JP2005035107A - 画像形成装置及びその管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置における後処理手段に異常が発生した場合にも作業が途切れないようにする。
【解決手段】後処理段階で異常が発生したときは、その後処理を切り離して印刷後の用紙をそのまま排紙する。例えば、ステイプル処理で針切れ(ステイプル不足)が生じたときは、紙綴じを行わずにそのまま排紙する。また、ステイプル、パンチ、ブックレット、ソート、コレート、裁断等の機構が故障した場合等は、その後処理を行わずにとりあえず印刷後の用紙をそのまま排紙する。また、給紙カセットの用紙が不足した場合は、他の給紙カセットから給紙を行うようにする。さらに、両面印刷時にジャム等が発生した場合にも状況に応じて片面印刷に切り替えるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】後処理段階で異常が発生したときは、その後処理を切り離して印刷後の用紙をそのまま排紙する。例えば、ステイプル処理で針切れ(ステイプル不足)が生じたときは、紙綴じを行わずにそのまま排紙する。また、ステイプル、パンチ、ブックレット、ソート、コレート、裁断等の機構が故障した場合等は、その後処理を行わずにとりあえず印刷後の用紙をそのまま排紙する。また、給紙カセットの用紙が不足した場合は、他の給紙カセットから給紙を行うようにする。さらに、両面印刷時にジャム等が発生した場合にも状況に応じて片面印刷に切り替えるようにする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、デジタル複写機、デジタル複合機、ファックスなどの画像形成装置及びこれを管理する管理システム及び管理プログラムに関し、特に、画像形成装置におけるの後処理部の異常に対処する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
用紙を供給する給紙部や、用紙を処理するステイプル部が複数構成され、これらの給紙部やステイプル部を選択的に使用できる画像形成装置が普及している。この種の画像形成装置は、両面印字部または片面印字部等の印字部への供給用紙サイズを検出する用紙サイズ検出機能、印字部への供給用紙残量又は紙ジャムを検出する供給用紙残量検出機能、紙ジャム検出機能、印字部やステイプル部等の異常を検出する異常検出機能などを備えており、これらの検出信号にもとづいて、適正な制御を行うだけでなく、用紙サイズ表示、供給用紙残量表示、異常発生表示などを行うように構成されている。
【0003】
また、近年では、ネットワーク対応の画像形成装置が増えている。この種の画像形成装置は、LANなどのネットワークを介して、複数の端末が利用できるだけでなく、画像形成装置から機器情報を取得すれば、端末による画像形成装置の管理(監視)が可能になる。
このような管理機能は、例えば、画像形成装置のメーカーが提供する管理プログラムを、端末にインストールすることにより実現し、その端末画面上で画像形成装置の各種状態表示や設定変更を行うことが可能になる。
【0004】
従来の管理端末画面の構成は、後述する図4に示す本発明の実施の形態による管理端末画面と類似するものであるが、画像形成装置をイメージとして表示するイメージ表示部と、複数の給紙部の中からデフォルトの給紙部を選択するデフォルト選択部と、各給紙部の用紙サイズを表示する用紙サイズ表示部と、各給紙部の用紙タイプを表示する用紙タイプ表示部と、各給紙部の供給用紙残量を表示する供給用紙残量表示部と、各給紙部の最大収容枚数を表示する最大収容枚数表示部とを備えていて、イメージ表示部では、デフォルトの給紙部が強調表示される。また、印字部等の異常発生部分が強調表示される。
【0005】
また、画像形成装置においては、印刷処理後に後処理を行うものがある。後処理としては、前記ステイプル部によるステイプル処理(針による紙綴じ)、パンチ処理(穿孔)、ブックレット処理(紙折り)、ソート処理(複数部作成)、コレート処理(仕分け)及び裁断処理等がある。従来、この後処理段階で、例えば、針切れ、パンチかすの溜り過ぎ、ステイプル枚数オーバー、その他機構の故障等を含む異常が発生した場合は、装置をいったん停止させて、針の補充、パンチかすの除去等の回復処理を行ってから装置を再動作させるようにしている。また、用紙不足が検出されたり、印字部等でジャムが発生した場合にも、同様に用紙の補充、ジャムの除去等の回復処理を行ってから装置を再動作させるようにしている。
【0006】
また従来より、複数のソータ台を有し、一つのソータ台に異常が発生したとき、他のソータ台を使用するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−301618号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の管理端末画面では、画像形成装置から取得した機器情報にもとづいて、例えば印字部が異常であると判断したとき、その給紙部の用紙サイズ表示部に、状態不明を意味する文字列(例えば、NA)が用紙サイズを示すA4,A3等の文字列と並んで表示されるに過ぎないため、非常に紛らわしく異常表示を見落とす可能性がある。
また、このような異常表示では、仮に異常を認識できたとしても、異常が発生した部分の位置を直感的に認識することができないため、印字部や各種後処理部のいずれで異常が発生したかを直ちに特定できないという問題があった。
【0009】
また、異常発生時には、異常を除去する回復処理を行った後、装置を再動作しているので、非常に手間がかかると共に、印刷作業が長時間中断されるという問題があった。また、上記特許文献1はソート処理に関するものであり、後処理全般については上記の問題は解決できなかった。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、異常発生時に印刷作業が長時間中断されることのない画像形成装置、その管理システム及び管理プログラムを提供することを目的とするものである。
また、異常発生箇所を分かりやすく表示することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による画像形成装置は、印刷手段により用紙に印刷し、印刷後の用紙に後処理手段により後処理して排紙する画像形成装置において、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明による画像形成装置の管理システムは、用紙に印刷する印刷手段と、印刷後の用紙に後処理して排紙する後処理手段と、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを備えた画像形成装置と、画像形成装置をイメージとして表示すると共に、前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示手段と、前記切り離し手段を動作させる制御手段とを有する管理端末とを通信線を介して接続してなるものである。
【0013】
また、本発明によるプログラムは、用紙に印刷する印刷手段と、印刷後の用紙に後処理して排紙する後処理手段と、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを備えた画像形成装置を管理するプログラムであって、画像形成装置をイメージとして表示すると共に前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示処理と、前記切り離し手段を動作させる制御処理とをコンピュータに実行させるものである。
【0014】
従って、本発明によれば、後処理手段に異常が発生してもとりあえず後処理を省略して印刷された用紙をそのまま取り出すことができるので、作業が長時間中断することがなく、かつ最小限必要な印刷情報を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施の形態は、後処理段階で異常が発生したときは、その後処理を省略して(切り離して)印刷後の用紙をそのまま排紙するようにしたものである。例えば、ステイプル処理で針切れ(ステイプル不足)が生じたときは、紙綴じを行わずにそのまま排紙する。また、例えばソート機構が故障した場合等は、ソートを行わずにとりあえず印刷後の用紙をそのまま排紙する。
また、本実施の形態は、給紙カセットの用紙が不足した場合は、とりあえず他の給紙カセットから給紙を行うようにする。さらに、両面印刷時にジャム等が発生した場合にも状況に応じて片面印刷に切り替えるようにする。
また本実施の形態は、画像形成装置における異常発生箇所を明確に表示するものである。
【0016】
図2は、本実施の形態による画像形成装置の管理システムを示すブロック図である。
画像形成装置の管理システムは、画像形成装置10と、複数の端末20と、こられを接続するLANなどのネットワーク30とを備えて構成されている。
画像形成装置10は、プリンタ、デジタル複写機、デジタル複合機、ファックスなどであり、本実施の形態の画像形成装置10は、コピー機能、プリンタ機能及びスキャナ機能を備えるデジタル複合機で構成される。尚、図示では、画像形成装置10は1台のみ図示されているが、実際には複数の画像形成装置がネットワーク30に接続される。
【0017】
図3は、本実施の形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、スキャナ部11、印刷部12、給紙部13、排紙部14、操作部15、表示部16、記億部17、インタフェース部18及び制御部19を備えている。
【0018】
スキャナ部11は、原稿台にセットされた原稿を所定の解像度で読み取る部分であり、複数枚の原稿を原稿台に順次搬送する自動原稿送り装置11a(図1)が装備されている。
印刷部12は、スキャナ部11が読み取った画像データ、又は、端末20から送信される印字データを印刷する部分で、両面印字部と片面印字部とがある。
【0019】
給紙部13は、印刷部12に用紙を供給する部分である。本実施の形態の画像形成装置10は、図2に示すように、任意サイズの用紙をセット可能な手差し給紙部(Bypass)13aと、所定サイズの用紙がセットされる複数段のカセット給紙部(カセット1〜3)13b〜13dとを備え、いずれかの給紙部13a〜13dが選択的に使用される。
各給紙部13a〜13dは、セットされた用紙サイズを検出する用紙サイズ検出機能と、用紙の残量を検出する供給用紙残量検出機能と、紙ジャム、カセット未装着などの異常を検出する異常検出機能とを備えており、各検出機能の検出信号は制御部19に入力される。なお、給紙部は、ここでは給紙カセットから両面印字部、片面印字部及びその周辺の用紙搬送部をいうものとする。
【0020】
排紙部14は、印刷部12で印刷された用紙を排出する部分である。本実施の形態の画像形成装置10は、図2のように複数の排紙部14a、14bを備えており、排出する用紙のサイズや後処理の有無に応じて、使用する排紙部14a、14bが選択される。各排紙部14a、14bは、針切れなどの異常を検出する異常検出機能を備えており、その検出信号は制御部19に入力される。なお、排紙部は、ここでは、後処理部周辺から排紙口までをいうものとする。
【0021】
操作部15は、画像形成装置10の各種操作を行う部分であり、複数のキー操作によって、機能選択、用紙選択、枚数設定、倍率設定、濃度設定、動作開始などの操作が行われる。
表示部16は、画像形成装置10の動作状態や設定状態を表示する部分であり、液晶パネルなどの表示デバイスを用いて構成される。
【0022】
記億部17は、コピーデータの一時保存、スキャンデータの保存、印字データのバッファリング、後述する機器情報の記憶などを行う部分であり、例えば、ハードディスクを用いて構成される。
インタフェース部18は、制御部19をネットワーク30に接続する部分であり、例えば、1OBASE−T/1OOBASE−TXなどの規格に準拠したLANインタフェースによって構成される。
【0023】
制御部19は、画像形成装置10の各部を所定に制御すると共に、端末20との間で印字データ、スキャンデータ、機器情報などの送受信を行う部分である。また、後処理部や給紙カセット、両面印刷部を切り離して他の給紙カセットや片面印刷部を使用して印刷、排紙できるように制御する。
機器情報は、画像形成装置10の動作状態や設定状態を所定の形式(例えば、MIB)で記述したものであり、各給紙部13a〜13dの用紙サイズ検出情報、供給用紙残量検出情報及び異常検出情報、各排紙部14a、14bの異常検出情報などが含まれる。機器情報の送受信には、所定の管理プロトコルが使用される。この管理プロトコルは、端末20からネットワーク機器(画像形成装置10)への問い合わせ形式や、ネットワーク機器から端末20への応答形式を規定するもので、例えば、TCP/IP系の管理プロトコルであるSNMPが使用される。
【0024】
端末20は、ネットワーク30に接続可能なパソコンなどのコンピュータで構成されており、画像形成装置10を利用するための利用端末20Aと、画像形成装置10を管理するための管理端末20Bとがある。
利用端末20Aは、所定のプリンタドライバやスキャナドライバをインストールすることにより、画像形成装置10の利用が可能になる。
また、管理端末20Bは、所定の管理プログラムをインストールすることにより、その画面上で画像形成装置10の各種状態表示や設定変更を行うことが可能になる。
【0025】
図4は、管理プログラムの動作手順を示すフローチャート、図5は、管理端末面面を示す図である。
図4(A)において、管理端末20B上で管理プログラムを実行すると、ネットワーク30上の画像形成装置10が検索され、見つかった画像形成装置10が一覧表示される(ステップS101、以下、ステップ略)。この一覧画面(図示せず)で画像形成装置10を選択すると(S102)、個別管理ルーチンが実行され(S103)、図5に示すような管理画面200が立ち上がる。また、一覧画面で終了操作を行うと(S104)、一覧画面が閉じ、処理が終わる。
【0026】
図4(B)において、個別管理ルーチンは、初期状態の管理画面100を表示するとともに(S201)、画像形成装置10に問い合わせをし、その機器情報を定期的に取得する(S202)。管理画面200は、画像形成装置10の状態表示を行うステータス画面(S204)、給紙部13a〜13dの状態表示及びデフォルト設定を行う入力装置管理画面(S205)、排紙部14a、14bの状態表示を行う出力装置管理画面(S206)などを含み、これらの画面がタブ操作によって切り換えられる(S203)。また、管理画面100で終了操作を行うと(S207)、管理画面200が閉じ、処理が終わる。
【0027】
図5に示すように、入力装置管理画面200は、イメージ表示部201、デフォルト選択部202、用紙サイズ表示部203、用紙タイプ表示部204、用紙残量表示部205、最大収容枚数表示部206などで構成されており、その表示内容は、画像形成装置10から取得した機器情報に応じて変更される。
【0028】
イメージ表示部201は、画像形成装置10をイメージとして表示する部分であり、ここに表示される装置イメージ201aは、画像形成装置10の機種やオプション構成に応じて自動的に変更される。
装置イメージ101aでは、各給紙部13xの位置を、着色、模様かけ、点滅などの表現を用いて、強調表示することが可能となっている。この強調表示は、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて給紙部13xxの異常を判断したとき、異常と判断した給紙部13xの位置を対象として実行される。
これにより、給紙部13xの異常を確実に認識できるだけでなく、異常と判断された排紙部13xの位置を容易に特定することが可能になる。
【0029】
また、本実施形態では、デフォルトとして選択された給紙部13xの位置や、紙ジャムとなった給紙部13xの位置も、装置イメージ101a上で強調表示される。このとき、異常と判断した給紙部13xとは異なる表現(色分けなど)を用いて強調表示することにより、異常表示、デフォルト表示及び紙ジャム表示が同時に行われても、各状態を識別することが可能になる。
【0030】
デフォルト選択部202は、給紙部13xの中から、デフォルトとして使用する給紙部13xを選択する部分である。ここで任意の給紙部13a〜13dを選択した後、OKボタン107をクリックすることにより、その給紙部13xがデフォルトとして設定される。ただし、異常と判断された給紙部13xの選択位置には禁則がかけられ、選択操作が規制される。
【0031】
用紙サイズ表示部203は、画像形成装置10から取得した機器情報にもとづいて、各給紙部13xの用紙サイズを表示する部分である。通常、用紙サイズ表示部103には、「A4」、「B4」などの用紙サイズが文字で表示されるが、異常と判断した給紙部13xの用紙サイズ表示位置には、記号又はイメージによって異常であることが表示される。
例えば、用紙サイズ表示位置に図示のように「−−−」などの記号を従来の「NA」に代えて表示すれば、他の用紙サイズ表示にまぎれることなく、その給紙部13xの異常を明確に示すことが可能になる。
これにより、給紙部13xの異常をより確実に認識することが可能になるだけでなく、言語に依存しない異常表示を行うことができる。
【0032】
用紙タイプ表示部204は、各給紙部13xの用紙タイプを表示する部分である。図5に示す管理画面200では、用紙タイプの設定操作が規制されているが、所定の規制解除操作を行えば、各給紙部13xの用紙タイプを設定することが可能になる。
【0033】
供給用紙残量表示部105は、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて、各給紙部13xの供給用紙残量を表示する部分である。通常、供給用紙残量表示部205には、「Not Empty」、「Empty」などの文字で用紙残量が表示されるが、異常と判断した給紙部13xの供給用紙残量表示位置には、記号又はイメージによって異常であることが表示される。また、他にはJAMなどの異常も表示される。
例えば、供給用紙残量表示位置に、「×」などのイメージを赤色で表示すれば、他の供給用紙残量表示に埋もれることなく、その給紙部13xの異常を明確に示すことが可能になる。
【0034】
なお、図示を省略するが、本実施の形態では、管理画面200に含まれる出力装置管理画面にもイメージ表示部を備えている。ここに表示される装置イメージでは、各排紙部14a、14bの位置を、着色、模様かけ、点滅などの表現を用いて、強調表示することが可能となっている。この強調表示は、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて排紙部14a、14bの異常を判断したとき、異常と判断した排紙部14a、14bの位置を対象として実行される。
これにより、排紙部14a、14bの異常を確実に認識できるだけでなく、異常と判断された排紙部14a、14bの位置を容易に特定することが可能になる。
【0035】
また、本実施の形態では、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて給紙部13xや排紙部14a、14bの異常を判断したとき、異常と判断した給紙部13xや排紙部14a、14bが音声で報知される。例えば、管理画面200が立ち上がったとき、「給紙カセット1に異常が発生しました」などの音声を出力することにより、給紙部13xや排紙部14a、14bの異常をより確実に認識することが可能になる。
【0036】
上記のように構成された画像形成装置10の管理システムによれば、異常と判断された給紙部13xや排紙部14a、14bの位置が、管理画面200の装置イメージ101a上で強調表示されるため、給紙部13a〜13dや排紙部14a、14bの異常を確実に認識することが可能になる。
しかも、異常と判断された給紙部13xや排紙部14a、14bの位置を直感的に認識することができるため、画像形成装置10が多数の給紙部13xや排紙部14a、14bを備えていても、異常と判断された給紙部13xや排紙部14a、14bの位置を直ちに特定することができる。
【0037】
また、入力装置管理画面200では、デフォルトとして選択された給紙部13xの位置や、紙ジャムとなった給紙部13xの位置も、異常と判断した給紙部13xとは異なる表現を用いて、装置イメージ101a上で強調表示されるので、デフォルト給紙部や紙ジャム給紙部も確実に認識できるだけでなく、その位置特定が容易になる。
【0038】
また、入力装置管理画面200の用紙サイズ表示部203や供給用紙残量表示部205では、異常と判断した給紙部13xの用紙サイズ表示位置や用紙残量表示位置に、記号又はイメージによって異常であることを表示するため、給紙部13xの異常をより確実に認識することが可能になるだけでなく、言語に依存しない異常表示を行うことができる。
なお、以上説明した異常表示を、画像形成装置10の表示部16で行うようにしてよいのはもちろんである。
【0039】
次に、本実施の形態の特徴である後処理の切り離しについて説明する。
前述したように、本実施の形態においては、後処理段階で異常が発生したときは、その後処理を切り離して、印刷された用紙をそのまま排紙するようにしている。ここで、後処理とは、ステイプル処理、パンチ処理、ブックレット処理、ソート処理、コレート処理及び裁断処理であるとする。
【0040】
例えば、ステイプル処理で針切れ(ステイプル不足)が生じたときや、ステイプル枚数がオーバーしたときは、紙綴じを行わずにそのまま排紙する。また、例えばソート、パンチ、ブックレット、コレート、裁断等の機構が故障した場合等は、印刷後の用紙をそのまま排紙する。
また、本実施の形態は、給紙部の用紙が不足した場合は、他の給紙部から給紙を行うようにしている。さらに、両面印刷時にジャム等の異常が発生した場合にも状況に応じて片面印刷に切り替えるようにしている。
【0041】
図1は、上記の動作を行うための処理を示すフローチャートである。
後処理や給紙・印刷段階において何らかの異常が検出されると(S1)、選択モードがどれに設定されているかを判断する(S2)。選択モードは次の3つがある。
(1)切り離しを行わずに装置を一旦停止させて手作業で異常を取り除く回復処を行うモード(S3)。
(2)切り離しを行い、動作を続行するモード(S4)。例えば、(a)後処理を切り離して印刷された用紙をそのまま排紙する、(b)給紙カセットを切り離すと共に他のカセットを使えるようにして動作を続行する、(c)両面印刷時であって片面印刷が可能であれば、両面印刷部を切り離すと共に片面印刷部に切り替えて動作を続行する、のいずれかである。
(3)上記の(1)(2)のいずれを行うかをユーザが決めるモード(S5)。
S2で(1)(2)(3)のいずれのモードを選択するか、及びS5で(1)(2)のいずれのモードを選択するかは、スイッチ操作等によりユーザが設定するようにしてよい。
【0042】
以上によれば、後処理や給紙・印刷段階において異常が発生した場合は、後処理を省略して印刷された用紙をそのまま排紙したり、他の用紙を用いたり、片面印刷後に排紙したり、等のとりあえずの応急処理を行うことができるので、長時間作業が中断されることがない。かつ、ユーザとしては最小限必要な印刷情報を得ることができる。また、回復処理は作業終了後に時間をかけて行うことができる。
なお、後処理手段や給紙手段、両面印刷手段の全部を切り離すのでなく、ユーザが切り離す手段を選択できるようにしてもよい。
【0043】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、画像形成装置10と端末20をLANで接続しているが、セントロニクスなどのパラレル接続や、USBなどのシリアル接続を用いてもよい。
また、前記実施の形態では、専用の管理プログラムを用いて画像形成装置10を管理しているが、この管理プログラムと同等の機能をプリンタドライバに設けてもよい。
【0044】
次に、本実施の形態によるプログラムについて説明する。
各フローチャートについて前述した処理を、コンピュータシステムのCPUが実行するためのプログラムは、本発明によるプログラムを構成する。
【0045】
また、このプログラムを記録するための記録媒体としては、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM,RAM,CD−ROM,フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。
【0046】
またこの記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0047】
また上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0048】
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0049】
従って、このプログラム及び記録媒体を図2、図3の装置とは異なる機械的構成のシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこのプログラムを実行することによっても、各実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、画像形成装置の後処理段階等で異常が発生しても、応急処理を行うことができるので、必要な印刷情報を最小限得ながら作業が長時間中断することをなくすことができる。また、異常発生位置を容易に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態による画像形成装置の管理システムを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図4】管理プログラムの動作手順を示すフローチャートである。
【図5】管理端末画面の表示例を示す構成図である。
【符号の説明】
10:画像形成装置、13:給紙部、14:排紙部、20:端末、30:ネットワーク、200:管理画面、201:イメージ表示部、201a:装置イメージ
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、デジタル複写機、デジタル複合機、ファックスなどの画像形成装置及びこれを管理する管理システム及び管理プログラムに関し、特に、画像形成装置におけるの後処理部の異常に対処する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
用紙を供給する給紙部や、用紙を処理するステイプル部が複数構成され、これらの給紙部やステイプル部を選択的に使用できる画像形成装置が普及している。この種の画像形成装置は、両面印字部または片面印字部等の印字部への供給用紙サイズを検出する用紙サイズ検出機能、印字部への供給用紙残量又は紙ジャムを検出する供給用紙残量検出機能、紙ジャム検出機能、印字部やステイプル部等の異常を検出する異常検出機能などを備えており、これらの検出信号にもとづいて、適正な制御を行うだけでなく、用紙サイズ表示、供給用紙残量表示、異常発生表示などを行うように構成されている。
【0003】
また、近年では、ネットワーク対応の画像形成装置が増えている。この種の画像形成装置は、LANなどのネットワークを介して、複数の端末が利用できるだけでなく、画像形成装置から機器情報を取得すれば、端末による画像形成装置の管理(監視)が可能になる。
このような管理機能は、例えば、画像形成装置のメーカーが提供する管理プログラムを、端末にインストールすることにより実現し、その端末画面上で画像形成装置の各種状態表示や設定変更を行うことが可能になる。
【0004】
従来の管理端末画面の構成は、後述する図4に示す本発明の実施の形態による管理端末画面と類似するものであるが、画像形成装置をイメージとして表示するイメージ表示部と、複数の給紙部の中からデフォルトの給紙部を選択するデフォルト選択部と、各給紙部の用紙サイズを表示する用紙サイズ表示部と、各給紙部の用紙タイプを表示する用紙タイプ表示部と、各給紙部の供給用紙残量を表示する供給用紙残量表示部と、各給紙部の最大収容枚数を表示する最大収容枚数表示部とを備えていて、イメージ表示部では、デフォルトの給紙部が強調表示される。また、印字部等の異常発生部分が強調表示される。
【0005】
また、画像形成装置においては、印刷処理後に後処理を行うものがある。後処理としては、前記ステイプル部によるステイプル処理(針による紙綴じ)、パンチ処理(穿孔)、ブックレット処理(紙折り)、ソート処理(複数部作成)、コレート処理(仕分け)及び裁断処理等がある。従来、この後処理段階で、例えば、針切れ、パンチかすの溜り過ぎ、ステイプル枚数オーバー、その他機構の故障等を含む異常が発生した場合は、装置をいったん停止させて、針の補充、パンチかすの除去等の回復処理を行ってから装置を再動作させるようにしている。また、用紙不足が検出されたり、印字部等でジャムが発生した場合にも、同様に用紙の補充、ジャムの除去等の回復処理を行ってから装置を再動作させるようにしている。
【0006】
また従来より、複数のソータ台を有し、一つのソータ台に異常が発生したとき、他のソータ台を使用するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−301618号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の管理端末画面では、画像形成装置から取得した機器情報にもとづいて、例えば印字部が異常であると判断したとき、その給紙部の用紙サイズ表示部に、状態不明を意味する文字列(例えば、NA)が用紙サイズを示すA4,A3等の文字列と並んで表示されるに過ぎないため、非常に紛らわしく異常表示を見落とす可能性がある。
また、このような異常表示では、仮に異常を認識できたとしても、異常が発生した部分の位置を直感的に認識することができないため、印字部や各種後処理部のいずれで異常が発生したかを直ちに特定できないという問題があった。
【0009】
また、異常発生時には、異常を除去する回復処理を行った後、装置を再動作しているので、非常に手間がかかると共に、印刷作業が長時間中断されるという問題があった。また、上記特許文献1はソート処理に関するものであり、後処理全般については上記の問題は解決できなかった。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、異常発生時に印刷作業が長時間中断されることのない画像形成装置、その管理システム及び管理プログラムを提供することを目的とするものである。
また、異常発生箇所を分かりやすく表示することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による画像形成装置は、印刷手段により用紙に印刷し、印刷後の用紙に後処理手段により後処理して排紙する画像形成装置において、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明による画像形成装置の管理システムは、用紙に印刷する印刷手段と、印刷後の用紙に後処理して排紙する後処理手段と、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを備えた画像形成装置と、画像形成装置をイメージとして表示すると共に、前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示手段と、前記切り離し手段を動作させる制御手段とを有する管理端末とを通信線を介して接続してなるものである。
【0013】
また、本発明によるプログラムは、用紙に印刷する印刷手段と、印刷後の用紙に後処理して排紙する後処理手段と、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを備えた画像形成装置を管理するプログラムであって、画像形成装置をイメージとして表示すると共に前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示処理と、前記切り離し手段を動作させる制御処理とをコンピュータに実行させるものである。
【0014】
従って、本発明によれば、後処理手段に異常が発生してもとりあえず後処理を省略して印刷された用紙をそのまま取り出すことができるので、作業が長時間中断することがなく、かつ最小限必要な印刷情報を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施の形態は、後処理段階で異常が発生したときは、その後処理を省略して(切り離して)印刷後の用紙をそのまま排紙するようにしたものである。例えば、ステイプル処理で針切れ(ステイプル不足)が生じたときは、紙綴じを行わずにそのまま排紙する。また、例えばソート機構が故障した場合等は、ソートを行わずにとりあえず印刷後の用紙をそのまま排紙する。
また、本実施の形態は、給紙カセットの用紙が不足した場合は、とりあえず他の給紙カセットから給紙を行うようにする。さらに、両面印刷時にジャム等が発生した場合にも状況に応じて片面印刷に切り替えるようにする。
また本実施の形態は、画像形成装置における異常発生箇所を明確に表示するものである。
【0016】
図2は、本実施の形態による画像形成装置の管理システムを示すブロック図である。
画像形成装置の管理システムは、画像形成装置10と、複数の端末20と、こられを接続するLANなどのネットワーク30とを備えて構成されている。
画像形成装置10は、プリンタ、デジタル複写機、デジタル複合機、ファックスなどであり、本実施の形態の画像形成装置10は、コピー機能、プリンタ機能及びスキャナ機能を備えるデジタル複合機で構成される。尚、図示では、画像形成装置10は1台のみ図示されているが、実際には複数の画像形成装置がネットワーク30に接続される。
【0017】
図3は、本実施の形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、スキャナ部11、印刷部12、給紙部13、排紙部14、操作部15、表示部16、記億部17、インタフェース部18及び制御部19を備えている。
【0018】
スキャナ部11は、原稿台にセットされた原稿を所定の解像度で読み取る部分であり、複数枚の原稿を原稿台に順次搬送する自動原稿送り装置11a(図1)が装備されている。
印刷部12は、スキャナ部11が読み取った画像データ、又は、端末20から送信される印字データを印刷する部分で、両面印字部と片面印字部とがある。
【0019】
給紙部13は、印刷部12に用紙を供給する部分である。本実施の形態の画像形成装置10は、図2に示すように、任意サイズの用紙をセット可能な手差し給紙部(Bypass)13aと、所定サイズの用紙がセットされる複数段のカセット給紙部(カセット1〜3)13b〜13dとを備え、いずれかの給紙部13a〜13dが選択的に使用される。
各給紙部13a〜13dは、セットされた用紙サイズを検出する用紙サイズ検出機能と、用紙の残量を検出する供給用紙残量検出機能と、紙ジャム、カセット未装着などの異常を検出する異常検出機能とを備えており、各検出機能の検出信号は制御部19に入力される。なお、給紙部は、ここでは給紙カセットから両面印字部、片面印字部及びその周辺の用紙搬送部をいうものとする。
【0020】
排紙部14は、印刷部12で印刷された用紙を排出する部分である。本実施の形態の画像形成装置10は、図2のように複数の排紙部14a、14bを備えており、排出する用紙のサイズや後処理の有無に応じて、使用する排紙部14a、14bが選択される。各排紙部14a、14bは、針切れなどの異常を検出する異常検出機能を備えており、その検出信号は制御部19に入力される。なお、排紙部は、ここでは、後処理部周辺から排紙口までをいうものとする。
【0021】
操作部15は、画像形成装置10の各種操作を行う部分であり、複数のキー操作によって、機能選択、用紙選択、枚数設定、倍率設定、濃度設定、動作開始などの操作が行われる。
表示部16は、画像形成装置10の動作状態や設定状態を表示する部分であり、液晶パネルなどの表示デバイスを用いて構成される。
【0022】
記億部17は、コピーデータの一時保存、スキャンデータの保存、印字データのバッファリング、後述する機器情報の記憶などを行う部分であり、例えば、ハードディスクを用いて構成される。
インタフェース部18は、制御部19をネットワーク30に接続する部分であり、例えば、1OBASE−T/1OOBASE−TXなどの規格に準拠したLANインタフェースによって構成される。
【0023】
制御部19は、画像形成装置10の各部を所定に制御すると共に、端末20との間で印字データ、スキャンデータ、機器情報などの送受信を行う部分である。また、後処理部や給紙カセット、両面印刷部を切り離して他の給紙カセットや片面印刷部を使用して印刷、排紙できるように制御する。
機器情報は、画像形成装置10の動作状態や設定状態を所定の形式(例えば、MIB)で記述したものであり、各給紙部13a〜13dの用紙サイズ検出情報、供給用紙残量検出情報及び異常検出情報、各排紙部14a、14bの異常検出情報などが含まれる。機器情報の送受信には、所定の管理プロトコルが使用される。この管理プロトコルは、端末20からネットワーク機器(画像形成装置10)への問い合わせ形式や、ネットワーク機器から端末20への応答形式を規定するもので、例えば、TCP/IP系の管理プロトコルであるSNMPが使用される。
【0024】
端末20は、ネットワーク30に接続可能なパソコンなどのコンピュータで構成されており、画像形成装置10を利用するための利用端末20Aと、画像形成装置10を管理するための管理端末20Bとがある。
利用端末20Aは、所定のプリンタドライバやスキャナドライバをインストールすることにより、画像形成装置10の利用が可能になる。
また、管理端末20Bは、所定の管理プログラムをインストールすることにより、その画面上で画像形成装置10の各種状態表示や設定変更を行うことが可能になる。
【0025】
図4は、管理プログラムの動作手順を示すフローチャート、図5は、管理端末面面を示す図である。
図4(A)において、管理端末20B上で管理プログラムを実行すると、ネットワーク30上の画像形成装置10が検索され、見つかった画像形成装置10が一覧表示される(ステップS101、以下、ステップ略)。この一覧画面(図示せず)で画像形成装置10を選択すると(S102)、個別管理ルーチンが実行され(S103)、図5に示すような管理画面200が立ち上がる。また、一覧画面で終了操作を行うと(S104)、一覧画面が閉じ、処理が終わる。
【0026】
図4(B)において、個別管理ルーチンは、初期状態の管理画面100を表示するとともに(S201)、画像形成装置10に問い合わせをし、その機器情報を定期的に取得する(S202)。管理画面200は、画像形成装置10の状態表示を行うステータス画面(S204)、給紙部13a〜13dの状態表示及びデフォルト設定を行う入力装置管理画面(S205)、排紙部14a、14bの状態表示を行う出力装置管理画面(S206)などを含み、これらの画面がタブ操作によって切り換えられる(S203)。また、管理画面100で終了操作を行うと(S207)、管理画面200が閉じ、処理が終わる。
【0027】
図5に示すように、入力装置管理画面200は、イメージ表示部201、デフォルト選択部202、用紙サイズ表示部203、用紙タイプ表示部204、用紙残量表示部205、最大収容枚数表示部206などで構成されており、その表示内容は、画像形成装置10から取得した機器情報に応じて変更される。
【0028】
イメージ表示部201は、画像形成装置10をイメージとして表示する部分であり、ここに表示される装置イメージ201aは、画像形成装置10の機種やオプション構成に応じて自動的に変更される。
装置イメージ101aでは、各給紙部13xの位置を、着色、模様かけ、点滅などの表現を用いて、強調表示することが可能となっている。この強調表示は、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて給紙部13xxの異常を判断したとき、異常と判断した給紙部13xの位置を対象として実行される。
これにより、給紙部13xの異常を確実に認識できるだけでなく、異常と判断された排紙部13xの位置を容易に特定することが可能になる。
【0029】
また、本実施形態では、デフォルトとして選択された給紙部13xの位置や、紙ジャムとなった給紙部13xの位置も、装置イメージ101a上で強調表示される。このとき、異常と判断した給紙部13xとは異なる表現(色分けなど)を用いて強調表示することにより、異常表示、デフォルト表示及び紙ジャム表示が同時に行われても、各状態を識別することが可能になる。
【0030】
デフォルト選択部202は、給紙部13xの中から、デフォルトとして使用する給紙部13xを選択する部分である。ここで任意の給紙部13a〜13dを選択した後、OKボタン107をクリックすることにより、その給紙部13xがデフォルトとして設定される。ただし、異常と判断された給紙部13xの選択位置には禁則がかけられ、選択操作が規制される。
【0031】
用紙サイズ表示部203は、画像形成装置10から取得した機器情報にもとづいて、各給紙部13xの用紙サイズを表示する部分である。通常、用紙サイズ表示部103には、「A4」、「B4」などの用紙サイズが文字で表示されるが、異常と判断した給紙部13xの用紙サイズ表示位置には、記号又はイメージによって異常であることが表示される。
例えば、用紙サイズ表示位置に図示のように「−−−」などの記号を従来の「NA」に代えて表示すれば、他の用紙サイズ表示にまぎれることなく、その給紙部13xの異常を明確に示すことが可能になる。
これにより、給紙部13xの異常をより確実に認識することが可能になるだけでなく、言語に依存しない異常表示を行うことができる。
【0032】
用紙タイプ表示部204は、各給紙部13xの用紙タイプを表示する部分である。図5に示す管理画面200では、用紙タイプの設定操作が規制されているが、所定の規制解除操作を行えば、各給紙部13xの用紙タイプを設定することが可能になる。
【0033】
供給用紙残量表示部105は、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて、各給紙部13xの供給用紙残量を表示する部分である。通常、供給用紙残量表示部205には、「Not Empty」、「Empty」などの文字で用紙残量が表示されるが、異常と判断した給紙部13xの供給用紙残量表示位置には、記号又はイメージによって異常であることが表示される。また、他にはJAMなどの異常も表示される。
例えば、供給用紙残量表示位置に、「×」などのイメージを赤色で表示すれば、他の供給用紙残量表示に埋もれることなく、その給紙部13xの異常を明確に示すことが可能になる。
【0034】
なお、図示を省略するが、本実施の形態では、管理画面200に含まれる出力装置管理画面にもイメージ表示部を備えている。ここに表示される装置イメージでは、各排紙部14a、14bの位置を、着色、模様かけ、点滅などの表現を用いて、強調表示することが可能となっている。この強調表示は、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて排紙部14a、14bの異常を判断したとき、異常と判断した排紙部14a、14bの位置を対象として実行される。
これにより、排紙部14a、14bの異常を確実に認識できるだけでなく、異常と判断された排紙部14a、14bの位置を容易に特定することが可能になる。
【0035】
また、本実施の形態では、画像形成装置10から取得した機器情報に基づいて給紙部13xや排紙部14a、14bの異常を判断したとき、異常と判断した給紙部13xや排紙部14a、14bが音声で報知される。例えば、管理画面200が立ち上がったとき、「給紙カセット1に異常が発生しました」などの音声を出力することにより、給紙部13xや排紙部14a、14bの異常をより確実に認識することが可能になる。
【0036】
上記のように構成された画像形成装置10の管理システムによれば、異常と判断された給紙部13xや排紙部14a、14bの位置が、管理画面200の装置イメージ101a上で強調表示されるため、給紙部13a〜13dや排紙部14a、14bの異常を確実に認識することが可能になる。
しかも、異常と判断された給紙部13xや排紙部14a、14bの位置を直感的に認識することができるため、画像形成装置10が多数の給紙部13xや排紙部14a、14bを備えていても、異常と判断された給紙部13xや排紙部14a、14bの位置を直ちに特定することができる。
【0037】
また、入力装置管理画面200では、デフォルトとして選択された給紙部13xの位置や、紙ジャムとなった給紙部13xの位置も、異常と判断した給紙部13xとは異なる表現を用いて、装置イメージ101a上で強調表示されるので、デフォルト給紙部や紙ジャム給紙部も確実に認識できるだけでなく、その位置特定が容易になる。
【0038】
また、入力装置管理画面200の用紙サイズ表示部203や供給用紙残量表示部205では、異常と判断した給紙部13xの用紙サイズ表示位置や用紙残量表示位置に、記号又はイメージによって異常であることを表示するため、給紙部13xの異常をより確実に認識することが可能になるだけでなく、言語に依存しない異常表示を行うことができる。
なお、以上説明した異常表示を、画像形成装置10の表示部16で行うようにしてよいのはもちろんである。
【0039】
次に、本実施の形態の特徴である後処理の切り離しについて説明する。
前述したように、本実施の形態においては、後処理段階で異常が発生したときは、その後処理を切り離して、印刷された用紙をそのまま排紙するようにしている。ここで、後処理とは、ステイプル処理、パンチ処理、ブックレット処理、ソート処理、コレート処理及び裁断処理であるとする。
【0040】
例えば、ステイプル処理で針切れ(ステイプル不足)が生じたときや、ステイプル枚数がオーバーしたときは、紙綴じを行わずにそのまま排紙する。また、例えばソート、パンチ、ブックレット、コレート、裁断等の機構が故障した場合等は、印刷後の用紙をそのまま排紙する。
また、本実施の形態は、給紙部の用紙が不足した場合は、他の給紙部から給紙を行うようにしている。さらに、両面印刷時にジャム等の異常が発生した場合にも状況に応じて片面印刷に切り替えるようにしている。
【0041】
図1は、上記の動作を行うための処理を示すフローチャートである。
後処理や給紙・印刷段階において何らかの異常が検出されると(S1)、選択モードがどれに設定されているかを判断する(S2)。選択モードは次の3つがある。
(1)切り離しを行わずに装置を一旦停止させて手作業で異常を取り除く回復処を行うモード(S3)。
(2)切り離しを行い、動作を続行するモード(S4)。例えば、(a)後処理を切り離して印刷された用紙をそのまま排紙する、(b)給紙カセットを切り離すと共に他のカセットを使えるようにして動作を続行する、(c)両面印刷時であって片面印刷が可能であれば、両面印刷部を切り離すと共に片面印刷部に切り替えて動作を続行する、のいずれかである。
(3)上記の(1)(2)のいずれを行うかをユーザが決めるモード(S5)。
S2で(1)(2)(3)のいずれのモードを選択するか、及びS5で(1)(2)のいずれのモードを選択するかは、スイッチ操作等によりユーザが設定するようにしてよい。
【0042】
以上によれば、後処理や給紙・印刷段階において異常が発生した場合は、後処理を省略して印刷された用紙をそのまま排紙したり、他の用紙を用いたり、片面印刷後に排紙したり、等のとりあえずの応急処理を行うことができるので、長時間作業が中断されることがない。かつ、ユーザとしては最小限必要な印刷情報を得ることができる。また、回復処理は作業終了後に時間をかけて行うことができる。
なお、後処理手段や給紙手段、両面印刷手段の全部を切り離すのでなく、ユーザが切り離す手段を選択できるようにしてもよい。
【0043】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、画像形成装置10と端末20をLANで接続しているが、セントロニクスなどのパラレル接続や、USBなどのシリアル接続を用いてもよい。
また、前記実施の形態では、専用の管理プログラムを用いて画像形成装置10を管理しているが、この管理プログラムと同等の機能をプリンタドライバに設けてもよい。
【0044】
次に、本実施の形態によるプログラムについて説明する。
各フローチャートについて前述した処理を、コンピュータシステムのCPUが実行するためのプログラムは、本発明によるプログラムを構成する。
【0045】
また、このプログラムを記録するための記録媒体としては、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM,RAM,CD−ROM,フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。
【0046】
またこの記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0047】
また上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0048】
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0049】
従って、このプログラム及び記録媒体を図2、図3の装置とは異なる機械的構成のシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこのプログラムを実行することによっても、各実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、画像形成装置の後処理段階等で異常が発生しても、応急処理を行うことができるので、必要な印刷情報を最小限得ながら作業が長時間中断することをなくすことができる。また、異常発生位置を容易に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態による画像形成装置の管理システムを示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図4】管理プログラムの動作手順を示すフローチャートである。
【図5】管理端末画面の表示例を示す構成図である。
【符号の説明】
10:画像形成装置、13:給紙部、14:排紙部、20:端末、30:ネットワーク、200:管理画面、201:イメージ表示部、201a:装置イメージ
Claims (11)
- 印刷手段により印刷された用紙に後処理手段により所定の後処理を施す画像形成装置において、
前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、
該検出手段により異常が検出された場合に前記後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記後処理手段は、ステイプル処理、パンチ処理、ブックレット処理、ソート処理、コレート処理及び裁断処理の全て又はいずれかであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記検出手段が検出対象とする異常には、ステイプル処理におけるステイプル不足及び/又は用紙綴じ込み枚数オーバーが含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- さらに、前記印刷手段に前記用紙を供給するために択一的に選択されて用いられる複数の給紙手段と、選択された給紙手段の用紙枚数が不足を検出する第2の検出手段とを有し、前記切り離し手段は、用紙枚数の不足が検出された場合に、該検出にかかる給紙手段を切り離すと共に他の給紙手段の用紙を使用可能にすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装置。
- 前記印刷手段は、両面印刷手段と片面印刷手段とを有し、前記検出手段は、両面印刷手段の異常を検出し、前記切り離し手段は、異常が検出された場合に、両面印刷手段を切り離すと共に片面印刷手段を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記切り離し手段による切り離しを行うか行わないかを選択する第1の選択手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記切り離しを有効とする設定と、切り離しを無効とする設定と、前記第1の選択手段による設定とのいずれか1つを選択する第2の選択手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記切り離しを行う場合、どの手段の切り離しを行うかを選択する第3の選択手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 画像形成装置を構成する要素をイメージとして表示すると共に、前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 用紙に印刷する印刷手段と、印刷後の用紙に所定の後処理を施して排紙する後処理手段と、該後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があった場合に後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを備えた画像形成装置と、
画像形成装置を構成する要素をイメージとして表示すると共に、前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示手段と、前記切り離し手段を動作させる制御手段とを有する管理端末とを通信線を介して接続してなる画像形成装置の管理システム。 - 用紙に印刷する印刷手段と、印刷後の用紙に後処理して排紙する後処理手段と、前記後処理手段に発生した異常を検出する検出手段と、異常の検出があったとき後処理手段を切り離して前記印刷後の用紙を排紙する切り離し手段とを備えた画像形成装置を管理するプログラムであって、
画像形成装置を構成する要素をイメージとして表示すると共に前記異常が発生した位置を前記イメージ上で強調表示する表示処理と、
前記切り離し手段を所定の条件で動作させる制御処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003198712A JP2005035107A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | 画像形成装置及びその管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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