JP4118274B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、MFP等の画像形成装置に関するものであり、特に、本装置に装着された外部装置の異常発生時における制御技術に関するものである。
従来より、複写機およびプリンタ等の後段の排紙部には、出力用紙のソート処理、ステープル綴じ処理およびパンチ処理等の後処理を行うことが可能な後処理装置が追設されて使用されることが多い。例えば、画像形成装置の排紙部から排紙される用紙を受け入れて、用紙を揃えてステープル綴じを行うステープル機構とその用紙を排出する排紙トレイを有する後処理部を少なくとも2個以上備え、いずれかの後処理部で紙詰まりが発生したとき、他の後処理部が使用可能な場合はジャム状態を一時的に解除し、その後の用紙の後処理を正常な他の後処理部でステーブル綴じを行うか、またはステーブル綴じを行わないで、排紙トレイ上に用紙を積載することが可能な用紙後処理装置が開示・提案されている
(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−292391号公報
確かに、特許文献1に開示された用紙後処理装置であれば、いずれかの後処理部で紙詰まりが発生したとき、他の後処理部が使用可能な場合はジャム状態を一時的に解除し、使用可能な他の後処理部に用紙を排出することが可能である。
しかしながら、特許文献1に開示された用紙後処理装置は、後処理部がジャム等で全て使用できなくなった場合あるいは画像形成装置からの用紙の搬入口がジャムしてしまった場合には、ジャム状態が完全に回復しない限り装置全体を使用することができない。
また、従来の画像形成装置は、後処理装置に異常が発生した場合(例えば、用紙の排紙経路がジャム等で全て使用できなくなった場合、ステープル針が無くなった場合およびサービスメンテナンスを実施する場合)、一旦その異常状態が完全に回復しない限り装置全体を使用することができないという課題があった。このため、ユーザは、そのダウンタイムのために、装置を利用することができずに多くの待ち時間を費やしさなければならいという不都合を強いられることとなっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、後処理装置に異常が発生しても、後処理装置の利用を伴わないジョブの処理を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、後処理装置と電気的に接続を行う接続手段前記後処理装置が着脱される後処理装置着脱部と、前記後処理装置が前記後処理装置着脱部に装着されているかどうかを検出するための第1の検出手段と、前記接続手段と前記後処理装置とが電気的に接続された状態で前記後処理装置から所定の信号を受信して、前記後処理装置の状態を判定する後処理装置判定手段と、前記後処理装置が前記後処理装置着脱部に装着された状態で前記後処理装置判定手段により前記後処理装置の異常が判定され、前記接続手段と前記後処理装置とが電気的に接続された状態で前記第1の検出手段が前記後処理装置の非装着を検出した場合には前記後処理装置を使用しないジョブの処理を可能にする制御手段と、を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、後処理装置の異常発生時おいても後処理装置を使用しないモードでの所定のジョブの処理が可能になるとともに、後処理装置を使用しない印刷済み用紙の排紙が可能になる。また、後処理装置のジャム等による異常発生時のみならず消耗品の交換やメンテナンス中による後処理装置の使用不可状態においてもダウンタイムの大幅な低減が可能となる。
また、上記構成から成る画像形成装置は、情報の入力を受け付ける操作部と、所定の画像を表示する表示部と、を有し、前記制御手段は、前記後処理装置判定手段により前記後処理装置の異常が判定されると、前記表示部に前記後処理装置に異常がある旨を表示し、更に、前記第1の検出手段が前記後処理装置の非装着を検出した場合には、前記後処理装置に異常がある旨の表示を解除し、前記操作部の新たな情報の入力の受け付けに応じた前記後処理装置を使用しないジョブの処理を可能にする構成とされている。このような構成とすることにより、ユーザに対して、後処理装置の異常を知らせることができるとともに、後処理装置のジャム等による異常発生時のみならず消耗品の交換やメンテナンス中による後処理装置の使用不可状態においてもダウンタイムの大幅な低減が可能となる。
また、上記構成から成る画像形成装置は、ジョブの処理中に前記後処理装置の異常が判定されると、前記ジョブを中断し、前記後処理装置の非装着が検出されると、後続のジョブの処理を行うための割り込みモードに移行し前記後処理装置の装着が検出され、かつ前記後処理装置の正常が判定された場合には、前記割り込みモードを解除し、中断された前記ジョブの処理を再開させる制御を行う割込モード制御手段を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、ユーザに対する利便性が向上するとともに、用紙の無駄を低減させることができる。
また、上記構成から成る画像形成装置は、シートの受け取り先となる排出トレイが着脱される排出トレイ着脱部と、該排出トレイが該排出トレイ着脱部に装着されているかどうかを検出するための第2の検出手段と、を有して成り、前記制御手段は、前記第2の検出手段が前記排出トレイの装着を検出した場合には、前記排出トレイに前記シートを排出させる構成とされている。このような構成とすることにより、後処理装置を使用しない印刷済み用紙の排紙が可能になるとともに、後処理装置のジャム等による異常発生時のみならず消耗品の交換やメンテナンス中による後処理装置の使用不可状態においてもダウンタイムの大幅な低減が可能となる。
また、上記構成から成る画像形成装置は、排出されたシートの受け入れ先と成り、所定の装置位置に備えられた可動式排出トレイと、該可動式排出トレイが排出された前記シートを受け入れることが可能であるかどうかを検出するための第3の検出手段と、を有して成り、前記制御手段は、前記第3の検出手段が前記可動式排出トレイは排出された前記シートを受け入れることが可能であると検出した場合には、前記可動式排出トレイに前記シートを排出させる構成とされている。このような構成とすることにより、画像形成装置本体に可動式排出トレイが取り付けられているため、排出トレイを取り付ける手間を低減させることができるとともに、後処理装置を使用しない印刷済み用紙の排紙が可能になる。また、後処理装置のジャム等による異常発生時のみならず消耗品の交換やメンテナンス中による後処理装置の使用不可状態においてもダウンタイムの大幅な低減が可能となる。
上記したように、本発明に係る画像形成装置であれば、後処理装置の異常発生時のおいても後処理装置を使用しないモードでの所定のジョブの処理が可能になるとともに、後処理装置を使用しない印刷済み用紙の排紙が可能になる。また、後処理装置の異常発生時により中断したジョブを再開することができるとともに、中断したジョブの後続のジョブに対して、後処理装置を使用しない印刷済み用紙の排紙が可能になる。また、後処理装置のジャム等による異常発生時のみならず消耗品の交換やメンテナンス中においてもダウンタイムの大幅な低減が可能となる。
以下では、本発明をファクシミリ、スキャナ、プリンタおよび複写機能を備えたMFP[Multi Function Peripherals]である複写機に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は本実施形態の複写機および本実施形態の複写機に装着されたフィニッシャーの要部構成を示すブロック図である。図2は本実施形態の複写機および本実施形態の複写機に装着されたフィニッシャーの要部構造を模式的に示す縦断面図である。両図に示すように、本実施形態の複写機1は、装置全体の動作を制御する中央演算処理装置10(以下、CPU[Central Processing Unit]10と呼ぶ)と、原稿を自動搬送する原稿搬送部11と、原稿搬送部11から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部12と、情報の入力を受け付ける操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部13と、画像データに基づいて用紙への画像出力を行う画像形成部14(プリンタヘッドや感光ドラムから成るプリント部141と、該プリント部141で得られた画像出力を用紙に定着させる定着部142とを含む)と、画像形成部14に給紙を行う給紙部17と、画像形成部14で画像形成の完了した用紙の排紙先となる排紙部19と、各種制御プログラム等が格納されたROM[Read Only Memory]、ワーク領域として用いられるRAM[Random Access Memory]、およびアプリケーションソフトウェアおよび各種データ等が格納されるHDD[Hard Disk Drive]から成るメモリ部18と、ファクシミリ通信に必要なデータの調整および電話回線50と装置を接続するためのファクシミリ通信部15(略称、FAX通信部15)と、外部のネットワーク60と装置を接続するためのネットワークインタフェース部16(略称、ネットワークI/F部16)と、排紙部19から排出された用紙にステープル綴じ処理してから排出するあるいはステープル処理を行わずに排出する後処理装置であるフィニッシャーの着脱を検知するためのフィニッシャー検知部20、後述の着脱式排出トレイの着脱を検知するための排出トレイ検知部21と、後述のフィニッシャーと本装置とのシリアル通信の接続を確立し、フィニッシャーと電気的に接続を行う接続手段としての役割を担うシリアルインタフェース部22(略称、シリアルI/F部22)と、を有して成る。なお、用紙の代わりに、OHPシート等のシートが利用されてもよい。
CPU10は、プログラムに従って装置全体の動作を制御するほか、後ほど詳細に説明するように、フィニッシャーと電気的に接続されているかどうかを検出するための検出手段およびフィニッシャーから所定の信号を受信して、フィニッシャーの状態を判定する後処理装置判定手段としての役割も担い、また、フィニッシャーに異常が発生した際に、フィニッシャーの利用を伴わないジョブの処理に関する制御を行う。
給紙部17は、画像形成部14への給紙元となる複数段(本実施形態では3段)の用紙収納部171a〜171cと、各用紙収納部171a〜171cから画像形成部14への共通した用紙搬送経路となる用紙搬送部172と、を有して成る。
排紙部19は、後述するフィニッシャー30あるいは着脱式排出トレイへの用紙の排出口となる排出口191と、装置筐体に後述する着脱式排出トレイを着脱するための排出トレイ着脱部192と、装置筐体側面に後述するフィニッシャー30を着脱するためのフィニッシャー着脱部193と、を有して成る。
フィニッシャー検知部20は、図2に示すように、後述するフィニッシャー30が装置筐体側面のフィニッシャー着脱部193に装着された際に、フィニッシャー30の突出部に押されることでスイッチがオフからオンとなり、第1の検出手段としての役割を担う検知スイッチSWを有して成る。なお、検知スイッチSWの代わりに、フォトインタラプタ等の光検知センサ等が用いられてもよい。
シリアルインタフェース部22は、後述するように3線式のシリアル通信線220を有して成る。
排出トレイ検知部21は、シリアル通信線220が接続された状態で、後述する着脱式排出トレイが排紙部19の排出トレイ着脱部192に装着できる程度にフィニッシャー30が矢印Aの方向に移動された後に、着脱式排出トレイが排出トレイ着脱部192に装着されるとオフからオンとなり、着脱式排出トレイが装着されたことを検出する第2の検出手段としての役割を担う、例えば、フォトインタラプタからなる検知センサ211を有して成る。
また、図3は、本実施形態の複写機1における操作表示部13の液晶ディスプレイ画面の一例を示す図である。操作表示部13は、図3に示すように、ディスプレイの所定の位置に触れることで入力を受け付けて画面が切り替わるタッチセンサを備えた液晶ディスプレイ130を有して成る。
液晶ディスプレイ130には、例えば、図3に示すように、複写機能を選択するときに押下される複写モード切替部131と、原稿画像の取り込みによる画像データの生成を行う機能を選択するときに押下されるスキャナモード切替部132と、ファクシミリ機能を選択するときに押下されるファクシミリモード切替部133と、プリンタ機能を選択するときに押下されるプリンタモード切替部134と、装置のステータスが表示されるステータス表示部135と、各モードに応じて所定の入力画面等が表示されるメイン表示部136と、が表示される。
一方、図1および図2に示す通り、通常状態では、上記構成から成る複写機1の後段に、排出口191から排出された用紙にステープル綴じを行って排出するあるいは用紙をそのまま排出する後処理装置であるフィニッシャー30が装着されており、フィニッシャー30は、フィニッシャー30の制御および複写機1とシリアル通信を行うCPU31と、複写機1の排出口191から排出された用紙を束ねてステープル綴じを行うステープル部36と、用紙やステープル綴じされた用紙を搬送する搬送部33と、ステープル綴じされた用紙やステープル綴じされなかった用紙の排出先となる後処理排紙部32と、複写機1とシリアル通信を接続するためのシリアルインタフェース部34(略称、シリアルI/F部34)と、複写機1の排紙部19におけるフィニッシャー着脱部193にフィニッシャー30を装着時に、複写機1の検知スイッチSWを押してオンとさせる突起部37と、搬送部33により搬送される用紙の検知、ステープル部36のステープル針切れの検知および後処理排紙部32の異常等の検知を行う検知部35と、フィニッシャーを移動させ易くするためのストッパー付きのキャスター38と、を有して成る。
また、フィニッシャー30の後処理排紙部32は、図2に示すように、複数段のソータ部321と、排出トレイ322と、を有して成る。これらソータ部321および排出トレイ322は、図示していないモータ等の駆動力により、上下に可動して用紙を受け取ることができる。
また、フィニッシャー30の検知部35は、用紙の有無を検知する用紙検知センサ351〜353と、ステープル針の有無を検知する検知センサ354と、を有して成る。
また、ステープル部36は、搬送された用紙を束ねる用紙受362と、用紙受362により束ねられた用紙にステープル綴じ処理を行うステープル綴じ部361と、を有して成る。なお、用紙受362は、図示されていない駆動部によりステープル綴じされた用紙を
排紙方向に向かって搬送することができる。
また、複写機1のシリアルインタフェース部22とフィニッシャー30のシリアルインタフェース部34間がシリアル通信線220で接続された状態で、フィニッシャー30が矢印Aの方向に移動されて排出トレイ着脱部192に着脱式排出トレイが装着された場合について、以下に説明する。図4は、複写機1のおける排出トレイ着脱部192への着脱式排出トレイの装着を示す拡大された縦断面図である。着脱式排出トレイ40は、図4に示すように、その一方の先端に排出トレイ着脱部192に着脱式排出トレイ40を固定するためのフック40aと、差込用突起部40bと、を備えている。なお、矢印Bは、用紙の排出方向を示す。
そして、排出トレイ着脱部192側のフック受付差込口192aに着脱式排出トレイ40のフック40aが差し込まれ、更に、排出トレイ着脱部192の差込口192bに着脱式排出トレイ40の差込用突起部40bが差し込まれて、着脱式排出トレイ40が排出トレイ着脱部192に装着される。また、着脱式排出トレイ40が装着されると、着脱式排出トレイ40のフック40aが検知センサ211に検知され、オン状態となる。検知センサ211のオン信号がCPU10に入力され、CPU10により着脱式排出トレイ40が複写機1に装着されていることが認識される。
また、一方、図1に示すように、本実施形態の複写機1は、ファクシミリ通信部15を介して電話回線50に接続され、電話回線50に接続されたファクシミリ51に対して、ファックス送信を行うことが可能である。なお、本実施形態では、電話回線50に接続されたファクシミリは、ファクシミリ51の1台であるが、複数台接続されていてもよい。
また、電話回線50に接続されたファクシミリ51は、図示は省略するが、各種プログラム等が格納される記憶部、画像が表示されるディスプレイ、入力操作が行われる入力装置、ファクシミリ51の全体の制御を行う制御部、電話回線50との接続を確立するためのファクシミリ通信部、用紙を収納するための収納カセット、受信したデータに基づいて用紙に画像形成を行う印刷部等を有して成る。
更に、図1に示すように、本実施形態の複写機1は、ネットワークインタフェース部16を介して、ネットワーク60に接続され、ネットワーク60上に接続されたパソコン61との間でデータおよび印刷データ等の送受信が可能である。なお、本実施形態では、ネットワーク60上に接続されたパソコンは、パソコン61の1台であるが、複数台接続されていてもよい。
また、ネットワーク60に接続されたパソコン61は、図示は省略するが、各種プログラムおよびデータ等が格納される記憶部、画像が表示されるディスプレイ、入力操作が行われる入力装置、パソコン61の全体の制御を行う制御部、外部の装置との接続を確立するためのネットワークインタフェース等を有して成る。そして、パソコン61は、複写機1等の外部の装置とデータおよび印刷データ等の送受信が可能である。
ここで、本実施形態の複写機1に装着されるフィニッシャー30、着脱式排出トレイ40の検知およびフィニッシャー30とのシリアル通信制御について模式的な回路図を参照して以下に説明する。図5は、本実施形態の複写機1に装着されるフィニッシャー30および着脱式排出トレイ40の検知およびフィニッシャー30とのシリアル通信制御の一例を説明するための模式的な回路図である。まず、その回路構成について以下に説明する。図に示すように、本実施形態の複写機1における制御基板23上のクロック信号器221からCPU10にクロック信号CLKが入力され、CPU10からクロック信号CLKがシリアルインタフェース部22へ入力され、シリアルインタフェース部22のSCK端子[Serial Clock]から転送クロック信号S3 が、フィニッシャー30側の制御基板39上のシリアルインタフェース部34のSCK端子に入力されている。シリアルインタフェース部34からフィニッシャー30のCPU31に転送クロック信号S3が入力されている。
また、CPU10からシリアルインタフェース部22へデータ信号S1が入力され、シリアルインタフェース部22のSDO端子[Serial Data Out]からシリアル通信用に制御されたデータ信号S1がシリアルインタフェース部34のSDI端子[Serial Data In]に入力され、シリアルインタフェース部34からCPU31にデータ信号S1が入力されている。
また、CPU31からデータ信号S2がシリアルインタフェース部34に入力され、シリアルインタフェース部34のSDO端子からシリアルインタフェース部22のSDI端子にシリアル通信用に制御されたデータ信号S2が入力され、シリアルインタフェース部22からCPU10にデータ信号S2が入力されている。
また、一端が接地された検知スイッチSWおよび検知センサ211の各出力信号S4、S5がCPU10に入力されている。
次に、本実施形態の複写機1とフィニッシャー30間でのシリアル通信制御について説明する。前述したように複写機1とフィニッシャー30の各制御基板23、39上に配置されたCPU10およびCPU31同士が、3線式クロック同期シリアル通信にて通信を行う。複写機1のCPU10がマスターとなり、フィニッシャー30側へコマンド、制御データ等のデータの送信を行い、フィニッシャー30のCPU31は、複写機1へフィニッシャー30のステータス情報等のデータを送信する。また、複写機1によるフィニッシャー30との電気的接続の確認は、CPU10によるシリアル通信を利用したコミュニケーションにより行われる。更に、複写機1とフィニッシャー30および着脱式排出トレイ40との物理的な装着の確認は、それぞれ検知スイッチSWおよび検知センサ211のオン/オフの状態からCPU10により判定される。すなわち、CPU10により、検知スイッチSWがオンであれば、複写機1にフィニッシャー30が機械的に装着されていると判定され、検知センサ211がオンであれば、複写機1に着脱式排出トレイ40が機械的に装着されていると判定される。
次に、上記構成から成る複写機1における原稿複写動作について説明する。複写機1における原稿複写動作では、まず原稿搬送部11から原稿取込部12に原稿が搬送され、原稿取込部12による該原稿の取込み(画像データの生成)が行われる。生成された画像データは、一旦メモリ部18に格納された後、再び読み出されて画像形成部14に送出される。その後、画像形成部14では、入力された画像データに基づく用紙への画像形成処理並びに定着処理が行われ、排紙部19の排出口191から印刷済みの用紙が、フィニッシャー30に向かって排出される。
また、フィニッシャー30では、排出口171から排出された用紙が、搬送部33によりステープル部36に送られ、用紙受361で束ねられた複数の用紙が、ステープル処理部362で綴じられ、用紙受361および搬送部33により後処理排紙部32へ排出される。また、ステープル綴じされない用紙は、そのまま後処理排紙部32に排出される。
また、複写機1がパソコン61等から印刷データを受信した際の画像形成動作について説明する。パソコン61から送信された印刷データをネットワークインタフェース部16が受信すると、CPU10によりその印刷データが一旦メモリ部18に格納された後、再び読み出されて印刷データから画像データが抽出され、画像形成部14に送出される。その後、画像形成部14では、その画像データに基づく用紙への画像形成処理並びに定着処理が行われ、排紙部19の排出口191から印刷済みの用紙が、フィニッシャー30に向かって排出される。以下、上記と同様に、フィニッシャー30で処理が行われる。
また、複写機1におけるファクシミリの送信動作について説明する。操作表示部13に表示されたファクシミリモード切替部133を押下すると、メイン表示部136にファックス送信用の案内が表示される。その案内に従って、原稿搬送部11に原稿をセットした後、テンキー(不図示)で送信先のファックス番号を入力してスタートボタン(不図示)を押下すると、原稿搬送部11から原稿取込部12に原稿が搬送され、原稿取込部12による該原稿の取込み(画像データの生成)が行われる。そして、ファクシミリ通信部15により画像データがファクシミリ通信用データに変換されて、送信先に送信される。
なお、本実施形態の複写機1は、フィニッシャー30に異常が発生しても、フィニッシャー30の利用を伴わないジョブの処理の制御に特徴を有している。そこで、以下では、図6および図7のフローチャートを参照しながら、本実施形態の複写機1におけるフィニッシャー30に異常が発生しても、フィニッシャー30の利用を伴わないジョブの処理の制御についての詳細な説明を行う。
本実施形態の複写機1では、ステップS6−1で、フィニッシャー30の検知部35によりフィニッシャー30の異常(例えば、用紙検知センサ351〜353により検知されたジャム用紙によるジャム発生異常あるいは検知センサ354によるステープル針切れ検知による異常)が検出され、フィニッシャー30のCPU31から送信されたその異常情報がCPU10に送信され、CPU10によりフィニッシャー30に異常が発生したことが認識されると(S6−1YES)、ステップS6−2に進む。また、CPU10によりフィニッシャー30の異常が認識されない場合(S6−1NO)には、フィニッシャー30の使用が可能である。
更に、ステップS6−2で、CPU10によりフィニッシャー30を利用するジョブの実行中(例えば、複写機能、プリンタ機能)であると判定されると(S6−2YES)、ステップS6−3で、CPU10によりその実行中のジョブが中断され、メモリ部18にそのジョブデータおよびそのジョブの処理経過情報が保存される。
続いて、ステップS6−4で、CPU10により液晶ディスプレイ130にフィニッシャー30に異常が発生した旨、あるいはフィニッシャー30に異常が発生した旨およびフィニッシャー30にシリアル通信線220を接続したまま、着脱式排出トレイ40の排出トレイ着脱部192への装着を要求する旨が表示される。
続いて、ステップS6−5で、CPU31とのシリアル通信が維持された状態で複写機1からフィニッシャー30が取り外され、CPU10により、検知スイッチSWがオフになったことが認識され、フィニッシャー30が非装着であると判定される場合には(S6−5NO)、ステップS6−6で、ステップS6−4において、CPU10により液晶ディスプレイ130にフィニッシャー30に異常が発生した旨、あるいはフィニッシャー30に異常が発生した旨およびフィニッシャー30にシリアル通信線220を接続したままで着脱式排出トレイ40の排出トレイ着脱部192への装着を要求する旨の表示が消去され、ステップS6-7で、割り込みモードに移行する。また、ステップS6−5で、フィニッシャー30が装着されたままで、CPU10により検知スイッチSWがオンのままであることが認識され、フィニッシャー30が装着されていると判定される場合には(S6−5YES)、前述のステップS6−4に進む。
ここで、ステップS6−7の割り込みモードについて以下に説明する。図7は、本実施形態の複写機1における割り込みモードを説明するためのフローチャート図である。本実施形態の複写機1では、その割り込みモードにおいて、ステップS7−1で、液晶ディスプレイ130に着脱式排出トレイ40の取り付け案内の旨が表示される。
続いて、ステップS7−2で、着脱式排出トレイ40が装着されて、CPU10により検知センサ211がオンになったことが認識され、着脱式排出トレイ40が装着されていると判定されると(S7−2YES)、更に、ステップS7−3で、CPU10により着脱式排出トレイ40に用紙を排紙するモード(例えば、複写モードあるいはプリンタモードで1枚毎に印刷済み用紙を排紙する場合)でのジョブの処理の実行が可能である旨が操作表示部13の液晶ディスプレイ130に表示される。
続いて、ステップS7−4で、CPU10により、メモリ部18に蓄積された後続のフィニッシャー30を使用しないジョブあるいは新たなフィニッシャー30を使用しない画像形成に関するジョブが存在する場合(すなわち、着脱式排出トレイの使用で十分なジョブ)には(S7−4YES)、ステップS7−5で、それらのジョブにおける画像データに基づいて用紙へ画像形成が順次実施され、着脱式排出トレイ40に印刷済みの用紙が排紙されて、後続のジョブの処理が行われる。
続いて、ステップS7−6で、着脱式排出トレイ40が取り外されて、CPU10により検知センサ211がオフになったことが認識され、着脱式排出トレイ40が非装着であると判定される場合には(S7−6NO)、更に、ステップS7−7で、フィニッシャー30が装着されて、CPU10により検知スイッチSWがオンとなったことが認識され、CPU31からフィニッシャー30の正常情報を受信してフィニッシャー30が正常であると判定されると(S7−8YES)、割り込みモードは完了となる。また、ステップS7−7で、フィニッシャー30が装着されて、CPU10により検知スイッチSWがオンとなったことが認識され、CPU31からフィニッシャー30の異常情報を受信してフィニッシャー30が異常であると判定されると(S7−7NO)、ステップS7−8で、フィニッシャー30に異常がある旨が液晶ディスプレイ130に表示される。
また、ステップS7−6で、着脱式排出トレイ40が装着されたままで、CPU10により検知センサ211がオンであることが認識され、着脱式排出トレイ40が装着されたままであると判定される場合には(S7−6YES)、前述のステップS7−3に進む。
また、ステップS7−2で、CPU10により、検知センサ211がオフのままであると認識され、着脱式排出トレイ40が未装着であると判定される場合には(S7−2NO)、更に、ステップS7−9で、フィニッシャー30あるいは着脱式排出トレイ40を使用するモードでない他のモード(例えば、スキャナモード、ファクシミリモード)が選択されると(S7−9YES)、ステップS7−10で、CPU10により、その選択された他モードでのジョブの処理が実行される。
続いて、ステップS7−11で、フィニッシャー30が装着されて、CPU10により検知スイッチSWがオンとなったことが認識され、CPU31からフィニッシャー30の正常情報を受信してフィニッシャー30が正常であると判定される場合には(S7−11YES)、割り込みモードは完了となる。また、フィニッシャー30が装着されて、CPU10により検知スイッチSWがオンとなったことが認識され、CPU31からフィニッシャー30の異常情報を受信してフィニッシャー30に異常がある判定される場合には(S7−11NO)、ステップS7−12で、CPU10によりフィニッシャー30に異常がある旨が液晶ディスプレイ130に表示される。なお、以下、図6のフローチャートの説明に戻る。
ステップS6−8で、CPU10により前述のステップS6−6の割り込みモードにおいてフィニッシャー30の装着およびフィニッシャー30の正常が認識されため、割り込みモードの解除が行われる。
続いて、ステップS6−9で、CPU10によりステップS6−3においてメモリ部18から記憶されていた中断されたジョブが読み出され、中断されたジョブの処理が再開され、フィニッシャー30へ印刷済み用紙が排出され、本動作が完了となる。そして、フィニッシャー30では、用紙にステープル綴じが行われて後処理排出部32に排出されるあるいは用紙にステープル綴じが行われずにそのまま用紙が後処理排出部32に排出される。
なお、上記で説明したように、CPU10は、ジョブの処理中にフィニッシャー30の異常が判定され、かつフィニッシャー30の非装着が検出される場合には、ジョブを中断し、後続のジョブの処理を行うための割り込みモードに移行し、再度、フィニッシャー30の装着が検出され、かつフィニッシャー30の正常が判定された場合には、中断されたジョブの処理を再開させる制御を行う割込モード制御手段としての役割も担っている。
また、前述のステップS6−2で、CPU10によりフィニッシャー30を利用するジョブの実行中でないと判定されると(S6−2NO)、ステップS6−10で、CPU10により液晶ディスプレイ130にフィニッシャー30に異常が発生した旨、あるいはフィニッシャー30に異常が発生した旨およびフィニッシャー30にシリアル通信線220を接続したまま、着脱式排出トレイ40の排出トレイ着脱部192への装着を要求する旨が表示される。
続いて、ステップS6−11で、液晶ディスプレイ130に表示された複写モード切替部131が選択されると(S6−11YES)、ステップS6−12で、液晶ディスプレイ130に着脱式排出トレイ40の取り付け案内の旨が表示される。
続いて、ステップS6−13で、CPU10とCPU31とのシリアル通信が維持された状態で複写機1からフィニッシャー30が取り外され、CPU10により、検知スイッチSWがオフであることが認識され、フィニッシャー30が未装着であると判定される場合には(S6−13NO)、更に、ステップS6−14で、着脱式排出トレイ40が装着されて、CPU10により検知センサ211がオンにあることが認識され、着脱式排出トレイ40が装着されていると判定されると(S6−14YES)、ステップS6−15で、CPU10によりフィニッシャー30に異常が発生した旨の表示が消去されるとともに、着脱式排出トレイ40を使用するジョブの実行が可能である旨が液晶ディスプレイ130に表示される。
また、ステップS6−13で、CPU10とCPU31とのシリアル通信が維持された状態で複写機1にフィニッシャー30が装着されたままで、CPU10により、検知スイッチSWがオンであることが認識され、フィニッシャー30が装着されたままであると判定される場合には(S6−13YES)、ステップS6−10に進む。
また、ステップS6−14で、着脱式排出トレイ40が装着されず、CPU10により検知センサ211がオフであることが認識され、着脱式排出トレイ40が未装着であると判定される場合には(S6−14NO)、ステップS6−11に進む。
続いて、ステップS6−16で、原稿複写に対する所定の入力が行われた後、原稿が原稿搬送部11のセットされ、原稿複写動作を開始されるための操作表示部13のスタート(不図示)が押下されると、原稿の複写に関するジョブが、前述した複写動作のように実行され、原稿の複写画像が画像形成された用紙が着脱式排出トレイ40に排紙される。
ステップS6−17で、着脱式排出トレイ40が取り外されて、CPU10により検知センサ211がオフになったことが認識され、着脱式排出トレイ40が未装着であると判定され(S6−17NO)、更に、ステップS6−18で、フィニッシャー30が装着されて、CPU10により検知スイッチSWがオンとなったことが認識され、CPU31からフィニッシャー30の正常情報を受信してフィニッシャー30が正常であると判定されると(S6−18YES)、本動作は完了となる。
また、ステップS6−17で、着脱式排出トレイ40が装着されたままで、CPU10により検知センサ211がオンであることが認識され、着脱式排出トレイ40が装着されていると判定される場合には(S6−17YES)、前述のステップS6−15に進む。
また、ステップS6−18で、フィニッシャー30が装着されて、CPU10により検知スイッチSWがオンとなったことが認識され、CPU31からフィニッシャー30の異常情報を受信してフィニッシャー30が異常であると判定されると(S6−18NO)、前述のステップS6−10に進む。
また、ステップS6−11で、液晶ディスプレイ130に表示された複写モード切替部131が選択されず、フィニッシャー30あるいは着脱式排出トレイ40を使用しない他のモード(例えば、スキャナモード切替部132、ファクシミリモード切替部133)が選択されると(S6−11NO)、ステップS6−19で、CPU10により、その選択された他モードに関するジョブの処理が実行された後、前述のステップS6−10に進む。
なお、上記では、フィニッシャー30が異常の際に、必要であれば着脱式排出トレイ40が利用できる構成であったが、以下に説明する可倒式排出トレイが、複写機1の排紙部19に備えられて着脱式排出トレイ40の代わりに利用されてもよい。図8は、複写機1の排紙部19に備えられた可倒式排出トレイを説明するための拡大された模式的な縦断面図である。図9は、複写機1における排紙部19に格納された可倒式排出トレイを説明するための拡大された模式的な側面図である。図8および図9に示すように、可倒式排出トレイ41は、排出口191と同じ位置に用紙が通過可能な用紙通過口41aと、可倒式排出トレイ41を排紙部19に備えて可倒されるための軸41b、41cと、を有して成る。なお、矢印Cは、用紙の排出方向を示す。
また、一方、排紙部19は、可倒式排出トレイ41が可倒された際に可倒式排出トレイ41の一辺41dを支持する支持部195と、可倒式排出トレイ41を格納するための格納部194と、を有して成る。また、排紙部19の支持部195には、可倒式排出トレイ41が矢印Dの方向に所定の位置まで可倒されるとオフからオンとなり、可倒式排出トレイ41が可倒されたことを検出する第3の検出手段である、例えば、フォトインタラプタからなる検知センサ212が備えられている。また、可倒式排出トレイ41が利用される場合には、ユーザによって可倒式排出トレイ41が可倒できる程度にシリアル通信を維持したままフィニッシャー30が移動されて、可倒式排出トレイ41の一辺41dが支持部195に支持されるまで可倒される。なお、検知センサ212は、上記で説明した検知センサ211の代わりとなる検知センサである。
以上で説明したように、本実施形態の複写機1は、フィニッシャー30の異常発生時における用紙の排出先の代用として、フィニッシャー30とのシリアル通信を維持した状態でフィニッシャー30が取り外され、新たに着脱式排出トレイ40あるいは可倒式排出式トレイ41が用紙の排出先としてCPU10により認識されると、フィニッシャー30を利用しないジョブ(割り込みモードで先に処理されることとなった後続のジョブを含む)に基づいて画像形成された用紙が着脱式排出トレイ40あるいは可倒式排出式トレイ41へ排紙され、また、フィニッシャー30の異常の発生を認識している間に、フィニッシャー30を使用しないモード(例えば、スキャナモード、ファクシミリモード)での所定のジョブの処理を行える構成である。
従って、フィニッシャー30の異常発生時のおいてもフィニッシャー30を使用しないモードでの所定のジョブの処理が可能になるとともに、フィニッシャー30を使用しない印刷済み用紙の排紙が可能になる。また、フィニッシャー30の異常発生時のみならず消耗品の交換やメンテナンス中においても複写機1のダウンタイムの大幅な低減が可能となる。
また、フィニッシャー30の異常発生時に中断されたジョブの処理が、フィニッシャー30が装着され、正常であると判定される場合には、中断されたジョブの処理が途中から再開されるため、ユーザに対する利便性が向上するとともに、用紙の無駄を低減させることができる。
本発明は、複写機の他にも、プリンタ、ファクシミリおよびMFPなどの画像形成装置全般に広く適用が可能であり、後処理装置の異常発生時における時間的ロスの削減に有用な技術である。
は、本実施形態の複写機および本実施形態の複写機に装着されたフィニッシャーの要部構成を示すブロック図である。 は、本実施形態の複写機および本実施形態の複写機に装着されたフィニッシャーの要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、本実施形態の複写機1における操作表示部13の液晶ディスプレイ画面の一例を示す図である。 は、複写機1における排出トレイ着脱部192への着脱式排出トレイの装着を示す拡大された縦断面図である。 は、本実施形態の複写機1に装着されるフィニッシャー30および着脱式排出トレイ40の検知およびフィニッシャー30とのシリアル通信制御の一例を説明するための模式的な回路図である。 は、フィニッシャー30の利用を伴わないジョブの処理を説明するためのフローチャート図である。 は、本実施形態の複写機1における割り込みモード説明するためのフローチャート図である。 は、複写機1の排紙部19に備えられた可倒式排出トレイを説明するための拡大された模式的な縦断面図である。 は、複写機1における排紙部19に格納された可倒式排出トレイを説明するための拡大された模式的な側面図である。
符号の説明
1 複写機
10、31 中央演算処理装置(CPU)
11 原稿搬送部
12 原稿取込部
13 操作表示部
14 画像形成部
141 プリント部
142 定着部
15 ファクシミリ通信部
16 ネットワークインタフェース部
17 給紙部
171a〜c 用紙収納部
172 用紙搬送部
18 メモリ部
19 排紙部
192 排出トレイ着脱部
193 フィニッシャー着脱部
194 格納部
195 支持部
20 フィニッシャー検知部
21 排出トレイ検知部
211、212 検知センサ
22、34 シリアルインタフェース部
220 シリアル通信線
221 クロック信号器
23、39 制御基板
30 フィニッシャー
32 後処理排紙部
33 搬送部
36 ステープル部
40 着脱式排出トレイ
41 可倒式排出トレイ
50 電話回線
51 ファクシミリ
60 ネットワーク
61 パソコン

Claims (5)

  1. 後処理装置と電気的に接続を行う接続手段
    前記後処理装置が着脱される後処理装置着脱部と、
    前記後処理装置が前記後処理装置着脱部に装着されているかどうかを検出するための第1の検出手段と、
    前記接続手段と前記後処理装置とが電気的に接続された状態で前記後処理装置から所定の信号を受信して、前記後処理装置の状態を判定する後処理装置判定手段と、
    前記後処理装置が前記後処理装置着脱部に装着された状態で前記後処理装置判定手段により前記後処理装置の異常が判定され、前記接続手段と前記後処理装置とが電気的に接続された状態で前記第1の検出手段が前記後処理装置の非装着を検出した場合には前記後処理装置を使用しないジョブの処理を可能にする制御手段と、を有して成ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 情報の入力を受け付ける操作部と、所定の画像を表示する表示部と、を有し、
    前記制御手段は、前記後処理装置判定手段により前記後処理装置の異常が判定されると、前記表示部に前記後処理装置に異常がある旨を表示し、更に、前記第1の検出手段が前記後処理装置の非装着を検出した場合には、前記後処理装置に異常がある旨の表示を解除し、前記操作部の新たな情報の入力の受け付けに応じた前記後処理装置を使用しないジョブの処理を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. ジョブの処理中に前記後処理装置の異常が判定されると、前記ジョブを中断し、前記後処理装置の非装着が検出されると、後続のジョブの処理を行うための割り込みモードに移行し前記後処理装置の装着が検出され、かつ前記後処理装置の正常が判定された場合には、前記割り込みモードを解除し、中断された前記ジョブの処理を再開させる制御を行う割込モード制御手段を有して成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. シートの受け取り先となる排出トレイが着脱される排出トレイ着脱部と、該排出トレイが該排出トレイ着脱部に装着されているかどうかを検出するための第2の検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第2の検出手段が前記排出トレイの装着を検出した場合には、前記排出トレイに前記シートを排出させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 排出されたシートの受け入れ先と成り、所定の装置位置に備えられ可動式排出トレイと、該可動式排出トレイが排出された前記シートを受け入れることが可能であるかどうかを検出するための第3の検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第3の検出手段が前記可動式排出トレイは排出された前記シートを受け入れることが可能であると検出した場合には、前記可動式排出トレイに前記シートを排出させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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