JP2005035726A - 用紙判定装置,給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

用紙判定装置,給紙装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】判定すべき用紙の種類の数に影響を受けることなく単純な構成で給紙部にセットされた用紙の種類を判定するための技術を提供すること。
【解決手段】スイッチ部48から出力される種類信号の信号レベルによって、給紙部40にセットされる用紙の種類を判定できる。また、スイッチ部48は、種類信号を用紙カセット70の種類に応じた信号レベルで出力するため、判定すべき用紙カセット70の種類(つまりスイッチSWの数)に拘わらず、スイッチ部48から用紙判定部30へ至る信号線Lは単一の信号線でよくなる。よって、判定すべき用紙の種類が多くても、画像形成装置1の内部構造が複雑化することはないため、従来よりも単純な構成で給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類を判定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、給紙部にセットされた用紙の種類を判定する用紙判定装置、この用紙判定装置を備える給紙装置および画像形成装置に関する。
従来から、画像形成装置において、給紙部にセットされている用紙の種類(例えば、サイズ、方向など)を判定するために、給紙部にセットされた用紙の種類に応じて異なる組み合わせで作動する複数のスイッチを設け、これらスイッチの作動状態によって給紙部にセットされた用紙の種類を判定する用紙判定装置が使用されている。
近年では、このような用紙判定装置において、複数のスイッチを用紙のサイズや方向だけでなく、普通紙,カラー紙,OHP用紙などといった紙の材質に応じた動作状態となるように構成し、このスイッチの作動状態によって給紙部にセットされた用紙のサイズ,方向および紙の材質を判定できるようにした技術も提案されている(特許文献1参照)。
特許第3411056号公報
ところで、上述した技術を含め、従来の用紙判定装置においては、通常、図11に示すように、セットされた用紙の種類に応じた組み合わせで進退する複数の突起540が用紙カセット520に設けられており、給紙部510に用紙カセット520が取り付けられた際に、突起540による押圧によって作動する複数のスイッチSWが、それぞれ制御部530との間で個別の信号線Lで接続されており、各信号線Lを流れる信号の有無により、用紙カセット520にセットされた用紙の種類を判定している。
しかし、このような構成では、判断すべき用紙の種類が多くなるほどスイッチSWの数が多く必要になり、これにより、制御部530に接続される信号線Lの数も多くなってしまう。このように判定すべき用紙の種類の数に影響を受けて用紙判定装置の内部構造が複雑化してしまうことは好ましくない。
本発明は、判定すべき用紙の種類の数に影響を受けることなく、単純な構成で給紙部にセットされた用紙の種類を判定するための技術を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため請求項1に記載の用紙判定装置は、給紙部にセットされた用紙の種類を判定する用紙判定装置であって、種類信号出力回路,比較特定回路および推定判定回路を備えている。これらのうち、種類信号出力回路は、給紙部に用紙がセットされる状態において、このセットされる用紙の種類に応じて複数のスイッチのうち1以上が作動し、該作動したスイッチの組み合わせに応じて異なる信号レベルの種類信号を出力する。また、比較特定回路は、種類信号出力回路から出力された種類信号の信号レベルを、信号レベルの異なる複数種類の基準信号のうち1以上と比較することにより、両信号の大小関係を特定する。そして、推定判定回路は、比較特定回路により特定された大小関係から推定される種類信号の信号レベルに基づいて、この信号レベルに対応する用紙の種類を、給紙部にセットされる用紙の種類として判定する。
このように構成された用紙判定装置によれば、種類信号出力回路から出力される種類信号の信号レベルによって、給紙部にセットされる用紙の種類を判定できる。また、種類信号出力回路は、種類信号を用紙の種類に応じた信号レベルで出力するため、判定すべき用紙の種類(直接的にはスイッチの数)に拘わらず、種類信号出力回路から比較特定回路へ至る信号線は単一の信号線でよくなる。よって、判定すべき用紙の種類に影響を受けて用紙判定装置の内部構造が複雑化することはない。また、単純な構成で給紙部にセットされた用紙の種類を判定することができる。
さらに、種類信号出力回路から出力される種類信号の信号レベルは、最終的に推定判定回路により推定されるが、この推定判定回路は、比較特定回路により特定された大小関係から推定される種類信号の信号レベルに対応する用紙の種類を給紙部にセットされる用紙の種類として判定することができる。ここでは、基準信号との大小関係から推定される信号レベルを種類信号の信号レベルとして特定していることになるが、このように信号レベルを特定するためには、例えば、アナログ−デジタル(A/D)コンバータのような変換素子を利用し、信号レベルを数値として直接読み取ることが考えられる。しかし、A/Dコンバータのような一般的に高価な変換素子を採用することは、用紙判定装置の製造コストを抑えるのに適しているとはいえない。そのため、本発明のように、A/Dコンバータなどの変換素子を用いずに種類信号の信号レベルを推定する構成は、用紙判定装置の製造コストを抑えるのに好適である。
なお、上述の推定判定回路が種類信号の信号レベルを推定するための具体的な構成は特に限定されないが、例えば、請求項2に記載のような構成を考えることができる。
請求項2に記載の用紙判定装置は、外部からの指令を受けて複数種類の基準信号のうちいずれかを生成する基準生成回路を備え、推定判定回路が、基準生成回路に複数種類の基準信号を信号レベルの大きい順番または小さい順番で生成させるように構成されており、この順番で基準信号が生成されるのに伴って比較特定回路により特定される大小関係が変化したときにおいて、基準生成回路により生成された基準信号の信号レベルから所定レベル大きいまたは小さい信号レベルの信号が、種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルである。
このように構成された用紙判定装置によれば、種類信号出力回路により出力される種類信号を、基準生成回路により生成される複数種類の基準信号それぞれと信号レベルの大きい順または小さい順番に比較していき、両信号の大小関係が変化したときの基準信号から所定レベル大きいまたは小さい信号レベルが種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルとなる。そして、この信号レベルに対応する用紙の種類を、給紙部にセットされている用紙の種類として特定することができる。
具体的には、種類信号が基準信号より大きい状態から小さい状態(または、小さい状態から大きい状態)になったときにおける基準信号の信号レベルに基づいて、この信号レベルより所定レベルだけ小さい(または、大きい)信号レベルが、種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルとなる。
なお、基準生成回路により生成される複数種類の基準信号のうち、信号レベルが最も大きいまたは小さい基準信号の信号レベルは、例えば、請求項3に記載のように、使用頻度が高いと想定される種類の用紙に対応する信号レベルとして設定するとよい。
このように構成された用紙判定装置によれば、給紙部にセットされる用紙の種類が、使用頻度の高い種類の用紙であるかどうかを真っ先にチェックすることができるため、用紙の種類を判定するのに要する時間の短縮を期待できる。
また、請求項4に記載の用紙判定装置において、種類信号出力回路は、給紙部に用紙がセットされていない場合に特定のスイッチが作動しない状態となり、この状態において特定の第1信号レベルで前記種類信号を出力して、推定判定回路は、種類信号の信号レベルとして推定した信号レベルが第1信号レベルである場合、給紙部に用紙がセットされていないと判定する。
このように構成された用紙判定装置によれば、種類信号の信号レベルによって、給紙部に用紙がセットされていない旨を判定することができる。
また、給紙部が用紙カセットを着脱可能である場合には、請求項5に記載のように構成するとよい。
請求項5に記載の用紙判定装置において、種類信号出力回路は、給紙部に用紙カセットが取り付けられた状態で、この用紙カセットにセットされた用紙の種類に応じて複数のスイッチのうち1以上が作動し、この作動したスイッチの組み合わせに応じて異なる信号レベルの種類信号を出力する一方、給紙部に用紙カセットが取り付けられていない状態において特定のスイッチが作動しない状態となり、この状態において特定の第2信号レベルで種類信号を出力して、推定判定回路は、種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルが第2信号レベルである場合、給紙部に用紙カセットが取り付けられていないと判定する。
このように構成された用紙判定装置によれば、種類信号の信号レベルによって、給紙部に用紙カセットが取り付けられていない旨を判定することができる。
また、給紙部が複数の用紙カセットを備えている場合には、例えば、請求項6に記載のように構成するとよい。
請求項6に記載の用紙判定装置においては、複数の用紙カセットそれぞれに対して、種類信号出力回路および比較特定回路が備えられており、推定判定回路は、比較特定回路により特定された大小関係を示す関係信号を入力する入力ポート、および、基準生成回路に基準信号を生成させるための指令信号を出力する出力ポートを有する集積回路内に形成されており、入力ポートから入力される関係信号それぞれに対して用紙の種類を判定する。
このように構成された用紙判定装置によれば、集積回路内に設けられている推定判定回路が、各入力ポートから入力される関係信号で推定される信号レベルから、各用紙カセットにセットされた用紙の種類それぞれを判定することができる。
また、給紙部が複数の用紙カセットを備えている場合の別の構成として、請求項7のように構成してもよい。
請求項7に記載の用紙判定装置は、複数の用紙カセットそれぞれに対して、種類信号出力回路および比較特定回路が備えられ、さらに、外部からの指令を受けて、推定判定回路へ入力させる信号を、比較特定回路それぞれにより特定される大小関係を示す関係信号のうちいずれかの関係信号に切り替える入力切替回路を備えており、推定判定回路は、関係信号を入力する入力ポート、基準信号を生成させるための指令信号を基準生成回路へ出力する第1出力ポート、および、関係信号の入力元を切り替えるための指令信号を入力切替回路へ出力する第2出力ポートを有する集積回路内に形成され、推定判定回路自身に入力される関係信号を入力切替回路により切り替え、複数の用紙カセットのうち所望の用紙カセットにセットされた用紙の種類を判定する。
このように構成された用紙判定装置によれば、集積回路内に設けられている推定判定回路が、入力ポートから入力される関係信号の入力元を入力切替回路により切り替えることによって、複数の用紙カセットのうち所望の用紙カセットにセットされた用紙の種類を判定することができる。
ところで、上述した基準生成回路は、複数種類の基準信号を生成可能であれば、その具体的な構成は特に限定されないが、例えば、請求項8に記載のように、外部から入力したPWM(Pulse Width Modulation)信号の信号レベルおよびデューティー比に応じた信号レベルの基準信号を生成して出力する積分回路により構成し、推定判定回路が、信号レベル一定のPWM信号を基準生成回路へ入力し、このPWM信号のデューティー比を変化させることによって、基準生成回路に複数種類の基準信号を生成させる、ように構成するとよい。
このように構成された用紙判定装置によれば、推定判定回路は、PWM信号のデューティー比を変化させることにより、基準生成回路に信号レベルの異なる基準信号を生成させることができる。
また、上述した基準生成回路の別の構成としては、請求項9に記載のように、それぞれ推定判定回路からの指令信号を一端側から入力可能な複数の抵抗器が他端側を接続されてなる回路であって、指令信号を入力した1以上の抵抗器の組み合わせで決まる抵抗値に応じた信号レベルの基準信号を生成して他端側へ出力するように構成して、推定判定回路が、信号レベル一定の信号を、基準生成回路により生成される基準信号の信号レベルが特定の順番で変化するように、複数の抵抗器のうちそれぞれ異なる組み合わせの抵抗器へ順次入力する、ように構成するとよい。
このように構成された用紙判定装置によれば、推定判定回路は、信号を入力する抵抗器の組み合わせを変化させることにより、基準生成回路に信号レベルの異なる基準信号を生成させることができる。
また、請求項10に記載の給紙装置は、請求項1から9のいずれかに記載の用紙判定装置を備えていることを特徴とする。
このように構成された給紙装置によれば、請求項1から9のいずれかに記載の用紙判定装置と同様の作用・効果を得ることができる。
また、請求項11に記載の画像形成装置は、請求項1から9のいずれかに記載の給紙装置を備えていることを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、請求項1から9のいずれかに記載の用紙判定装置と同様の作用・効果を得ることができる。
次に本発明の実施の形態について例を挙げて説明する。
[第1実施形態]
画像形成装置1は、CPU12、ROM14、RAM16、PCインターフェース部(以降、「PCI/F」とする)18、ユーザインターフェース部(以降、「ユーザI/F」とする)20、用紙判定部30、給紙部40、プリンタ部50などを備えている。
CPU12は、あらかじめROM14に記憶されている処理手順に従い、処理結果をRAM16に記憶させながら、画像形成装置1の各構成要素にバス60経由で指令を送ることによって、画像形成装置1全体の動作を制御する。
PCI/F18は、画像形成装置1を通信ケーブル経由で周知のパーソナルコンピュータ(不図示)とデータ通信可能に接続するためのインターフェースである。
ユーザI/F20は、各種入力キーからなる操作パネル22、各種情報を表示する表示パネル24などからなる。
用紙判定部30は、図2に示すように、ゲートアレイ32、基準生成回路34、比較特定回路36からなる。これらのうち、ゲートアレイ32は、CPU12との間で各種信号を入出力する入出力ポート32a、基準生成回路34へPWM(Pulse Width Modulation)信号を出力するための基準出力ポート32b、比較特定回路36の出力信号を入力する比較入力ポート32cなどを有し、その内部には、信号レベル一定(本実施形態においては、電圧値3.3V)のPWM信号を生成するPWM生成回路32dおよび後述する推定判定処理(図4)を実行するための処理回路32eが形成されている。
また、基準生成回路34は、抵抗器RiおよびコンデンサCiからなる積分回路であり、ゲートアレイ32から入力したPWM信号のデューティー比に応じた信号レベル(本実施形態においては、電圧値0〜3.1V程度)の信号を比較特定回路36へ出力するように抵抗器RiおよびコンデンサCiのパラメータが設定されている。なお、この基準生成回路34が出力する信号は、比較特定回路36(のコンパレータCOMP)において基準となる信号として利用される信号であり、以降、基準信号とする。
そして、比較特定回路36は、スイッチ部48(の各抵抗Rs)と共に抵抗分圧回路を構成する抵抗器Rc、この抵抗分圧回路により電源電圧Vccが分圧されてなる信号および基準生成回路34から入力する基準信号それぞれの信号レベルを比較するオープンコレクタ型のコンパレータCOMP、コンパレータCOMPの出力端子に接続されたプルアップ抵抗Rpなどからなる。この比較特定回路36は、コンパレータCOMPによる比較結果として、抵抗分圧回路により分圧された信号が基準信号より大きな信号レベルであればLレベル(電圧値0V)の信号を出力し、基準信号より小さければHレベル(3.3V)の信号を比較特定回路36へ出力する。なお、この比較特定回路36により出力されるHレベルまたはLレベルの信号は、基準信号と分圧信号との大小関係を示す信号であり、以降、関係信号とする。
給紙部40は、用紙カセット70を取付可能であって、この用紙カセット70にセットされた用紙をプリンタ部50へ搬送する給紙ローラ42、給紙ローラ42を回転させる給紙モータ44、給紙モータ44を駆動する駆動回路46、給紙部40本体に用紙カセット70が取り付けられることにより作動するスイッチ部48などからなる。
これらのうち、スイッチ部48は、図2に示すように、それぞれ一端側がグランドGNDに接続された複数のスイッチSW(本実施形態においては、SW1〜SW5の5つ)、および、各スイッチSWの他端側それぞれに直列接続された複数の抵抗器Rs(本実施形態においてはRs1〜Rs5の5つ)からなり、各抵抗器RsにおいてスイッチSWに接続されていない側の端子それぞれが比較特定回路36へ至る信号線Lに接続された回路である。このスイッチ部48は、給紙部40に用紙カセット70が取り付けられた際に1以上のスイッチSWが押下された状態となり、1の抵抗器Rsからなる回路または2以上の並列接続された抵抗器Rsからなる回路を形成する。
このように、用紙カセット70により押下されるスイッチSWの組み合わせは、用紙カセット70にセットされた用紙の種類によって異なる。用紙カセット70は、セットした用紙の種類に合わせてスライドさせる用紙ガイド(不図示)を備えており、この用紙ガイドがスライドされた位置に応じて異なる組み合わせで1以上のスイッチSWを押下すべく進退する(凹状態または凸状態となる)押下突起72が1以上設けられている。よって、スイッチ部48は、給紙部40に用紙カセット70が取り付けられた際、この用紙カセット70内にセットされた用紙のサイズに応じた組み合わせで1以上のスイッチSWが押下された状態となり、1の抵抗器Rsからなる回路または2以上の並列接続された抵抗器Rsからなる回路、つまり、用紙カセット70の種類(用紙のサイズ)毎に抵抗値の異なる回路を形成する。
また、このスイッチ部48は、上述のように比較特定回路36の抵抗器Rcと共に抵抗分圧回路を形成しているため、用紙カセット70にセットされた用紙の種類に応じて異なる信号レベル(電源電圧Vcc〜0までの範囲)となるように分圧された信号を、比較特定回路36のコンパレータCOMPへ出力する。この分圧された信号は、用紙カセット70にセットされた用紙の種類に応じた信号レベルであり、以降、種類信号とする。
なお、複数のスイッチSWのうち、いずれか1つ(本実施形態においては「SW5」)は、用紙カセット70にセットされた用紙の有無をチェックするために設けられている。このスイッチSWは、給紙部40に用紙カセット70が取り付けられ、かつ、この用紙カセット70に用紙がセットされていない状態で導通する一方、給紙部40に用紙カセット70が取り付けられていない、または、取り付けられていても用紙がセットされている状態では開放するように構成されたスイッチである。
ここで、用紙サイズが『A5』,『A4/LTR』,『B6』,『B5』,『A6』および『LGL』である場合において、用紙カセット70により押下(ON)されるスイッチSWの組み合わせ、および、種類信号の信号レベル(電圧値Vin)の関係を図3に示す。この図において、用紙のサイズ『NOTRAY』とは給紙部40に用紙カセット70が取り付けられていない状態であり、『用紙なし』とは用紙カセット70が取り付けられた状態で用紙がセットされていない(または用紙を使い切った)状態である。
○ゲートアレイ32による推定判定処理
以下に、ゲートアレイ32の処理回路32eにより実行される推定判定処理の処理手順を図4に基づいて説明する。この推定判定処理は、CPU12からの指令(指令信号)を入出力ポート32aから受けた際に開始される。
まず、変数Nを初期化する(s110)。この処理では、変数Nに「15」をセット(15→N)する。なお、以降に記載の「n」は変数Nにセットされた値を示すものとする。
次に、信号レベル一定(電圧値3.3V)のPWM信号をデューティー比「n/16」%で基準出力ポート32bを介して基準生成回路34へ出力する(s120)。なお、本推定判定処理が開始されてからs120の処理が2回目以降に行われる場合には、基準出力ポート32bから出力中のPWM信号についてのデューティー比を変更する。
次に、比較入力ポート32cを介して比較特定回路36から入力される関係信号の信号レベルがLレベル(電圧値0V)であるかどうかをチェックする(s130)。上述したように、比較特定回路36から入力される信号は、抵抗分圧回路により分圧される信号(種類信号)が基準信号より大きな信号レベルであればLレベルとなり、基準信号より小さければHレベルとなる。よって、このs130の処理では、比較特定回路36から入力される関係信号の信号レベルがLレベルかどうかをチェックすることにより、種類信号が基準信号より大きな信号レベルとなっているかどうかをチェックしている。
このs130の処理で、比較特定回路36から入力される信号の信号レベルがHレベル(電圧値3.3V)である場合(s130:NO)、変数Nから「1」を減算(n−1→N)した後(s140)、変数Nの値が「0」であるかどうかをチェックする(s150)。
このs150の処理で変数Nの値が「0」でなければ(s150:NO)、s120の処理へ戻る。
こうして、本推定判定処理では、PWM信号のデューティー比を15/16(約94%)から1/16(約6%)まで1/16ずつ小さくしていくことになるが、このようなデューティー比の変化パターンは、スイッチ部48の各抵抗器Rsの抵抗値に基づいて決められたものである。本実施形態におけるスイッチ部48は、用紙カセット70にセットされた用紙の種類「NOTRAY、A5,A4/LTR,B6,B5,A6,LGL、用紙なし」に対して、種類信号の信号レベル(電圧値)が、「3.3,2.72,2.27,1.98,1.65,1.23,0.56,0.2(V)」となる。つまり、これら種類信号より信号レベルが僅かに小さい信号それぞれを、種類信号と順番に比較していけば、この比較結果が変化した(Lレベルとなった)ときの信号よりも僅かに信号レベルの大きい信号が、種類信号の信号レベルであると推定できる。そして、この推定した信号レベルに対応する種類の用紙が、用紙カセット70にセットされていると判定できる。
そのため、本実施形態では、用紙の種類それぞれに対する種類信号に基づいて、これら種類信号よりも僅かに小さい信号レベルの信号を基準生成回路34が順番に生成するようなパターンでPWM信号のデューティー比を変化させるように構成している。具体的には、PWM信号のデューティー比が15/16〜14/16のとき基準生成回路34は3.3Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(3.09〜2.88V)を生成し、13/16〜12/16のとき基準生成回路34は2.72Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(2.68〜2.47V)を生成し、11/16〜10/16のとき2.27Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(2.26〜2.06V)を生成し、9/16のとき1.98Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(1.86V)を生成し、8/16〜7/16のとき1.65Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(1.64〜1.44V)を生成し、6/16〜3/16のとき1.23Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(1.22〜0.61V)を生成し、2/16のとき0.55Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(0.41V)を生成し、1/16のとき0.3Vより僅かに信号レベルが小さい基準信号(0.2V)を生成する。
また、上述したs130の処理で、比較特定回路36から入力される関係信号の信号レベルがLレベルである場合(s130:YES)、用紙の種類を判定する(s160)。この処理では、関係信号の信号レベルがLレベルになったときの基準信号から推定される種類信号の信号レベル(基準信号よりも僅かに大きい信号レベル)に基づいて、この信号レベルに対応する種類の用紙が、給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされていると判定する。具体的には、下記の対応関係で示されるように、変数Nの値「n」に基づき用紙の種類を判定している。なお、このs160の処理では、用紙の種類だけでなく、用紙カセット70が給紙部40に取り付けられているかどうか、および、用紙カセット70に用紙がセットされているかどうかについても判定できる。
・「n=15〜14」→『NOTRAY』
・「n=13〜12」→『A5』
・「n=11〜10」→『A4/LTR』
・「n=9」→『B6』
・「n=8〜7」→『B5』
・「n=6〜3」→『A6』
・「n=2」→『LGL』
・「n=1」→『用紙なし』
そして、s160の処理で判定された用紙の種類をCPU12へ通知した後(s170)、本推定判定処理を終了する。このs170の処理では、用紙の種類を特定可能な種類通知データを、入出力ポート32aを介してCPU12へ出力する。
また、上述したs150の処理で、変数Nの値が「0」であれば(s150:YES)、エラーをCPU12へ通知した後(s180)、本推定判定処理を終了する。このs180処理では、上述のs160,s170の処理を行うことができずに、用紙の種類を正常に判定できなかった旨を通知するためのエラー通知データを、入出力ポート32aを介してCPU12へ出力する。
なお、この推定判定処理においては、s120からs150の処理を繰り返すことにより、給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされた用紙の種類が、「NOTRAY,A5,A4/LTR,B6,B5,A6,LGL,用紙なし」のうちいずれであるかが順番にチェックされることになる。
[第1実施例の効果]
このように構成された画像形成装置1によれば、スイッチ部48(抵抗分圧回路)から出力される種類信号の信号レベルによって、給紙部40(用紙カセット70)にセットされた用紙の種類を判定できる。また、スイッチ部48は、種類信号を用紙の種類に応じた信号レベルで出力するため、判定すべき用紙の種類(直接的にはスイッチSWの数)に拘わらず、スイッチ部48から用紙判定部30へ至る信号線Lは単一の信号線でよくなる。よって、判定すべき用紙の種類に影響を受けて画像形成装置1の内部構造が複雑化することはない。また、従来よりも単純な構成で用紙カセット70にセットされた用紙の種類を判定することができる。
さらに、スイッチ部48から出力される種類信号の信号レベルは、ゲートアレイ32の処理回路32eにより推定されるが(図4の推定判定処理)、この処理回路32eは、比較特定回路36により特定された大小関係から推定される種類信号の信号レベルに対応する用紙の種類を用紙カセット70にセットされた用紙の種類として判定することができる。このように、本実施形態では、基準信号との大小関係から推定される信号レベルを種類信号の信号レベルとして特定しているが、このように信号レベルを特定するには、例えば、アナログ−デジタル(A/D)コンバータのような変換素子を利用し、信号レベルを数値として直接読み取ることが考えられる。しかし、A/Dコンバータのような一般的に高価な変換素子を採用することは、画像形成装置1の製造コストを抑えるのに適しているとはいえない。そのため、本発明のように、A/Dコンバータなどの変換素子を用いずに種類信号の信号レベルを推定する構成は、画像形成装置1の製造コストを抑えるのに好適である。
また、図4の推定判定処理では、スイッチ部48により出力される種類信号を、基準生成回路34により生成される複数種類の基準信号それぞれと信号レベルの大きい順番に比較していき(s130の処理)、両信号の大小関係が変化したとき(比較特定回路36の出力がLレベルとなったとき)の基準信号から所定レベル大きい信号レベルとして推定される種類信号の信号レベルについて、この信号レベルに対応する種類の用紙を、用紙カセット70にセットされた種類であると判定することができる(s160の処理)。
また、給紙部40に用紙カセット70が取り付けられていない状態においては、スイッチ部48におけるいずれのスイッチSWも作動しない状態となることから、図4におけるs160の処理では、スイッチ部48におけるいずれのスイッチSWも作動していない状態となった場合に、給紙部40に用紙カセット70が取り付けられていないと判定することができる。
また、基準生成回路34が積分回路で構成されているため、ゲートアレイ32の処理回路32eは、PWM信号のデューティー比を変化させることによって、基準生成回路34に信号レベルの異なる基準信号を生成させることができる。
[第2実施形態]
画像形成装置2は、第1実施形態における画像形成装置1と一部構成が異なるだけであり、この相違点についてのみ詳述する。
本実施形態において、画像形成装置2は、図5に示すように、複数(第1〜第x)の給紙部40を有し、用紙判定部30は、図6に示すように、各給紙部40に対して、比較特定回路36が複数セット設けられた構成となっている。また、ゲートアレイ32は、比較特定回路36それぞれから出力信号を入力する複数の比較入力ポート32cを有している。
○ゲートアレイ32による推定判定処理
以下に、ゲートアレイ32の処理回路32eにより実行される推定判定処理の処理手順を図7に基づいて説明する。この推定判定処理は、第1実施形態における推定判定処理(図4)と同様、CPU12からの指令(指令信号)を入出力ポート32aから受けた際に開始される。
まず、変数Nを初期化する(s210)。この処理では、図4におけるs110の処理と同様に、変数Nに「15」をセット(15→N)する。
次に、信号レベル一定(電圧値3.3V)のPWM信号をデューティー比「n/16」%で基準出力ポート32bを介して基準生成回路34へ出力する(s220)。この処理は、図4におけるs120の処理と同様の処理である。
このs220の処理の後、比較入力ポート32cを介して比較特定回路36それぞれから入力される関係信号のうち、信号レベルがHレベルからLレベルに変化した信号があるかどうかをチェックする(s230)。このs230の処理では、各比較特定回路36から入力される関係信号のうち信号レベルが変化したものがあるかどうかをチェックすることにより、複数のスイッチ部48(抵抗分圧回路)のうち、出力中の種類信号よりも基準信号の信号レベルが小さいスイッチ部48が存在しているかどうかをチェックしている。
このs230の処理で、信号レベルがHレベルからLレベルに変化した関係信号がない場合(s230:NO)、変数Nから「1」を減算(n−1→N)した後(s240)、変数Nの値が「0」であるかどうかをチェックする(s250)。
このs250の処理で変数Nの値が「0」でなければ(s250:NO)、s220の処理へ戻る。
また、上述したs230の処理で、信号レベルがHレベルからLレベルに変化した関係信号がある場合(s230:YES)、その信号に対応する給紙部40について、この給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類を判定する(s260)。この処理では、図4におけるs160の処理と同様に、信号レベルが変化した関係信号の信号レベルを推定し、この信号レベルに対応する種類の用紙が、信号レベルが変化した関係信号に対応する給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類であると判定する。なお、ここで判定された用紙の種類は、いずれの給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされたものであるかを特定可能な状態で内蔵メモリに記録する。
次に、比較入力ポート32cを介して比較特定回路36それぞれから入力される関係信号全てがLレベルとなっているかどうかをチェックする(s270)。比較特定回路36から入力される関係信号全てがLレベルなっている状態は、これら関係信号に対応する給紙部40について、この給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類が上述したs260の処理において判定し終わっていることを示している。そのため、このs270の処理では、比較特定回路36それぞれから入力される関係信号全てがLレベルに変化しているかどうかをチェックすることによって、全ての給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類が判定し終わったかどうかをチェックしている。
このs270の処理で、Lレベルとなっていない関係信号が存在すれば(s270:NO)、s240の処理へ移行する一方、関係信号全てがLレベルとなっていれば(s270:YES)、s260の処理で判定された用紙の種類をCPU12へ通知した後(s280)、本推定判定処理を終了する。このs280の処理では、内蔵メモリの記録内容に基づいて、各給紙部40それぞれに取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類(「NOTORAY」および「用紙なし」を含む)を特定可能な種類通知データを、入出力ポート32aを介してCPU12へ出力する。
また、上述したs250の処理で、変数Nの値が「0」であれば(s250:YES)、エラーをCPU12へ通知した後(s290)、本推定判定処理を終了する。このs290処理では、上述のs260からs280の処理が正常に行われず、いずれかの給紙部40に対して用紙カセット70にセットされている用紙の種類が判定できなかった旨を通知するためのエラー通知データを、入出力ポート32aを介してCPU12へ出力する。
[第2実施例の効果]
このように構成された画像形成装置2は、第1実施形態における画像形成装置1と同様の構成から得られる効果の他、以下に示すような効果を得ることができる。
この画像形成装置2によれば、スイッチ部48により出力される種類信号を、基準生成回路34により生成される基準信号それぞれと順番に比較していき、両信号の大小関係が変化したときの基準信号から所定レベル大きいまたは小さい信号レベルが種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルとなる。そして、この信号レベルに対応する用紙の種類を、給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類として特定することができる。
[第3実施形態]
画像形成装置3は、第1実施形態における画像形成装置1と一部構成が異なるだけであり、この相違点についてのみ詳述する。
本実施形態において、画像形成装置3は、図5に示すように、複数(第1〜第x)の給紙部40を有し、用紙判定部30は、図8に示すように、各給紙部40に対して、比較特定回路36が複数設けられた構成となっている。また、ゲートアレイ32は、同一の比較入力ポート32cから比較特定回路36それぞれの出力信号が入力されるように構成され、また、後述する推定判定処理(図9)において各給紙部40の信号線L(コンパレータCOMPにおける種類信号用の入力端子)それぞれに接続されている複数(第1〜第x)の選択出力ポート32fを有している。なお、この選択出力ポート32fは、ゲートアレイ32内部に形成されたスイッチSWを介してグランドGNDに接続された状態となっている。
○ゲートアレイ32による推定判定処理
以下に、ゲートアレイ32の処理回路32eにより実行される推定判定処理の処理手順を図9に基づいて説明する。この推定判定処理は、第1実施形態における推定判定処理(図4)と同様、CPU12からの指令(指令信号)を入出力ポート32aから受けた際に開始される。なお、本推定判定処理において、第1実施形態における推定判定処理と同じステップ番号の処理は、第1実施形態と同様の処理が行われるものとする。
まず、変数Mを初期化する(s102)。この処理では、変数Mに「1」をセット(1→M)する。なお、以降に記載の「m」は変数Mにセットされた値を示すものとする。
次に、第mの選択出力ポート32fをグランドGNDから切断し、第mの選択出力ポート32f以外の選択出力ポート32fを全てグランドGNDに接続する(s104)。この処理では、第mの選択出力ポート32fに対応するスイッチSWのみを開放し、それ以外のスイッチSWを閉じることにより、第mの選択出力ポート32f以外の選択出力ポート32fを全てグランドGNDに接続する。これにより、第mの選択出力ポート32f以外の選択出力ポート32fに接続されたコンパレータCOMPは、種類信号用の入力端子が常にLレベルとなる。そのため、以降の処理で基準信号がどのように変化したとしても、これらコンパレータCOMPは作動することがない。つまり、このs104の処理では、上述のように各スイッチSWを切り替えることによって、第mの選択出力ポート32fに接続されたコンパレータCOMPのみが基準信号に応じて作動するようにし、このコンパレータCOMPに対応する第mの給紙部40に取り付けられた用紙カセット70についてのみ、種類を判定可能となるようにしている。
次に、変数Nを初期化(15→N)する(s110)。
次に、信号レベル一定のPWM信号をデューティー比「n/16」%で基準出力ポート32bを介して基準生成回路34へ出力する(s120)。
次に、比較入力ポート32cを介して比較特定回路36から入力される信号の信号レベルがLレベルであるかどうかをチェックする(s130)。このs130の処理で、比較特定回路36から入力される信号の信号レベルがHレベルである場合(s130:NO)、変数Nから「1」を減算(n−1→N)した後(s140)、変数Nの値が「0」であるかどうかをチェックする(s150)。
一方、s150の処理で変数Nの値が「0」でなければ(s150:NO)、s120の処理へ戻る。
また、上述したs130の処理で、比較特定回路36から入力される信号の信号レベルがLレベルである場合(s130:YES)、変数Nの値に基づいて用紙カセット70にセットされている用紙の種類を判定する(s160)。この処理で判定された用紙の種類は、いずれの給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされたものであるかを特定可能な状態で内蔵メモリに記録する。
次に、変数Mに「1」を加算(1+m→M)した後(s162)、変数Mの値が給紙部40の数xより大きい値になっているかどうか(x<m)をチェックする(s164)。この処理において、変数Mの値が給紙部40の数xより大きい値になっている状態は、第1〜第xの給紙部40それぞれについて、用紙カセット70にセットされた用紙の種類を判定し終えた状態を示している。
このs164の処理で、変数Mの値が給紙部40の数xより大きい値になっていなければ(s162:NO)、s104の処理へ戻る一方、変数Mの値が給紙部40の数xより大きい値になっていれば(s162:YES)、s160の処理で判定された用紙の種類をCPU12へ通知した後(s170)、本推定判定処理を終了する。このs170の処理では、内蔵メモリの記録内容に基づいて、各給紙部40それぞれに取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類を特定可能な種類通知データを、入出力ポート32aを介してCPU12へ出力する。
また、上述したs150の処理で、変数Nの値が「0」であれば(s150:YES)、エラーである旨を判定した後(s182)、s162の処理へ移行する。このs180処理では、第mの給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類を正常に判定できなかった旨を内蔵メモリに記録する。
[第3実施形態の効果]
このように構成された画像形成装置3は、第1実施形態における画像形成装置1と同様の構成から得られる効果の他、以下に示すような効果を得ることができる。
この画像形成装置3によれば、ゲートアレイ32に形成されている処理回路32eは、図9の推定判定処理において、比較入力ポート32cから入力される信号の入力元をゲートアレイ32内のスイッチSWで切り替えることができ、これによって、複数の給紙部40に取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類それぞれを順番に判定することができる。
また、ゲートアレイ32の比較入力ポート32cは1つあればよいため、例えば、ゲートアレイ32の入力ポートが給紙部40の総数より少ない場合や、ゲートアレイ32を含む用紙判定部30のレイアウト上の問題から入力ポート側に多くの配線ができないような場合であっても、本実施形態のような構成であれば、複数の給紙部40それぞれに取り付けられた用紙カセット70にセットされている用紙の種類を判定することを実現ができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態において、用紙判定部30における処理回路32eとしての機能は、CPU12により実現させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、本発明の構成を、給紙部40に用紙カセット70を取り付けて使用する画像形成装置に適用した場合を例示した。しかし、本発明の構成は、給紙部(用紙トレイ)に直接用紙をセットし、用紙のサイズに合わせて用紙ガイドをスライドさせることにより、給紙部にセットされた用紙のサイズを設定するように構成された画像形成装置を採用することもできる。この場合、用紙ガイドのスライドに伴い、スイッチ部48のスイッチSWが押下されるように構成することで、給紙部にセットされた用紙のサイズを判定することができる。
また、本実施形態においては、用紙カセット70が用紙ガイドのスライドによって、押下突起72を進退させるように構成されたものを例示した。しかし、押下突起72を進退させるための構成としては、例えば、利用者自身が判断した用紙の種類に対応した位置に変位させる切換レバーを設け、この切換レバーの位置に応じた組み合わせで押下突起72が進退するといった構成を考えることもできる。
また、本実施形態においては、用紙カセット70にセットされるべき用紙サイズを、用紙の種類として判定するように構成されたものを例示した。しかし、判定すべき用紙の種類としては、用紙サイズの他に、例えば、用紙の向き(用紙をセットする際の方向)などを判定するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、PWM生成回路32dや処理回路32eがゲートアレイ32で実現されているものを例示した。しかし、これらの回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )や、いわゆるPLD(Programmable Logic Device )などで実現してもよい。
また、上記実施形態においては、図4,図9におけるs160,図7におけるs260の処理で、スイッチ部48を構成する全てのスイッチSWが押下されていない状態を用紙カセット70が取り付けられていない状態であると判定するように構成されたものを例示した。しかし、スイッチ部48に用紙カセット70が取り付けていない状態で動作するスイッチを設け、このスイッチが動作している状態(特定の信号レベルで分圧信号が出力される状態)を用紙カセット70が取り付けられていない状態であると判定するように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、図4,図9におけるs120〜s150,図7におけるs220〜s250の処理を繰り返すことによって、給紙部40に取り付けられる用紙の種類が、「A5,A4/LTR,B6,B5,A6,LGL」のいずれであるかが順番にチェックされるように構成されたものを例示した。しかし、この順番において最初にチェックされる種類は、使用頻度が高いと想定される種類とするとよい。具体的な例として、『A4』や『B5』などの用紙サイズは、一般的に使用頻度が高いため、このような用紙の種類が最初にチェックされるようにすればよい。なお、この構成を実現するためには、各実施形態において、『A5』を『A4/LTR』と読み替え、『A4/LTR』を『A5』と読み替えるものとする。
このように構成すれば、給紙部40に取り付けられた用紙カセット70が使用頻度の高い種類のものであるかどうかを真っ先にチェックできるため、図4,図9におけるs120〜s150,図7におけるs220〜s250の処理の繰り返し回数が少なくなり、用紙カセット70の種類を判定するのに要する時間が短縮されることを期待できる。
また、本実施形態においては、比較特定回路36に入力される基準信号を、PWM生成回路32dおよび基準生成回路34により生成するように構成されたものを例示した。しかし、基準信号を生成するための構成は特に限定されず、これ以外の構成を採用することもできる。例えば、図10に示すように、ゲートアレイ32が複数の基準出力ポート32bを有している場合であれば、これらポートからPWM信号ではなくHレベルの信号を出力するように構成すると共に、複数の抵抗器Rjが一端側を接続されてなる抵抗器38における各抵抗器Rjの他端側を、各基準出力ポート32bに接続するといった構成を採用することが考えられる。この構成であれば、Hレベルの信号が出力された抵抗器Rjの組み合わせで決まる抵抗値に応じた信号レベルの信号を基準信号として出力するようにすることができる。この場合、図4,図7,図9の推定判定処理において、s120の処理で、Hレベルの信号を出力すべき抵抗器Rjの組み合わせを順次変更させるように構成すればよい。
このように構成すれば、推定判定回路は、Hレベルの信号を入力する抵抗器Rjの組み合わせを変化させることにより、信号レベルの異なる基準信号を抵抗器38に生成させることができる。
また、本実施形態においては、図4,図9におけるs120〜s150,図7におけるs220〜s250の処理を繰り返すことによって、基準生成回路34により生成される基準信号が徐々に信号レベルを小さくしていくように構成されたものを例示した。しかし、これらの処理を繰り返すにあたり、基準生成回路34により生成される基準信号が徐々に信号レベルを大きくしていくように構成することも可能である。この場合、図4,図7,図9におけるs110,s210の処理では変数Nに「1」をセットするようにし、s140,s240の処理では変数Nに「1」を加算するようにして、s150,s250の処理では変数Nの値が16に到達したかどうかをチェックするように構成すればよい。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、スイッチ部48は本発明における種類信号出力回路であり、ゲートアレイ32の処理回路32eは本発明における推定判定回路であり、スイッチ部48および用紙判定部30からなる装置は本発明における用紙判定装置であり、給紙部40および用紙判定部30は本発明における給紙装置である。
また、図8において、ゲートアレイ32の選択出力ポート32fから比較特定回路36へ至る伝送経路、および、ゲートアレイ32内のスイッチSWからグランドGNDへ至る伝送経路は、本発明における入力切替回路である。
第1実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図 第1実施形態におけるスイッチ部および用紙判定部の詳細を示す回路図 用紙カセット70の種類、スイッチSWの組み合わせ、および、種類信号の信号レベルそれぞれの関係を示す表 第1実施形態における推定判定処理の処理手順を示すフローチャート 第2,第3実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図 第2実施形態におけるスイッチ部および用紙判定部の詳細を示す回路図 第2実施形態における推定判定処理の処理手順を示すフローチャート 第3実施形態におけるスイッチ部および用紙判定部の詳細を示す回路図 第3実施形態における推定判定処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における用紙判定部の詳細を示す回路図 従来の用紙判定装置を示す回路図
符号の説明
1・・・画像形成装置、2・・・画像形成装置、3・・・画像形成装置、20・・・ユーザインターフェース部、12・・・CPU、14・・・ROM、16・・・RAM、18・・・PCインターフェース部、22・・・操作パネル、24・・・表示パネル、30・・・用紙判定部、32・・・ゲートアレイ、32a・・・入出力ポート、32b・・・基準出力ポート、32c・・・比較入力ポート、32d・・・PWM生成回路、32e・・・処理回路、32f・・・選択出力ポート、34・・・基準生成回路、36・・・比較特定回路、38・・・抵抗器、40・・・給紙部、42・・・給紙ローラ、44・・・給紙モータ、46・・・駆動回路、48・・・スイッチ部、50・・・プリンタ部、70・・・用紙カセット、72・・・押下突起、COMP・・・コンパレータ、Ci・・・コンデンサ、GND・・・グランド、L・・・信号線、Rc・・・抵抗器、Ri・・・抵抗器、Rj・・・抵抗器、Rp・・・プルアップ抵抗、Rs・・・抵抗器、SW・・・スイッチ。

Claims (11)

  1. 給紙部にセットされた用紙の種類を判定する用紙判定装置であって、
    給紙部に用紙がセットされる状態において、該セットされる用紙の種類に応じて複数のスイッチのうち1以上が作動し、該作動したスイッチの組み合わせに応じて異なる信号レベルの種類信号を出力する種類信号出力回路と、
    該種類信号出力回路から出力された種類信号の信号レベルを、信号レベルの異なる複数種類の基準信号のうち1以上と比較することにより、両信号の大小関係を特定する比較特定回路と、
    該比較特定回路により特定された大小関係から推定される種類信号の信号レベルに基づいて、該信号レベルに対応する用紙の種類を、給紙部にセットされる用紙の種類として判定する推定判定回路と、を備えている
    ことを特徴とする用紙判定装置。
  2. 外部からの指令を受けて前記複数種類の基準信号のうちいずれかを生成する基準生成回路を備え、
    前記推定判定回路は、前記基準生成回路に前記複数種類の基準信号を信号レベルの大きい順番または小さい順番で生成させるように構成されており、該順番で基準信号が生成されるのに伴って前記比較特定回路により特定される大小関係が変化したときにおいて、前記基準生成回路により生成された基準信号の信号レベルから所定レベル大きいまたは小さい信号レベルが、前記種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙判定装置。
  3. 前記基準生成回路が生成可能な複数種類の基準信号のうち、信号レベルが最も大きいまたは小さい基準信号の信号レベルは、使用頻度が高いと想定される種類の用紙に対応する信号レベルとして設定されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の用紙判定装置。
  4. 前記種類信号出力回路は、給紙部に用紙がセットされていない場合に特定のスイッチが作動しない状態となり、該状態において特定の第1信号レベルで前記種類信号を出力して、
    前記推定判定回路は、前記種類信号の信号レベルとして推定した信号レベルが前記第1信号レベルである場合、給紙部に用紙がセットされていないと判定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の用紙判定装置。
  5. 給紙部に用紙カセットを取付可能であって、
    前記種類信号出力回路は、給紙部に用紙カセットが取り付けられた状態で、該用紙カセットにセットされた用紙の種類に応じて複数のスイッチのうち1以上が作動し、該作動したスイッチの組み合わせに応じて異なる信号レベルの種類信号を出力する一方、給紙部に用紙カセットが取り付けられていない状態において特定のスイッチが作動しない状態となり、該状態において特定の第2信号レベルで前記種類信号を出力して、
    前記推定判定回路は、前記種類信号の信号レベルとして推定される信号レベルが前記第2信号レベルである場合、給紙部に用紙カセットが取り付けられていないと判定する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の用紙判定装置。
  6. 給紙部に複数の用紙カセットを取付可能であって、
    複数の用紙カセットそれぞれに対して、前記種類信号出力回路および前記比較特定回路が備えられ、
    前記推定判定回路は、前記比較特定回路により特定された大小関係を示す関係信号を入力する入力ポート、および、前記基準生成回路に基準信号を生成させるための指令信号を出力する出力ポートを有する集積回路内に形成されており、前記入力ポートから入力される関係信号それぞれに対して用紙の種類を判定する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の用紙判定装置。
  7. 給紙部に複数の用紙カセットを取付可能であって、
    複数の用紙カセットそれぞれに対して、前記種類信号出力回路および前記比較特定回路が備えられ、
    さらに、外部からの指令を受けて、前記推定判定回路へ入力させる信号を、前記比較特定回路それぞれにより特定される大小関係を示す関係信号のうちいずれかの関係信号に切り替える入力切替回路を備えており、
    前記推定判定回路は、前記比較特定回路により特定される大小関係を示す関係信号を入力する入力ポート、基準信号を生成させるための指令信号を前記基準生成回路へ出力する第1出力ポート、および、前記関係信号の入力元を切り替えるための指令信号を前記入力切替回路へ出力する第2出力ポートを有する集積回路内に形成され、当該推定判定回路に入力される関係信号を前記入力切替回路により切り替え、複数の用紙カセットのうち所望の用紙カセットにセットされた用紙の種類を判定する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の用紙判定装置。
  8. 前記基準生成回路は、外部から入力したPWM(Pulse Width Modulation)信号の信号レベルおよびデューティー比に応じた信号レベルの基準信号を生成して出力する積分回路からなり、
    前記推定判定回路は、信号レベル一定のPWM信号を前記基準生成回路へ入力し、該PWM信号のデューティー比を変化させることによって、前記基準生成回路に前記複数種類の基準信号を生成させる
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の用紙判定装置。
  9. 前記基準生成回路は、それぞれ前記推定判定回路からの指令信号を一端側から入力可能な複数の抵抗器が他端側を接続されてなる回路であって、前記指令信号を入力した1以上の抵抗器の組み合わせで決まる抵抗値に応じた信号レベルの前記基準信号を生成して他端側へ出力するように構成され、
    前記推定判定回路は、信号レベル一定の信号を、前記基準生成回路により生成される基準信号の信号レベルが所定の順番で変化するように、前記複数の抵抗器のうちそれぞれ異なる組み合わせの抵抗器へ順次入力する
    ことを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の用紙判定装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の用紙判定装置を備えていることを特徴とする給紙装置。
  11. 請求項1から9のいずれかに記載の用紙判定装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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