JP2005033947A - ブロワモータ用防音構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】騒音を低減できるブロワモータ用防音構造を提供すること。
【解決手段】ブロワモータ用防音構造は、ブロワモータ13の外周を覆う弾性吸音材34と、前記弾性吸音材34を覆うカバー(樹脂カバー35又は磁気シールド板36)とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】ブロワモータ用防音構造は、ブロワモータ13の外周を覆う弾性吸音材34と、前記弾性吸音材34を覆うカバー(樹脂カバー35又は磁気シールド板36)とを備えている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えば自動車の空調装置等に用いられるブロワモータの騒音低減を図ったブロワモータ用防音構造に関するものである。
一般に、乗用車等の自動車においては、インストルメントパネルの上部の前側に車幅方向に延びるエアボックス(カウルボックス)が設けられていて、このエアボックスから車室内に空気が導入されるようになっている。
一方、自動車の空調ユニットにおいては、エアボックスからのエア(外気)と車室内のエア(内気)の一方を切り換えてブロワ装置によりケーシング内に吸い込ませ、この吸い込んだエアをエバポレータで冷却した後、車室内に送風したり、ヒータユニットで加熱した後に車室内に送風するようになっている。
ところで、このブロワ装置は例えば図4に示したようなブロワモータ1を有していて、このブロワモータ1はブラケット2を介して空調装置のダクト(図示せず)に取り付けられるようになっている。しかも、このようなブロワ装置のブロワモータ1には、通常コミュンテータ(整流子)とカーボンブラシを備えているものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開200−12753
この様なブロワ装置では、ブロワモータ1の作動に伴い騒音(特にカーボンブラシとコミュンテータとの間で比較的に大きな騒音)が発生する。
この騒音が車室内に漏れるのは好ましくないので、この騒音を低減させる必要がある。
そこで、この発明は、ブロワモータの騒音を低減できるブロワモータ用防音構造を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、請求項1の発明は、ブロワモータの外周を覆う弾性吸音材と、前記弾性吸音材を覆うカバーとを備えるブロワモータ用防音構造としたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記カバーは磁気シールド板であることを特徴とする。
更に、請求項3の発明は、前記カバーは樹脂カバーであることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記カバーは、樹脂カバー及び該樹脂カバーと弾性吸音材との間に介装された磁気シールド板であることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記磁気シールド板はお椀形状に形成されているとことを特徴とする。
請求項6の発明は、前記樹脂カバーは底壁と筒部から有底筒状に形成されていると共に、前記筒部の内面には前記磁気シールド板が周方向に相対回動するのを防止する回り止め用のリブが形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、前記磁気シールド板には係止爪を設けたボス挿入孔が形成され、前記樹脂カバーの底壁には前記ボス挿入孔に挿入されたボス部が設けられていると共に、前記係止爪の先端が前記ボス部の外周面に食い込むことにより、前記磁気シールド板が前記樹脂カバーに保持されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、前記樹脂カバーの底壁のボス部を前記磁気シールド板の前記ボス挿入孔に挿入させて、前記係止爪の先端を前記ボス部の外周面に食い込ませることにより、前記磁気シールド板を前記樹脂カバーに保持させると共に、前記磁気シールド板内に前記弾性吸音材を内周面に沿うように配設して、前記ブロワモータのケースを前記弾性吸音材内に厚入嵌合することにより、前記磁気シールド板及び前記樹脂カバーを前記弾性吸音材により前記ケースに摩擦固定したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ブロワモータの騒音を低減できる。
請求項2の発明によれば、ブロワモータの騒音を低減できると共に、ブロワモータから発生する電波ノイズが外部に漏れるのを未然に防止できる。
請求項3の発明によれば、ブロワモータの騒音を低減できる。
請求項4の発明によれば、ブロワモータの騒音をより低減できると共に、ブロワモータから発生する電波ノイズが外部に漏れるのを未然に防止できる。
請求項5の発明によれば、磁気シールド板を深絞り加工等により簡易に形成できる。
請求項6の発明によれば、磁気シールド板が樹脂カバーに対して周方向に相対回動するのを防止できるので、樹脂カバーと磁気シールド板との位置決ができる。
請求項7の発明によれば、磁気シールド板を樹脂カバーに簡易な構造で保持させることができる。
請求項8の発明によれば、磁気シールド板及び前記樹脂カバーをネジ等の固定手段を用いずに簡易にブロワモータのケースに保持させることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、10は自動車の空調ユニット(空調装置)に用いられるブロワユニット(ブロワ装置)である。このブロワユニット10は、ケーシング11と、このケーシング11の底壁11aに固定されるブラケット12と、ブラケット12に取り付けられるブロワモータ13と、ケーシング11内に配設された遠心式の送風ファン14を有する。
[構成]
図1において、10は自動車の空調ユニット(空調装置)に用いられるブロワユニット(ブロワ装置)である。このブロワユニット10は、ケーシング11と、このケーシング11の底壁11aに固定されるブラケット12と、ブラケット12に取り付けられるブロワモータ13と、ケーシング11内に配設された遠心式の送風ファン14を有する。
このケーシング11の上部にはエア吸込筒部15が設けられ、ケーシング11の底壁11aには挿通孔16が形成されている。そして、エア吸込筒部15内には、外気導入口17aを有するエア吸込風路17が設けられている。この外気導入口17aは、インストルメントパネル(図示せず)の前側に配設された図示しないエアダクトに接続されている。
また、エア吸込筒部15にはエア吸込口15aと車室(図示せず)に連通する内気導入口18が形成されている。この内気導入口18と外気導入口17aはインテークドア19により選択的に開閉されるようになっている。
更に、ブラケット12は、上端が開放する有底筒状のモータ保持筒部(モータケース)20と、モータ保持筒部20の中間部外周に一体に形成された取付フランジ部21を有する。このモータ保持筒部20は上部が挿通孔16を介してケーシング11内に挿入され、取付フランジ21は図示しないビスでケーシング11の底壁11aに固定されている。また、モータ保持筒部20の下部側には配線兼用の吸気筒部20aが形成され、この吸気筒部20aには吸気口20bが形成されている。この吸気口20bは、ブロワモータ13へのリード線等の配線に用いられる。
ブロワモータ13は、有底筒状で金属製(例えば、鉄製)のモータハウジング22と、モータハウジング22の開口端に取り付けられた蓋体23と、蓋体23を貫通するロータ軸24と、ロータ軸24をモータハウジング22の底部及び蓋体23に回転自在に支持する軸受25,26を有する。
また、ブロワモータ13は、モータハウジング22の上部内周面に固定されたステータ27と、ステータ27内に回転自在に配設され且つロータ軸24と一体に設けられたロータ28を有する。尚、送風ファン14はロータ軸24の蓋体23から突出する部分に固定されている。
更に、ブロワモータ13は、ロータ軸24の下部に一体に設けられ且つロータ28に接続されたコミュンテータ29と、モータハウジング22の下部に取り付けられたブラシ保持筒30と、コミュンテータ29に対して進退動自在にブラシ保持筒30に保持されたカーボンブラシ31と、カーボンブラシ31をコミュンテータ29に対して押し付けているスプリング32を有する。
この様なブロワモータ13は、モータハウジング22がブラケット12のモータ保持筒部20内に嵌合されている。そして、モータハウジング22の底壁22aはビス33によりモータ保持筒部20の底壁20cに固定されている。また、モータハウジング22には吸気口20bに連通する吸気口22bが形成され、蓋体23には排気口23aが形成されている。
また、モータ保持筒部20の外周は発泡ウレタン製の弾性吸音材34により覆われ、この弾性吸音材34はキャップ状の樹脂カバー(モータカバー)35により覆われている。そして、弾性吸音材34と樹脂カバー35との間には磁気シールド板36が介装されている。この磁気シールド板36としては、例えば鉄板等の金属板が用いられている。
この弾性吸音材34は、図2,図3に示したように発泡ウレタン製の十字状体の各片34aをモータ保持筒部20に沿わせるようにしたものである。しかも、弾性吸音材34は、磁気シールド板36とモータ保持筒部20の外周との間に圧縮した状態で介装されていて、この磁気シールド板36をモータ保持筒部20の外周に弾接力により摩擦固定している。
更に、樹脂カバー35は底壁35a及び筒部35bを有する。この底壁35aの中央には上方に突出するボス部37が一体に形成されている。この筒部35bの内周面には、中心線Oと平行な4つのリブ38〜41が位置決ガイドとして形成されている。しかも、筒部35bには、リブ39,40の中央に位置して挿通穴42が形成されている。この挿通穴42は、切円状でC字状に形成されている。
この挿通穴42には吸気筒部20aが挿通され、挿通穴42と吸気筒部20aとの間には弾性吸音材34の一部が介装されている。これにより、樹脂カバー35とモータ保持筒部20の周方向への相対回転が防止される。
また、磁気シールド板36は、底壁部(連設部)36aと、底壁部36aの両端に設けられた側壁36b,36bを有する。この側壁36b,36bは平面形状が円弧状に形成されている。
しかも、底壁部36aの中央にはハトメ43が形成されている。このハトメ43には、上方に円弧状に湾曲(又は上方に傾斜)する複数の係止爪43aが一体に設けられている。このハトメ43及び係止爪43aは磁気シールド板36と一体に形成されている。尚、この磁気シールド板36は、深絞り加工により側面形状がお椀形状に形成されていると共に、側部に切欠36c,36cを有する。
そして、樹脂カバー35のボス部37は磁気シールド板36のハトメ43に挿通されている。このハトメ43の係止爪43aは、ボス部37をハトメ43に挿通することにより、先端がボス部37の外周面に食い込むように作用して、磁気シールド板36が樹脂カバー35から外れないように樹脂カバー35に固定している。しかも、磁気シールド板36の側壁36b,36bは、リブ38,39間及び40,41間に配設されていて、樹脂カバー35の筒部35bの周方向への相対回動が防止されている。
この様な構成により、カーボンブラシ31,31の周囲の部分が樹脂カバー35,磁気シールド板36及び弾性吸音材34により覆われている。
[作用]
次に、この様な構成のブロワモータユニット10の作用を説明する。
[作用]
次に、この様な構成のブロワモータユニット10の作用を説明する。
図示しないモータ駆動回路からブロワモータ13のカーボンブラシ31,31に駆動電圧を印加すると、この駆動電圧がコミュンテータ29を介してロータ29に供給され、ロータ29が回転駆動される。
これに伴い送風ファン14は、ロータ29を有するロータシャフト24と一体に回転して、エア吸込風路17及び排気口23aに負圧を作用させる。これにより、内気導入口18がインテークドア19により閉成されている場合には、外気が外気導入口17aからケーシング11内に吸い込まれる。また、外気導入口17がインテークドア19により閉成されている場合には、内気が内気導入口18からケーシング11内に吸い込まれる。一方、この回転に伴い吸気口20bから空気がモータハウジング22内に吸い込まれて内部を冷却した後、排気口23aからモータハウジング22内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気はケーシング11の図示しない空気吐出口から吐出される。
この際、コミュンテータ29はカーボンブラシ31,31に対して接触しながら回転させられ、コミュンテータ29とカーボンブラシ31,31との間に摩擦音が生ずる。この摩擦音はモータハウジング22を介して外部に漏れるが、この漏れる騒音はカーボンブラシ31,31の配設されている部分が最も大きくなる。
しかし、カーボンブラシ31,31の周囲の部分が樹脂カバー35,磁気シールド板36及び弾性吸音材34により覆われているので、カーボンブラシ31,31の周囲の部分から漏れる騒音は先ず弾性吸音材34により吸収される。また、弾性吸音材34で吸収されずに磁気シールド板36まで達した騒音の一部は反射して弾性吸音材34により吸収される。従って、車室内に漏れる騒音が低減される。
また、コミュンテータ29とカーボンブラシ31,31との間で電磁波(電波ノイズ)が生じて、この電磁波がモータハウジング22から漏れても、磁気シールド板36で磁気シールドされるので、電磁波が外部に漏れるのを未然に防止できる。
しかも、電波ノイズの漏れ防止対策用に設定する鉄板製の磁気シールド部材のみをブロワモータ13の周囲に設ける場合、この磁気シールド部材の形状や取り付け方法を考慮しなければならない。この場合、磁気シールド部材が複雑な形状になったり重量が増大することもある。しかも、この磁気シールド部材はネジ等によりモータ保持筒部20に固定することが必要となる。
しかし、磁気シールド板36はハトメ43の係止爪43aで樹脂カバー35のボス部37に固定されていると共に、樹脂カバー35は弾性吸音材34の摩擦力によりモータ保持筒部20の外周面に摩擦固定されているので、樹脂カバー35や磁気シールド部材36をモータ保持筒部20に固定するためのネジ等を必要としない。
また、磁気シールド板36は形状も側部に切欠36c,36cを有するお椀形状に形成されているので、深絞りによる成形が可能となり、構造を簡素化できる。
更に、磁気シールド板36は非常に薄く形成されているので、磁気シールド板36を設けても、弾性吸音材34及び樹脂カバー35を含む体積を更に増大させることはない。
しかも、上述したように樹脂カバー35及び磁気シールド板36のモータ保持筒部20への取り付けにネジ等の固定手段を用いておらず、磁気シールド板36は非常に薄く形成されているので、弾性吸音材34,樹脂カバー35及び磁気シールド板36からなる防音構造を従来のブロワモータ13の防音構造にも容易に採用できる。或いは、弾性吸音材34及び樹脂カバー35からなる防音構造が既にある場合には、この防音構造に磁気シールド板36を容易に採用できる。
尚、以上説明した実施例では、弾性吸音材34を樹脂カバー35と磁気シールド板36によりカバーしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、樹脂カバー35と磁気シールド板(磁気シールドカバー)36の一方を省略しても良い。
以上説明したように、この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造は、ブロワモータ13の外周を覆う弾性吸音材34と、前記弾性吸音材34を覆うカバー(樹脂カバー35又は磁気シールド板36)とを備えている。この構成によれば、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音が弾性吸音材34で吸収されるので、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音を低減できる。
また、この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記カバーを磁気シールド板36としている。この構成によれば、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音が弾性吸音材34で吸収されるので、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音を低減できる。しかも、ブロワモータ13から発生する電波ノイズを磁気シールド板36により吸収できるので、電波ノイズが外部に漏れて他の電子機器等に影響を及ぼすのを未然に防止できる。
更に、この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記カバーを樹脂カバー35としている。この構成によれば、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音が弾性吸音材34で吸収されるので、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音を低減できる。
この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記カバーを、樹脂カバー35及び該樹脂カバー35と弾性吸音材34との間に介装された磁気シールド板36としている。この構成によれば、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音が弾性吸音材34で吸収されるので、ブロワモータ13から外部に漏れる騒音を低減できる。しかも、ブロワモータ13から発生する電波ノイズを磁気シールド板36により吸収できるので、電波ノイズが外部に漏れて他の電子機器等に影響を及ぼすのを未然に防止できる。
この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記磁気シールド板36をお椀形状に形成している。この構成によれば、磁気シールド板36を深絞り加工等により簡易に形成できる。
この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記樹脂カバー35を底壁35aと筒部35bから有底筒状に形成していると共に、前記筒部35bの内面に前記磁気シールド板36が周方向に相対回動するのを防止する回り止め用のリブ38〜41を形成している。この構成によれば、磁気シールド板36が樹脂カバー35に対して周方向に相対回動するのを防止できるので、樹脂カバー35と磁気シールド板36との位置決ができる。
この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記磁気シールド板36に係止爪43aを設けたボス挿入孔(ハトメ43)が形成され、前記樹脂カバー35の底壁35aに前記ボス挿入孔(ハトメ43)に挿入されたボス部37が設けられていると共に、前記係止爪43aの先端が前記ボス部37の外周面に食い込むことにより、前記磁気シールド板36が前記樹脂カバー35に保持されている。この構成によれば、磁気シールド板36を樹脂カバー35に簡易な構造で保持させることができる。
この発明の実施の形態のブロワモータ用防音構造では、前記樹脂カバー35の底壁35aのボス部37を前記磁気シールド板36の前記ボス挿入孔(ハトメ43)に挿入させて、前記係止爪43aの先端を前記ボス部37の外周面に食い込ませることにより、前記磁気シールド板36を前記樹脂カバー35に保持させると共に、前記磁気シールド板36内に前記弾性吸音材34を内周面に沿うように配設して、前記ブロワモータ13のケース(モータ保持筒部20)を前記弾性吸音材34内に厚入嵌合することにより、前記磁気シールド板36及び前記樹脂カバー35を前記弾性吸音材34により前記ケース(モータ保持筒部20)に摩擦固定している。この構成によれば、磁気シールド板36及び前記樹脂カバー35をネジ等の固定手段を用いずに簡易にブロワモータ13のケース(モータ保持筒部20)に保持させることができる。
13…ブロワモータ
34…弾性吸音材
35…樹脂カバー(カバー)
35a…底壁
35b…筒部
36…磁気シールド板(カバー)
37…ボス部
38〜41…リブ
43…ハトメ(ボス挿入孔)
43a…係止爪
34…弾性吸音材
35…樹脂カバー(カバー)
35a…底壁
35b…筒部
36…磁気シールド板(カバー)
37…ボス部
38〜41…リブ
43…ハトメ(ボス挿入孔)
43a…係止爪
Claims (8)
- ブロワモータの外周を覆う弾性吸音材と、前記弾性吸音材を覆うカバーとを備えることを特徴とするブロワモータ用防音構造。
- 前記カバーは磁気シールド板であることを特徴とする請求項1に記載のブロワモータ用防音構造。
- 前記カバーは樹脂カバーであることを特徴とする請求項1に記載のブロワモータ用防音構造。
- 前記カバーは、樹脂カバー及び該樹脂カバーと弾性吸音材との間に介装された磁気シールド板であることを特徴とする請求項1に記載のブロワモータ用防音構造。
- 前記磁気シールド板はお椀形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は4に記載のブロワモータ用防音構造。
- 前記樹脂カバーは底壁と筒部から有底筒状に形成されていると共に、前記筒部の内面には前記磁気シールド板が周方向に相対回動するのを防止する回り止め用のリブが形成されていることを特徴とする請求項4に記載のブロワモータ用防音構造。
- 前記磁気シールド板には係止爪を設けたボス挿入孔が形成され、前記樹脂カバーの底壁には前記ボス挿入孔に挿入されたボス部が設けられていると共に、前記係止爪の先端が前記ボス部の外周面に食い込むことにより、前記磁気シールド板が前記樹脂カバーに保持されていることを特徴とする請求項4に記載のブロワモータ用防音構造。
- 前記樹脂カバーの底壁のボス部を前記磁気シールド板の前記ボス挿入孔に挿入させて、前記係止爪の先端を前記ボス部の外周面に食い込ませることにより、前記磁気シールド板を前記樹脂カバーに保持させると共に、前記磁気シールド板内に前記弾性吸音材を内周面に沿うように配設して、前記ブロワモータのケースを前記弾性吸音材内に厚入嵌合することにより、前記磁気シールド板及び前記樹脂カバーを前記弾性吸音材により前記ケースに摩擦固定したことを特徴とする請求項7に記載のブロワモータ用防音構造。
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