JP2005038794A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン送信器の置き場所に不自由することがなく且つ紛失を防ぐことができるとともに他の配線器具とのデザイン上の統一もとりやすいスイッチ装置を提供する。
【解決手段】スイッチ装置は、商用の交流電源と負荷との間に挿入されるスイッチ本体1と、スイッチ本体1が具備する操作スイッチSW1をオン・オフするハンドル20と、ハンドル20の前面に着脱自在に取り付けられ、ハンドル20から分離された状態で負荷をオン・オフするためのワイヤレス信号を送信するリモコン送信器40とで構成される。リモコン送信器40をハンドル20の前面に着脱自在に取り付けて収納するから、リモコン送信器40の置き場所に不自由することがなく、リモコン送信器40の紛失を防ぐことができる。しかも、スイッチ本体1の器体は施工面(壁面)に埋込配設されるから、埋込型の他の配線器具とのデザイン上の統一もとりやすくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、負荷を入切するためのスイッチ装置に関するものである。
従来、商用の交流電源と負荷(例えば、照明負荷)との間に挿入され、ハンドルの操作に応じて商用電源から負荷への給電をオン・オフすることにより負荷を入切(照明負荷の場合であれば点灯・消灯)するとともに、負荷を入切するために別途用意されたリモコン送信器から送信されたワイヤレス信号を受信して商用電源から負荷への給電をオン・オフする埋込型のスイッチ装置が提供されている(特許文献1参照)。
特開平11−25822号公報
ところで上記従来例では、リモコン送信器の置き場所に不自由したり、置いた場所を忘れてリモコン送信器を紛失してしまうといった問題があった。尚、壁面等に設置したホルダにリモコン送信器を保持させることが一般に行われているが、ホルダを設置するための場所が必要になるとともに、埋込型のスイッチ等との間でデザイン上の統一がとれないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、その目的は、リモコン送信器の置き場所に不自由することがなく且つ紛失を防ぐことができるとともに他の配線器具とのデザイン上の統一もとりやすいスイッチ装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、電源から負荷への給電をオン・オフするスイッチ本体と、スイッチ本体に対して光を媒体とする負荷制御用のワイヤレス信号を送信するリモコン送信器とを備え、スイッチ本体は、施工面に埋込配設される器体と、電源から負荷への給電路を開閉するスイッチ要素と、器体の前面に取り付けられて押操作されるハンドルと、ハンドルの押操作によって操作される操作スイッチと、ワイヤレス信号を受光する受光部と、操作スイッチが操作されたとき若しくは受光部がワイヤレス信号を受光したときにスイッチ要素を制御して電源から負荷への給電路を開閉させる制御部とを具備し、リモコン送信器をハンドルの前面に着脱自在に取り付ける取付手段がハンドル並びにリモコン送信器に設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、ハンドルを押操作して負荷を入切できるとともにハンドルの前面に取り付けられたリモコン送信器をハンドルから取り外し、ワイヤレス信号を送信してスイッチ本体で電源から負荷への給電をオン・オフすることにより負荷を入切することができ、リモコン送信器の置き場所に不自由することがなく、リモコン送信器の紛失を防ぐことができる。また、スイッチ本体の器体は施工面に埋込配設されるから、埋込型の他の配線器具とのデザイン上の統一もとりやすくなる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ハンドルが取り付けられる器体の前面に受光部が露出されるとともに、リモコン送信器から送信されたワイヤレス信号を透過させて受光部に受光させる透光部がハンドルに設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、ハンドル以外の部位に透光部を設ける場合に比較してスイッチ本体の小型化が図れる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、ハンドルは一端部が器体に回動自在に支持されて他端部が押操作されるピアノハンドルからなり、ハンドルの器体に支持される一端部側に透光部が設けられるとともに、ハンドルの押操作される他端部側に取付手段が設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、ハンドルを押操作する際に人の指などが透光部に触れ難くなり、透光部が汚れてワイヤレス信号の到達距離が短くなるのを防ぐことができる。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、ワイヤレス信号を受光部に集光するためのレンズが透光部に設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、透光部に設けられるレンズでワイヤレス信号を受光部に集光するから、ワイヤレス信号の受光範囲を拡げてリモコン送信器による操作可能範囲を拡大することができる。
本発明によれば、ハンドルを押操作して負荷を入切できるとともにハンドルの前面に取り付けられたリモコン送信器をハンドルから取り外し、ワイヤレス信号を送信してスイッチ本体で電源から負荷への給電をオン・オフすることにより負荷を入切することができ、リモコン送信器の置き場所に不自由することがなく、リモコン送信器の紛失を防ぐことができるとともに、スイッチ本体の器体は施工面に埋込配設されるから、埋込型の他の配線器具とのデザイン上の統一もとりやすくなるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態のスイッチ装置は、商用の交流電源と負荷(例えば、照明器具や換気扇など)との間に挿入されるスイッチ本体1と、スイッチ本体1が具備する操作スイッチSW1をオン・オフするハンドル20と、ハンドル20の前面に着脱自在に取り付けられ、ハンドル20から分離された状態で負荷をオン・オフするためのワイヤレス信号を送信するリモコン送信器40とで構成される。
スイッチ本体1の器体は、図1に示すように合成樹脂材料により前面が開口する矩形箱形に形成されたボディ2と、同じく合成樹脂材料により背面が開口する箱形に形成されてボディ2の前面に被着されるカバー3とで構成される。ボディ2とカバー3との結合は、カバー3の四隅より後方へ垂下した4つの組立片4に貫設されている矩形の組立孔5に、ボディ2の長手方向に対向する両側壁の外側面に突設されている組立突起2aを挿入係止させることで行われる。ここで、器体は日本工業規格に規定されるワイドハンドル形単用スイッチに準じた寸法に形成されており、図1に示す専用取付枠(以下、単に「取付枠」と呼ぶ)60を用いて壁面などの施工面に埋込配設される(JIS C 8304参照)。すなわち、カバー3の長手方向に沿った一方の側面の中央部と他方の側面の両端部には、取付枠60に着脱自在に取付可能とするために一対の係止爪6がそれぞれ突設されており、中央部の係止爪6の背部には空所7を形成し(図8参照)、係止爪6が内側へ弾性的に撓むようにしてある。したがって、既製の配線器具用の取付枠60が具備する係止孔61に係止爪6を係止させてスイッチ本体1を取付枠60に着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配線器具と同様にして壁面などに埋込配設できる。
器体の内部には、図12に示す回路を構成する回路部品が実装されたプリント配線板8A,8Bが収納される。
図12に示すように、スイッチ本体1には、交流電源ACが接続される接続端子T1,T2と、照明器具や換気扇などの負荷Lが接続される接続端子T3,T4とが設けられ、接続端子T1,T3が共通接続され、接続端子T2,T4間には交流電源ACから負荷Lへの給電路を開閉するスイッチ要素としてのトライアックQ1が接続されている。またスイッチ本体1は、ホトダイオードのような受光素子を有し、リモコン送信器40から赤外線を媒体として送信されるワイヤレス信号を受信する受光部72と、マイクロコンピュータからなり受光部72の受信したワイヤレス信号或いは操作スイッチSW1の押操作に伴って発生する操作信号に基づいて負荷Lの入切を制御するための制御信号を発生する制御回路部70と、ホトトライアックからなり制御回路部70の制御信号に応じてトライアックQ1を開閉駆動する負荷開閉部71と、接続端子T1,T2間に入力端子が接続されて交流電源ACの電源電圧を整流するダイオードブリッジのような整流回路部73と、整流回路部73の整流出力を平滑して制御部回路70や受光部72などの動作電源を生成する電源部74とを備えている。尚、図中のLD1は照明負荷Lの消灯時に点灯して位置表示を行うための表示素子(発光ダイオード)であり、SW2は制御用のチャンネルを切り換えるためのチャンネルスイッチである。
而して、スイッチ本体1では、制御回路部70が受光部72からの信号入力及び操作スイッチSW1からの操作信号を監視しており、受光部72の受信したワイヤレス信号が入力されるか、操作スイッチSW1が押操作されて操作信号が入力されると、これらのワイヤレス信号及び操作信号に基づいてトライアックQ1をターンオン又はターンオフさせる制御信号を発生し、この制御信号に基づいて負荷開閉部71がトライアックQ1を開閉駆動し、負荷Lへの給電路を開閉する。また制御回路部70は、負荷Lへの給電路をオフする間、表示素子LD1を点灯させて位置表示を行う。尚、リモコン送信器40から送信されるワイヤレス信号には、後述するようにリモコン送信器40が具備するチャンネルスイッチSW4によって設定されたチャンネルの情報が含まれており、制御回路部70では、リモコン送信器40のチャンネルスイッチSW4によって設定されたチャンネルと、チャンネルスイッチSW2で設定された自己のチャンネルとが一致する場合のみ、リモコン送信器40からのワイヤレス信号を受け付けるようになっている。このようにスイッチ本体1とリモコン送信器40の双方でチャンネルを切り換えるようにすれば、赤外線を媒体とするワイヤレス信号を用いた他の機器との混信を避けて負荷Lの誤動作が防止できる。
ボディ2の内部は隔壁2bによって2つの収納室2c,2dに分割されており、図1における下側の収納室2dには交流電源AC及び負荷Lにそれぞれ接続する接続端子T1〜T4が収納される。これらの接続端子T1〜T4はプリント配線板8Aに実装される端子板と、鎖錠ばね及び解除釦(何れも図示せず)とを有する従来周知の速結端子からなり、ボディ2の底面に貫設された電線挿通孔(図示せず)を通して挿入される電線が端子板と鎖錠ばねの間に圧接保持されることで電線と電気的及び機械的に接続される。なお、収納室2dの中央にはボス部2eが突設されており、プリント配線板8Aに貫設されたねじ挿通孔8aにタッピングねじからなる取付ねじ(図示せず)を挿通した後にボス部2eの前端面に設けられたねじ孔2fに螺合することでプリント配線板8Aがボディ2に取り付けられる。また、図1における上側の収納室2cには、プリント配線板8Aに実装されている回路部品が収納される。ここで、プリント配線板8Aに実装されているトライアックQには金属製の放熱板(図示せず)が取り付けられている。そして、収納室2cを囲むボディ2の側壁には前後方向に沿った複数のスリット2gが貫設されており、これら複数のスリット2gを通して放熱板の放熱で温められた空気を器体の外に放出して放熱を促進している。
一方、カバー3には、図6に示すように操作スイッチSW1やチャンネルスイッチSW2、表示素子LD1並びに受光部72などが実装されるとともに図示しないテープ電線(フレキシブル・フラット・ケーブル)により一方のプリント配線板8Aと接続された他方のプリント配線板8Bが収納される。また、カバー3の前面には操作スイッチSW1の操作部が挿通される挿通孔3a、チャンネルスイッチSW2の操作部が挿通される挿通溝3b、表示素子LD1の光を前方へ照射するための表示窓3c、リモコン送信器40から送信されるワイヤレス信号を受光部72に導くための受光窓3dが貫設されている(図11参照)。カバー3の内底面には複数のリブ11が一体に突設されており(図8参照)、プリント配線板8Bに貫設される複数の孔8bにそれぞれリブ11を挿通することでカバー3に対するプリント配線板8Bの位置決め並びに固定が行われる。ここで、操作スイッチSW1やチャンネルスイッチSW2は操作に伴う外力を受けるから、プリント配線板8Bの操作スイッチSW1及びチャンネルスイッチSW2が実装された部位の近傍をリブ11で固定することが必要となるが、本実施形態においては操作スイッチSW1とチャンネルスイッチSW2を近接してプリント配線板8Bに実装することにより、操作スイッチSW1とチャンネルスイッチSW2が実装された部位の間にリブ11並びに孔8bを設けるだけでよく、2つのスイッチSW1,SW2を離して実装する場合に比較してリブ11や孔8bの個数が削減できるという利点がある。
カバー3の前面における長手方向中央の側端部には、図11に示すように先端部が略円柱状となった軸部9が所定間隔を開けて2つ一体に突設してある。そして、操作スイッチSW1の操作部を操作するためのハンドル20が軸部9を支点として回動自在にカバー3の前面に取り付けられる。ハンドル20は合成樹脂成型品からなり、扁平な矩形平板状の主部22、並びに主部22の長手方向に沿った側端に設けられ、主部22よりも大きい厚み寸法を有する側部23が一体に形成されたハンドル本体21と、側部23の前面に被着されるハンドルカバー24とで構成される。図7に示すように、側部23の背面側における長手方向中央部にはカバー3の軸部9が嵌め込まれる軸受部23aが設けてあり、この軸受部23aで軸部9を回動自在に支持することにより、ハンドル20がカバー3の前面に回動自在に取り付けられる。なお、主部22の長手方向に沿った端部には後方に向けて一対の抜止片22aが突設されており、これら一対の抜止片22aがカバー3の前面に設けられた矩形の挿通孔3eを通して空所7内に挿入されることによってハンドル20が回動しても抜止片22aの先端が挿通孔3eの周縁に係止して抜けないようになっている(図8参照)。このようにしてスイッチ本体1に取り付けられたハンドル20を押操作すると、軸受部23aに支持された軸部9を支点としてハンドル20が回動し、ハンドル本体21を構成する主部22の裏面に突設された突起22b(図7参照)で操作スイッチSW1の操作部を押操作することができる。すなわち、本実施形態におけるハンドル20は、一端部が器体に回動自在に支持されて他端部が押操作されるピアノハンドルからなる。ここで、カバー3前面の長手方向両端部には、後端がカバー3に連結されて支持されるとともに先端が前方へ突出する帯状のばね片10がカバー3と一体に設けられている。このばね片10は、ハンドル本体21がスイッチ本体1の方へ反った場合にハンドル本体21の背面に先端部が当接してハンドル20を前方へ押し上げることで操作ストロークが減少するのを防いでいる。
また、軸受部23aが設けられている側部23の長手方向中央部には、ハンドル20をスイッチ本体1に取り付けたときにスイッチ本体1(カバー3)前面の表示窓3cに対向する位置に前後方向へ貫通する窓孔23bが設けられており、この窓孔23bには表示部材25の先端部分がハンドル20の背面側から嵌合させてある。表示部材25は透光性を有する合成樹脂成型品からなり、先端部分が窓孔23bに嵌合する矩形平板状の主体25aと、主体25aの両側面より側方へ突設された取付片25bとが一体に形成されている。そして、図7に示すように側部23の裏面における窓孔23bの周縁に突設されているリブ23cを取付片25bに貫設されている孔25cに挿通してかしめることにより、表示部材25がハンドル本体21の側部23に固定される。ハンドル20をスイッチ本体1に取り付けた状態では表示部材25の主体25aの後端面がスイッチ本体1の表示窓3cに対向配置され、表示窓3cを通して照射される表示素子LD1の光が主体25aの後端面から入射し窓孔23bに嵌合させた主体25aの先端面から外部へ照射されることになる。
さらに側部23には、カバー3の受光窓3dと対向する位置に矩形の透孔23dが形成されており、この透孔23dを通して受光部72が側部23の前方へ露出させてある。ハンドルカバー24は、赤外線を透過し且つ可視光を透過しない合成樹脂材料により側部23の前面全体を覆う幅細の短冊状に形成され、長手方向中央部には側部23の窓孔23bを逃げる凹溝24aが設けられており、側部23に被着されることで側部23の前面を目隠しするとともに赤外線を媒体とするワイヤレス信号を透過させて側部23の透孔23dに露出する受光部72で受光可能としている。ここで、ハンドルカバー24の透孔23dと対向する部位(以下、「赤外線透光部」と呼ぶ)には、図8に示すように背面側から前面側へ窪み且つ断面形状が略円形の凹所24bが設けられており、この凹所24bによって赤外線透光部にレンズの機能を持たせることにより、ワイヤレス信号の受光範囲を拡げてリモコン送信器40による操作可能範囲を拡大させている。なお、リモコン送信器40から送信されたワイヤレス信号を透過させて受光部72に受光させる赤外線透光部がハンドル20に設けてあるから、ハンドル20以外の部位に赤外線透光部を設ける場合に比較してスイッチ本体1の小型化が図れるという利点がある。また、赤外線透光部を器体に支持されるハンドル20の一端部側に設けるとともに、リモコン送信器40を取り付ける主部22がハンドル20の押操作される他端部側に設けてあるから、ハンドル20を押操作する際に人の指などが赤外線透光部に触れ難くなり、赤外線透光部が汚れてワイヤレス信号の到達距離が短くなるのを防ぐことができるという利点もある。さらに、赤外線透光部がハンドルカバー24の長手方向中央よりも下方の部位に設けられているため、照明負荷Lの照明光がワイヤレス信号の外乱光として受光部72で受光されるのを抑えることができる。
ハンドル20の主部22の前面にリモコン送信器40が着脱自在に取り付けられる。このリモコン送信器40は、図14に示すように合成樹脂材料により背面が開口する短冊状に形成されたリモコンボディ41と、図13に示すリモコン回路を構成する回路部品が実装されたプリント配線板42と、リモコンボディ41の内部に収納されたプリント配線板42の背面に貼着されてリモコンボディ41の開口面を塞ぐシート部材43とを備えている。
上記リモコン回路は、図13に示すようにマイクロコンピュータからなり操作スイッチSW3の操作入力に応じて負荷Lを入切するための制御信号を発生する制御回路部80と、発光ダイオードLD2を具備し、制御回路部80の制御信号に応じて発光ダイオードLD2を駆動することにより赤外線を媒体とするワイヤレス信号を送信する発光部81と、釦電池のような電池Bを電源として制御回路部80及び発光部81に電源を供給する電源回路部82とを備える。尚、図中のSW4はチャンネルを切り換えるためのチャンネルスイッチである。而して、リモコン送信器40では、操作スイッチSW3が押操作されると操作スイッチSW3の操作信号が制御回路部80に入力され、この操作信号に応じて制御回路部80が制御信号を発生する。そして、発光部81が制御回路部80の制御信号に応じて発光ダイオードLD2を駆動し、赤外線を媒体とするワイヤレス信号を送信する。
リモコンボディ41の長手方向に対向する側壁の一方には、プリント配線板42に実装された発光部81の発光ダイオードLD2を外部に臨ませる窓孔41aが貫設されており、この窓孔41aを通して発光部81から送信されるワイヤレス信号がリモコンボディ41の外へ照射される。また、リモコンボディ41の長手方向に対向する側壁の他方には開口窓41bが設けられ、この開口窓41bに連通するリモコンボディ41の端部には、リモコン回路の電源となるボタン型の電池Bが電池ホルダ44に保持された状態で収納される電池収納部41cが設けてある。電池ホルダ44は合成樹脂成型品からなり、開口窓41bを塞ぐ角柱状の主部44aと、主部44aの一側面より突出しボタン型の電池を支持する支持部44bと、支持部44bの側面より主部44aの一端面に対向する位置まで垂下された操作部44cとが一体に形成されている。操作部44cの外側面にはロック爪44dが突設されている。支持部44bを開口窓41bから電池収納部41cに挿入して電池ホルダ44をリモコンボディ41に装着したとき、リモコンボディ41の開口窓41b近傍の側端部に形成されている係合溝41dに操作部44cのロック爪44dが係合することで電池ホルダ44がリモコンボディ41に対して抜け止めされる。そして、操作部44cを主部44aに近付ける向きに操作すれば、ロック爪44dと係合溝41dとの係合が外れて電池ホルダ44をリモコンボディ41から抜き取ることができるようになっている。
また、リモコンボディ41の一方の側面には、リモコン回路のチャンネルスイッチSW4を操作するための操作体45の操作片45aが挿通される操作孔41eが貫設されている。操作体45は、チャンネルスイッチSW4を構成するスライドスイッチの操作つまみに嵌合する嵌合溝45bが一面に設けられ、他の面にはリモコンボディ41の操作孔41eにスライド移動自在に挿入される操作片45aが設けられている。従って、操作孔41eを通して操作片45aを操作し操作体45をスライド移動させることでチャンネルスイッチSW4を切換操作することができる。
プリント配線板42は、図16に示すように矩形の短冊状に形成され、長手方向に沿った一方の端部中央には矩形の切り欠き部42aが設けられ、同図(b)に示すようにリモコンボディ41と対向する側の面(表面)に導電パターンが形成されて図示しない回路部品が実装される。同図(a)に示すようにプリント配線板42の背面には、櫛形に形成された一対の導電パターンP1,P2からなる接点部42bが設けられ、接点部42bの表面にはカーボンペーストがスクリーン印刷されている。
シート部材43は、図17に示すようにポリエステルのような合成樹脂材料により薄肉のシート状に形成されて裏面に塗布された接着剤によりプリント配線板42の背面に貼着される。シート部材43の接点部42bと対向する部位の裏面には銀ペーストやカーボンペーストからなる導電インクが印刷されて接点部43aが形成されている。すなわち、プリント配線板42の背面に設けられた接点部42bとシート部材43の裏面に設けられた接点部43aとで所謂メンブレンスイッチが構成され、このメンブレンスイッチがリモコン送信器40の操作スイッチSW3となる。尚、シート部材43の表面における接点部43aと背向する位置には、ドーム型に盛り上げられたエンボス部43bが設けられており、エンボス部43bを押したときにクリック感が出るようになっている。
ところで、プリント配線板42の切り欠き部42aには矩形薄板状の鉄板46が配置され、シート部材43に貼着されてリモコンボディ41に固定されている。一方、ハンドル20には、図7に示すようにハンドル本体21背面の抜止片22aと突起22bに囲まれた部位に矩形板状の永久磁石26が粘着テープ等によって取り付けられており、リモコン送信器40をハンドル本体21の主部22前面に載置すると、図8に示すように主部22並びにシート部材43を介して永久磁石26に鉄板46が磁着されてハンドル本体21の前面にリモコン送信器40が固定されるようになっている。また、リモコンボディ41の操作孔41eが設けられている側面の長手方向両端部に係合溝41fが設けられており(図11参照)、ハンドルカバー24の側面における長手方向両端部に突設されている係合突起24cが係合溝41fに係合することでハンドル本体21に対するリモコン送信器40の位置決めと抜け止めが行われている(図2参照)。さらに、リモコンボディ41の他方の側面には、長手方向沿った突条からなる取外リブ41gが突設されており、この取外リブ41gに指をかけて手前に引くことにより、永久磁石26の磁力に抗してリモコン送信器40をハンドル本体21から容易に取り外すことができる。
上述のように構成される本実施形態によれば、ハンドル20を押操作して負荷Lを入切できるとともにハンドル20の前面に取り付けられたリモコン送信器40をハンドル20から取り外し、リモコン送信器40のエンボス部43bを押操作してワイヤレス信号を送信し、このワイヤレス信号を受信したスイッチ本体1で交流電源ACから負荷Lへの給電をオン・オフすることにより負荷Lを入切することができる。すなわち、リモコン送信器40をハンドル20の前面に着脱自在に取り付けて収納するから、リモコン送信器40の置き場所に不自由することがなく、リモコン送信器40の紛失を防ぐことができる。しかも、スイッチ本体1の器体は施工面(壁面)に埋込配設されるから、埋込型の他の配線器具とのデザイン上の統一もとりやすくなる。また、ハンドル本体21の一端側にワイヤレス信号を受信するための赤外線透光部を設け、他端側にリモコン送信器40が取り付けられる主部22を設けることにより、リモコン送信器40の幅寸法を手に持ちやすい大きさとすることができる。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 同上を取付枠に取り付けた状態の斜視図である。 同上のリモコン送信器を取り外した状態の斜視図である。 同上を取付枠に取り付けた状態の斜視図である。 同上を取付枠に取り付けた状態の側面図である。 同上におけるカバーの背面図である。 同上におけるハンドルの背面図である。 同上のボディを省略した断面図である。 同上のリモコン送信器を取り外した状態のボディを省略した側面図である。 同上のリモコン送信器を取り外した状態のボディを省略した側面断面図である。 同上のハンドルを取り外した状態の斜視図である。 同上におけるスイッチ本体の回路図である。 同上におけるリモコン送信器の回路図である。 同上におけるリモコン送信器の分解斜視図である。 同上におけるリモコン送信器の分解斜視図である。 同上におけるリモコン送信器のプリント配線板を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同上におけるリモコン送信器のシート部材を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。
符号の説明
1 スイッチ本体
20 ハンドル
40 リモコン送信器

Claims (4)

  1. 電源から負荷への給電をオン・オフするスイッチ本体と、スイッチ本体に対して光を媒体とする負荷制御用のワイヤレス信号を送信するリモコン送信器とを備え、スイッチ本体は、施工面に埋込配設される器体と、電源から負荷への給電路を開閉するスイッチ要素と、器体の前面に取り付けられて押操作されるハンドルと、ハンドルの押操作によって操作される操作スイッチと、ワイヤレス信号を受光する受光部と、操作スイッチが操作されたとき若しくは受光部がワイヤレス信号を受光したときにスイッチ要素を制御して電源から負荷への給電路を開閉させる制御部とを具備し、リモコン送信器をハンドルの前面に着脱自在に取り付ける取付手段がハンドル並びにリモコン送信器に設けられたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. ハンドルが取り付けられる器体の前面に受光部が露出されるとともに、リモコン送信器から送信されたワイヤレス信号を透過させて受光部に受光させる透光部がハンドルに設けられたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. ハンドルは一端部が器体に回動自在に支持されて他端部が押操作されるピアノハンドルからなり、ハンドルの器体に支持される一端部側に透光部が設けられるとともに、ハンドルの押操作される他端部側に取付手段が設けられたことを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。
  4. ワイヤレス信号を受光部に集光するためのレンズが透光部に設けられたことを特徴とする請求項2又は3記載のスイッチ装置。
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