JP2005032285A - 光ディスク再生装置および方法 - Google Patents

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Akihiro Mitani
晶宏 三谷
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Abstract

【課題】マルチセッションディスクにおいては、セッションごとの反射率が異なる場合があり、単一の再生条件でデータの読込みを行うと、読み込みエラーが発生することがあった。
【解決手段】レーザ35から光ディスク1に向けてレーザを照射し、その反射光を受光部34で受光する。この反射光量が信号処理手段53の入力で一定になるように信号増幅手段54のゲインを加減する。セッションが変わった際には再度反射光量を測定し、前セッションと反射率が異なる場合にはゲインの再設定を行う。これによりセッションで反射率が異なるディスクにおいても、セッション毎にゲイン設定ができ、良好にデータを読み込むことができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクを再生する再生装置および再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ディスク再生装置では、始めの立ち上げ時にサーボ学習を行い、以降その学習値を用いて制御を行っていた。
【0003】
また、マルチセッション記録を行う際には、セッション毎にレーザーパワーの調整を行って、レーザーパワーを最適化する方法も提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−147701号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の光ディスク再生装置においては、マルチセッションディスクを再生する際に、セッションごとのサーボ学習は行われていなかった。CD−ROMとCD−Rのハイブリッドディスクなど、1stセッションがCD−ROMで、2ndセッション以降がCD−R、CD−RWの媒体となっているディスクでは、セッション毎に記録面の状態が違うことになり、従来の技術のように1箇所だけ学習していたのでは各セッションを良好に再生することが困難である。
【0006】
また、マルチセッションディスクでは、追記が可能であることから、複数の違う光ディスク記録機器で書かれることもあり、この場合も、セッション毎に記録状態が違うことになり、読みとりデータエラーが発生する可能性がある。
【0007】
本発明は、上記ハイブリッドディスクや記録状態がセッション毎に違う媒体でもエラーなしで再生出来ることを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の光ディスク装置は、ピックアップが移動してセッションが変わる毎に、サーボ学習を行うサーボ手段を備えており、セッション間で記録媒体や記録状態が違っても、エラー無しで再生出来るように構成したものである。
【0009】
また、セッション間を行き来する場合は、一度学習したセッションのサーボ学習値をメモリに覚えておき、再度該セッションにきたときには、メモリからサーボ学習値を読み出して使うことにより、冗長な学習を除く構成にすることも出来る。
【0010】
また、セッションが変化しても、ディスク反射率やウォブル周波数を監視することで、同じ媒体や同じ記録状態であると判断した場合は、サーボ学習を省き、立ち上げ時間短縮も考慮することが出来る。
【0011】
これにより、セッション間で記録媒体や記録状態が違っても、エラー無しで再生出来る光ディスク装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、リードインエリアと、該リードインエリアに続くデータエリアと、該データエリアに続くリードアウトエリアからなるセッションが複数記録されたマルチセッションディスクの再生において、光ディスクからデータを読み出すピックアップと、ピックアップを制御するサーボ手段とを備え、サーボ手段は、セッション毎にサーボ学習を行うとしたものであり、セッション間で記録媒体や記録状態が違っても、エラー無しで再生出来るという作用を有する。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、サーボ手段は、セッションが変わる毎にディスクの反射率を測定し、セッションが変わる前後において反射率が所定の値よりも大きく変化したときのみサーボ学習を行うとしたものであり、セッションが変化しても、ディスク反射率などのパラメータを監視することで、同じ記録状態であると判断した場合は、サーボ学習を省き、立ち上げ時間短縮をすることが出来るという作用を有する。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、サーボ手段は、セッションが変わる毎にディスク上のウォブル周波数を測定し、セッションが変わる前後において周波数が所定の値よりも大きく変化したときのみサーボ学習を行うとしたものであり、セッションが変化しても、同じ記録面であると判断した場合は、サーボ学習を省き、立ち上げ時間短縮をすることが出来るという作用を有する。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3記載の発明において、サーボ手段は、サーボ学習により得られたサーボ学習値をセッションと関連付けて記憶する記憶手段を備えており、一度サーボ学習が行われたセッションにおいては、記憶手段に記憶されたサーボ学習値を用いるとしたものであり、セッション間を行き来する場合は、一度学習したセッションのサーボ学習値をメモリに覚えておき、再度該セッションにきたときには、メモリからサーボ学習値を読み出して使うことにより、冗長な学習を除き、立ち上げ時間短縮を図ることが出来るという作用を有する。
【0016】
請求項5に記載の発明は、リードインエリアと、該リードインエリアに続くデータエリアと、該データエリアに続くリードアウトエリアからなるセッションが複数記録されたマルチセッションディスクの再生において、セッション毎にサーボ学習を行う方法であり、セッション間で記録媒体や記録状態が違っても、エラー無しで再生出来るという作用を有する。
【0017】
以下本発明の実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。
【0018】
図1は本発明の第1の実施の形態における光ディスク再生装置のブロック図を示し、1は光ディスク、2はスピンドルモータ、3はピックアップ、4は3ピックアップをディスク半径方向に移動させるトラバース、5はディスクのサーボ制御を行うサーボ手段として機能するサーボ回路、6はマイコン、7はマイコンに繋がるメモリ、8はトラバース4が光ディスク1の最内周に位置することを検出する為の内周検出スイッチを示している。
【0019】
図2はピックアップ3とサーボ回路5の詳細を示し、31はレンズ、32はトラッキング方向にレンズを動かすトラッキングコイル、33はフォーカス方向にレンズを動かすフォーカスコイル、34はディスクからの反射信号を受光する受光部、35はレーザ、51はフォーカスコイル33を制御するフォーカスコイル制御手段、52はトラッキングコイル32を制御するトラッキングコイル制御手段、53は受信した信号を処理する信号処理手段、54は受光部34からの信号を増幅する信号増幅手段、55はCD−R、CD−RW等の記録メディアのトラックに刻まれたウォブルを検出してウォブル周波数を測定する手段を示している。
【0020】
以上のように構成された光ディスク再生装置において、以下その動作について図3および図4を用いて説明する。図3は本実施の形態における光ディスク再生装置の動作を表すフローチャートである。図4はサーボ学習のタイミングを説明する図であり、図4(a)は第1セッションがCD−ROMで第2セッションがCD−Rで構成されたマルチセッションディスクの領域を示している。
【0021】
まずディスクの立ち上げ時は、トラバース4をセッション1のTOCエリア付近に移動させる。CDの最内周TOC位置はディスクの46mm〜50mm(+0、−0.2)と規格で規定されている為、トラバース4を内周検出スイッチ8がONとなるまで内周へ送り(101)、その位置から一定時間外周へ送ればほぼセッション1の先頭付近である(102)。
【0022】
その後ディスクの反射状態に合わせて、サーボ学習を行う。図4(a)において、第1セッションのリードインエリアで初回の学習が行われることになる。具体的には、レーザ35から光ディスク1に向けてレーザを照射し、その反射光を受光部34で受光する。その時の反射光量を測定し、その値をセッション1の反射率としてメモリ7に記録しておく(103)。
【0023】
この反射光量が信号処理手段53の入力で一定になるように信号増幅手段54のゲインを加減する(104)。この信号処理手段53の入力で一定になるように信号増幅手段54のゲインを加減することをサーボ学習と呼ぶことにする。
【0024】
また、フォーカス系、トラッキング系にも別々に同様な処理を行うことも可能であり、この場合は精度の高い学習が出来ることになる。
【0025】
サーボ学習が終了した後、TOC情報を読み込む(105)。
【0026】
TOC情報には次のセッションのプログラム開始時間が書かれているので、その位置へトラバース4を移動させる(106,107)。
【0027】
次のプログラム開始時間が書かれていない場合は、次のセッションが存在しないので、そこでTOC読み込みは終了させる。次のセッション(セッションn+1と記述する)が有る場合は、トラバース4がセッションn+1の位置に移動した後、再度反射光量を測定する(108)。図4(a)において、第2セッションのリードインエリアで再学習が行われることになる。その時前回のセッション(セッションnと記述する)がメモリ7に記録した反射率と比べ、変化が大きくなければ、セッションnの反射率とセッションn+1の反射率は同等だと考え、セッションnとセッションn+1は同じ学習値とし、学習動作を省く。すなわちセッションnの学習値をセッションn+1の学習値として使用する(110)。
【0028】
逆に、セッションnとセッションn+1の反射率が大きく違った場合(109)には、上記と同様なサーボ学習を行わせる(111)。そしてその学習値をメモリ7に保存し、次回のセッションに備える(112)。
【0029】
例えば図4(a)において、第1セッションにおける反射率が大きく、第2セッションにおける反射率が小さくなった場合には、図4(b)に示すように、第1セッションは反射率が大きい場合のゲイン設定を行われ、第2セッションは反射率が小さい場合のゲイン設定が行われる。また、図4(c)に示すように、第1セッションがCD−ROMで、第2セッションがCD−RWの場合であっても同様に学習処理が行われる。
【0030】
上記により、次のセッションが前回のセッションと違う反射率だった場合でも、サーボ学習を行っているので、次のセッションも読み込みが出来ることになる。
【0031】
尚、反射率が違うと、アクセス出来なくなる場合がある。この場合もアクセス出来なくなった場所で反射率の測定を行い、サーボ学習を行えば良い。
【0032】
また、セッション毎に学習したサーボ学習値をメモリ7へ保持しておくことで、再度同じセッションにトラバース4が来たときに、メモリ7からサーボ学習値を読み出すことで、サーボ学習をせずにサーボ学習値を合わせることが出来る。図5に、セッションごとにサーボ学習値が記録されている様子を示す。例えばセッション1、セッション2、セッション3と再生すると、それぞれのサーボ学習値が学習値1、学習値2、学習値3と記録される。次にセッション1を再生する際には、メモリ7に記録された学習値1を使用することで、サーボ学習を省略することができる。
【0033】
また、反射率の代わりに、記録面に記録されているウォブル信号で判断することも出来る。例えば、セッション1がCD−ROM、セッション2以降がCD−Rメディアだった場合、ウォブル信号はCD−ROM面には記録されておらず、CD−R面にだけ記録されている。この場合、ウォブル周波数を測定すると、CD−ROM部分では検知出来ず、CD−R、CD−RWの部分にだけ周波数成分が検出出来る。
【0034】
セッションが変わった時に、このウォブル周波数を測定し、周波数が変化した時にのみサーボ学習を行ってもよい。
【0035】
以上のように本実施形態によれば、反射率の違うセッションでもサーボがかけられることになり、正しいゲイン配分でサーボをかけることが出来、データの読み込みも安定することとなる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、反射率の違うセッションでもサーボがかけられることになり、正しいゲイン配分でサーボをかけることが出来、データの読み込みも安定することとなる。また、セッション1がCD−ROM、セッションn
以降がCD−R、CD−RWといった変則的なメディアでも、データ読み込みが出来るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による光ディスク再生装置のブロック図
【図2】図1の3ピックアップと5サーボ回路のブロック図
【図3】本発明の一実施の形態による光ディスク再生装置のフローチャート
【図4】サーボ学習のタイミングを示す図
【図5】メモリ内容を示す図
【符号の説明】
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 ピックアップ
4 トラバース
5 サーボ回路
6 マイコン
7 メモリ
8 内周検出スイッチ
31 レンズ
32 トラッキングコイル
33 フォーカスコイル
34 受光部
35 レーザ
51 フォーカスコイル制御手段
52 トラッキングコイル制御手段
53 信号処理手段
54 信号増幅手段
55 ウォブル周波数測定手段

Claims (5)

  1. リードインエリアと、該リードインエリアに続くデータエリアと、該データエリアに続くリードアウトエリアからなるセッションが複数記録されたマルチセッションディスクの再生において、
    光ディスクからデータを読み出すピックアップと、
    前記ピックアップを制御するサーボ手段とを備え、
    前記サーボ手段は、セッション毎にサーボ学習を行うことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. サーボ手段は、セッションが変わる毎にディスクの反射率を測定し、セッションが変わる前後において反射率が所定の値よりも大きく変化したときのみサーボ学習を行うことを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。
  3. サーボ手段は、セッションが変わる毎にディスク上のウォブル周波数を測定し、セッションが変わる前後において周波数が所定の値よりも大きく変化したときのみサーボ学習を行うことを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生装置。
  4. サーボ手段は、サーボ学習により得られたサーボ学習値をセッションと関連付けて記憶する記憶手段を備えており、
    一度サーボ学習が行われたセッションにおいては、前記記憶手段に記憶されたサーボ学習値を用いることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の光ディスク再生装置。
  5. リードインエリアと、該リードインエリアに続くデータエリアと、該データエリアに続くリードアウトエリアからなるセッションが複数記録されたマルチセッションディスクの再生において、セッション毎にサーボ学習を行うことを特徴とする光ディスク再生方法。
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