JP2005033132A - GaN基板の製造方法 - Google Patents

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広平 三浦
Eiryo Takasuka
英良 高須賀
Mitsuru Shimazu
充 嶋津
Masanori Ueno
昌紀 上野
Katsushi Akita
勝史 秋田
Ayako Ikeda
亜矢子 池田
Takashi Kyono
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Abstract

【課題】 表面の平坦化及び結晶欠陥の低減が図られたGaN基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係るGaN基板の製造方法は、GaN単結晶基板12上に、非晶質状態のAlxGa1-xN(0≦x<1)からなる中間層14を形成する中間層形成ステップと、中間層14が形成されたGaN単結晶基板12を加熱して中間層14に熱処理を施し、中間層14を構成する非晶質状態のAlxGa1-xNを単結晶化する中間層熱処理ステップと、熱処理が施された中間層14上に、GaNエピタキシャル層16を成長させるエピタキシャル層形成ステップとを有するため、このGaN基板の製造方法によれば、表面16aが平坦化され、且つ結晶欠陥が低減されたGaN基板が得られる。
【選択図】 図1


Description

本発明は、発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)等の発光デバイスに用いられるGaN基板の製造方法に関するものである。
従来は、窒化物系半導体を用いた発光デバイスの基板として、サファイア基板が用いられていた。ところが、サファイアは非常に硬い材料であるとともに劈開面がないため、発光ダイオードではダイシング工程でコスト高を招くという問題があり、半導体レーザでは劈開による反射面を作成できないという問題があった。また、サファイア基板を用いた場合には、当該基板とこの上に成長させるエピタキシャル層との格子定数の相違により、エピタキシャル層中に多くの転位等の欠陥が発生するという問題もあった。
このようなサファイアを発光デバイス等の基板とした場合の問題を解消すべく、近年、発光デバイスの基板材料として窒化ガリウム(GaN)が着目されている。このGaN単結晶基板は、たとえば、ガリウム砒素(GaAs)基板等の半導体単結晶基板上にGaNの単結晶層を成長させた後、GaAs基板を除去することにより得られる。そして、かかるGaN単結晶基板上に動作層であるGaN系化合物半導体単結晶層をエピタキシャル成長させることにより、発光デバイス等に用いられるGaN基板が完成する。
このようなGaN単結晶基板を用いた技術によれば、GaN単結晶基板とこの上に成長させるGaN系化合物半導体単結晶層(エピタキシャル層)との格子定数や熱膨張係数が非常に近いため、エピタキシャル層内に転位等に起因する格子欠陥が発生しにくくなる。また、GaN単結晶基板とこの上に成長させる動作層とが同じGaN系化合物半導体で構成されているため、同種の結晶が揃うことになり、容易に劈開面を形成することができる。このため、半導体レーザ等の反射鏡を簡単に作製することができる。
なお、上述のGaN単結晶基板にエピタキシャル層を成長させるときは、エピタキシャル層の成長に先立ち、GaN単結晶基板の表面を平坦にすべく研磨処理が施される。この研磨処理には、GaNが化学的に非常に安定であることから、一般に、化学的安定性とは無関係な機械研磨が採用される。
特開2000−340509号公報
半導体デバイス利用分野における近年の益々の技術的進歩に伴って、GaN系化合物半導体を用いた発光デバイスのさらなる特性向上が求められるようになってきたため、本発明者らにおいては、より高品質のGaN基板を製作する必要が生じてきた。
しかしながら、上述したGaN単結晶基板の表面には、エピタキシャル層を成長する前に施される機械研磨によって無数の微細な研磨傷が形成されており、この研磨傷を完全に除去するのは非常に困難であると共に、多大な手間と時間を要する。機械研磨によって形成されるこのようなGaN単結晶基板の研磨傷は、エピタキシャル層の成長時に貫通転位等の結晶欠陥の発生源として働くことがあり、エピタキシャル層内に結晶欠陥が形成されてしまう。このエピタキシャル層内の結晶欠陥は、その基板を用いて作製される発光デバイス等のデバイス特性を著しく劣化することが知られている。
また、表面に研磨傷が形成されたGaN単結晶基板にエピタキシャル層を形成した場合には、基板表面の研磨傷に対応する部分に窪みが生じることがあった。このような窪みにより表面の平坦性が阻害されたGaN基板では、デバイス特性が良好な発光デバイスを得ることが難しいという問題もあった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、表面の平坦化及び結晶欠陥の低減が図られたGaN基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るGaN基板の製造方法は、GaN単結晶基板上に、非晶質状態のAlxGa1-xN(0≦x<1)からなる中間層を形成する中間層形成ステップと、中間層が形成されたGaN単結晶基板を加熱して中間層に熱処理を施し、中間層を構成する非晶質状態のAlxGa1-xNを単結晶化する中間層熱処理ステップと、熱処理が施された中間層上に、GaNエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル層形成ステップとを有することを特徴とする。
このGaN基板の製造方法においては、まず、中間層形成ステップにより、GaN単結晶基板上にAlxGa1-xNからなる中間層が形成される。このときのAlxGa1-xNは非晶質状態であるため、GaN単結晶基板の表面に研磨傷が存在しても、AlGaNがその研磨傷を埋めて、表面が平坦化される。次に、中間層熱処理ステップにより中間層に熱処理が施されてAlGaNが単結晶化され、その後、エピタキシャル層形成ステップによって中間層上にGaNエピタキシャル層が成長されて、GaN基板が完成する。このように、中間層上へのGaNエピタキシャル層の成長に先立ち、中間層を構成するAlGaNを単結晶化することで、GaN単結晶基板の原子配列が高い確度でGaNエピタキシャル層に引き継がれる。従って、このGaN基板の製造方法によれば、表面が平坦化され、且つ結晶欠陥が低減されたGaN基板が得られる。
また、中間層形成ステップの際の基板温度が400℃以上600℃以下であることが好ましい。基板温度をこのような温度範囲にして中間層を形成することで、中間層を構成するAlGaNが好適な非晶質状態となり、中間層内における結晶欠陥の発生が抑制される。
中間層熱処理ステップの際の基板温度が900℃以上1150℃以下であることが好ましい。基板温度をこのような温度範囲にして中間層に熱処理を施すことで、非晶質状態のAlGaNを好適な単結晶状態にすることができる。
また、中間層熱処理ステップにおいて、中間層に施す熱処理の時間が10分以上30分以下であることが好ましい。熱処理の時間をこのような範囲にすることで、非晶質状態のAlGaNを好適な単結晶状態にすることができる。
また、エピタキシャル層形成ステップの際の基板温度が1000℃以上1200℃以下であることが好ましい。基板温度をこのような温度範囲にすることで、結晶性の良好なGaNエピタキシャル層を形成することができる。
また、中間層形成ステップの際にSiをドーピングして中間層をn型にすることが好ましい。この場合、GaNエピタキシャル層上にデバイス構造を形成し、n型のGaN単結晶基板と組み合わせることで、縦型の発光デバイスが作製される。
また、中間層の層厚が20nm以上200nm以下であることが好ましい。この範囲が上述した中間層の好適な層厚である。
本発明によれば、表面の平坦化及び結晶欠陥の低減が図られたGaN基板の製造方法が提供される。
以下、添付図面を参照して本発明に係るGaN基板の製造方法の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、説明が重複する場合にはその説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るGaN基板10を示した概略断面図である。図1に示すように、GaN基板10は、単結晶基板(GaN単結晶基板)12と、単結晶基板12上に形成された中間層14と、中間層14の上に形成されたエピタキシャル層(GaNエピタキシャル層)16とを備えている。
単結晶基板12は、n型の単結晶GaNによって構成されている。この単結晶基板12は、GaAs基板上に開口窓を複数有するマスク層を形成し、その開口窓内からGaNをラテラル成長させるという公知技術により生成されたものである。ラテラル成長の後に、GaAs基板は王水中でエッチング除去され、残存する単結晶GaN(単結晶基板12)の上面12a及び下面12bには機械研磨が施される。機械研磨された単結晶基板12のこれらの面12a,12bには、図示は省略するが、無数の研磨傷が存在している。
また、中間層14は、n型の単結晶AlxGa1-xN(0≦x<1)のうちのAl0.5Ga0.5Nによって構成されている。さらに、エピタキシャル層16は、n型の単結晶GaNによって構成されている。
このGaN基板10は、その上面16aに後述するデバイス構造を形成され、LEDやLD等の縦型の発光デバイスとして用いられる。
以下、GaN基板10を作製する方法について説明する。
まず、GaN基板10の作製に用いる装置について、図2を参照しつつ説明する。図2は、GaN基板10の作製に用いた有機金属気相成長装置(OMVPE装置)を示した概略構成図である。
図2に示すように、半導体製造装置20は、流路が水平方向に形成されたフローチャネル22を有する、いわゆる横型OMVPE装置である。単結晶基板12は、ヒータ24を有するサセプタ26上のトレイ28内に設置され、サセプタ26は単結晶基板12を回転自在に支持する。
フローチャネル22は、上流フローチャネル22A、中間フローチャネル22B及び下流フローチャネル22Cから構成されている。そして、GaN結晶の製造に必要なガスは、上流フローチャネル22Aの3層ノズル30から導入され、単結晶基板12の直前で混合される。
なお、単結晶基板12上に積層する中間層14及びエピタキシャル層16の作製には、III族原料ガスとしてTMG(トリメチルガリウム)やTMA(トリメチルアルミニウム)を含むガスが、V族原料ガスとしてNH3を含むガスが用いられ、また、ドーピングガスとしてSiH4を含むガスが用いられる。キャリアガスとしては、水素ガス(H2ガス)や窒素ガス(N2ガス)、H2ガスとN2ガスとの混合ガス等が用いられる。
次に、単結晶基板12を用いてGaN基板10を作製する手順について、図3を参照しつつ説明する。図3は、GaN基板10を作製する手順を示した図である。
まず、フローチャネル22内のサセプタ26上のトレイ28内に単結晶基板12を設置した後、ノズル30からNH3ガスを含む混合ガスを導入して、フローチャネル22内をNH3ガスを含む混合ガス雰囲気にする。そして、ヒータ24によってサセプタ26及び単結晶基板12を1050℃程度まで加熱して、単結晶基板12の表面12aの清浄化処理(サーマルクリーニング)をおこなう。このように適当な条件でサーマルクリーニングをおこなうことで、単結晶基板12表面12aの汚染物質が取り除かれると共に、単結晶基板12の表面12aの平面度が向上する(図3(a)参照)。
次に、単結晶基板12の温度(基板温度)を475℃まで降温して、III族原料ガス、V族原料ガス及びドーピングガスを上述のキャリアガスと共に、ノズル30から単結晶基板12上に約5分間供給する。それにより、単結晶基板12上には、100nmの厚さでn型AlGaNからなる中間層14が成長する(図3(b)参照)。なお、この中間層14を構成するAlGaNは、この段階では非晶質状態である。なお、中間層14の厚さは、中間層の成長条件を変化させて20nm以上200nm以下の厚さから適宜選択できるが、これより薄いと単結晶基板12を隙間無く覆うことが困難であり、これより厚いと積層される層の結晶性を損ねる事態が生じる。
ここで、表面に研磨傷が形成された基板上に単結晶状態の層をエピタキシャル成長させた場合には、そのエピタキシャル成長された層の表面にも研磨傷に起因する窪みができてしまうが、上述したように非晶質状態のAlGaNを単結晶基板12上に積層した場合には、単結晶基板12の表面12aの研磨傷はAlGaNによって埋められて表面は平坦になる。また、単結晶基板12の表面12aにAlGaNを単結晶状態で積層した場合には、単結晶基板12の表面12aに存在する研磨傷の部分において貫通転位が生成される事態が生じることがあるが、単結晶基板12上にAlGaNを非晶質状態で積層した場合には、そのような事態は有意に回避される。
そして、単結晶基板12上に非晶質状態のAlGaNからなる中間層14が積層された後、基板温度を1150℃まで昇温すると共に、その温度を20分間保持する熱処理を施す。それにより、中間層14を構成するAlGaNが非晶質の状態から単結晶の状態に変化して、単結晶からなる中間層14が形成される。このようにAlGaNの状態を変化させることにより、単結晶基板12の原子配列が高い確度で中間層14上に積層されるエピタキシャル層16に引き継がれる。そのため、このようにAlGaNの状態を変化させた場合、単結晶基板12の研磨傷に対応する部分には貫通転位等の結晶欠陥がほとんど形成されず、結晶性の良好な中間層14が得られる。
単結晶基板12上に中間層14を形成した後は、基板温度1150℃のまま、GaNエピタキシャル層16をエピタキシャル成長させることで、GaN基板10の作製が完了する(図3(c)参照)。なお、上述したとおり、中間層14表面は平坦化が図られているため、中間層14上に結晶性良くエピタキシャル成長されるGaNエピタキシャル層16の表面16aも平坦となっている。
以上の基板作製における熱処理をグラフに示すと図4に示したグラフとなる。図4は、基板温度と保持時間との関係を示したグラフである。なお、図4のグラフにおいて、縦軸は基板温度(℃)であり、横軸は時間(任意単位)である。
つまり、まずサーマルクリーニングのために基板温度を1050℃まで昇温して15分間(図中の矢印A)保持する。その後、非晶質状態のAlGaNを基板12上に積層させるために基板温度を475℃まで降温して5分間(図中の矢印B)保持する。このときの基板温度は、400℃以上600℃以下の温度範囲から適宜選択可能である。この温度範囲は、中間層14を構成するAlGaNが好適な非晶質状態となる温度範囲である。すなわち、この温度範囲より高温だと、単結晶の状態でAlGaNが単結晶基板12に積層されるため研磨傷が十分に埋まらず、この温度範囲より低温だと、異常成長が発生するため後段の熱処理を施してもAlGaNが単結晶とならない。
次に、AlGaNを非晶質の状態から単結晶の状態に変化させるために、基板温度を1150℃まで昇温して20分間(図中の矢印C)保持する。このときの基板温度は、900℃以上1150℃以下の温度範囲から適宜選択可能である。この温度範囲は、非晶質状態のAlGaNが好適な単結晶状態となる温度範囲である。すなわち、この温度範囲より高温だと非晶質状態のAlGaN層が分解してしまい、この温度範囲より低温だと単結晶化が有意におこなわれない。また、保持時間は10分以上30分以下から適宜選択可能である。この範囲は、非晶質状態のAlGaNが好適な単結晶状態となる範囲である。すなわち、この範囲より長いと非晶質状態のAlGaN層が分解してしまい、この範囲より短いと単結晶化が有意におこなわれない。
その後、その基板温度(1150℃)のまま、エピタキシャル層16が所定の厚さになる時間(図中の矢印D)だけ基板温度を保持する。このときの基板温度は、1000℃以上1200℃以下の温度範囲から適宜選択可能である。この温度範囲は、結晶性の良好なエピタキシャル層16が形成される温度範囲である。すなわち、この温度範囲より高温だとエピタキシャル層16が分解してしまい、この温度範囲より低温だと異常成長となってしまう。
以上、詳細に説明したように、上述したGaN基板10の作製方法においては、単結晶基板12上へのエピタキシャル層16の成長に先立ち、単結晶基板12上に非晶質状態のAlGaNを積層することで、表面の平坦化が図られる。そして、この非晶質状態のAlGaNを単結晶状態に遷移する熱処理を施すことで、単結晶状態の中間層14が形成される。この中間層14が高い確度で単結晶基板12の原子配列をエピタキシャル層16に引き継ぐため、中間層14上にエピタキシャル成長されるエピタキシャル層16の結晶性が良好となり、また、GaN基板10の表面16aは平坦となる。
そして、このような良好な結晶性を有するエピタキシャル層16を備えたGaN基板10により、優れたデバイス特性を有する発光デバイスが作製される。以下、GaN基板10を用いて作製される発光デバイスについて、図5を参照しつつ説明する。図5は、GaN基板10を用いて作製された発光ダイオード(発光デバイスの1つ)を示した概略断面図である。図に示すように発光ダイオード40は、GaN基板10上にデバイス構造42が形成されてなっている。デバイス構造42は、具体的には、GaN基板10の表面16aに近い方から、n型AlGaNクラッド層44、活性層46、p型AlGaNクラッド層48、p型GaN層50が順次積層された構造となっている。そして、単結晶基板12の下面12b及びp型GaN層50の上面40aに一対の電極52が取り付けられている。この発光ダイオード40は、良好な結晶性及び表面平坦性を有するエピタキシャル層16が用いられているため、結晶性よく作製され、優れたデバイス特性を有する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、中間層を構成するAlGaNは、Al0.5Ga0.5Nに限らず、AlxGa1-xN(0≦x<1)で示されるものから適宜選択可能である。
本発明の実施形態に係るGaN基板を示した概略断面図である。 基板の作製に用いた有機金属気相成長装置(OMVPE装置)を示した概略構成図である。 基板を作製する手順を示した図である。 基板作製時における基板温度と保持時間との関係を示したグラフである。 図1のGaN基板を用いて作製された発光ダイオードを示した概略断面図である。
符号の説明
10…GaN基板、12…単結晶基板、14…中間層、16…エピタキシャル層、16a…表面、40…発光ダイオード。

Claims (7)

  1. GaN単結晶基板上に、非晶質状態のAlxGa1-xN(0≦x<1)からなる中間層を形成する中間層形成ステップと、
    前記中間層が形成された前記GaN単結晶基板を加熱して前記中間層に熱処理を施し、前記中間層を構成する前記非晶質状態のAlxGa1-xNを単結晶化する中間層熱処理ステップと、
    前記熱処理が施された前記中間層上に、GaNエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル層形成ステップと
    を有するGaN基板の製造方法。
  2. 前記中間層形成ステップの際の基板温度が400℃以上600℃以下である、請求項1に記載のGaN基板の製造方法。
  3. 前記中間層熱処理ステップの際の基板温度が900℃以上1150℃以下である、請求項1又は2に記載のGaN基板の製造方法。
  4. 前記中間層熱処理ステップにおいて、前記中間層に施す熱処理の時間が10分以上30分以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のGaN基板の製造方法。
  5. 前記エピタキシャル層形成ステップの際の基板温度が1000℃以上1200℃以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のGaN基板の製造方法。
  6. 前記中間層形成ステップの際にSiをドーピングして前記中間層をn型にする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のGaN基板の製造方法。
  7. 前記中間層の層厚が20nm以上200nm以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のGaN基板の製造方法。
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