JP2005034956A - ワーク位置の設定方法及びワークの搬送方法 - Google Patents

ワーク位置の設定方法及びワークの搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 不規則なワーク搭載位置を備えたパレット上のワークを搬送するとき、各パレットのワーク搭載位置の座標の入力作業を軽減し、位置データ記憶容量を低減するワーク位置の設定方法を提供する。
【解決手段】 パレット1のワーク搭載位置を、一定の方向の直線上に一定間隔で並んだ複数のワーク搭載位置を一群とする複数の群A、B…として捉え、各群のワーク搭載位置情報として先頭座標X、Y、間隔δ及び位置数を設定することで、各パレット上でのワーク搭載位置を指定し、かつそのような設定値に基づいて、ロボットハンドやワーク台を順次移動して、ワークの搬送を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パレットに搭載された複数のワークの位置をワーク搬送装置の制御器などに設定する方法及び複数ワークを搭載するパレットとの間でワークを搬送する方法に関するものである。
加工機械で多数のワークの連続加工を行う場合、ワーク台上に置かれた複数ワークをロボット(ローダ/アンローダなど)で順次加工位置へ供給し、加工済ワークを前記ワーク台に順次搬出するということが行われている。また、パレットに複数の小型ワークを搭載してワーク台上へのワークの搬入や搬出をパレット単位で一括して行うことも行われている。
ワークをパレットに搭載して搬送するときは、パレット上でのワークの搭載位置をロボットの制御器に予め設定(教示)しておかなければ、ロボットはパレットとの間でワークの授受を行うことができない。規則正しい格子の交点位置にワークを搭載している一般的なパレットは、パレット上のワーク搭載位置を簡単な作業で設定することができるが、不規則な位置にワークを搭載しているパレット上のワーク搭載位置を設定するのは手間がかかる。
例えばレンズの加工において、複数のレンズを搭載するパレットとして、五角形や三角形などの特殊な形状をしたパレットが用いられることがある。これはコーティングなどのためにレンズを球形の真空容器などに収容する際の便宜のためである。このような異形のパレットでは、パレット上でのワークの搭載位置が不規則になる。また、容器内でのワークの位置関係や収容場所の関係で、ワーク搭載位置や形状の異なる複数種類のパレットが使用されることも多い。
従来このような異形パレット上でのワークの搭載位置は、パレットの原点からの各搭載位置の座標をオペレータがロボットの制御器に入力することによって行われていた。例えば、図4に示すような五角形のパレット1であって、図に黒丸で示す複数のワーク搭載位置2が不規則に配置されているものでは、予め設定されているパレットの原点4を基準として、各ワーク搭載位置2の座標X、Yを総てのワーク搭載位置についてオペレータが入力することで、パレット1上のワーク搭載位置2を設定していた。
このようなパレットに搭載されたワークを加工機械で連続加工するとき、長時間の無人連続加工を可能にするために、例えば図5に示すように、加工機械のワーク台7上に複数枚のパレット1を並べて搭載する。搭載された各パレット1の種類やワーク台上での位置や方向は、各パレットに設けた原点マークや方向マークを検出するか、予め制御器に設定することにより、制御器に認識させる。そしてワーク台上での各パレットの種類や位置情報と設定されている各パレット上でのワークの搭載位置の座標(相対座標)から、ワーク台上での各ワークの座標(絶対座標)を演算して、当該絶対座標の位置にロボットハンドを移動させるか、又は当該ワークが所定のワーク受渡し位置に来るようにワーク台を移動させることにより、各パレットと加工機械の間でのワークの搬送を行う。
特開平2−139173号公報 特開平6−072517号公報
上記のような従来手段でパレット上のワークの搬送を行うときは、パレット上のワーク搭載位置の相対座標を一つ一つロボットの制御器に設定しておく必要がある。例えば図4に示したパレットは、26個のワーク搭載位置2を有しているので、X方向とY方向の2つの座標値×26個の合計52個のデータの入力と記憶とが必要である。パレットが1種類のみであればさほど煩雑ではないが、使用されるパレットの種類が多くなると、各形式のパレットについてのワーク搭載位置を一つ一つ入力して制御器に記憶させる必要があり、入力作業が煩雑になり、制御器の記憶容量によっては、設定可能なパレットの種類数が制限されて、総てのパレットのデータを設定できなくなるという問題が生じていた。
この発明は、不規則なワーク搭載位置を備えたパレットであっても、そのワーク搭載位置は、一定の方向の直線上に一定間隔で並んだ複数のワーク搭載位置を一群とする複数の群として捉えることが可能であることに着目して、そのように捉えたときの各群のワーク搭載位置情報を設定することで、各パレット上でのワーク搭載位置を指定し、かつそのような設定値に基づいて、ロボットハンドやワーク台を順次移動して、ワークの搬送を行う技術手段を提供することにより、上記課題を解決している。
即ち、本願請求項1の発明に係るワークパレットのワーク位置の設定方法は、パレット上に配置されたワーク位置を所定方向の一直線上に一定間隔で配置されたものを一群とした複数群とし、各群についての先頭座標、前記間隔及び位置数を設定するというものである。
また、本願請求項2の発明に係るワークの搬送方法は、使用する一又は複数種のワークパレットについて、各パレット上に配置されたワーク位置を、所定方向の一直線上に一定間隔で配置されたものを一群とした複数群とし、各群についての先頭座標、前記間隔及び位置数と、ストッカ上に搭載された各パレットの基準位置座標及び搭載方向とを設定し、各パレットについての各群の先頭位置から当該群について設定された間隔ずつ指令位置を順次移動して当該群のワークを搬送し、搬送数が当該群について設定された位置数に達したら次の群の先頭座標に移動し、移動した群の数が当該パレットについて設定された群の数に達したら次のパレットに移動する動作を繰り返すというものである。
上記のこの発明の方法によれば、パレットのワーク搭載位置を設定する際の入力データ量が、従来方法に比べて大幅に減少するので、ワーク搭載位置の設定に要するオペレータの作業負担が軽減され、作業時間も短縮される。
例えば、図に示したパレットにおいて、従来手段では52個のデータの入力を必要としたものが、図1に示すこの発明の方法によれば、6個の群A、B・・・について、黒丸で示す各群の先頭位置の座標X、Yと、配置線5上の配置ピッチδと、一群を構成しているワーク搭載位置の個数nとの4個の数値、即ち6×4=24個のデータを入力すればよく、パレット上の群の数mを入力項目に含めたとしても(群の数は制御器で自動演算することもできる)25個のデータで済み、特に設定すべきパレットの種類が多いときのデータ入力時のオペレータの作業負担を大幅に軽減することができる。
また、制御器に記憶させるデータの量も少なくなることから、より多くの種類のパレットのワーク搭載位置を記憶させることができることとなり、より多くのパレットを混在使用した状況でのワークの自動搬送が可能になるという効果がある。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。図1は、図4に例示したパレット1のワーク搭載位置をこの発明の方法で設定する場合の説明図で、図に白丸と黒丸とで示すパレット上に配置された26個のワーク搭載位置2を、同一方向の直線(配置線、図の例ではX方向の直線)5上に等間隔で並んでいるワーク搭載位置を一群とする複数群A、B・・・に区分して、各群の先頭のワーク搭載位置(図1に黒丸で示されていaる)2aのパレット原点4からの座標X、Y、配置線5上での配置ピッチδ及び各群のワーク搭載位置の個数nをそれぞれの群のデータとして設定する。
なお、図の例では、26個のワーク搭載位置が6個の群に分けられており、第1群Aのワーク搭載位置の数nは4であり、第2群Bは4、第3群Cと第4群Dは5、第5群Eは6、第6群Fは2である。第1群Aと第2群Bとは同一直線上に並んでいるが、第1群Aの末尾のワーク搭載位置と、第2群Bの先頭のワーク搭載位置との間隔が、それぞれの群における間隔と異なっているため、2つの群に分けられている。なお、群のワーク搭載位置の数nは1であってもよい。
パレット1上のワーク搭載位置を上記のように群分けして制御器に入力する。図2はその入力画面の一例を示した図で、表形式の入力画面の例を示したものである。図で行番号となっているのが群の番号で、一群をなすワーク搭載位置が一直線状に並んでいるので「行」という語を用いたものである。
図2の入力画面において、パレット番号11には、パレットの種類を表す数字ないし文字列が入力される。行方向を指定する右向きと上向きの矢印のボタン12、13は、行の方向がX方向かY方向か(図1参照)を選択するもので、パレット上のワーク搭載位置の配列態様によっては、このような行方向の指定を可能にした方が便利な場合がある。設定ボタン14は、入力したデータの設定に用いる。行数(群の数)mは、入力するようにしてもよいし、設定時にデータが入力された欄の数をカウントして、自動的に入力されるようにしてもよい。なお、パレット番号11を入力してカーソルを移動したときに、当該番号のパレットが設定済であれば、その設定データを呼び出して一覧表示し、データの確認や修正が行えるようにするのが便利である。
この発明の方法で設定されたデータを用いて、ワーク台上に搭載したパレット上のワークを順次搬送する手順の一例を図3のフローチャートに示す。図の手順中におけるパレット形式やパレットの原点位置及び方向などは、各パレット上の原点マークや方向マークの検出あるいはワーク台上に予め定められているパレット位置決め手段の位置情報などに基づいて認識させることができる。
この発明の方法によるパレット上のワークの搬送手順を図3に示す。パレット上のワークの搬送を開始する際に、まず対象となるパレットのワーク台上での原点座標と方向とが取得され、列カウンタ(一行中のワーク搭載位置の数をカウントするカウンタ)と行カウンタ(行(群)の数をカウントするカウンタ)に初期値1が設定される。そして、行カウンタで指定された行の先頭位置のパレット上での座標(相対座標)が読み込まれ、パレットの原点座標とパレットの方向から、ワーク台上での座標(絶対座標)が算出され、ロボットハンドの搬送位置を指示するX、Y値に代入される。ロボットハンドは、指定されたX、Y値の座標に移動してワークを搬送する。
次に列カウンタに1を加え、列カウンタが列数(一群を構成するワーク搭載位置の個数n)より大きければ列繰り返しを終了し、そうでなければパレット方向が正の場合には新たなX値としてX+δを代入し、パレット方向が負の場合には新たなX値としてX−δを代入する。そして、ステップS1に戻り、ロボットハンドをX、Y座標点に移動して次のワークを搬送する。
この繰り返しにより、列繰り返しが終了したら、行カウンタに1を加え、行カウンタが行数(群の数m)より大きいときは、行繰り返しを終了し、そうでなければステップS2へ戻って、次の行の先頭座標を読み込んで絶対座標に変換してX、Yに代入し、前述した手順を繰り返す。この繰り返しにより、行カウンタが行数より大きくなったら、次のパレットがあるかないかを判定して、なければ終了し、あれば次のパレットに移動して、上記手順を繰り返す。
上記手順により、ワーク台上に搭載された複数のパレットの複数のワーク搭載位置にロボットハンドが順次移動して、ワークの搬送が行われる。
パレット上のワーク搭載位置の設定方法を示す説明図 設定値の入力画面の一例を示す図 ワーク搬送装置の制御手順を示すフローチャート パレット上のワーク搭載位置の従来の設定方法を示す説明図 ワーク台上での図1のパレットの配置の例を示す模式的な平面図
符号の説明
1 パレット
2 ワーク搭載位置

Claims (2)

  1. パレット上に配置されたワーク位置を所定方向の一直線上に一定間隔で配置されたものを一群とした複数群とし、各群についての先頭座標、前記間隔及び位置数を設定する、ワークパレットのワーク位置の設定方法。
  2. 使用する一又は複数種のワークパレットについて、各パレット上に配置されたワーク位置を、所定方向の一直線上に一定間隔で配置されたものを一群とした複数群とし、各群についての先頭座標、前記間隔及び位置数と、ストッカ上に搭載された各パレットの基準位置座標及び搭載方向とを設定し、各パレットについての各群の先頭位置から当該群について設定された間隔ずつ指令位置を順次移動して当該群のワークを搬送し、搬送数が当該群について設定された位置数に達したら次の群の先頭座標に移動し、移動した群の数が当該パレットについて設定された群の数に達したら次のパレットに移動する動作を繰り返す、ワークの搬送方法。
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JP2009517226A (ja) * 2005-11-26 2009-04-30 アルフィング ケスラー ゾンダーマシーネン ゲーエムベーハー ワーク保持装置、及び、このワーク保持装置を備えた工作機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101265378B1 (ko) * 2005-11-26 2013-05-20 알핑 케슬러 전더마쉬넨 게엠베하 공작물 유지 장치 및 이것을 장비한 가공 기계

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