JP2005033845A - 回転電機及びこの回転電機を用いた滑車装置 - Google Patents

回転電機及びこの回転電機を用いた滑車装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のラジアルギャップ型のモータ部を有する回転電機において、その長期信頼性及び生産性を改善することを目的とするものである。
【解決手段】ロータとステータとの対向面が円筒形状をしたラジアルギャップ型のモータ1において、モータ1は径方向に配置されたAモータ部1a、Bモータ部1b、Cモータ部1cを備え、各モータ部1a,1b,1cのロータ5a,5b,5cが、各モータ部1a,1b,1cにおいて各ステータ6a,6b,6cの内径側に配置される、いわゆるインナーロータ型とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータ巻上機装置の電動機等に用いられる回転電機及びこの回転電機を用いた滑車装置に関し、詳細には、ツインまたはトリプルドライブモータ部のように複数のドライブモータ部を有する回転電機の信頼性及び生産性の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的なエレベータ巻上機装置の電動機等に用いられるラジアルギャップ型のモータにおいて、軸方向寸法を小さくするために、多極で構成する場合がある。この場合、モータの軸方向厚さが小さくなるため、径方向寸法の設計自由度が向上する。
【0003】
モータのトルクを大きくするためには、ステータとロータとの空隙部の周方向寸法を長くするために、ステータ及びロータの径方向寸法を大きく設定する。その結果、モータの内径側に無駄な空間が生じるという問題があった。
【0004】
この問題を解決し、モータの内部空間を有効に利用するために、モータの内径側にも、さらにモータを配置したツインドライブ構成のモータが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
このツインドライブ構成のモータは、外径側のモータ部ではフレームの内部壁面に保持されたステータの内径側に、ヨークに磁石が保持されたロータが配設され、内径側のモータ部ではフレームの外部壁面に保持されたステータの外径側に、ヨークに磁石が保持されたロータが配設されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−369467号公報(第3−4頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のツインドライブ構成のモータでは、外径側のモータ部のステータはフレームに焼きバメ等の手段で保持することができるが、内径側のモータ部のステータはフレームに樹脂モールド等の焼きバメとは違う手段で保持する必要がある。
【0008】
また、内径側のモータ部のロータでは、ヨークが遠心力に対する磁石の保持機能を有するが、内径側のモータ部のロータでは、ヨークが遠心力に対する磁石の保持機能を持たないので、磁石を保持する保持リングを別体で設ける等の対策が必要である。
【0009】
上記のように、外径側のモータ部と内径側のモータ部とで、ステータの保持機構及びロータにおける磁石の保持機構が異なるために、生産性が悪いという問題がある。
【0010】
また、外径側のモータ部のステータと内径側のモータ部のステータとでは、スロット部の形状・寸法等が異なるので、巻線機の構成を変える必要があるという点でも生産性が悪いという問題がある。
【0011】
また、樹脂モールドによってステータをフレームに保持した場合には、十分な強度を確保できない場合があるほか、長期信頼性にも課題を残すという問題がある。
【0012】
本発明は上記のような問題を解決するものであり、複数のドライブモータ部を有するラジアルギャップ型の回転電機において、その長期信頼性及び生産性を改善することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る回転電機は、円筒形状の固定子と円筒形状の回転子との組からなるモータ部が径方向に複数組設けられ、上記固定子は、フレームに保持され、径方向に突出したティースと上記ティース間のスロットとを有し、上記回転子は磁極部が形成された回転電機であり、
上記モータ部各組の上記回転子が上記固定子の径方向内側に配置されているものである。
【0014】
また、円筒形状の固定子と円筒形状の回転子との組からなるモータ部が径方向に複数組設けられ、上記固定子は、フレームに保持され、径方向に突出したティースと上記ティース間のスロットとを有し、上記回転子は磁極部が形成された回転電機であり、
上記モータ部各組の上記回転子が上記固定子の径方向外側に配置されているものである。
【0015】
本発明に係る滑車駆動装置は、上記本発明に係る回転電機における回転子に滑車を接続したものである。
【0016】
本発明に係るエレベータ巻上機装置は、上記本発明の回転電機をエレベータ巻上機用電動機に用いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明は、円筒状の固定子(ステータ)と回転子(ロータ)とが対をなすモータ部を径方向に複数個有するラジアルギャップ型の回転電機に関するものであり、以下の実施の形態ではモータ部を3個有する場合について説明するが、モータ部を2個あるいは4個以上有する回転電機にも適用できるものである。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明における回転電機の実施の形態1を示す断面図である。同図に示したように、本実施の形態の回転電機は、3つのラジアルギャップ型モータ部、Aモータ部1a、Bモータ部1b、Cモータ部1cからなるモータ部1と、3つのインバータ部、Aインバータ2a、Bインバータ2b及びCインバータ2cからなる駆動部2とで構成されている。
【0018】
Aモータ部1aは、ロータ5a及びステータ6a、Bモータ部1bはロータ5b及びステータ6b、Cモータ部1cはロータ5c及びステータ6cの組からなる。
【0019】
ロータ5aには円筒状のロータヨーク部11aに保持された永久磁石7aが、ロータ5bには円筒状のロータヨーク部11bに保持された永久磁石7bが、ロータ5cには円筒状のロータヨーク部11cに保持された永久磁石7cが設けられ、各ロータヨーク部11a、11b、11cはリブ8で一体になり、リブ8は回転軸9に接続され、回転軸9が回転することによってロータ5a、5b、5cが回転する。永久磁石7a、7b、7cは各ロータヨーク部11a、11b、11cに接着剤等の手段で固定されている。
【0020】
ステータ6aは円筒状のフレーム10aに、ステータ6bは円筒状のフレーム10bに、ステータ6cはフレーム10cに保持され、フレーム10a、10b、10cはリブ8によって一体になっている。ステータ6a、6b、6cは各フレーム10a、10b、10cに嵌合により固定されている。
【0021】
3つのモータ部、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cのロータ5a、5b、5cはすべて、各ステータ6a、6b、6cの内側に配置され、3つのモータ部は、いわゆるインナーロータ型のモータ構成となっている。
【0022】
このように、全てのモータ部をインナーロータ型で構成したので、ロータ側における永久磁石7a、7b、7cの固定方法及びステータ6a、6b、6cの固定方法を統一することができ、生産性が向上する。
【0023】
図2は、図1のA−A断面を示す断面図であり、一部切り欠いて示している。同図において、最外周のAモータ部1aの回転磁極数(永久磁石の数、以下、極数という)が80、ステータ6aのスロット(ティース)数が90であり、中央のBモータ部1bの極数が64、スロット数が72であり、最内周のCモータ部1cの極数が48、スロット数が54である。すなわち、極数とスロット数の比は、3つのモータ部のいずれも8:9である。
【0024】
各モータ部での巻線パターンは一般に、極数とスロット数の比に依存して異なるが、本実施の形態では3つのモータ部の極数とスロット数の比が同じであるので巻線パターンを同じにすることができる。例えば、隣り合う3つのティースに同相のコイルが巻回される。すなわち、空隙側からみて、右回りに巻回される場合を+、左回りに巻回される場合を−で表記することにすると、3つの隣り合うティースに、順に、U相、−U相、U相を巻回し、その隣りの3つのティースに、順に、V相、−V相、V相を巻回し、さらにその隣りの3つのティースに、W相、−W相、W相を巻回する。この9ティースの巻回パターンを周期的に繰り返して各相の巻線が配置される。隣り合う3つのティースに巻回された同相のコイルは直列に接続される。
【0025】
各モータ部の極数の比及びスロット数の比は、Aモータ部1a:Bモータ部1b:Cモータ部1c=5:4:3となっている。3つのモータ部のロータは同一の回転軸9に接続されているので、同一の回転速度で回転するが、その時の駆動周波数(基本周波数)も、Aモータ部1a:Bモータ部1b:Cモータ部1c=5:4:3となる。この時、モータで一般に顕著に発生するトルクリップル成分である1f成分(基本波成分の1倍の周波数で脈動する成分)、2f成分(基本波成分の2倍の周波数で脈動する成分)、6f成分(基本波成分の6倍の周波数で脈動する成分)は、例えば、ロータが1秒あたり1回転するとき、
Aモータ部1aでは、1f=40Hz,2f=80Hz,6f=240Hz
Bモータ部1bでは、1f=32Hz,2f=64Hz,6f=192Hz
Cモータ部1cでは、1f=24Hz,2f=48Hz,6f=144Hz
となり、これらは全て一致することがないという条件を満たすので、リップルが相乗されることがなく、トルクリップルを低減することができる。
上記条件が満たされなくなるのは、任意の2つのモータ部における極数の比が1倍、2倍、3倍等の関係になった場合である。
【0026】
図3は、図2のおよそ9スロット分を取り出して拡大した断面図である。同図に示したように、ステータコア6a、6b、6cは、各ティース13が関節部を中心に自由に開閉できる関節型連結の分割コアで構成されているので、巻線をティース13に巻回するときには、ステータコア6a、6b、6cを直線状あるいは逆方向に反らせてスロット14を広げることができ、巻線作業が容易になるほか、コイルの占積率を高めることができる。
【0027】
極数とスロット数の比は8:9であり、8極すなわち9スロット分が最小単位となる。本実施の形態では、9スロット分を1つのブロックとし、複数のブロックを巻線後に溶接することによって周方向に結合して円筒状のステータコア6a、6b、6cを構成している。Aモータ部1aでは10個のブロックを接合し、Bモータ部1bでは8個のブロックを接合し、Cモータ部では6個のブロックを接合している。溶接によって円筒状にしたステータコア6a、6b、6cを、各フレーム10a、10b、10cに焼きバメ等の手段を用いて固定することにより、モータのステータを構成する。
【0028】
図1に示した各モータ部のステータ内径R_A、R_B、R_Cは、例えば、500mm、400mm、300mmのようにR_AとR_BとR_Cの比を5:4:3になるようにしている。
【0029】
このように、極数の比及びスロット数の比に合わせたステータ内径比にすることにより、図3に示したように、Aモータ部1a、Bモータ部1b、Cモータ部1cで、1つのブロックの寸法がほぼ等しくなり、また、各ティース13の周方向間隔(スロットピッチ)及び各磁極の周方向間隔(極ピッチ)が等しくなる。その結果、ステータコア6a、6b、6cにおいては、ティース13のピッチが等しくなり、また、発生トルクの密度もほぼ同一とすることができるので、ティース13の幅もほぼ等しくすることができ、巻線設備をAモータ部1a、Bモータ部1b、Cモータ部1cで共用することができる。
【0030】
また、ロータ5a、5b、5cにおいては、永久磁石7a、7b、7cの幅を等しくすることができるので、磁石固定治具等を共用することができ、また、永久磁石の底面や上面の形状を共通なものとすることができる場合には、同一形状の永久磁石を使用することができ、さらに製造設備の共用を図ることができる。
【0031】
なお、上記R_AとR_BとR_Cの比は厳密に上記整数比5:4:3である必要はない。また、例えば、ロータ5a、5b、5cの外径比あるいは空隙中心までの径を上記整数比としてもよい。
【0032】
以上のように、径方向に3つのモータ部を並べて配置したので、薄型で大きなトルクを発生することができる回転電機を得ることができる。
【0033】
また、3つのモータ部を全てインナーロータ型で構成しているので、全てのモータ部のステータコアを、その外周にあるフレームに焼きバメ等の手段で保持でき、生産設備を3つのモータ部で共用することができる。
【0034】
また、3つのモータ部の極数の比あるいはスロット数の比を、5:4:3のように、簡単な整数比とし、ステータコア内径の比を上記整数比と略一致させたので、ティース幅、スロットピッチ、極ピッチ等を3つのモータ部でほぼ等しくすることができ、3つのモータ部の製造において、巻線設備、磁石固定設備を共用することができ、また、磁石の共通化を図ることができる。
【0035】
また、各モータ部のステータコアは、9スロットずつのブロックのように、ブロックに分割されているので製造工程における取扱いが容易になり、また、全てのモータ部で各ブロックが同程度の大きさになっているので、取扱いがさらに容易になる。
【0036】
また、3つのモータ部の極数の比が、5:4:3のように、簡単な整数比であり、任意の2つのモータ部の極数の比が整数倍の関係になく、トルクリップルで顕著に発生する周波数が一致することがないので、リップルを低減することができる。
【0037】
また、ステータコアは集中巻で構成しているので、巻線自動化が容易であり、軸方向寸法も小さくすることができる。
【0038】
また、ステータコアに、各ティースを巻線する時にスロットを展開できる関節型連結の分割コアを用いているので、巻線作業が容易になり、また、コイルの占積率を高めることができる。
【0039】
実施の形態2.
図4は、本発明における実施の形態2の回転電機を示す断面図であり、図5は、図4におけるB−B断面を示す断面図である。同図において、図1と同一符号は同一部分または相当部分を示す。
【0040】
本実施の形態においては、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cを、ロータ5a、5b、5cがステータコア6a、6b、6cの外周側に配置された、いわゆるアウターロータ型としている。この結果、ロータ5a、5b、5cにおいて、永久磁石7a、7b、7cはヨーク11a、11b、11cの内周に配置されるので、永久磁石7a、7b、7cに加わる遠心力をヨーク11a、11b、11cで受けることができ、遠心力を考慮した永久磁石7a、7b、7cの保持機構を必要としないので、永久磁石7a、7b、7cをヨーク11a、11b、11cに容易に保持することができる。
【0041】
また、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cのステータコア6a、6b、6cは、すべて、各フレーム10a、10b、10cの外周側にあるので、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cの製造を同一の製造方法で行うことができる。
【0042】
また、図5に示したように、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cにおける極数及びスロット数、あるいは寸法R_A、R_B、R_Cの関係は上記実施の形態1と同様にしているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0043】
実施の形態3.
図6は、本発明における実施の形態3のモータ部を示す断面図であり、回転軸の軸方向に垂直な断面を示している。同図において、図2と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
【0044】
本実施の形態においては、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cのステータコアを、周方向に分割されていない一体のコア片を積層して構成している。
【0045】
コア片を周方向に分割されていない一体形とすることによって、ステータコアの剛性が増すので、フレームを薄型化することができる。
【0046】
また、ステータコアの変形に起因する騒音や振動、トルクリップルを低減することができる。
【0047】
また、Aモータ部1a、Bモータ部1b、Cモータ部1cにおける極数及びスロット数、あるいは寸法R_A、R_B、R_Cの関係は上記実施の形態1と同様にしているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0048】
実施の形態4.
上記実施の形態1ないし3では、Aモータ部1aの極数を80、Bモータ部1bの極数を64、Cモータ部1cの極数を48とした。すなわち、Aモータ部1aの極数とBモータ部1bの極数とCモータ部1cの極数の比を5:4:3としたが、これに限られるものではない。
【0049】
図7は、本発明における実施の形態4のモータ部を示す断面図であり、回転軸の軸方向に垂直な断面を示している。同図において、図2と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
【0050】
本実施の形態においては、Aモータ部1aの極数を80、Bモータ部1bの極数を60、Cモータ部1cの極数を36としている。スロット数については、上記実施の形態1と同様であり、Aモータ部1aのスロット数を90、Bモータ部1bのスロット数を72、Cモータ部1cのスロット数を54としている。各モータ部において極数とスロット数の比が異なっており、Aモータ部1aの極数とスロット数の比を8:9、Bモータ部1bの極数とスロット数の比を5:6、Cモータ部1cの極数とスロット数の比を2:3としている。
【0051】
各モータ部における巻線パターンは、極数とスロット数の比に依存して異なるパターンになる。
【0052】
Aモータ部1aでは極数とスロット数の比が8:9であるので、実施の形態1と同様、3つの隣り合うティースに、順に、U相、−U相、U相を巻回し、その隣りの3つのティースに、順に、V相、−V相、V相を巻回し、さらにその隣りの3つのティースに、W相、−W相、W相を巻回する。この9ティースの巻回パターンを周期的に繰り返して各相の巻線が配置される。隣り合う3つのティースに巻回された同相のコイルは直列に接続される。
【0053】
Bモータ部1bでは極数とスロット数の比が5:6であるので、隣り合う2つのティースに同相を巻回する。すなわち、12個のティースに、順次、U相、−U相、−W相、W相、V相、−V相、−U相、U相、W相、−W相、−V相、V相を巻回し、この12個のティースを単位として周期的に各相が配置される。隣り合う同相は直列接続される。
【0054】
Cモータ部1cでは極数とスロット数の比が2:3であるので、順次、隣りのティースに異なる相を巻回する。すなわち、隣り合う3個のティースに、順次、U相、V相、W相を巻回し、この3個のティースを単位として周期的に各相が配置される。
【0055】
以上のように、各モータ部間において、極数とスロット数の比を異なるものとすることによって、極数の設計自由度が向上する。その結果、本実施の形態においては、Cモータ1cの駆動周波数を小さく抑えることができるので、駆動部のインバータ容量を小さくすることができ、コスト低減を図ることができる。また、トルクリップルあるいは電磁力の周波数をも同時に変更できるので、場合によってはトルクリップルや騒音を低減することができる。
【0056】
実施の形態5.
図8は、本発明における実施の形態5のモータ部を示す断面図であり、回転軸の軸方向に垂直な断面を示している。同図において、図2と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
【0057】
本実施の形態は、上記実施の形態4と同様、3つのモータ部間において、極数とスロット数の比を異なるようにしているが、本実施の形態では、内径側のモータ部ほど、極数とスロット数の比をより大きくし、その結果、すべてのモータ部の極数が同一になっている。
【0058】
具体的には、Aモータ部1a、Bモータ部1b及びCモータ部1cの極数を60、Aモータ部1aのスロット数を90、Bモータ部1bのスロット数を72、Cモータ部1cのスロット数を54としている。すなわち、各モータ部において極数とスロット数の比が異なっており、極数とスロット数の比が、Aモータ部1aでは2:3、Bモータ部1bでは5:6、Cモータ部1cでは10:9としている。
【0059】
各モータ部における巻線パターンは、極数とスロット数の比に依存して異なるパターンになる。Aモータ部1aは極数とスロット数の比が2:3であるので、隣り合う3個のティースに、順次、U相、V相、W相を巻回し、この3個のティースを単位として周期的に各相が配置される。
【0060】
Bモータ部1bは極数とスロット数の比が5:6であるので、12個のティースに、順次、U相、−U相、−W相、W相、V相、−V相、−U相、U相、W相、−W相、−V相、V相を巻回し、この12個のティースを単位として周期的に各相が配置される。隣り合う同相は直列接続される。
【0061】
Cモータ部1cは極数とスロット数の比が10:9であるので、3つの隣り合うティースに、順に、U相、−U相、U相を巻回し、その隣りの3つのティースに、順に、W相、−W相、W相を巻回し、さらにその隣りの3つのティースに、V相、−V相、V相を巻回する。この9ティースの巻回パターンを周期的に繰り返して各相の巻線が配置される。隣り合う3つのティースに巻回された同相のコイルは直列に接続される。
【0062】
この場合、各モータ部の駆動周波数を等しくすることができ、駆動制御部の構築を容易にすることができる。この時、モータで一般に顕著に発生するトルクリップル成分である1f成分(基本波成分の1倍の周波数で脈動する成分)、2f成分(基本波成分の2倍の周波数で脈動する成分)、6f成分(基本波成分の6倍の周波数で脈動する成分)は、例えば、ロータが1秒あたり1回転するとき、
Aモータ部1aでは、1f=30Hz,2f=60Hz,6f=180Hz
Bモータ部1bでは、1f=30Hz,2f=60Hz,6f=180Hz
Cモータ部1cでは、1f=30Hz,2f=60Hz,6f=180Hz
となり、各モータ部で全て等しくなる。このとき、3つのモータ部で発生するトルクリップルの位相が一致せず、かつ、3つのモータ部で発生するトルクリップルの総和が最小になるように、3つのモータ部の周方向位置を決めることによって、トルクリップルの小さな回転電機が得られる。
【0063】
実施の形態6.
図9は、実施の形態6のモータを示す断面図であり、図1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
【0064】
本実施の形態は、上記実施の形態5と同様、3つのモータ部の極数を同一にしている。
【0065】
この場合、各モータ部の駆動周波数が等しいので、単一のインバータ部2aからなる駆動部2で3つのモータ部を駆動することができる。各モータ部の周方向における位置関係は、各モータ部で同一位相の電流(例えば、三相交流波形においてU相電流が最大の瞬間)を通電したときに発生するトルクが、全てのモータ部で最大になるようにしている。このとき、例えば、各モータ部の同相の巻線を全て直列に接続することによって、同一の電流で3つのモータ部を駆動することができる。
【0066】
以上の構成によって、駆動制御部2の構成を簡略化することができ、コスト低減あるいは駆動制御部2の省スペース化を図ることができる。
【0067】
なお、上記実施の形態1ないし6の回転電機をエレベータの巻き上げ装置の電動機に用いることにより、コギングトルクあるいはトルクリップルを低減した高性能なエレベータ巻上機装置が得られ乗りごごちのよいエレベータが得られる。
【0068】
また、巻き上げ機の綱車を各モータ部のロータと一体に構成することによって、接続用の部品が不要となり、より薄型の巻上機が得られる。
【0069】
実施の形態7.
図10は、実施の形態7における滑車駆動装置を示す断面図であり、図1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
【0070】
本実施の形態は、上記実施の形態1ないし6に示したような本発明の回転電機を滑車駆動装置に適用したものである。
【0071】
すなわち、回転軸9に滑車15を同軸で結合しており、モータ1の回転によって滑車15を駆動する。例えば、滑車15にロープをかけ、このロープに直接あるいは別の滑車を介して図示していないかごを接続することによって、エレベータの駆動装置として用いることができる。
【0072】
各モータ部のロータ5a、5b、5cと滑車15とは一体に構成しているので、接続用の部品を必要とせず、より薄型の滑車駆動装置が得られる。
【0073】
なお、以上の説明では回転界磁型(電機子が固定子)の場合について説明したが、これに限られるものではなく、回転電機子型(電機子が回転子)でも、本発明は適用可能である。
【0074】
また、極数とスロット数の組合せや固定子内径の寸法あるいは寸法比は数例のみについて示したが、これらに限られるものでないことはいうまでもないことである。
【0075】
【発明の効果】
本発明に係る回転電機によれば、円筒形状の固定子と円筒形状の回転子との組からなるモータ部が径方向に複数組設けられ、上記固定子は、フレームに保持され、径方向に突出したティースと上記ティース間のスロットとを有し、上記回転子は磁極部が形成された回転電機であり、
上記モータ部各組の上記回転子が上記固定子の径方向内側に配置されているものであるので、全てのモータ部の固定子を、その外周にあるフレームに焼きバメ等の手段で保持でき、生産設備を各モータ部で共用することができる。
【0076】
また、円筒形状の固定子と円筒形状の回転子との組からなるモータ部が径方向に複数組設けられ、上記固定子は、フレームに保持され、径方向に突出したティースと上記ティース間のスロットとを有し、上記回転子は磁極部が形成された回転電機であり、
上記モータ部各組の上記回転子が上記固定子の径方向外側に配置されているものであるので、回転子における磁極部の保持に対し遠心力を考慮した保持を必要としないので、磁極部の保持が容易になる。
【0077】
本発明に係る滑車駆動装置によれば、上記本発明に係る回転電機における回転子に滑車を接続したものであるので、コギングトルクあるいはトルクリップルを低減した高性能な滑車駆動装置が得られる。
【0078】
本発明に係るエレベータ巻上機装置によれば、上記本発明の回転電機をエレベータ巻上機用電動機に用いたものであるので、コギングトルクあるいはトルクリップルを低減した高性能なエレベータ巻上機装置が得られ、エレベータの乗りごごちがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態1の回転電機を示す断面図である。
【図2】図1のA−A断面を示す断面図である。
【図3】図2のおよそ9スロット分を取り出して拡大した断面図である。
【図4】本発明における実施の形態2の回転電機を示す断面図である。
【図5】図4におけるB−B断面を示す断面図である。
【図6】本発明における実施の形態3のモータ部を示す断面図である。
【図7】本発明における実施の形態4のモータ部を示す断面図である。
【図8】本発明における実施の形態5のモータ部を示す断面図である。
【図9】本発明における実施の形態6の回転電機を示す断面図である。
【図10】本発明における実施の形態7の滑車駆動装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 モータ、1a Aモータ部、1b Bモータ部、1c Cモータ部、
2 駆動部、2a Aインバータ、2b Bインバータ、2c Cインバータ、
3 回転位置検出器、4 ブレーキ、5a,5b,5c ロータ、
6a,6b,6c ステータ、7a,7b,7c 永久磁石、8 リブ、
9 回転軸、10a,10b,10c フレーム、
11a,11b,11c ロータヨーク部、12 ベアリング、
13 ティース、14 スロット、15 滑車。

Claims (19)

  1. 円筒形状の固定子と円筒形状の回転子との組からなるモータ部が径方向に複数組設けられ、上記固定子は、フレームに保持され、径方向に突出したティースと上記ティース間のスロットとを有し、上記回転子は磁極部が形成された回転電機であり、
    上記モータ部各組の上記回転子が上記固定子の径方向内側に配置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 円筒形状の固定子と円筒形状の回転子との組からなるモータ部が径方向に複数組設けられ、上記固定子は、フレームに保持され、径方向に突出したティースと上記ティース間のスロットとを有し、上記回転子は磁極部が形成された回転電機であり、
    上記モータ部各組の上記回転子が上記固定子の径方向外側に配置されていることを特徴とする回転電機。
  3. 上記モータ部を3つ以上設けたことを特徴とする請求項1または2記載の回転電機。
  4. 上記モータ部間における上記磁極部の極数の比が整数比となるようにし、かつ、上記モータ部間における上記固定子内径または回転子外径の寸法比を上記整数比としたことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  5. 上記モータ部間における上記磁極部の極数の比が整数比となるようにし、かつ、上記モータ部間における上記固定子外径または回転子内径の寸法比を上記整数比としたことを特徴とする請求項2記載の回転電機。
  6. 上記モータ部間における上記スロット数の比が上記整数比となっていることを特徴とする請求項4または5記載の回転電機。
  7. 上記モータ部間における上記スロット数の比が整数比となるようにし、かつ、上記モータ部間における上記固定子内径または回転子外径の寸法比を上記整数比としたことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  8. 上記モータ部間における上記スロット数の比が整数比となるようにし、かつ、上記モータ部間における上記固定子外径または回転子内径の寸法比を上記整数比としたことを特徴とする請求項2記載の回転電機。
  9. 上記モータ部各組の上記磁極部の極数を同じにしたことを特徴とする請求項7または8記載の回転電機。
  10. 上記モータ部間における周方向の位置を、上記モータ部それぞれで発生するトルクリップルの位相がずれるように配置したことを特徴とする請求項9記載の回転電機。
  11. 上記モータ部間における周方向の位置を、上記モータ部それぞれにおいて、同一位相の電流を通電したときに発生するトルクが最大となるようにしたことを特徴とする請求項9記載の回転電機。
  12. 上記固定子を周方向で分割し、複数のブロックにしたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の回転電機。
  13. 上記モータ部各組における上記ブロックの数を、上記モータ部間における上記スロット数の比になるようにしたことを特徴とする請求項12記載の回転電機。
  14. 上記モータ部間における上記磁極部の極数の比を、a:b:c:d…(a:b:c:d…は整数)としたときに、上記a:b:c:d…の任意の2つの比が整数とはならないようにしたことを特徴とする請求項1ないし8、12、13のいずれかに記載の回転電機。
  15. 上記ティースそれぞれに1つのコイルが巻回されていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の回転電機。
  16. 上記ティース間は、関節構造によって接続されていることを特徴とする請求項15記載の回転電機。
  17. 請求項1ないし16のいずれかに記載の回転電機における上記回転子に滑車を接続したことを特徴とする滑車駆動装置。
  18. 上記回転子と上記滑車が一体構造になっていることを特徴とする請求項17記載の滑車駆動装置。
  19. 請求項1ないし16のいずれかに記載の回転電機をエレベータ巻上機用電動機に用いてなることを特徴とするエレベータ巻上機装置。
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