JP2005030842A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005030842A JP2005030842A JP2003194706A JP2003194706A JP2005030842A JP 2005030842 A JP2005030842 A JP 2005030842A JP 2003194706 A JP2003194706 A JP 2003194706A JP 2003194706 A JP2003194706 A JP 2003194706A JP 2005030842 A JP2005030842 A JP 2005030842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- telephone number
- search
- input
- determination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【課題】個人のプライバシーを保護しつつ個人情報の検索に要する手間を低減することができるナビゲーション装置を提供すること。
【解決手段】ナビゲーション装置には、電話番号とこの電話番号に対応する個人情報とが格納されるDVD2、地図バッファ10と、利用者によって電話番号の入力を行うリモコンユニット4、入力処理部40と、電話番号と付随情報とが格納された内蔵メモリを有する携帯電話7が接続される接続部32と、入力された電話番号に対応する付随情報を携帯電話7から読み出して、この付随情報と個人情報とが一致するときに個人情報を検索結果として取得する情報検索部30とが備わっている。情報検索部30によって得られた検索結果を用いて所定のナビゲーション動作が行われる。
【選択図】 図1
【解決手段】ナビゲーション装置には、電話番号とこの電話番号に対応する個人情報とが格納されるDVD2、地図バッファ10と、利用者によって電話番号の入力を行うリモコンユニット4、入力処理部40と、電話番号と付随情報とが格納された内蔵メモリを有する携帯電話7が接続される接続部32と、入力された電話番号に対応する付随情報を携帯電話7から読み出して、この付随情報と個人情報とが一致するときに個人情報を検索結果として取得する情報検索部30とが備わっている。情報検索部30によって得られた検索結果を用いて所定のナビゲーション動作が行われる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話番号を用いて情報検索を行うナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電話番号とその電話番号の加入者を特定する個人名称を入力して照合することにより、電話番号入力による検索、案内を確実に行うようにしたナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このナビゲーション装置では、入力された電話番号が個人のものであると判定されると、個人名称の入力を求め、ナビゲーション装置が保持する個人名称と一致したときに、この電話番号に対応する位置情報を出力している。これにより、個人のプライバシーを保護しつつ、知人等の特定個人に関する位置情報の検索を可能としている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−91285号公報(第4−9頁、図1−20)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、個人の電話番号に対応する位置情報を検索して読み出す前に、個人名称の入力を50音入力画面を用いて行っており、操作が煩雑になるという問題があった。特に、50音で個人名称を入力する作業は、選択可能なボタン数が多いため、この操作になれていない利用者にとっては、単に数字キーを選択する電話番号入力に比べて操作がかなり煩雑になる。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、個人のプライバシーを保護しつつ個人情報の検索に要する手間を低減することができるナビゲーション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、電話番号とこの電話番号に対応する検索対象情報とが格納される情報格納手段と、利用者によって電話番号の入力を行う入力手段と、電話番号とこの電話番号に対応する付随情報とが格納された内蔵メモリを有する携帯機器が接続される接続手段と、入力手段を用いて入力された電話番号に対応する付随情報を携帯機器から読み出して、この付随情報と個人情報とが一致するときに、個人情報を検索結果として取得する情報検索手段と、情報検索手段によって得られた検索結果を用いて所定のナビゲーション動作を行うナビゲーション処理手段とを備えている。携帯機器に格納されている付随情報が個人情報と一致したときのみ個人情報が読み出されるため、付随情報を知らない他人が個人情報を読み出して利用することを防止することができ、個人のプライバシーを保護することができる。また、知人等については携帯電話等の携帯機器に電話番号とこの電話番号に対応する付随情報が登録されている場合があり、この付随情報を用いることにより、この付随情報の入力操作を省略しているため、個人情報の検索に要する手間を低減することができる。
【0007】
また、上述した入力手段を用いて入力された電話番号が個人宅に対応するものであるか否かを判定する電話番号判定手段をさらに備え、情報検索手段は、電話番号判定手段によって個人宅に対応する電話番号であると判定されたときに、付随情報を用いた一致判定の結果に基づいて検索結果を取得し、電話番号判定手段によって個人宅に対応する電話番号でないと判定されたときに、付随情報を用いた一致判定を行わず、あるいは一致判定の結果を用いずに電話番号に対応する検索結果を取得することが望ましい。これにより、検索に特に制約のない事業者等の電話番号が入力された場合に、付随情報の入力を省略することが可能になり、操作の簡略化が可能になる。
【0008】
また、上述した入力手段を用いて入力された電話番号と、携帯機器に格納された電話番号とを比較して一致判定を行う電話番号比較手段をさらに備え、携帯機器に格納された全ての電話番号に対して電話番号比較手段によって不一致判定がなされたときに、入力手段を用いて入力される別の付随情報を用いて情報検索手段によるこの付随情報と個人情報との一致判定が行われることが望ましい。これにより、携帯機器に電話番号が登録されている場合には付随情報の入力を省略することで検索の手間を低減する一方で、携帯機器に電話番号が登録されていない場合には従来通りに付随情報の入力を求めることで個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0009】
また、上述した付随情報として、個人名称の少なくとも一部が用いられることが望ましい。これにより、電話番号と氏名等がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0010】
また、上述した付随情報として、電話番号に対応する加入者の住所であって、この電話番号から自動判定できない市区町村名以外の情報を含むことが望ましい。これにより、電話番号と住所がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0011】
また、上述した情報検索手段による検索の対象となる個人情報は、電話番号に対応する加入者の所在地を特定する位置情報であることが望ましい。これにより、プライバシーを保護しつつ個人の電話番号からその個人の所在地を知ることが可能になる。
【0012】
また、上述したナビゲーション処理手段は、位置情報に基づいて、所在地周辺の地図画像表示を行うことが望ましい。これにより、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地周辺の地図画像表示を行うことが可能になる。
【0013】
また、上述したナビゲーション処理手段は、位置情報に基づいて、所在地を経路探索の目的地として経路探索を行うことが望ましい。これにより、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地を目的地とした経路探索を行うことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のナビゲーション装置について図面を参照しながら説明する。
【0015】
(1)ナビゲーション装置の全体構成
図1は、一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置は、ナビゲーションコントローラ1、DVD2、ディスク読取装置3、リモートコントロール(リモコン)ユニット4、車両位置検出部5、ディスプレイ装置6、携帯電話7を含んで構成されている。
【0016】
ナビゲーションコントローラ1は、ナビゲーション装置の全体動作を制御するものである。このナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
【0017】
DVD2は、地図表示や経路探索などに必要な地図データが格納されている情報記憶媒体である。このDVD2には、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位とした地図データが格納されている。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。各図葉の地図データには、(1)地図画像の表示に必要な各種データからなる「描画ユニット」、(2)マップマッチングや経路探索、経路誘導等の処理に必要な各種データからなる「道路ユニット」、(3)交差点の詳細情報を表す各種データからなる「交差点ユニット」などが含まれている。また、この地図データには、個人や事業者の電話番号とこの電話番号に対応する個人情報が組み合わされた検索情報が含まれている。検索情報の具体例については後述する。
【0018】
ディスク読取装置3は、1枚あるいは複数枚のDVD2が装填可能であり、ナビゲーションコントローラ1の制御によっていずれかのDVD2から地図データの読み出しを行う。なお、装填されるディスクは必ずしもDVDでなくてもよく、CDでもよい。また、DVDとCDの双方を選択的に装填可能としてもよい。
【0019】
リモコンユニット4は、上下左右の方向を指定するジョイスティックと、数字を入力するテンキーや各種の設定などを確定する「決定」キー、検索動作を指示する「検索」キーなどの各種の操作キーとを備えており、操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ1に出力する。
【0020】
車両位置検出部5は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(経度、緯度)の検出を行い、検出結果を出力する。
【0021】
ディスプレイ装置6は、ナビゲーションコントローラ1から出力される描画データに基づいて、自車位置周辺の地図画像や、周辺施設の検索結果などの各種画像を表示する。
【0022】
携帯電話7は、電話番号と各電話番号に対応する付随情報とが格納された内蔵メモリを備えており、内蔵メモリに電話番号と付随情報とを対にして登録する機能を有する。この登録された電話番号を付随情報を検索キーにして検索して電話をかけることができる。付随情報としては、例えば、電話番号に対応する加入者の名称(個人の場合は氏名やあだ名等、事業者の場合は会社名やその略称等)や、住所、メールアドレス、登録画像等が含まれている。また、この携帯電話7は、所定のケーブル7aを介してナビゲーションコントローラ1に接続されるが、この接続は常時である必要はなく、必要時に接続すればよい。
【0023】
(2)ナビゲーションコントローラ1の詳細構成
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、経路探索処理部22、誘導経路描画部24、情報検索部30、接続部32、入力処理部40、表示処理部50を含んで構成されている。
【0024】
地図バッファ10は、ディスク読取装置3によってDVD2から読み出された地図データを一時的に格納する。地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や入力処理部40からの指示に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求をディスク読取装置3に出力する。地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、地図を表示するために必要な描画処理を行って地図画像データを作成する。
【0025】
車両位置計算部20は、車両位置検出部5から出力される検出データに基づいて自車位置を計算するとともに、計算した自車位置が地図データの道路上にない場合には、自車位置を修正するマップマッチング処理を行う。
【0026】
経路探索処理部22は、利用者によって指定された出発地と目的地(あるいは経由地)の間を所定条件下で結ぶ走行経路(誘導経路)を探索する。誘導経路描画部24は、経路探索処理部22による探索処理によって得られた誘導経路を地図上に重ねて表示するための誘導経路描画データを生成する。
【0027】
情報検索部30は、所定の検索画面描画データを生成して、事業者や個人の名称と、所在地の住所や位置情報とを含む個人情報(本明細書では、個人の名称や所在地等が含まれる各種情報と事業者の名称や所在地等が含まれる各種情報とを総称して「個人情報」と称する。)の検索を行う。検索方法としては、何を検索キーとするかによって複数の方法が考えられるが、少なくとも電話番号を検索キーとしてこの電話番号に対応する個人情報を検索結果として取得する電話番号検索機能が備わっているものとする。また、検索対象となる個人情報自体は地図データの一部としてDVD2に個人情報データベースとして格納されており、必要に応じてこの個人情報データベースの一部あるいは全部がDVD2から読み出されて地図バッファ10に転送され、この転送された個人情報を用いて情報検索部30による検索動作が行われる。接続部32は、所定のケーブル7aを介して携帯電話7が接続されるインタフェース部であり、この接続部32を介してナビゲーションコントローラ1と携帯電話7との間の各種情報の入出力が行われる。
【0028】
入力処理部40は、リモコンユニット4を用いた各種操作に対応する指示信号をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。また、事業者や個人の名称や電話番号をリモコンユニット4を用いて直接入力する場合には、入力処理部40は、50音入力画面描画データや電話番号入力画面描画データを生成する。
【0029】
表示処理部50は、地図描画部14によって生成される地図画像描画データが入力されており、この描画データに基づいて所定範囲の地図画像をディスプレイ装置6の画面に表示する。また、誘導経路描画部24によって生成される誘導経路描画データや情報検索処理部22によって生成される検索画面描画データ、入力処理部40によって生成される50音入力画面描画データ、電話番号入力画面描画データが入力されると、表示処理部50は、これらの描画データを地図画像に重ねてディスプレイ装置6の画面に表示する。
【0030】
上述した地図バッファ10(あるいはDVD2)が情報格納手段に、リモコンユニット4、入力処理部40が入力手段に、接続部32が接続手段に、情報検索部30が情報検索手段、電話番号判定手段、電話番号比較手段にそれぞれ対応する。また、地図バッファ10、地図描画部14、経路探索処理部22、経路誘導描画部24、表示処理部50がナビゲーション処理手段に対応する。また、携帯電話7が携帯機器に対応する。
【0031】
(3)ナビゲーション装置の動作
本実施形態のナビゲーション装置は上述した構成を有しており、次に、その動作を説明する。
【0032】
図2は、情報検索部30による検索処理で用いられる個人情報データベースの内容を示す図である。
【0033】
図2に示すように、情報検索部30による検索処理で用いられる個人情報データベースは、電話番号データDB(データベース)と50音データDBと地点情報データDBとを含んで構成されている。電話番号データDBは、昇順あるいは降順に電話番号と地点情報データオフセットを格納したものであり、電話番号が入力されたときに検索を行って、その電話番号に対応する地点情報データオフセットを取得するために用いられる。この地点情報データオフセットは、例えば地点情報データDB内での個人情報の格納アドレスを示すものである。
【0034】
50音データDBは、50音順に各電話番号の加入者の読みや地点名称と地点情報データオフセットを格納したものであり、読みや地点名称が入力されたときに検索を行って、その読みや地点名称に対応する地点情報データオフセットを取得するために用いられる。この地点名称は、事業者の名称や個人の氏名などである。
【0035】
地点情報データDBは、電話番号順あるいは読みの50音順、住所毎にグループ分けして、地点名称、住所、地点座標(x,y)等、電話番号の加入者の所在地(住所)や位置(地点座標)に関する情報、さらに識別フラグを格納したものである。この識別フラグは、各電話番号に対応する加入者の種類を識別するために用いられる。例えば、電話番号が個人のような検索に制約のある加入者に対応するものであるか、事業者のように検索に制約のない加入者に対応するものであるかを識別するために用いられる。
【0036】
図3は、本実施形態のナビゲーション装置によって電話番号による個人情報の検索を行う場合の動作手順を示す流れ図である。
【0037】
自車位置周辺の地図表示動作や経路探索によって得られた走行経路に沿った経路誘導動作等と並行して、情報検索部30は、利用者(運転者や助手席の搭乗者)による検索指示がなされたか否かを判定しており(ステップ100)、検索指示がなされていない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。
【0038】
また、例えばリモコンユニット4に備わった「検索」キーが押下されて、利用者によって検索指示がなされるとステップ100の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、検索キーの入力方法として電話番号入力が選択されたか否かを判定する(ステップ101)。例えば、リモコンユニット4の「検索」キーが押下されると、ディスプレイ装置6の画面に、所定の検索メニュー画面が表示される。この検索画面には、検索キーの入力方法を指定する各種のボタンとして、「電話番号」ボタン、「名称」ボタン、「住所」ボタン、「ジャンル」ボタン等が含まれている。「電話番号」ボタン以外のボタンが選択された場合にはステップ101の判定において否定判断が行われる。この場合には、選択されたボタンによって指定された検索キーを用いた情報検索が行われる(ステップ102)。
【0039】
また、検索メニュー画面に含まれる「電話番号」ボタンが選択された場合にはステップ101の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、電話番号に対応する数字の入力が終了したか否かを判定する(ステップ103)。画面上に表示された、あるいはリモコンユニット4に備わったテンキーの中から所定桁数分の数字が選択されるまで否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、所定桁数分の数字が選択されるとステップ103の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、入力された数字に対応する電話番号が存在するか否かを判定する(ステップ104)。該当する電話番号が存在しない場合には否定判断が行われ、所定桁数の電話番号を用いた検索動作以外の検索動作、例えば、入力された電話番号の市外局番から判断される概略位置を示す等のその他の検索処理が行われる(ステップ102)。
【0040】
該当する電話番号が存在する場合にはステップ104において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、入力された電話番号に対応する個人情報としての地点情報データを読み出した後(ステップ105)、入力された電話番号は個人宅のものであるか否かを判定する(ステップ106)。この判定は、読み出した地点情報データに含まれる識別フラグを調べることにより行われる。入力電話番号が個人宅のものである場合にはステップ106の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、接続部32を介して携帯電話7の内蔵メモリから入力電話番号に対応する付随情報を読み出し(ステップ107)、先にナビゲーション装置内で読み出した個人情報と一致するか否かを判定する(ステップ108)。この一致判定の具体例については後述する。付随情報と個人情報が一致しない場合には否定判断が行われ、次に、情報検索部30は、利用者に対して照合用の別の付随情報の入力を要求する(ステップ109)。例えば、入力電話番に対応する個人の氏名等を付随情報としてその入力が要求される。利用者がこの要求に応じて付随情報を入力すると(ステップ110)、情報検索部30は、この入力された付随情報と入力電話番号に対応する個人情報と一致するか否かを判定する(ステップ111)。この一致判定においても否定判断が行われた場合(不一致の場合)には、該当する電話番号が存在しない場合と同様に、例えば、入力された電話番号の市外局番から判断される概略位置を示す等のその他の検索処理が行われる(ステップ102)。
【0041】
また、付随情報と個人情報とが一致している場合(ステップ108、111において肯定判断)や電話番号が個人宅のものではなく事業者に対応するものである場合(ステップ106の判定において否定判断)には、次に、情報検索部30は、個人情報の内容(名称や住所等)を表示するとともに(ステップ112)、地図読出制御部12に指示を送ってこの電話番号に対応する所在地(地点座標)周辺の地図画像を読み出して表示する(ステップ113)。
【0042】
また、経路探索処理部22は、この電話番号に対応する所在地(地点座標)を目的地として設定するか否かを判定する(ステップ114)。目的地として設定する旨の指示が利用者によって行われた場合には肯定判断が行われ、次に、経路探索処理部22は、電話番号に対応する位置を目的地(この目的地には経由地も含まれるものとする)として設定して(ステップ115)、例えば現在位置を出発地としてこの目的地までの最適な走行経路を経路探索処理によって設定する(ステップ116)。なお、電話番号に対応する所在地を目的地に設定しない場合にはステップ114の判定において否定判断が行われ、経路探索処理以外の動作を行う。
【0043】
次に、携帯電話7から読み出された付随情報と個人情報データベースに格納された個人情報との一致判定の具体例について説明する。
【0044】
(ケース1)携帯電話7に電話番号とその付随情報としての名前が登録されている場合
この場合には、地点情報データDBに含まれる「地点名称(個人の場合を考えているためこの場合は氏名)」と「読み」のいずれかが、携帯電話7に登録された「名称」と同じである場合に一致判定が行われる。また、携帯電話7に登録される「名前」は、携帯電話7の利用者が勝手に入力するため、(1)氏名そのものを登録する場合の他、(2)名字だけを登録する場合、(3)名前だけを登録する場合、(4)愛称等を登録する場合等が考えられる。本実施形態では、(1)〜(3)のいずれの場合でもナビゲーション装置が保持する個人情報の「地点名称」の対応部分と同じであれば一致判定が行われる。また、ひらがなやカタカナを用いて「名前」の登録が行われる場合もあるため、個人情報に含まれる「読み」が「名前」と同じである場合にも一致判定が行われる。
【0045】
(ケース2)携帯電話7に電話番号とその付随情報として住所が登録されている場合
この場合には、地点情報データDBに含まれる「住所」と携帯電話7に登録された「住所」とが同じである場合に一致判定が行われる。なお、電話番号からある程度の住所の自動判定が可能であるため(例えばXX県YY市)、このような登録住所に基づいて一致判定を行うことは好ましくない。このため、本実施形態では、携帯電話7に電話番号から自動判定できない市町村名以外の住所が登録されており、この住所が地点情報データDBに含まれる「住所」と同じ場合に一致判定が行われる。
【0046】
このように、携帯電話7に格納されている付随情報がナビゲーション装置に格納されている個人情報と一致したときのみ個人情報が読み出されるため、付随情報を知らない他人が個人情報を読み出して利用することを防止することができ、個人のプライバシーを保護することができる。また、知人等については携帯電話7に電話番号とこの電話番号に対応する付随情報が登録されている場合があり、この付随情報を用いることにより、この付随情報の入力操作を省略しているため、個人情報の検索に要する手間を低減することができる。
【0047】
また、情報検索部30は、利用者によって入力された電話番号が個人宅に対応するものであるか否かを判定しており、個人宅に対応するものである場合に、付随情報を用いた一致判定の結果に基づいて検索結果を取得し、個人宅に対応するものでない場合に、付随情報を用いた一致判定を行わず、あるいは一致判定の結果を用いずに電話番号に対応する検索結果を取得している。これにより、検索に特に制約のない事業者等の電話番号が入力された場合に、付随情報の入力を省略することが可能になり、操作の簡略化が可能になる。
【0048】
また、利用者によって入力された電話番号と、携帯電話7に格納された電話番号とを比較して一致判定を行い、不一致判定がなされたときに、別に入力される付随情報を用いて情報検索部30による新たな一致判定を行っている。これにより、携帯電話7に電話番号が登録されている場合には付随情報の入力を省略することで検索の手間を低減する一方で、携帯電話7に電話番号が登録されていない場合には従来通りに付随情報の入力を求めることで個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0049】
また、付随情報として、個人名称(氏名)の少なくとも一部を用いることにより、電話番号と氏名等がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0050】
あるいは、付随情報として、電話番号に対応する加入者の住所であって、この電話番号から自動判定できない市区町村名以外の情報を用いることにより、電話番号と住所がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0051】
また、情報検索部30による検索の対象となる個人情報は、電話番号に対応する加入者の所在地を特定する位置情報(住所や地点座標)であり、プライバシーを保護しつつ個人の電話番号からその個人の所在地を知ることが可能になる。
【0052】
また、ナビゲーション装置は、位置情報(住所や地点座標)に基づいて、所在地周辺の地図画像表示を行っており、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地周辺の地図画像表示を行うことが可能になる。
【0053】
また、ナビゲーション装置は、位置情報(住所や地点座標)に基づいて、所在地を経路探索の目的地として経路探索を行っており、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地を目的地とした経路探索を行うことが可能になる。
【0054】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、携帯電話7をナビゲーション装置に接続したが、その他の携帯機器が接続される場合には、この携帯機器の内蔵メモリに登録された電話番号や付随情報を用いて同様の検索処理を行うようにしてもよい。
【0055】
また、上述した実施形態では、携帯電話7とナビゲーション装置との間をケーブル7aを介して接続したが、赤外線や無線等の通信手段を用いてこれらの間の接続を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、携帯機器に格納されている付随情報が個人情報と一致したときのみ個人情報が読み出されるため、付随情報を知らない他人が個人情報を読み出して利用することを防止することができ、個人のプライバシーを保護することができる。また、知人等については携帯電話等の携帯機器に電話番号とこの電話番号に対応する付随情報が登録されている場合があり、この付随情報を用いることにより、この付随情報の入力操作を省略しているため、個人情報の検索に要する手間を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】情報検索部による検索処理で用いられる個人情報データベースの内容を示す図である。
【図3】本実施形態のナビゲーション装置によって電話番号による個人情報の検索を行う場合の動作手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ
2 DVD
3 ディスク読取装置
4 リモートコントロール(リモコン)ユニット
5 車両位置検出部
6 ディスプレイ装置
7 携帯電話
7a ケーブル
10 地図バッファ
12 地図読出制御部
14 地図描画部
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
24 誘導経路描画部
30 情報検索部
40 入力処理部
50 表示処理部
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話番号を用いて情報検索を行うナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電話番号とその電話番号の加入者を特定する個人名称を入力して照合することにより、電話番号入力による検索、案内を確実に行うようにしたナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このナビゲーション装置では、入力された電話番号が個人のものであると判定されると、個人名称の入力を求め、ナビゲーション装置が保持する個人名称と一致したときに、この電話番号に対応する位置情報を出力している。これにより、個人のプライバシーを保護しつつ、知人等の特定個人に関する位置情報の検索を可能としている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−91285号公報(第4−9頁、図1−20)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、個人の電話番号に対応する位置情報を検索して読み出す前に、個人名称の入力を50音入力画面を用いて行っており、操作が煩雑になるという問題があった。特に、50音で個人名称を入力する作業は、選択可能なボタン数が多いため、この操作になれていない利用者にとっては、単に数字キーを選択する電話番号入力に比べて操作がかなり煩雑になる。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、個人のプライバシーを保護しつつ個人情報の検索に要する手間を低減することができるナビゲーション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、電話番号とこの電話番号に対応する検索対象情報とが格納される情報格納手段と、利用者によって電話番号の入力を行う入力手段と、電話番号とこの電話番号に対応する付随情報とが格納された内蔵メモリを有する携帯機器が接続される接続手段と、入力手段を用いて入力された電話番号に対応する付随情報を携帯機器から読み出して、この付随情報と個人情報とが一致するときに、個人情報を検索結果として取得する情報検索手段と、情報検索手段によって得られた検索結果を用いて所定のナビゲーション動作を行うナビゲーション処理手段とを備えている。携帯機器に格納されている付随情報が個人情報と一致したときのみ個人情報が読み出されるため、付随情報を知らない他人が個人情報を読み出して利用することを防止することができ、個人のプライバシーを保護することができる。また、知人等については携帯電話等の携帯機器に電話番号とこの電話番号に対応する付随情報が登録されている場合があり、この付随情報を用いることにより、この付随情報の入力操作を省略しているため、個人情報の検索に要する手間を低減することができる。
【0007】
また、上述した入力手段を用いて入力された電話番号が個人宅に対応するものであるか否かを判定する電話番号判定手段をさらに備え、情報検索手段は、電話番号判定手段によって個人宅に対応する電話番号であると判定されたときに、付随情報を用いた一致判定の結果に基づいて検索結果を取得し、電話番号判定手段によって個人宅に対応する電話番号でないと判定されたときに、付随情報を用いた一致判定を行わず、あるいは一致判定の結果を用いずに電話番号に対応する検索結果を取得することが望ましい。これにより、検索に特に制約のない事業者等の電話番号が入力された場合に、付随情報の入力を省略することが可能になり、操作の簡略化が可能になる。
【0008】
また、上述した入力手段を用いて入力された電話番号と、携帯機器に格納された電話番号とを比較して一致判定を行う電話番号比較手段をさらに備え、携帯機器に格納された全ての電話番号に対して電話番号比較手段によって不一致判定がなされたときに、入力手段を用いて入力される別の付随情報を用いて情報検索手段によるこの付随情報と個人情報との一致判定が行われることが望ましい。これにより、携帯機器に電話番号が登録されている場合には付随情報の入力を省略することで検索の手間を低減する一方で、携帯機器に電話番号が登録されていない場合には従来通りに付随情報の入力を求めることで個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0009】
また、上述した付随情報として、個人名称の少なくとも一部が用いられることが望ましい。これにより、電話番号と氏名等がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0010】
また、上述した付随情報として、電話番号に対応する加入者の住所であって、この電話番号から自動判定できない市区町村名以外の情報を含むことが望ましい。これにより、電話番号と住所がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0011】
また、上述した情報検索手段による検索の対象となる個人情報は、電話番号に対応する加入者の所在地を特定する位置情報であることが望ましい。これにより、プライバシーを保護しつつ個人の電話番号からその個人の所在地を知ることが可能になる。
【0012】
また、上述したナビゲーション処理手段は、位置情報に基づいて、所在地周辺の地図画像表示を行うことが望ましい。これにより、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地周辺の地図画像表示を行うことが可能になる。
【0013】
また、上述したナビゲーション処理手段は、位置情報に基づいて、所在地を経路探索の目的地として経路探索を行うことが望ましい。これにより、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地を目的地とした経路探索を行うことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のナビゲーション装置について図面を参照しながら説明する。
【0015】
(1)ナビゲーション装置の全体構成
図1は、一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置は、ナビゲーションコントローラ1、DVD2、ディスク読取装置3、リモートコントロール(リモコン)ユニット4、車両位置検出部5、ディスプレイ装置6、携帯電話7を含んで構成されている。
【0016】
ナビゲーションコントローラ1は、ナビゲーション装置の全体動作を制御するものである。このナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
【0017】
DVD2は、地図表示や経路探索などに必要な地図データが格納されている情報記憶媒体である。このDVD2には、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位とした地図データが格納されている。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。各図葉の地図データには、(1)地図画像の表示に必要な各種データからなる「描画ユニット」、(2)マップマッチングや経路探索、経路誘導等の処理に必要な各種データからなる「道路ユニット」、(3)交差点の詳細情報を表す各種データからなる「交差点ユニット」などが含まれている。また、この地図データには、個人や事業者の電話番号とこの電話番号に対応する個人情報が組み合わされた検索情報が含まれている。検索情報の具体例については後述する。
【0018】
ディスク読取装置3は、1枚あるいは複数枚のDVD2が装填可能であり、ナビゲーションコントローラ1の制御によっていずれかのDVD2から地図データの読み出しを行う。なお、装填されるディスクは必ずしもDVDでなくてもよく、CDでもよい。また、DVDとCDの双方を選択的に装填可能としてもよい。
【0019】
リモコンユニット4は、上下左右の方向を指定するジョイスティックと、数字を入力するテンキーや各種の設定などを確定する「決定」キー、検索動作を指示する「検索」キーなどの各種の操作キーとを備えており、操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ1に出力する。
【0020】
車両位置検出部5は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(経度、緯度)の検出を行い、検出結果を出力する。
【0021】
ディスプレイ装置6は、ナビゲーションコントローラ1から出力される描画データに基づいて、自車位置周辺の地図画像や、周辺施設の検索結果などの各種画像を表示する。
【0022】
携帯電話7は、電話番号と各電話番号に対応する付随情報とが格納された内蔵メモリを備えており、内蔵メモリに電話番号と付随情報とを対にして登録する機能を有する。この登録された電話番号を付随情報を検索キーにして検索して電話をかけることができる。付随情報としては、例えば、電話番号に対応する加入者の名称(個人の場合は氏名やあだ名等、事業者の場合は会社名やその略称等)や、住所、メールアドレス、登録画像等が含まれている。また、この携帯電話7は、所定のケーブル7aを介してナビゲーションコントローラ1に接続されるが、この接続は常時である必要はなく、必要時に接続すればよい。
【0023】
(2)ナビゲーションコントローラ1の詳細構成
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、経路探索処理部22、誘導経路描画部24、情報検索部30、接続部32、入力処理部40、表示処理部50を含んで構成されている。
【0024】
地図バッファ10は、ディスク読取装置3によってDVD2から読み出された地図データを一時的に格納する。地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や入力処理部40からの指示に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求をディスク読取装置3に出力する。地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、地図を表示するために必要な描画処理を行って地図画像データを作成する。
【0025】
車両位置計算部20は、車両位置検出部5から出力される検出データに基づいて自車位置を計算するとともに、計算した自車位置が地図データの道路上にない場合には、自車位置を修正するマップマッチング処理を行う。
【0026】
経路探索処理部22は、利用者によって指定された出発地と目的地(あるいは経由地)の間を所定条件下で結ぶ走行経路(誘導経路)を探索する。誘導経路描画部24は、経路探索処理部22による探索処理によって得られた誘導経路を地図上に重ねて表示するための誘導経路描画データを生成する。
【0027】
情報検索部30は、所定の検索画面描画データを生成して、事業者や個人の名称と、所在地の住所や位置情報とを含む個人情報(本明細書では、個人の名称や所在地等が含まれる各種情報と事業者の名称や所在地等が含まれる各種情報とを総称して「個人情報」と称する。)の検索を行う。検索方法としては、何を検索キーとするかによって複数の方法が考えられるが、少なくとも電話番号を検索キーとしてこの電話番号に対応する個人情報を検索結果として取得する電話番号検索機能が備わっているものとする。また、検索対象となる個人情報自体は地図データの一部としてDVD2に個人情報データベースとして格納されており、必要に応じてこの個人情報データベースの一部あるいは全部がDVD2から読み出されて地図バッファ10に転送され、この転送された個人情報を用いて情報検索部30による検索動作が行われる。接続部32は、所定のケーブル7aを介して携帯電話7が接続されるインタフェース部であり、この接続部32を介してナビゲーションコントローラ1と携帯電話7との間の各種情報の入出力が行われる。
【0028】
入力処理部40は、リモコンユニット4を用いた各種操作に対応する指示信号をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。また、事業者や個人の名称や電話番号をリモコンユニット4を用いて直接入力する場合には、入力処理部40は、50音入力画面描画データや電話番号入力画面描画データを生成する。
【0029】
表示処理部50は、地図描画部14によって生成される地図画像描画データが入力されており、この描画データに基づいて所定範囲の地図画像をディスプレイ装置6の画面に表示する。また、誘導経路描画部24によって生成される誘導経路描画データや情報検索処理部22によって生成される検索画面描画データ、入力処理部40によって生成される50音入力画面描画データ、電話番号入力画面描画データが入力されると、表示処理部50は、これらの描画データを地図画像に重ねてディスプレイ装置6の画面に表示する。
【0030】
上述した地図バッファ10(あるいはDVD2)が情報格納手段に、リモコンユニット4、入力処理部40が入力手段に、接続部32が接続手段に、情報検索部30が情報検索手段、電話番号判定手段、電話番号比較手段にそれぞれ対応する。また、地図バッファ10、地図描画部14、経路探索処理部22、経路誘導描画部24、表示処理部50がナビゲーション処理手段に対応する。また、携帯電話7が携帯機器に対応する。
【0031】
(3)ナビゲーション装置の動作
本実施形態のナビゲーション装置は上述した構成を有しており、次に、その動作を説明する。
【0032】
図2は、情報検索部30による検索処理で用いられる個人情報データベースの内容を示す図である。
【0033】
図2に示すように、情報検索部30による検索処理で用いられる個人情報データベースは、電話番号データDB(データベース)と50音データDBと地点情報データDBとを含んで構成されている。電話番号データDBは、昇順あるいは降順に電話番号と地点情報データオフセットを格納したものであり、電話番号が入力されたときに検索を行って、その電話番号に対応する地点情報データオフセットを取得するために用いられる。この地点情報データオフセットは、例えば地点情報データDB内での個人情報の格納アドレスを示すものである。
【0034】
50音データDBは、50音順に各電話番号の加入者の読みや地点名称と地点情報データオフセットを格納したものであり、読みや地点名称が入力されたときに検索を行って、その読みや地点名称に対応する地点情報データオフセットを取得するために用いられる。この地点名称は、事業者の名称や個人の氏名などである。
【0035】
地点情報データDBは、電話番号順あるいは読みの50音順、住所毎にグループ分けして、地点名称、住所、地点座標(x,y)等、電話番号の加入者の所在地(住所)や位置(地点座標)に関する情報、さらに識別フラグを格納したものである。この識別フラグは、各電話番号に対応する加入者の種類を識別するために用いられる。例えば、電話番号が個人のような検索に制約のある加入者に対応するものであるか、事業者のように検索に制約のない加入者に対応するものであるかを識別するために用いられる。
【0036】
図3は、本実施形態のナビゲーション装置によって電話番号による個人情報の検索を行う場合の動作手順を示す流れ図である。
【0037】
自車位置周辺の地図表示動作や経路探索によって得られた走行経路に沿った経路誘導動作等と並行して、情報検索部30は、利用者(運転者や助手席の搭乗者)による検索指示がなされたか否かを判定しており(ステップ100)、検索指示がなされていない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。
【0038】
また、例えばリモコンユニット4に備わった「検索」キーが押下されて、利用者によって検索指示がなされるとステップ100の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、検索キーの入力方法として電話番号入力が選択されたか否かを判定する(ステップ101)。例えば、リモコンユニット4の「検索」キーが押下されると、ディスプレイ装置6の画面に、所定の検索メニュー画面が表示される。この検索画面には、検索キーの入力方法を指定する各種のボタンとして、「電話番号」ボタン、「名称」ボタン、「住所」ボタン、「ジャンル」ボタン等が含まれている。「電話番号」ボタン以外のボタンが選択された場合にはステップ101の判定において否定判断が行われる。この場合には、選択されたボタンによって指定された検索キーを用いた情報検索が行われる(ステップ102)。
【0039】
また、検索メニュー画面に含まれる「電話番号」ボタンが選択された場合にはステップ101の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、電話番号に対応する数字の入力が終了したか否かを判定する(ステップ103)。画面上に表示された、あるいはリモコンユニット4に備わったテンキーの中から所定桁数分の数字が選択されるまで否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、所定桁数分の数字が選択されるとステップ103の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、入力された数字に対応する電話番号が存在するか否かを判定する(ステップ104)。該当する電話番号が存在しない場合には否定判断が行われ、所定桁数の電話番号を用いた検索動作以外の検索動作、例えば、入力された電話番号の市外局番から判断される概略位置を示す等のその他の検索処理が行われる(ステップ102)。
【0040】
該当する電話番号が存在する場合にはステップ104において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、入力された電話番号に対応する個人情報としての地点情報データを読み出した後(ステップ105)、入力された電話番号は個人宅のものであるか否かを判定する(ステップ106)。この判定は、読み出した地点情報データに含まれる識別フラグを調べることにより行われる。入力電話番号が個人宅のものである場合にはステップ106の判定において肯定判断が行われ、次に、情報検索部30は、接続部32を介して携帯電話7の内蔵メモリから入力電話番号に対応する付随情報を読み出し(ステップ107)、先にナビゲーション装置内で読み出した個人情報と一致するか否かを判定する(ステップ108)。この一致判定の具体例については後述する。付随情報と個人情報が一致しない場合には否定判断が行われ、次に、情報検索部30は、利用者に対して照合用の別の付随情報の入力を要求する(ステップ109)。例えば、入力電話番に対応する個人の氏名等を付随情報としてその入力が要求される。利用者がこの要求に応じて付随情報を入力すると(ステップ110)、情報検索部30は、この入力された付随情報と入力電話番号に対応する個人情報と一致するか否かを判定する(ステップ111)。この一致判定においても否定判断が行われた場合(不一致の場合)には、該当する電話番号が存在しない場合と同様に、例えば、入力された電話番号の市外局番から判断される概略位置を示す等のその他の検索処理が行われる(ステップ102)。
【0041】
また、付随情報と個人情報とが一致している場合(ステップ108、111において肯定判断)や電話番号が個人宅のものではなく事業者に対応するものである場合(ステップ106の判定において否定判断)には、次に、情報検索部30は、個人情報の内容(名称や住所等)を表示するとともに(ステップ112)、地図読出制御部12に指示を送ってこの電話番号に対応する所在地(地点座標)周辺の地図画像を読み出して表示する(ステップ113)。
【0042】
また、経路探索処理部22は、この電話番号に対応する所在地(地点座標)を目的地として設定するか否かを判定する(ステップ114)。目的地として設定する旨の指示が利用者によって行われた場合には肯定判断が行われ、次に、経路探索処理部22は、電話番号に対応する位置を目的地(この目的地には経由地も含まれるものとする)として設定して(ステップ115)、例えば現在位置を出発地としてこの目的地までの最適な走行経路を経路探索処理によって設定する(ステップ116)。なお、電話番号に対応する所在地を目的地に設定しない場合にはステップ114の判定において否定判断が行われ、経路探索処理以外の動作を行う。
【0043】
次に、携帯電話7から読み出された付随情報と個人情報データベースに格納された個人情報との一致判定の具体例について説明する。
【0044】
(ケース1)携帯電話7に電話番号とその付随情報としての名前が登録されている場合
この場合には、地点情報データDBに含まれる「地点名称(個人の場合を考えているためこの場合は氏名)」と「読み」のいずれかが、携帯電話7に登録された「名称」と同じである場合に一致判定が行われる。また、携帯電話7に登録される「名前」は、携帯電話7の利用者が勝手に入力するため、(1)氏名そのものを登録する場合の他、(2)名字だけを登録する場合、(3)名前だけを登録する場合、(4)愛称等を登録する場合等が考えられる。本実施形態では、(1)〜(3)のいずれの場合でもナビゲーション装置が保持する個人情報の「地点名称」の対応部分と同じであれば一致判定が行われる。また、ひらがなやカタカナを用いて「名前」の登録が行われる場合もあるため、個人情報に含まれる「読み」が「名前」と同じである場合にも一致判定が行われる。
【0045】
(ケース2)携帯電話7に電話番号とその付随情報として住所が登録されている場合
この場合には、地点情報データDBに含まれる「住所」と携帯電話7に登録された「住所」とが同じである場合に一致判定が行われる。なお、電話番号からある程度の住所の自動判定が可能であるため(例えばXX県YY市)、このような登録住所に基づいて一致判定を行うことは好ましくない。このため、本実施形態では、携帯電話7に電話番号から自動判定できない市町村名以外の住所が登録されており、この住所が地点情報データDBに含まれる「住所」と同じ場合に一致判定が行われる。
【0046】
このように、携帯電話7に格納されている付随情報がナビゲーション装置に格納されている個人情報と一致したときのみ個人情報が読み出されるため、付随情報を知らない他人が個人情報を読み出して利用することを防止することができ、個人のプライバシーを保護することができる。また、知人等については携帯電話7に電話番号とこの電話番号に対応する付随情報が登録されている場合があり、この付随情報を用いることにより、この付随情報の入力操作を省略しているため、個人情報の検索に要する手間を低減することができる。
【0047】
また、情報検索部30は、利用者によって入力された電話番号が個人宅に対応するものであるか否かを判定しており、個人宅に対応するものである場合に、付随情報を用いた一致判定の結果に基づいて検索結果を取得し、個人宅に対応するものでない場合に、付随情報を用いた一致判定を行わず、あるいは一致判定の結果を用いずに電話番号に対応する検索結果を取得している。これにより、検索に特に制約のない事業者等の電話番号が入力された場合に、付随情報の入力を省略することが可能になり、操作の簡略化が可能になる。
【0048】
また、利用者によって入力された電話番号と、携帯電話7に格納された電話番号とを比較して一致判定を行い、不一致判定がなされたときに、別に入力される付随情報を用いて情報検索部30による新たな一致判定を行っている。これにより、携帯電話7に電話番号が登録されている場合には付随情報の入力を省略することで検索の手間を低減する一方で、携帯電話7に電話番号が登録されていない場合には従来通りに付随情報の入力を求めることで個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0049】
また、付随情報として、個人名称(氏名)の少なくとも一部を用いることにより、電話番号と氏名等がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0050】
あるいは、付随情報として、電話番号に対応する加入者の住所であって、この電話番号から自動判定できない市区町村名以外の情報を用いることにより、電話番号と住所がわかっている個人について個人情報の読出しが可能になるため、個人のプライバシー保護を確実に実現することができる。
【0051】
また、情報検索部30による検索の対象となる個人情報は、電話番号に対応する加入者の所在地を特定する位置情報(住所や地点座標)であり、プライバシーを保護しつつ個人の電話番号からその個人の所在地を知ることが可能になる。
【0052】
また、ナビゲーション装置は、位置情報(住所や地点座標)に基づいて、所在地周辺の地図画像表示を行っており、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地周辺の地図画像表示を行うことが可能になる。
【0053】
また、ナビゲーション装置は、位置情報(住所や地点座標)に基づいて、所在地を経路探索の目的地として経路探索を行っており、個人の電話番号を入力することにより、それ以上の煩雑な操作を行うことなく、その個人の所在地を目的地とした経路探索を行うことが可能になる。
【0054】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、携帯電話7をナビゲーション装置に接続したが、その他の携帯機器が接続される場合には、この携帯機器の内蔵メモリに登録された電話番号や付随情報を用いて同様の検索処理を行うようにしてもよい。
【0055】
また、上述した実施形態では、携帯電話7とナビゲーション装置との間をケーブル7aを介して接続したが、赤外線や無線等の通信手段を用いてこれらの間の接続を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、携帯機器に格納されている付随情報が個人情報と一致したときのみ個人情報が読み出されるため、付随情報を知らない他人が個人情報を読み出して利用することを防止することができ、個人のプライバシーを保護することができる。また、知人等については携帯電話等の携帯機器に電話番号とこの電話番号に対応する付随情報が登録されている場合があり、この付随情報を用いることにより、この付随情報の入力操作を省略しているため、個人情報の検索に要する手間を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】情報検索部による検索処理で用いられる個人情報データベースの内容を示す図である。
【図3】本実施形態のナビゲーション装置によって電話番号による個人情報の検索を行う場合の動作手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ
2 DVD
3 ディスク読取装置
4 リモートコントロール(リモコン)ユニット
5 車両位置検出部
6 ディスプレイ装置
7 携帯電話
7a ケーブル
10 地図バッファ
12 地図読出制御部
14 地図描画部
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
24 誘導経路描画部
30 情報検索部
40 入力処理部
50 表示処理部
Claims (8)
- 電話番号とこの電話番号に対応する個人情報とが格納される情報格納手段と、
利用者によって電話番号の入力を行う入力手段と、
電話番号とこの電話番号に対応する付随情報とが格納された内蔵メモリを有する携帯機器が接続される接続手段と、
前記入力手段を用いて入力された電話番号に対応する前記付随情報を前記携帯機器から読み出して、この付随情報と前記個人情報とが一致するときに、前記個人情報を検索結果として取得する情報検索手段と、
前記情報検索手段によって得られた検索結果を用いて所定のナビゲーション動作を行うナビゲーション処理手段と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1において、
前記入力手段を用いて入力された電話番号が個人宅に対応するものであるか否かを判定する電話番号判定手段をさらに備え、
前記情報検索手段は、前記電話番号判定手段によって個人宅に対応する電話番号であると判定されたときに、前記付随情報を用いた一致判定の結果に基づいて前記検索結果を取得し、前記電話番号判定手段によって個人宅に対応する電話番号でないと判定されたときに、前記付随情報を用いた一致判定を行わず、あるいは一致判定の結果を用いずに前記電話番号に対応する前記検索結果を取得することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1において、
前記入力手段を用いて入力された電話番号と、前記携帯機器に格納された電話番号とを比較して一致判定を行う電話番号比較手段をさらに備え、
前記携帯機器に格納された全ての電話番号に対応して前記電話番号比較手段によって不一致判定がなされたときに、前記入力手段を用いて入力される別の付随情報を用いて前記情報検索手段によるこの付随情報と前記個人情報との一致判定が行われることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記付随情報として、個人名称の少なくとも一部が用いられることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記付随情報として、電話番号に対応する加入者の住所であって、この電話番号から自動判定できない市区町村名以外の情報を含むことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
前記情報検索手段による検索の対象となる前記個人情報は、電話番号に対応する加入者の所在地を特定する位置情報であることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項6において、
前記ナビゲーション処理手段は、前記位置情報に基づいて、前記所在地周辺の地図画像表示を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項6において、
前記ナビゲーション処理手段は、前記位置情報に基づいて、前記所在地を経路探索の目的地として経路探索を行うことを特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003194706A JP2005030842A (ja) | 2003-07-10 | 2003-07-10 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003194706A JP2005030842A (ja) | 2003-07-10 | 2003-07-10 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005030842A true JP2005030842A (ja) | 2005-02-03 |
Family
ID=34205767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003194706A Withdrawn JP2005030842A (ja) | 2003-07-10 | 2003-07-10 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005030842A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006285917A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション装置及び地点検索方法 |
KR101135998B1 (ko) * | 2005-03-03 | 2012-04-17 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 출발지와 목적지 설정 방법 |
WO2014118987A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | パイオニア株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
-
2003
- 2003-07-10 JP JP2003194706A patent/JP2005030842A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101135998B1 (ko) * | 2005-03-03 | 2012-04-17 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 출발지와 목적지 설정 방법 |
JP2006285917A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション装置及び地点検索方法 |
WO2014118987A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | パイオニア株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
JP5895069B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2016-03-30 | パイオニア株式会社 | 通信装置、通信方法及び通信プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6694252B2 (en) | Method of displaying landmark in navigation device | |
JP3967046B2 (ja) | 電話番号による地点検索出力装置及び記録媒体 | |
US20050203698A1 (en) | Navigation system using POI code numbers, and operating system and method therefor | |
TW200535400A (en) | Method for inputting destination data through a mobile terminal | |
US7518533B2 (en) | Navigation system and method, and computer program product | |
US6560530B1 (en) | Navigation system | |
JP2005100276A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP3816779B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2910544B2 (ja) | 電話自動発信機能を備えたナビゲーション装置 | |
JP4474783B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2005030842A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP4314729B2 (ja) | ナビゲーション装置、携帯電話機を利用したデータ入力方法 | |
JPH0894377A (ja) | 地図表示装置 | |
JP2010108297A (ja) | 施設検索方法および施設検索装置 | |
JP2816104B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
US20040034468A1 (en) | Navigation device and system and method for trasmitting facility information | |
JP3393442B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
JP3147598B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
KR20080035299A (ko) | 네비게이션 장치를 이용한 통합 검색 장치 및 방법 | |
JP2001133282A (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP2840011B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP4040356B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP3656730B2 (ja) | 電話番号による地点検索出力装置及び記録媒体 | |
JP3551126B2 (ja) | 目的地案内システム、目的地案内サービス方法及び目的地案内表示装置 | |
JP2005265591A (ja) | 車載装置及び情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |