JP2005040341A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノイズの遮断性および遊技盤の交換作業性に優れた遊技機を提供すること。
【解決手段】 遊技盤16の後面には裏樋53が固定されており、裏樋53の後面には中継基板57が取付けられている。この中継基板57の後方には音ランプ基板65が重ねて固定されており、中継基板57および音ランプ基板65は前後方向に重なる階層状態に配置されている。この構成の場合、音ランプ基板65から中継基板57を通してスピーカ・LEDに至る配線が短くなるので、両配線にノイズが侵入し難くなる。しかも、遊技盤16の後面側の邪魔な拡がり小さくなるので、遊技盤16の交換作業を行い易くなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気部品を制御基板に中継基板を介して接続する構成の遊技機に関する。
上記遊技機には遊技盤の後面側に取付台を設置し、制御基板および中継基板を取付台に左右方向に並べて装着したり、上下方向に並べて装着する構成のものがある。
特開2001−145757号
上記遊技機の場合、制御基板から電気部品に至る配線が長くなるので、配線にノイズが侵入し易くなる。しかも、遊技盤の後面側に邪魔な拡がりが大きくできるので、遊技盤の交換作業を行い難くなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノイズの遮断性および遊技盤の交換作業性に優れた遊技機を提供することにある。
1.請求項1に係る発明
請求項1に係る発明は制御基板および中継基板を少なくとも一部が前後方向に重なる階層状態に配置したものであり、用語の意義は次の通りである。
樋部材:遊技盤の入賞口内に入賞したパチンコ球を排出通路に導く誘導部材を称するものであり、遊技盤の後方に設けられたものである。この遊技盤の後方とは遊技盤の裏面側を示しており、遊技者が目にする遊技領域面とは反対側の面を意味している。この樋部材とはパチンコ球を流す樋としての機能を称する用語であり、樋としての形状を言及する用語ではない。この樋部材を遊技盤の後方に設けるには遊技盤の後面に直接的または間接的に取付けることが好ましい。
中継基板:電気部品を制御基板に配線する中継機能を備えた基板を称するものであり、樋部材の後方に配置されたものである。この樋部材の後方とは遊技盤を裏側から見た場合の樋部材の表面部を示しており、遊技盤の裏面側に対向する面とは反対側の面を称する。この中継基板を樋部材の後方に設けるには樋部材に直接的または間接的に取付けることが好ましい。
制御基板:電気部品を駆動制御する制御機能を備えた基板を称するものであり、中継基板に対して一部が前後方向に重なる配置形態または全てが前後方向に重なる配置形態にされた基板である。この制御基板は樋部材の後方に配置されたものであり、樋部材に直接的または間接的に取付けることが好ましい。この制御基板は中継基板の前方および後方のいずれに配置しても良く、要は中継基板に対して少なくとも一部が前後方向にラップする配置形態であれば良い。
2.請求項2に係る発明
請求項2に係る発明は樋部材と制御基板台との間で中継基板を挟持したものである。この制御基板台とは制御基板を樋部材に取付ける取付手段を称するものであり、制御基板を樋部材に制御基板台を介して取付けたときには制御基板台と樋部材との間で中継基板が挟持され、中継基板および制御基板が樋部材に一挙に固定される。
3.請求項3に係る発明
請求項3に係る発明は制御基板を制御基板ケース内に収納し、制御基板ケースと中継基板との間隔寸法を操作ストロークに比べて小さく設定したものである。この操作ストロークとは中継基板のコネクタに対のコネクタを機械的に取付けたり、中継基板のコネクタから対のコネクタを機械的に取外すのに必要な最小操作量を称する。具体的には中継基板のコネクタに対のコネクタを装着した状態で対のコネクタと制御基板ケースとの間隔寸法をコネクタおよび対のコネクタ間の係合量に比べて小さく設定し、中継基板のコネクタから対のコネクタを取外そうとしたときには対のコネクタの操作ストロークが係合量を超える前に対のコネクタを制御基板ケースに干渉させる。
請求項1に係る発明によれば、制御基板から電気部品に至る配線が短くなるので、配線にノイズが侵入し難くなる。しかも、遊技盤の後面側の邪魔な拡がり小さくなるので、遊技盤の交換作業を行い易くなる。さらに、一方の基板が遊技盤と他方の基板との間に配置されるので、一方の基板を不正改造することが困難になる。
請求項2に係る発明によれば、制御基板および中継基板を樋部材に一挙に固定することができるので、制御基板および中継基板の組付作業性が向上する。
請求項3に係る発明によれば、中継基板のコネクタから対のコネクタを取外そうとしたときには対のコネクタが取外し前に制御基板ケースに干渉する。このため、対のコネクタをコネクタから取外すことが困難になるので、対のコネクタの不正改造・不正交換が防止される。
遊技盤の後面に樋部材を固定する。この樋部材の後面に中継基板および制御基板を前後方向に並べて取付け、電気部品を制御基板に中継基板を介して電気的に配線する。以下、当該形態の具体例を図面に基いて説明する。
パチンコホールの台島には、図4に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側辺部の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には、図3に示すように、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3の前面には上面が開口する下皿4が固定されている。
前枠2の前面には下皿板3の上方に位置して上皿板5が装着されており、上皿板5の後面には右端部に位置してスピーカ6が固定されている。このスピーカ6は電気部品に相当するものであり、スピーカ6の駆動時にはスピーカ6から前方の遊技者に遊技音が出力される。また、上皿板5の前面には上面が開口する上皿7が固定されており、上皿7の前面には左端部に位置して左スイッチ8および右スイッチ9が固定されている。これら左スイッチ8および右スイッチ9は自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、後方へ押圧操作されることに基いてオン状態になり、押圧操作力が消滅することに基いて前方へ突出したオフ状態に自己復帰する。
下皿板3の前面には右端部に位置してハンドル台10が固定されており、ハンドル台10には発射ハンドル11が前後方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル10の後方には、図4に示すように、発射モータ12が固定されており、発射モータ12の回転軸には、図3に示すように、打球槌13が連結されている。この発射モータ12は打球槌13の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル11が図3の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ12に駆動電源が与えられ、打球槌13が駆動することに基づいて上皿7内のパチンコ球を上皿7内から弾き出す。
前枠2の前面には、図3に示すように、矩形状の窓枠14が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、窓枠14の内周面には透明なガラス窓15が固定されている。また、前枠2の後面には額縁状の機構盤が固定されている。この機構盤には遊技盤16(図1参照)が着脱可能に保持されており、遊技盤16は窓枠14のガラス窓15により前方から覆われている。
遊技盤16の前面には、図5に示すように、外レール17および内レール18が固定されている。これら外レール17および内レール18間には左側部に位置して発射通路19が形成されており、打球槌13が弾いたパチンコ球は発射通路19を通って上昇する。また、遊技盤16には遊技領域20が形成されており、遊技領域20内には複数の障害釘21が打込まれている。この遊技領域20は外レール17および内レール18によって囲まれた円形領域を称するものであり、発射通路19内を上昇するパチンコ球は発射通路19の出口22を通して遊技領域20内に左上部から放出され、障害釘21に当りながら遊技領域20内を落下する。
窓枠14には、図3に示すように、ガラス窓15の外周部に位置して有色半透明な複数のランプカバー23が固定されており、各ランプカバー23の後方には複数のLED24が配置されている。これら各LED24は遊技盤16に固定されたものであり、各ランプカバー23は後方のLED24が発光することに基いて照明される。尚、LED24は電気部品および光源に相当するものである。
遊技盤16の前面には、図5に示すように、遊技領域20内に位置して表示器ユニット110が固定されている。以下、表示器ユニット110について詳述する。
遊技盤16の前面には、図5に示すように、遊技領域20内に位置して表示器台板25が固定されており、表示器台板25には、図7に示すように、横長な長方形状の開口部26および縦長な長方形状の開口部27が形成されている。これら開口部26および開口部27は中心点CP1および中心点CP2が同一の水平線HL上に配置されたものであり、高さ寸法Hが同一値に設定されている。
表示器台板25の後面には電気式表示ユニットおよび液晶表示器ユニットに相当する液晶表示器28(図8参照)が固定されている。この液晶表示器28は1個のカラー液晶画面を有するものであり、カラー液晶画面は、図7に示すように、メイン領域29およびサブ領域30に分割されている。これらメイン領域29およびサブ領域30はカラー液晶画面のうち開口部26内および開口部27内に位置する左方領域および右方領域を称するもものであり、メイン領域29の左右方向の長さ寸法H1およびサブ領域30の左右方向の長さ寸法H2は「2:1」の関係に設定されている。
メイン領域29およびサブ領域30は中心点CP1および中心点CP2が同一の水平線HL上に配置され、高さ寸法Hが同一値に設定されている。このメイン領域29の中心点CP1は遊技領域20の中心点と同一位置に設定されており、メイン領域29は、図5に示すように、遊技領域20内の中央部に配置され、サブ領域30は遊技領域20内の中央部に対して右側に偏って配置されている。このサブ領域30は、図10に示すように、サブ遊技用の装飾図柄100が表示される領域であり、サブ遊技とは大当りおよび外れの抽選結果を報知する特別図柄遊技とは異なる遊技を称する。
メイン領域29には、図10に示すように、右上隅部に位置して特別図柄表示領域31が形成されている。この特別図柄表示領域31は特別図柄101が表示される領域であり、特別図柄表示領域31内には特別図柄101として数字図柄が横3列に表示される。また、メイン領域29には演出表示領域32が形成されている。この演出表示領域32はメイン領域29のうち特別図柄表示領域31の残余部分を称するものであり、演出表示領域32内には特別図柄の組合せが決まる様子を演出する特別図柄遊技用の装飾図柄102が表示される。
表示器台板25の後面には、図6に示すように、透明な表示基板ケース33が固定されており、表示基板ケース33は、図1に示すように、遊技盤16を貫通して後方に突出している。この表示基板ケース33内にはLCD駆動基板が収納されており、LCD駆動基板にはLCD駆動回路34(図8参照)が搭載されている。また、表示基板ケース33内には表示制御基板が収納されている。この表示制御基板にはマイクロコンピュータを主体に構成された表示制御装置35(図8参照)が搭載されており、左スイッチ8および右スイッチ9は、図8に示すように、表示制御装置35に電気的に接続されている。この表示制御装置35はLCD駆動回路34を介して液晶表示器28に電気的に接続されており、液晶表示器28の表示内容をLCD駆動回路34を介して制御する。
表示器台板25の前面には、図7に示すように、ハンマー36が下端部の軸37を中心に回動可能に装着されている。このハンマー36はサブ領域30の右側に位置するものであり、メイン領域29とサブ領域30とハンマー36とは左右方向に一列に並ぶように配列されている。このハンマー36は可動部材に相当するものであり、先端部がサブ領域30内に不完全に侵入した待機状態(図7のa参照)および先端部がサブ領域30内に完全に侵入した殴打状態(図7のb参照)間で回動可能にされている。また、表示器台板25には、図6に示すように、右側部に位置して無色透明なハンマーカバー38が固定されている。このハンマカバー38はサブ領域30およびハンマー36を前方から視覚的に認識可能に覆うものであり、遊技領域20内を落下するパチンコ球がハンマー36に当ることに基いてパチンコ球の落下状態が変わることを防止している。
表示器台板25の後面には、図6に示すように、ステッピングモータからなるハンマーモータ39が固定されている。このハンマモータ39の回転軸にはハンマー36の軸37が連結されており、ハンマーモータ39はハンマ−36を待機状態および殴打状態間で回動操作する駆動源として機能する。また、表示基板ケース33内にはモータ駆動基板が収納されている。このモータ駆動基板にはモータ駆動回路40(図8参照)が搭載されており、モータ駆動回路40には、図8に示すように、ハンマーモータ39が電気的に接続されている。このモータ駆動回路40は表示制御装置35に電気的に接続されており、表示制御装置35はハンマーモータ39をモータ駆動回路40を介して回転制御することに基いてハンマー36を回動操作する。表示器ユニット110は以上のように構成されている。
遊技領域20内には、図5に示すように、表示器台板25の下方に位置して始動口41が固定されている。この始動口41は上面が開口するポケット状をなすものであり、左右方向の中心点が遊技領域20およびメイン領域29の中心点CL1を通る垂直線VL上に配置されている。この始動口41内には近接スイッチからなる始動口センサ42(図8参照)が固定されており、始動口センサ42は始動口41内にパチンコ球が入賞したことを検出して始動信号を出力する。尚、始動口41は入賞口に相当するものである。
遊技領域20内には、図5に示すように、左下部に位置して入賞口台板43が固定されており、入賞口台板43には2個の左入賞口44が固定されている。これら各左入賞口44は入賞口に相当するものであり、上面が開口するポケット状をなしている。これら各左入賞口44内には近接スイッチからなる左入賞口センサ45(図8参照)が固定されており、各左入賞口センサ45は左入賞口44内にパチンコ球が入賞したことを検出して左入賞信号を出力する。
遊技領域20内には、図5に示すように、右下部に位置して2個の右入賞口46が固定されている。これら各右入賞口46は入賞口に相当するものであり、上面が開口するポケット状をなしている。これら各右入賞口46内には近接スイッチからなる右入賞口センサ47(図8参照)が固定されており、各右入賞口センサ47は右入賞口46内にパチンコ球が入賞したことを検出して右入賞信号を出力する。
遊技領域20内には、図5に示すように、始動口41の下方に位置して大入賞口台板48が固定されており、大入賞口台板48には前面が開口する四角筒状の大入賞口が固定されている。また、大入賞口台板48には扉49が下端部の水平な軸50を中心に回動可能に装着されており、扉49は大入賞口ソレノイド51(図8参照)のプランジャに機械的に連結されている。この大入賞口ソレノイド51は大入賞口台板48の後面に固定されたものであり、扉49を垂直状態に回動操作することに基づいて大入賞口の前面を閉鎖し、扉49を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて大入賞口の前面を開放する。この大入賞口内には近接スイッチからなるカウントセンサ52(図8参照)が固定されており、カウントセンサ52は大入賞口内にパチンコ球が入賞したことを検出してカウント信号を出力する。尚、大入賞口は入賞口に相当するものである。
遊技盤16の後面には、図2の(a)に示すように、略コ字状の裏樋53が固定されている。この裏樋53は始動口41・両左入賞口44・両右入賞口46・大入賞口の後方に対向配置されたものであり、始動口41内に入賞したパチンコ球・両左入賞口44内に入賞したパチンコ球・両右入賞口46内に入賞したパチンコ球・大入賞口内に入賞したパチンコ球は共通の裏樋53内に転がり込む。この裏樋53の下端部には左右両側部に位置して通路状の出口54が形成されており、裏樋53内に転がり込んだパチンコ球は出口54から排出される。尚、裏樋53は樋部材に相当するものである。
裏樋53の後面には左右方向中央部に位置して中継基板台55が固定されている。この中継基板台55の後面には、図2の(a)および(b)に示すように、上辺部・下辺部・右辺部に位置して略L字状のガイド56が形成されており、上辺部のガイド56および下辺部のガイド56間には左方から中継基板57が挿入されている。この中継基板57は横長な長方形状のプリント配線基板からなるものであり、右辺部のガイド56に接触することに基いて挿入限度位置が設定され、上辺部のガイド56と下辺部のガイド56と右辺部のガイド56に係合することに基いて中継基板台55から脱落防止されている。尚、中継基板57は第1の基板に相当するものである。
裏樋53の後面には、図1の(b)に示すように、中継基板57の左方に位置して左制御基板台58が固定されている。この左制御基板台58は制御基板台に相当するものであり、左制御基板台58には右方へ突出する挟持部59が形成されている。また、裏樋53の後面には中継基板57の右方に位置して右制御基板台60が固定されており、右制御基板台60の後面および左制御基板台58の後面には透明な制御基板ケース61が固定されている。この制御基板ケース61は後方から制御基板ケース61および右制御基板台60を通して裏樋53にネジを締込み、且つ、後方から制御基板ケース61および左制御基板台58を通して裏樋53にネジ62を締込むことに基いて固定されたものであり、中継基板57は左制御基板台58の挟持部59と裏樋53の後面との間で中継基板台55を介して挟持されることに基いて固定されている。
中継基板57の後面には、図2の(a)に示すように、複数のコネクタ63が電気的および機械的に搭載されており、各コネクタ63の内周部には、図1の(c)に示すように、対のコネクタ64が機械的に嵌合されている。これら各コネクタ64の後面と制御基板ケース61の前面との間隔寸法W1はコネクタ63と対のコネクタ64との嵌合量W2に比べて小さく設定されており、コネクタ63から対のコネクタ64を取外そうとしたときには対のコネクタ64の操作ストロークが嵌合量W2を超える前に対のコネクタ64が制御基板ケース61の前面に干渉し、対のコネクタ64の取外作業が不能になる。即ち、制御基板ケース61と中継基板57との間隔寸法Wはコネクタ63に対して対のコネクタ64を着脱するのに必要な操作ストロークに比べて小さく設定されている。
制御基板ケース61内には、図1の(b)に示すように、制御基板および第2の基板に相当する音ランプ基板65が収納されている。この音ランプ基板65は上下方向の長さ寸法および左右方向の長さ寸法の双方が中継基板57に比べて大きな横長な長方形状のプリント配線基板からなるものであり、中継基板57は音ランプ基板65の前方に全てが重なるように配置されている。この音ランプ基板65は、図1の(a)に示すように、下端部が制御基板ケース61の外部に露出するものであり、音ランプ基板65の露出部分には複数のコネクタ66が電気的および機械的に搭載されている。
音ランプ基板65の後面には制御基板ケース61内に位置してスピーカ制御装置67(図8参照)およびスピーカ駆動回路68(図8参照)が搭載されており、スピーカ制御装置67は、図8に示すように、スピーカ駆動回路68を介してスピーカ6に電気的に接続されている。このスピーカ制御装置67はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、スピーカ駆動回路68を通してスピーカ6を鳴動制御する。また、音ランプ基板65の後面には制御基板ケース61内に位置してLED制御装置69およびLED駆動回路70が搭載されており、LED制御装置69はLED駆動回路70を介して複数のLED24に電気的に接続されている。このLED制御装置69はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、LED駆動回路70を通して複数のLED24を発光制御する。
音ランプ基板65のコネクタ66はスピーカ駆動回路68およびLED駆動回路70を中継基板57の所定のコネクタ63に接続するものであり、中継基板57の残りのコネクタ63はスピーカ6およびLED24に接続されたものである。即ち、コネクタ63に嵌合された対のコネクタ64は音ランプ基板65のスピーカ駆動回路68を中継基板57に接続するハーネスの中継基板側端子・中継基板57をスピーカ6に接続するハーネスの中継基板側端子・音ランプ基板65のLED駆動回路70を中継基板57に接続するハーネスの中継基板側端子・中継基板57をLED24に接続するハーネスの中継基板側端子のいずれかとして機能するものであり、音ランプ基板65には中継基板57を介してスピーカ6および複数のLED24が電気的に接続されている。
遊技盤16の後面には、図4に示すように、センタカバー71が装着されている。このセンタカバー71は前面が開口する容器状をなすものであり、表示基板ケース33・裏樋53・中継基板台55・中継基板57・左制御基板台58・右制御基板台60・制御基板ケース61・音ランプ基板65はセンタカバー71内に収納されている。また、前枠2の後面にはメインセット72が着脱可能に装着されている。このメインセット72はセンタカバー71を囲う矩形枠状をなすものであり、センタカバー71はメインセット72の内周部に収納されている。このメインセット72には裏樋53の各出口54に通じる排出通路が形成されており、裏樋53内に転がり込んだパチンコ球(セーフ球)は裏樋53の出口54からメインセット72の排出通路を通して機外へ排出される。
遊技領域20内には、図5に示すように、最下部に位置してアウト口73が形成されている。このアウト口73は遊技盤16を貫通する孔状をなすものであり、始動口41・両左入賞口44・両右入賞口46・大入賞口のいずれにも入賞しないパチンコ球(アウト球)はアウト口73内に転がり込む。このアウト口73はメインセット72の排出通路に接続されており、アウト球はアウト口73からセーフ球と共通の排出通路を通して機外へ排出される。
メインセット72の後面には、図4に示すように、上端部に位置して球タンク74が固定されている。この球タンク74は上面が開口する容器状をなすものであり、球タンク74内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メインセット72の後面にはタンクレール75が固定されている。このタンクレール75は傾斜樋状をなすものであり、タンクレール75の右端部は球タンク74に接続されている。
メインセット72の左側部には賞球払出装置76が着脱可能に装着されている。この賞球払出装置76は払出モータ77(図8参照)を駆動源とするものであり、パチンコ球が始動口41内・両左入賞口44内・両右入賞口46内・大入賞口内に入賞することに基づいてパチンコ球を賞品球として放出する。
メインセット72には下皿通路が設けられている。この下皿通路の上端部は賞球払出装置76に接続されており、賞球払出装置76から放出されたパチンコ球は下皿通路内を落下する。また、下皿通路の途中部分には上皿通路が設けられている。この上皿通路は上皿7に接続されており、賞球払出装置76から放出されたパチンコ球は下皿通路内から上皿通路内に転がり込み、上皿通路内を通して上皿7内に払出される。また、下皿通路の下端部は下皿4に接続されており、パチンコ球が上皿7内から溢れて上皿通路内に充満した状態では下皿通路の下端部を通して下皿4内に払出される。
メインセット72の後面には、図4に示すように、センタカバー71の下方に位置して横長な長方形状のメイン基板ケース78が固定されている。このメイン基板ケース78内にはメイン基板が収納されており、メイン基板にはメイン制御装置79(図8参照)が搭載されている。このメイン制御装置79はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、メイン制御装置79には、図8に示すように、始動口センサ42・両左入賞口センサ45・両右入賞口センサ47・カウントセンサ52が電気的に接続されている。また、メイン制御装置79にはソレノイド駆動回路80を介して大入賞口ソレノイド51が電気的に接続されている。このソレノイド駆動回路80はメイン基板に搭載されたものであり、メイン制御装置79は大入賞口ソレノイド51をソレノイド駆動回路80を介して通断電制御し、大入賞口の扉49を開閉する。
メインセット72の後面には、図4に示すように、メイン基板ケース78の前方に位置して透明な払出基板ケース81が固定されている。この払出基板ケース81内には払出基板が収納されており、払出基板にはマイクロコンピュータを主体に構成された払出制御装置82(図8参照)が搭載されている。この払出制御装置82は、図8に示すように、メイン制御装置79に電気的に接続されたものであり、メイン制御装置79は始動口センサ42からの始動信号・両左入賞口センサ45からの左入賞信号・両右入賞口センサ47からの右入賞信号・カウントセンサ52からのカウント信号を検出することに基いて払出制御装置82に賞球コマンドおよび賞球データを送信する。
払出制御装置82にはモータ駆動回路83を介して払出モータ77が電気的に接続されている。このモータ駆動回路83は払出基板に搭載されたものであり、払出制御装置82はモータ駆動回路83を通して払出モータ77の回転量を制御する。この回転量は払出制御装置82がメイン制御装置79からの賞球データに基づいて設定するものであり、払出制御装置82は払出モータ77の回転量を制御することに基づいて賞球払出装置76から上皿7内に賞球データに応じた個数のパチンコ球を賞品球として払出す。
メイン制御装置79には表示制御装置35が電気的に接続されており、メイン制御装置79は始動口センサ42からの始動信号を検出することに基いて変動パターンを設定し、表示制御装置35に変動開始コマンドおよび変動パターンを出力する。この表示制御装置35にはスピーカ制御装置67およびLED制御装置69が電気的に接続されており、表示制御装置35はメイン制御装置79からの変動開始コマンドおよび変動パターンをスピーカ制御装置67およびLED制御装置69に出力する。
次に上記構成の作用について説明する。
メイン制御装置79は始動口センサ42からの始動信号を検出すると、図9のステップS1でランダムカウンタR1〜R4の現在の計測値を取得する。これらランダムカウンタR1〜R4はメイン制御装置79が下限値「0」から異なる上限値に加算した後に下限値「0」に戻して循環的に加算するものであり、ランダムカウンタR1の加算処理はメインプログラムのループ毎に行われ、ランダムカウンタR2〜R4の加算処理はタイマ割込みプログラムの起動毎に行われる。
メイン制御装置79はステップS1でランダムカウンタR1〜R4を取得すると、ステップS2でランダムカウンタR1の取得値を大当り値と比較する。そして、両者が同一であるときには大当りと判定し、ステップS3でランダムカウンタR2の取得値に基づいて大当り図柄を設定する。この大当り図柄は左列,中列,右列の3列の特別図柄101の組合せ図柄を称するものであり、具体的には3列が同一の揃い数字からなるものである。
メイン制御装置79はランダムカウンタR1の取得値と大当り値とが相違していることを検出すると、外れと判定し、ステップS4でランダムカウンタR3の取得値を外れリーチ値と比較する。そして、両者が同一であるときには外れリーチと判定し、ステップS5でランダムカウンタR2の取得値に基づいて外れリーチ図柄を設定する。この外れリーチ図柄は3列の特別図柄101の組合せ図柄を称するものであり、具体的には左列および右列が同一で中列が相違する数字からなるものである。
メイン制御装置79はランダムカウンタR3の取得値と外れリーチ値とが相違していることを検出すると、完全外れと判定し、ステップS6でランダムカウンタR2の取得値に基づいて完全外れ図柄を設定する。この完全外れ図柄は3列の特別図柄101の組合せ図柄を称するものであり、具体的には左列および右列が相違する数字からなるものである。
メイン制御装置79は大当り図柄,外れリーチ図柄,完全外れ図柄を設定すると、ステップS7でランダムカウンタR4の取得値に基いて変動パターンを設定する。この変動パターンは特別図柄遊技の演出内容を示すパラメータとして機能するものであり、大当りの判定時には大当り用の複数の変動パターンの中からランダムカウンタR4に応じたものが選択され、外れリーチの判定時および完全外れの判定時には外れリーチ用の複数の変動パターンおよび完全外れ用の複数の変動パターンの中からランダムカウンタR4に応じたものが選択される。
メイン制御装置79はステップS7で変動パターンを設定すると、ステップS8で変動開始コマンド・特別図柄の設定結果・変動パターンの設定結果を表示制御装置35に出力する。すると、表示制御装置35は変動開始コマンド・特別図柄の設定結果・変動パターンの設定結果を検出し、スピーカ制御装置67およびLED制御装置69に変動開始コマンド・変動パターンの設定結果を出力する。
表示制御装置35は変動開始コマンドおよび変動パターンの設定結果を検出すると、変動パターンの設定結果に基いて駆動パターンを設定する。この駆動パターンは液晶表示器28およびハンマーモータ39の制御内容を示すシーケンスデータからなるものであり、表示制御装置35は液晶表示器28およびハンマーモータ39を駆動パターンに基いて駆動制御することで特別図柄遊技を実行する。以下、液晶表示器28およびハンマーモータ39の制御内容の一例について説明する。
<大当りの判定時>
表示制御装置35は特別図柄表示領域31内の3列の特別図柄101および演出表示領域32内の3列の装飾図柄102を同時に変動開始する。この変動とは3列の特別図柄101および3列の装飾図柄102が設定順序で変化することを称するものであり、表示制御装置35は3列の特別図柄101および3列の装飾図柄102の変動開始から設定時間が経過したことを検出したときには左列の特別図柄101および左列の装飾図柄102・右列の特別図柄101および右列の装飾図柄102をメイン制御装置79からの図柄設定結果で変動停止させる。この大当りの判定時には左列・中列・右列が同一の大当り図柄が設定されており、左列および右列の変動停止時には左列および右列に同一図柄が並ぶことでリーチが発生する。
表示制御装置35はリーチを発生させると、図11に示すように、演出表示領域32内に「ハンマーチャンス!!」の装飾図柄102を表示する。そして、図12に示すように、図柄表示領域32内に「ハンマーを持ったモグラ」の装飾図柄102・「3個のモグラ穴」の装飾図柄102・「矢印」の装飾図柄102を出現させ、「矢印」の装飾図柄102を「左列のモグラ穴」の装飾図柄102→「中列のモグラ穴」の装飾図柄102→「右列のモグラ穴」の装飾図柄102→「左列のモグラ穴」の装飾図柄102・・の順序で循環的に移動させる。このとき、右スイッチ9からの出力信号の有無を検出する検出処理を行うことに基いて右スイッチ9をソフトウェア的に有効化し、図13に示すように、「右スイッチを操作しようとしているモグラ」の装飾図柄102を表示することで遊技者に右スイッチ9の操作を促す。
表示制御装置35は右スイッチ9が有効に操作されたことを検出すると、「矢印」の装飾図柄102を右スイッチ9の操作タイミングに応じた位置で静止させ、遊技者に「モグラ穴」の装飾図柄102の選択結果を報知する。そして、遊技者が選択した「モグラ穴」の装飾図柄102から「モグラ」の装飾図柄を出現させる。このとき、左スイッチ8からの出力信号の有無を検出する検出処理を行い、左スイッチ8をソフトウェア的に有効化する。
表示制御装置35は左スイッチ8が有効状態で操作されたことを検出したときにはハンマーモータ39を駆動し、ハンマー36を待機状態から殴打状態を経て待機状態に回動操作する。このとき、「モグラ」の装飾図柄を「モグラ穴」の装飾図柄102内に潜らせ、遊技者が1回目のモグラ叩きゲームに成功したことを表示する。
表示制御装置35は1回目のモグラ叩きゲームで「モグラ」の装飾図柄を「モグラ穴」の装飾図柄102内に潜らせると、図14に示すように、演出表示領域32内に「もう一回!」の装飾図柄102を表示し、2回目のモグラ叩きゲームを行う。この2回目のモグラ叩きゲームでは遊技者が選択した「モグラ穴」の装飾図柄102から「モグラ」の装飾図柄を出現させ、左スイッチ8の有効操作に基いて「モグラ」の装飾図柄を「モグラ穴」の装飾図柄102内に潜らせることで2回目のモグラ叩きゲームを成功の結果で終える。
表示制御装置35は2回目のモグラ叩きゲームで「モグラ」の装飾図柄を「モグラ穴」の装飾図柄102内に潜らせると、演出表示領域32内に「もう一回!」の装飾図柄102を再び表示し、3回目のモグラ叩きゲームを行う。この3回目のモグラ叩きゲームでは遊技者が選択した「モグラ穴」の装飾図柄102内から「モグラ」の装飾図柄を出現させ、左スイッチ8の有効操作に基いて「モグラ」の装飾図柄を「モグラ穴」の装飾図柄102内に潜らせることで3回目のモグラ叩きゲームを成功の結果で終える。即ち、大当りの判定時には3回のモグラ叩きゲームが全て成功する。
表示制御装置35は、図12に示すように、メイン領域29内に「ハンマーを持ったモグラ」の装飾図柄102を表示することに連動してサブ領域30内に「モグラ」の装飾図柄100および「宝物」の装飾図柄100を上下に間隔をあけて表示する。そして、1回目のモグラ叩きゲームの成功および2回目のモグラ叩きゲームの成功に連動して「モグラ」の装飾図柄100の表示位置を「宝物」の装飾図柄100に近付け、3回目のモグラ叩きゲームが成功することに連動して「モグラ」の装飾図柄100を「宝物」の装飾図柄100に重ね、全てのモグラ叩きゲームに成功したことを遊技者に報知する。
表示制御装置35は1回目のモグラ叩きゲームの成功および2回目のモグラ叩きゲームの成功に連動して特別図柄表示領域31内の中列の特別図柄101および演出表示領域1102内の中列の装飾図柄102を変動させる。そして、中列の特別図柄101および中列の装飾図柄102を左列の停止図柄(=右列の停止図柄)に近づけ、3回目のモグラ叩きゲームが成功することに連動して左列の停止図柄(=右列の停止図柄)と同一図柄で変動停止させる。尚、図12および図13の「↓」は中列の特別図柄101・中列の装飾図柄102が変動していることを示している。
<外れリーチの判定時>
表示制御装置35は1回目のモグラ叩きゲームおよび2回目のモグラ叩きゲームを成功の結果で終了させ、3回目のモグラ叩きゲームを失敗の結果で終了させる。具体的には3回目のモグラ叩きゲームでは遊技者の選択結果と異なる「モグラ穴」の装飾図柄102から「モグラ」の装飾図柄を出現させ、左スイッチ8の有効操作に基いてハンマー36を待機状態から殴打状態を経て待機状態に回動操作しても「モグラ」の装飾図柄を「モグラ穴」の装飾図柄102内に潜らせない。この場合にはサブ領域30内の「モグラ」の装飾図柄100を「宝物」の装飾図柄100の手間で静止させ、中列の特別図柄101および中列の装飾図柄102を左列の停止図柄(=右列の停止図柄)と異なるもので変動停止させる。
スピーカ制御装置67は変動開始コマンドおよび変動パターンを検出すると、変動パターンに基いてスピーカ6の駆動パターンを設定する。この駆動パターンはスピーカ6の制御内容を示すシーケンスデータからなるものであり、スピーカ制御装置67はスピーカ6を駆動パターンに基いて駆動制御することでスピーカ6を液晶表示器28の表示内容に連動して鳴動させ、液晶表示器28の表示内容を音的に演出する。例えば「ハンマーチャンス!!」の装飾図柄102の表示タイミングに連動してスピーカ6から「ハンマーチャンス」の音声を出力し、モグラ叩きゲームに成功することに連動して「おめでとう」の音声を出力し、モグラ叩きゲームに失敗することに連動して「残念」の音声を出力する。
LED制御装置69は変動開始コマンドおよび変動パターンを検出すると、変動パターンに基いてLED24の駆動パターンを設定する。この駆動パターンはLED24の制御内容を示すシーケンスデータからなるものであり、LED制御装置69はLED24を駆動パターンに基いて駆動制御することでLED24を液晶表示器28の表示内容に連動して発光させ、液晶表示器28の表示内容を光的に演出する。例えば各回のモグラ叩きゲームの開始に連動してLED24の点滅を開始し、各回のモグラ叩きゲームの終了に連動してLED24の点滅を終える。
メイン制御装置79は大当りの判定時には3列の特別図柄101および3列の装飾図柄102が大当りの組合せで変動停止した時点で大入賞口ソレノイド51をオンし、大入賞口を開放することに基いて大入賞口内にパチンコ球が入賞することを許容する遊技者に有利な状態を発生させる。
メイン制御装置79は大入賞口を開放すると、カウントセンサ52からのカウント信号に基づいてパチンコ球の大入賞口に対する入賞個数を計測する。そして、パチンコ球の入賞個数が上限値に達することに基いて大入賞口ソレノイド51をオフし、大入賞口を閉鎖する。この大入賞口の開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、設定回数だけ繰返される。この大当りラウンドの繰返しを大当り遊技と称する。
表示制御装置35は大当り遊技中には大当りラウンド毎にモグラ叩きゲームを行う。具体的には、図15に示すように、サブ領域30内に「モグラ」の装飾図柄100を瞬間的に出現させ、左スイッチ8が操作されたときにはハンマ−36を待機状態から殴打状態を経て待機状態に回動操作する。この左スイッチ8の操作タイミングが適性であるときには遊技者から見てハンマ−36が「モグラ」の装飾図柄100に当り、「モグラ」の装飾図柄100がダウンする様子が表示される。また、左スイッチ8の操作タイミングが不適切であるときには「モグラ」の装飾図柄100の出現前にハンマ−36が殴打状態になったり、「モグラ」の装飾図柄100の消滅後にハンマ−36が殴打状態になり、「モグラ」の装飾図柄100がダウンしない。このモグラ叩きゲームの開始時にはメイン領域29内に「1回だけだからよーくねらって。左ボタンでハンマーをうごかしてね。」の装飾図柄102・「左スイッチを操作するモグラ」の装飾図柄102が表示され、遊技者に左スイッチ8の操作が促される。
各回のモグラ叩きゲームには大当りラウンド数に応じた倍率が設定されており、表示制御装置35はサブ領域30内に倍率の装飾図柄100を表示する。そして、左スイッチ8の操作タイミングが適切であるときにはモグラ叩きゲームに成功したと判断し、現在の得点に表示倍率を積算することに基いて現在の得点を更新する。例えば3ラウンド目のモグラ叩きゲームには倍率Nとして「4」が設定されており、3ラウンド目のモグラ叩きゲームに成功したときには現在の得点Xに「4」を乗じ、現在の得点を4Xに更新する。尚、1ラウンド目の開始時には得点Xとして「100点」が設定されており、1ラウンド目のモグラ叩きゲームに成功したときには「100点」に表示倍率Nを乗じ、現在の得点を100Nに更新する。
表示制御装置35は大当り遊技中には現在の得点Xの装飾図柄102をメイン領域29内の上部に表示する。また、表示制御装置35は得点の集計機能を有しており、大当り遊技終了時には今回の得点を過去の得点と比較し、得点を高い順に一覧表示する。
上記実施例によれば次の効果を奏する。
中継基板57および音ランプ基板65を前後方向に重なる階層状態に配置した。このため、音ランプ基板65から中継基板57を通してスピーカ6に至る配線および音ランプ基板65から中継基板57を通してLED24に至る配線が短くなるので、両配線にノイズが侵入し難くなる。しかも、遊技盤16の後面側の邪魔な拡がり小さくなるので、遊技盤16の交換作業を行い易くなる。さらに、中継基板57が遊技盤16と音ランプ基板65との間に配置されるので、中継基板57を不正改造することが困難になる。
制御基板ケース61を裏樋53に左制御基板台58を介して取付けることに基いて左制御基板台58の挟持部59と裏樋53との間で中継基板57を挟持した。このため、中継基板57および音ランプ基板65が裏樋53に一挙に固定されるので、中継基板57および音ランプ基板65の組付作業性が向上する。
制御基板ケース61と中継基板57との間隔寸法Wを対のコネクタ64の抜差しストロークに比べて小さく設定した。このため、対のコネクタ64をコネクタ63から取外したりコネクタ63に取付けることが困難になるので、対のコネクタ64が不正改造・不正交換されることが防止される。
上記実施例においては、中継基板57を音ランプ基板65の前方に重ねて配置したが、これに限定されるものではなく、例えば中継基板57を音ランプ基板65の後方に重ねて配置しても良い。
上記実施例においては、中継基板57の全てを音ランプ基板65の前方に重ねたが、これに限定されるものではなく、例えば中継基板57の一部を音ランプ基板65の前方に重ねても良い。
上記実施例においては、制御基板として音ランプ基板65を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば表示制御基板・メイン基板・払出基板であっても良い。
本発明の一実施例を示す図(aは遊技盤をセンタカバー等の除去状態で示す後面図、bは矢印X1視図、cはX2部を拡大して示す図) 遊技盤をセンタカバーおよび制御基板ケース等の除去状態で示す図(aは後面図、bはX線に沿う断面図) 全体構成を示す前面図 全体構成を示す後面図 遊技盤を示す前面図 液晶表示器ユニットを示す図(aは前面図,bは矢印X1視図、cは矢印X2視図、dは斜視図) 液晶表示器ユニットをハンマーカバーの除去状態で示す前面図(aはハンマーの待機状態を示す図、bはハンマーの殴打状態を示す図) 電気的構成を示すブロック図 メイン制御装置の制御内容を示すフローチャート 液晶表示器ユニットの表示内容を示す図 液晶表示器ユニットの表示内容を示す図 液晶表示器ユニットの表示内容を示す図 液晶表示器ユニットの表示内容を示す図 液晶表示器ユニットの表示内容を示す図 液晶表示器ユニットの表示内容を示す図
符号の説明
6はスピーカ(電気部品)、16は遊技盤、24はLED(電気部品)、41は始動口(入賞口)、44は左入賞口(入賞口)、46は右入賞口(入賞口)、53は裏樋(樋部材)、57は中継基板、58は左制御基板台(制御基板台)、59は挟持部、61は制御基板ケース、63はコネクタ、64は対のコネクタ、65は音ランプ基板(制御基板)を示している。

Claims (3)

  1. 遊技盤の後方に設けられ、遊技盤の入賞口に入賞したパチンコ球を排出通路に排出する樋部材と、
    前記樋部材の後方に設けられた中継基板と、
    前記樋部材の後方に設けられ、前記中継基板を介して電気部品が接続された制御基板とを備え、
    前記中継基板および前記制御基板は、少なくとも一部が前後方向に重なるように配置されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御基板を前記樋部材に取付ける制御基板台を備え、
    前記制御基板台には、前記樋部材との間で前記中継基板を挟持する挟持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記中継基板に搭載されたコネクタと、
    前記制御基板が収納された制御基板ケースとを備え、
    前記制御基板ケースと前記中継基板との間隔寸法は、前記コネクタに対して対のコネクタを着脱するのに必要な操作ストロークに比べて小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の遊技機。

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