JP2005037142A - 車載システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが、楽曲の再生区間を確認しながら、プレイリストを作成することを可能とする。
【解決手段】目的地までの間経路を誘導経路として算出し、誘導経路203をナビゲート画像として表示する(a)。そして、プレイリスト24への楽曲の登録を受付け(b、c)その時点でプレイリスト24に登録されている各楽曲の再生が予定されている再生時間帯を算出し、求めた再生時間帯に走行することが予測される誘導経路上の区間を、再生区間として予測する。そして、ナビゲート画像上の誘導経路203の上に、予測した各再生区間の境界を表す白丸231を表示すると共に、誘導経路図形203上の予測した各再生区間に対応する区間からの吹き出しの形態で、その再生区間を走行中に再生されるオーディオファイル25の楽曲のタイトルや再生時間帯などの情報232を表示する(d)。そして、ユーザの要求に応じてプレイリスト24の再編集を行う(e、f)。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザに対して目的地までの経路案内を行うナビゲーション機能を備えた車載システムにおいて楽曲の再生を制御する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザから目的地の設定を受付け、受け付けた目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション装置が知られている(たとえば、特開平7−134798号公報)。
【0003】
一方で、車載システムにおける楽曲の再生の技術としては、HDD(ハードディスクドライブ)を備え、CD−DA(Compact Disc Digital Audio)に記録された楽曲をHDDにオーディオファイルとしてダビング/リッピングし、このHDDに記録された楽曲を再生出力する技術が知られている(たとえば、特表2003−507836号公報)。
【0004】
また、車載システムにおける楽曲の再生の技術としては、予め地点と楽曲を関連づけておき、車両が楽曲と関連する地点に到達したならば、当該地点と関連づけておいた楽曲を再生する技術が知られている(たとえば、特開平8−248953号公報)。
【0005】
また、予め複数の楽曲の再生スケジュールをプレイリストやプログラムなどとして作成しておき、再生を行う装置において、作成された再生スケジュールに従って楽曲を順次再生する技術も知られている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−134798号公報
【0007】
【特許文献2】
特表2003−507836号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平8−248953号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
さて、前記ナビゲーション装置によってルートを定めてドライブを行う場合などに、プレイリストやプログラムなどとしてドライブ中の楽曲の再生スケジュールを作成する場合に、再生スケジュールによって再生する楽曲を、その楽曲を再生するルート上の区間との関係において定めたい場合がある。たとえば、ユーザが、海沿いの道路を通るときに、海沿いのドライブのシチュエーションに相応しいムードの楽曲が再生されるようにしたいと希望するような場合である。
【0010】
しかし、前記従来のプレイリストやプログラムを用いて楽曲を再生する技術によれば、ユーザは、プレイリストやプログラムを作成する際に、プレイリストやプログラムに登録した楽曲が、ルート上のどの区間で再生されることになるのかを認識することができない。そして、このためにドライブ中の楽曲の再生スケジュールを作成する場合に、再生スケジュールによって再生する楽曲を、その楽曲を再生するルート上の区間との関係において定めることができない。
そこで、本発明は、ユーザが、ドライブ中に再生する楽曲の再生スケジュールを作成する場合に、楽曲が再生される走行区間を認識できるようにすることを課題とする。
【0011】
また、予め楽曲と関連づけた地点に到達したときに、当該地点に関連づけた楽曲を再生する技術によれば、地点に関連づけた楽曲を再生している期間以外の期間に楽曲を自動的に再生することができない。また、地点に関連づけた楽曲を再生している期間以外の期間には、任意に楽曲を選択して再生するようにすることも考えられるが、このようにすると、地点に関連づけた楽曲を再生している期間と、他の期間で再生される楽曲のムードが不揃いとなってしまい、ユーザに対して充分な快適性を供与することができない。なお、このように楽曲の再生を開始する地点を指定するようにした場合であっても、その楽曲が再生されている間に走行する区間は、これをユーザが確認することができないのは同様である。
【0012】
そこで、本発明は、ユーザがドライブする区間の一部についてのみ再生する楽曲を規定した場合でも、ドライブする全区間に渡って、ユーザの意図にあったムードの楽曲を順次再生することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、車載システムを、目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、ユーザの編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを作成する再生スケジュール作成手段と、前記再生スケジュールに従って、楽曲を再生した場合に、楽曲再生中に通過することが予測される前記誘導経路上の区間を当該楽曲の再生区間として算出する再生区間算出手段と、前記再生スケジュールによって再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する前記誘導経路図形上の区間に対応づけて表示する楽曲再生区間提示手段と、前記再生スケジュールに従って楽曲を再生する楽曲再生手段とを備えて構成したものである。
【0014】
このような車載システムによれば、ユーザは、作成した再生スケジュールで、再生をスケジュールした楽曲が再生される誘導経路上の区間を、地図上で確認することができるようになる。
ここで、この車載システムでは、より具体的には、前記再生スケジュールを、再生する楽曲と、楽曲の再生順を規定するものとし、前記再生区間算出手段は、各楽曲の再生時間と再生順より、各楽曲の再生時間帯を算出し、各楽曲について、当該楽曲の前記再生区間として、当該楽曲に対し算出した再生時間帯に通過することが予測される前記誘導経路上の区間を算出するようにしてもよい。または、前記再生スケジュールを、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する前記誘導経路上の地点である再生開始地点を規定するものとし、前記再生区間算出手段において、各楽曲について、当該楽曲の前記再生区間として、当該楽曲の再生開始地点を区間始点とし、当該楽曲の再生開始地点から当該楽曲の再生時間と同じ時間走行した場合に到達する前記誘導経路上の地点を区間終点とする区間を算出するようにしてもよい。または、前記再生スケジュールは、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する時刻である再生開始時刻を規定するものとし、前記再生区間算出手段において、各楽曲について、当該楽曲の前記再生時間帯を、当該楽曲の再生開始時刻と、当該再生開始時刻から当該楽曲の再生時間経過した時刻との間の時間帯として算出するようにしてもよい。
【0015】
また、以上の車載システムは、前記再生スケジュール作成手段において、前記楽曲再生区間提示手段において、前記再生スケジュールによって再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する前記誘導経路図形上の区間に対応づけて表示した後に、再度ユーザの編集操作を受付け、受け付けた編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを編集するようにすることが好ましい。
【0016】
このようにすることにより、ユーザは、楽曲が再生される誘導経路上の区間を、地図上で確認しながら、楽曲の再生スケジュールを編集、作成することができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、車載システムを、目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、ユーザの編集操作に応じて、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する前記誘導経路上の地点である再生開始地点を規定する再生スケジュールを編集する再生スケジュール作成手段と、前記再生スケジュールに従って、前記再生スケジュールに規定された再生開始地点または当該再生開始地点近傍の地点で、当該再生開始地点から再生を開始することが規定されている楽曲を再生すると共に、前記再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間に、当該期間の前または後に前記再生スケジュールに従って再生する楽曲と、所定の音楽分類上の属性が共通する楽曲を順次再生する楽曲再生手段とを備えて構成したものである。
【0017】
このような車載システムによれば、再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間には、当該期間の前または後に前記再生スケジュールに従って再生する楽曲と、所定の音楽分類上の属性(たとえば、楽曲アーティストや音楽ジャンル)が共通する楽曲を順次再生する。そして、このように再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間に再生する楽曲は、その前または後にの走行区間で再生することがユーザによって指定されている楽曲と共通のムードを持つものであり、そのムードは、その区間でユーザが聴きたいと思っているムードであると考えられる。したがって、ユーザがドライブする区間の一部についてのみ再生する楽曲を規定した場合でも、ドライブする全区間に渡って、ユーザの意図にあったムードの楽曲を順次再生することができる。
【0018】
また、前記課題達成のために、本発明は、目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、ユーザの編集操作に応じて、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する時刻である再生開始時刻を規定する再生スケジュールを編集する再生スケジュール作成手段と、前記再生スケジュールに従って、前記再生スケジュールに規定された再生開始時刻または当該再生開始時刻近傍の時刻に、当該再生開始時刻から再生を開始することが規定されている楽曲を再生すると共に、前記再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間に、当該期間の前または後に前記再生スケジュールに従って再生する楽曲と、所定の音楽分類上の属性が共通する楽曲を順次再生する楽曲再生手段とを備えて構成したものである。
【0019】
このような車載システムによれば、再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間には、当該期間の前または後に前記再生スケジュールに従って再生する楽曲と、所定の音楽分類上の属性(たとえば、楽曲アーティストや音楽ジャンル)が共通する楽曲を順次再生する。そして、このように再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間に再生する楽曲は、その前または後にの時間帯に再生することがユーザによって指定されている楽曲と共通のムードを持つものであり、そのムードは、その区間でユーザが聴きたいと思っているムードであると考えられる。したがって、ユーザがドライブする区間の一部についてのみ再生する楽曲を規定した場合でも、ドライブする全区間に渡って、ユーザの意図にあったムードの楽曲を順次再生することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る車載システムの構成を示す。
図示するように、本実施形態に係る車載システムは、制御部1、HDD2(ハードディスクドライブ)、メモリ3、ナビゲーション部4、操作部5、表示制御部6、表示部7、CD−DA21を脱着可能に装着するためのCDドライブ8、オーディオコーデック9、D/A変換器10、アンプ11、スピーカ12、GPS受信機や車速センサや角加速度センサなどの自車の走行状態を検知するため装置の集合である状態検知部13を備えている。
【0021】
また、HDD2には、地図データ22、CDDB23、プレイリスト24、オーディオファイル25が格納される。ここで、CDDB23には、各CD−DA21の種類(アルバム)毎にアルバム名やアーティスト名やCD−DA21に記録されている各楽曲のタイトルや音楽としてのジャンルや再生時間などの楽曲の情報が、CD−DA21の識別情報(通常はTOC情報)に対応づけて登録されている。また、オーディオファイル25は、楽曲のオーディオデータを格納したファイルであり、オーディオファイル25中にはオーディオデータと共に、楽曲のアーティスト名やタイトルや楽曲のジャンルや再生時間や楽曲の属するアルバム名などのデータを示す文字情報であるタグ情報が格納されている。なお、このようなタグ情報としては、MP3(MPEG 1 AUDIO LAYER−3)フォーマットのオーディオファイル25で利用されている、ID3タグ情報などが知られている。
【0022】
そして、ナビゲーション部4は、HDD2に格納された地図データ22と状態検知部の検知内容のマップマッチングを行って現在位置や現在の走行中路線や走行方向の算出を行う現在位置算出部41、現在位置からユーザによって指定された目的地までの経路探索を行うルート探索部42、ユーザに対して各種案内処理を行う案内処理部43を有している。
【0023】
なお、図中の太線はオーディオデータや地図データ22の経路を示し、細線は制御系の情報、信号の経路を示している。
ただし、このような車載システムは、ハードウエア的には、CPUや主記憶等を備えたコンピュータシステムを用いて構成するようにして良く、この場合、状態検知部や表示部7や操作部5やHDD2やCDドライブ8を除く各部、または、その一部は、CPUがコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものとしてよい。
【0024】
さて、このような車載システムは、CDドライブ8に装着されたCD−DA21に記録されている楽曲を再生する機能と、CDドライブ8に装着されたCD−DA21に記録されている楽曲のオーディオデータを読み出してHDD2にオーディオファイル25として記録する機能と、HDD2に記録されているオーディオファイル25の楽曲を再生する動作とを備えている。
【0025】
すなわち、制御部1は、CD−DA21に記録されている楽曲を再生する場合には、CD−DA21の各オーディオトラックからオーディオデータを読み出し、オーディオコーデック9に供給して復号化させる。また、復号化データをD/A変換器10でアナログ信号に変換して、アンプ11よりスピーカ12から出力する動作を制御する。
【0026】
また、制御部1は、HDD2にCD−DA21の楽曲をオーディオファイル25として記録する場合には、CDドライブ8を介してCD−DA21より識別情報(TOC情報)を読み込む。そして、順次、CD−DA21に記録されているオーディオトラックの楽曲を読み出して、オーディオコーデック9に供給して、MP3、AAC等の所定の圧縮アルゴリズムによって圧縮符号化し、圧縮オーディオデータとする。また、CD−DA21の識別情報を用いて、CDDB23より、その楽曲の属するアルバム名や、その楽曲のアーティストやタイトルや音楽としてのジャンルや再生時間などをタグ情報として抽出する。そして、抽出したタグ情報を圧縮オーディオデータに付加し、オーディオファイル25として、HDD2に記録する。
【0027】
そして、制御部1は、HDD2に記録されたオーディオファイル25の再生を行う場合には、再生するオーディオファイル25に格納された圧縮オーディオデータをHDD2から読み出して、オーディオコーデック9に供給して復号化すると共に、復号したオーディオデータをD/A変換器10でアナログ信号に変換し、アンプ11よりスピーカ12に出力する動作を制御する。
【0028】
また、制御部1は、操作部5を介して、ユーザからの目的地の指定を受け付け、ルート探索部42に、現在位置算出部41が算出した現在位置から、受け付けた目的地までの経路を誘導経路として探索させる。また、案内処理部43に、地図データ22が示す地図上に、現在の走行方位に対応する方向を向いた現在位置マークを描画させたナビゲート画像を生成させる。また、誘導経路が設定されている場合には、案内処理部43に、ナビゲート画像中に、現在位置より目的地側の誘導経路を表す誘導経路図形と、目的地の位置を示す目的地マークをナビゲート画像中に、描画させる。そして、制御部1は、生成されたナビゲート画像を表示制御部6を介して、表示部7に表示する。
【0029】
図2aは、このようにして表示されるナビゲート画像を示すものであり、図示するように、誘導経路が設定されている場合のナビゲート画像は、地図データ22が示す地図201上に、現在位置を示す現在位置マーク202と、誘導経路を表す誘導経路図形203と、目的地の位置を示す目的地マーク204が表示されたものとなる。
【0030】
さて、このような車載システムにおいて、制御部1は、誘導経路を設定し、誘導経路図形203を描画したナビゲート画像を表示部7に表示したならば、楽曲再生制御処理を行う。または、誘導経路が設定されており、誘導経路図形203を描画したナビゲート画像を表示部7に表示している状態において、ユーザから操作部5を介して楽曲再生制御の要求を受けたときに、この楽曲再生制御処理を行う。
【0031】
図3に、この楽曲再生制御処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、メモリ3上に新規プレイリストを作成する(ステップ302)。そして、設定されている誘導経路に従って走行した場合の、目的地到着までの所要時間を誘導経路の距離や誘導経路上の道路の高速道路や一般道といった種別等より算出し、残再生時間に設定する(ステップ304)。
【0032】
そして、ナビゲート画像上に図2bに示すプレイリスト作成ウインドウ210を表示する(ステップ306)。図示するように、このプレイリスト作成ウインドウ210には、算出した目的地到着までの所要時間と現在設定されている残再生時間を表示する。また、プレイリスト作成ウインドウ210には、作成したプレイリスト24に登録されている各オーディオファイル25の楽曲のタイトルと再生時間の組を各列として、各列をそのオーディオファイル25のプレイリスト24が規定する再生順に表示したリストを表示する。なお、この残再生時間の表示は、以下の処理における残再生時間の更新に伴い随時更新される。また、各オーディオファイル25の楽曲のタイトルと再生時間の組を各列とするリストの表示も、以下の処理におけるプレイリスト24の更新(オーディオファイル25の追加登録、再生順変更、削除)に伴い随時更新する。
【0033】
さて、このプレイリスト24への楽曲の登録は、プレイリスト作成ウインドウ210の追加ボタン211の操作によって受け付ける。すなわち、プレイリスト作成ウインドウ210の追加ボタン211が操作されたならば(ステップ308)、図2cに示す楽曲選択ウインドウ220を表示する(ステップ336)。図示するように、この楽曲選択ウインドウ220には、HDD2に記録されているオーディオファイル25の一覧を、各オーディオファイル25のタグ情報が示す楽曲のタイトルと再生時間の組を列とするリストによって表示する。ここで、このリスト上の各オーディオファイル25の表示の順番は、そのオーディオファイル25が過去に再生された回数順とする。なお、このためには、制御部1において、各オーディオファイル25が再生された回数を管理するようにする。
【0034】
そして、この楽曲選択ウインドウ220上で、いずれかのオーディオファイル25が選択され、選択ボタン221が操作されたならば(ステップ340)、選択されたオーディオファイル25をプレイリスト24に再生順が最後のオーディオファイル25として追加登録し(ステップ342)、残再生時間を、現在の残再生時間から追加登録したオーディオファイル25の再生時間を減算した時間に更新し(ステップ344)、楽曲選択ウインドウ220を閉じる(ステップ346)。また、もし、楽曲選択ウインドウ220の取消ボタン222が操作された場合には(ステップ338)、そのまま、楽曲選択ウインドウ220を閉じるようにする(ステップ346)。
【0035】
なお、楽曲選択ウインドウ220に設けた前リストボタン223と、次リストボタン224は、楽曲選択ウインドウ220に表示するオーディオファイル25の一覧を、たとえば、過去の再生回数の多いものからオーディオファイル25を順番づけた場合における順番上、現在表示しているオーディオファイル25の一覧の前のまたは次の順番となる一覧に切り替えるためのものである。
【0036】
さて、ユーザは、このようにしてプレイリスト24に登録された各オーディオファイル25の再生順を、プレイリスト作成ウインドウ210の楽曲のタイトルと再生時間の組のリスト上で、所望のオーディオファイル25の列のドラッグアンドドロップ操作などによる移動操作を行うことによって変更することができる。すなわち、制御部1は、プレイリスト作成ウインドウ210の楽曲のタイトルと再生時間の組のリスト上での、n列目の列のm列目とm+1列目の間への移動操作があると(ステップ310)、n列目の列以降の列の表示を1列づつ繰り上げ、繰り上げ前にm+1列目であった列以降の各列の表示を1列づつ繰り下げ、繰り上げ前にm列目であった列の表示の次の列にn列目であった列を表示する。そして、移動後の表示順に合わせてプレイリスト24の各オーディオファイル25の再生順番を更新する(ステップ348)。
【0037】
また、このプレイリスト作成ウインドウ210上で、プレイリスト作成ウインドウ210の楽曲のタイトルと再生時間の組のリスト上での列の選択と、削除ボタン212の操作があった場合には(ステップ312)、選択された列に対応するオーディオファイル25の登録を、プレイリスト24から削除し、削除したオーディオファイル以降の再生順の各オーディオファイル25の再生順を1繰り上げる(ステップ350)。また、再生時間を、現在の残再生時間に削除したオーディオファイルの再生時間を加算することにより更新する(ステップ352)。
【0038】
そして、プレイリスト作成ウインドウ210の完了ボタン213が作成された場合には(ステップ314)、プレイリスト作成ウインドウ210を消去し(ステップ316)、以下の処理を行う。
すなわち、まず、その時点でプレイリスト24に登録されている各楽曲の再生時間帯を算出する(ステップ318)。この各オーディオファイル25の再生時間帯は、再生開始時刻が、そのオーディオファイル25より再生順が前の各オーディオファイル25の再生時間の和を、現在時刻に加えた時刻として求まり、再生終了時刻が、再生開始時刻にそのオーディオファイル25の再生時間を加えた時刻として求まる。
【0039】
次に、このようにしてプレイリスト24に登録されている各オーディオファイル25の再生時間帯が求まったならば、求めた再生時間帯に走行することが予測される誘導経路上の区間を、再生区間として予測する(ステップ320)。このオーディオファイル25の再生区間の予測は、そのオーディオファイル25の再生時間帯の再生開始時刻までに走行を完了する位置と、オーディオファイル25の再生時間帯の再生終了時刻までに走行を完了する位置とを、誘導経路に従った走行を現在開始するものとして、当該位置までの距離と当該位置までに経由する道路種別を考慮しながら算出することにより行う。
【0040】
次に、各オーディオファイル25の再生区間を予測したならば、図2dに示すように、予測した各再生区間に対応づけて、その再生区間を走行中に再生されるオーディオファイル25の楽曲のタイトルや再生開始時刻や再生終了時刻といった情報を楽曲情報として表示する(ステップ322)。
【0041】
図2dでは、ナビゲート画像上で誘導経路を表す誘導経路図形203の上に、予測した各再生区間の境界を表す白丸231を表示すると共に、誘導経路図形203上の予測した各再生区間に対応する区間からの吹き出しの形態で、その再生区間を走行中に再生されるオーディオファイル25の楽曲情報232を表示している。
【0042】
さて、制御部1は、この楽曲情報の表示と共に、再生受付ウインドウ240を表示する(ステップ324)。
そして、再生受付ウインドウ240の再編集ボタン241が操作されたならば(ステップ326)、再生受付ウインドウ240を閉じ(ステップ354)、ステップ306に戻って、たとえば図2e、fに示すようなプレイリスト24の編集の処理を再度行う。一方、再生受付ウインドウ240の取消ボタン242が操作されたならば(ステップ328)、作成したプレイリスト24を削除して(ステップ356)、再生受付ウインドウ240と区間境界の白丸や楽曲情報の表示を消去し(ステップ358)、処理を終了する。
【0043】
一方、再生受付ウインドウ240の再生ボタン243が操作されたならば(ステップ330)、再生受付ウインドウ240と区間境界の白丸231や楽曲情報232の表示を消去し(ステップ332)、作成したプレイリスト24をHDD2に記録した上で、プレイリスト24に登録された各オーディオファイル25の、プレイリスト24が規定する再生順による再生を行って(ステップ334)、処理を終了する。
【0044】
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
以上のように本第1実施形態によれば、ユーザは、楽曲が再生される誘導経路上の区間を確認しながら、プレイリスト24の作成を行うことができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態は、上記第1実施形態における楽曲再生制御処理とを、図4に手順を示す楽曲再生制御処理に置き換えたものである。
すなわち、本第2実施形態の楽曲再生制御処理では、まず、メモリ3上に新規プレイリストを作成する(ステップ402)。
そして、この時点で、図5aに示すように表示されているナビゲート画像上に、図5bに示すように、カーソル500と再生制御ウインドウ510を表示する(ステップ404、406)。そして、ユーザのカーソル500の操作によって、誘導経路図形203の上の地点がユーザによって指定されたならば、これを楽曲再生開始地点として受付け(ステップ408)、図5cに示すように楽曲選択ウインドウ220を表示する(ステップ430)。そして、この楽曲選択ウインドウ220上で、いずれかのオーディオファイル25が選択され、選択ボタン221が操作されたならば、選択されたオーディオファイル25の、再生時間帯と、再生区間を算出する(ステップ436、438)。再生時間帯は、楽曲再生開始地点への到着予測時刻から、選択されたオーディオファイル25の再生時間分の時間帯として求まり、再生区間は、楽曲再生開始地点と、楽曲再生開始地点から選択されたオーディオファイル25の再生時間走行した地点との間の区間として求まる。
【0045】
そして、再生時間帯と再生区間が求まったならば、プレイリスト24に、選択されたオーディオファイル25を、その楽曲再生開始地点と共に登録する。そして、プレイリスト24に登録されている各オーディオファイル25の再生順を、各オーディオファイル25の再生開始地点の誘導経路上の順番に並べ変える(ステップ440)。
【0046】
その上で、図5dに示すように、算出した再生区間を、白丸231で表した境界によって示すと共に、その再生区間に対応づけて、プレイリスト24に登録したオーディオファイル25の楽曲のタイトルや再生開始時刻や再生終了時刻といった情報を楽曲情報232として表示する(ステップ442)。そして、楽曲選択ウインドウ220を閉じる(ステップ444)。
【0047】
なお、楽曲選択ウインドウ220の取消ボタン222が操作された場合には(ステップ432)、そのまま楽曲選択ウインドウ220を閉じる(ステップ444)。
以下、同様に、カーソル500の誘導経路上の地点の指定に応じて、図5e、fのようにプレイリスト24へのオーディオファイル25の登録と、登録されたオーディオファイル25の楽曲情報232の、当該オーディオファイル25について算出した再生区間に対応づけた表示を行う。
【0048】
一方、再生制御ウインドウ510の、取消ボタン512が操作された場合には(ステップ410)、作成したプレイリスト24を削除し、再生制御ウインドウ510と、再生受付ウインドウ240と区間境界の白丸231や楽曲情報232の表示を消去し(ステップ446)、処理を終了する。
【0049】
そして、再生制御ウインドウ510の再生ボタン511が操作された場合には(ステップ412)、再生制御ウインドウ510と区間境界の白丸231や楽曲情報232の表示を消去した上で(ステップ414)、以下のプレイリスト24の再生の処理を行う。ただし、プレイリスト24にオーディオファイル25が一つも登録されていない場合には、再生ボタン511の操作は受け付けないようにする。
【0050】
さて、プレイリスト24の再生の処理では、まず、プレイリスト24の再生順が最初のオーディオファイル25を対象楽曲とし(ステップ416)、プレイリスト24に登録されているそのオーディオファイル25の楽曲再生開始地点を着目地点に設定する(ステップ418)。そして、着目地点に現在位置算出部41が算出した現在位置が既に到達しているかどうかを調べ(ステップ420)、到達していれば対象楽曲の再生を開始し(ステップ450)、再生が終了したならば(ステップ452)、プレイリスト24に対象楽曲の次の再生順のオーディオファイル25が存在するかどうかを調べ(ステップ454)、次の再生順のオーディオファイル25が存在する場合には、存在した次の再生順のオーディオファイル25を対象楽曲に設定し(ステップ456)、ステップ418に戻る。
【0051】
さて、ステップ418において、着目地点にまだ到達していないと判定された場合には、プレイリスト24に対象楽曲の前の再生順のオーディオファイル25が存在するかどうか、すなわち対象楽曲がプレイリスト24に登録された最初の再生順のオーディオファイル25以外のオーディオファイル25であるかどうかを調べ(ステップ422)、そうである場合には対象楽曲の前の再生順のオーディオファイル25を基準楽曲とし(ステップ424)、そうではなく再生順が最初のオーディオファイル25である場合には対象楽曲を基準楽曲とする(ステップ448)。そして、基準楽曲と関連する未再生のオーディオファイル25をHDD2から探索して再生し(ステップ426)、再生が終了したならば(ステップ428)、ステップ420に戻る。ここで、基準楽曲と関連する未再生のオーディオファイル25としては、基準楽曲としたオーディオファイル25のタグ情報が示すアーティストと同じアーティストをタグ情報が示すオーディオファイル25、すなわち、基準楽曲と同じアーティストによる楽曲のオーディオファイル25を探索する。または、基準楽曲としたオーディオファイル25のタグ情報が示すジャンルと同じジャンルをタグ情報が示すオーディオファイル25、すなわち、基準楽曲と同じジャンルの楽曲のオーディオファイル25を探索する。
【0052】
さて、ステップ454で、対象楽曲の次の再生順のオーディオファイル25がプレイリスト24に登録されていないと判定された場合、すなわち、対象楽曲がプレイリスト24に登録された最後の再生順のオーディオファイル25である場合には、以降、目的地に到着するまで(ステップ462)、対象楽曲と関連する未再生のオーディオファイル25をHDD2から探索して再生する処理(ステップ458、460)を、目的地に到達するまで行い、目的地に到達したならば、処理を終了する。
【0053】
さて、以上の処理の結果、プレイリスト24に登録されている最初の再生順のオーディオファイル25の楽曲再生開始地点に到達するまでは、プレイリスト24に登録されている最初の再生順のオーディオファイル25の楽曲と同じアーティストやジャンルの楽曲のオーディオファイル25が順次再生される。そして、プレイリスト24に登録されている最初の再生順のオーディオファイル25の楽曲再生開始地点に到達時に再生していたオーディオファイル25の再生が終了すると、プレイリスト24に登録されている最初の再生順のオーディオファイル25が再生される。
【0054】
また、プレイリスト24に登録されている最初の再生順のオーディオファイル25の再生が終了すると、プレイリスト24に登録されている2番目の再生順のオーディオファイル25の楽曲再生開始地点に到達するまで、プレイリスト24に登録されている最初の再生順のオーディオファイル25の楽曲と同じアーティストやジャンルの楽曲のオーディオファイル25が順次再生される。そして、プレイリスト24に登録されている2番目の再生順のオーディオファイル25の楽曲再生開始地点に到達時に再生していたオーディオファイル25の再生が終了すると、プレイリスト24に登録されている2番目の再生順のオーディオファイル25が再生される。
【0055】
そして、以降同様に、プレイリスト24に登録されているn番目の再生順のオーディオファイル25の再生が終了すると、プレイリスト24に登録されているn+1番目の再生順のオーディオファイル25の楽曲再生開始地点に到達するまで、プレイリスト24に登録されているn番目の再生順のオーディオファイル25の楽曲と同じアーティストやジャンルの楽曲のオーディオファイル25が順次再生される。そして、プレイリスト24に登録されているn+1番目の再生順のオーディオファイル25の楽曲再生開始地点に到達時に再生していたオーディオファイル25の再生が終了すると、プレイリスト24に登録されているn+1番目の再生順のオーディオファイル25が再生される。
【0056】
また、プレイリスト24に登録されている最後の再生順のオーディオファイル25の再生が終了すると、目的地に到達するまで、プレイリスト24に登録されている最後の再生順のオーディオファイル25の楽曲と同じアーティストやジャンルの楽曲のオーディオファイル25が順次再生される。そして、目的地に到達すると、目的地到達時に再生していたオーディオファイル25の再生が終了しだい、楽曲再生制御処理が終了する。
【0057】
したがって、本第2実施形態によれば、ユーザは、再生区間を確認しながら楽曲の再生開始地点を指定したプレイリスト24の作成を行うことができる。また、本第2実施形態によれば、プレイリスト24に登録された各オーディオファイル25を、そのオーディオファイル25についてユーザが指定した楽曲再生開始地点近傍の地点で再生が開始するようにしつつ、再生すべきプレイリスト24に登録されたオーディオファイル25が存在しない期間には、プレイリスト24に登録されたオーディオファイル25のうちの直前に再生したオーディオファイル25と、同じアーティストやジャンルの楽曲、したがって、プレイリスト24に登録されたオーディオファイル25のうちの直前に再生したオーディオファイル25と同じムードの楽曲であるためにユーザがその区間で聞きたいであろうと推定される楽曲を選択して再生することができる。ただし、プレイリスト24に登録された最初の再生順のオーディオファイル25の再生前は、直前に再生したプレイリスト24に登録されたオーディオファイル25が存在しないので、この最初の再生順のオーディオファイル25と同じアーティストやジャンルの楽曲を再生するようにしている。
【0058】
なお、ステップ420の着目地点到達の判定では、着目地点が楽曲再生開始地点である場合には、着目地点の所定距離(たとえば500m)手前の地点に到達した時点で、着目地点に到達したと判定することにより、プレイリスト24に登録されたオーディオファイル25の再生が、そのオーディオファイル25の楽曲再生開始地点を大きく通りすぎた地点から再生されることを抑制するようにしてもよい。また、できるだけ着目地点近くで、オーディオファイル25の再生が終了し、その着目地点を楽曲再生開始地点とするオーディオファイル25の再生が開始されるように、ステップ426において、再生するオーディオファイル25の選定を、HDD2に記録されている各オーディオファイル25の再生時間と着目地点までの距離を考慮して行うようにしてもよい。
【0059】
以上、第2の実施形態について説明した。
以下、第3の実施形態について説明する。
本第3実施形態は、上記第1実施形態における楽曲再生制御処理とを、図6、7に手順を示す楽曲再生制御処理に置き換えたものである。
図6に示すように、この処理では、まず、メモリ3上に新規プレイリストを作成する(ステップ602)。そして、設定されている誘導経路に従って走行した場合の、目的地到着時刻を算出する(ステップ604)。
そして、この時点で図8aのように表示されているナビゲート画像上に図8bに示すプレイリスト作成ウインドウ810を表示する(ステップ606)。図示するように、このプレイリスト作成ウインドウ810には、算出した目的地到着時刻を表示する。また、プレイリスト作成ウインドウ810には、作成したプレイリスト24に登録されている各オーディオファイル25の楽曲のタイトルと再生開始時刻の組を各列として、各列をそのオーディオファイル25のプレイリスト24が規定する再生順に表示したリストを表示する。ただし、この再生開始時刻は、このリストの各列において、ユーザから設定を受け付ける。
【0060】
さて、このプレイリスト24への楽曲の登録は、プレイリスト作成ウインドウ810の追加ボタン811の操作によって受け付ける。すなわち、プレイリスト作成ウインドウ210の追加ボタン811が操作されたならば(ステップ608)、図8cに示す楽曲選択ウインドウ220を表示し(ステップ634)、前記第1実施形態と同様に、選択ボタン221の操作に応じて(ステップ638)、プレイリスト24に登録する楽曲のオーディオファイル25の選択を受け付け、選択された楽曲のオーディオファイル25をプレイリスト24に登録し(ステップ640)、楽曲選択ウインドウ220を閉じる(ステップ642)。ただし、取消ボタン222が操作された場合には、そのまま、楽曲選択ウインドウ220を閉じる(ステップ642)。
【0061】
さて、前述のように、ユーザは、このようにしてプレイリスト24に登録された各オーディオファイル25の再生開始時刻を、図8d、図8eの820に示すように、プレイリスト作成ウインドウ810の楽曲のリスト上の、任意のオーディオファイル25の列に所望の時刻を入力することにより設定することができる。
【0062】
すなわち、ユーザから再生開始時刻の設定を受けた制御部1は(ステップ610)、プレイリスト24に、設定された再生開始時刻を、当該再生開始時刻の設定を受け付けたオーディオファイル25の再生開始時刻として登録し(ステップ644)、再生開始時刻の順に、プレイリスト24に登録された各オーディオファイル25の再生順を更新する(ステップ646)。
【0063】
また、このプレイリスト作成ウインドウ810上で、楽曲のリスト上での列の選択と、削除ボタン812の操作があった場合には(ステップ612)、選択された列に対応するオーディオファイル25の登録を、プレイリスト24から削除し、削除したオーディオファイル以降の再生順の各オーディオファイル25の再生順を1繰り上げる(ステップ648)。
【0064】
そして、プレイリスト作成ウインドウ810の完了ボタン813が作成された場合には(ステップ614)、プレイリスト作成ウインドウ810を消去し(ステップ616)、以下の処理を行う。
すなわち、まず、その時点でプレイリスト24に登録されている各楽曲の再生時間帯を算出する(ステップ618)。この各オーディオファイル25の再生時間帯は、再生開始時刻から、再生開始時刻にそのオーディオファイル25の再生時間のを加えた時刻までの時間帯として求まる。
【0065】
次に、このようにしてプレイリスト24に登録されている各オーディオファイル25の再生時間帯が求まったならば、求めた再生時間帯に走行することが予測される誘導経路上の区間を、再生区間として予測する(ステップ620)。そして、各オーディオファイル25の再生区間を予測できたならば、図8fに示すように、予測した各再生区間を、その境界を白丸231で示すことにより表示すると共に、各再生区間に対応づけて、その再生区間を走行中に再生されるオーディオファイル25の楽曲のタイトルや再生開始時刻や再生終了時刻といった情報を楽曲情報232として表示する(ステップ622)。
【0066】
また、制御部1は、この楽曲情報の表示と共に、再生受付ウインドウ240を表示する(ステップ624)。
そして、再生受付ウインドウ240の再編集ボタン241が操作されたならば(ステップ626)、再生受付ウインドウ240を閉じた上で(ステップ650)、ステップ606に戻って、プレイリスト24の編集の処理を再度行う。一方、再生受付ウインドウ240の取消ボタン242が操作されたならば(ステップ628)、プレイリスト24を削除して、再生受付ウインドウ240と区間境界の白丸や楽曲情報の表示を消去し(ステップ650)、処理を終了する。
【0067】
一方、再生受付ウインドウ240の再生ボタン243が操作されたならば(ステップ630)、再生受付ウインドウ240と区間境界の白丸231や楽曲情報232の表示を消去し(ステップ632)、以下の処理を行う。
すなわち、図7に示すように、現在時刻から目的地到着時刻までの時間帯のうちの、プレイリスト24に登録されているオーディオファイル25の再生時間でない各時間帯を順次、未指定時間帯とし(ステップ702、714、722)、各未指定時間帯について以下の処理を行う。
【0068】
すなわち、未指定時間帯の前の再生開始時刻を持つオーディオファイル25がプレイリスト24に登録されているかどうかを調べ(ステップ704)、登録されていれば、未指定時間帯の直前に再生されるプレイリスト登録のオーディオファイル25(未指定時間帯の開始時刻を再生時間帯の終わりとするオーディオファイル25)を基準楽曲とし(ステップ706)、登録されていない場合には未指定時間帯の次に再生されるプレイリスト登録のオーディオファイル25(未指定時間帯の終了時刻を再生開始時刻とするオーディオファイル25)を基準楽曲とする(ステップ718)。
【0069】
そして、基準楽曲と関連する未再生の1または複数のオーディオファイル25を、そのオーディオファイル25の再生時間の和と、未指定時間帯の長さとの差が最小となるようにHDD2から探索する(ステップ708)。ここで、基準楽曲と関連する未再生のオーディオファイル25としては、前記第2実施形態と同様に、基準楽曲としたオーディオファイル25のタグ情報が示すアーティストと同じアーティストをタグ情報が示すオーディオファイル25、すなわち、基準楽曲と同じアーティストによる楽曲のオーディオファイル25を探索する。または、基準楽曲としたオーディオファイル25のタグ情報が示すジャンルと同じジャンルをタグ情報が示すオーディオファイル25、すなわち、基準楽曲と同じジャンルの楽曲のオーディオファイル25を探索する。
そして、探索した1または複数のオーディオファイル25を、未指定時間帯の前の再生開始時刻を持つオーディオファイル25がプレイリスト24に登録されていない場合には(ステップ710)、プレイリスト24に最初の再生順を持つオーディオファイル25の前に順次再生されるべきオーディオファイル25としてプレイリスト24に登録し(ステップ720)、未指定時間帯の前の再生開始時刻を持つオーディオファイル25がプレイリスト24に登録されていれば(ステップ710)、未指定時間帯の直前に再生されるプレイリスト登録のオーディオファイル25の次に順次再生されるべきオーディオファイル25としてプレイリスト24に登録する(ステップ712)。
【0070】
そして、プレイリスト24に登録されているオーディオファイル25の再生時間でない目的地到着時刻までの時間帯の全てについて、以上の処理が終了したならば(ステップ714)、、作成したプレイリスト24をHDD2に記録した上で、プレイリスト24に登録された各オーディオファイル25を、プレイリスト24が規定する再生順に再生し(ステップ716)、処理を終了する。
【0071】
以上、本発明の第3の実施形態について説明した。
以上のように本第3実施形態によれば、ユーザは、再生区間を確認しながら楽曲の再生開始時刻を指定したプレイリスト24の作成を行うことができる。また、本第3実施形態によれば、プレイリスト24に登録された各オーディオファイル25を、そのオーディオファイル25についてユーザが指定した再生開始時刻近傍の時刻に再生が開始しつつ、再生すべきプレイリスト24に登録されたオーディオファイル25が存在しない期間には、直前に再生したプレイリスト24に登録されたオーディオファイル25と、同じアーティストやジャンルの楽曲、したがって、直前に再生したプレイリスト24に登録されたオーディオファイル25と同じムードの楽曲であってユーザがその区間で聞きたいであろうと推定される楽曲を選択して再生することができる。ただし、プレイリスト24に登録された最初の再生順のオーディオファイル25の再生前は、直前に再生したプレイリスト24に登録されたオーディオファイル25が存在しないので、この最初の再生順のオーディオファイル25と同じアーティストやジャンルの楽曲を再生するようにしている。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザが、ドライブ中に再生する楽曲の再生スケジュールを作成する場合に、楽曲が再生される走行区間を認識できるようにすることができる。また、本発明によれば、ユーザがドライブする区間の一部についてのみ再生する楽曲を規定した場合でも、ドライブする全区間に渡って、ユーザの意図にあったムードの楽曲を順次再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る表示画面例を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る楽曲再生制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る楽曲再生制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る表示画面例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る楽曲再生制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態に係る楽曲再生制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態に係る表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
1…制御部、2…HDD、3…メモリ、4…ナビゲーション部、5…操作部、6…表示制御部、7…表示部、8…CDドライブ、9…オーディオコーデック、10…D/A変換器、11…アンプ、12…スピーカ、13…状態検知部、21…CD−DA、22…地図データ、23…CDDB、24…プレイリスト、25…オーディオファイル、41…現在位置算出部、42…ルート探索部、43…案内処理部。

Claims (9)

  1. 目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、
    ユーザの編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを作成する再生スケジュール作成手段と、
    前記再生スケジュールに従って、楽曲を再生した場合に、楽曲再生中に通過することが予測される前記誘導経路上の区間を当該楽曲の再生区間として算出する再生区間算出手段と、
    前記再生スケジュールによって再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する前記誘導経路図形上の区間に対応づけて表示する楽曲再生区間提示手段と、
    前記再生スケジュールに従って楽曲を再生する楽曲再生手段とを有することを特徴とする車載システム。
  2. 請求項1記載の車載システムであって、
    前記再生スケジュールは、再生する楽曲と、楽曲の再生順を規定するものであり、
    前記再生区間算出手段は、各楽曲の再生時間と再生順より、各楽曲の再生時間帯を算出し、各楽曲について、当該楽曲の前記再生区間として、当該楽曲に対し算出した再生時間帯に通過することが予測される前記誘導経路上の区間を算出することを特徴とする車載システム。
  3. 請求項1記載の車載システムであって、
    前記再生スケジュールは、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する前記誘導経路上の地点である再生開始地点を規定するものであり、
    前記再生区間算出手段は、各楽曲について、当該楽曲の前記再生区間として、当該楽曲の再生開始地点を区間始点とし、当該楽曲の再生開始地点から当該楽曲の再生時間と同じ時間走行した場合に到達する前記誘導経路上の地点を区間終点とする区間を算出することを特徴とする車載システム。
  4. 請求項1記載の車載システムであって、
    前記再生スケジュールは、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する時刻である再生開始時刻を規定するものであり、
    前記再生区間算出手段は、各楽曲について、当該楽曲の前記再生時間帯を、当該楽曲の再生開始時刻と、当該再生開始時刻から当該楽曲の再生時間経過した時刻との間の時間帯として算出することを特徴とする車載システム。
  5. 請求項1、2、3または4記載の車載システムであって、
    前記再生スケジュール作成手段は、前記楽曲再生区間提示手段が、前記再生スケジュールによって再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する前記誘導経路図形上の区間に対応づけて表示した後に、再度ユーザの編集操作を受付け、受け付けた編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを編集することを特徴とする車載システム。
  6. 目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、
    ユーザの編集操作に応じて、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する前記誘導経路上の地点である再生開始地点を規定する再生スケジュールを編集する再生スケジュール作成手段と、
    前記再生スケジュールに従って、前記再生スケジュールに規定された再生開始地点または当該再生開始地点近傍の地点で、当該再生開始地点から再生を開始することが規定されている楽曲を再生すると共に、前記再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間に、当該期間の前または後に前記再生スケジュールに従って再生する楽曲と、所定の音楽分類上の属性が共通する楽曲を順次再生する楽曲再生手段とを有することを特徴とする車載システム。
  7. 目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、
    ユーザの編集操作に応じて、再生する楽曲と、楽曲の再生を開始する時刻である再生開始時刻を規定する再生スケジュールを編集する再生スケジュール作成手段と、
    前記再生スケジュールに従って、前記再生スケジュールに規定された再生開始時刻または当該再生開始時刻近傍の時刻に、当該再生開始時刻から再生を開始することが規定されている楽曲を再生すると共に、前記再生スケジュールに従って再生すべき楽曲が無い期間に、当該期間の前または後に前記再生スケジュールに従って再生する楽曲と、所定の音楽分類上の属性が共通する楽曲を順次再生する楽曲再生手段とを有することを特徴とする車載システム。
  8. 目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部を備えた車載システムにおいて、楽曲を再生する楽曲再生方法であって、
    ユーザの編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを作成するステップと、
    前記再生スケジュールに従って、楽曲を再生した場合に、楽曲再生中に通過することが予測される前記誘導経路上の区間を当該楽曲の再生区間として算出するステップと、
    前記再生スケジュールによって再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する前記誘導経路図形上の区間に対応づけて表示するステップと、
    前記再生スケジュールに従って楽曲を再生するステップとを有することを特徴とする車載システムにおける楽曲再生方法。
  9. コンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    目的地までの間の経路を探索して誘導経路として設定し、設定した誘導経路を表す誘導経路図形を地図上に表示することにより、誘導経路に沿った走行を案内するナビゲーション部と、
    ユーザの編集操作に応じて、楽曲の再生スケジュールを作成する再生スケジュール作成手段と、
    前記再生スケジュールに従って、楽曲を再生した場合に、楽曲再生中に通過することが予測される前記誘導経路上の区間を当該楽曲の再生区間として算出する再生区間算出手段と、
    前記再生スケジュールによって再生がスケジュールされている各楽曲の情報を、当該楽曲について算出した再生区間に対応する前記誘導経路図形上の区間に対応づけて表示する楽曲再生区間提示手段と、
    前記再生スケジュールに従って楽曲を再生する楽曲再生手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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