JP2005041411A - 後部車体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、リヤディファレンシャル逃げ形状の部分を避けてスペアタイヤを車両上方かつ車両後方へ移動させて室内長を大きく取れ、レイアウトの自由度を向上させることが可能な後部車体構造を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、リヤフロアパネル1の後部に、スペアタイヤ2を載せるタイヤ載置部3が設けられていると共に、車両下方のリヤディファレンシャル5との干渉を避けるべく室内側へ突出する凸部6が設けられている後部車体構造において、リヤフロアパネル1の凸部6の車両後方側にスペーサ13を設け、スペアタイヤ2の前端部2aを凸部6の上に載せると共に、スペアタイヤ2の中間部2bをスペーサ13の上に載せて取付けるようにしている。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明は、リヤフロアパネル1の後部に、スペアタイヤ2を載せるタイヤ載置部3が設けられていると共に、車両下方のリヤディファレンシャル5との干渉を避けるべく室内側へ突出する凸部6が設けられている後部車体構造において、リヤフロアパネル1の凸部6の車両後方側にスペーサ13を設け、スペアタイヤ2の前端部2aを凸部6の上に載せると共に、スペアタイヤ2の中間部2bをスペーサ13の上に載せて取付けるようにしている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、自動車のリヤフロアパネルの後部に設けられるタイヤ載置部である後部車体構造に関するものである。
通常、自動車の車体後部のラッゲージルームには、図4に示すようなタイヤ交換用のスペアタイヤ51が予備的に搭載されている。このスペアタイヤ51は、図4および図5に示す如く、リヤフロアパネル52の後部に設けられたタイヤ載置部53に寝かせた状態で載せられており、スクリュ54などによってスペアタイヤブラケット55に締付け固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−362436号公報
ところで、リヤフロアパネル52のタイヤ載置部53の車両下方には、リヤディファレンシャル(差動歯車装置)56が配置されている。このため、リヤフロアパネル52のタイヤ載置部53には、リヤディファレンシャル56との干渉を避けるべく、室内側へ突出するリヤディファレンシャル逃げ形状の凸部57が設けられている。
一方、リヤフロアパネル52のタイヤ載置部53は、スペアタイヤ51の搭載スペースを確保するために、一段低い凹部形状に形成されており、その下面には、スポット溶接などで接合されるクロスメンバ58が車幅方向に沿って設けられている。このため、クロスメンバ58は、凹部形状のリヤフロアパネル52と対応して、車幅方向の左右両側部が屈曲する構造となっている。
一方、リヤフロアパネル52のタイヤ載置部53は、スペアタイヤ51の搭載スペースを確保するために、一段低い凹部形状に形成されており、その下面には、スポット溶接などで接合されるクロスメンバ58が車幅方向に沿って設けられている。このため、クロスメンバ58は、凹部形状のリヤフロアパネル52と対応して、車幅方向の左右両側部が屈曲する構造となっている。
しかしながら、上述した従来の後部車体構造にあっては、リヤフロアパネル52のタイヤ載置部53にリヤディファレンシャル逃げ形状の凸部57が設けられているので、スペアタイヤ51を車両後方へ搭載することができなかった。その結果、図4中の符号Dで示す如く、スペアタイヤ51との干渉を避けるためには、タイヤ載置部53の車両前方のリヤフロアパネル52に取付けられるリヤシート59も車両後方へ設置することができず、乗員レイアウトまでが制約されていた。
また、図5に示す如く、リヤタイヤ60からの横方向の入力Fは、リヤアクスル61およびラテラルロッド62を介して車体側のラテラルロッドブラケット63およびラテラルロッドブレース64に伝えられることになる。車体側に伝えられた横方向の入力Fは、クロスメンバ58が受け止める役割を担っているが、上記した理由によりクロスメンバ58の左右両側には、屈曲部58aがそれぞれ形成されているので、十分な剛性を確保することが難しいというおそれがあった。
また、図5に示す如く、リヤタイヤ60からの横方向の入力Fは、リヤアクスル61およびラテラルロッド62を介して車体側のラテラルロッドブラケット63およびラテラルロッドブレース64に伝えられることになる。車体側に伝えられた横方向の入力Fは、クロスメンバ58が受け止める役割を担っているが、上記した理由によりクロスメンバ58の左右両側には、屈曲部58aがそれぞれ形成されているので、十分な剛性を確保することが難しいというおそれがあった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、リヤディファレンシャル逃げ形状の部分を避けてスペアタイヤを車両上方かつ車両後方へ移動させて室内長を大きく取れ、レイアウトの自由度を向上させることが可能な後部車体構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、リヤフロアパネルの後部に、スペアタイヤを載せるタイヤ載置部が設けられていると共に、車両下方のリヤディファレンシャルとの干渉を避けるべく室内側へ突出する逃げ部が設けられている後部車体構造において、前記リヤフロアパネルの逃げ部の車両後方側にスペーサを設け、前記スペアタイヤの前端部を前記逃げ部の上に載せると共に、前記スペアタイヤの中間部を前記スペーサの上に載せて取付けるようにしている。
また、本発明において、前記スペーサは、取付け状態にある前記スペアタイヤの車両前後方向の中心部より後方位置で、かつ前記スペアタイヤの車幅方向の左右両端部近傍に設けられている。
さらに、本発明において、前記リヤフロアパネルの下面には、クロスメンバが車幅方向に沿って設けられ、前記スペーサは、前記クロスメンバの車両前後方向の設置位置とほぼ同位置の前記リヤフロアパネルの上面に設けられている。
さらに、本発明において、前記リヤフロアパネルの下面には、クロスメンバが車幅方向に沿って設けられ、前記スペーサは、前記クロスメンバの車両前後方向の設置位置とほぼ同位置の前記リヤフロアパネルの上面に設けられている。
また、本発明において、前記リヤフロアパネルのタイヤ載置部は、車両後方から見て開口部が上向きの断面略コ字状に形成され、前記リヤフロアパネルの下面には、クロスメンバが車幅方向に沿って設けられており、前記スペーサは、前記クロスメンバの車幅方向の左右両側の屈曲部近傍に位置する前記リヤフロアパネルの上面に設けられている。
さらに、本発明において、前記スペーサは、前記リヤフロアパネルの車幅方向の左右両側の屈曲部を構成する底壁と縦壁に沿う形状に形成され、これら底壁と縦壁とにそれぞれ結合されている。
さらに、本発明において、前記スペーサは、前記リヤフロアパネルの車幅方向の左右両側の屈曲部を構成する底壁と縦壁に沿う形状に形成され、これら底壁と縦壁とにそれぞれ結合されている。
上述の如く、本発明に係る後部車体構造は、リヤフロアパネルの後部に、スペアタイヤを載せるタイヤ載置部が設けられていると共に、車両下方のリヤディファレンシャルとの干渉を避けるべく室内側へ突出する逃げ部が設けられているものであって、前記リヤフロアパネルの逃げ部の車両後方側にスペーサを設け、前記スペアタイヤの前端部を前記逃げ部の上に載せると共に、前記スペアタイヤの中間部を前記スペーサの上に載せて取付けるようにしているので、簡単な構造によってリヤディファレンシャル逃げ形状の部分を避けることが可能となり、スペアタイヤを車両上方かつ車両後方へ移動配置させて室内長を大きく取ることができ、レイアウトの自由度向上を図ることができる。
また、本発明において、前記スペーサを、取付け状態にある前記スペアタイヤの車両前後方向の中心部より後方位置で、かつ前記スペアタイヤの車幅方向の左右両端部近傍に設ければ、スペアタイヤをタイヤ載置部に確実に支持した状態で、しっかりと固定することができる。
また、本発明において、前記リヤフロアパネルの下面にクロスメンバを車幅方向に沿って設け、前記スペーサを前記クロスメンバの車両前後方向の設置位置とほぼ同位置の前記リヤフロアパネルの上面に設ければ、スペーサの取付部における強度および剛性の向上を図ることができる。
また、本発明において、前記リヤフロアパネルのタイヤ載置部を車両後方から見て開口部が上向きの断面略コ字状に形成し、前記リヤフロアパネルの下面にクロスメンバを車幅方向に沿って設け、前記スペーサを前記クロスメンバの車幅方向の左右両側の屈曲部近傍に位置する前記リヤフロアパネルの上面に設ければ、リヤタイヤからの横方向の入力に対する車体剛性を向上させることができる。
また、本発明において、前記スペーサを、前記リヤフロアパネルの車幅方向の左右両側の屈曲部を構成する底壁と縦壁に沿う形状に形成し、これら底壁と縦壁とにそれぞれ結合させれば、リヤフロアパネルの屈曲部を補強することが可能となり、車体の強度および剛性の向上を図ることができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明に係る後部車体構造の実施の形態を示している。本実施形態の後部車体構造が適用される自動車の車体後部には、荷物などを積載するためのラッゲージルームRが設けられており、このラッゲージルームRのリヤフロアパネル1には、スペアタイヤ2を寝かせた状態で載置して収納するタイヤ載置部3が設けられている。
タイヤ載置部3は、図1および図3に示す如く、車両後方から見て開口部が上向きの断面略コ字状に形成された収納用凹部であり、その開口部は、樹脂製の板状スペアタイヤカバー4によって覆われるようになっている。
タイヤ載置部3は、図1および図3に示す如く、車両後方から見て開口部が上向きの断面略コ字状に形成された収納用凹部であり、その開口部は、樹脂製の板状スペアタイヤカバー4によって覆われるようになっている。
リヤフロアパネル1のタイヤ載置部3の車両下方には、図2に示す如く、自動車の旋回のときに左右車輪の回転速度を変え、両輪に均等な駆動力を伝えて円滑な走行を行わせるためのリヤディファレンシャル(差動歯車装置)5が配置されている。このため、リヤフロアパネル1のタイヤ載置部3には、リヤディファレンシャル5との干渉を避けるべく、ラッゲージルームR側(室内側)へ突出するリヤディファレンシャル逃げ形状に形成した凸部(逃げ部)6が設けられている。この凸部6は、図1および図2に示す如く、タイヤ載置部3の車両前方寄りで、車幅方向のほぼ中央位置に配設されており、車両上方へ向かって徐々に小さくなる所定の高さの円錐台形状に形成され、上面は平坦面となっている。
一方、タイヤ載置部3におけるリヤフロアパネル1の上面には、スクリュ7およびナット8によってスペアタイヤ2を固定するスペアタイヤブラケット9が取付けられている。スペアタイヤブラケット9は、縦長の略ハット形状に形成されており、前方下端の前側フランジ部9aを凸部6の上面の車両後方側にスポット溶接で固着し、後方下端の後側フランジ9bを凸部6の車両後方近傍に位置するタイヤ載置部3の底面にスポット溶接で固着することによって、タイヤ載置部3の車両前後および左右方向のほぼ中央部位置に立設されている。
また、タイヤ載置部3におけるリヤフロアパネル1の下面には、車両前後位置に接合フランジを有する断面ハット形状のクロスメンバ10が車幅方向に沿って設けられている。このクロスメンバ10は、車体剛性を高めるものであり、断面略コ字状である凹部形状のリヤフロアパネル1と対応して、車幅方向の中間部分10aの左右両側部が車両の斜め上方へ向かって屈曲すると共に、左右両端部10bが車両外方へ水平に折り曲げられた構造となっており、車幅方向の中間部分10aの左右両側には屈曲部11がそれぞれ形成されている。そして、クロスメンバ10の中間部分10aの接合フランジは、リヤフロアパネル1の下面に溶接結合で固着され、クロスメンバ10の左右両端部10bの接合フランジは、リヤサイドメンバ12の側面に溶接結合で固着されている。
しかも、本実施形態のタイヤ載置部3におけるリヤフロアパネル1の上面には、図1〜図3に示すような板状のスペーサ13が設けられている。このスペーサ13は、リヤディファレンシャル5の逃げ部である凸部6の車両後方側に配置されており、スペアタイヤ2は、前端部2aを凸部6の上面に載せると共に、中間部2bをスペーサ13の上に載せて取付けられるようになっている。すなわち、スペーサ13は、取付け状態にあるスペアタイヤ2の車両前後方向の中心C部より後方位置で、かつスペアタイヤ2の車幅方向の左右両端部近傍にそれぞれ設けられている。
そして、スペーサ13は、クロスメンバ10の車両前後方向の設置位置とほぼ同位置のリヤフロアパネル1の上面に設けられている。しかも、スペーサ13は、クロスメンバ10の中間部分10aの左右両側で屈曲部11の近傍に位置するリヤフロアパネル1の上面に設けられている。
また、スペーサ13は、図1および図3に示す如く、リヤフロアパネル1の車幅方向の左右両側の屈曲部14を構成する底壁14aと縦壁14bに沿うような形状に形成され、これら底壁14aと縦壁14bとにそれぞれ溶接結合で固着されるようになっている。このため、スペーサ13は、車両前後方向において底壁部13aが最も幅狭で、縦壁部13bが最も幅広となるように形成され、車幅方向において段々に折り曲げられており、スペアタイヤ2を載せる中間壁部13cは、車両に対して水平に形成されている。そして、スペーサ13は、底壁部13aがリヤフロアパネル1の底壁14aに二枚重ねでスポット溶接W1により結合されていると共に、縦壁部13bがリヤフロアパネル1の縦壁14bを間に挟みクロスメンバ10の接合フランジと三枚重ねでスポット溶接W2により結合されている。
また、スペーサ13は、図1および図3に示す如く、リヤフロアパネル1の車幅方向の左右両側の屈曲部14を構成する底壁14aと縦壁14bに沿うような形状に形成され、これら底壁14aと縦壁14bとにそれぞれ溶接結合で固着されるようになっている。このため、スペーサ13は、車両前後方向において底壁部13aが最も幅狭で、縦壁部13bが最も幅広となるように形成され、車幅方向において段々に折り曲げられており、スペアタイヤ2を載せる中間壁部13cは、車両に対して水平に形成されている。そして、スペーサ13は、底壁部13aがリヤフロアパネル1の底壁14aに二枚重ねでスポット溶接W1により結合されていると共に、縦壁部13bがリヤフロアパネル1の縦壁14bを間に挟みクロスメンバ10の接合フランジと三枚重ねでスポット溶接W2により結合されている。
なお、図において、15はタイヤ載置部3の車両前方のリヤフロアパネル1に取付けられるリヤシート、16はリヤタイヤ、17はリヤアクスル、18はラテラルロッド、19はラテラルロッドブラケット、20はラテラルロッドブレース、21はリヤバンパ、22はバックパネルである。また、後部車体構造では、図3に示す如く、リヤタイヤ16からの横方向の入力Fは、リヤアクスル17およびラテラルロッド18を介して車体側のラテラルロッドブラケット19およびラテラルロッドブレース20に伝えられるようになっている。
本発明の実施形態の後部車体構造では、リヤディファレンシャル5の逃げ部であるリヤフロアパネル1の凸部6の車両後方側にスペーサ13を設け、スペアタイヤ2の前端部2aを凸部6の上面に載せると共に、中間部2bをスペーサ13の上に載せて取付けているため、凸部6によって制限されていたスペアタイヤ2の搭載位置を従来に比べて車両上方へ移動させながらも車両後方へ設定することが可能となり、リヤシート15を車両後方へ設置することができる。また、本実施形態の後部車体構造では、クロスメンバ10の屈曲部11の内側に位置するリヤフロアパネル1の屈曲部14の上面にスペーサ13を取付けているため、リヤタイヤ16からの横方向の入力Fに対してクロスメンバ10の屈曲部11の剛性を上げることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態に係る後部車体構造では、自動車1台当たり2個のスペーサ13を使用して設けているが、これらスペーサ13を一体化して1部品にしたものを用いても良い。また、既述の実施の形態では、スペアタイヤ2の搭載の向きがホイールの出っ張り面を上側に向けて配置しているが、これを反対側に向けて配置しても良い。
また、既述の実施の形態に係る後部車体構造に搭載するリヤシート15としては、シートスライド機構を備えたタイプ、その他あらゆるタイプのシートを使用しても良い。さらに、スペーサ13の中間壁部13cは、スペアタイヤ2の安定した載置を行い、かつラッゲージルームRに置いた荷物の荷重がスペアタイヤカバー4を介してスペアタイヤ2に均一に掛かるようにすべく、車両に対して水平であることが好ましいが、傾斜して形成されていても良い。
また、既述の実施の形態に係る後部車体構造に搭載するリヤシート15としては、シートスライド機構を備えたタイプ、その他あらゆるタイプのシートを使用しても良い。さらに、スペーサ13の中間壁部13cは、スペアタイヤ2の安定した載置を行い、かつラッゲージルームRに置いた荷物の荷重がスペアタイヤカバー4を介してスペアタイヤ2に均一に掛かるようにすべく、車両に対して水平であることが好ましいが、傾斜して形成されていても良い。
1 リヤフロアパネル
2 スペアタイヤ
2a 前端部
2b 中間部
3 タイヤ載置部
5 リヤディファレンシャル
6 凸部(逃げ部)
7 スクリュ
8 ナット
9 スペアタイヤブラケット
10 クロスメンバ
11 屈曲部
12 リヤサイドメンバ
13 スペーサ
13a 底壁部
13b 縦壁部
13c 中間壁部
14 屈曲部
14a 底壁
14b 縦壁
2 スペアタイヤ
2a 前端部
2b 中間部
3 タイヤ載置部
5 リヤディファレンシャル
6 凸部(逃げ部)
7 スクリュ
8 ナット
9 スペアタイヤブラケット
10 クロスメンバ
11 屈曲部
12 リヤサイドメンバ
13 スペーサ
13a 底壁部
13b 縦壁部
13c 中間壁部
14 屈曲部
14a 底壁
14b 縦壁
Claims (5)
- リヤフロアパネルの後部に、スペアタイヤを載せるタイヤ載置部が設けられていると共に、車両下方のリヤディファレンシャルとの干渉を避けるべく室内側へ突出する逃げ部が設けられている後部車体構造において、前記リヤフロアパネルの逃げ部の車両後方側にスペーサを設け、前記スペアタイヤの前端部を前記逃げ部の上に載せると共に、前記スペアタイヤの中間部を前記スペーサの上に載せて取付けるようにしたことを特徴とする後部車体構造。
- 前記スペーサは、取付け状態にある前記スペアタイヤの車両前後方向の中心部より後方位置で、かつ前記スペアタイヤの車幅方向の左右両端部近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の後部車体構造。
- 前記リヤフロアパネルの下面には、クロスメンバが車幅方向に沿って設けられ、前記スペーサは、前記クロスメンバの車両前後方向の設置位置とほぼ同位置の前記リヤフロアパネルの上面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の後部車体構造。
- 前記リヤフロアパネルのタイヤ載置部は、車両後方から見て開口部が上向きの断面略コ字状に形成され、前記リヤフロアパネルの下面には、クロスメンバが車幅方向に沿って設けられており、前記スペーサは、前記クロスメンバの車幅方向の左右両側の屈曲部近傍に位置する前記リヤフロアパネルの上面に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の後部車体構造。
- 前記スペーサは、前記リヤフロアパネルの車幅方向の左右両側の屈曲部を構成する底壁と縦壁に沿う形状に形成され、これら底壁と縦壁とにそれぞれ結合されていることを特徴とする請求項4に記載の後部車体構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279501A JP2005041411A (ja) | 2003-07-25 | 2003-07-25 | 後部車体構造 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008149822A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両のリヤフロア構造 |
JP2009051439A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Suzuki Motor Corp | ラテラルロッドの支持部構造 |
JP2017043126A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | スズキ株式会社 | 後部車体構造 |
CN114771673A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-07-22 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 一种备胎开闭装置及车辆 |
-
2003
- 2003-07-25 JP JP2003279501A patent/JP2005041411A/ja active Pending
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