JP2005039322A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パスワード等の入力を行うことなく、オプション機能の機能解除を可能とする。
【解決手段】複合機では、解除キーが装着されると、メンテナンスモードに移行し、解除キーに装置IDが記録されているか否かを確認し、装置IDが記録されていなければ、解除キーから機能情報を読み出して、機能解除を行うオプション機能を特定する(ステップ100〜106)。この後、特定したオプション機能が使用可能となるように機能解除を行うと共に、解除キーに自機の装置IDを書き込む(ステップ108、110)。これに対して、解除キーに装置IDが記録されているときには、エラー処理を行ってメンテナンスモードを終了する。したがって、パスワード等を入力することなく、適正に機能解除を行うことができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ、印字データなど応じた情報を記録紙に形成する印字装置などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印字装置、複写機などの画像形成装置(以下、印字装置とする)では、印字データ等の画像データに応じた情報を記録紙に形成して出力する。このような印字装置では、各種の印字機能を備えており、これらの印字機能を用いた印字処理が可能となっている。
【0003】
ところで、印字装置においては、印字機能の管理機能を備えており、利用制限が解除されている印字機能のみが利用できるようにしている。
【0004】
このような印字機能の管理方法としては、印字機能の利用制限を解除するユーザーのユーザー識別コードと、パスワードを予め登録して記憶手段に記憶しておき、印字装置を利用するときに、ユーザー識別コードとパスワードを入力することにより、機能制限を解除して、該当する印字機能が利用と可能となるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
また、印字機能を制限する方法としては、認証コードと共にユーザーIDを予め設定し、認証コードとユーザーIDを入力することによりユーザーを特定できたときに印字機能の制限を解除し、ユーザーを特定できないときには、印字機能を制限する提案もなされている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
一方、印字機能を利用するためには、その印字機能に応じた各種のパラメータの設定を行う必要があり、この設定操作を簡略化するために、各種のパラメータの設定情報をカードに記憶させておき、このカードをカードリーダーに装着することにより、印字機能の制限解除と共に、印字機能を利用するための各種のパラメータの設定を行うことができるようにした提案がなされている(例えば、特許文献3参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−306730号公報
【特許文献2】
特開平10−58796号公報
【特許文献3】
特開平10−308835号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、印字装置などの画像形成装置上での機能制限/解除の設定は、パスワードを入力することによりメンテナンスモードに入り、このメンテナンスモード上で行われるようになっており、これにより、サービスエンジニアなどの特定の操作者のみが印字機能の制限、解除を行うことができるようにしている。このために、パスワードを知ることができれば、任意に印字制限の解除等を行うことができてしまうという問題がある。
【0009】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、不正利用が可能となるパスワード等の入力を不要として、印字機能等の各種のオプション機能の的確な管理が可能となる画像形成装置を提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、画像処理機能を備え、該画像処理機能の制限及び解除が可能な画像形成装置であって、装置ごとに設定されている装置IDを記憶する記憶手段と、画像処理機能を特定する情報が記憶されると共に前記装置IDの記憶が可能なハードウェアモジュールを装着可能とする入出力ポートと、前記入出力ポートに装着された前記ハードウェアモジュールに装置IDが記録されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって装置IDが記録されていないと判定されたときに前記ハードウェアモジュールに記録されている機能情報に基づいた機能を使用可能とすると共に、前記記憶手段に記憶している装置IDを前記ハードウェアモジュールに記録するように制御する制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、少なくとも制限を解除する機能情報が記録され、機能解除を行った装置IDの記録が可能なハードウェアモジュールを用い、このハードウェアモジュールを入出力ポートに装着する。
【0012】
判定手段は、入出力ポートに装着されたハードウェアモジュールに装置IDが記録されているか否かを確認し、ハードウェアモジュールに装置IDが記録されていないときに、制御手段が、機能情報によって特定される機能の解除を行うと共に、機能解除を行った装置IDをハードウェアモジュールに記録する。
【0013】
これにより、キー操作などによるパスワード等の入力を行うことなく、機能解除を行うことができる。また、装置IDがハードウェアモジュールに記録されているときには、機能解除が行われないので、不正に機能解除がなされてしまうことがない。
【0014】
また、本発明は、前記ハードウェアモジュールに記憶されている装置IDと、前記記憶手段に記憶している装置IDが一致するか否かを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果が一致したときに前記ハードウェアモジュールに記録されている機能情報に基づいた機能の使用を停止する機能制限手段と、前記機能制限手段によって機能制限を行ったときに前記ハードウェアモジュールに記憶されている前記装置IDを消去する消去手段と、を含むものであっても良い。
【0015】
この発明によれば、ハードウェアモジュールに記録されている装置IDと、記憶手段に記憶されている装置IDを比較する。このとき、装置IDが一致すれば、機能解除がなされているので、機能制限を行う。これと共に、ハードウェアモジュールに記録されている該当装置IDを削除する。
【0016】
このような本発明においては、前記ハードウェアモジュールに、一つの機能情報に対して複数の装置IDの書込みが可能となっていてもよく、また、前記ハードウェアモジュールに、複数の機能に対する機能情報が書き込み可能であっても良い。
【0017】
これにより、ハードウェアモジュールを用いて、複数の機能に対する機能解除や、複数の装置に対する機能解除を行うことができるので、実質的なハードウェアモジュールの低コスト化が可能となる。
【0018】
また、本発明としては、予め設定されているパスワードを入力することにより機能制限/解除が可能な画像形成装置であって、装置ごとに設定されている装置IDを記憶する記憶手段と、画像処理機能を特定する情報が記憶されると共に前記装置IDの記憶が可能なハードウェアモジュールを装着可能とする入出力ポートと、前記入出力ポートに装着された前記ハードウェアモジュールに装置IDが記録されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって装置IDが記録されていないと判定されたときに前記ハードウェアモジュールに記録されている機能情報に基づいた機能を使用可能とする解除手段と、前記解除手段によって機能解除がなされたときに、前記記憶手段に記憶している装置IDを前記ハードウェアモジュールに記録する記録手段と、を含むものであっても良い。
【0019】
すなわち、本発明は、パスワードを入力することにより機能解除が可能となる画像形成装置に適用することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に、画像形成装置として適用した複合機10の概略構成を示している。この複合機10は、基本機能として複写装置、画像読み取り装置としての機能に加えて、ネットワーク接続された図示しない情報処理端末から入力される印字データ、画像データに用いた印刷処理を行うプリンタ機能、通信回線を介して画像データ等の送受信を行うファックス通信機能を備えている。
【0021】
この複合機10は、CPU12、ROM14及びRAM16等を備えた制御部18が設けられており、この制御部18では、ROM14に記憶されているプログラムに基づいて各種の処理を行う一般的構成となっている。
【0022】
また、複写機10には、スキャナ部20、画像出力部22、通信制御部24、ファックス通信部26、画像データを格納可能なHDD28及び画像処理部30が設けられている。
【0023】
通信制御部24は、ネットワークを介して接続されるパーソナルコンピュータ等の図示しない画像処理端末との間で、画像データ等の入出力を行う。また、ファックス通信部26は、電話回線等の通信回線を介して画像データ等の通信(入出力)を行う。
【0024】
スキャナ部20は、図示しない原稿等に記録されている画像を読み取って、この画像に応じた画像データを出力し、画像出力部22は、各種の画像データに応じた画像を記録紙に形成して出力する。
【0025】
画像処理部30は、スキャナ部20から入力される画像データに対して所定の処理を行うと共に、通信制御部24ないしファックス通信部26を介して入力される画像データに対して所定の処理を行う。
【0026】
画像出力部22は、画像処理部30で処理された画像データが入力されることにより、画像データに応じた画像を記録紙に形成して出力する。また、画像処理部30で処理された画像データは、通信制御部24を介して出力可能であると共に、ファックス通信部26を介しての出力(ファックス通信)が可能となっている。
【0027】
また、複合機10には、図示しないディスプレイと操作キーが設けられた操作入力/表示部32を備えており、操作キーの操作によって各種機能の設定等が可能となっている。
【0028】
これにより、複合機10では、印刷出力装置の機能、画像読み取り装置の機能、複写装置としての機能及びファクシミリ装置としての機能が形成された一般的構成となっている。
【0029】
ところで、複合機10には、装置を特定可能とする装置固有の装置IDが設定されており、この装置IDがROMや不揮発性メモリなどのメモリ34に格納されている。なお、本実施の形態では、装置IDを格納するメモリ34を設けているが、メモリ34を設けずに、装置IDを、ROM14に格納しておいてもよく、HDD28に格納しておいても良い。
【0030】
一方、本実施の形態に適用した複合機10は、例えば、画像出力部22から記録紙に画像を形成して出力するときなどに用いられるNアップ機能や、画像データのHDD28への一時記憶(格納)などの、画像出力部22に対する各種の機能(オプション機能)や、スキャナ部20で画像読み込みを行うときに使用可能なオプション機能、ファックス通信部26を用いてファックス通信等を行うときに使用可能な各種のオプション機能を備えている。
【0031】
また、複合機10には、サービスアクセス制御部36が設けられており、このサービスアクセス制御部36によって各種のオプション機能のそれぞれに対して、使用を可能とする制限解除及び使用不可能とする制限の設定が可能となっている。
【0032】
また、複合機10では、各種機能の制限及び制限解除の設定に、ハードウェアモジュールを用いるようにしており、このハードウェアモジュールとして解除キー40を用いられ、複合機10には、この解除キー40の装着に用いる入出力ポート(I/Oポート38)が設けられている。
【0033】
図2に示すように、解除キー40は、ケーシング42内にROM44と共に不揮発性メモリ(以下、NvRAM46とする)が設けられている。また、解除キー40は、複合機10のI/Oポート38(図1参照)への接続に用いるコネクタ48が設けられたハードウェアモジュールとなっている。
【0034】
この解除キー40のROM44には、解除を行うオプション機能を特定可能とする機能情報が記憶されている。また、NvRAM46には、複合機10を特定可能とする装置IDが記録可能となっている。
【0035】
なお、一例として解除キー40は、複合機10に設定されているオプション機能ごとに設けられており、そのオプション機能に対して、1台の複合機10の機能解除(認証)が可能となるようにしている。すなわち、一つのオプション機能に対する機能情報と、その機能情報に基づいて一つの装置IDの記憶が可能となっている。
【0036】
この解除キー40は、コネクタ48を、複合機10のI/Oポート38へ装着することにより、ROM44及びNvRAM46に記録されている情報の読み出し及びNvRAM46への情報(装置ID)の書込みなどが可能となる。
【0037】
一方、複合機10では、I/Oポート38に解除キー40が装着されたか否かを検出可能となっており、複合機10では、I/Oポート38に解除キー40が装着されたことを検出すると、所定のタイミングでメンテナンスモードに移行して、サービスアクセス制御部36が、解除キー40を用いたオプション機能の機能解除を行うようになっている。
【0038】
このときに、サービスアクセス制御部36は、先ず、解除キー40からNvRAM46に記憶されている装置IDを読み出す。このときに、NvRAM46に装置IDが書き込まれていないときには、次に、ROM44から機能情報を読み出し、この機能情報によって特定されるオプション機能に対して、使用制限を解除(認証)する。
【0039】
これと共に、サービスアクセス制御部36は、解除キー40のNvRAM46に、機能制限を解除した装置の装置ID、すなわち、メモリ34に記憶されている装置IDを書き込む。
【0040】
なお、サービスアクセス制御部36では、解除キー40に装置IDが書き込まれているときには、機能解除が実行できなかったことを示すエラー表示を、操作入力/表示部32の図示しないディスプレイに表示して、メンテナンスモードを終了する。
【0041】
ここで、図3を参照しながら、解除キー40を用いた機能制限の解除(認証)を説明する。この図3には、解除キー40を用いた複合機10に設けているサービスアクセス制御部36の処理の概略を示している。
【0042】
このフローチャートでは、最初のステップ100で、複合機10のI/Oポート38に装着された解除キー40が検出されたか否か、すなわち、複合機10のI/Oポート38に解除キー40が装着されたか否かを確認している。
【0043】
ここで、I/Oポート38に解除キー40が装着されると、ステップ100で肯定判定して、機能制限解除処理(機能解除処理)を実行する。この機能制限解除処理は、ステップ102で、解除キー40のNvRAM46に装置IDが記録されているか否かを確認する。
【0044】
ここで、解除キー40のNvRAM46に装置IDが書き込まれていないときには、ステップ102で否定判定して、ステップ104へ移行し、解除キー40のROM44に書き込まれている機能情報を読み出し、機能解除を行うオプション機能を特定する(ステップ106)。
【0045】
この後に、ステップ108では、特定したオプション機能を有効にするように設定する。すなわち、解除キー40に記録されている機能情報に基づいたオプション機能の使用制限が解除(機能解除)されるように設定する(認証設定)。
【0046】
これと共に、ステップ110では、メモリ34に記憶している自機の装置IDを読み出し、この装置IDを解除キー40のNvRAM46に書込み、メンテナンスモードを終了し、システムが準備完了状態となるようにする。
【0047】
このようにして、解除キー40を用いて機能解除を行うことにより、解除キー40をI/Oポート38から取り外した状態で、機能解除されたオプション機能の使用が可能となる。
【0048】
一方、I/Oポート38に装着した解除キー40のNvRAM46に、既に何れかの装置IDが書き込まれているときには、ステップ102で肯定判定して、ステップ112へ移行し、エラー処理を実行する。
【0049】
このときのエラー処理としては、例えば、解除キー40による機能解除が実行できなかったことを、図示しないディスプレイに表示する等して、解除キー40を用いた機能解除が実行できなかったことを明示する。
【0050】
このように、解除キー40を用いることにより、一つのオプション機能に対して1台の複合機10のみの機能解除を確実に行うことができる。これにより、希望するオプション機能に対する対価を支払うなどして解除キー40を入手することにより、該当するオプション機能のみを使用することができる。
【0051】
また、このような解除キー40を用いることにより、該当するオプション機能が複数の複合機10で利用されてしまうのを確実に防止することができる。
【0052】
なお、図3を用いた説明では、解除キー40のNvRAM46に装置IDが書き込まれているときには、エラー処理を行うようにしたが、これに限らず、例えば、装置IDが書き込まれているときに、該当する複合機10の機能制限を行うようにしても良い。
【0053】
すなわち、図4に示すように、NvRAM46に装置IDが書き込まれているためにステップ102で肯定判定されたときに、ステップ114へ移行し、解除キー40から装置IDを読み出す。また、ステップ116では、メモリ34に記憶している装置IDを読み出し、ステップ118で装置IDを比較する。
【0054】
これにより、装置IDが一致していないときには、ステップ120で否定判定してステップ122へ移行し、エラー処理を行う。このときのエラー処理としては、例えば、図示しないディスプレイに、「この解除キーでは、機能解除/制限はできません」などの表示を行うことができる。
【0055】
これに対して、装置IDが一致した時には、ステップ120で肯定判定してステップ124へ移行し、解除キー40に書き込まれている機能情報を読み出して、オプション機能を特定する(ステップ126)。
【0056】
次のステップ128では、該当するオプション機能に対して、そのオプション機能を使用できなくなるように機能制限を設定する。これと共に、ステップ130では、解除キー40のNvRAM46に記録されている装置IDを削除する。
【0057】
このようにして解除キー40を用い、複合機10の機能制限を行うことにより、機能解除を別の複合機10に移行することができ、一つの解除キー40(ライセンス)を用いた、効率的なオプション機能の利用が可能となる。
【0058】
一方、解除キー40では、一つの機能に対して1台の複合機10のみが機能解除されるようにしたが、一つのオプション機能に対して、予め設定された台数の複合機10の機能解除を行い得る。
【0059】
このときには、図5(A)に示す解除キーを用いることにより可能となる。この解除キー50のNvRAM52には、予め設定されている台数分の装置IDの書込みが可能となるようにすればよい。
【0060】
図6には、このような解除キー50を用いたオプション機能の機能解除処理(認証処理)の概略を示している。
【0061】
このフローチャートでは、ステップ102で、解除キー50のNvRAM52に装置IDが記憶されているか否かを確認し、装置IDが記録されているときには、ステップ102で肯定判定して、ステップ140へ移行し、記録されている装置ID及び記録可能な装置IDの数(複合機10の台数)を読み込む。
【0062】
次のステップ142では、メモリ34に記憶している自機の装置IDを読み出し、装置IDの比較を行い(ステップ144)、一致する装置IDがあるか否かを確認する(ステップ146)。
【0063】
ここで、一致する装置IDがあるときには、ステップ146で肯定判定してステップ112へ移行して所定のエラー処理を行う。また、このエラー処理に替えて、図4に示すステップ124〜ステップ130を実行して、該当するオプション機能に対する機能制限を行うようにしても良い。
【0064】
これに対して、一致する装置IDがないときには、ステップ146で否定判定して、ステップ148へ移行し、所定数(認証数)の装置IDが書き込まれているか否かを確認する。
【0065】
ここで、予め設定されている装置IDが書き込まれているときには、ステップ148で肯定判定してステップ112へ移行し、所定のエラー処理を行う。
【0066】
また、装置IDの数が予め設定されている数に満たないとき、すなわち、解除キー50を用いた機能解除を実行する複合機10の台数に余裕のあるときには、ステップ148で否定判定して、ステップ104へ移行することにより、該当する機能解除を実行する。
【0067】
また、図5(B)に解除キー60を用いることも可能である。この解除キー60は、複数のオプション機能の機能情報をROM62に記憶している。このような解除キー60を用いることにより、一つのハードウェアーモジュールで、1台の複合機10に対して複数のオプション機能の機能解除を行うことができる。
【0068】
さらに、図5(C)に示す解除キー70を用いることもできる。この解除キー70は、複数のオプション機能の機能情報を記憶したROM52と、それぞれの機能情報に対する装置IDの書込みが可能なNvRAM72が設けられている。このとき、NvRAM72は、一つの機能情報(オプション機能)に対して機能解除が設定れている台数分の装置IDが記録可能となっていれば良い。
【0069】
このような解除キー50、60、70等を用いることにより、機能解除に用いるハードウェアのコストを抑えることができる。
【0070】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、複合機10を例に説明したが、本発明が適用される画像形成装置は、これに限るものではなく、スキャナ部20、画像出力部22又はファックス通信部26などの画像データに対する入力又は出力を行う少なくとも一つのに入出力処理部と、画像処理部30を含み、入出力処理部の基本機能に加えてオプション機能を備えて画像処理装置であれば、任意の構成の画像処理装置に適用することができる。
【0071】
また、解除キー10、50、60、70等のハードウェアモジュールとしては、機能解除を行う機能情報に加えて、機能解除を行った画像形成装置を特定可能な装置IDを記憶して保持可能であれば、任意の構成を適用することができる。
【0072】
さらに、本発明が適用可能となる画像形成装置は、例えば、パスワード等を入力することにより、機能解除が可能となるものであってもよく、このときに、ハードウェアモジュールを用いることにより、パスワードを使用せずに、機能解除が可能となる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、機能解除を行う機能情報が記録されていると共に、装置IDの記録が可能なハードウェアモジュールを用いることにより、パスワード等を入力することなく、オプション機能の適正な機能解除が可能となる優れた効果が得られる。また、本発明では、オプション機能の機能制限を行ったときに、ハードウェアモジュールの装置IDを削除することにより、ハードウェアモジュールを用いた適正なオプション機能の使用管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した複合機の概略構成図である。
【図2】本実施の形態に適用した解除キーの概略構成図である。
【図3】解除キーを用いた機能解除処理の一例を示す流れ図である。
【図4】解除キーを用いた機能制限/解除処理の一例を示す流れ図である。
【図5】(A)乃至(C)のそれぞれは、本発明に適用可能な解除キーの概略構成図である。
【図6】図5(A)に示す解除キーを用いた機能解除処理の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 複合機(画像形成装置)
20 スキャナ部
22 画像出力部
24 通信制御部
26 ファックス通信部
30 画像処理部
34 メモリ(記憶手段)
36 サービスアクセス制御部(判定手段、制御手段、解除手段、記録手段)
38 I/Oポート(入出力ポート)
40、50、60、70 解除キー(ハードウェアモジュール)
44、62 ROM
46、52、72 NvRAM
48 コネクタ

Claims (5)

  1. 画像処理機能を備え、該画像処理機能の制限及び解除が可能な画像形成装置であって、
    装置ごとに設定されている装置IDを記憶する記憶手段と、
    画像処理機能を特定する情報が記憶されると共に前記装置IDの記憶が可能なハードウェアモジュールを装着可能とする入出力ポートと、
    前記入出力ポートに装着された前記ハードウェアモジュールに装置IDが記録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって装置IDが記録されていないと判定されたときに前記ハードウェアモジュールに記録されている機能情報に基づいた機能を使用可能とすると共に、前記記憶手段に記憶している装置IDを前記ハードウェアモジュールに記録するように制御する制御手段と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ハードウェアモジュールに記憶されている装置IDと、前記記憶手段に記憶している装置IDが一致するか否かを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果が一致したときに前記ハードウェアモジュールに記録されている機能情報に基づいた機能の使用を停止する機能制限手段と、
    前記機能制限手段によって機能制限を行ったときに前記ハードウェアモジュールに記憶されている前記装置IDを消去する消去手段と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ハードウェアモジュールに、一つの機能情報に対して複数の装置IDの書込みが可能となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ハードウェアモジュールに、複数の機能に対する機能情報が書き込み可能であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 予め設定されているパスワードを入力することにより機能制限/解除が可能な画像形成装置であって、
    装置ごとに設定されている装置IDを記憶する記憶手段と、
    画像処理機能を特定する情報が記憶されると共に前記装置IDの記憶が可能なハードウェアモジュールを装着可能とする入出力ポートと、
    前記入出力ポートに装着された前記ハードウェアモジュールに装置IDが記録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって装置IDが記録されていないと判定されたときに前記ハードウェアモジュールに記録されている機能情報に基づいた機能を使用可能とする解除手段と、
    前記解除手段によって機能解除がなされたときに、前記記憶手段に記憶している装置IDを前記ハードウェアモジュールに記録する記録手段と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
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