JPH09211453A - ドットマトリクス表示装置、面光源装置及び当該ドットマトリクス表示装置を用いた機器 - Google Patents

ドットマトリクス表示装置、面光源装置及び当該ドットマトリクス表示装置を用いた機器

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JPH09211453A
JPH09211453A JP8044307A JP4430796A JPH09211453A JP H09211453 A JPH09211453 A JP H09211453A JP 8044307 A JP8044307 A JP 8044307A JP 4430796 A JP4430796 A JP 4430796A JP H09211453 A JPH09211453 A JP H09211453A
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optical element
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JP8044307A
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English (en)
Inventor
Yutaro Okuno
雄太郎 奥野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置(ドットマトリクス表示装置)
の光利用効率を向上させると共に正面輝度を高くする。
モアレ縞を防止する。 【解決手段】 蛍光管10と導光板7と拡散板11を備
えた面状発光部34と透過する光を光変調する液晶表示
パネル33の間に、少なくとも1方向に周期構造を有
し、面状発光部34から出射された光をパネル法線方向
へ揃えるための平板状プリズム素子(第1の平板状光学
素子)35と、液晶表示パネル33の画素開口19と1
対1に対応するレンズ状パターンを有し、前記平板状プ
リズム素子35を透過した光を液晶表示パネル33の画
素開口19へ収束させるための平板状レンズアレイ素子
36とを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットマトリクス
表示装置、面光源装置及び当該ドットマトリクス表示装
置を用いた機器に関する。具体的にいうと、液晶表示装
置のようなドットマトリクス表示装置と、当該ドットマ
トリクス表示装置に用いられる面光源装置と、当該ドッ
トマトリクス表示装置を用いたテレビ、ビデオカメラ、
コンピュータ及びヘッドマウントディスプレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置では、液晶表示パネルの背
後に面光源装置(バックライト光源)を配設し、面光源
装置から液晶表示パネルへ光を送っている。この面光源
装置には、直下型の面光源装置とエッジライト型の面光
源装置とがある。
【0003】(直下型の面光源装置)図1(a)(b)
に示すものは、従来の直下型の面光源装置1の一例であ
って、2枚の拡散板2a,2bの背後に蛍光管3と反射
板4とが配設されている。しかして、蛍光管3から出た
光は直接に、あるいは反射板4で反射して拡散板2a,
2bを透過して外部へ出射される。蛍光管3の光は拡散
板4で拡散させられることにより、蛍光管3の像や輝度
ムラが除去され、光出射面全体で均一な輝度が得られ
る。
【0004】このような直下型の面光源装置1は、蛍光
管3の本数を増やしたり、U字形やW字形などの蛍光管
を用いることにより輝度を向上させることができる。
【0005】(エッジライト型の面光源装置)図2はエ
ッジライト型の面光源装置6を示す斜視図である。7は
導光板であって、屈折率の高い透明材料(例えば、アク
リル樹脂)によって板状に形成されている。導光板7の
下面には、光を拡散反射させるための拡散反射層8が設
けられている。拡散反射層8は面光源装置6の輝度ムラ
や指向性を緩和するためのものであって、図3(a)に
示すように、導光板7の下面に拡散性塗料をドット印刷
したものや、図3(b)に示すように、切削加工によっ
て表面粗度を高くしたものなどがあり、蛍光管9からの
距離に応じてパターンが変化している。導光板7の一方
側面(入射側端面)には蛍光管(冷陰極管)9が配置さ
れており、蛍光管9の外周部から導光板7の下面にかけ
ては反射シート10が配設されている。また、導光板7
の上面(光出射面)には拡散板11が設けられている。
【0006】しかして、蛍光管9から出た光は入射側端
面から導光板7内に入射する。光は導光板7内に閉じ込
められて導光板7の上面(光出射面)及び下面(拡散反
射層8)で反射を繰り返し、光出射面に対する入射角が
全反射の臨界角よりも小さくなると光出射面から出射さ
れ、拡散板11を透過することによって均等拡散光(ラ
ンバート光)として放射される。なお、反射シート10
は蛍光管9の光を効率的に導光板7に導くため、及び導
光板7の下面から光が出射されるのを阻害して光出射面
から100%光を取り出せるようにするためにある。こ
のようなエッジライト型の面光源装置6は薄型化に適し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような直下型やエッジライト型の面光源装置から出射さ
れる光は、面光源装置の法線方向に対して−90゜〜+
90゜までの全方向成分をもっている。このため液晶表
示パネルをビデオカメラのビューファインダのようにパ
ネル法線(液晶表示パネルの法線)の方向からしか見な
い場合には、パネル法線に対して大きな角度を持つ方向
に出射される光はロスとなる。また、面光源装置から出
射されて液晶表示パネルの画素開口以外の電極や配線部
分(ブラックマトリックス部分)で遮られる光もロスと
なる。
【0008】このような光学的ロスのため、従来の液晶
表示装置にあっては、面光源装置の光利用効率が悪く、
正面輝度(パネル法線方向の輝度)も低いという問題が
あった。
【0009】(プリズムシートの使用)このため、図4
に示すように、拡散板11の前にプリズムシート13を
配置した面光源装置12が提案されている。これは、ポ
リカーボネイトなどのプラスチックフィルムの片面に、
頂角が90〜100゜の微小なプリズム14を数10〜
数100μmのピッチで多数平行に形成したものであ
る。
【0010】図5はプリズムシート13の作用を説明す
る図であって、拡散板11から出射された光(均等拡散
光)Rは、プリズムシート13のパターン斜面を通過す
ることによってプリズムシート13の法線に近い方向へ
屈折される(図5の実線)。また、パターン斜面で全反
射した光は対向するパターン斜面で全反射されて再び拡
散板11側へ戻り、拡散板11で拡散反射されることに
よって再びプリズムシート13へ入射する(図5の1点
鎖線)。パターン斜面で屈折して水平方向へ出射した光
も隣接するパターン斜面からプリズムシート13へ入射
し、パターン斜面で全反射して再び拡散板11側へ戻り
(図5の2点鎖線)、拡散板11で拡散反射されること
によって再びプリズムシート13へ入射する。この結
果、拡散板11側から入射した光は集光されて約±40
゜くらいの狭い拡散光としてプリズム14側から出射さ
れ、輝度も1.3〜1.5倍程度に向上する。
【0011】このようなプリズムシート13を面光源装
置に付加すれば、面光源装置から出る光を狭小化し、斜
め方向へ出射される光によるロスを少なくして効率良く
液晶表示パネルへ入射させることができ、液晶表示装置
の正面輝度を向上させられる。
【0012】しかしながら、プリズムシートを用いた場
合でも、液晶表示パネルの電極や配線部分で遮られる光
によるロスをなくすことはできなかった。
【0013】さらに、プリズムシートを用いた場合に
は、プリズムシート13と液晶表示パネルの画素の周期
性の関係により、液晶表示パネルの画面に図6のような
モアレ縞が発生し、液晶表示パネルの画質が低下すると
いう問題が生じた。
【0014】(レンズシートの使用)また、図7に示す
ように、拡散板11の前にレンズアレイシート16を配
置した面光源装置15が提案されている。この面光源装
置15では、レンズアレイシート16で収束させた光を
液晶表示パネル18の画素開口19へ収束させるように
している。液晶表示パネル18は、一方のガラス板20
の内面には、TFT等の電極やTFTをドライブするた
めの配線(ブラックマトリックス部分)21が設けられ
ており、他方のガラス板20の内面には透明電極が設け
られており、両ガラス板20間に形成された隙間には液
晶材料が封止されている。また、両ガラス板20の外面
には偏光板22が配設されている。従って、液晶表示パ
ネル18には、電極や配線21によって囲まれた画素開
口19が形成されている。レンズアレイシート16に
は、液晶表示パネル18の各画素開口19に対応させて
各々マイクロレンズ17が配列されており、図8に示す
ように、マイクロレンズ17に入射した光を液晶表示パ
ネル18の画素開口19内に収束させることにより、光
Rが液晶表示パネル18の電極や配線21で遮られない
ようにしている。
【0015】しかしながら、レンズアレイシート16を
用いて光を液晶表示パネル18の画素開口19に収束さ
せるためには、その前提として指向性の良好な狭角度分
布の光源が必要であって、図1に示した直下型や図2に
示したエッジライト型の面光源装置では、出射光が均等
拡散光となっていて全方向成分をもっているので、レン
ズアレイシート16と組み合わせても液晶表示パネル1
8の画素開口19に十分に光を収束させることができな
い。
【0016】従って、従来の直下型の面光源装置やエッ
ジライト型の面光源装置、あるいは上記改良提案された
装置では、光源からの光を100%利用することができ
ず、液晶表示パネルの正面輝度を向上させるためには、
面光源装置の消費電力を大きくしなければならないとい
う問題があった。消費電力が大きくなると、単に電力コ
ストが増加するだけではなく、バッテリー駆動の携帯用
機器などに用いることができず、用途が制限される。
【0017】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、面光源装置
の消費電力を大きくすることなく、ドットマトリクス表
示装置の光利用効率を向上させ、その正面輝度を高くす
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のドット
マトリクス表示装置は、発光体及び導光板からなる面状
発光手段と、透過する光を光変調する空間光変調パネル
と、少なくとも1方向に周期構造を有し、面状発光手段
から出射された光を前記空間光変調パネルの法線方向へ
向けるための第1の平板状光学素子と、前記空間光変調
パネルの光学的開口部分と1対1に対応するレンズ状パ
ターンを有し、前記第1の平板状光学素子を透過した光
を前記空間光変調パネルの光学的開口部分へ収束させる
ための第2の平板状光学素子と、を備えていることを特
徴としている。
【0019】請求項1に記載のドットマトリクス表示装
置にあっては、少なくとも1方向に周期構造を有し、面
状発光手段から出射された光を前記空間光変調パネルの
法線方向へ向けるための第1の平板状光学素子を備えて
いるので、面状発光手段から出射される光の出射光角度
分布を狭小化することができる。よって、面状発光手段
から斜め方向へ出射される光によるロスを少なくして効
率良く液晶表示パネルへ入射させることができる。
【0020】さらに、前記空間光変調パネルの光学的開
口部分と1対1に対応するレンズ状パターンを有する第
2の平板状光学素子を備えていて、前記第1の平板状光
学素子を透過し狭い範囲内に拡散された光を前記空間光
変調パネルの光学的開口部分へ効果的に収束させるよう
にしているので、面状発光手段の光が空間光変調パネル
の光学的開口部分以外の領域で遮られることによって生
じるロスも低減することができる。
【0021】従って、請求項1に記載のドットマトリク
ス表示装置によれば、面状光源手段の光利用効率を向上
させることができる。また、ドットマトリクス表示装置
の正面輝度を高くすることができる。逆に、同じ正面輝
度の場合であれば、ドットマトリクス表示装置の消費電
力を低減することができる。
【0022】また、請求項1に記載のドットマトリクス
表示装置によれば、第1の平板状光学素子の周期性と空
間光変調パネルの周期性でモアレ縞が生じる場合でも、
第2の平板状光学素子で光を収束させることによって明
暗のモアレ縞を積分して消すことができ、モアレ縞を低
減させることができる。
【0023】請求項2に記載の実施態様は、請求項1に
記載のドットマトリクス表示装置において、前記第1の
平板状光学素子及び前記第2の平板状光学素子が、透明
な1枚の基板の両面に設けられていることを特徴として
いる。
【0024】請求項2に記載の実施態様によれば、第1
の平板状光学素子と第2の平板状光学素子を1枚の基板
の両面に形成しているので、薄型化できると共に部材点
数を減らすことができる。
【0025】請求項3に記載の実施態様は、請求項1に
記載のドットマトリクス表示装置において、前記第1の
平板状光学素子及び前記第2の平板状光学素子が、透明
な中間充填層を介して積層されていることを特徴として
いる。
【0026】請求項3に記載の実施態様によれば、第1
の平板状光学素子と第2の平板状光学素子が中間充填層
を介して一体化されているので、部材点数を減らすこと
ができる。
【0027】請求項4に記載の実施態様は、請求項1に
記載のドットマトリクス表示装置において、前記第2の
平板状光学素子のレンズ状パターンの周期が、前記第1
の平板状光学素子の周期構造のパターン周期の2〜3倍
であることを特徴としている。
【0028】第2の平板状光学素子と第1の平板状光学
素子のパターン周期の比を2〜3とすることにより、第
1の平板状光学素子で生じたモアレ縞を第2の平板状光
学素子によって効果的に消去することができる。
【0029】請求項5に記載の面光源装置は、発光体及
び導光板からなる面状発光手段と、少なくとも1方向に
周期構造を有し、面状発光手段から出射された光を前記
空間光変調パネルの法線方向へ向けるための第1の平板
状光学素子と、前記空間光変調パネルの光学的開口部分
と1対1に対応するレンズ状パターンを有し、前記第1
の平板状光学素子を透過した光を前記空間光変調パネル
の光学的開口部分へ収束させるための第2の平板状光学
素子と、を備えていることを特徴としている。
【0030】請求項5に記載の面光源装置も、液晶表示
パネル等の空間光変調パネルと組み合わせることによっ
て、請求項1に記載のドットマトリクス表示装置と同様
な作用効果を奏することができる。
【0031】請求項6に記載のテレビ受像機は、アンテ
ナと、チャンネル選択手段と、請求項1〜4に記載のド
ットマトリクス表示装置とを備えたことを特徴としてい
る。
【0032】請求項7に記載のヘッドマウントディスプ
レイは、頭部に装着するための手段と、請求項1〜4に
記載のドットマトリクス表示装置とを備えたことを特徴
としている。
【0033】請求項8に記載のパーソナルコンピュータ
は、キー入力部のような入力手段と、請求項1〜4に記
載のドットマトリクス表示手段とを備えたことを特徴と
している。
【0034】請求項9に記載のビデオカメラは、請求項
1〜4に記載のドットマトリクス表示装置を備えたこと
を特徴としている。
【0035】本発明にかかるドットマトリクス表示装置
を用いたテレビ受像機、ヘッドマウントディスプレイ、
パーソナルコンピュータおよびビデオカメラにあって
は、正面輝度を向上させることができるので、視認性が
良好になる。また、この正面輝度の高い光を拡散板で拡
散させることにより、画像のコントラストを低下させる
ことなく広視野角化を図ることができる。さらに、モア
レ縞も発生しにくく、良好な画質を得ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図9は本発明の一実施形態による
液晶表示装置(ドットマトリクス表示装置)31を示す
分解斜視図、図10(a)はその平板状光学素子を示す
斜視図及び側面図である。32は本発明にかかる面光源
装置、33は液晶表示パネル(空間光変調パネル)であ
るが、ここに示す液晶表示パネル33は図7において説
明したものと同様な構造を有しているので、対応する部
分には図7と同じ番号を付すことによって説明を省略す
る。
【0037】面光源装置32は、面状発光部34の前面
に平板状プリズム素子35(第1の平板状光学素子)と
平板状レンズアレイ素子36(第2の平板状光学素子)
を配設したものである。ここに示す面状発光部34は、
図2において説明した従来の面光源装置6と同様な構造
を有しているので、対応する部分には図2と同じ番号を
付すことによって説明を省略する。また、平板状プリズ
ム素子35及び平板状レンズアレイ素子36はいずれも
ガラス基板や透明な樹脂シートからなる基板37の表面
に形成されている。
【0038】図10(a)(b)に示すように、基板3
7の表面に形成された平板状プリズム素子35は、断面
三角形状をした複数のプリズム38が平行に配列したも
のであって、平板状プリズム素子35のピッチAは、3
0〜50μmとなっている。また、基板37の表面に形
成された平板状レンズアレイ素子36は、複数のマイク
ロレンズ39を配列したものであって、各マイクロレン
ズ39は液晶表示パネル33の画素開口(光学的開口
部)19の配列パターン及びピッチと対応するように配
列されている。また、平板状レンズアレイ素子36のピ
ッチBと平板状プリズム素子35のピッチAの比は、B
/A=2〜3程度が好ましい。
【0039】なお、平板状プリズム素子35及び平板状
レンズアレイ素子36は、いわゆる2P法(Photo-Poly
merization法)によって作製することができる。すなわ
ち、平板状プリズム素子35又は平板状レンズアレイ素
子36の反転パターンを形成されたスタンパによって、
基板37の表面に紫外線硬化樹脂のようなエネルギー線
硬化樹脂を転写し、基板37を通して紫外線のようなエ
ネルギー線を照射して当該樹脂を硬化させ、エネルギー
線硬化樹脂によって平板状プリズム素子35又は平板状
レンズアレイ素子36を成形する。
【0040】この実施形態では、平板状プリズム素子3
5は、基板37側を面状発光部34に向けて面状発光部
34側に配置され、平板状レンズアレイ素子36は、パ
ターン面側を液晶表示パネル33に向けて液晶表示パネ
ル33側に配置されている。
【0041】しかして、導光板7から出射されて拡散板
11を通過した光(均等拡散光)は、平板状プリズム素
子35を通過することによって出射光角度分布を狭小化
され、パネル法線方向の指向性を向上させられる。平板
状レンズアレイ素子36に入射する光は、予め平板状プ
リズム素子35によって狭い角度に揃えられているの
で、各マイクロレンズ39によって液晶表示パネル33
の画素開口19内に効果的に収束され、液晶表示パネル
33の電極や配線21に遮られることなく液晶表示パネ
ル33の画素開口19を透過する(図8参照)。
【0042】従って、液晶表示パネル33に入射する光
は、平板状プリズム素子35によって狭い角度に狭小化
された後、平板状レンズアレイ素子36によって液晶表
示パネル33の画素開口19内に収束され、光の利用効
率が非常に高くなる。また、液晶表示装置31の正面輝
度も向上する。さらには、正面輝度が向上するので、同
じ正面輝度の液晶表示装置31を構成する場合でも、面
光源装置32の消費電力を小さくすることができる。
【0043】また、平板状プリズム素子35単独である
と、液晶表示パネル33の画素配列の周期性と平板状プ
リズム素子35のプリズム配列の周期性によりモアレ縞
が発生するが、平板状プリズム素子35と平板状レンズ
アレイ素子36を重ねると、マイクロレンズ39の集光
作用によりモアレ縞の明暗が積分されて消える。特に、
平板状レンズアレイ素子36によってモアレ縞を消去す
るには、前記のように平板状レンズアレイ素子36のピ
ッチBと平板状プリズム素子35のピッチAの比をB/
A=2〜3程度にするのが好ましい。
【0044】図11は本発明の別な実施形態による液晶
表示装置40を示す分解斜視図、図12(a)(b)は
その平板状プリズム素子35と平板状レンズアレイ素子
36を示す斜視図及び側面図である。この液晶表示装置
40では、平板状プリズム素子35は、パターン面側を
面状発光部34に向けて面状発光部34側に配置され、
平板状レンズアレイ素子36は、パターン面側を液晶表
示パネル33に向けて液晶表示パネル33側に配置され
ている。
【0045】図9及び図10(a)(b)に示した実施
形態では、平板状プリズム素子35のパターン面側と平
板状レンズアレイ素子36の基板37側とが向かい合わ
せになっているので、導光板7側からの出射光の角度分
布がパネル法線方向に対して小さな角度の場合に適して
いる。これに対し、図11及び図12(a)(b)の実
施形態では、平板状プリズム素子35の基板37側と平
板状レンズアレイ素子36の基板37側とが向かい合わ
せになっているので、導光板7側からの出射光の角度分
布がパネル法線方向に対して非常に大きな角度を持つ場
合に適している。従って、この2つの構造の面光源装置
32を用いる場合には、導光板7側からの出射光の角度
分布に応じていずれかの構造を選択するとよい。
【0046】(一体型光学素子)上記実施形態では、平
板状プリズム素子35と平板状レンズアレイ素子36と
は別々に形成されているが、両光学素子は積層一体化す
ることにより、部材点数を減少させると共に光学素子及
び液晶表示装置を薄型化することができる。
【0047】図13に示すものは、平板状プリズム素子
35のパターン面側を平板状レンズアレイ素子36の方
向に向けて積層一体化したものであって、基板37の上
に平板状プリズム素子35を形成し、その上に平板状プ
リズム素子35及び平板状レンズアレイ素子36よりも
屈折率の小さな透明樹脂材料からなるレベリング層41
を設けてレベリング層41の上面を平坦にし、レベリン
グ層41の上に平板状レンズアレイ素子36を成形した
ものである。
【0048】この平板状プリズム素子35と平板状レン
ズアレイ素子36とは、図14(a)〜(f)に示すよ
うにして2P法で製作される。まず、平板状プリズム素
子35の反転形状をした凹部42を有するスタンパ43
の上に紫外線硬化樹脂のようなエネルギー線硬化樹脂4
4を滴下し、その上に基板37を重ねる(図14
(a))。ついで、基板37をスタンパ43に押し付け
てエネルギー線硬化樹脂44を成形し、基板37を通し
てエネルギー線硬化樹脂44に紫外線のようなエネルギ
ー線を照射し(図14(b))、当該樹脂44を硬化さ
せることにより、基板37の表面に平板状プリズム素子
35を形成する(図14(c))。この後、平板状プリ
ズム素子35の上に透明樹脂材料を塗布して表面の平坦
なレベリング層41を形成する(図14(d))。つい
で、平板状レンズアレイ素子36の反転形状をした凹部
45を有するスタンパ46の上に紫外線硬化樹脂のよう
なエネルギー線硬化樹脂44を滴下し、レベリング層4
1を重ねてエネルギー線硬化樹脂44を成形し、基板3
7と平板状プリズム素子35とレベリング層41を通し
てエネルギー線硬化樹脂44に紫外線のようなエネルギ
ー線を照射し(図14(e))、当該樹脂44を硬化さ
せることにより、レベリング層41の上に平板状レンズ
アレイ素子36を形成する(図14(f))。
【0049】図15に示すものは、平板状プリズム素子
35と平板状レンズアレイ素子36を互いに反対向きに
して基板37の両面に設けることにより両光学素子を一
体化したものである。この構造によれば、図13の構造
よりも、より一層部品点数を節減できる。
【0050】この平板状プリズム素子35と平板状レン
ズアレイ素子36とは、図16(a)〜(e)に示すよ
うにして2P法で製作される。まず、平板状プリズム素
子35の反転形状をした凹部42を有するスタンパ43
の上に紫外線硬化樹脂のようなエネルギー線硬化樹脂4
4を滴下し、その上に基板37を重ねる(図16
(a))。ついで、基板37をスタンパ43に押し付け
てエネルギー線硬化樹脂44を成形し、基板37を通し
てエネルギー線硬化樹脂44に紫外線のようなエネルギ
ー線を照射し(図16(b))、当該樹脂44を硬化さ
せることにより、基板37の表面に平板状プリズム素子
35を形成する(図16(c))。この後、平板状レン
ズアレイ素子36の反転形状をした凹部45を有するス
タンパ46の上に紫外線硬化樹脂のようなエネルギー線
硬化樹脂44を滴下し、反対向けにした基板37をスタ
ンパ46の上に重ねてエネルギー線硬化樹脂44を成形
し、平板状プリズム素子35と基板37を通してエネル
ギー線硬化樹脂44に紫外線のようなエネルギー線を照
射し(図16(d))、当該樹脂44を硬化させること
により基板37の表面に平板状レンズアレイ素子36を
形成する(図16(e))。しかして、この製造方法に
よれば、図14の製造方法に比べて製造工程も簡略化さ
れる。
【0051】図17は本発明のさらに別な実施形態によ
る液晶表示装置47を示す分解斜視図である。この実施
形態においては、例えば図9のような構成において、さ
らに液晶表示パネル33の前面に拡散板48を配置して
いる。このような実施形態によれば、大きな正面輝度で
液晶表示パネル33を透過した光を拡散板48で斜め方
向にも拡散させるので、明暗のコントラストを低下させ
ることなく視野角を拡大することができる。なお、図1
7では拡散板48を用いているが、拡散板48の代りに
回折格子や凹レンズを用いても同様な効果を得ることが
できる。
【0052】図18は本発明のさらに別な実施形態によ
る液晶表示装置49を示す分解斜視図である。この実施
形態においては、平板状光学素子として2枚の平板状プ
リズム素子35a,35bと1枚の平板状レンズアレイ
素子36を用いている。例えば、2枚の平板状プリズム
素子のうち、一枚は底角が40゜の角度を持つ2等辺3
角形状のプリズムからなる平板状プリズム素子35aで
あり、もう一枚は底角が45゜の角度を持つ2等辺3角
形状のプリズムからなる平板状プリズム素子35bであ
る。
【0053】図19は平板状プリズム素子への入射光角
度分布と出射光角度分布との関係を示す図である。曲線
50で示すような入射光角度分布の光が1枚構成の平板
状プリズム素子に入射した場合、その出射光角度分布は
曲線51のようになる。これに対し、曲線50で示すよ
うな入射光角度分布の光が図18のような2枚構成の平
板状プリズム素子35a、35bに入射した場合、その
出射光角度分布は曲線52のように狭くなる。この曲線
52によれば、2枚の平板状プリズム素子35a、35
bを通過した光の出射光角度分布の角度はθm=16゜
(つまり、出射光角度分布の範囲は、−16゜〜16
゜)となる。このような角度の光が平板状レンズアレイ
素子36のマイクロレンズ39を透過して、厚みL=
0.7mm、屈折率n=1.52のガラス板20(液晶表
示パネルのガラス板)を隔てた画素開口19内に入射す
る場合を考えると、画素開口19における広がりの半値
幅xは、図20より分かるように、 x=(L/n)tanθm =(0.7/1.52)tan16゜ =0.13(mm) となる。よって、画素開口19に入射する光は、2x=
0.26mmの幅に収束する。これに対し、ノート型パ
ソコンの液晶表示装置における画素開口19の開口幅は
0.3mm程度である。故に、平板状プリズム素子35
a、35bを2枚構成とすることにより、光源からの光
を100%液晶表示パネル33に透過させて出射するこ
とができ、高い正面輝度を得ることができる。
【0054】(種々のプリズムシート)上記各実施形態
においては、断面三角形状のプリズム38を備えた平板
状プリズム素子35を説明したが、このような平板状プ
リズム素子35としては、図21(a)に示すような断
面2等辺3角形状のプリズム38からなるものでもよ
く、図21(b)に示すような鋸刃状断面を有するプリ
ズム38からなるものでもよい。
【0055】さらには、面状発光部34から出射された
光を液晶表示パネル33の法線方向へ向けるための第1
の平板状光学素子としては、このようようなプリズム3
8からなる平板状プリズム素子35に限るものではな
い。例えば、図21(c)に示すような半円形断面を有
する平板状光学素子53や、図21(d)〜(f)に示
すような異形断面や波状断面などを有する平板状光学素
子54でもよい。
【0056】また、第1の平板状光学素子としては、1
次元パターンを有するものに限らず、例えば図22に示
すように直交2方向からの見た形状がいずれも3角形状
となった2次元パターンの平板状プリズム素子55であ
ってもよい。
【0057】なお、上記実施例においては、エッジライ
ト型の面光源装置を説明したが、図1に示した面光源装
置の前面に平板状プリズム素子と平板状レンズアレイ素
子を配設した直下型の面光源装置でもよいことはもちろ
んである。
【0058】(各種応用機器)上記液晶表示装置は種々
の機器に用いることができるが、そのうちいくつかのも
のについて説明する。図23は携帯用の液晶テレビ(テ
レビ受像機)61の外観斜視図であって、受信用のアン
テナ62、オン−オフスイッチ63、チャンネル選択ス
イッチ64等を備えている。また、図24はこの液晶テ
レビの画像表示装置65の構成を示す断面図であって、
ホルダー66内に直下型の面状発光部67を納め、その
上からホルダー66内に平板状プリズム素子68と平板
状レンズアレイ素子69を挿入し、さらに液晶表示パネ
ル70と光学的ローパスフィルタ71と拡散板72を挿
入し、その上にクッション材73を介してホルダー66
の開口側に表示窓74aを有するホルダーカバー74を
被せ、ホルダーカバー74の係止爪75をホルダー66
の係止溝76に嵌合させることにより、ホルダー66と
ホルダーカバー74との間に本発明の面光源装置(面状
発光部67、平板状プリズム素子68、平板状レンズア
レイ素子69)と液晶表示パネル70と光学的ローパス
フィルタ71と拡散板72を保持している。
【0059】しかして、面光源装置から出射された光は
液晶表示パネル70の画素開口を透過して動画像として
表示され、観察者は光学的ローパスフィルタ71を通し
て画像を見ることができる。この液晶テレビでは、液晶
表示パネルを通過した正面輝度の大きな光を拡散板で散
乱させているので、画像のコントラストを低下させるこ
となく、広視野角化することができる。
【0060】図25はビデオカメラ81であって、この
ビデオカメラ81は、ビューファインダ部82以外に
も、撮影中の画像や再生画像を表示するためのテレビ型
の画像表示装置83を備えている。図26ではビューフ
ァインダ部82を説明するが、画像表示部83も図24
と同様な構成にすることができる。図26に示すビュー
ファインダ部82にあっては、筒状をしたホルダー84
内にクッション材85を挿入し、ついで光学的ローパス
フィルタ86及び液晶表示パネル87を納め、その後か
ら平板状レンズアレイ素子88及び平板状プリズム素子
89と面状光源部90を挿入し、面状光源部90の背面
から底蓋91を被せ、スナップフィット92により底蓋
91をホルダー84に係合させている。また、接眼レン
ズ93を保持した円筒状の鏡筒部94の端部をホルダー
84に被せ、鏡筒部94の係止爪95をホルダー84の
係止溝96に係合させている。
【0061】しかして、このビューファインダ部82に
おいては、大きな透過光量を得ることができるので、正
面輝度の大きな画像を得ることができる。
【0062】また、図27に示すものはノート型やブッ
ク型などと云われる可搬型のパーソナルコンピュータ9
7であって、内部にCPUやメモリ等を内蔵しており、
蓋98の内面には画像表示装置99が設けられ、さらに
キーボード100やディスクドライブ装置101などを
備えている。このようなパーソナルコンピュータ97の
画像表示装置99にも本発明の画像表示装置を用いるこ
とができる。
【0063】図28に示すものはヘッドマウントディス
プレイ102であって、頭部に装着するためのハット部
103にゴーグル状をしたケース104とイアホン10
5が設けられており、ケース104内には図29に示す
ような本発明による画像表示装置106と45度の角度
の反射ミラー107と接眼レンズ108がそれぞれ左眼
用及び右眼用として納められている。画像表示装置10
6は、虚像が調整安静位(人間が暗闇の中で見つめてい
るだろうという視点位置)に設定できるよう、一定の輻
輳角(目の寄り角)を与えるように配置されている。左
眼及び右眼によって独立して捉えられた動画像は人間の
融像作用によって一つの動画像として認識される。この
ようなヘッドマウントディスプレイ102は、操縦訓練
用のシュミレーション装置やバーチャルリアリティのゲ
ーム機器等として利用されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は従来の直下型の面光源装置を示
す正面図及び断面図である。
【図2】従来のエッジライト型の面光源装置を示す斜視
図である。
【図3】(a)(b)はいずれも導光板の拡散反射層の
構造を示す一部破断した概略断面図である。
【図4】従来のプリズムシートを備えた面光源装置を示
す斜視図である。
【図5】同上のプリズムシートの作用説明図である。
【図6】モアレ縞を示す図である。
【図7】従来のレンズアレイシートを備えた面光源装置
を示す一部破断した分解斜視図である。
【図8】同上のレンズアレイシートの作用説明図であ
る。
【図9】本発明の一実施形態による液晶表示装置を示す
分解斜視図である。
【図10】(a)(b)は同上の平板状プリズム素子及
び平板状レンズアレイ素子を示す斜視図及び側面図であ
る。
【図11】本発明の別な実施形態による液晶表示装置を
示す分解斜視図である。
【図12】(a)(b)は同上の平板状プリズム素子及
び平板状レンズアレイ素子を示す斜視図及び側面図であ
る。
【図13】(a)(b)は本発明のさらに別な実施形態
による、一体型の平板状プリズム素子及び平板状レンズ
アレイ素子を示す斜視図及び側面図である。
【図14】(a)〜(f)同上の平板状プリズム素子3
5及び平板状レンズアレイ素子36を成形する手順を示
す説明図である。
【図15】(a)(b)は本発明のさらに別な実施形態
による、一体型の平板状プリズム素子及び平板状レンズ
アレイ素子を示す斜視図及び側面図である。
【図16】(a)〜(e)は同上の平板状プリズム素子
及び平板状レンズアレイ素子を成形する手順を示す説明
図である。
【図17】本発明のさらに別な実施形態による、面光源
装置を示す分解斜視図である。
【図18】本発明のさらに別な実施形態による、面光源
装置を示す分解斜視図である。
【図19】平板状プリズム素子に入射する光の入射光角
度分布、1枚構成の平板状プリズム素子からの出射光角
度分布、2枚構成の平板状プリズム素子からの出射光角
度分布を示す図である。
【図20】2枚構成の平板状プリズム素子を通して画素
に入射する光の様子を示す図である。
【図21】(a)〜(f)は第1の平板状光学素子の種
々のパターンを示す図である。
【図22】2次元状をした第1の平板状光学素子(平板
状プリズム素子)を示す斜視図である。
【図23】液晶テレビの斜視図である。
【図24】同上の液晶テレビの画像表示装置の構造を示
す断面図である。
【図25】ビデオカメラの斜視図である。
【図26】同上のビデオカメラのビューファインダ部の
構造を示す断面図である。
【図27】パーソナルコンピュータの斜視図である。
【図28】ヘッドマウントディスプレイの一部破断した
斜視図である。
【図29】同上のヘッドマウントディスプレイの内部の
光学的構成を示す概略図である。
【符号の説明】
7 導光板 11 拡散板 32 面光源装置 33 液晶表示パネル 35、35a、35b 平板状プリズム素子(第1の平
板状光学素子) 36 平板状レンズアレイ素子(第2の平板状光学素
子) 37 基板 38 プリズム 39 マイクロレンズ 41 レベリング層 48 拡散板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体及び導光板からなる面状発光手段
    と、 透過する光を光変調する空間光変調パネルと、 少なくとも1方向に周期構造を有し、面状発光手段から
    出射された光を前記空間光変調パネルの法線方向へ向け
    るための第1の平板状光学素子と、 前記空間光変調パネルの光学的開口部分と1対1に対応
    するレンズ状パターンを有し、前記第1の平板状光学素
    子を透過した光を前記空間光変調パネルの光学的開口部
    分へ収束させるための第2の平板状光学素子と、を備え
    ていることを特徴とするドットマトリクス表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドットマトリクス表示
    装置において、 前記第1の平板状光学素子及び前記第2の平板状光学素
    子は、透明な1枚の基板の両面に設けられていることを
    特徴とするドットマトリクス表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のドットマトリクス表示
    装置において、 前記第1の平板状光学素子及び前記第2の平板状光学素
    子は、透明な中間充填層を介して積層されていることを
    特徴とするドットマトリクス表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のドットマトリクス表示
    装置において、 前記第2の平板状光学素子のレンズ状パターンの周期
    は、前記第1の平板状光学素子の周期構造のパターン周
    期の2〜3倍であることを特徴とするドットマトリクス
    表示装置。
  5. 【請求項5】 発光体及び導光板からなる面状発光手段
    と、 少なくとも1方向に周期構造を有し、面状発光手段から
    出射された光を前記空間光変調パネルの法線方向へ向け
    るための第1の平板状光学素子と、 前記空間光変調パネルの光学的開口部分と1対1に対応
    するレンズ状パターンを有し、前記第1の平板状光学素
    子を透過した光を前記空間光変調パネルの光学的開口部
    分へ収束させるための第2の平板状光学素子と、を備え
    ていることを特徴とする面光源装置。
  6. 【請求項6】 アンテナと、チャンネル選択手段と、請
    求項1〜4に記載のドットマトリクス表示装置とを備え
    たテレビ受像機。
  7. 【請求項7】 頭部に装着するための手段と、請求項1
    〜4に記載のドットマトリクス表示装置とを備えたヘッ
    ドマウントディスプレイ。
  8. 【請求項8】 キー入力部のような入力手段と、請求項
    1〜4に記載のドットマトリクス表示手段とを備えたパ
    ーソナルコンピュータ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4に記載のドットマトリクス
    表示装置を備えたビデオカメラ。
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