処方例18> W/O乳化型ファンデーション
(1)タルク 10.00(重量%)
(2)微粒子二酸化チタン 5.00
(3)二酸化チタン 8.00
(4)ポリアクリル酸アルキル 5.00
(5)ベンガラ 0.40
(6)黄酸化鉄 1.50
(7)黒酸化鉄 0.20
(8)スクワラン 7.00
(9)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.00
(10)ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.00
(11)パラメトキシ桂皮酸オクチル 3.00
(12)精製水 残量
(13)1,3-ブチレングリコール 5.00
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.20
製法:(8)〜(11)の油相成分を均一に混合し、(1)〜(7)を添加してホモミキサーで分散させ油相分散液を調製する。加熱溶解した(12)〜(14)を油相分散液に添加し乳化する。
<処方例19> ツーウェイファンデーション
(1)シリコーン処理タルク 残量(重量%)
(2)シリコーン処理マイカ 20.00
(3)シリコーン処理二酸化チタン 10.00
(4)シリコーン処理微粒子二酸化チタン 2.00
(5)フッ素処理ベンガラ 0.45
(6)フッ素処理黄酸化鉄 2.20
(7)フッ素処理黒酸化鉄 0.22
(8)ステアリン酸亜鉛 1.00
(9)ナイロンパウダー 5.00
(10)スクワラン 5.00
(11)モノステアリン酸ソルビタン 0.10
(12)ジメチルポリシロキサン 4.00
(13)リンゴ酸ジイソステアリル 1.00
(14)パラメトキシケイ皮酸オクチル 2.00
(15)酢酸トコフェロール 0.05
(16)1,8−シネオール 0.50
製法:(1)〜(9)の粉体相をハンマーミルで粉砕した後、ブレンダーで混合し均一化する。(10)〜(16)の油相を80℃で溶解し均一化した後、粉体相に添加して混練する。その後、ハンマーミルで粉砕し、篩過したバルクを金皿に圧縮成型する。
<比較処方例19> ツーウェイファンデーション
(1)シリコーン処理タルク 残量(重量%)
(2)シリコーン処理マイカ 20.00
(3)シリコーン処理二酸化チタン 10.00
(4)シリコーン処理微粒子二酸化チタン 2.00
(5)フッ素処理ベンガラ 0.45
(6)フッ素処理黄酸化鉄 2.20
(7)フッ素処理黒酸化鉄 0.22
(8)ステアリン酸亜鉛 1.00
(9)ナイロンパウダー 5.00
(10)スクワラン 5.00
(11)モノステアリン酸ソルビタン 0.10
(12)ジメチルポリシロキサン 4.00
(13)リンゴ酸ジイソステアリル 1.00
(14)パラメトキシケイ皮酸オクチル 2.00
(15)酢酸トコフェロール 0.05
製法:(1)〜(9)の粉体相をハンマーミルで粉砕した後、ブレンダーで混合し均一化する。(10)〜(15)の油相を80℃で溶解し均一化した後、粉体相に添加して混練する。その後、ハンマーミルで粉砕し、篩過したバルクを金皿に圧縮成型する。
処方例1〜19および比較処方例1〜19について、専門のパネラー20名による実使用試験を行い、使用前、使用中、使用後の基剤臭の有無について、以下に示す5段階で評価した。その結果を表1に記載する。
基剤臭有無の評価
5:専門パネラー20名中17名以上が、基剤臭は感じないと答えた。
4:専門パネラー20名中13名以上16名以下が基剤臭を感じないと答えた。
3:専門パネラー20名中9名以上12名以下が基剤臭を感じないと答えた。
2:専門パネラー20名中5名以上8名以下が基剤臭を感じないと答えた。
1:専門パネラー20名中4名以下が基剤臭を感じないと答えた。
Figure 2005041830
Figure 2005041830
表1の結果から明らかなように、本発明に係る1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を皮膚外用剤に含有することで、基剤臭がマスキングされていることがわかる。特に、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上を併用し、比較的多く配合する傾向がある皮膚洗浄料につていは、マスキング効果が高かった。

Claims (4)

  1. 1,8−シネオール、ボルネオール、カンファー、ベルベノン、カンフェン、ピネン、フェランドレン、ツヨン、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、アロマデンドレン、グロブロールの一種または二種以上を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 該皮膚外用剤の原料に起因する基剤臭がマスキングされたことを特徴とする請求項1記載の皮膚外用剤。
  3. 該皮膚外用剤の原料に起因する基剤臭が、1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、モノステアリン酸ソルビタンの一種または二種以上によるものである請求項1又は2記載の皮膚外用剤。
  4. 該皮膚外用剤が皮膚洗浄料であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
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