JP2005036350A - 耐水耐油紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】離解性を有し、且つ水や油を吸収させた際に黒ずみの発生を阻止する。
【解決手段】吸水、吸油層として少なくとも1層以上の層抄きからなり、70%よりも高い白色度(JIS P8148)を有する紙層1と、紙層1に吸収される水及び油の浸み出しを阻止するための、水性エマルジョンの塗工・乾燥により形成された厚さ15μm以下のバリア層2と、バリア層2上に形成され、予め無機材が配合され且つ80%以上の白色度(JIS P8148)を有する外面印刷層3と、を備えた耐水耐油紙である。バリア層2を水性エマルジョンから形成したので離解性を有し、バリア層2を挟む外面印刷層3と紙層1との白色度をそれぞれ高い値に規定したので、水や油を吸収させた際に、黒ずみの発生を阻止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば水や油が表面に存在する食品を包装するための耐水耐油紙に係り、特に、離解性を有し、且つ、水や油を吸収させた際に、黒ずみの発生を阻止し得る耐水耐油紙に関する。
従来、耐水性の高い耐水紙として、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチックフィルムを貼り合わせたフィルム貼合紙が用いられている。しかしながら、フィルム貼合紙は、ゴミとして収集された後、離解時の裁断機のギロチン刃や回転刃で破壊しきれず、離解性がない。このため、フィルム貼合紙は、資源回収が困難であり、近年の環境問題への要求の高まりから敬遠される傾向にある。
一方、プラスチックフィルムを使わない耐水紙としては、古紙を原料とした加工紙の表面にアクリル系エマルジョンを数回にわたって塗布し、アクリル系樹脂層を積層させてなるリサイクル可能な加工紙が特許文献1に記載されている。
特開平6−57689号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、水・油が表面に存在する食品を加工紙で包装する場合、食品の水、油、水蒸気を吸収して紙層が透明化し、外側から古紙の黒ずみが見えてしまうので、外観を重視する用途には不向きと考えられる。
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、離解性を有し、且つ、水や油を吸収させた際に、黒ずみの発生を阻止し得る耐水耐油紙を提供することを目的とする。
請求項1に対応する発明は、吸水、吸油層として少なくとも1層以上の層抄きからなり、70%よりも高い白色度(JIS P8148-1993)を有する紙層と、前記紙層に吸収される水及び油の浸み出しを阻止するための、水性エマルジョンの塗工・乾燥により形成された厚さ15μm以下のバリア層と、前記バリア層上に形成され、予め無機材が配合され且つ80%以上の白色度(JIS P8148-1993)を有する外面印刷層と、を備えた耐水耐油紙である。
このように、バリア層を水性エマルジョンから形成したので離解性を有し、バリア層を挟む外面印刷層と紙層との白色度をそれぞれ高い値に規定したので、水や油を吸収させた際に、黒ずみの発生を阻止することができる。
また、請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する耐水耐油紙において、前記外面印刷層としては、ベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒以上であり、前記紙層としては、ベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒未満である耐水耐油紙である。
このように、外面印刷層と紙層とのベック平滑度をそれぞれ高い値と低い値に規定したので、請求項1に対応する作用に加え、耐水耐油紙を重ねた際のブロッキング(疑似接着)の発生を阻止することができる。
さらに、請求項3に対応する発明は、請求項1又は請求項2に対応する耐水耐油紙において、前記紙層としては、コッブ吸水度(JIS P8140-1976)が30〜350[g/m・2分]の範囲内にある耐水耐油紙である。
このように、紙層のコッブ吸水度を規定したので、請求項1,2に対応する作用に加え、充分な吸水量、吸油量を得ることができる。
また、請求項4に対応する発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に対応する耐水耐油紙において、前記紙層としては、撥水度(JIS P8137-1976)がR4以下である耐水耐油紙である。
このように、紙層の撥水度を低い値に規定したので、請求項1〜3に対応する作用に加え、製函時に完全水性型の水性グルー(glue:にかわ)を使用することができる。
以上説明したように本発明によれば、離解性を有し、且つ、水や油を吸収させた際に、黒ずみの発生を阻止できる耐水耐油紙を提供できる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る耐水耐油紙の構成を模式的に示す断面図である。この耐水耐油紙は、紙層1、バリア層2及び外面印刷層3が順次積層されて構成されている。
ここで、紙層1は、吸水、吸油層として少なくとも1層以上の層抄きからなり、70%よりも高い白色度(JIS P8148-1993)を有している。紙層1の白色度は70%より大きければ、吸水、吸油した際の透明化による外観の黒ずみ変化を抑制可能であり、外観上汚く見えない。
なお、紙層1は、耐水耐油紙を重ねたときのブロッキングを阻止する観点から、表面1bのベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒未満であることが好ましい。また、紙層1は、充分な吸水量、吸油量を得る観点から、表面1bのコッブ吸水度(JIS P8140-1976)が30〜350[g/m・2分]の範囲内にあることが好ましい。さらに、紙層1は、例えば水性グルーを使用可能とする観点から、表面1bの撥水度(JIS P8137-1976)がR4以下であることが好ましい。
バリア層2は、紙層1に吸収される水及び油の浸み出しを阻止するように、水性エマルジョンの塗工・乾燥により形成された厚さ15μm以下の樹脂層である。バリア層2は、厚さ15μmもあれば包装用紙としては十分な性能であり、吸水、吸油層としては単層、多層であっても構わないが、必要な吸水、吸油量のみならず、厚みによる紙の剛性等を鑑みて単層、多層選べば良い。
詳しくは、バリア層2の厚さは、食品のもつ水、油、使用温度等により求められる性能が違うため、15μm以下で適宜設定すれば良い。バリア層2の厚さが15μmあれば、高温の油、水に対しても強いバリア性を発現できる。また、バリア層2の厚さの下限は、1〜2μm以上である。
ここで、バリア層2の材料となる水性エマルジョンとしては、アクリル系エマルジョン、ポリエステル系エマルジョン、澱粉、PVA、シェラック、等が使用可能となっている。
アクリル系エマルジョンは、アクリルポリマー、アクリルスチレンコポリマー等の共重合体エマルジョンや自己架橋型アクリル系共重合体エマルジョン等のエマルジョンが使用可能となっている。具体的には、スチレン及びスチレン誘導体、アクリル酸(メタクリル酸)及びアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸エステルやメタクリル酸メチル等のメタクリル酸エステルなどを共重合したアクリルコポリマーが使用可能である。
他に均一な皮膜性を付与するためにワックス(Wax)系エマルジョンなどを添加してもよい。ワックスエマルジョンとしては、パラフィン系ワックス、ポリエチレン系ワックス、マイクロクリスタリン系ワックスを混合して使用してもよい。また柔軟性を付与するためにSBRエマルジョンを混合したエマルジョンとして使用してもよい。なお、バリア層2は、基本的に任意の組成の樹脂を使用可能であり、内部に位置することからブロッキング問題を起こさないので、ガラス転移温度Tgが低い値の樹脂をも使用可能となっている。
画面印刷層3は、バリア層1上に形成され、予め無機材が配合され且つ80%以上の白色度(JIS P8148-1993)を有している。また、外面印刷層3は、表面3aのベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒以上であることが好ましい。
外面印刷層3の白色度は、80%以下だと印刷インキによる印刷美麗性が落ち、80%以上だと透明化した内面の紙のしみ込みが目立たなくなるので、80%以上が必要である。外面印刷層3は、無機材が配合されてなり、炭酸カルシウム、シリカ、酸化チタン、クレーなどが使用可能であり、白色度を上げるには酸化チタンの配合を増やすのが望ましい。クレー等の配合を行い、塗工後にカレンダーロールに通して、クレーをつぶして再配列し平滑な印刷面を形成可能となっている。
次に、以上のように構成された耐水耐油紙の製造方法及び作用を説明する。
紙層1は、通常の抄紙工程にて得られる。紙層1の積層面1aの表面粗さは、原料叩解度(CSF)やウェットプレス圧の調整、ヤンキードライヤの使用、顔料のプレコート、カレンダー処理などにより、適宜、制御される。
紙層1の積層面1aの液体吸収性は、酸性サイズ剤または中性サイズ剤の内添、サイズプレスによる表面サイズコーティング等により適宜制御される。
外面印刷層3、バリア層2への樹脂塗布は、オンマシンあるいはオフマシンで使われているロッドバーコータ、グラビアコータ、ロールコータ、バーコータ、ブレードコータ、エアナイフコータ、カーテンコータ、リップコータいずれもが使用可能である。
バリア層2は、高い耐油、耐水度が要求されて厚塗りが必要な場合、コンマコート、エアナイフ、リップなど厚塗りに適したコーティング方式を使用すればよい。塗布量は、乾燥後で〜20g/m2−dryの範囲が好適である。なお、塗布量は、1g/m2より少ないと、連続した均一な皮膜形成が不十分となり耐水性等の性能が十分に発現されず、20g/m2より多くなると、乾燥能力的に製造が困難となる。塗布量は、基材の状態、要求性能に合わせて設定すればよい。紙にしみ込む量もあるので、厚み的には15μm以下になるようになれば高耐水性、高耐油性を付与することができる。
バリア層2の塗工時の乾燥温度は、特に限定されないが、水を飛ばし、エマルジョン粒子同士を凝集させ、溶融させるのに充分な温度として、70〜150℃の範囲内であればよい。乾燥により得られた樹脂皮膜が水、油などの液体の浸透を阻止し、耐水、耐油性を発現する。
バリア層2の形成後、外面印刷層3への樹脂塗布は、前述した各コータが使用可能であり、より望ましくはコンマコート、エアナイフコータ後、ヤンキードライヤの使用、顔料のプレコート、カレンダー処理などを行い、表面粗さをコントロールすることが望ましい。
外面印刷層3の形成により、耐水耐油紙の製造が完了する。
次に、このようにして得られた耐水耐油紙の作用を「ブロッキング性」、「吸水・吸油性」、「撥水性」、「アンカー効果」、「その他、耐カール効果」の順に説明する。
<ブロッキング性>
外面印刷層3の表面3aのベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒以上であるので、一般的な包装用印刷を実現できる。紙層1の表面1bのベック平滑度が100秒未満であるので、巻き状態、シートで積まれたときの外面印刷層3b/紙層1bの界面でのブロッキング性が良好である。
詳しくは、外面印刷層3の表面3aと、紙層1の表面1bとのブロッキング(耐水耐油紙を重ねた際の疑似接着)は、両者の表面3a,1bの平滑性が共に高ければ高いほど発生し易い。ブロッキングが発生し易いと、巻き状態の紙をシート状に切り落とすシーティングの際に、ブロッキングして耐水、耐油層面が破壊されるトラブルや、次にシート立ちに積まれた状態で印刷機のフィーダー部分(送り込み部分)に紙が送り込まれる際に2枚、3枚等重なって送り込まれる問題や、さらに次の打ち抜きにおいてもフィーダートラブル、製函後のサック開封ができないなどといった不都合を生じ易い。
樹脂塗工紙の場合、ブロッキングは、樹脂のガラス転移温度Tgが低く柔らかいほど高温高湿化でブロッキングを起こし易いが、平滑度が高いと更にブロッキングを起こし易い。紙層1の表面1bは、フィルム貼合紙、樹脂塗工紙の場合、平滑度はそれぞれ∞秒、400秒以上なる値を示す。この値以下であると、逆に耐水、耐油面のレベリングが悪くピンホール等の発生により、耐水、耐油性が悪くなる傾向がある。
本実施形態では、ブロッキングの原因となる樹脂層が中間のバリア層2にあるため、Tgの低い樹脂を使用でき、例えば柔らかい樹脂をバリア層2に使用して折り曲げた際のバリア層の破壊(クラック)を最小限にくい止めることができる。
紙層1の表面1bは粗く、ベック平滑度では30秒未満であることが多い。但し、最近の包装材においては、紙層1の表面1bに製造IDや、プレゼントの応募先、絵柄などを印刷することが多く、絵柄印刷層3の表面3aの平滑性が求められることが多い。そのためポバールや澱粉などによる微塗工を行い、平滑性を付与する場合もある。この場合でも、紙層1の表面1bがベック平滑度100秒以下であれば対応することができる。
<吸水・吸油量>
紙層1の表面1bのコッブ吸水度が30〜350[g/m・2分]の範囲内にあるので、十分な吸水、吸油量を得ることが出来る。紙の坪量は310[g/m]以下を想定している。
<撥水性>
紙層1の表面1bは撥水度がR6未満であるので、完全水性型の水性グルーを使用できる。
詳しくは、一般的な樹脂コート紙、フィルム貼合紙の樹脂面、フィルム面の撥水度はR6以上であり、水性グルーの濡れ性が悪く、アルコール等を添加したグルーにより濡れ性を改善している場合が多い。製造ライン上では、アルコールの配合量が多い場合、アルコール臭がライン上の環境に影響を及ぼす点と、紙繊維がアルコールなどの溶剤を吸着し易く、包装内容物への影響が心配である点とから、完全水性のグルーを使用することが望ましい。
本実施形態は、撥水度R6未満で濡れ性の改善が不要なため、完全水性型の水性グルーを使用できる。本実施形態では、樹脂コートをしないため、本来撥水度はR0付近の値を示すが、既に述べたように、ポバールや澱粉を表面に微塗工(0.5g/m2程度)している場合がある。この微塗工により、高温高湿な日本の気候に合わせて表面の耐水性(吸水性)を上げたり、繊維の毛羽立ちを防ぎ、滑り性の向上によるライン上の適性を与えたり、内面印刷適性を与えたりする効果がある。
このため、撥水度を規定することが好ましい。本実施形態は、紙層1の表面1bのコッブ吸水度が所定の範囲内にあり、かつ撥水度がR6未満であれば、従来の樹脂塗工やフィルム貼合とは異なり、特殊な難接着性のホットメルト、水性グルーを使用せずとも繊維へのアンカー効果を期待でき、一般的な安価なグルー、メルトを使用できる。また、製函条件の範囲が厳密に管理されている難接着剤(接着に要する時間長く、推奨温度巾も狭い)を使用せざるを得なかった従来の樹脂塗工紙やフィルム貼合とは異なり、大幅に管理値を広げることができる。
例えば、従来の樹脂塗工紙やフィルム貼合紙の場合、接着剤を使用した場合に初期接着に問題が有る場合が多い。理由は、接着剤が紙へ染み込まず、乾燥までに時間がかかることによる。このため、従来は、糊を介して貼り合わせた時に押さえる時間を長くすることが必要となり、製造スピードを若干であるが低速にする手法か、乾燥条件(時間、温度)を長め、高めに設定する手法がとられている。本実施形態では、初期接着が早いため、そのような手法をとる必要が無い。
<その他、耐カール効果>
本実施形態の耐水耐油紙は、水分の吸放出に優れ、表裏で物性にそれほど差がない点が優れている。
例えば従来の樹脂塗工紙やフィルム貼合紙は、水分の吸収が紙層1’の表面1bからと端面からしかなされない。その結果、従来の樹脂塗工紙やフィルム貼合紙は、湿度の変化の大きい季節に倉庫内で保管された場合、表裏で水分率に差ができ、図2に示すように、カールを発生させる。その他にも、従来の樹脂塗工紙やフィルム貼合紙は、各種インキ印刷工程、糊貼り工程など、温度がかかるラインで表裏の水分率に変化を及ぼし、カールを発生させる。問題となるカールは、10cm×10cmの試験片での立ち上がりが3mm以上が目安である。従来の樹脂塗工紙やフィルム貼合紙は、図2に示すように、それぞれ吸収しにくい層2’を内側にドーム上にカールを起こし、立ち上がり量が10mmに及んだ。
一方、本実施形態の耐水耐油紙は、速やかに水分率のばらつきが平衡に達するので、40度90%Rh内に24時間後のカールをみても、1mmの立ち上がりも生じなかった。
上述したように本実施形態によれば、バリア層2を水性エマルジョンから形成したので離解性を有し、例えば古紙を使用しない構成として、バリア層2を挟む外面印刷層3と紙層1との白色度をそれぞれ高い値に規定したので、水や油を吸収させた際に、黒ずみの発生を阻止することができる。また、バリア層2が、紙層1に吸収された水、油の通過を阻止するので、紙層1内の水・油が外面印刷層3に浸み出すことがなく、外面印刷層3が人や物に触れても、人や物に水・油が再付着することがない。
また、外面印刷層3と紙層1とのベック平滑度をそれぞれ高い値と低い値に規定したので、耐水耐油紙を重ねた際のブロッキング(疑似接着)の発生を阻止することができる。さらに、紙層1のコッブ吸水度を規定したので、充分な吸水量、吸油量を得ることができる。また、紙層1の撥水度を低い値に規定したので、製函時に完全水性型の水性グルー(glue:にかわ)を使用することができる。
さらに、本実施形態の耐水耐油紙は、水分の吸放出に優れ、表裏で物性にそれほど差がないので、ほとんどカールを発生させることがない。
また、本実施形態によれば、以上のような効果を奏する耐水耐油紙を用いた包装紙や包装体を提供することができる。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
以下、前述した実施形態を実施例により詳細に説明するが、本発明は前述した実施形態及び以下の各実施例に何等限定されない。
図3は本発明の各実施例1−3及び比較例1−6の試験及び評価の結果を一覧して示す図である。なお、以下の説明中「%」、「部」は、それぞれ「重量%」、「重量部」を表す。また、図3に示す各試験及び評価項目は次の通りである。
<平滑度> ベック平滑度は、「JIS P8119-1994:紙及び板紙のベック試験器による平滑度試験方法」に従って測定した。
<白色度> 白色度は、「JIS P8148-1993:紙及び板紙の拡散照明方式による白色度試験方法(ISO白色度)」に従って測定した。なお、測光器の測光特性及び分光特性の種類は、特性Aである。使用した測光器は、東洋精機株式会社製、OPTRON BRIGHTNESS 白色度測定器、(1993年9月14日購入)である。
<コッブ吸水度> コッブ吸水度は、「JIS P8140-1976:紙及び板紙の吸水度試験方法コッブ法」に従って測定した。蒸留水を測定面に接触させ、2分後の吸水量を測定した。
<撥水度> 撥水度は、「JIS P8137-1976:紙及び板紙の撥水度試験方法」に従って測定した。
<耐油性> 耐油性は、表面への浸み出しの評価であり、サラダ油を紙層1の表面1bより2ml接触させ、外面印刷層3の表面3aを下にし、40度90%Rh下で24時間放置し、外面印刷層3の表面3aから油が浸み出していないかどうかを、油とり紙を外面印刷層3の表面3aに接触させて判定した。
<外観3a面> 外面印刷層3の表面3aの外観は、印刷の美称性の評価であり、水性インキで印刷を行い、印刷画の浮き出しを目視判定した。
<外観1b面> 紙層1の表面1bの外観は、黒ずみの有無の評価であり、油のしみ込みによる黒ずみ感を目視で評価した。
<糊貼り> 糊貼りは、糊の接着性の評価であり、非樹脂塗工紙用の一般的な紙器容器用の酢酸ビニル系の糊(非難接着剤用水性グルー)のDBA770(サイデン化学)によって評価した。
<HM(ホットメルト)> HMは、ホットメルト接着性の評価である。耐水耐油紙の試料のホットメルト性は、外面印刷層3a面と紙層1b面について試験する。試験には、ホットメルト装置(商品名;ハッコーメルター 806−1(白光株式会社製))を使用した。耐水耐油紙から(幅)70mm×(流れ)150mmの形状の試験片を2枚1組で作成する。以下の説明中、この2枚1組の試験片の各々を第1試験片及び第2試験片と呼ぶ。
しかる後、ホットメルト装置にて180℃でホットメルトを溶融保温する。なお、ホットメルトは、商品名:HC1601(新田ゼラチン製)を使用した。
次に、第1試験片の紙層1b面に0.1gのホットメルトを塗布し、塗布から接着まで2秒放置(オープンタイム)する。
そして、第2試験片の外面印刷層3a面を第1試験片の紙層1b面(塗布面)に載せ接着させ、330gの加重(重し)をかけ2秒放置(セットタイム)する。次に、重しを外し、第1及び第2試験片を環境試験室に保存し24時間後、剥離試験を行なった。すなわち、冷凍、5℃冷蔵、温度25℃湿度60%、温度40℃湿度90%の環境下で放置後、剥離し紙剥けで合格とした。
<ブロッキング性>
なお、ブロッキングとは、重ねておいてある物質の界面で疑似接着又は接着が起きてなかなか離れない(剥がれない)現象をいう。ここでは、このようなブロッキングを生じさせにくいブロッキング(耐)性を調べた。
評価方法は、耐水耐油紙を10cm×10cmの複数枚の試験片に加工した。次に、各試験片を重ねて第1試験束(2枚の試験片の外面印刷層面3aと紙層面1bとを重ねたもの)と、第2試験束(2枚の試験片の紙層面1b/紙層面1b同士を重ねたもの)との組を作成した。このような組を各実施例及び各比較例毎に10組づつ作成し、10組を1000g/mの加重になるように、ブロッキングテスターにかけ、50℃80%Rh下に24hr放置し、後に剥離抵抗感を評価した。
評価結果は、さらっと剥離感なく剥がれる、もしくは軽い剥離感を感じる程度の剥離抵抗感を合格として符号○にて表した。また、評価結果は、強い剥離抵抗感のあるもの、及び強い剥離抵抗感に加えて界面で材破壊を起こすものを不合格として符号×にて表した。
<水蒸気吸湿性> 水蒸気吸湿性は、作成した耐水耐油紙に冷凍チキン100gをのせ、500Wのレンジで5分温め解凍を行い、10分間放置して、紙層面1bの蒸気の結露の有無を評価した。
<リサイクル性> リサイクル性は、離解性の評価であり、「JIS P8209:パルプ試験用手抄き紙調整方法」に記載された標準解繊機(Tappi標準離解機;3000rpm)を用い、常温水道水にて1〜2cm角に裁断したサンプルをパルプスラリー濃度2%なる量を水と一緒に加え、15分間解繊を行った。できたスラリーを目視で評価した。繊維以外に大きな凝集体(3mm角以上)があれば不合格として符号×で表した。
[実施例1]
実施例1は、図1及び図3に示した構成である。
実施例1の紙層1は、坪量260gであり、紙種としてバージンパルプが使用され、このパルプの白色度が80%となっている。紙層1の表面1bは、平滑度が50秒であり、コッブ吸水度が240[g/m・2分]であり、撥水度がR0である。
実施例1のバリア層2は、厚み15μmであり、樹脂系がアクリル系であり、樹脂のガラス転移温度Tgが20℃である。
実施例1の外面印刷層3の表面3aは、平滑性が200秒であり、白色度が80%である。
以上のような実施例1の製造工程としては、紙層1にアクリル系の樹脂を15g/m・dryになるようにコンマコートでWETコートを行い、乾燥炉にて120℃30秒で乾燥させ、バリア層2を形成した。
続いて、酸化チタンを配合し白色度を80%まで高めたクレーコートを10g/m・dryになるよう、再度コンマーコートでバリア層2上に塗工し、120℃30秒で乾燥させて外面印刷層3を形成した後、カレンダーロールで外面印刷層面3aの平滑度を200秒になるよう調整した。印刷性は問題なかった。
以上のように実施例1の耐水耐熱紙を製造した。
次に、実施例1の評価結果を述べる。
耐油性は、表面への浸み出しがなく、黒ずみ感もなく良好であった。糊貼り、HMの接着性は、問題なく紙剥け(材破壊)まで起こす接着力を示した。
ブロッキング性は、外面印刷層3a/紙層面1b、紙層面1b/紙層面1b共に、50℃80%Rhの環境下において剥離感が非常に軽く、問題なかった。
水蒸気吸着性は、結露の発生がなく良好であった。
リサイクル性は、凝集体の発生もなく、樹脂粒が1mm程度に裁断され、パルプスラリーと分離されてあった。実施例1は、食品に接触した紙層1で水、油を浸透させ、水、油の食品への再付着を防ぎ、紙層1が吸水、吸油し透明化した際に紙内面、外面印刷面の美麗性を損なうことが無く、また、ブロッキング性、接着性に優れ、リサイクル性もある包装用紙となっていた。
[実施例2]
実施例2は、実施例1の構成において、バリア層2の厚みを10μmと薄くし、外面印刷層3の白色度を90%と上げたものである。実施例2の製造工程は、実施例1と同様である。
実施例2は、実施例1よりも若干バリア層2を薄くし、外面印刷層3の白色度を上げたが、実施例1と同じ評価結果が得られた。
[実施例3]
実施例3は、実施例1の構成において、バリア層2の樹脂をSBRとし、バリア層2の厚みを10μmとし、外面印刷層3のベック平滑度を100秒とし、紙層1のベック平滑度を95秒とし、外面印刷層3の白色度を90%とし、紙層1のコッブ吸水度を150[g/m・2分]とし、紙層1の撥水度をR4としたものである。実施例3の製造工程は、実施例1と同様である。
但し、実施例3の紙層1の表面1bは、印刷するためにPVAにて微塗工を行い、表面の毛羽立ちを抑え、平滑性を付与している。
実施例3は、実施例1と比べ、コッブ吸水度を下げて撥水度を上げたため、糊貼り及びホットメルト接着性が若干下がっているが、糊貼り及びホットメルト接着性の両者とも特に問題なく紙剥け(材破壊)までおこす接着力を示した。
実施例3の糊貼り及びホットメルト接着性以外の評価結果は、実施例1と同様であった。
[比較例1]
比較例1は、図4及び図3に示すように、実施例2の外面印刷層3に代えて、75%の白色度をもつ外面印刷層3を備えている。比較例1は、外面印刷層3の他は実施例2と同様な材料、方法により作成された。
比較例1は、外面印刷層3の白色度が低いため、外観3aの評価において、外面印刷層3の表面3aに印刷した所、画像の浮き上がりに乏しかった。なお、比較例1の外観3a以外の評価は、実施例2と同様であった。
[比較例2]
比較例2は、図5及び図3に示すように、実施例2の紙層1に代えて、70%の白色度をもつ紙層1を備えている。比較例2は、紙層1の他は実施例2と同様な材料、方法により作成された。
比較例2は、紙層1の白色度が低いため、外観1bの評価において、紙層1の表面1bへの油のしみ込みが若干印刷面への黒ずみ感として目視された。比較例2の外観1b以外の評価結果は実施例2と同様であった。
[比較例3]
比較例3は、図6及び図3に示すように、実施例2の紙層1に代えて、紙層1のパルプの一層に古紙層1**を含む紙層1を備えている。古紙層1**の白色度は40%である。比較例3は、紙層1の他は実施例2と同様な材料、方法により作成された。
比較例3は、古紙層1**を含むため、外観1bの評価において、紙層1の表面1bへの油のしみ込みが印刷面への完全な黒ずみとして目視された。比較例3の外観1b以外の評価結果は、実施例2と同様であった。
[比較例4]
比較例4は、図7及び図3に示すように、坪量260g/mの古紙からなる古紙層1**の片面1aに外面印刷層3を有し、古紙層1**の他の片面1b**に厚さ16μmのPP(ポリプロピレン)のバリア層2を貼り合わせた構成となっている。
比較例4の古紙層1**は、40%の白色度をもっている。
比較例4のバリア層2のPP樹脂は、ガラス転移温度Tgが5℃である。
比較例4のバリア層2の表面2bは、(図3中、1b面に記載するが)平滑度が∞秒であり、コッブ吸水度が0[g/m・2分]であり、撥水度がR10である。
比較例4の外面印刷層3の表面3aは、平滑性が200秒であり、白色度が90%である。
比較例4は、低いコッブ吸水度と高い撥水度をもつバリア層2を表面に配置したため、糊貼り、HM接着性が悪く、蒸気吸湿性が無く、食品が水っぽくなった。また、比較例4は、バリア層2にPPを用いたため、リサイクル性がなかった。詳しくは、比較例4は、15分間離解しても1cm×1cmの樹脂膜がそのまま多数存在し、離解機の裁断刃にからみつく状態となり、トルク増によるモーターの焼き付きが懸念された。なお、比較例4の糊貼り、HM接着性、蒸気吸湿性、リサイクル性以外の評価結果は、実施例1と同様であった。
[比較例5]
比較例5は、図8及び図3に示すように、秤量260g/mの紙層1の片面1aに厚さ16μmのPPの印刷層兼バリア層2**を貼り合わせた構成となっている。
比較例5の紙層1は、実施例1の紙層1と同一特性のものである。
比較例5の印刷層兼バリア層2**のPP樹脂は、ガラス転移温度Tgが5℃である。
比較例5の印刷層兼バリア層2**の表面2aは、(図3中、3a面に記載するが)平滑性が∞秒となっている。
比較例5は、印刷層兼バリア層2**にPPを用いたため、比較例4と同様の状態でリサイクル性がなかった。また、比較例5は、外観3aにおいて、印刷層兼バリア層2**の平滑性が高いため、印刷層兼バリア層2**の印刷の美称性に優れていた。なお、比較例5のリサイクル性及び外観3a以外の評価結果は、実施例1と同様であった。
[比較例6]
比較例6は、図9及び図3に示すように、秤量260g/mの古紙層1**の片面1aに第1バリア層2及び外面印刷層3が順次積層されており、古紙層1**の他の片面1bに第2バリア層2iを備えた構成となっている。
比較例6の外面印刷層3の表面3aは、平滑性が200秒であり、白色度が90%であった。
比較例6のバリア層2,2iは、厚みが10μmであり、樹脂系がアクリル系であり、樹脂のTgが20℃である。
比較例6の古紙層1**は、白色度が40%である。
また、比較例6の第2バリア層2の表面2bは、平滑度が400秒であり、コッブ吸水度が5[g/m・2分]であり、撥水度がR8である。
比較例6は、低いコッブ吸水度と高い撥水度をもつ第2バリア層2を表面に配置したため、糊貼り、HM接着性が悪く、蒸気吸湿性が無く、食品が水っぽくなった。
比較例6は、ブロッキング性を評価した結果、外面印刷層面3a/バリア層2b面という界面において、両者3a,2bとも平滑性が高いため、強い剥離感があり、バリア層2b面/バリア層2bにおいて非常に強い剥離感及び材料取られがあり、不合格であった。なお、比較例6の糊貼り、HM接着性、蒸気吸湿性、ブロッキング性以外の評価結果は、実施例1と同様であった。
本発明の一実施形態に係る耐水耐油紙の構成を模式的に示す断面図である。 同実施形態における耐カール効果を説明するための従来のカールを示す模式図である。 本発明の各実施例及び比較例の試験及び評価の結果を一覧して示す図である。 同比較例の構成を模式的に示す断面図である。 同比較例の構成を模式的に示す断面図である。 同比較例の構成を模式的に示す断面図である。 同比較例の構成を模式的に示す断面図である。 同比較例の構成を模式的に示す断面図である。 同比較例の構成を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1,1…紙層、1a,1a,1b,1b,2b,3a,3a…面、1**…古紙層、2,2…バリア層、3,3…外面印刷層。

Claims (4)

  1. 吸水、吸油層として少なくとも1層以上の層抄きからなり、70%よりも高い白色度(JIS P8148-1993)を有する紙層と、
    前記紙層に吸収される水及び油の浸み出しを阻止するための、水性エマルジョンの塗工・乾燥により形成された厚さ15μm以下のバリア層と、
    前記バリア層上に形成され、予め無機材が配合され且つ80%以上の白色度(JIS P8148-1993)を有する外面印刷層と、
    を備えたことを特徴とする耐水耐油紙。
  2. 請求項1に記載の耐水耐油紙において、
    前記外面印刷層は、ベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒以上であり、前記紙層は、ベック平滑度(JIS P8119-1994)が100秒未満であることを特徴とする耐水耐油紙。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の耐水耐油紙において、
    前記紙層は、コッブ吸水度(JIS P8140-1976)が30〜350[g/m・2分]の範囲内にあることを特徴とする耐水耐油紙。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の耐水耐油紙において、
    前記紙層は、撥水度(JIS P8137-1976)がR4以下であることを特徴とする耐水耐油紙。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017523318A (ja) * 2014-07-04 2017-08-17 ビラールドコルスネス エービー コーティングした袋用紙

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