JP6021443B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材(記録媒体)上に画像を形成する機能を備えたプリンタや複写機に代表される画像形成装置等の電子機器に関する。
従来、プリンタや複写機に代表される画像形成装置等の電子機器においては、図6に示すように、入力操作を行う操作パネル4は、印刷制御を行う印字制御部5に接続された構成となっている。操作パネル4には、複数個のスイッチSW21〜SW25が設けられている。更に、印字制御部5は、CPU又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の中央演算装置1(以下、「CPU1」という)、及び周辺回路等から構成されている。図6において、操作パネル4のスイッチSW21〜SW25は、それぞれ対応するCPU1の入力ポート1〜入力ポート5に、回線を介して接続されている。そして、CPU1の入力ポート1〜入力ポート5は、それぞれ抵抗R31〜R35を介して電源電圧Vccにプルアップ接続されている。そのため、例えばスイッチSW21がオフ状態(スイッチが開いた状態)のときには、CPU1の入力ポート1には電圧Vccが入力される。逆に、スイッチSW21が押下されてオン状態(スイッチが閉じた状態)になると、入力ポート1には、GND(グランド(接地)レベル、以下、「GND」という)が入力される。従って、入力ポートに入力される電圧レベルにより、CPU1は、回線を介して入力ポートに接続されたスイッチが押下されたことを検知することができる。
電子機器が電力消費量の少ないスリープ状態(以下、「待機状態」という)のときは、スイッチSW21〜SW25のいずれかのスイッチが押下されると、CPU1が検知し、電子機器を通常状態へ復帰させることが、ユーザビリティの観点からは望ましい。この場合、操作パネル4上のスイッチが押下されたことが検知されるためには、各スイッチSW21〜SW25の状態を示す信号が、電子機器が待機状態においても信号検知が可能なCPU1の入力ポートに入力される必要がある。以下では、CPU1の入力ポートのうち、スイッチからの信号を検知可能なCPU1の入力ポートを「アライブ・ポート」(Alive Port)と呼ぶ。
一方、近年、省エネルギー化の要求が高まっており、例えば特許文献1には、多機能装置が待機状態のときに、必要のない周辺回路への電力の供給を停止する節電制御が開示されている。特許文献1では、待機状態において、入力信号の検知が不要なCPU1の入力ポートにおいても同様に、電力の供給を停止する節電制御がなされている。以下では、CPU1の消費電力を抑制するために、電力の供給を遮断されたCPU1の入力ポートを、「デッド・ポート」(Dead Port)と呼ぶ。デッド・ポートは、電力供給が遮断されているために信号検知ができないので、スイッチの押下を検知することはできないが、消費電力を抑えることができるため、省エネルギー化の観点からは望ましい。
特開2005−269096号公報
ところが、特許文献1において、多機能装置が待機状態のときに、操作パネル4のいずれのスイッチを押下しても、多機能装置が待機状態から通常状態へ復帰するためには、各スイッチに接続された入力ポートは全てアライブ・ポートに設定する必要がある。そのため、ユーザビリティと省エネルギーを両立させることができないという課題があった。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、待機状態において、操作パネルのいずれのスイッチを押下しても、押下を検出して通常状態へ復帰させるユーザビリティを備えると共に、消費電力も低減させることを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次のとおりに構成する。
(1)複数のスイッチを有する操作手段と、前記操作手段の前記複数のスイッチと接続され、電力供給されているときには前記スイッチのオンオフ状態を検知可能な複数の入力ポートを有する検知手段と、前記検知手段の前記複数の入力ポートのうちの所定の入力ポートと、前記所定の入力ポートと前記操作手段の所定のスイッチとを結ぶ回線と、前記所定の入力ポートとは異なる複数の入力ポートの夫々と対応する、前記所定のスイッチとは異なる複数のスイッチの夫々とを結ぶ複数の回線とを接続する複数のダイオードと、を備え、前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートにおいて前記複数のスイッチのオンオフ状態を検知し、複数の前記ダイオードのアノード側は、前記所定の入力ポートと、前記所定のスイッチとを結ぶ前記回線に接続され、前記ダイオードのカソード側は、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートの夫々と、前記所定のスイッチとは異なる複数の前記スイッチの夫々とを結ぶ前記回線に夫々接続されることを特徴とする電子機器。
(2)複数のスイッチを有する操作手段と、前記操作手段の前記複数のスイッチと接続され、電力供給されているときには前記スイッチのオンオフ状態を検知可能な複数の入力ポートを有する検知手段と、前記検知手段の前記複数の入力ポートのうちの所定の入力ポートと、前記所定の入力ポートと前記操作手段の所定のスイッチとを結ぶ回線と、前記所定の入力ポートとは異なる複数の入力ポートの夫々と対応する、前記所定のスイッチとは異なる複数のスイッチの夫々とを結ぶ複数の回線とを接続する複数のダイオードと、を備え、前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートにおいて前記複数のスイッチのオンオフ状態を検知し、複数の前記ダイオードのカソード側は、前記所定の入力ポートと、前記所定のスイッチとを結ぶ前記回線に接続され、前記ダイオードのアノード側は、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートの夫々と、前記所定のスイッチとは異なる複数の前記スイッチの夫々とを結ぶ前記回線に夫々接続されることを特徴とする電子機器。
(3)複数のスイッチを有する操作手段と、前記操作手段の前記複数のスイッチと接続され、電力供給されているときには前記スイッチのオンオフ状態を検知可能な複数の入力ポートを有する検知手段と、前記検知手段の前記複数の入力ポートのうちの所定の入力ポートと、前記所定の入力ポートと前記操作手段の所定のスイッチとを結ぶ回線と、前記所定の入力ポートとは異なる複数の入力ポートの夫々と対応する、前記所定のスイッチとは異なる複数のスイッチの夫々とを結ぶ複数の回線とを接続する複数の抵抗素子と、を備え、前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートにおいて前記複数のスイッチのオンオフ状態を検知し、複数の前記抵抗素子の一方の端子は、前記所定の入力ポートと、前記所定のスイッチとを結ぶ前記回線に接続され、前記抵抗素子の他方の端子は、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートの夫々と、前記所定のスイッチとは異なる複数の前記スイッチの夫々とを結ぶ前記回線に夫々接続されることを特徴とする電子機器。
本発明によれば、待機状態において、操作パネルのいずれのスイッチを押下しても、押下を検出して通常状態へ復帰させるユーザビリティを備えると共に、消費電力も低減させることができる。
実施例1の電子機器の待機状態における制御部と操作パネルとの接続構成を示す図 実施例1の電子機器の通常状態における制御部と操作パネルとの接続構成を示す図と、操作パネルのスイッチ変化と入力ポートの信号変化を対応させた表 実施例2の電子機器の待機状態と通常状態における制御部と操作パネルとの接続構成を示す図と、操作パネルのスイッチ変化と入力ポートの信号変化を対応させた表 実施例3の電子機器の待機状態と通常状態における制御部と操作パネルとの接続構成を示す図 実施例4のレーザビームプリンタの概略構成を示す図 従来例の電子機器の制御部と操作パネルとの接続構成を示す図
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施例について、図面を参照して説明する。なお、従来例の図6と同様の構成については、同一符号を付し、説明は省略する。
[操作パネルと制御部との接続構成]
図1は、本実施例の電子機器の待機状態における電子機器の制御部であるCPU又はASIC等の中央演算装置1(以下、「CPU1」という)と操作パネル4との接続構成を示す図である。図1において、操作パネル4上の複数個のスイッチSW21〜SW25は、それぞれCPU1の対応する入力ポート1〜入力ポート5に、回線を介して1対1で接続されている。電子機器が待機状態のときには、スイッチSW21に対応する入力ポート1がアライブ・ポートに設定され、それ以外のスイッチSW22〜SW25に対応する入力ポート2〜入力ポート5は、電力供給が遮断されるデッド・ポートに設定される。図1では、各入力ポートの状態を(アライブ)又は(デッド)で表示し、CPU1と操作パネル4との接続構成を示した以降の図においても、同様に表示を行う。また、電子機器が待機状態のときにもアライブ・ポートに設定される所定のスイッチであるスイッチSW21のことを、代表スイッチSW21とも呼ぶ。
図1において、CPU1の入力ポート1〜入力ポート5は、それぞれ抵抗R31〜R35を介して電源電圧Vccにプルアップされている。操作パネル4内のスイッチSW21〜SW25において、入力ポート1〜入力ポート5に接続されていない側の端子は、GNDに接続(接地)されている。これにより、例えばスイッチSW21が押下され、オン状態となったときの入力ポート1への入力信号はローレベル(GND)となり、スイッチSW21が押下されていないオフ状態のときの入力信号はハイレベル(Vcc)となる。また、スイッチSW21とアライブ・ポートに設定された入力ポート1とを結んだ回線に、ダイオードD61〜D64のアノード側が接続されている。そして、ダイオードD61のカソード側は、スイッチSW22とデッド・ポートに設定された入力ポート2とを結んだ回線に接続され、ダイオードD62のカソード側は、スイッチSW23とデッド・ポートに設定された入力ポート3とを結んだ回線に接続されている。同様に、ダイオードD63のカソード側は、スイッチSW24とデッド・ポートに設定された入力ポート4とを結んだ回線に接続され、ダイオードD64のカソード側は、スイッチSW25とデッド・ポートに設定された入力ポート5とを結んだ回線に接続されている。
図2(a)は、本実施例の電子機器の通常状態におけるCPU1と、操作パネル4との接続構成を示す図である。図2(a)と図1の違いは、入力ポート2〜入力ポート5が、図1ではデッド・ポートに設定されているが、図2(a)ではアライブ・ポートに設定されている点である。図2(a)のその他の構成については、図1と同様なので、説明を省略する。図2(a)では、電子機器が通常状態であるため、入力ポート2〜入力ポート5はアライブ・ポートに設定され、対応するスイッチSW22〜SW25の信号検知が可能となっている。
[スイッチの状態変化の検知]
次に、図1を用いて、電子機器が待機状態のときにおける、スイッチの状態変化(信号変化)の検知動作について説明する。図1において、代表スイッチSW21が押下されると、対応するアライブ・ポートである入力ポート1の入力信号は、ハイレベルからローレベルへ変化する。CPU1は、入力ポート1の入力信号がローレベルになったことにより、代表スイッチSW21の押下を検知し、電子機器を待機状態から通常状態へ復帰させる。また、スイッチSW22が押下された場合は、スイッチSW22に対応する入力ポート2はデッド・ポートに設定されているため、入力ポート2はスイッチSW22の入力信号を検知することができない。ところが、スイッチSW22は、アライブ・ポートである入力ポート1に接続された回線にダイオードD61を介して接続されているため、入力ポート1に入力される入力信号は、ハイレベルから(GND+Vf)へ変化する。ここで、Vfは、ダイオードD61〜D64の各ダイオードにおける順方向電圧降下分である。電圧(GND+Vf)は、一般的にCPU1がローレベルと判定する最低電圧(以下、「電圧ViL」と呼ぶ)より低いために、CPU1は、入力ポート1の入力信号がローレベルであると検知できる。従って、CPU1は、入力ポート1への入力信号に基づいて、スイッチSW22の押下による信号変化を検知することができる。また、スイッチSW23〜SW25に関しても同様に、スイッチの押下による信号変化を入力ポート1を介して検知可能である。その結果、入力ポート1以外の入力ポートがデッド・ポートに設定された待機状態においても、CPU1は、操作パネル上のいずれのスイッチの押下も検知することができ、電子機器を待機状態から通常状態へ復帰させることができる。
続いて、図2(a)を用いて、電子機器が通常状態のときにおけるスイッチの状態変化(信号変化)の検知動作について説明する。図2(a)において、代表スイッチSW21が押下されると、代表スイッチSW21に対応するアライブ・ポートである入力ポート1の入力信号は、ハイレベルからローレベルへ変化する。CPU1は、入力ポート1の入力信号だけがローレベルになったことにより、代表スイッチSW21の押下を検知することができる。スイッチSW22が押下された場合には、スイッチSW22は、入力ポート1に接続された回線にダイオードD61を介して接続されているため、入力ポート1に入力される入力信号は、ハイレベルから(GND+Vf)へ変化する。これにより、CPU1は、入力ポート1の入力信号がローレベルであると検知することができる。また、スイッチSW22に対応する入力ポート2の入力信号も、同様にハイレベルからローレベル(GND)へ変化する。CPU1は、入力ポート1と入力ポート2の入力信号が共にローレベルに変化したことにより、スイッチSW22が押下されたことを検知する。同様に、スイッチSW23〜SW25に関しても、入力ポート1と各スイッチに対応する入力ポート3〜入力ポート5の入力信号の変化を検知することにより、該当するスイッチの押下を検知することができる。
図2(b)は、上述した電子機器の通常状態における各スイッチの変化に対する、各入力ポートにおける入力信号の変化をまとめた表である。図2(b)において、横方向は、CPU1の入力ポートを示し、縦方向は、各スイッチのオンオフ状態を示す。例えば、「全SWオフ」とは、スイッチSW21〜SW25が全てオフ状態(スイッチが押下されず、開いている状態)のことであり、この場合、図2(b)からは、入力ポート1〜入力ポート5の入力信号は、全てハイレベルの状態であることが分かる。「SW21のみオン」は、スイッチSW21だけが押下された状態で、その他のスイッチはオフ状態であることを示し、この場合は、図2(b)より、入力ポート1の入力信号だけがローレベルで、他の入力ポートはハイレベルであることを示している。また、「SW22のみオン」は、スイッチSW22だけが押下された状態で、その他のスイッチはオフ状態であることを示し、図2(b)より、入力ポート1及び入力ポート2の入力信号がローレベルで、他の入力ポートはハイレベルであることを示している。電子機器の通常状態においては、各入力ポートがアライブ・ポートに設定されているので、CPU1は、各スイッチの押下を対応する入力ポートの入力信号の変化により検知することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、待機状態において、操作パネルのいずれのスイッチを押下しても、押下を検出して通常状態へ復帰させるユーザビリティを備えると共に、消費電力も低減させることができる。操作パネルのスイッチの内、代表スイッチが接続された入力ポートは常時アライブ・ポートに設定する。そして、代表スイッチを除く他のスイッチが接続された入力ポートは、待機状態ではデッド・ポートに設定し、通常状態ではアライブ・ポートへ切り替えることにより、待機状態における消費電力を抑制することができる。また、スイッチの状態変化を検知するCPU1の入力ポートには、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換ポートを適用してもよい。A/D変換ポートにおいて、アナログ電圧を検知することにより、入力電圧(GND+Vf)がローレベルと判断される電圧ViLよりも大きい場合においても、CPU1においてローレベルと判断させることにより、スイッチの押下を検知することができる。更に、本実施例では、押下されるスイッチは1つの場合について説明したが、複数のスイッチで押下された場合にも、同様に本実施例を適用することができる。
本実施例では、実施例1と同様に、スイッチと入力ポートとを結ぶ回線間を接続するためにダイオードを使用した例について、図3を用いて説明する。本実施例では、ダイオードの接続方向(アノード側、カソード側の接続先)が実施例1と逆方向になっている点と、これに伴い、入力ポートはプルアップ接続からプルダウン接続に変更されている点が、実施例1と異なる。なお、実施例1と同様の構成については、同一符号を付し、説明は省略する。
[操作パネルと制御部との接続構成]
図3(a)は、本実施例の電子機器の待機状態におけるCPU1と操作パネル4との接続構成を示す図である。操作パネルの各スイッチSW21〜SW25と、対応するCPU1の入力ポート1〜入力ポート5との接続は、実施例1と同様である。図3(a)において、CPU1の入力ポート1〜入力ポート5は、それぞれ抵抗R31〜R35を介して、GNDにプルダウンされている。操作パネル4内のスイッチSW21〜SW25において、入力ポート1〜入力ポート5に接続されていない側の端子は、電源電圧Vccに接続されている。これにより、例えばスイッチSW21が押下され、オン状態となったときの入力ポート1への入力信号はハイレベル(Vcc)となり、スイッチSW21が押下されていないオフ状態のときの入力信号はローレベル(GND)となる。また、スイッチSW21とアライブ・ポートに設定された入力ポート1とを結んだ回線に、ダイオードD71〜D74のカソード側が接続されている。そして、ダイオードD71のアノード側は、スイッチSW22とデッド・ポートに設定された入力ポート2とを結んだ回線に接続され、ダイオードD72のアノード側は、スイッチSW23とデッド・ポートに設定された入力ポート3とを結んだ回線に接続されている。同様に、ダイオードD73のアノード側は、スイッチSW24とデッド・ポートに設定された入力ポート4とを結んだ回線に接続され、ダイオードD74のアノード側は、スイッチSW25とデッド・ポートに設定された入力ポート5とを結んだ回線に接続されている。
図3(b)は、本実施例の電子機器の通常状態におけるCPU1と、操作パネル4との接続構成を示す図である。図3(b)と図3(a)の違いは、入力ポート2〜入力ポート5が、図3(a)ではデッド・ポートに設定されているが、図3(b)ではアライブ・ポートに設定されている点である。その他の構成については、図3(b)は図3(a)と同様なので、説明を省略する。図3(b)では、電子機器が通常状態であるため、入力ポート2〜入力ポート5はアライブ・ポートに設定され、対応するスイッチSW22〜SW25の信号検知が可能となっている。図3(b)のその他の構成は、図3(a)と同様なので、説明を省略する。
[スイッチの状態変化の検知]
次に、図3(a)を用いて、電子機器が待機状態のときにおけるスイッチの状態変化(信号変化)の検知動作について説明する。図3(a)において、代表スイッチSW21が押下されると、対応するアライブ・ポートである入力ポート1の入力信号は、ローレベルからハイレベルへ変化する。CPU1は、入力ポート1の入力信号がハイレベルになったことにより、代表スイッチSW21の押下を検知し、電子機器を待機状態から通常状態へ復帰させる。また、スイッチSW22が押下された場合は、スイッチSW22に対応する入力ポート2はデッド・ポートに設定されているため、スイッチSW22の入力信号を検知することができない。ところが、スイッチSW22は、アライブ・ポートである入力ポート1に接続された回線にダイオードD71を介して接続されているため、入力ポート1に入力される入力信号は、ローレベルから(Vcc−Vf)へ変化する。ここで、Vfは、ダイオードD71〜D74の各ダイオードにおける順方向電圧降下分である。電圧(Vcc−Vf)は、一般的にCPU1がハイレベルと判定する最高電圧(以下、「電圧ViH」と呼ぶ)より高いために、CPU1は、入力ポート1の入力信号がハイレベルであると検知できる。従って、CPU1は、入力ポート1への入力信号に基づいて、スイッチSW22の押下による信号変化を検知することができる。また、スイッチSW23〜SW25に関しても同様に、CPU1は、スイッチの押下による信号変化を入力ポート1を介して検知することができる。その結果、入力ポート1以外の入力ポートがデッド・ポートに設定された待機状態においても、CPU1は、操作パネル上のいずれのスイッチの押下も検知することができ、電子機器を待機状態から通常状態へ復帰させることができる。
続いて、図3(b)を用いて、電子機器が通常状態のときにおけるスイッチの状態変化(信号変化)の検知動作について説明する。図3(b)において、代表スイッチSW21が押下されると、代表スイッチSW21に対応するアライブ・ポートである入力ポート1の入力信号は、ローレベルからハイレベルへ変化する。CPU1は、入力ポート1の入力信号だけがハイレベルになったことにより、代表スイッチSW21の押下を検知することができる。スイッチSW22が押下された場合には、スイッチSW22は、入力ポート1に接続された回線にダイオードD71を介して接続されているため、入力ポート1に入力される入力信号は、ローレベルから(Vcc―Vf)へ変化する。これにより、CPU1は、入力ポート1の入力信号がハイレベルであると検知することができる。また、スイッチSW22に対応する入力ポート2の入力信号も、同様にローレベルからハイレベル(Vcc)へ変化する。CPU1は、入力ポート1と入力ポート2の入力信号が共にハイレベルに変化したことにより、スイッチSW22が押下されたことを検知する。同様に、スイッチSW23〜SW25に関しても、入力ポート1と各スイッチに対応する入力ポート3〜入力ポート5の入力信号の変化を検知することにより、該当するスイッチの押下を検知することができる。
図3(c)は、上述した電子機器の通常状態における各スイッチの変化に対する各入力ポートにおける入力信号の変化をまとめた表である。図3(c)の見方は、図2(b)での説明と同様なので、ここでの説明は省略する。CPU1の入力ポート1〜入力ポート5は、それぞれ抵抗R31〜R35を介してGNDにプルダウンされているため、図3(c)の表では、実施例1の図2(b)とは逆の論理となっている。
以上説明したように、本実施例によれば、待機状態において、操作パネルのいずれのスイッチを押下しても、押下を検出して通常状態へ復帰させるユーザビリティを備えると共に、消費電力も低減させることができる。また、実施例1と同様に、CPU1の入力ポートには、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換ポートを適用してもよい。A/D変換ポートにおいて、アナログ電圧を検知することにより、入力電圧(Vcc−Vf)がハイレベルと判断される電圧ViHよりも小さい場合においても、CPU1においてハイレベルと判断させることにより、スイッチの押下を検知することができる。更に、本実施例では、押下されるスイッチは1つの場合について説明したが、複数のスイッチで押下された場合にも、同様に本実施例を適用することができる。
本実施例では、ダイオードを使用した実施例1、2とは異なり、電気的接続手段として、抵抗素子を使用した例について、図4を用いて説明する。なお、実施例1、2と同様の構成については、同一符号を付し、説明は省略する。
[操作パネルと制御部との接続構成]
図4(a)は、本実施例の電子機器の待機状態におけるCPU1と操作パネル4との接続構成を示す図である。操作パネルの各スイッチSW21〜SW25と、対応するCPU1の入力ポート1〜入力ポート5との接続は、実施例1、2と同様である。図4(a)において、CPU1の入力ポート1〜入力ポート5は、それぞれ抵抗R31〜R35を介して、電源電圧Vccにプルアップされている。操作パネル4内のスイッチSW21〜SW25において、入力ポート1〜入力ポート5に接続されていない側の端子は、GNDに接続(接地)されている。これにより、例えばスイッチSW21が押下され、オン状態となったときの入力ポート1への入力信号はローレベル(GND)となり、スイッチSW21が押下されていないオフ状態のときの入力ポート1への入力信号は、ハイレベル(Vcc)となる。また、スイッチSW21とアライブ・ポートに設定された入力ポート1とを結んだ回線に、抵抗R81〜R84の各抵抗の一方の端子が接続されている。そして、抵抗R81の他方の端子は、スイッチSW22とデッド・ポートに設定された入力ポート2とを結んだ回線に接続され、抵抗R82の他方の端子は、スイッチSW23とデッド・ポートに設定された入力ポート3とを結んだ回線に接続されている。同様に、抵抗R83の他方の端子は、スイッチSW24とデッド・ポートに設定された入力ポート4とを結んだ回線に接続され、抵抗R84の他方の端子は、スイッチSW25とデッド・ポートに設定された入力ポート5とを結んだ回線に接続されている。
図4(b)は、本実施例の電子機器の通常状態におけるCPU1と操作パネル4との接続構成を示す図である。図4(b)と図4(a)の違いは、入力ポート2〜入力ポート5が、図4(a)ではデッド・ポートに設定されているが、図4(b)ではアライブ・ポートに設定されている点である。図4(b)において、電子機器は通常状態であるため、入力ポート2〜入力ポート5はアライブ・ポートに設定され、対応するスイッチSW22〜SW25の信号検知が可能となっている。図4(b)のその他の構成については、図4(a)と同様なので、説明を省略する。
[スイッチの状態変化の検知]
次に、図4(a)を用いて、電子機器が待機状態のときにおけるスイッチの状態変化(信号変化)の検知動作について説明する。図4(a)において、代表スイッチSW21が押下されると、対応するアライブ・ポートである入力ポート1の入力信号は、ハイレベルからローレベルへ変化する。CPU1は、入力ポート1の入力信号がローレベルになったことにより、代表スイッチSW21の押下を検知し、電子機器を待機状態から通常状態へ復帰させる。また、スイッチSW22が押下された場合は、スイッチSW22に対応する入力ポート2はデッド・ポートに設定されているため、スイッチSW22の入力信号を検知することができない。ところが、スイッチSW22は、アライブ・ポートである入力ポート1に接続された回線に抵抗R81を介して接続されているため、入力ポート1に入力される入力電圧Viw2は、Viw2=Vcc×R81/(R31+R81)により算出される。そして、電圧Viw2が最低電圧ViLよりも十分小さくなるように、抵抗R31と抵抗R81の抵抗値を決定することにより、CPU1は、入力ポート1の入力信号がローレベルであることを検知することができる。これにより、CPU1は、入力ポート1への入力信号に基づいて、スイッチSW22の信号変化を検出することができる。また、スイッチSW23〜SW25に関しても、スイッチSW22における抵抗R31、R81の抵抗値と同様に、抵抗R31、抵抗R82〜R84の抵抗値を決定することにより、スイッチの信号変化を入力ポート1によって検知することが可能となる。その結果、電子機器が待機状態においても、CPU1は、操作パネル上のいずれかのスイッチが押下されたことを検知することができ、電子機器を待機状態から通常状態へ復帰させることができる。
続いて、図4(b)を用いて、電子機器が通常状態のときにおけるスイッチの状態変化(信号変化)の検知動作について説明する。図4(b)において、代表スイッチSW21が押下されると、代表スイッチSW21に対応するアライブ・ポートである入力ポート1の入力信号は、ハイレベルからローレベルへ変化する。また、代表スイッチSW21は、抵抗R81を介して入力ポート2にも接続されているため、入力ポート2に入力される電圧Vis2は、Vis2=Vcc×R81/(R32+R81)により算出される。そして、電圧Vis2が最高電圧ViHより十分大きくなるように、抵抗R32と抵抗R81の抵抗値を決定することにより、CPU1は、入力ポート1の入力信号はローレベル、入力ポート2の入力信号はハイレベルであることを検知できる。更に、代表スイッチSW21は、抵抗R82〜R84を介して、それぞれ入力ポート3〜入力ポート5にも接続されている。そして、入力ポート2の電圧Vis2と同様に、入力ポート3〜入力ポート5にも、それぞれ電圧Vis3、Vis4、Vis5が入力される。電圧Vis3、Vis4、Vis5は、上述した電圧Vis2と同様に、電源電圧Vccをそれぞれ抵抗R33と抵抗R82、抵抗R34と抵抗R83、抵抗R35と抵抗R84で分圧された電圧である。そして、電圧Vis3、Vis4、Vis5が最高電圧ViHより十分大きくなるように、抵抗R33と抵抗R82、抵抗R34と抵抗R83、抵抗R35と抵抗R84の抵抗値を決定することにより、入力ポート2〜入力ポート5の入力信号はハイレベルとなる。その結果、CPU1は、入力ポート1の入力信号だけがローレベルになったことにより、代表スイッチSW21の押下を検知することができる。
また、スイッチSW22が押下された場合には、入力ポート2の入力信号はローレベルになる。このとき、入力ポート1にも、抵抗R31と抵抗R81で分圧された電圧が入力される。上述したように、抵抗R31、R81で分圧された電圧が最低電圧ViLよりも十分小さくなるように、抵抗R31、R81の抵抗値を決めることにより、CPU1は、入力ポート1においてローレベルを検知することができる。その結果、CPU1は、入力ポート1と入力ポート2の両方でローレベルを検知することにより、スイッチSW22の押下を検知することができる。同様に、スイッチSW23〜SW25が押下された場合には、対応する入力ポート3〜入力ポート5の入力信号はローレベルになる。そして、このとき、入力ポート1にも、押下されたスイッチSW23〜SW25に対応して、電源電圧Vccを抵抗R31と抵抗R82、抵抗R31と抵抗R83、抵抗R31と抵抗R84で分圧された電圧が入力される。入力ポート1に入力される電圧が、最低電圧ViLより十分小さくなるように、抵抗R31、抵抗R82〜R84の抵抗値を決定することによりCPU1は、スイッチSW23〜SW25に関しても、スイッチの押下を検知することができる。その結果、CPU1は、電子機器が通常状態において、全てのスイッチの押下を個別に検知することが可能となる。従って、電子機器の通常状態におけるスイッチSW21〜SW25の変化に対する、入力ポート1〜入力ポート5における入力信号の変化は、実施例1の図2(b)と同様となる。
以上説明したように、本実施例によれば、待機状態において、操作パネルのいずれのスイッチを押下しても、押下を検出して通常状態へ復帰させるユーザビリティを備えると共に、消費電力も低減させることができる。また、本実施例では、押下されるスイッチは1つの場合について説明したが、複数のスイッチで押下された場合にも、同様に本実施例を適用することができる。また、CPU1の入力ポートにはA/D変換ポートを適用し、アナログ電圧を検知することにより、待機状態時におけるスイッチの押下を検知することができる。
また、本実施例では、入力ポートは抵抗を介してプルアップ接続されていたが、実施例2のように、入力ポートが全て抵抗を介してGNDにプルダウンされている場合においても、スイッチの押下を検知することができる。即ち、入力ポートがプルアップ接続されている場合には、スイッチの押下は、入力ポートの入力信号がローレベルになることにより検知されていた。入力ポートがプルダウン接続されている場合には、スイッチの押下検出の論理が逆になり、入力ポートの入力信号がハイレベルになることにより、スイッチの押下が検知される。そのため、上述した入力ポートの抵抗分圧によるハイレベル、ローレベルのロジックが逆になるように、各抵抗の抵抗値を決定すればよい。例えば、電子機器が待機状態のときには、スイッチが押下されたことにより、抵抗分圧されて入力ポート1に入力される入力電圧がハイレベルとなるように、抵抗R31、抵抗R81〜R84の抵抗値を決定すればよい。更に、電子機器が通常状態のときには、スイッチSW21〜SW25の変化に対する、入力ポート1〜入力ポート5における入力信号の変化が、実施例2の図3(c)と同様になるように、各抵抗の抵抗値を決定すればよい。
実施例1〜3で説明した操作パネルは、例えば、記録材に画像を形成する機能を備えた画像形成装置においては、各種情報を表示したり、操作指示を入力したりするのに用いられる表示操作パネルとして適用することができる。以下に、実施例1〜3の操作パネルが適用される画像形成装置の構成について説明する。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを例にあげて説明する。図5に電子写真方式のプリンタの一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ300は、静電潜像が形成される像担持体としての感光ドラム311、感光ドラム311を一様に帯電する帯電部317(帯電手段)、感光ドラム311に形成された静電潜像をトナーで現像する現像部312(現像手段)を備えている。そして、感光ドラム311に現像されたトナー像をカセット316から供給された記録材としてのシート(不図示)に転写部318(転写手段)によって転写して、シートに転写したトナー像を定着器314で定着してトレイ315に排出する。この感光ドラム311、帯電部317、現像部312、転写部318が画像形成部である。また、レーザビームプリンタ300は、図5に示すように、実施例1〜3で説明した操作パネル4や、CPU1を内部に有する印字制御部5を備えている。なお、実施例1〜3の操作パネル4や印字制御部5を適用可能な画像形成装置は、図5に例示したものに限定されず、例えば複数の画像形成部を備える画像形成装置であってもよい。更に、感光ドラム311上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写部と、中間転写ベルト上のトナー像をシートに転写する二次転写部を備える画像形成装置であってもよい。また、レーザビームプリンタ300の印字制御部5のCPU1は、画像形成部による画像形成動作や、シートの搬送動作を制御する。更に、省電力を実現する待機状態(例えば、省電力モードや待機モード)にある場合には、CPU1は、運用に差し障りのない回路や入力ポートへの電力供給を遮断することにより、負荷を軽くして消費電力を低減させる。そして、操作パネル4のスイッチ操作を検知すると、CPU1は、画像形成装置を待機モードから通常モードに移行させて、画像形成動作に備える。
以上説明したように、本実施例によれば、待機状態において、操作パネルのいずれのスイッチを押下しても、押下を検出して通常状態へ復帰させるユーザビリティを備えると共に、消費電力も低減させることができる。
1 中央演算装置
4 操作パネル
D61、D62、D63、D64 ダイオード
SW21、SW22、SW23、SW24、SW25 スイッチ

Claims (7)

  1. 複数のスイッチを有する操作手段と、
    前記操作手段の前記複数のスイッチと接続され、電力供給されているときには前記スイッチのオンオフ状態を検知可能な複数の入力ポートを有する検知手段と、
    前記検知手段の前記複数の入力ポートのうちの所定の入力ポートと、前記所定の入力ポートと前記操作手段の所定のスイッチとを結ぶ回線と、前記所定の入力ポートとは異なる複数の入力ポートの夫々と対応する、前記所定のスイッチとは異なる複数のスイッチの夫々とを結ぶ複数の回線とを接続する複数のダイオードと、を備え、
    前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートにおいて前記複数のスイッチのオンオフ状態を検知し、
    複数の前記ダイオードのアノード側は、前記所定の入力ポートと、前記所定のスイッチとを結ぶ前記回線に接続され、前記ダイオードのカソード側は、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートの夫々と、前記所定のスイッチとは異なる複数の前記スイッチの夫々とを結ぶ前記回線に夫々接続されることを特徴とする電子機器。
  2. 複数のスイッチを有する操作手段と、
    前記操作手段の前記複数のスイッチと接続され、電力供給されているときには前記スイッチのオンオフ状態を検知可能な複数の入力ポートを有する検知手段と、
    前記検知手段の前記複数の入力ポートのうちの所定の入力ポートと、前記所定の入力ポートと前記操作手段の所定のスイッチとを結ぶ回線と、前記所定の入力ポートとは異なる複数の入力ポートの夫々と対応する、前記所定のスイッチとは異なる複数のスイッチの夫々とを結ぶ複数の回線とを接続する複数のダイオードと、を備え、
    前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートにおいて前記複数のスイッチのオンオフ状態を検知し、
    複数の前記ダイオードのカソード側は、前記所定の入力ポートと、前記所定のスイッチとを結ぶ前記回線に接続され、前記ダイオードのアノード側は、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートの夫々と、前記所定のスイッチとは異なる複数の前記スイッチの夫々とを結ぶ前記回線に夫々接続されることを特徴とする電子機器。
  3. 複数のスイッチを有する操作手段と、
    前記操作手段の前記複数のスイッチと接続され、電力供給されているときには前記スイッチのオンオフ状態を検知可能な複数の入力ポートを有する検知手段と、
    前記検知手段の前記複数の入力ポートのうちの所定の入力ポートと、前記所定の入力ポートと前記操作手段の所定のスイッチとを結ぶ回線と、前記所定の入力ポートとは異なる複数の入力ポートの夫々と対応する、前記所定のスイッチとは異なる複数のスイッチの夫々とを結ぶ複数の回線とを接続する複数の抵抗素子と、を備え、
    前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートにおいて前記複数のスイッチのオンオフ状態を検知し、
    複数の前記抵抗素子の一方の端子は、前記所定の入力ポートと、前記所定のスイッチとを結ぶ前記回線に接続され、前記抵抗素子の他方の端子は、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートの夫々と、前記所定のスイッチとは異なる複数の前記スイッチの夫々とを結ぶ前記回線に夫々接続されることを特徴とする電子機器。
  4. 前記検知手段は、前記所定の入力ポートに電力が供給されており、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給が遮断されているときに、前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートに接続された前記操作手段のスイッチのオン状態を検知することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は、記録材に画像を形成する画像形成装置であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記画像形成装置は、前記検知手段の複数の前記入力ポートへの電力の供給及び遮断を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置が待機状態の場合には、前記検知手段の前記所定の入力ポートとは異なる複数の前記入力ポートへの電力供給を遮断し、前記所定の入力ポートが前記操作手段のスイッチのオン状態を検知して、前記画像形成装置が通常状態になると、前記検知手段の全ての前記入力ポートへの電力供給を行うことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  7. 前記検知手段の複数の前記入力ポートは、A/D変換ポートであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の電子機器。
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