JP2005039441A - 情報処理装置の動作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】認証番号読取部114により認証媒体300から読み取った認証番号により、該認証媒体300の過去の読み取り履歴を記憶部113または通信回線を介して接続されたサーバ200から読み出して、該認証媒体300の当該情報処理装置110における読み取り回数を計数し、前記読み取り回数に対応する所定の情報を前記表示部111に表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、認証番号を備えた認証媒体により認証を行いつつ簡単な操作を実現する情報処理装置の動作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のネットワーク技術の発展により、街頭などに誰でも利用できる情報収集装置が設置されようとしている。これら街頭端末と呼ばれる情報収集装置は、個人認証を行なって多様な情報を収集することができる。
【0003】
しかし、これら情報収集装置は、タッチパネルを主体に操作することができるが、カード挿入口やテンキーなどの入力機器があり、多様な人から多様な使われ方をされるため、壊れ易いという課題を備えている。
【0004】
また、商取り引きにおいては、広告を持ってくると割引するセールス方法がある。最近は、このセールスを電子化して、カードを介して買い物などを行なったりすると、ポイントが加算されることがしばしば見られる。
【0005】
従来技術では、自動機でカードで認証を行なって、取得した割引が得られるものが提案されている。
【公知文献1】特開平10−240971号
【公知文献2】特開2002−312578号
【発明が解決しようとする課題】
公共の場で不特定多数の人が取り扱う情報機器は、操作が簡単で壊れにくいことが求められる。
【0006】
本発明の目的は、操作が簡単で壊れにくく、さらに、カードの認証機能により、そのカードを持った人に適切な情報を提供可能な情報処理装置の動作方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、認証番号を備えた認証媒体の認証回数をカウントし、このカウント数に対応して所定の情報を提供する。
【0008】
その代表的な手段は、記憶部と、制御部と、表示部と、認証媒体から認証番号を取得する認証番号読取部とを備えた情報処理装置の前記制御部が、前記認証番号読取部により認証媒体から読み取った認証番号により、前記認証媒体の過去の読み取り履歴を前記記憶部または通信回線を介して接続されたサーバから読み出して、前記認証媒体の当該情報処理装置における読み取り回数を計数し、前記読み取り回数に対応する情報を前記表示部に表示する情報処理装置の動作方法である。
【0009】
また、他の手段は、記憶部と、制御部と、表示部と、認証媒体から認証番号を取得する認証番号読取部とを備えた情報処理装置の前記制御部が、前記認証番号読取部により読み取った認証媒体の認証番号により、前記認証媒体の過去のアクセス履歴を通信回線を介して接続されたサーバから読み出して、当該情報処理装置が設置される施設に関する情報への前記認証媒体によるアクセスの有無を検出し、前記アクセスの有無に応じた情報を前記表示部に表示する情報処理装置の動作方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1から図6を参照して、この発明に係るポイント付与システムを詳細に説明する。ここで、図1は、このポイント付与システムのシステム構成図、図2は街頭端末の外観図、図3は顧客データベースのデータ構成図、図4は街頭端末の画面例を示す説明図、図5は街頭端末の動作フロー図、図6はショップ端末の動作フロー図である。
【0011】
先ず、図1を参照して、この実施の形態に係るポイント付与システムの概略構成を説明する。このシステムは、商店街10の最寄りの駅などに設置される仮想ストリートセンタ100と、この仮想ストリートセンタ100に広告情報を提供している複数の店舗AからFにそれぞれ設置されるショップ端末130と、この複数のショップ端末130と前記仮想ストリートセンタ100とをネットワーク20で結んで各種の情報を提供する情報提供会社200と、利用者が保持する認証媒体300とから構成される。
【0012】
前記仮想ストリートセンタ100は、複数の街頭端末110が並べて設置され、各街頭端末110の端末表示部111に各端末に割り当てられた店舗の広告情報を連続して表示することで仮想の商店街10を構成する。例えば、この実施の形態では、図面最上部に説明用に図示した商店街10のように、商店街10を3つのエリア11に分割し、各エリア11に1台の街頭端末110を割り当てている。この商店街10の例では、3つの店舗A、B、Cを有する第1エリアを第1街頭端末に割り当て、同様に、2つの店舗を有する第2エリアを第2街頭端末に、1つの店舗を有する第3のエリアを第3街頭端末にそれぞれ割り当てる。ここで、この事例では、説明を簡単にするために、3つのエリア11とこれに対応する3つの街頭端末110で説明してるが、これに限定されるものではなく、1または2個のエリアや、更に多くのエリアで構成してもよい。また、各エリアが担当する店舗12も更に多くのものを担当するようにしてもよい。
【0013】
前記街頭端末110は、各種の情報を表示する端末表示部111と、この街頭端末110を統括的に制御する端末制御部112と、担当する店舗12の広告情報やこの街頭端末110を利用する利用者のカウント情報を格納する端末記憶部113と、前記認証媒体300から認証情報を取得する端末読取部と、他の機器と通信回線で接続する端末通信部115とを備えている。これら複数の街頭端末110は、ネットワーク116に接続され、更にルータ117を介してネットワーク20に接続される。
【0014】
各店舗12に設置されるショップ端末130は、前記街頭端末110と同様な装置構成を備えている。即ち、このショップ端末130は、各種の情報を表示するショップ表示部131と、このショップ端末130を統括的に制御するショップ制御部132と、利用者のカウント情報に基づいて前記ショップ表示部131に表示する画面情報を格納するショップ記憶部133と、前記認証媒体300から認証情報を取得するショップ読取部134と、他の機器と通信回線で接続するショップ通信部135とを備えている。このショップ端末130は、前記ショップ通信部135を介してネットワーク20に接続される。
【0015】
前記情報提供会社200は、ネットワーク20上に情報提供サイトを開設し、ネットワーク20を介して前記街頭端末110とショップ端末130に各種の情報を提供する。この実施の形態では、情報提供会社200を1または複数のサーバで構成し、この情報提供サイトを統括制御するホスト制御部201と、顧客DBを格納するホスト記憶部202を備えている。
【0016】
前記認証媒体300は、利用者の認証情報を格納する記憶部302と、前記街頭端末110の端末読取部114または前記ショップ端末130のショップ読取部134に対して、前記記憶部302に格納された認証情報を送信する通信部301とを備えている。この実施の形態では、例えば、前記認証媒体300をカード形状に形成し、このカード内に設けられる記憶部302をミューチップと呼ばれるとICチップで構成し、通信部301をアンテナで構成する。そして、認証媒体300は、前記端末読取部114やショップ読取部134から電源電圧や読取指令などを受信することによって、前記ICチップ内に格納された固有の番号を前記端末読取部114やショップ読取部134に送信するものを採用する。
【0017】
この実施の形態では、前記ミューチップと呼ばれるものに限定するものではない。例えば、前記端末読取部114やショップ読取部134に対して前記認証媒体300を接触させる程度の通信距離で、かつ前記認証媒体300に対して電源電圧や読取指令を送ることで記憶部302内に格納された認証番号となり得る固有の番号を取得可能なものであればよい。したがって、前記認証媒体300の外観も、カード型に限定されるものではなく、携帯可能であればよい。また、認証番号を備えた携帯電話などで代用しても良い。
【0018】
更に、前記認証媒体300をバーコードで固有の認証番号を付加したカードや、磁気テープに固有の認証番号を記録したカードでもよい。このような認証媒体300では、前記端末読取部114やショップ読取部134を挿入式のカード読み取り装置を採用する。
【0019】
このように、この実施の形態によれば、利用者は街頭端末に表示される広告情報を見ることで、仮想商店街を歩いているように情報を取得することができる。この特定の商店街を分割する各エリアと、そのエリアで紹介される店舗数は広告料などで適宜設定し、同様に、その表示する順番は広告料などであらかじめ設定する。そして、この実施の形態の大きな特徴は、前記広告情報を表示させる指示を、認証媒体300が端末読取部114またはショップ読取部134に接触した回数で決定される。
【0020】
したがって、このシステムによれば、利用者が認証媒体300を前記街頭端末110の端末読取部114に触れるだけの簡単な操作で、前記街頭端末110から店舗情報を取得することができる。しかも、このシステムでは、新たな操作を行うことなく、触れた回数に応じて画面を切り替えて新たな情報を取得することができる。
【0021】
そして、このシステムの特徴は、認証媒体300から取得する認証情報に基づいて、利用者のアクセス履歴を記憶することができる。したがって、例えば、店舗A、B、Cの情報を取得可能な前記第1街頭端末の場合、店舗Aのみ閲覧した利用者は、間に他の利用者がこの第1街頭端末を使用したとしても、引き続いて店舗Bから閲覧することができるので、最初から情報を見直す必要がない。
【0022】
また、このシステムの更なる特徴は、前記認証機能を利用して、利用者は、前記広告情報に付加された付加情報を街頭端末110から取得することができる。このシステムでは、広告情報を取得した利用者に特典ポイントが加算され、この情報は情報提供会社200で管理される。したがって、特典を取得した利用者が、この特典を行う店舗に設置されるショップ端末130のショップ読取部134に認証媒体300を触れる操作で、この利用者が特典を与えるべき利用者であるか否かを識別することができる。
【0023】
つまり、この実施の形態に係るポイント付与システムによれば、街頭端末110の端末制御部112が、前記端末読取部114で読み取った認証媒体300の認証番号により、この認証媒体300の過去の読み取り履歴を前記端末記憶部113または通信回線を介して接続された情報提供会社200のホスト記憶部202から読み出して、この認証媒体300の当該街頭端末110における読み取り回数を計数し、前記読み取り回数に対応する情報を前記端末表示部111に表示することができる。
【0024】
この実施の形態では、各街頭端末110が自身にアクセスした識別媒体300の情報を管理し、その情報を前記情報提供会社200に随時または定期的に送信して、ホスト記憶部202に格納される顧客DBを更新する。もちろん、全てのアクセス情報を情報提供会社200で管理してもよい。
【0025】
また、ショップ制御部130は、前記端末読取部により読み取った認証媒体300の認証番号により、この認証媒体300の過去のアクセス履歴を通信回線を介して接続された情報提供会社200のホスト記憶部202から読み出して、当該ショップ端末130が設置される施設に関する情報への該認証媒体300によるアクセスの有無を検出し、前記アクセスの有無応じた情報を前記ショップ表示部131に表示することができる。
【0026】
更に、情報提供会社200のホスト制御部201は、前記認証媒体300が前記街頭端末110またはショプ端末130にアクセスした回数に関する履歴情報の書き込み更新を受け付けるとともに、この認証番号に関する前記街頭端末110またはショプ端末130からアクセス回数の照会を受け付けて、前記読み取り回数に対応する情報を前記街頭端末110またはショプ端末130に提供し、この情報を各端末の各表示部111、131に表示することができる。
【0027】
図2において、この実施の形態では、街頭端末110を図2のように仮想ストリートセンタ100に並べて設置する。1つの街頭端末110は、商店街のエリアを示すタイトル表示部151と、その下部に配置される端末表示部111のメイン表示エリア152と、その下部の設けられる商店街の地図表示エリア153と、接触窓154を備え、これら街頭端末110が左右方向に連続的に設置されている。
【0028】
即ち、この実施の形態では、地図表示エリア153に商店街の地図が示され、この地図に示された複数のエリアの1つのエリアのタイトルがタイトル表示部151に示されている。そして、使用者は、前記認証媒体300を前記接触窓154に接触させることで、その回数に対応して、前記メイン表示エリア152に、この街頭端末110に割り当てられた店舗の広告情報が順次表示される。
【0029】
したがって、この街頭端末110では、操作機構が外観に露出していないので、全体を堅牢な構造とすることができる。また、利用者は、商店街の地図に沿って配置される街頭端末110の所定の1台の前に立って、前記地図表示エリア153と、タイトル表示部151で希望するエリアであることを確認し、前記認証媒体300を前記接触窓154に接触させる単純な操作で希望する広告情報を取得することができる。
【0030】
前記したように、このシステムでは、この仮想ストリートセンタ100を利用する利用客に対して、特典を与えるサービスを行うことができる。即ち、この仮想ストリートセンタ100で広告情報を取得した利用客に対して特典を与え、この特典を得た利用者が実際の店舗に設置されたショップ端末130に対して同様な接触操作を行うことで、特別なサービスを得るようしている。
【0031】
このシステムでは、前記ポイント付与システムを実現するために、図3に示すようなデータを街頭端末110や情報提供会社200に備えるようにする。
【0032】
図3において、(a)図は図1の左側の第1街頭端末が備える顧客データべースを示し、(b)図は図1の中央の第2街頭端末が備える顧客データベースを示し、(c)図は情報提供会社が備える顧客データベースを示している。
【0033】
この実施の形態では、このシステムに参加する利用客に対して、前記カード型の前記認証媒体300を配布する。したがって、このシステムでは情報提供会社200が、会員の氏名、住所、電話番号を会員のベース情報として顧客DBで管理する。そして、各会員に会員番号として、前記認証媒体300が固有に備える識別番号を割り当て、これを記録している。また、このシステムでは、一般会員や特別会員を区別するための種別情報を格納することができる。
【0034】
また、各街頭端末110は、各端末記憶部113に、各会員に対して、各街頭端末110が1サイクルとする接触回数を「総数」として、そのそれぞれの街頭端末110に対する会員の接触回数を「カウント」として記録する。
【0035】
また、端末制御部112は、前記広告情報を表示すると、この広告情報の店舗に対して特典ポイントを付与する。例えば、図3(a)において、会員番号001は、総数が3に対してカウント2、即ち、2回接触したことを示している。これにともなって、店舗A、Bの特典ポイントが付加されていることを示している。また会員番号001はランク1の会員であることを示している。また、会員番号001は、図3(b)に示すように、街頭端末002においても、総数が2に対してカウント2、即ち2回の接触で店舗C、Dの特典ポイントを備えている。
【0036】
さて、前記したように、この実施の形態では、街頭端末110ごとに割り当てられる店舗が異なっている。例えば、図3の(a)図に示す第1街頭端末は、3つの店舗A,B,Cの広告情報を表示する。この街頭端末110は、識別媒体300の最初の接触で図4(a)図に示すような店舗Aの広告を表示し、2回目の接触で図4(b)図に示すような店舗Bの広告情報を表示し、3回目の接触で図4(c)図に示すような店舗Cの広告を表示し、これを1サイクルとして、4回目の接触では最初の店舗Aの広告を表示する。同様に、図3(b)図に示す第2街頭端末は2つの店舗が割り当てられているので、2回の接触を1サイクルに設定する。
【0037】
この動作フローを図5を参照して更に説明する。図5において、先ず、街頭端末110の端末制御部112は、電源がONされると初期画面を表示し(ステップ400)常に、端末読取部114に識別媒体300がアクセスしたかを監視している(ステップ401)。この初期画面は、端末記憶部113に格納された広告情報を順次表示しても良いし、商店街または当該エリアの地図情報、あるいは、接触操作を促す案内を表示するようにしてもよい。
【0038】
端末制御部112は端末読取部114で認証番号が読み取られると(ステップ403)、この認証番号と端末記憶部113に格納された顧客DBを検索する。この顧客DBに該当する認証番号が抽出されると、当該顧客DBのカウントに記録されたベース数値に「1」を加算し(ステップ405)、そのカウント数値が「総数」より大きいか否かを判定する(ステップ407)。ここで、カウント数値が「総数」より大きい場合とは、ベース数値、即ち、前回のカウントが「総数(この実施例においては3)」に等しい場合である。この判定で、カウント数値が総数より大きければ設定カウントを1に設定し(ステップ413)、最初の店舗広告である図4(a)図の広告を表示するとともに店舗Aのポイント欄に特典ポイントを記録する(ステップ414)。
【0039】
一方、ステップ407において、カウント数値が総数を越えない場合、カウントが2であるかを判定し(ステップ409)、更にカウントが3であるかを判定する(ステップ411)。
ステップ409でカウントが2であれば図4(b)図に示す2番目の順位である店舗Bの広告情報を表示するとともに、この店舗の特典ポイントを記録し(ステップ415)、ステップ411でカウントが3であれば、図4(c)図に示す3番目の順位である店舗Cの広告情報を表示するとともに、この店舗の特典ポイントを記録する(ステップ416)。
【0040】
そして、端末制御部112は、各顧客端末110の端末表示部111に広告情報が表示されると、所定時間をカウントし、その所定時間が経過するとステップ400へ移行させる。
【0041】
ここでは、表示する情報の種類が3種類、即ち「総数」が3の場合につき説明したが、「総数」は3に限られるものではなく、他の数値でも可能である。
【0042】
一方、情報提供会社200の顧客DBは、会員番号に対して、前記各街頭端末110の総数とカウントを記録するとともに、特典ポイントの有無を格納している。そして、ホスト制御部201がショップ端末130からの特定の会員番号の照会があると、前記顧客番号に対応するアクセス履歴または特典ポイントを参照して、その情報を前記ショップ端末130に回答することができる。
【0043】
これを図6を参照して、更に詳細に説明する。図6はショップ端末130の動作フロー図である。図において、先ず、ショップ端末130のショップ制御部132は、電源がONされると初期画面を表示し(ステップ450)常に、ショップ読取部114に識別媒体300がアクセスしたかを監視している(ステップ451)。この初期画面は、ショップ記憶部133に格納されたこの店舗の紹介情報を順次表示しても良いし、商品の宣伝情報でも良いし、あるいは、接触操作を促す案内を表示するようにしてもよい。
【0044】
ショップ制御部132はショップ読取部134で認証番号が読み取られると(ステップ453)、この認証番号を情報提供会社200に照会する(ステップ455)。ショップ制御部132は、情報提供会社200から、前記認証番号に関する特典ポイント情報や会員の種別情報を取得すると(ステップ457)、その取得した情報に対応して、前記ショップ記憶部133に格納した情報を表示する。
【0045】
例えば、この実施の形態では、図4(d)図に示すように、特典ポイントがない場合、「いらっしゃいませ、ゆっくりご覧下さい」と案内を促すとともに、「次回来店時に特典が得られる」案内を表示する。この場合、特典ポイントを加算するように情報提供会社200の顧客DBを更新依頼する(ステップ461)。
【0046】
また、例えば、図4(e)図に示すように、特典ポイントを備えた利用客である場合、特典の内容を案内するようにする。この場合、種別情報により、図4(f)図に示すように、特典の内容を変更して案内しても良い。
【0047】
また、ショップ制御部132は、特典ポイントに対応した情報を表示すると、この表示時間をカウントし、所定時間を経過すると(ステップ463)、初期画面を表示する(ステップ450)
このポイント付与システムは、前記仮想ストリートセンタの利用に限定したものではない。例えば、このシステムでは、利用客は、ショッピングセンターやテーマパーク等で配布される認証番号のついたカードなどを情報機器の読取部にかざしたり挿入したりすることで、利用客の認証番号を読み取らせる。これにより、カードを読み取った情報機器の制御部は、そのカードの過去の読み取り履歴からそのカードを読み取るのが何回目かを計数して読み取り回数に応じた情報を表示部に表示することができる。カードの読み取り履歴は通信回線を介して接続されるサーバーから読み出してきてもよい。例えば、その情報機器が3種類の情報を表示可能な場合、1回目の読み取りで店舗1の情報を、2回目の読み取りで店舗2のホームページを、3回目の情報で店舗3の店内レイアウトを、4回目の読み取りでは再び店舗1の情報に戻って表示するようにすることができる。
【0048】
また、このカードを使って店舗1〜3の情報を見た利用客が、1〜3のいずれかの店舗へ行き、店舗に備え付けられた情報処理装置のカードリーダーにカードを読み取らせると、情報処理装置の制御部は、サーバーからこのカードのアクセス履歴を読み出して、当該店舗の情報へのアクセスの有無を検出することができる。アクセスが有る場合にはクーポン券や割引サービスに関する情報が表示される。アクセス履歴のないカードが読み取られた場合には、当該店舗の案内情報が表示される。
【0049】
また、利用客が行う動作は、カードリーダーにカードをかざす等の、カードを読み取らせる動作の1種類である。認証番号のあるカードの読み取り・アクセス履歴から、そのカードに対して表示する情報を情報機器側で選択して表示するので、利用客はいつも同じ操作で、しかもカードリーダーにカードを読み取らせるだけの簡単な操作を行うことで、自分にあった情報を得ることができる。
【0050】
なお、前記顧客DBにおいては、前記認証媒体に割り当てられる識別番号に対応するカウント、総数、店舗特典等のアクセス記録が格納されていれば足り、利用客の氏名・住所・電話番号等の個人情報は必ずしも必要ではない。この構成によれば、利用客は会員登録する必要がなく、認証媒体となるカード等が配布されるとすぐにこのシステムを利用することができる。
【0051】
また、カードの種類は、ミューチップ、ICチップ、バーコードなど、認証可能なものであればよい。
【0052】
さらに、この実施の形態では、街頭端末110やショップ端末130に読取部を1個備えるようにしたが、これを複数個備えるようにしてもよい。例えば、「YES」「NO」の1対の読取部を備えて、この2つの接触の仕方でより多くの操作指示を行うようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、操作が簡単で壊れにくく、さらに、認証媒体の認証機能により、その認証媒体を持った人に適切な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るポイント付与システムのシステム構成図である。
【図2】この発明に係るポイント付与システムの街頭端末の外観図である。
【図3】この発明に係るポイント付与システムの顧客データベースのデータ構成図である。
【図4】この発明に係るポイント付与システムの街頭端末の画面例を示す説明図である。
【図5】この発明に係るポイント付与システムの街頭端末の動作フロー図である。
【図6】この発明に係るポイント付与システムのショップ端末の動作フロー図である。
【符号の説明】
10…商店街、11…エリア、20…ネットワーク、100…仮想ストリートセンタ、110…街頭端末、111…端末表示部、112…端末制御部、113…端末記憶部、114…端末読取部、115…端末通信部、116…ネットワーク、117…ルータ、130…ショップ端末、131…ショップ表示部、132…ショップ制御部、133…ショップ記憶部、134…ショップ読取部、135…ショップ通信部、200…情報提供会社、201…ホスト制御部、202…ホスト記憶部、300…認証媒体、301…通信部、302…記憶部。
Claims (2)
- 記憶部と、制御部と、表示部と、認証媒体から認証番号を取得する認証番号読取部とを備えた情報処理装置の動作方法において、
前記制御部は、
前記認証番号読取部により認証媒体から読み取った認証番号により、前記認証媒体の過去の読み取り履歴を前記記憶部または通信回線を介して接続されたサーバから読み出して、前記認証媒体の当該情報処理装置における読み取り回数を計数し、
前記読み取り回数に対応する情報を前記表示部に表示する
ことを特徴とする情報処理装置の動作方法。 - 記憶部と、制御部と、表示部と、認証媒体から認証番号を取得する認証番号読取部とを備えた情報処理装置の動作方法において、
前記制御部は、
前記認証番号読取部により読み取った認証媒体の認証番号により、前記認証媒体の過去のアクセス履歴を通信回線を介して接続されたサーバから読み出して、当該情報処理装置が設置される施設に関する情報への前記認証媒体によるアクセスの有無を検出し、
前記アクセスの有無に応じた情報を前記表示部に表示する
ことを特徴とする情報処理装置の動作方法。
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2003
- 2003-07-18 JP JP2003198849A patent/JP2005039441A/ja active Pending
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JP2014067366A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Nifty Corp | 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム |
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