JP2005028826A - 画像出力装置 - Google Patents

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昭一郎 吉浦
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Abstract

【課題】 画像データに基づく画像を出力する画像出力処理中に、機密性の高い文書等の画像の内容が漏洩する可能性を低減して、機密性の高い画像を保護することが可能なプリンタ装置等の画像出力装置を提供する。
【解決手段】 画像出力装置1では、画像データを記録機構に記録し(S104)、画像出力処理を開始する前に、異常発生の履歴及び消耗品の残量から、画像出力処理の異常発生の予測に要する、予め設定されている異常発生の予測に要する予測条件を満足するか否かを判定し(S108)、予測条件を満足すると判定した場合(S108:YES)、画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理の開始を中止し(S109)、記録機構に記録した画像データを無効化する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ装置等の画像データに基づいて画像を出力する画像出力装置に関し、特に画像出力処理中に発生し得る異常を回避する画像出力装置に関する。
近年、LAN等の通信網を介してパーソナルコンピュータ等の通信装置からプリンタ装置等の画像出力装置へ画像データを送信して画像の出力を指示するネットワークプリント環境が整備されており、一台の画像出力装置を、複数の通信装置を夫々操作する複数の操作者で共有することができる環境を提供している。
ところが画像出力装置を共有する通信網上の通信装置の台数が増加するに伴い、画像出力装置にて画像形成され出力されたコピー用紙等の画像形成媒体が混在するという状況が増加し、また他の操作者に画像の内容が見られてしまうというような問題が発生する。
そこで最近では出力される画像の内容を保護する目的で、安全性を強化した各種画像保護機能が画像出力装置に搭載されてきている。
画像出力装置に搭載された画像保護機能の例としては、画像が形成され出力された画像形成媒体が他者に持ち去られたり、また見られたりすること無く、画像の出力を指示した操作者に確実に受け渡すことができる様に照合キーの入力による照合処理を行った上で出力を開始する画像保護機能がある(例えば、特許文献1参照。)。
また他の画像保護機能の例としては、通信網上を転送される画像データの暗号化、画像出力装置内の画像データの暗号化、及び画像出力後の画像データの強制的な無効化等の機能がある。
通信網を介して共有される画像出力装置の他の問題点として、画像出力処理の途中で、画像形成媒体及びトナー等の消耗品の不足等の異常が発生した場合、画像出力処理が中断するため、当該画像出力装置を共有する者全体の業務効率を低下させるという問題がある。
そこで画像の出力中に中断を予測し、出力の保留等の処理を行う画像出力装置が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7−98691号公報 特開2000−15897号公報
しかしながら例えば特許文献1に開示されている様な照合キーによる照合及び画像データの暗号化を行ったとしても、画像出力処理中の異常の発生により処理が中断した場合、中断している状況下においては、照合キーによる照合及び暗号化された画像データの復号化が行われた後であり、しかも画像データの無効化がなされる前であるので、画像出力処理が再開して完了するまでの間に出力する画像の内容が他者に漏洩する可能性がある。
特許文献2においても同様であり、画像の出力処理中に中断を予測することについて示されているが、画像の内容の漏洩に対する対策については開示も示唆もされていない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、画像データに基づく画像出力処理を開始する前に、異常発生を予測して、出力処理の開始を制限し、画像データに対して無効化及び暗号化等の処理を行うことにより、出力処理の中断及び出力処理の保留中に画像の内容が漏洩する可能性を低減して、機密性の高い画像を保護することが可能な画像出力装置の提供を目的とする。
本発明の画像出力装置は、画像データに基づいて画像を出力する画像出力処理を行う画像出力装置において、画像データに基づく画像出力処理を開始する前に、画像出力処理の異常発生の予測に要する予測条件を満足するか否かを判定する手段と、予測条件を満足すると判定した場合に、画像出力処理の開始を制限する手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記画像データは、外部の装置から受信した画像データであることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記画像出力処理の開始を制限する手段は、前記画像出力処理を中止すべくなしてあり、画像出力処理の開始を制限した画像データを無効化する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記画像出力処理の開始を制限する手段は、画像出力処理を中止すべくなしてあり、画像出力処理の開始を制限した画像データの無効化の要否を示す指示を要求する手段と、該要求に対して無効化を要することを示す指示を受け付けたときに、画像データを無効化する手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、画像データの無効化の開始及び/又は無効化の完了を報知する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記画像出力処理の開始を制限する手段は、画像出力処理を中止すべくなしてあり、画像出力処理の開始を制限された画像データを暗号化する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記画像出力処理の開始を制限する手段は、画像出力処理を中止すべくなしてあり、画像出力処理の開始を制限した画像データの暗号化の要否を示す指示を要求する手段と、該要求に対して暗号化を要することを示す指示を受け付けたときに、画像データを暗号化する手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、画像データの暗号化の開始及び/又は暗号化の完了を報知する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記画像データに対して、予測条件を満足するか否かの判定の要否を判定する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の画像出力装置は、前記予測条件は、予め記録してある発生した異常の履歴及び/又は画像出力処理に要する消耗品の残量に基づく条件であることを特徴とする。
本発明の画像出力装置では、コピー用紙等の画像形成媒体上に画像データに基づく画像を形成して出力する画像出力処理を開始する前に、画像出力処理時の異常発生を、所定の予測条件を満足するか否かを判定することで予測し、所定の条件を満足して出力処理中に異常発生の可能性有りと判定した場合に、画像の出力処理の開始を制限することにより、画像の出力処理時に異常が発生する可能性が高い状態で出力処理を開始して出力処理の中断及び保留が発生する可能性を著しく低減することが可能であり、これにより機密性の高い画像を保護することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、LAN等の通信網にて接続するパーソナルコンピュータ等の外部の装置から受信した画像データに基づく画像を出力する場合に、画像出力処理時の異常発生の予測を行うことにより、通信網を介して共有される他者の目に触れる機会が多い画像出力装置に適用することができるので、機密が漏洩しやすい環境下にて、機密性の高い画像を保護するので、本発明の機能を効果的に活用することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理を中止し、中止した画像データを強制的に無効化、即ちジョブデータとして一時的に記録した画像データに無意味なデータを上書きすることにより、画像出力処理を中止した画像データが不正に画像として再現される可能性を著しく低減することができるので、機密性の高い画像を保護することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理を中止し、中止した画像データを操作者の要求に応じて無効化、即ちジョブデータとして一時的に記録した画像データに無意味なデータを上書きすることにより、画像出力処理を中止した画像データが不正に画像として再現される可能性を必要に応じて著しく低減することができるので、機密性の高い画像を保護することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像データの無効化の開始及び/又は無効化の完了を報知、例えば通信網を介して操作者が操作する外部の装置へ、無効化の開始及び完了を示す情報を送信することにより、操作者は、画像出力処理中に異常が発生する可能性が高いため画像の出力処理を中止し、送信した画像データを無効化したことを認知することができるので、機密漏洩の不安を感じることなく機密性の高い画像を取り扱うことが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理を中止し、中止した画像データを暗号化することにより、暗号化した画像データを必要に応じて復号化し画像出力処理を開始させることを可能としながらも、他者への漏洩を防止することが可能であるので、機密性の高い画像を保護することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理を中止し、中止した画像データを操作者の要求に応じて暗号化することにより、暗号化した画像データを必要に応じて復号化し画像出力処理を開始させることを可能としながらも、他者への漏洩を防止することが可能であるので、機密性の高い画像を保護することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像データの暗号化の開始及び/又は無効化の完了を報知、例えば通信網を介して操作者が操作する外部の装置へ、暗号化の開始及び完了を示す情報を送信することにより、操作者は、画像出力処理中に異常が発生する可能性が高いため画像の出力処理を中止し、送信した画像データを暗号化したことを認知することができるので、機密漏洩の不安を感じることなく機密性の高い画像を取り扱うことが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、画像データの送信元の装置を示すIPアドレス等の装置情報及び画像データに付与された属性を示す属性情報から、機密性の高さを予想して機密性が高いと予想される画像データに対してのみ、異常発生の予測の要否を判定することにより、不要な処理負荷をかけることが無く、また機密性の高い文書を示す画像データに対しては自動的に異常発生の予測を行うことができるので、操作者の操作負担の軽減及び機密性の高い画像の保護の強化を実現することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明の画像出力装置では、異常発生の履歴に基づいて異常発生を予測することにより、予測の精度を向上させることが可能であり、しかも画像形成媒体及びトナー等の消耗品の不足に基づく異常の発生を予測することにより、画像出力処理を開始する前に消耗品の補充等の対応を行うことがでるので、機密性の高い画像の保護を強化することが可能である等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施をするための形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における画像出力装置の構成を示すブロック図である。
図1中1は、プリンタ装置、ファクシミリ装置、複写機及びこれらの複数の装置の機能を備えるデジタル複合機等の画像出力装置であり、画像出力装置1は、LAN等の第1通信網NW1に接続しており、第1通信網NW1を介して画像データを送信するパーソナルコンピュータ等の画像データ通信装置2とTCP/IP等の通信規約に基づく通信を行い、画像データ通信装置2から送信される画像データに基づいて画像を出力する画像出力処理を行う。
なお便宜上、画像データ通信装置2は1台として図示しているが、第1通信網NW1上には、複数の画像データ通信装置2、2、…が接続しており、画像出力装置1は、複数の画像データ通信装置2、2、…に共有して用いられる。
また画像出力装置1は、電話交換網等の第2通信網NW2に接続しており、ファクシミリ装置として機能する場合に第2通信網NW2を介してファクシミリデータの形式で、第2通信網NW2に接続する図示しないファクシミリ装置と画像データの送受信を行う。
画像出力装置1は、装置全体を制御する制御機構10、第1通信網NW1に接続して通信を行うネットワークインターフェースカード等の第1通信機構11、第2通信網NW2に接続して通信を行うファクシミリモデム等の第2通信機構12、第1通信機構11により受信した画像データを記録するハードディスク等の記録機構13、画像データに基づく画像を形成するコピー用紙等の画像形成媒体を格納する用紙トレイ等の格納機構14、格納機構14に格納された画像形成媒体を搬送する搬送機構15、搬送機構15により搬送された画像形成媒体上に記録機構13から読み取った画像データに基づく画像を形成して出力する画像出力機構16、及び画像を形成されて出力される画像形成媒体に対する綴じ処理等の加工を施す加工機構17を備えている。
さらに画像出力機構1は、ファクシミリ装置又は複写機として機能する場合に原稿の読み取りを行う画像読取機構18、及びマンマシンインターフェースとなる液晶操作パネル等の操作機構19を備えている。
制御機構10は、CPU等の機器制御部101、該機器制御部101により制御される各種機構に関する情報を管理する管理部102、システムエラー等の装置の制御に関する異常を検出する異常検出部103を備えている。
第1通信機構11は、通信を制御する通信制御部111並びに該通信制御部111の制御により発生するデータ及びファームウェアプログラム等の情報を記録する記憶部112を備えており、第1通信網NW1を介して行われる通信に対する通信制御処理及び受信した画像データに対する各種処理等の処理を行う。
第2通信機構12は、画像データの形式を変換し、通信を制御する機能を備えている。
記録機構13は、第1通信機構11を介して受信した画像データ及び画像読取機構18にて読み取られた画像から形成される画像データ等の各種画像データを記録するハードディスク等の機構であり、記録機構13に記録される画像データは必要に応じて暗号化されパスワードが付されることにより、情報の機密性を確保している。
また記録機構13には、画像データだけでなく画像出力装置1の制御に必要な各種プログラムが記録されている。
さらに記録機構13には、各機構にて検出された異常の履歴並びに画像形成媒体及びトナー等の消耗品の残量が記録される。
格納機構14は、コピー用紙等の画像形成媒体をA4版及びB5版等のサイズ毎に格納しており、夫々のサイズの画像形成媒体の残量を検出する画像形成媒体残量検出部141を備えている。
搬送機構15は、画像形成媒体を格納機構14から画像出力機構16へ搬送する搬送路及び搬送モータを有する機構であり、画像形成媒体の搬送中に発生する紙詰まり等の異常を検出する異常検出部151を備えている。
画像出力機構16は、記録機構13から読み取った画像データから画像形成及びファクシミリ送信等の出力形式の画像データを作成し、また作成した出力形式の画像データを一時的に記憶するフラッシュメモリ等の揮発性の記憶部161、該記憶部161に記憶された画像データに基づいて搬送機構15により搬送された画像形成媒体を帯電させてトナーを付着及び定着させることにより画像形成媒体上に画像を形成させる画像形成部162、該画像形成部162により画像が形成された画像形成媒体を装置外へ排出する排出部163、及び画像形成媒体上に定着させるトナーの残量を検出するトナー残量検出部164を備えている。
なお搬送機構15及び画像出力機構16を便宜上、異なる機構として記載しているが、搬送機構15により搬送されている画像形成媒体に対して画像出力機構16により画像を形成するものであり、これらの機構は密接に関連している。
加工機構17は、画像が形成され出力された画像形成媒体に対して、綴じ処理(ステープル処理)、穴開け処理(パンチ処理)及び折り処理等の加工を施す機構であり、加工時の異常を検出する異常検出部171を備えている。
なお本願では、格納機構14に格納されている画像形成媒体を搬送機構15により搬送し、搬送された画像形成媒体に対し、画像出力機構16により画像を形成して出力し、また必要に応じて加工機構17により加工を施す一連の処理を画像出力処理と称する。
画像読取機構18は、読み取るべき原稿の有無を検出する原稿検出部181及び該原稿検出部181により検出された原稿に示された画像を光学的に読み取るCCD(Charge Coupled Device) 等の読取素子を用いた読取部182を備えている。
操作機構19は、操作者の操作を受け付ける釦及びタッチパネル等の入力部191並びに液晶パネル等の表示部192を備えている。
なお入力部191及び表示部192は、操作者の操作を受け付ける透明なタッチパネル等の入力部191及びドットマトリックスタイプの液晶フィルム192を組み合わせた液晶タッチパネルであってもよい。
図2は本発明の実施の形態1における画像出力装置1へ画像データを送信する画像データ通信装置2を示すブロック図である。
画像データ通信装置2は、装置全体を制御するCPU等の制御部21、CD−ROM等の記録媒体に記録されているコンピュータプログラム及びデータ等の各種情報を読み取るCD−ROMドライブ等の補助記憶部22、ハードディスク等の記録部23、記録部23に記録されているプログラムを制御部21により実行する際に一時的に発生する情報を記憶するRAM等の記憶部24、第1通信網NW1に接続するLANアダプタ等の通信部25、マウス及びキーボード等の入力部26、並びにモニタ等の出力部27を備えている。
記録部23に記録されているコンピュータプログラムとは、OS(Operating System)等の基本プログラム、画像及び文書を作成するワードプロセッサソフト等の応用プログラム、画像出力装置1に適した形式の画像データを作成し送信するドライバソフト等の周辺機器制御プログラム等のプログラムである。
なお第1通信網NW1を介して接続される画像出力装置1及び画像データ通信装置2は、TCP/IP等の通信規約に基づき、第1通信網NW1上の位置により夫々の装置を示すIPアドレス等の装置情報に従って通信を行う。
次に本発明の実施の形態1における画像出力装置の処理について説明する。
図3及び図4は本発明の実施の形態1における画像出力装置1及び画像データ通信装置2の処理を示すフローチャートである。
画像データ通信装置2を操作する操作者は、画像出力装置1から画像を出力させる操作を画像データ通信装置2が備える入力部26から入力する。
画像データ通信装置2は、制御部21の制御により、入力部26から画像データを出力させる操作を受け付け(S101)、受け付けた操作に基づき通信部25から第1通信網NW1を介して画像出力装置1へ画像データを送信する(S102)。
ステップS102にて送信される画像データには、機密性の高い保護すべき文書の画像であることを示す属性、出力すべき画像を形成する画像形成媒体の枚数及び部数等の属性を示す属性情報が付与されている。
画像出力装置1では、制御機構10の制御に基づいて、第1通信機構11により第1通信網NW1から画像データを受信し(S103)、受信した画像データを記録機構13にジョブデータとして記録し(S104)、記録した画像データの送信元の装置を示すIPアドレス等の装置情報及び画像データに付与されている属性情報を取得し(S105)、取得した装置情報及び属性情報を予め記録機構13に登録している所定の装置情報及び属性情報と照合することにより、画像出力処理の開始の制限の要否を判定する(S106)。
所定の装置情報とは、上級職者及び役員等の機密性の高い文書を示す画像を扱う可能性が高い操作者が操作する画像データ通信装置2を示す装置情報である。
所定の属性情報とは、例えば所謂「親展出力」の様に機密性の高い保護すべき文書の画像に付与された属性を示す情報である。
ステップS106では、取得した装置情報が所定の装置情報に合致するか、又は取得した装置情報が所定の属性情報に合致する場合、当該画像データは機密性の高い保護すべき文書の画像を示すと判断し、画像出力処理の開始の制限を要すると判定する。
ステップS106において、画像出力処理の開始の制限を要すると判定した場合(S106:YES)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、記録機構13に予め記録されている異常発生の履歴及び消耗品の残量に関する情報を読み取り(S107)、読み取った異常発生の履歴及び消耗品の残量から、画像出力処理の異常発生の予測に要する、予め設定されている予測条件を満足するか否かを判定する(S108)。
ステップS107にて読み取る記録機構13に予め記録されている異常発生の履歴とは、制御機構10が備える異常検出部103が検出したシステムエラー等の装置の制御に関する異常、搬送機構15が備える異常検出部151が検出した画像形成媒体の搬送中に発生する紙詰まり等の異常、並びに加工機構17が備える異常検出部171が検出した画像が形成された画像形成媒体に対して行われる綴じ処理(ステープル処理)、穴開け処理(パンチ処理)及び折り処理等の加工処理に関する異常等の履歴であり、これらの履歴は異常が発生する都度記録機構13に記録される。
そしてステップS108では、記録機構13から読み取った異常発生の履歴から過去の所定期間内に発生している件数が所定件数以上であるというような予測条件を満足するか否かを判定する。
また消耗品に関する異常の予測においては、画像データに付与された属性情報にて示される出力すべき画像を形成する画像形成媒体の枚数及び部数に基づいて予測条件を適宜変更するようにしても良い。
具体的には、単純に消耗品の残量だけから異常の予測を行うのではなく、属性情報にて示される枚数及び部数から出力する枚数を算出し、算出した枚数を消耗品の残量と比較して、出力する枚数が消耗品の残量と同程度又は消耗品の残量以下であるか否かを予測条件として、ステップS108において異常発生の予測に要する予測条件を満足するか否かを判定する。
ステップS108において、予測条件を満足すると判定した場合(S108:YES)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、画像出力処理時に異常が発生する可能性有りと判断して画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理の開始を中止し(S109)、画像出力処理の開始を中止した画像データの無効化の要否の指示を要求する画像データ無効化要否指示要求を、第1通信機構11から第1通信網NW1を介して画像データの送信元の装置である画像データ通信装置2へ送信する(S110)。
ステップS109では、画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理という処理自体を中止してジョブデータとして一時的に記録機構13に記録した画像データを消去することを示しているが、画像出力処理の開始の制限として、ジョブデータの消去は行わずに画像出力処理の開始を保留するだけであっても良い。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、通信部25により第1通信網NW1から画像データ無効化要否指示要求を受信し(S111)、受信した無効化要否指示要求を出力部27から出力する(S112)。
画像データ通信装置2を操作する操作者は、出力された無効化要否指示要求を確認して、画像データの無効化の要否を判断し、判断した結果に基づく指示を入力する。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、入力部26から指示の入力を受け付け(S113)、受け付けた指示を示す指示情報を、通信部25から第1通信網NW1を介して画像出力装置1へ送信する(S114)。
なお操作者は、画像データ通信装置2を用いて指示情報を送信させる操作を入力するのではなく、画像出力装置1が備える操作機構19の入力部191を操作することにより、画像データの無効化の要否を示す指示を直接入力するようにしても良い。
画像出力装置1では、制御機構10の制御に基づいて、第1通信機構11により第1通信網NW1から指示情報を受け付け(S115)、受け付けた指示情報により示される指示が画像データの無効化の要否のいずれを示すかを判定し(S116)、画像データの無効化を要することを示すと判定した場合(S116:YES)、画像データの無効化を開始することを報知する画像データ無効化開始情報を、第1通信機構11から第1通信網NW1を介して画像データ通信装置2へ送信する(S117)。
なお画像データの無効化の要否を示す指示を画像出力装置1に直接入力した場合、画像出力装置1では、操作機構19の入力部191から指示情報を受け付け、画像データの無効化を要する場合に、操作機構19の表示部192に無効化開始情報を表示することにより、操作者に無効化の開始を報知する。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、通信部25により第1通信網NW1から無効化開始情報を受信し(S118)、受信した無効化開始情報を出力部27から出力する(S119)。
操作者は出力部27から出力される無効化開始情報を確認することにより、画像データの無効化処理が開始されることを認識することができる。
また画像出力装置1では、画像データ無効化開始情報を送信した後、制御機構10の制御により、記録機構13にジョブデータとして記録した画像データを無効化し(S120)、画像データの無効化を完了したことを報知する画像データ無効化完了情報を第1通信機構11から第1通信網NW1を介して画像データ通信装置2へ送信して(S121)、処理を終了する。
ハードディスクを用いた記録機構13では、磁気ディスクを1Kバイト等の小さな単位の記録領域に分割し、その使用状況を示す管理データをFAT(File Allocation Table) と呼ばれるテーブルに記録することで各記録領域を管理しており、通常、記録機構13に記録された画像データを消去する場合、FATに記録されている管理データのみが更新された状態となるので、画像データが再現される可能性を有している。
ステップS120による無効化とは、FATに記録されている管理データのみを更新する単なる消去に止まらず、記録機構13にジョブデータとして記録した画像データに対し、乱数により発生させたデータ及び「1」又は「0」が連続するだけのデータ等の無意味なデータを上書きする処理を繰り返し行うことで、画像データを再現することが不可能な状態にすることをいう。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、通信部25により第1通信網NW1から画像データ無効化完了情報を受信し(S122)、受信した画像データ無効化完了情報を出力部27から出力する(S123)。
操作者は出力部27から出力される画像データ無効化完了情報を確認することにより、画像データの無効化処理が完了したことを認識することができる。
なお画像データ無効化開始情報及び画像データ無効化完了情報は、両方とも報知するのではなく、いずれか片方だけを報知するようにしても良く、また両方とも報知しない様にしても良い。
ステップS116において、画像データの無効化が不要であると判定した場合(S116:NO)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、記録機構13にジョブデータとして記録した画像データを消去して(S124)、処理を終了する。
ステップS106において、画像出力処理の開始の制限は不要であると判定した場合(S106:NO)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、ステップS104にてジョブデータとして記録機構13に記録した画像データに基づく画像出力処理を開始する(S125)。
ステップS125にて開始する画像出力処理とは、格納機構14に格納されている画像形成媒体を搬送機構15により搬送し、搬送された画像形成媒体に対し、画像出力機構により画像を形成して出力し、又必要に応じて加工機構17により加工を施す処理である。
ステップS108において、予測条件を満足しないと判定した場合(S108:NO)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、画像出力処理時に異常が発生する可能性は低いと判断して、ステップS125へ進み、ステップS104にてジョブデータとして記録機構13に記録した画像データに基づく画像出力処理を開始する(S125)。
このように本発明の実施の形態1は、画像出力処理を開始する前に画像出力処理時に異常が発生する可能性を予測し、予測した結果に応じて画像出力処理の開始を制限し、しかも外部の装置から受信し記録した画像データを無効化することにより、機密性を高める形態である。
なお画像出力処理の開始制限の要否の判定及び画像データの無効化要否の判定等の処理は、受信した画像データに基づくジョブデータ毎に行われるため、例えば一のジョブデータに対して画像出力処理の無効化の要否を操作者に求めている状況下において、後から受信した他のジョブデータに対する画像出力処理を先に行うことも可能である。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1において、画像出力処理の開始を制限する場合に、画像データを無効化するのではなく、画像データを暗号化する処理を行う形態である。
実施の形態2における画像出力装置1及び画像データ通信装置2の構成は、実施の形態1と同様であるので、図1及び図2を含む実施の形態1を参照するものとし、その説明を省略する。
本発明の実施の形態2における画像出力装置1及び画像データ通信装置2の処理について説明する。
図5及び図6は本発明の実施の形態2における画像出力装置1及び画像データ通信装置2の処理を示すフローチャートである。
画像データ通信装置2を操作する操作者は、画像出力装置1から画像を出力させる操作を画像データ通信装置2が備える入力部26から入力する。
画像データ通信装置2は、制御部21の制御により、入力部26から画像データを出力させる操作を受け付け(S201)、受け付けた操作に基づき通信部25から第1通信網NW1を介して画像出力装置1へ画像データを送信する(S202)。
画像出力装置1では、制御機構10の制御に基づいて、第1通信機構11により第1通信網NW1から画像データを受信し(S203)、受信した画像データを記録機構13にジョブデータとして記録し(S204)、記録した画像データの送信元の装置を示すIPアドレス等の装置情報及び画像データに付与されている属性情報を取得し(S205)、取得した装置情報及び属性情報を予め記録機構13に登録している所定の装置情報及び属性情報と照合することにより、画像出力処理の開始の制限の要否を判定する(S206)。
ステップS206において、画像出力処理の開始の制限を要すると判定した場合(S206:YES)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、記録機構13に予め記録されている異常発生の履歴及び消耗品の残量に関する情報を読み取り(S207)、読み取った異常発生の履歴及び消耗品の残量から、画像出力処理の異常発生の予測に要する、予め設定されている異常発生の予測に要する予測条件を満足するか否かを判定する(S208)。
ステップS208において、予測条件を満足すると判定した場合(S208:YES)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、画像出力処理時に異常が発生する可能性有りと判断して画像出力処理の開始の制限として、画像出力処理の開始を中止し(S209)、画像出力処理の開始を中止した画像データの暗号化の要否の指示を要求する画像データ暗号化要否指示要求を、第1通信機構11から第1通信網NW1を介して画像データの送信元の装置である画像データ通信装置2へ送信する(S210)。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、通信部25により第1通信網NW1から画像データ暗号化要否指示要求を受信し(S211)、受信した暗号化要否指示要求を出力部27から出力する(S212)。
画像データ通信装置2を操作する操作者は、出力された暗号化要否指示要求を確認して、画像データの暗号化の要否を判断し、判断した結果に基づく指示を入力する。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、入力部26から指示の入力を受け付け(S213)、受け付けた指示を示す指示情報を、通信部25から第1通信網NW1を介して画像出力装置1へ送信する(S214)。
なお操作者は、画像データ通信装置2を用いて指示情報を送信させる操作を入力するのではなく、画像出力装置1が備える操作機構19の入力部191を操作することにより、画像データの暗号化の要否を示す指示を直接入力するようにしても良い。
画像出力装置1では、制御機構10の制御に基づいて、第1通信機構11により第1通信網NW1から指示情報を受け付け(S215)、受け付けた受信した指示情報により示される指示が画像データの暗号化の要否のいずれを示すかを判定し(S216)、画像データの暗号化を要することを示すと判定した場合(S216:YES)、画像データの暗号化を開始することを報知する画像データ暗号化開始情報を、第1通信機構11から第1通信網NW1を介して画像データ通信装置2へ送信する(S217)。
なお画像データの暗号化の要否を示す指示を画像出力装置1に直接入力した場合、画像出力装置1では、操作機構19の入力部191から指示情報を受け付け、画像データの暗号化を要する場合に、操作機構19の表示部192に暗号化開始情報を表示することにより、操作者に暗号化の開始を報知する。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、通信部25により第1通信網NW1から暗号化開始情報を受信し(S218)、受信した暗号化開始情報を出力部27から出力する(S219)。
操作者は出力部27から出力される暗号化開始情報を確認することにより、画像データの暗号化処理が開始されることを認識することができる。
また画像出力装置1では、画像データ暗号化開始情報を送信した後、制御機構10の制御により、記録機構13にジョブデータとして記録した画像データを暗号化し(S220)、画像データの暗号化を完了したことを報知する画像データ暗号化完了情報を第1通信機構11から第1通信網NW1を介して画像データ通信装置2へ送信して(S221)、処理を終了する。
ステップS220における画像データの暗号化とは、例えば128ビットの符号列からなる暗号鍵を用いて画像データを変換する処理であり、暗号化された画像データは、暗号鍵に対応する復号鍵を用いて変換することにより、元の画像データを復元することができる。
暗号化した画像データは、記録機構13に記録されていたとしたも、外部からのアクセス等の方法により漏洩した場合であっても、本来の画像データに復号化しない限り情報そのものが漏洩することはない。
記録機構13に記録された画像データを消去又は無効化するのではなく、暗号化することにより、異常を回避する処理、例えば消耗品の補充等の作業を行った後、暗号化した画像データを復号化して画像出力処理を開始させることが可能となる。
なお復号鍵を用いて変換する処理の開始には、パスワード等の認証情報の入力を必須要件とすることにより、画像データを送信させた操作者以外の第3者が、暗号化された画像データを復号化することを防止することが可能である。
画像データ通信装置2では、制御部21の制御により、通信部25により第1通信網NW1から暗号化完了情報を受信し(S222)、受信した画像データ暗号化完了情報を出力部27から出力する(S223)。
操作者は出力部27から出力される画像データ暗号化完了情報を確認することにより、画像データの暗号化処理が完了したことを認識することができる。
なお画像データ暗号化開始情報及び画像データ暗号化完了情報は、両方とも報知するのではなく、いずれか片方だけを報知するようにしても良く、また両方とも報知しない様にしても良い。
ステップS216において、画像データの無効化が不要であると判定した場合(S216:NO)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、記録機構13にジョブデータとして記録した画像データを消去して(S224)、処理を終了する。
ステップS206において、画像出力処理の開始の制限は不要であると判定した場合(S206:NO)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、ステップS204にてジョブデータとして記録機構13に記録した画像データに基づく画像出力処理を開始する(S225)。
ステップS208において、予測条件を満足しないと判定した場合(S208:NO)、画像出力装置1では、制御機構10の制御により、画像出力処理時に異常が発生する可能性は低いと判断して、ステップS225へ進み、ステップS204にてジョブデータとして記録機構13に記録した画像データに基づく画像出力処理を開始する(S225)。
このように本発明の実施の形態2は、画像出力処理を開始する前に画像出力処理時に異常が発生する可能性を予測し、予測した結果に応じて画像出力処理の開始を制限し、しかも外部の装置から受信し記録した画像データを暗号化することにより、機密性を高める形態である。
前記発明を実施するための形態では、画像出力処理として、画像出力装置により画像形成媒体上に画像を形成して出力する処理を行う形態を示したが、本発明はこれに限らず、画像を出力する様々な処理に適用することが可能であり、例えば画像出力処理として画像データをファクシミリデータとして送信する形態でも良く、また複写機能として画像読取機構により原稿を読み取って形成した画像データを画像形成媒体上に画像として形成して出力する形態でも良い。
本発明の実施の形態1における画像出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における画像出力装置へ画像データを送信する画像データ通信装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における画像出力装置及び画像データ通信装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における画像出力装置及び画像データ通信装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における画像出力装置及び画像データ通信装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における画像出力装置及び画像データ通信装置の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像出力装置
10 制御機構
103 異常検出部
11 第1通信機構
12 第2通信機構
13 記録機構
14 格納機構
141 画像形成媒体残量検出部
15 搬送機構
151 異常検出部
16 画像出力機構
164 トナー残量検出部
17 加工機構
171 異常検出部
18 画像読取機構
19 操作機構
2 画像データ通信装置
21 制御部
22 補助記憶部
23 記録部
24 記憶部
25 通信部
26 入力部
27 出力部

Claims (10)

  1. 画像データに基づいて画像を出力する画像出力処理を行う画像出力装置において、
    画像データに基づく画像出力処理を開始する前に、
    画像出力処理の異常発生の予測に要する予測条件を満足するか否かを判定する手段と、
    予測条件を満足すると判定した場合に、画像出力処理の開始を制限する手段と
    を備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記画像データは、外部の装置から受信した画像データであることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記画像出力処理の開始を制限する手段は、前記画像出力処理を中止すべくなしてあり、
    画像出力処理の開始を制限した画像データを無効化する手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像出力装置。
  4. 前記画像出力処理の開始を制限する手段は、画像出力処理を中止すべくなしてあり、
    画像出力処理の開始を制限した画像データの無効化の要否を示す指示を要求する手段と、
    該要求に対して無効化を要することを示す指示を受け付けたときに、画像データを無効化する手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像出力装置。
  5. 画像データの無効化の開始及び/又は無効化の完了を報知する手段を更に備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像出力装置。
  6. 前記画像出力処理の開始を制限する手段は、画像出力処理を中止すべくなしてあり、
    画像出力処理の開始を制限された画像データを暗号化する手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像出力装置。
  7. 前記画像出力処理の開始を制限する手段は、画像出力処理を中止すべくなしてあり、
    画像出力処理の開始を制限した画像データの暗号化の要否を示す指示を要求する手段と、
    該要求に対して暗号化を要することを示す指示を受け付けたときに、画像データを暗号化する手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像出力装置。
  8. 画像データの暗号化の開始及び/又は暗号化の完了を報知する手段を更に備えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像出力装置。
  9. 前記画像データに対して、予測条件を満足するか否かの判定の要否を判定する手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかひとつに記載の画像出力装置。
  10. 前記予測条件は、予め記録してある発生した異常の履歴及び/又は画像出力処理に要する消耗品の残量に基づく条件であることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかひとつに記載の画像出力装置。
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