JP2005031658A - 光制御部材を使用した表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

光制御部材を使用した表示装置及び表示装置の製造方法 Download PDF

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貴 秋山
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Abstract

【課題】 光制御部材が携帯に適すようにより薄型であり、しかも製造コストを安くできる表示装置及びその製造方法、並びに表示装置を構成する装置構成部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 第1の透明基板(16)と第2の透明基板(19)の間に、シール部材(24)でシールされた状態で液晶を封入して紫外線を透過できる液晶セル(54)を作り、この液晶セルを紫外線硬化樹脂(52)が滴下された光制御部材製造用の金型(50)の中に挿入し、紫外線硬化樹脂を押圧して液晶セルに接着する。この状態で、金型内の液晶セルに金型の外から紫外線を照射して、紫外線硬化樹脂を液晶セルに接着した状態で硬化させる。この後、液晶セルを金型から取り出せば、光制御部材(120)を液晶セルの上に直接形成することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、表示装置及び表示装置の製造方法、並びに表示装置を構成する装置構成部材の製造方法に関するものである。特に、液晶セルのような電気の作用により透過光量を制御できる電気光学変換部材を備えた表示装置であって、光の屈折を制御する光制御部材を備えた表示装置及びその製造方法、並びに表示装置を構成する装置構成部材の製造方法に関するものである。
現在までに表示装置として液晶表示装置は、低消費電力、薄型、軽量などの特徴を生かして様々な分野で急速に発展してきた。特に、近年の普及率が高まっている携帯電話等の携帯情報端末機器では、そのほとんどに液晶表示装置が採用されている。
また、携帯情報端末機器に採用される液晶表示装置は、電池寿命を長くするために低消費電力化が重視されている。しかし、液晶表示装置は、それ自身が発光する表示装置でないために、十分な外光を得ることができない暗い環境では表示が視認しづらくなってしまう。そこで、携帯情報端末機器では一般に、補助光源として液晶セルに対して看視者と反対側に配設されたバックライトを装備している。バックライトを装備したタイプの液晶表示装置には、透過型と半透過反射型ある。しかし、これらの型の液晶表示装置は光の利用効率が非常に悪いという問題があった。
そのため、液晶セルに対して看視者と同じ側に配設されたフロントライトを補助光源とする1枚の偏光板を用いた反射型液晶表示装置も提案されている。しかし、フロントライトの光を導く導光板は、液晶パネルを視認する側に配置されるため、導光板の厚み分だけ液晶表示装置が厚くなってしまうという問題がある。通常、導光板は1mm程度の物を用いるので最低でも1mmは厚くなる。また、フロントライトを採用する場合は、凹凸が形成された導光板が用いられるために、導光板を傷から守る風防を導光板の外部に設ける必要があり、液晶表示装置の厚さが更に増大するという問題点がある。実際には、風防の厚さを考慮すると、液晶パネル上に3mmもの余分な厚さが必要になる。
そこで、補助光源を液晶表示装置の側面に配置した液晶表示装置が、例えば特許文献1に提案されている。この液晶表示装置は、装置の外側に反射層が配設された反射型である。このような反射型の液晶表示装置には、2枚の透明基板の間にシール部でシールされた液晶層がある。一方の透明基板の外側には、両面接着剤で支持された第1の偏光部材があり、この第1の偏光部材と第1の透明基板の間にある空間には光制御部材が設けられている。他方の透明基板の外側には第2の偏光板が積層されており、この第2の偏光板の外側に、反射層が形成されている。
光制御部材は、光の入射角が面に垂直に近い場合は光を透過させ、光の入射角が水平に近い場合は反射させる機能を備えるものであり、液晶層を通過する光量を増やすものである。光源は重ね合わされた透明基板の側面に密接して設けられており、光制御部材がこの光源からの光を液晶方向に反射するように構成されている。
特開2001−33766号公報
しかしながら、前述の光制御部材は、第1の透明基板の上に光学フィルムを第1の透明基板の上に貼り付けられているが、光制御部材の第1の透明基板上における位置にずれが生じると、第1の透明基板の上に接着剤等を介して支持される第1の偏光部材の接着剤等が、光制御部材の凹凸部の、一方の端部に乗り上げることになり、第1の偏光部材が第1の透明基板に対して傾くことにより、液晶表示部材の厚さが厚くなるという問題があった。更に、光制御部材の上に配設される接着剤の配設工程で接着剤の配設位置がズレても同様の問題が生じる。また、光制御部材の第1の透明基板上における位置が正確でも、接着剤の位置にずれがある場合も、同様の理由で第1の偏光部材が第1の透明基板に対して傾くことにより、液晶表示部材の厚さが厚くなるという問題があった。
更に、接着剤等が第1の透明基板ではなく光制御部材上に位置すると、接着対象が変わってしまい設定した接着強度が変わってしまうという問題も生じていた。その上、第1の偏光部材が傾くと、第1の透明基板から遠い方で表示のにじみが生じ、表示画像が明瞭でなくなるという問題点もあった。
本発明の目的は、光制御部材が携帯に適すようにより薄型であり、しかも製造コストを安くできる表示装置及びこの製造方法、並びに表示装置を構成する装置構成部材の製造方法を提供することである。また、本発明の別の目的は、第1の透明基板上に光制御部材を設けても、第1の透明基板上に配置する第1の偏光部材が第1の透明基板に対して傾かない構造の表示装置を提供することである。
前記目的を達成する本発明には、以下の第1から第22の形態がある。
第1の形態は、表示装置であって、以下を備える:電極を備えた第1の透明基板、電極を備えた第2の透明基板、第1と第2の透明基板の間に電気の作用により光学特性が変化する電気光学変換部材を封入してなる表示セル、第1の透明基板の電気光学変換部材側の面の反対側である外側に直接形成された、紫外線硬化樹脂よりなる光制御部材。
第2の形態は、第1の形態の表示装置において、電気光学変換部材は、第1と第2の透明基板の透明電極が配設された側の間に封入され、紫外線を透過可能であり、光制御部材は、第2の透明基板の電気光学変換部材に接する面の反対側から紫外線を照射することにより、第1の透明基板の外側に直接形成する。
第3の形態は、第1の形態の表示装置において、更に、少なくとも第1の透明基板の端面に光源を備えており、光制御部材は、光源が設けられた側の第1の透明基板の一辺に平行な複数条の溝により凹凸形状になっている。
第4の形態は、第3の形態の表示装置において、溝がV字状の溝である。
第5の形態は、第1の形態の表示装置において、光源に近い側の光制御部材の最大の高さが、遠い側の光制御部材の高さより低い。
第6の形態は、第1の形態の表示装置において、光制御部材の第1の透明基板との反対側である外側に、スペーサで支持された第1の偏光部材を設け、スペーサの第1の偏光部材を支持する面が光制御部材よりも高い位置にある。
第7の形態は、第6の形態の表示装置において、表示装置の画像表示部の周囲において、スペーサが、光制御部材と同じ材料で形成されている。
第8の形態は、第1の形態の表示装置において、第1の透明基板の外側に形成された光制御部材が、第1の透明基板の全面に形成されている。
第9の形態は、第6の形態の表示装置において、スペーサは、光制御部材の凹凸部の上に乗り上げた状態で配設された接着部材である。
第10の形態は、第6の形態の表示装置において、スペーサは、表示装置の表示領域を囲む枠状の領域の少なくとも一辺の領域に配設されている。
第11の形態は、第10の形態の表示装置において、一辺は、表示領域を囲む辺の光源から最も離れた一辺である。
第12の形態は、第1の形態の表示装置において、第1の透明基板に、第2の透明基板から突出する部分が設けられており、第1の透明基板の外側に形成された光制御部材が、第1の透明基板の突出部分以外の全面に形成されている。
第13の形態は、第1の形態の表示装置の製造方法であって、以下のステップを有する、紫外線を透過可能な表示セルを作成し、光制御部材の形状に窪んだ金型に、紫外線硬化樹脂を配設し、金型内の紫外線硬化樹脂の上に、表示セルを紫外線硬化樹脂に重なるように配置し、表示セルの紫外線硬化樹脂の反対の面から紫外線を照射し、表示セルを透過した紫外線で紫外線硬化樹脂を硬化し、表示セルを金型から取り出し表示セル上に光制御部材を形成する。
第14の形態は、第1の形態の表示装置において、表示セルは第1の透明基板と第2の透明基板の間に液晶を封入し、液晶が第1の透明基板と前記第2の透明基板の間から漏れるのを防止するシール部材を配設する。
第15の形態は、第13の形態の表示装置の製造方法であって、金型に配置する表示セルは、単独の前記表示セルである。
第16の形態は、第13の形態の表示装置の製造方法であって、金型に配置する表示セルは、複数個の表示セルの集合体である。
第17の形態は、第15の形態の表示装置の製造方法であって、更に、表示セルの集合体を切断して単独の表示セルを形成するステップを備える。
第18の形態は、第1の形態の表示装置の製造方法であって、以下のステップを有する、第1の透明基板に、少なくとも電極を形成し、光制御部材の形状に窪んだ金型に、紫外線硬化樹脂を配設し、金型内の紫外線硬化樹脂の上に、電極を形成した第1の透明基板を第1の透明基板が紫外線硬化樹脂に重なるように配置し、第1の透明基板の紫外線硬化樹脂の反対側の面から紫外線を照射し、第1の透明基板を透過した紫外線で紫外線硬化樹脂を硬化し、第1の透明基板を金型から取り出し第1の透明基板の上に光制御部材を形成し、その後に第2の透明基板と貼り合わせ、電気光学変換部材を狭持する。
第19の形態は、第18の形態の表示装置の製造方法であって、第1の透明基板の上に配設された電極の上に配向膜を配設する。
第20の形態は、第18の形態の表示装置の製造方法であって、金型に配置する電極を形成した第1の透明基板は、単独の第1の透明基板である。
第21の形態は、第18の形態に記載の装置構成部材の製造方法であって、金型に配置する電極を形成した第1の透明基板は複数個の第1の透明基板の集合体である。
第22の形態は、第21の形態の表示装置の製造方法であって、更に、第1の透明基板は集合体を切断して単独の第1の透明基板を形成するステップを備える。
本発明の好適な実施例を説明する前に、従来の光制御部材を使用する液晶表示装置及びその製造方法を、図1及び図2を用いて説明する。
図1(a)は特許文献1に示される液晶表示装置1を示している。この液晶表示装置1は、装置1の外側に反射層27が配設された反射型である。液晶表示装置1では、第1の透明基板16と第2の透明基板19の間にシール部24でシールされた液晶層26がある。液晶層26の厚さは5μm程度である。第1の透明基板16の外側には、スペーサ21で支持された、第1の偏光板12と位相差板14からなる第1の偏光部材10がある。スペーサ21の代わりに、基材の両面に接着剤が塗布された支持部材が使用されることもある。スペーサ21で支持された第1の偏光部材10と第1の透明基板16の間の空間3には光制御部材120が設けられている。第2の透明基板19の外側には第2の偏光板108が積層されており、この第2の偏光板108の外側に反射層27が形成されている。
光制御部材120は、厚さ100μm程度のフィルムが、第1の透明基板16の上に直接、或いは接着剤で貼付して形成されている。光制御部材120は、光源122が設けられた辺に対して垂直な方向に凹凸になっており、この凹凸部は、光源122のある辺に平行であり、いずれの箇所でもその断面が同じ形状(三角形状の突部形状)になるように等間隔の複数条の溝として形成されている。また、凹凸部は、光源122側からの傾斜角が仰角4.6°で長さ245μmの一辺と、そこから傾斜角が伏角20°で長さ55μmの一辺とを備えている。このときの二辺で形成される山の高さは20μmである。光制御部材120には、この山が0.3mmピッチで繰り返されて形成されている。
以上のように構成された光制御部材120は、光の入射角が面に垂直に近い場合は光を透過させ、光の入射角が水平に近い場合は反射させる機能を備えるものである。
光源122は、第1の透明基板16と第2の透明基板19の側面に密接して設けられている。光源122から出射された光のうち、反射層27に向かった光126は反射層27で反射され、光制御部材120を通過して外部に出射される。また、光源122から出射されて光制御部材120に向かった光124は、光制御部材120で一旦液晶層26側に反射され、反射層27で再度反射された後に、光制御部材120を通過して外部に出射される。また、外部から入射した光128は、光制御部材120は通過し、反射層27で反射されて外部に出射される。
図1(b)は従来の散乱型の液晶表示装置2の構成を示すものであり、図1(a)に示した反射型の液晶表示装置1と同じ構成部材には同じ符号を付してある。図1(b)に示される液晶表示装置2は、図1(a)に示される液晶表示装置1と同様に、第1の透明基板16と第2の透明基板19の間にシール部24でシールされた液晶層26があるが、この液晶層26に使用される液晶が電圧により光の散乱と光の透過を制御できる散乱型である点のみが異なっている。
第1の透明基板16の外側には、液晶表示装置1とは異なり、第1の偏光板12と位相差板14からなる第1の偏光部材10は設けられていないが、第1の透明基板16の上には、液晶表示装置1と同様の光制御部材120が設けられている。
光源122は、第1の透明基板16と第2の透明基板19の側面に設けられている。光源122から出射された光のうち、光制御部材120に向かったものは光制御部材で反射され、第1の透明基板16、液晶層26、及び第2の透明基板19を経て外部(図1(b)の下方)に出射される。また、光源122から出射された光のうち、第2の透明基板19から外に出ようとするものは、第2の透明基板で反射されて光制御部材120に向い、光制御部材で反射されて第1の透明基板16、液晶層26、及び第2の透明基板19を経て外部(図1(b)の下方)に出射される。
図2は、特開平2001−83304号公報に示される光制御部材150の例を示すものである。この例の光制御部材150は、平坦部152上に凹凸部150が形成された光学フィルムから構成されている。フィルム強度の関係からこの平坦部152には少なくとも数十μmの厚さが必要である。
このため、特開平2001−83304号公報に記載された光学フィルムを図1(a)に示される液晶表示装置1に使用すると、液晶表示装置1の厚さが厚くなっていた。また、光学フィルムが液晶表示装置の製造工程の初期に貼り合わせられるために、後の工程で使用する薬品に対する耐性、後の工程で加えられる熱に対する耐性が光学フィルムに必要となり、光学的に望ましい材料を選択出来なかった。
また、図1(a)及び(b)は、光学フィルム120が第1の透明基板16の上の正しい位置に配置された場合を示しているが、図1(a)と同じ構成を示す図3に示されるように、光学フィルム120が第1の透明基板16の上の正しい位置に配置されず、例えば、図の右側に位置44ズレを起こすと、スペーサ21が光制御部材120の上に乗り上げてしまう。この結果、第1の偏光部材10が第1の透明基板16に対して平行でなくなり、液晶表示装置1の厚さが増すと共に、スペーサ21の接着対象が変わって接着強度が変わる問題となっていた。
また、光学フィルム120が第1の透明基板16の上の正しい位置に配置されても、スペーサ21の一部又は全部が光学フィルム120の上に乗り上げて貼付されると、同様に第1の偏光部材10が第1の透明基板16に対して傾いてしまう。更に、第1の偏光部材10が傾いたことにより、第1の透明基板16から遠い側で、表示のにじみが発生し、表示画像が明瞭でなくなるという問題点もあった。
本発明は以上のようなこれまでの液晶表示装置における問題点を解消するものである。以下に、光制御部材を薄型に形成すると共に、製造コストを低くできる本発明の液晶表示装置、及びこの製造方法について説明する。なお、本発明の実施例の説明においては、説明を分かりやすくするために、図1(a)から図3で説明した従来の液晶表示装置1、2と、同じ構成部材については同じ符号を付して説明する。
図4(a)は、本発明の液晶セルの第1の実施例を備えた液晶表示装置1Aの構成を示すものである。液晶表示装置1Aでは、第1の透明基板16と第2の透明基板19の間にシール部24でシールされた液晶層26がある。液晶層26の厚さは5μm程度である。第1の透明基板16の外側には、スペーサ21で支持された、第1の偏光板12と位相差板14からなる第1の偏光部材10がある。スペーサ21で支持された第1の偏光部材10と第1の透明基板16の間の空間3には光制御部材120が設けられている。第2の透明基板19の外側には第2の偏光板108が積層されており、この第2の偏光板108の外側に反射層27が形成されている。なお、第1の透明基板16と第2の透明基板19の液晶層26を挟む面には、透明電極や配向膜等が形成されているが、この実施例ではその図示を省略してある。光源122は第1の透明基板16と第2の透明基板19の1つの側面に配設されており、LED又は蛍光管を用いて構成されている。
この実施例の光制御部材120は、紫外線硬化樹脂を材料としており、第1の透明基板16の上に直接形成されている。光制御部材120の第1の透明基板16と反対側の面には凹凸があり、この凹凸部は、等間隔の複数条のV字溝として形成されており、光源122が設けられた辺に平行である。また、凹凸部は、光源122側からの傾斜角が仰角4.6°で長さ245μmの一辺と、そこから傾斜角が伏角20°で長さ55μmの一辺とを備えている。このときの二辺で形成される山の高さは20μmである。光制御部材120には、この山が0.3mmピッチで繰り返されて形成されている。なお、これらの数値は一例であり、液晶パネルのサイズ、画素数等により角度や形状は異なるものである。
以上のように構成された光制御部材120は、光の入射角が面に垂直に近い場合は光を透過させ、光の入射角が水平に近い場合は反射させる機能を備えるものである。光制御部材120の機能による光の透過、反射については図1(a)で説明したので、ここでは省略する。また、光制御部材120の第1の透明基板16の上への形成方法については後述する。この実施例のスペーサ21は第1の偏光部材10と第1の透明基板16に対して接着能力を有する接着部材で構成した。この接着部材は接着剤だけで構成しても良いし、基材の両端に接着剤を有する構成でも良い。
この実施例の液晶表示装置1Aは、図の上方が視認側であり、第1の透明基板16は、第2の透明基板19に対して光源122の反対側に延長されており、その延長部の下面には液晶表示装置1Aを駆動する集積回路36が導電粒40を含む異方性導電膜38によって接続されている。
図4(b)は、本発明の液晶セルの第2の実施例を備えた液晶表示装置1Bの構成を示すものである。液晶表示装置1Bが液晶表示装置1Aと異なる点は、光制御部材120の形状である。液晶表示装置1Aでは、光制御部材120の連続する三角形の断面形状は、光源122側と集積回路36が設けられている側とでは同じであった。一方、液晶表示装置1Bでは、光制御部材120の連続する三角形の断面形状は、光源122側が小さく、集積回路36側が大きい。即ち、三角形の高さは、光源122側に比べて集積回路36側の方が大きくなっている。この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。
そして、三角形の高さは、光源122側から集積回路36に近づくにつれ順次高くなるよう設定されている。これは、光源122から照射される光は、光源122から遠ざかるにつれて次第に弱くなり、集積回路36側で最も弱くなる。これに対して、光制御部材120における三角形状の断面積が大きい方が小さいものよりも光の屈折量が大きいため、断面積が大きい三角形の方がより多くの光を反射する。このため、光源122からの光は集積回路36側で弱くなるが、その分光制御回路120で多く反射されるため、第1の透明基板16の―辺に配置した光源122による液晶セル54表示面の照射光輝度を均一化することが出来る。
図4(b)に示すような形状の光制御部材120は、予め金型の面にこのような形状を彫り込んでおけば製造は容易に実現出来る。なお、図4(a)に示される光制御部材120では、光制御部材120の全面にわたって三角形の高さが高くなっているが、光学特性により、三角形の一部を高くあるいは順次高くしても良く、直線的に高さを変化するだけでなく、2乗曲線などの曲率を持たせた高さ変化を三角形の高さに持たせても良い。また、反射させる光量を多くする場合には、三角形の高さを高くするほか、三角形の配設密度を密にしても良い。
図5(a)は、本発明の液晶セルの第1の実施例を備えた液晶表示装置1Aの変形例の構成を示すものである。この図に示される液晶表示装置1Aが図4(a)に示される液晶表示装置1Aと異なる点は、第1の偏光部材10を支持するスペーサ21である。このスペーサ21は、所定の高さを有する基材60からなり、この基材60の上下の面が接着剤62によってそれぞれ第1の透明基板16と第1の偏光部材10に接着されている。この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。
図5(b)は、本発明の液晶セルの第2の実施例を備えた液晶表示装置2Bの変形例の構成を示すものである。この図に示される液晶表示装置1Bが図4(b)に示される液晶表示装置1Bと異なる点は、第1の偏光部材10を支持するスペーサ21が、図5(a)と同様の構成の接着部材22に変更になった点である。この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。
このように、第1の偏光部材10の支持を基材60を有する接着部材22で行うと、基材60の高さが一定であるので、第1の偏光部材10と第1の透明基板16との間に所定の空間3を確保することができる。
図6(a)は、本発明の液晶セルの第3の実施例を備えた液晶表示装置1Cの構成を示すものである。この図に示される液晶表示装置1Cが図4(a)に示される液晶表示装置1Aと異なる点は、光制御部材120の第1の透明基板16の上への配置状態のみである。図4(a)に示した実施例の液晶表示装置1Aでは、光制御部材120は両面接着剤120の内側部分に設けられていた。一方、この図6(a)に示される実施例の液晶表示装置1Cでは、光制御部材120が符号120Fで示す部分まで拡張されている点が異なる。この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。
このため、スペーサ21は光制御部材120の拡張部120Fの上に設けられ、光制御部材120と第1の偏光部材10とを接着している。このように光制御部材120に拡張部120Fを形成すると、スペーサ21は光制御部材120の上に貼付すれば良い。従って、図4(a)に示される液晶表示装置1Aでは、スペーサ21が光制御部材120に重ならないように、スペーサ21を正確に第1の透明基板16の上に貼付する必要があったが、この実施例では、スペーサ21が光制御部材120の上に貼付されるので、光制御部材120を正確に第1の透明基板16の上に形成する必要がなくなる。この実施例のスペーサ21は第1の偏光部材10と光制御部材120に対して接着能力を有する接着部材で構成した。この接着部材は接着剤だけで構成しても良いし、基材の両端に接着剤を有する構成でも良い。
図6(b)は、本発明の液晶セルを備えた液晶表示装置1Dの構成を示すものである。図6(b)に示される液晶表示装置1Dが図6(a)に示される液晶表示装置1Cと異なる点は、光制御部材120の形成位置である。図6(b)に示される液晶表示装置1Dでは、光制御部材120が集積回路36が設けられた部分の第1の透明基板16の上にまで延長されている。この実施例でも、スペーサ21を正確に第1の透明基板16の上に貼付する必要がなくなる。この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。
図7(a)から図7(e)は、本発明の液晶セルの製造方法の一つの例を示す工程図である。
図7(a)は、金型50に光硬化型の樹脂52を適量滴下した状態を示すものである。金型50は、その底面に光制御部材120の凹凸部に相当するV字溝51が形成されている。このV字溝51は、金型50の底面に等間隔で連続して設けられている。V字溝51の断面形状の三角形は、直角三角形、2等辺三角形、不等辺三角形の何れでも良い。また、光硬化型の樹脂52には、例えばアクリル系の紫外線硬化型接着樹脂を用いることができる。
一方、この金型50に光硬化型の樹脂52を適量滴下する工程と平行して、或いは先に、第1の透明基板16と第2の透明基板19を重ね合わせ、両基板の間に液晶層26を枠状のシール部24でシールした液晶セル54を用意しておく。この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。そして、この液晶セル54を、図7(b)に示すように、その第1の透明基板16が金型50に対向するようにして金型50の中に挿入して押圧する。このとき、金型50内の樹脂52は第1の透明基板16に押されて金型50内に広がり、全ての溝51に入り込む。樹脂52の総量は、金型50の溝51の体積に等しいことが望ましい。しかしながら、溝51が樹脂52で完全に充填される必要があることから、通常は、溝51の体積よりも樹脂52の総量を多くしておき、金型50には余った樹脂52の逃げ溝(図示せず)を形成しておいて、溝51からはみ出た余分な樹脂52を除去するようにしている。
図7(c)は金型50内の溝51が、第1の透明基板16に接しながら完全に樹脂52で充填された状態を示している。この実施例では、この状態で、液晶セル54の外側に設けた紫外線を発生する光源58によって、液晶セル54の第2の透明基板19側から紫外線を液晶セル54に照射する。このとき、液晶セル54は液晶層も含めて透明であり、紫外線を透過するため、紫外線は液晶セル54を透過して樹脂52に照射される。この結果、樹脂52は第1の透明基板16に接着したまま、紫外線によって硬化する。
このようにして、樹脂52が第1の透明基板16に接着した状態で硬化した後に、図7(d)に示すように、液晶セル54を金型50から剥離すると樹脂52が光制御部材120となって液晶セル54上に転写されている。図7(e)はこのようにして光制御部材120が形成された液晶セル54を示すものであり、この製造方法で形成された液晶セル54は、図6(b)で説明した液晶表示装置1Dに使用することができる。
以上のようにして第1の透明基板16の上に形成される光制御部材120は、図2に示した光学フィルムの平坦部152に相当するような平坦部を必要としないので、光制御部材120を薄く形成することが出来、そのため液晶装置の薄型化が可能となる。
なお、この製造方法において使用する液晶セル54は、液晶物質封入済みの完成状態でも良いし、シール部24を形成済みで液晶物質封入前の半完成状態でも良い。また樹脂52には熱硬化型の物を用いることも可能である。この場合は特に液晶物質の特性劣化を防ぐため液晶物質封入前の半完成液晶セルに光制御部材120を形成することが望ましい。
この実施例のように、光制御部材120を金型で作る場合は、製造数量が多くなれば非常に安価に形成出来るという利点がある。更に、金型を精度良く作ることにより、金型50と液晶セル54との位置合わせは容易となり、かつ第1の透明基板16と第2の透明基板19とがシール部24によって貼り合わされた後の液晶セル54上に光制御部材120を形成しているため、光制御部材を形成した後の工程数が少なく、後の工程で光制御部材120の凹凸部にキズをつけてしまう危険性が少ない。なお、第1の透明基板に、まず光制御部材120を金型50で形成した後に、この第1透明基板を用いて液晶セル54を組み立てることもできる。
また、シール部24によって貼り合わされた後の液晶セル54上に光制御部材120を形成され、液晶セル54の製造工程の殆どが完了しているため、後の工程数が少なく、後の工程で使用する薬品、後の工程で加えられる高熱処理する工程も少ない。したがってそれらに対する耐性を有する光制御部材120用の樹脂の選択も容易で、光学特性の良い物を選び得るという利点がある。
図8(a)は、本発明の表示装置の製造方法の別の例における1つの工程を示す断面図であり、異なる製造方法における、前述の図7(b)に示した製造方法の工程と同じ工程を示すものである。この実施例では、金型50の底部に、溝51に加えて平坦部53が形成されている。平坦部53は、図8(c)に示すように、金型50の両端部に溝51に平行な方向に設けられている。なお、平坦部53は、金型50の底部のどの辺に設けても良く、平坦部53の数は限定されるものではない。
図8(b)は、図8(a)の製造方法によって液晶セル54の上に作られた光制御部材120を示すものである。金型50に設けられた平坦部53により、液晶セル54の上には光制御部材120が設けられていない領域が形成されている。この製造方法によって作られた液晶セル54は、光制御部材120の両側にスペースのある図4(a)、図5(a)に示した液晶表示装置1Aに使用することができる。
図9(a)は、本発明の表示装置の製造方法の更に別の例における1つの工程を示す断面図であり、異なる製造方法における、前述の図7(b)に示した製造方法の工程と同じ工程を示すものである。この実施例では、金型50の底部の両側に平坦部53が形成されると共に、一方の平坦部53に隣接する溝が浅い溝51Sとなっており、他方の平坦部53に隣接する溝が深い溝51Dとなっている。即ち、溝51の深さが、溝51Sから溝51Dに向かって次第に深くなっている。
図9(b)は、図9(a)の製造方法によって液晶セル54の上に作られた光制御部材120を示すものである。金型50に設けられた平坦部53により、液晶セル54の上には光制御部材120が設けられていない領域が形成されている。また、光制御部材120の高さは、高さL1からL2(>L1)まで変化している。この製造方法によって作られた液晶セル54は、図4(b)、図5(b)に示した液晶表示装置1Bに使用することができる。
図10は、本発明の表示装置の製造方法における液晶セルと金型の別の構成を示す斜視図である。この実施例は、第1の透明基板と第2の透明基板で液晶を挟んで形成される液晶セル54が複数個集合した液晶セルの集合体55に光制御部材を形成するものである。この実施例では、液晶セル54が短冊状に連続する液晶セルの集合体55(この例では4個の液晶セル54の集合体)を、溝51と平坦部53が形成された大型の複数用の金型50Pに嵌め込み、一列に繋がった4枚の液晶セル54の上に同時に光制御部材120を形成することができる。光制御部材120を形成した後、切断により個々の液晶セル54を得ることができる。このような製法を取る場合、液晶セル54は液晶物質封入後の完成パネルを使用することもできるが、液晶封入前の半完成液晶セルを使用することもできる。
図11(a)は、本発明の表示装置の製造方法における液晶セルと金型の更に別の構成を示す斜視図であり、図11(b)は、図11(a)に示される金型の上に液晶セルが載置された状態を示す斜視図である。この実施例では、液晶セル54の集合体55と比べても開口部がより大きな共通金型50Cを用意している。図11(b)に示す、大きな共通金型50Cの一部に液晶セル54の集合体55をセットし、図示していない治具によって液晶セル54の集合体55を固定すれば、共通金型50Cを色々サイズの液晶セルに対し共通化させることが出来、液晶セル54の大きさに合わせて金型を複数用意する必要がないので、経済的効果が大きい。
図12(a)は、本発明の表示装置の第5の実施例を備えた液晶表示装置1Eの構成を示す断面図である。この実施例では、第1の透明基板16の上に形成される光制御部材120の両脇に、光制御部材120と同じ材質で光制御部材の凹凸部よりも高さが高いスペーサ70を設けてある。そして、このスペーサ70は、その頂面に貼付された接着剤62によって、第1の偏光部材10に接着されている。液晶表示装置1Eのその他の構成は、図4(a)で説明した液晶表示装置1Aと同じである。よって、この図にも、透明電極や配向膜等の図示は省略してある。
このスペーサ70は、図12(b)に示すように、金型50の両端部にスペーサ用溝56を設けておけば、光制御部材120の形成時に、光制御部材120と同時に形成されている。従って、前述の実施例のように、光制御部材120と第1の偏光部材10との間隔を保つためのスペーサ21や基材60を有する接着部材22は必要なく、スペーサ70に接着剤62を貼付するだけで、第1の偏光部材10とスペーサ70とを接着することができる。
このように図12(a)、12Bに示す構造では、スペーサ70が光制御部材120の形成時に同時に形成することが出来、更に、スペーサ70の高さが常に均一であるので、スペーサ70と第1偏光部材10との接合が容易になる。また、予め金型50にスペーサ70の形状を彫り込んでおけば、コストアップなしにスペーサ70の形成が可能である。
図13(a)は、図6(a)の液晶表示装置1Cを平面視した状態を示すものであり、図13(b)は、図6(b)の液晶表示装置1Dを平面視した状態を示すものである。図13(a)に示す液晶表示装置1Cは、第1の透明基板16の延長部分16Aに光制御部材120が設けられていない。これに対して、図13(b)に示す液晶表示装置1Dは、第1の透明基板16の延長部分16Aに光制御部材120が設けられている。
図14(a)は、本発明における第1の偏光部材10を支持するスペーサ21、接着部材22、或いはスペーサ70を、液晶セル54の上に4辺を有する枠状に配置した実施例を示すものである。一点鎖線で示す領域が液晶表示装置の表示領域74を示している。図14(b)は、本発明における第1の偏光部材10を支持するスペーサ21、接着部材22、或いはスペーサ70を、液晶セル54の上に3辺を有する枠状に配置した実施例を示すものである。また、図14(c)は、本発明における第1の偏光部材を支持するスペーサ21、接着部材22、或いはスペーサ70を、液晶セル54の上に隣接する2辺を有する枠状に配置した実施例を示すものである。
光制御部材120上の凹凸の高さが全面でほぼ同一である場合はスペーサ70をどの辺に配置しても問題はない。しかしながら、光制御部材120の凹凸の高さが一定でない場合、例えば、光源122から遠ざかるにしたがって凹凸の高さが高くなっている場合は、スペーサ21、接着部材22或いはスペーサ70を、少なくとも光源122の反対の辺に設けることが必要である。これは光制御部材120上の凹凸が第1の偏光部材10に接触して、両者の間隔が維持出来なくなることを防ぐためである。
図15(a)は、本発明における第1の偏光部材を支持するスペーサ21、接着部材22、或いはスペーサ70を、液晶セル54の上に光源122に対向する辺のみに配置した実施例を示すものである。また、図15(b)は、図15(a)の断面図であり、液晶表示装置1Fの構成を示している。スペーサ21、接着部材22、或いはスペーサ70は、表示領域74の外側に設けられている。液晶表示装置1Fでは、第1の透明基板16と第2の透明基板19の間にシール部24でシールされた液晶層26がある。第1の透明基板16の外側には、接着部材22で支持された、第1の偏光板12と位相差板14からなる第1の偏光部材10がある。第1の偏光部材10と第1の透明基板16の間の空間3には光制御部材120が設けられている。第2の透明基板19の外側には第2の偏光板108が積層されており、この第2の偏光板108の外側に反射層27が形成されている。なお、第1の透明基板16と第2の透明基板19の液晶層26を挟む面には、透明電極や配向膜等が形成されているが、この実施例ではその図示を省略してある。光源122は第1の透明基板16と第2の透明基板19の1つの側面に配設されており、LED又は蛍光管を用いて構成されている。
図16(a)から図16(e)は、本発明の表示装置を構成する電極6が設けられた第1の透明基板16に、光制御部材120を形成して第1の透明基板16を製造する方法の一つの例を示す工程図である。
図16(a)は、金型50に光硬化型の樹脂52を適量滴下した状態を示すものである。金型50は、その底面に光制御部材120の凹凸部に相当するV字溝51が形成されている。このV字溝51は、金型50の底面に等間隔で連続して設けられている。V字溝51の断面形状の三角形は、直角三角形、2等辺三角形、不等辺三角形の何れでも良い。また、光硬化型の樹脂52には、例えばアクリル系の紫外線硬化型接着樹脂を用いることができる。
一方、この金型50に光硬化型の樹脂52を適量滴下する工程と平行して、或いは先に、第1の透明基板16に電極6、或いは電極6の上に配向膜を積層した第1の透明基板16を用意しておく。ここでは第1の透明基板16に電極6のみを設けた場合について説明する。電極6が設けられた第1の透明基板16を、図16(b)に示すように、その第1の透明基板16が金型50に対向するようにして金型50の中に挿入して押圧する。このとき、金型50内の樹脂52は第1の透明基板16に押されて金型50内に広がり、全ての溝51に入り込む。樹脂52の総量は、金型50の溝51の体積に等しいことが望ましい。しかしながら、溝51が樹脂52で完全に充填される必要があることから、通常は、溝51の体積よりも樹脂52の総量を多くしておき、金型50には余った樹脂52の逃げ溝(図示せず)を形成しておいて、溝51からはみ出た余分な樹脂52を除去するようにしている。
図16(c)は金型50内の溝51が、第1の透明基板16に接しながら完全に樹脂52で充填された状態を示している。この実施例では、この状態で、金型50の外側に設けた紫外線を発生する光源58によって、電極6側から紫外線を第1の透明基板16に照射する。このとき、第1の透明基板16は電極6も含めて透明であり、紫外線を透過するため、紫外線は電極6と第1の透明基板16を透過して樹脂52に照射される。この結果、樹脂52は第1の透明基板16に接着したまま、紫外線によって硬化する。
このようにして、樹脂52が第1の透明基板16に接着した状態で硬化した後に、図16(d)に示すように、第1の透明基板16を金型50から剥離すると樹脂52が光制御部材120となって第1の透明基板16上に転写されている。図16(e)はこのようにして光制御部材120が形成された第1の透明基板16を示すものである。
図16(a)から図16(e)で示される製造方法で形成された第1の透明基板16は、反射層が液晶セルの外側にある反射型の液晶セルに使用することもできるが、反射層が第1の透明基板16と第2の透明基板19の間に設けられた液晶セルにも使用することができる。
図17(a)は図16(a)から図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材120を備えた第1の透明基板16を使用して製造された、反射層27を液晶セルの中に含む第1の実施例の液晶表示装置2Aの構成を示すものである。第1の透明基板16は、その電極(図示せず)側に第2の透明基板19が、液晶層26と反射層27とを挟んで重ね合わされ、液晶セルが作られる。液晶層26はシール部24でシールされており、その厚さは5μm程度である。この実施例では第2の透明基板19の厚さが第1の透明基板16よりも薄くなっているが、第2の透明基板19の厚さは前述の実施例と同様に、第1の透明基板16と同程度、或いは、第1の透明基板16よりも厚くても良い。
液晶表示装置2Aの第1の透明基板16の外側には、図4(a)に示した液晶表示装置1Aと同様に、スペーサ21で支持された、第1の偏光板12と位相差板14からなる第1の偏光部材10がある。第1の偏光部材10と第1の透明基板16の間にある空間3に、前述の製造方法で作られた光制御部材120が位置している。
光源122は、第1の透明基板16の側面に第2の偏光板32と第2の位相差板34を挟んで設けられている。この実施例の液晶表示装置2Aは、図の上方が視認側であり、第1の透明基板16は、第2の透明基板19に対して光源122の反対側に延長されており、その延長部の下面には液晶表示装置2Aを駆動する集積回路36が導電粒40を含む異方性導電膜38によって接続されている。
図17(b)は図16(a)から図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材120を備えた装置構成部材である第1の透明基板16を使用して製造された、反射層27を液晶セルの中に含む第2の実施例の液晶表示装置2Bの構成を示すものである。第1の透明基板16は、その電極(図示せず)側に第2の透明基板19が、液晶層26と反射層27とを挟んで重ね合わされ、液晶セルが作られる。液晶層26はシール部24でシールされており、その厚さは5μm程度である。
液晶表示装置2Bが液晶表示装置2Aと異なる点は、光制御部材120の形状のみである。液晶表示装置2Aでは、光制御部材120の連続する三角形の断面形状は、光源122側と集積回路36が設けられている側とでは同じであった。一方、液晶表示装置2Bでは、光制御部材120の連続する三角形の断面形状は、光源122側が小さく、集積回路36側が大きい。即ち、三角形の高さは、光源122側に比べて集積回路36側の方が大きい。この形状の光制御部材120の機能は、前述のように、光源122による液晶セルの表示面の照射光輝度を均一化することである。
図17(b)に示すような形状の光制御部材120は、図16(b)に示した金型50の底面に予めこのような形状を彫り込んでおけば製造は容易に実現出来る。なお、図17(b)に示される光制御部材120では、光制御部材120の全面にわたって三角形の高さが高くなっているが、光学特性により、三角形の一部を高くあるいは順次高くしても良く、直線的に高さを変化するだけでなく、2乗曲線などの曲率を持たせた高さ変化を三角形の高さに持たせても良い。
図17(c)は図16(a)から図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材120を備えた装置構成部材である第1の透明基板16を使用して製造された、反射層27を液晶セルの中に含む第3の実施例の液晶表示装置2Cの構成を示すものである。第1の透明基板16は、その電極(図示せず)側に第2の透明基板19が、液晶層26と反射層27とを挟んで重ね合わされ、液晶セルが作られる。液晶層26はシール部24でシールされており、その厚さは5μm程度である。
液晶表示装置2Cが液晶表示装置2Aと異なる点は、光制御部材120の第1の透明基板16の上への配置状態のみである。図17(a)に示した第1の実施例の液晶表示装置2Aでは、光制御部材120は両面接着剤120の内側部分のみに設けられていた。一方、この図17(c)に示される第3の実施例の液晶表示装置2Cでは、光制御部材120がスペーサ21を貼付する位置まで拡張されている点が異なる。
図17(d)は図16(a)から図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材120を備えた装置構成部材である第1の透明基板16を使用して製造された、反射層27を液晶セルの中に含む第4の実施例の液晶表示装置2Dの構成を示すものである。第1の透明基板16は、その電極(図示せず)側に第2の透明基板19が、液晶層26と反射層27とを挟んで重ね合わされ、液晶セルが作られる。液晶層26はシール部24でシールされており、その厚さは5μm程度である。
図17(d)に示される液晶表示装置2Dが図17(c)に示される液晶表示装置2Cと異なる点は、光制御部材120の形成位置のみである。図17(d)に示される液晶表示装置2Dでは、光制御部材120が集積回路36が設けられた部分の第1の透明基板16の上にまで延長されている。
以上のように、表示装置の装置構成部材である電極6が設けられた第1の透明基板16の電極6が設けられていない側の面に、図16(a)から図16(e)に示される製造方法で光制御部材120を形成して製造される第1の透明基板は、図17(a)から図17(d)に示される反射層26を第1の透明基板16と第2の透明基板19の間に配設した反射型の液晶セルの製造に使用できる他、図4(a)から図6(b)に示される反射層を27を第2の透明基板19の外側に備える液晶セルの製造にも使用することができる。
また、本発明の図7(a)から図7(e)又は図16(a)から図16(e)に示した製造方法によって製造される光制御部材120は、図1(b)に示したような従来の散乱型の液晶表示装置を作る際にも適用することができる。
更に、以上説明した実施例における液晶には、TN液晶、STN液晶、或いはTFTやTFDによるアクティブマトリクス駆動を用いた液晶を使用することができる。また、液晶表示装置は白黒表示について説明したが、本発明はカラーフィルタを使用する反射型カラー液晶表示装置にも有効に適用することができる。
なお、図16(a)から図16(e)に示した製造方法によって製造される、光制御部材120を備えた第1の透明基板16を使用してカラーフィルタを使用するカラー液晶表示装置を製造する場合は、第1の透明基板16の光制御部材120が設けられた面と反対側の面に、電極、配向膜、液晶、配向膜、電極、カラーフィルタ、カラーフィルタの境界分を遮光する遮光膜、及び第2の透明基板19をこの順に重ね合わせ、1つの側面に光源を配設すれば良い。
(a)は側面に光源を備えた従来の液晶表示装置の1つの例の構造を示す断面図であり、(b)は側面に光源を備えた従来の液晶表示装置の他の例の構造を示す断面図である。 図1(a)及び(b)に用いられている光学フィルムを構造を示す斜視図である。 図1(a)に示す液晶表示装置において、光学フィルムが正しい位置に取り付けられなかった場合の問題点を説明する図である。 (a)は本発明の液晶セルの第1の実施例を備えた液晶表示装置の構成を示す断面図であり、(b)は本発明の液晶セルの第2の実施例を備えた液晶表示装置の構成を示す断面図である。 (a)は本発明の液晶セルの第1の実施例を備えた液晶表示装置の変形例の構成を示す断面図であり、(b)は本発明の液晶セルの第2の実施例を備えた液晶表示装置の変形例の構成を示す断面図である。 (a)は、本発明の液晶セルの第3の実施例を備えた液晶表示装置の構成を示す断面図であり、(b)は本発明の液晶セルの第4の実施例を備えた液晶表示装置の構成を示す断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の液晶セルの製造方法の一つの例を示す工程図である。 (a)は本発明の液晶セルの製造方法の別の例における1つの工程を示す断面図であり、(b)は(a)の製造方法によって作られた光制御部材を備えた液晶セルの側面図であり、(c)は(a)の液晶セルと金型の構成を示す斜視図である。 (a)は、本発明の液晶セルの製造方法の更に別の例における1つの工程を示す断面図であり、(b)は(a)の製造方法によって作られた光制御部材を備えた液晶セルの側面図である。 本発明の液晶セルの製造方法における液晶セルと金型の別の構成を示す斜視図である。 (a)は本発明の液晶セルの製造方法における液晶セルと金型の更に別の構成を示す斜視図であり、(b)は(a)に示される金型の上に液晶セルが載置された状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の液晶セルの第5の実施例を備えた液晶表示装置の構成を示す断面図であり、(b)は(a)に示される液晶表示装置に使用する液晶セルの製造方法における1つの工程を示す断面図である。 (a)は第1の透明基板の延長部分に光制御部材が設けられていない液晶表示装置の平面図であり、(b)は第1の透明基板の延長部分に光制御部材が設けられている液晶表示装置の平面図である。 (a)は本発明における第1の偏光部材を支持する両面接着剤、接着部材、或いはスペーサを、液晶セルの上に4辺を有する枠状に配置した実施例を示す、液晶表示装置の平面図であり、(b)は本発明における第1の偏光部材を支持する両面接着剤、接着部材、或いはスペーサを、液晶セルの上に3辺を有する枠状に配置した実施例を示す、液晶表示装置の平面図であり、(c)は、本発明における第1の偏光部材を支持する両面接着剤、接着部材、或いはスペーサを、液晶セルの上に隣接する2辺を有する枠状に配置した実施例を示す、液晶表示装置の平面図である。 (a)は本発明における第1の偏光部材を支持する両面接着剤、接着部材、或いはスペーサを、液晶セルの上に光源に対向する辺のみに配置した実施例を示す、液晶表示装置の平面図であり、(b)は(a)の断面図である。 (a)〜(e)は、本発明の表示装置の装置構成部材である電極が設けられた透明基板の製造方法の一つの例を示す工程図である。 (a)は図16(a)〜(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材を備えた装置構成部材を使用して製造された、反射層を液晶セルの中に含む液晶表示装置の第1の実施例示す断面図であり、(b)は図16(a)〜図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材を備えた装置構成部材を使用して製造された、反射層を液晶セルの中に含む液晶表示装置の第2の実施例を示す断面図であり、(c)は図16(a)〜図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材を備えた装置構成部材を使用して製造された、反射層を液晶セルの中に含む液晶表示装置の第3の実施例を示す断面図であり、(d)は図16(a)〜図16(e)に示される製造方法によって作られた光制御部材を備えた装置構成部材を使用して製造された、反射層を液晶セルの中に含む液晶表示装置の第4の実施例を示す断面図である。
符号の説明
1A、1B、1C、1D、1E、1F、2A、2B、2C、2D 液晶表示装置
6 電極
10 第1の偏光部材
12 第1の偏光板
14 位相差板
16 第1の透明基板
19 第2の透明基板
21 スペーサ
24 シール部材
26 液晶層
27 反射板
50 金型
51 V字溝
52 樹脂
54 液晶セル
108 第2の偏光板
120 光学制御部材
122 光源

Claims (22)

  1. 表示装置であって、
    電極を備えた第1の透明基板と、
    電極を備えた第2の透明基板と、
    前記第1と第2の透明基板の間に電気の作用により光学特性が変化する電気光学変換部材を封入してなる表示セルと、
    前記第1の透明基板の前記電気光学変換部材側の面の反対側である外側に直接形成された、紫外線硬化樹脂よりなる光制御部材と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記電気光学変換部材は、前記第1と第2の透明基板の前記透明電極が配設された側の間に封入され、紫外線を透過可能であり、
    前記光制御部材は、前記第2の透明基板の前記電気光学変換部材に接する面の反対側から紫外線を照射することにより、前記第1の透明基板の外側に直接形成する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 更に、少なくとも前記第1の透明基板の端面に光源を備えており、
    前記光制御部材は、前記光源が設けられた側の前記第1の透明基板の一辺に平行な複数条の溝により凹凸形状になっている、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記溝がV字状の溝である、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記光源に近い側の前記光制御部材の最大の高さが、遠い側の光制御部材の高さより低い、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記光制御部材の前記第1の透明基板との反対側である外側に、スペーサで支持された第1の偏光部材を設け、
    前記スペーサの前記第1の偏光部材を支持する面が前記光制御部材よりも高い位置にある、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記表示装置の画像表示部の周囲において、前記スペーサが、前記光制御部材と同じ材料で形成されている、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第1の透明基板の外側に形成された光制御部材が、前記第1の透明基板の全面に形成されている、請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記スペーサは、前記光制御部材の前記凹凸部の上に乗り上げた状態で配設された接着部材である、請求項6に記載の表示装置。
  10. 前記スペーサは、前記表示装置の表示領域を囲む枠状の領域の少なくとも一辺の領域に配設されている、請求項6に記載の表示装置。
  11. 前記一辺は、前記表示領域を囲む辺の前記光源から最も離れた一辺である、請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記第1の透明基板に、前記第2の透明基板から突出する部分が設けられており、
    前記第1の透明基板の外側に形成された光制御部材が、前記第1の透明基板の突出部分以外の全面に形成されている、請求項1に記載の表示装置。
  13. 前記表示セルは前記第1の透明基板と前記第2の透明基板の間に液晶を封入し、
    前記液晶が前記第1の透明基板と前記第2の透明基板の間から漏れるのを防止するシール部材を配設する、請求項1に記載の表示装置。
  14. 電極を備えた第1の透明基板、電極を備えた第2の透明基板、前記第1と第2の透明基板の間に電気の作用により光学特性が変化する電気光学変換部材を封入してなる表示セル、及び第1の透明基板の電気光学変換部材側の面の反対側である外側に直接形成された、紫外線硬化樹脂よりなる光制御部材を備える表示装置の製造方法であって、
    紫外線を透過可能な表示セルを作成し、
    前記光制御部材の形状に窪んだ金型に、紫外線硬化樹脂を配設し、
    前記金型内の前記紫外線硬化樹脂の上に、前記表示セルを前記紫外線硬化樹脂に重なるように配置し、前記表示セルの前記紫外線硬化樹脂の反対の面から紫外線を照射し、前記表示セルを透過した紫外線で前記紫外線硬化樹脂を硬化し、前記表示セルを金型から取り出し前記表示セル上に光制御部材を形成する、
    ことを特徴とする製造方法。
  15. 前記金型に配置する前記表示セルは、単独の前記表示セルである、請求項14に記載の製造方法。
  16. 前記金型に配置する前記表示セルは、複数個の前記表示セルの集合体である、請求項14に記載の製造方法。
  17. 更に、前記表示セルの集合体を切断して単独の表示セルを形成するステップを備える、請求項15に記載の製造方法。
  18. 電極を備えた第1の透明基板、電極を備えた第2の透明基板、前記第1と第2の透明基板の間に電気の作用により光学特性が変化する電気光学変換部材を封入してなる表示セル、及び第1の透明基板の電気光学変換部材側の面の反対側である外側に直接形成された、紫外線硬化樹脂よりなる光制御部材を備える表示装置の製造方法であって、
    前記第1の透明基板に、少なくとも電極を形成し、
    前記光制御部材の形状に窪んだ金型に、紫外線硬化樹脂を配設し、
    前記金型内の前記紫外線硬化樹脂の上に、前記電極を形成した第1の透明基板を前記第1の透明基板が前記紫外線硬化樹脂に重なるように配置し、
    前記第1の透明基板の前記紫外線硬化樹脂の反対側の面から紫外線を照射し、前記第1の透明基板を透過した紫外線で前記紫外線硬化樹脂を硬化し、前記第1の透明基板を金型から取り出し前記第1の透明基板の上に光制御部材を形成し、
    その後に第2の透明基板と貼り合わせ、電気光学変換部材を狭持する、
    ことを特徴とする製造方法。
  19. 前記第1の透明基板の上に配設された電極の上に配向膜を配設する、請求項18に記載の製造方法。
  20. 前記金型に配置する前記電極を形成した前記第1の透明基板は、単独の前記第1の透明基板である、請求項18に記載の製造方法。
  21. 前記金型に配置する前記電極を形成した前記第1の透明基板は複数個の前記第1の透明基板の集合体である、請求項18に記載の製造方法。
  22. 更に、前記第1の透明基板は集合体を切断して単独の第1の透明基板を形成することを有する、請求項21に記載の製造方法。
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